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2025-01-15 10:46

ついにノーコードWebサイト作成ツールStudioを使った(第794回)

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Webサイトを作る知識をある程度持ってる人が、コーディングせずにサイトのデザインができるツールStudioを使ってみた感想などを話しました。

=== 目次 ===
プロ向けのWebデザインツール
使ってみての感想
CMS機能はとてもいい感じ
いろんなフォントが選べるのは便利だけど
機能についての細かい話
最近リニューアルしてさらに進化する予定
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00:01
ついに、ノーコードウェブサイト作成ツールのStudioを使いました。
ついにというのは、ウェブデザイン界隈ではかなり以前から話題になっているツールだったからです。
誰でもウェブサイトを作れますよというWixとかジンドゥみたいなツールとはちょっと違って、
ウェブデザインのプロ向けのツールという位置づけのものです。
ウェブサイトを作る知識をある程度持っている人が、コーディングをせずにサイトのデザインが作れる。
ノーコードで作れるというものなんですね。
ただ、最近は誰でもウェブページを作れますよみたいなツールでも、
マイクロソフトワードとかと同じような感じで使えますよというよりも、
HTMLとかCSSのルールの上で作れますよというものが多い印象です。
ノートとかNotionもそういう感じですよね。
で、使ってみての感想ですが、
テンプレートとかあらかじめ用意されたパーツをうまく利用して作っていくのかなと勝手に思っていたんですが、
結構、一から地道に作っていくものだという印象を持ちました。
コンポーネントという言い方をよくするんですが、
例えばスライダーとか呼ばれる画像とか要素がスライドして切り替わるとか、
タブがいくつかあってタブを押すごとにその下の内容が切り替わるとか、
そういうコンポーネント類があっけないほど少ないと思いました。
ワードプレスのブロックエディターで使えるコンポーネントよりも全然少ないです。
その辺の推し規制のコンポーネントがそんなにないというところもプロ向けツールということなんですかね。
ただ、じゃあHTMLとCSSでできることが何でもできるかというと、
結構そうでもなく制限が意外と多いなとも感じました。
最終的にはCSSを手書きで書くとかそういうこともできません。
いわゆるエンベッドという形で埋め込みとしてCSSとかHTMLのコードを書いて入れることができるんですが、
あくまでも埋め込みなのでそのページ全体に適用するCSSにはならないんですね。
03:06
ここまであんまり褒めてないですが、確かにこれは慣れると離れられないというか、
自分でちまちまHTMLやCSSをコーディングするよりもスタジオを使った方がいいなと楽だなと思いましたし、
そう考える人が多いというのは納得できると思いました。
確かにHTMLやCSSの知識がない人には使いこなすのは難しい面があると思いますが、
マージンとかパッディングとかの基本的な考え方を覚えればいいだけなので、
デジタルでデザインをしているデザイナーの人が自らウェブデザインにチャレンジするという場合には適しているツールだなと思いました。
実際そういう層をターゲットにしたツールだと思いますし、
そういうデザイナーの人がスタジオのおかげでウェブデザインできるようになりましたという例は以前からよく目にしています。
スタジオのCMSの機能はすごくいいなと可能性を感じました。
自分がブログを作るとしたら選択肢に入れてもいいなと思うくらいです。
多分有料プランにしないとちょっと厳しいんじゃないかなといういろんな制限も無料プランにはあります。
ブログの一つ一つの記事のページも自由にデザインできるわけですが、
一覧のページですね、記事の一覧のページにサムネイルをどういう大きさでどういう位置に入れて見出しを入れて更新日とか、
記事の最初の何文字かを入れてとか、そういう一覧ページのレイアウトをかなり自由にコントロールできるので、
コーディングせずに見た目でいわゆるウィジウィグで最終的にどう表示されるかを見ながらコントロールしていけるので、
使ってて非常に気持ちのいい感じでした。
ワードプレスを使うよりも圧倒的に楽ですし、細かい部分まで妥協なくレイアウトデザインできます。
今回仕事でスタジオでウェブサイトを構築したので、CMSの更新はクライアントの人にやってもらうことになるんですが、
CMSを投稿する、更新する画面はノートとかノーションのような操作感で洗練されていていい感じだと私は思うんですが、
06:18
慣れてない人には逆に使いにくいのかもしれませんね。
マイクロソフトワードとかリッチテキストエディターみたいな常に上にメニューがあってそこから何か選ぶみたいな感じではないので、最初ちょっとわかりにくいかもしれません。
ノートの投稿画面みたいな感じなんですが、例えばYouTube動画を埋め込みたいとき、ノートの場合は動画のリンクを貼り付ければ自動で埋め込みになるんですが、スタジオはそういうわけにはいきませんでした。
YouTubeの埋め込みコードを使って、Embedboxという機能を使って、そこに埋め込みコードをペーストして入れる必要がありました。
次にフォントについてなんですが、Googleフォントのほか、森沢のTypeSquare、フォントワークスのフォントプラスが無料で使えるというのが嬉しいところです。
全部のフォントが使えるというわけではないと思います。
いろんなフォントが選べるのはいいんですが、フォントを選ばない、デバイスフォントを使うという設定がわかりませんでした。
フォントのせいで、ページの表示に時間がかかっている印象なので、デバイスフォントを使いたいなと思って、ヘルプとかも見てみたんですが、わかりませんでした。
フォントのせいだけでもないと思うんですが、スタジオで作ったページは、ページの表示にちょっと時間がかかってしまいます。
あと、機能についてちょっと細かい話をすると、CSS Gridには対応していなくて、Flexboxでのレイアウトだけです。
Flexboxの仕組みを理解していると、レイアウトがしやすいと思います。
あと、デザインエディター上でテーブル機能、表組機能が使えないのはあれと思いました。
CMSの記事内では表組を入れられるんですけども、その表組もそんなに高機能ではありませんでした。
あと、実はマークダウン記法が使えます。
09:04
CMSでの投稿時にマークダウンが使えるんですが、デザインエディターの方のリッチテキストボックスというものの中でもマークダウン記法が使えます。
このリッチテキストボックスがクセもので、テキストを入力してもそのテキストへの装飾の機能しかメニューには出てこなくて、何もできないのかと思ったら、マークダウン記法を使えば見出しとかリストを作ることができました。
逆にそれを知らないとリッチテキストボックスの中で見出しとかリストを作る方法にたどり着けないと思います。
スタジオは昨年末にロゴも変わったりとかしてリニューアルしてるんですけども、料金体系も最近変わっています。
そしてエディターもリニューアル予定で、より初心者向けというかウェブ制作の知識がない人でも使いやすいインターフェースになるらしいです。
ワードプレスのブロックエディターの影響を受けたものになるんじゃないかと勝手に期待しています。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。
10:46

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