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2020-12-07 05:45

グラフィックツールで共有すればWebページの代わりになる(第366回)

MiroやFigmaなどのグラフィックツールで作ったものを共有リンクで公開すれば、Webページの代わりにもなるよねという話です。

=== 目次 ===
ノートアプリの共有リンクで情報発信するメリット
グラフィックツールの共有リンクでWebページの代わりに
オンラインにベントの出展ブースをmiroで作った人がいた
MiroでのノーコードでのWebページ作成
Flash風でありPDFっぽくもある
Miroで作るのに向いたWebページとは

■miroでオンラインイベント用出展ブースを作った話|篠原 愛美|note https://note.com/shinopara/n/n3e1e67a85631

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ちょっと前のアシカガキャストで、ブログの仕組みを使うのではなく、ノートツール、ドロップボックスペーパーとかノーションとかの文書共有の機能を使って、公開リンクを作って、ブラウザー上で誰でも見られるようにして、情報発信していくというのはどうだろうという話をしました。
第361回ですね。 その時に、なぜその方法がいいのかを情報発信という観点でしか話していなくて、機能面でのメリットをちゃんと話せてなかったと思います。
ブログに用意されているエディターよりもノートツールの方が機能的に上で使いやすいと思いますし、画像を挿入したり、
ドラッグ&ドロップでできたりもしますし、リンクを貼ったり、YouTubeを埋め込んだり、ツイッターの投稿を埋め込んだりとかも非常に簡単にできますし、画像を複数取り込んだ時に横にいくつ並べるかとか調整したりとかできたりしますし、ノーションの場合は二段組とかレイアウトかなり複雑なこともできたりします。
そしてその自分が見ている、レイアウトしている、そのまんまの見た目で公開できるというところがポイントですね。ノートツールなので原稿を書くところから画像を追加したり、見た目を整えて公開するまでを一つのツールで完結できると。
しかもレイアウトするとか埋め込みを行うとかにもHTML的なことを全く意識しなくていいと、コードを意識しないで作業ができると、最近の流行りの言葉で言えばノーコードで作れるということですね。
そしてその発展形というか同じコンセプトでグラフィックツールを使って作ったデザイン、レイアウトを公開リンクで共有してウェブサイトのように見てもらうという方法があることに気づかされました。
オンラインホワイトボードツールのMiroとかウェブ系のグラフィックツールのFigmaなどには作ったアートワークを誰でも見られるように公開リンクを作ることができるので、そこにリンクを貼ればウェブページのように見てもらえるということですね。
サイボーズの人がオンラインイベント用の出展ブースをMiroで作ったという話をノートで読みました。検索する場合はMiroでオンラインイベント用出展ブースを作った話でやってみてください。MiroはMiroです。
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デザインシップというイベントにスポンサーとして協賛して、そこのスポンサーとしてバナーが載っているところからの受け口のページを作るにあたって、ウェブページとして構築しているコストも時間もなかったので、Miroで作って公開すれば作るのもサクッと簡単に作れるし、楽しく見てもらえるものに仕上がります。
Miroでは図形を作ったりするだけではなくテキストも入れられますし、図形やテキストから他のウェブページにリンクを貼ることもできます。YouTube動画を埋め込んでそこで再生させることもできます。
サイボーズの人が作っていたのは、キャンプ場をイメージしたビジュアルで、空間的な広がりがあって、まさに屋外のイベント会場のようなデザインでした。そういう空間をうまく生かしたもので、全体像を見た後、部分的に拡大して細かく見るような、そういう見方をするものに向いています。
パッと見て、ある意味Flashっぽいなと思いました。このデザインをHTMLとCSSでどうやって実現するのかとか、意識しないで自由にデザインできますからね。
Flashのような複雑なインタラクション性、ここを押したらこっちが変化するとか、そういうことはできないので、まあどちらかというとPDFを貼り付けているのと似てると言えば似てるんですが、PDFとはちょっと違うユーザー体験、操作感が新鮮に受け止められるんじゃないかなと思います。
イベントサイトとかで実際のイベントの会場の見取図的な感じで俯瞰で見れて、各ブースを拡大してみると詳細がわかるとか、空間があって何かのメタファーになっているようなものにMiroで作るサイトは向いていると思います。そういうものを作るときの選択肢の一つとして覚えておくといいかなと思いました。
今回は以上です。
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