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2022-03-01 12:42

結局Miroを使った冊子の確認作業はうまくいったのか(第508回)

50ページくらいの冊子のレビュー/確認作業をMiro上でチームで行ってみての感想です。デジタルリテラシー低めの10人くらいで、細かい文章の校正ではなく写真のチェックなどを行ってもらいました。

=== 目次 ===
冊子の内容確認をMiro上でチームで行う
Miroを選んだ理由
使ってみてどうだったか
使ってみての課題など
手応えを感じたし自分の確認用にも活躍
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アシクルゲスト 50ページくらいの冊子の印刷物を作るときのレビュー作業
確認作業を Miroを使ってチームで行うことにチャレンジしました
娘が幼稚園の時に卒業アルバムのデザイン、レイアウト、DTP的な作業をボランティアで受け負ったことがあるんですが
今回話すのもそれと似た感じの案件といえば詳細をぼかしつつニュアンスは伝わると思います
なのでプロ集団ではないので プロが雑誌とか本を作るにあたっての構成作業というようなシビアなものではなく
関係しているメンバーがともかく内容をチェックできる ある程度の合議性の中で進めていくにあたって
内容を確認してないという人が出てこないようにとか気になることがあったり間違いを見つけたら指摘できるように
今紙面のレイアウト、デザインがどうなっているかを確認するための場所としてMiroを利用したんですね
やり取りに関しては主にLINEグループ上でやっていました
Miroの説明をしておくとMiroはオンラインホワイトボードというジャンルのツールになると思います
webブラウザ上でアクセスできてスマホのアプリもあります
特徴というかポイントとなってくるのはリアルタイム性と同時に複数人が操作できるという点だと思います
なのでZoomなどのビデオ会議と一緒に使うと
みんなでオンラインホワイトボードのMiro上に付箋に文字を書いてペタペタ貼っていってアイデア出しをするとか
webページとかアプリなどのユーザーインターフェースをこんな感じにしようかなと
Miroで図形ツールで形を書いたりとかできるのでまあラフな感じになるとは思いますが
Miro上で図形を作って配置してああでもないこうでもないと配置を変えたりする様子をみんながリアルタイムで見られますし
じゃあ今度ちょっと私が配置してみますと誰でも操作もできるわけですね
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ただ今回の冊子のレイアウト確認ではそこのリアルタイム性の部分はそこまで活用はしていません
それでもMiroを使ってみようと思った理由の一つとしてはキャンバスの広さ
ホワイトボードとして使えるエリアに大きさの制限が基本的にはなくて
50ページ分の冊子の見開き状態のものをダーッと並べていったものを縮小して全体像を俯瞰する
眺めることもできますし拡大していって見たいページの見開き2ページを大きくして見るということができて
そこの操作感も快適で眺めやすいと思ったんですね
雑誌の編集部で見開きごとにページをプリントアウトしたものをホワイトボードに磁石で貼っていって眺めてるという様子を
ドラマとかドキュメンタリーで見たことあるんですがそれと同じようなことをデジタルでできるのがMiroだなと思ったんですね
構成するための構成ツールのようなものはいくつかあるんですが
基本有料ということと構成することに特化しているのでさっき言ったような全部のページを俯瞰して眺めつつ
特定のページを大きくして見るみたいな快適に眺めていけるような見せ方が構成ツールだとできないと思います
Miroは工夫すれば無料プランでもグループで使えるという点もメリットでした
あとはリアルタイムで更新がかかるので常に現在の出来上がってる紙面の状態が最新のものにアップデートし続けられると
細かい話ですがwebページの場合は仮にページが更新されても更新される前のページを開きっぱなしだった時には自動で新しくはならないんですね
Miroの場合は常にリアルタイム更新なのでたまたま誰かが見ている時に私がMiro上でページを新しいページに差し替えたりの作業をしたら
たまたま見ている別の人のページもリアルタイムで更新がかかるという仕組みになっています
あとMiroを使った理由の一つとしては私が個人的にMiroを実際の案件で使ってみたかったからというのもあります
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で前置きが長かったですが実際に使ってみてどうだったかという話に移ります
構想としては台割りという最初の段階のどのページにどんな内容が入るかの割り振りが適切で書かれているくらいの状態からスタートして
写真などの素材をMiro上にざっくり並べた状態でチェックしてもらって確認済みのページをどんどんレイアウトしていくという感じで進めたかったんですが
そこまではできませんでしたこれはスケジュール的に余裕がなくというか私がギリギリのタイミングで作業に入ったというのもあるんですが
ともかく結構きっちりほぼ最終段階の状態くらいにレイアウトが決まった状態でできたページを画像として書き出して
Miro上にペタペタ貼っていって確認してもらうような作業になりました
いざその確認作業のフェーズになった時にまん延防止重点措置とかもあってみんなでリアルに集まれなくなったので
オンラインでの確認が必須になったという事情もあってともかくみんなMiroでの確認ということを受け入れてくれました
メンバー10人くらいでデジタルリテラシー低めの人が多い印象だったんですが見られるようになるまでに何やかや時間がかかった人もいたんですが
結局ほぼ全員が確認作業はできて3人の人はMiroでちゃんとアカウントを作って付箋で指示や確認事項を書き込んだりしてくれました
特に教えてはないのですがここの部分というのを図形で丸く囲んだり指示の場所がわかりやすいように矢印を使ってくれたりと
さすがMiroは使いやすいなと感じる結果になりました
打ち合わせがオンラインになったのでZoomでミーティングをするときに画面共有で私がMiroの画面を使って説明をしたりして
その場で出てきた修正事項とか確認事項をMiro上で付箋を使ってテキスト入力してそこのページに貼ったりしてたんですね
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それが使い方の説明にもなったことも良かったんだと思います
課題としてはまず付箋は誰が書いたのかがわかりにくいという指摘がありました
これは付箋を選んで情報を表示させれば誰がいつ作ったかその後誰が編集したかとかの履歴が全部わかるんですが
情報を見ないとわからないですしなおかつユーザー名を変なニックネームとかで付けられると
これ誰だろうっていうのがわからないのでそこは運用上の工夫は必要だったかなと思います
付箋に必ず名前を入れるとか人によって付箋の色を決めるとかですかね
ちなみに付箋を貼るとか画像を追加するなどの作業の履歴は時系列でまとめて見ることができることを私は随分経ってから知りました
できるだろうとは思っていたんですが見方がわからなかったんですね
あと今回のようなデザインの確認でそのページのデザインがどんどん更新されていった時の過去の履歴を残しておくという機能がないんですね
Miroの機能で履歴を使って巻き戻すということはできるみたいなんですがそうじゃなくてそのページの修正される一つ前二つ前と遡ってどこが変わったんだっけと確認できるようにするのがMiroの機能としてそこまでは求められないと思うので運用上で何とかする方法が必要だと思いました
今回はそこまでシビアな案件ではなかったので古いページをちょっとずらしておいておくそういう運用をしました
ページがあってそこに付箋でここをこうするみたいな指示が入っているものをまとめて下にずらしておいて新しく修正したページを本来あるべき場所に配置すると
最初に全体を配置した時に余白を大きめに作っておいたのでそこがなかなか先見の明があって良かったかなと思います
今回やったページものの冊子のMiroを使った確認作業というのはなかなか良かったんじゃないかと思います
個人的には使っていて気持ち良かったです 使っていて楽しいツールなんですねMiroは私としては
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全体のページが常にMiro上で確認できるので私が作業をしていく上でもどこまでができていてどのページができてないのかとか
他のページどうなってたかなと確認作業にもMiroは役立っていました そして今回みんなで使ってみてデジタルリテラシーが低めの人でも
使ってもらえそうな手応えも感じました 今回は以上です
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