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2025-03-03 19:24

#92/良いデザイナーはライティングにこだわれる人

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今回は「良いデザイナーはライティングにこだわれる人」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とサービスデザイナーの神田が話す回です。

良いUIデザイナーの条件とは?一見、デザイナーの役割からはみ出てそうな「ライティング」が重要だと思う理由とは?ぜひお聴きください。


番組のキーワード

デザイン,UIデザイナー,ライティング,UXライティング

サマリー

今回のエピソードでは、良いデザイナーがライティングにこだわる理由を探求しています。特に、UI/UXデザインや顧客の立場を考慮することの重要性が強調されており、良いライティングがデザインの品質に与える影響について議論されています。良いデザイナーは時代や環境に応じて目的を定め、効果的なデザインを行う能力が求められます。また、普遍的に価値のある作品を生み出すことも重要であり、時代に合わせることだけが全てではないことが論じられています。

ライティングの重要性
スピーカー 1
デザインの味付け。
はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、先週に引き続きまして、神田さんです。
神田さん、よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
先週に引き続きと言いましたが、
服装、角度、全く同じような気がします。
確かに動画になるとここら辺もわかってしまうんですね。
とうとうバレてしまいました。
が、別にバレてもいいですね。
今週もビデオポッドキャスティングとして、撮影というか収録をしていきたいなと思いますので、
動画の方もよろしければご覧ください。
はい、ということで今日のテーマは、神田さん、何でしょうか。
今日のテーマは、「良いデザイナーはライティングにこだわれる人」というテーマです。
もうタイトルだけで同意ですけどね。
なんですか。
いいテーマですね。
ちなみになぜこのテーマをお持ちになったんですか。
スピーカー 2
そうですね。
昔、若手の時というか、昔はですね、結構著名なデザイナーさんが言ってらっしゃったのは、
デザインの爪が甘いっていう時に、デザインに対して爪が甘いねって言うじゃないですか。
それはつまり文字爪が甘いってことなんだよっていうことを言われてたんですよ。
スピーカー 1
めっちゃいいことをおっしゃるじゃないですか。
スピーカー 2
そうですよね。これ結構頭に残ってて。
なんか爪が甘いデザインやなっていうのは、つまりこれは文字爪が甘いっていうことを、
そのデザイナーさんはすごく言ってましたと。
昔はフォトショーとかイラレとかで、
ウェブサイトのデザインとかもフォトショー、イラレで作るのが普通で、
その文字とかもですね、画像で切り抜いて、それでコーディングして公開するっていうような感じだったんで、
今と違って文字爪とかっていうのも意味があったというか、
その画像がペタッて貼られるんで、文字爪はちゃんとされてるかされてないかみたいなところも、
このデザインの品質に結構影響してたと思うんですけども、
最近はそれで文字のライティングの部分も、画像で貼り付けるっていうことはほとんどなくなっていると思うんで、
文字爪の機械っていうのは減ってると思うんですね。
UIデザイナーとかそういうここら辺では特に、グラフィックデザイナーとかもちろん今でもガンガンやってらっしゃると思うんですけども、
UIデザイナーとかで言うと、そこら辺のやる必要性とか機械っていうのは減ってると思います。
そういう時代というかそういう環境になったんで、今で言うとデザインをちゃんと詰められる人っていうのは、
どんなデザイナーなんかなっていうのをちょっと考えてみまして、
ちょっと一旦自分の意見で言うと、ライティングにこだわれる人っていうのがいいデザイナーって言えるんじゃないかと思いました。
UI/UXデザインと顧客視点
スピーカー 1
賛成ですね。
本当ですか。嬉しい。
いやいやもうその通りだと思います。もちろんそれ以外にもいろいろあると思いますけど、
プロフェッショナルの流儀みたいなのがあるんですよね。
プロフェッショナルとはみんな答えが違うみたいな。
スピーカー 2
あー確かに確かに。
いい意味が出たかもしれない。
油断してましたね。ティッシュでやってたんですけどこれ動画でしたね。
確かに普段我々気にせずバンバン喋ってたっていうのが出ましたね。
スピーカー 1
これ良くないかもしれないですね。
スピーカー 2
動画で残るのを完全に忘れてました。
そこのシーンだけの画像としてずっと固定しておきましょうか。
スピーカー 1
なんでそれ固定するんですか。
もしくは動いてたけどこのシーンで固定になるエフェクトじゃないですか。
それで必ずずっと。
いいデザイナーっていうのはライティングにこだわれる人が
いいデザイナーなんじゃないかなということですよね。
そう考えた理由みたいなの、他にもいくつかありそうなので
その辺をお伺いしてもいいですか。
スピーカー 2
はい。まず一つ目は、味気の業界としてはUI、UXデザインっていうところなんで。
UI、UXデザイナーっていうと一連の体験、サービスを作ったりアプリを作って
ユーザーの方に体験してもらうっていうところで言うと
画面遷移を伴う文字での誘導っていうのは絶対に必須になってくるっていうのがあるからです。
画面をぽんぽん遷移していって目的を達成したりとか
体験してもらうっていうところで言うと、遷移するために誘導していくっていうのが必須、必要なんだけども
その時にはボタンの文言とかっていうところの品質が
一連の体験に与える影響っていうのは大きいと思います。
なんで文字での誘導っていうところでライティングの重要性っていうのは結構上がってるんじゃないかな。
スピーカー 1
確かに、本当だね。
UIデザインとかデジタルプロダクトになってくると基本的には画面を誘導するとか
もしくは何か行動を起こしてもらうっていうことが非常に大事なデザインになってくるので
その文字で意味がわからないとかなるとなかなかユーザーの方はアクションをしてくれないですもんね。
スピーカー 2
そうですね。本当にもう一文字レベルで工夫とかこだわりみたいなのが結構影響されるんじゃないかなって思ったりします。
スピーカー 1
なるほど。それが一つ目の理由ってことですかね。
スピーカー 2
そうですね。はい。
スピーカー 1
他に何か理由はあるんですか。
スピーカー 2
二つ目で言うと、ユーザーの立場、顧客の立場から考えているかどうかっていうところが文言に現れるからっていうのが二つ目の理由です。
スピーカー 1
どういうことですか。
スピーカー 2
UIデザイン、UXデザインっていうとユーザーの立場からサービスを設計するっていうのがあると思うんですけども
ちゃんと顧客目線で考えて作ってるかっていうのが業界のクリエイターの売りの一つというか特徴の一つになってると思うんですけども
ちゃんとその目線で本当に作ってるかどうかっていうのはライティングにかなり現れると思っています。
なので一見ユーザーのことを考えてその立場から設計してるって言ってもよくわかんないような表現だったりとか
意外と気づいたら事業側からのライティングになっていて受け手側からしたらちょっとわかりにくいような表現になってるとかっていうのも全然あると思うんで
スピーカー 1
そういうところでライティングへのこだわりっていうところが出せるっていうのがすごい大事なんじゃないかな。
なんかいわゆるUXライティングとかって言われる分野と近いですし
それをUXライティングで表現するのかそれとも普通のライターとして表現するのかあれですけど
BtoB向けの例えばプロダクトとかだと本当にライティングわかりづらいところ多いもんね文字何言ってるかとか
スピーカー 2
そうなんですよね。わかりづらいんで何でもデザイナーの腕の見せどころというか
スピーカー 1
やっぱりそこを変えるだけで全然品質も変わってくるっていうのがあると思うんで
そういう目線を持ってちゃんと描ける人っていうのはすごいなって。
クリエイターの共通点
スピーカー 1
これが今の2つ目ですかね。
スピーカー 2
そうですね。
3つ目とかあるんですか。
3つ目はですね、自分もいろんな人に出会ってきて憧れてるクリエイターの人っていうのはもうライティングのレベルっていうのはもう漏れなく高い。
そこを変質があんまり良くない人っていうのは出会ったことがないんで、いいデザイナーの共通点っていうのはもうライティングに現れてるんじゃないかなと思ってます。
スピーカー 1
昔のあれだよね、コピーライターとグラフィックデザイナーの組み合わせの広告賞みたいなのをよく見ると
意外とコピーライターが考えた文章を最終グラフィックデザイナーの方が編集して良くなって受賞したみたいなケースもよく聞くもんね。
そうですね。来ますし、やっぱりデザイナーの方が意図して依頼してこのライターの人に仕上げてもらうみたいなのもあったと思います。
スピーカー 2
両方あると思うんですけども、ライティング能力が高い。本当に共通して高いなと思います。
やっぱりライティングへのこだわりすごいんだなっていうのは、結構いろんな人の顔を見て今までも感じてきたことではあります。
スピーカー 1
そうですね。昔、水野マナブさんの本を読んだときに企画書のサンプルが書かれてたんです。
お客様へ提案する提案書のサンプルをポンポンと載せてる書籍があったんですけども、
非常にクリエイターが作るっぽい提案書だと思ってはいたんですけども、
やっぱり形式的には1枚に対して、当然1メッセージなんですけども、コピーが1行みたいな。
それをポンポンポンって呼んで、コアとなるデザインの提案だったので、ビジュアルのデザインというかポンとあったらそれがバシッと載ってたみたいな形だったんですけど、
すごいわかりやすい言葉になってましたね。
スピーカー 2
そうですよね。資料とかでも相手の人にいかに伝わる表現するかとか、すごいですよね。
スピーカー 1
そうです。構成の流れはめちゃくちゃ考えて、そぎ落としてそぎ落としてこの順番でこれぐらい短くすると、
相手の方にもわかりやすく伝わるだろうみたいな提案書だと思うんですけど、
それがやっぱり言葉にこだわってるなとか、その順番構成にこだわってるなっていうのがすごく肝心で、
これだったら絶対お客様もそうしたいっていうふうな内容になるだろうなと思って読んでましたね。
憧れますね。素晴らしい仕事をされてると思います。
なるほど。
神田さんはいいデザイナーっていうのはライティングにこだわれる方ということですね。
スピーカー 2
そうですね。
なんかお目持ちさんはありますか?良いデザイナー、こんな人。
やべえ。
スピーカー 1
これやっぱり島田信介さんの、島田信介さんの人物表自体が賛否両論あると思うんですけど、
良いデザイナーの条件
スピーカー 1
その方がNSCの講師にやって、若手芸人に伝えるみたいなときのやつを読んだとか、
結構印象にやっぱ残ってるのがあって、今からそれのパクリですよって話になるんですけど、
時代に合わせて自分の目的を達成できるデザイナーがすごい良いデザイナーだなと思います。
ポイントは時代にちゃんと合わせられるのかっていうのが島田信介さんの講座としてのエッセンスだったんですけども、
今日の話でもUIデザイナーの話っていうのと文字詰めのデザインじゃなくてUIデザインの話になるので、
時代だけじゃなくて当然どの場所でデザインをしているのかっていう掛け合わせもあると思うんですけど、
我々の時代って文字詰めよりも、例えばレスポンシブで縮んだときでもちゃんと読めるようになるのかとか、
スマホに移ったときにもちゃんと表現が分かりやすいのかとかですね、
詰めるというよりも、どのデバイスでも過読性を担保できるのかとか、
それを踏まえて次のアクションに移れるのかみたいなことを考えなきゃいけないわけじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なので、まずはその時代に合わせて、今回のプロジェクトの目的とか目標を定めて決めて達成できるデザイナーっていうのは良いデザイナーなんじゃないかなと思いましたね。
スピーカー 2
いや、それはむちゃくちゃレベル差ですよね。すごいと思いますよ。
スピーカー 1
すごいと思うし、自分もできないからあれだけどすごいと思うし、
良いデザイナーの条件って、自分の今の業界にいる目線から見るとすごいなと思うし。
最近、キャッツノートさんっていう方から英単語アプリ出されたんですけど、ご存知ですか?
うん。もともとZENとか作ってて、ZENを譲って静かなインターネットとか作った方じゃないかなと思うんですけど、詳細は私存じ上げないんですけど、
その方がおそらく英単語学習アプリみたいなのを出して、めっちゃよくできてるっぽいんです。
IOSじゃないので試せてないんですけど、すみません。記事に見ただけなんですけど。
やっぱりその方らしいデザインされてるなと思って見てたんですけど、
作りたいものの目的も当然理解されてるし、AIをうまく活用して、
学習効率をどう上げるのかとか、いっぱい情報出しすぎたら分からにくいからこういうUIで出そうみたいなことができる一種の天才の方だと思う。
そういえば時代に合わせてちゃんと目的とか目標を定めてできるめちゃくちゃ優秀なデザイナーさんだなと思って見てましたね。
普遍的な作品の価値
スピーカー 2
いやーそうですね。時代に合わせて目的を設定できる。すごいですね。
スピーカー 1
そんな人どこにおんねんって話もありますけどね。
スピーカー 2
本当にみんなに響くデザインというかサービスを作ってる人って、やっぱその時代とかいろんな周りの環境があると思うんですけども、
そういうのを全部見た上でズドンって真ん中指すみたいなのっていうのが本当にすごいですよね。
スピーカー 1
すごい。いつまでできてるわけじゃないですけど、いつまでついていけるのかなみたいな感じにもなるしね。
でもなんかちょっといいデザイナーとまた分かりますけど、最近netflixでプルートを見たんですよ。
スピーカー 2
あープルート。あれアニメですか?
スピーカー 1
アニメですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
手塚治虫さんの鉄馬トムが原作で、その一部のストーリーをピックアップして裏サブになった。
スピーカー 2
デザインの味付けかな。
スピーカー 1
何が言いたいかって、それ時代を越えてめちゃくちゃいい作品だなみたいな。
スピーカー 2
なるほど。逆みたいな話ですね。
逆の話ですね。時代に合わせてじゃなくて。
あーもう普遍的に面白いってことですか。
普遍的にやっぱすげえなみたいな。裏沢直樹さんの魔法が入って掛け算になってると思うんですけど、
スピーカー 1
前提のテーマは手塚治虫さんのものなんで、時代関係ないなみたいな。
もう一個レベル高いってことなんですかね。
どっちがレベル高いかちょっとわかんないですけど、
時代に合わせるだけがもちろん全てじゃないケースもあるよっていう、ひよった意見です。自分の意見です。
スピーカー 2
いやいやいや、確かにそう言われると、そういうデザイナーさんもいっぱいいらっしゃいますもんね。
スピーカー 1
そうですね、やっぱ東京オリンピックのポスターとか、
前のですね、1964年のやつですけど、
あれのスタートのやつとか、すごいじゃないですか。
あれとかあんまり時代感じないという。
高島屋とかもやっぱすごいよね、日本橋とか行ったら。
おっしゃる通りですね、素晴らしい。
そういう素晴らしい仕事の一端に加われたらなとか思いながらやってますけどね。
はいはい、ということで、今日のテーマはですね、
良いデザイナーの条件は?ということで、
基本神田さんの話を聞きながら、私の変な話もちょっと添えてお届けしました。
ということで、終わりましょう。
はい、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
編集後期、お疲れ様でした。
前回に引き続き、いつ撮ってんねんというのがバレやすい構成になってまいります。
いないと思う?
そうですね。
YouTubeで流し引くのが最近ポッドキャストが増えてるとは聞いたので、
それも踏まえて一回YouTubeに上げて。
YouTubeもあんまり僕も仕組みわかってないんですけど、
今ポッドキャストってSpotifyに配信してるんですけど、そっからRSSが出るじゃないですか。
それをYouTubeでも拾えるようになって、
YouTubeのチャンネル作って、そのRSSから所有者だったらコンテンツを配信、生成できますよ、自動で。
自分結構YouTubeで流劇とかしてるんで、ラジオ聞くときもあればYouTubeで聞くときもあるんで、
YouTubeの方が操作性便利なんですよね。10秒刺さんみたいな。
とか2倍速とかも便利だな。
そういう時代に合わせるじゃないけど。
どういう技術でどういう配信したら。
自分たちのコンテンツがそもそも面白い必要があるとは思うんですけど、
そこらへんはちょっとあまり一旦意識せず続けられるっていうのをやってますけど、
勉強しながらやっていきたいなと思いましたね。
ということで、きょうも聞いていただきましてありがとうございました。
19:24

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