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アシカガキャスト
今さらながらネットリファイを使ってみました。
今さらどころか聞いたことがないという人も多いと思うのですが、
ネット関連の仕事をしている人にとってみれば、
ネットリファイを初めて使いましたというのは、
今さらながらということになってしまうと思います。
ウェブサイトを作る仕事をしていて、
作ったページをクライアントに見てもらうときに、
とりあえずどっかのサーバーに入れて見てもらうというケースがあるんですね。
そういうときに、最近はAmazonのS3に入れて見てもらっていたんですが、
今回、新たな試みとしてネットリファイを使ってみました。
ネットリファイは、ざっくり言うと、
簡単・高速にウェブページなどをホスティングできるサービスです。
無料で使うことができて、
特に今回みたいな、とりあえずクライアントの人に見てもらうだけというケースだと、
無料で全く問題なく使えます。
ネットリファイを使うには、まずアカウントを作る必要があるんですが、
私はGitHubのアカウントを持っていたので、
それで連携してすぐログインできるようになりました。
そして、あとは作ったウェブサイトを、
フォルダごとブラウザ上のネットリファイのページに
ドラッグ&ドロップするだけなんですね。
普通サーバーにデータをアップロードするのに、
FTPソフトを使うんですが、そういうのは必要ないです。
中のファイルを更新したので、
アップデートしたいという場合も、
大元の全体が入っているフォルダごとドラッグ&ドロップです。
多分なんですが、ファイルを見て更新されている分だけを
新たにアップロードしているんだと思います。
とにかくこのアップロードの速度がすごく早いんですね。
そして、FTPソフトなどを使わずに、
ネットリファイにログインして、
フォルダごとファイルをドラッグ&ドロップするだけなので、
すごくお手軽に作業をすることができますし、
一瞬でアップロードされるのでストレスがないです。
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アップロードしたウェブページの表示自体は、
それほど早くないなと感じたんですが、
テストということもあって、
重たい画像を使っていることもあるんですが、
ネットで見かけた情報だと、
日本からのアクセスはそれほど早くないらしいです。
ウェブサイトを自分のパソコン上で作って、
自分はパソコン上のファイルをブラウザで開いて、
表示の確認はできるんですが、
最近のサイトの作り方だと、
サーバー上に置かないとできない機能もあったりしますし、
クライアントにファイルをまとめて送って、
見てもらうというのも手間なので、
何かしらサーバーにアップして見てもらいたいんですね。
そういう時に、昔は自分が借りているレンタルサーバーに入れたり、
あと一時期、ドロップボックスを使ったり、
Googleドライブを使ったりしたこともあったと思います。
ドロップボックスやGoogleドライブにHTMLとかのファイルを入れて、
ウェブページとして表示するやり方が、
どちらも多分一時期はできたんですけど、
できなくなったように記憶しています。
そして最近はAmazon S3を使っていたんですが、
意外と設定とかが面倒なんですね、S3は。
せっかくだったら新しいフォルダを作って、
そこで見せようと思うんですが、
そうすると、ウェブページとして表示するための設定と、
どのページをトップページにするか。
URLの最後にファイルを指定しなかった時に、
index.htmlというファイルが表示されるとか、
そういう設定も自分でしないといけないんですね。
S3にファイルをアップロードするのは、
ブラウザ上からやるか、対応しているアプリケーションから行います。
私はMacのTransmitというアプリケーションで、
S3にファイルをアップロードしていました。
していましたと過去形で言ったのは、
Transmit上のS3の設定ファイルを消してしまったんですね。
なくなってしまったんですね。
で、再度設定しようと思ったんですが、
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S3の設定はFTPと違ってちょっとややこしいので、
面倒なのでまだしていません。
まあそれがきっかけで、
Netlifyを使ってみようということになったんですね。
東京都の新型コロナウイルス対策サイトを公開しているのもNetlifyです。
ソースコードがGitHubで公開されているということが話題になりましたが、
そこから多分GitHubと連携して公開しているんだと思うんですが、
Netlifyで公開されているとのことです。
従来のホスティングサーバーとはちょっと違ったカテゴリーのもののようで、
私もうまく説明できないんですが、
ざっくり言ってしまえば次世代のホスティングと言えるのかなと思います。
ただサーバー上で何か動かす動的なサイト。
ユーザーからのリクエストがあってページを生成するワードプレスのようなものを動かすことはできないんですね。
データの転送量によってお金がかかってくるという仕組みなんですが、
一月に100GBまでは無料で使えます。
そしてカスタムドメイン、自分の独自ドメインを設定するのも無料だし、
SSLの対応も無料ということです。
なので私は今回は人に見てもらうためのテスト用に使うという話をしていますが、
実際に自分のサイトを公開する場としても魅力的ですよね。
お問い合わせフォーム的なものを作った時にそれを受け取る機能もあって、
それは月に100通までは無料で使えるということになっているそうです。
そしてネットリファイの本当に便利な使い方というのは、
GitHubなどと連携して使うということなんですね。
GitHubはファイルの管理、ソースコードの管理ができるサービスで、
複数人での共同作業ができますし、バージョン管理とかができるんですね。
そしてそのGitHubからこのコードを、このファイルをと言ってもいいと思うんですが、
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GitHubが公開するよとすれば、ネットリファイでそのページが、
ウェブページが公開されるという仕組みを作ることができるんですね。
ネットリファイでは動的なページ生成はできないと言いましたが、
最近はJamstackと呼ばれる仕組みで、JamstackのJAMはJavaScript APIマークアップなんですが、
マークアップで書いた文章をJavaScriptでAPIを叩いて配信するということで、
CMSの仕組みを使って、ネットリファイでブログ的なものを公開するということもできるようになっていますし、
ネットリファイCMSという、ネットリファイが提供するCMSもあります。
なので、CMSを使ったブログ的なものをネットリファイで無料で公開するということもできて、
ちょっと次世代感があると思います。
また、公開する作業がすごく楽なので、自分の手元でHTMLを作って、それをネットリファイで公開するという、
昔ながらのホームページの作り方みたいなものを改めてやってみるのも面白いかなとちょっと思い始めています。
あと、画像置き場として使うのも便利でしょうね、きっと。
今回は以上です。