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2023-07-18 14:47

Threads(スレッズ)の画像拡大の仕様への不満や個人的に思うところ(第670回)

Twitterに対抗する新サービスThreads(スレッズ)について、使ってみて感じたことについて話しました。画像をピンチアウトで拡大したとき、指を離すと元のサイズに戻る仕様がちょっと不便です。

=== 目次 ===
メタ社が提供するTwitterと似た新サービスThreads
2019年に登場していたメッセージアプリThreads
みんなTwitterをやめてThreadsに移行しちゃうの?
一般的な人は様子見でいいと思うけど先行者利益も
1つの投稿に画像が10枚までつけられる
画像を拡大しても手を離すと元のサイズに戻る仕様
個人的に思うところ
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サマリー

話題のThreadsについてお話しします。アメリカのメタ社が提供しているFacebookやInstagramと似た新しいサービスです。テキストベースですが、画像や動画も投稿することができます。

Threadsの特徴と提供元
話題のThreadsについての話をします。
Facebook、Instagramを運営するアメリカのメタ社が提供するTwitterと似た新サービスです。
テキストベースではあるんですが、もちろん画像や動画も投稿することができます。
Instagramのブランド名を使っていて、アップストアでのアプリの名前もThreads an Instagram appでした。
Instagramのアカウントでログインして使うようになっています。
iPhone、Androidのアプリがあって、今のところブラウザーからは利用できません。
Twitterに対抗するツールはこれまでもいろいろ出てきていますが、これだけ話題になっているのは
Instagram、Facebookを運営するメタ社が提供しているということと
Twitterが閲覧制限を実施してみんなが困っているというタイミングでサービス開始のアナウンスをしたので
非常にタイミングが良かったと、ニュースになりやすかったという点もあると思います。
Twitterの先行きが不安な中、移転先候補の最有力となっていますね。
なお、Threadsはもともと2019年10月にInstagramがスタートさせたメッセージアプリの名前と同じなんですね。
旧Threadsと新Threads
この昔のThreadsは親しい友達とのメッセージのやり取りに特化したアプリでした。
Instagramで作成した親しい友達リストに追加されているアカウントと写真、動画、メッセージ、ストーリーズなどをシェアすることができる。
そういうアプリだったんですね。
この古い方のThreadsはなくなっちゃったんですが、そのまま名前を引き継いでコンセプトを変えて登場したのが新しいThreadsということになります。
なお今のThreadsはアットマークのアイコンなんですが、これは古い方のThreadsがメッセージアプリだったことの名残なのかなと思ったりしたんですが
調べてみると、昔の方のThreadsのアイコンはカメラのようなアイコンでした。
で、じゃあみんなTwitterをやめてThreadsに移行しちゃうのかと、その辺が気になる人もいると思いますが、短期間で一気に移行するというのは考えづらいと思います。
個人で使うツールとか、グループ単位、会社単位で使うツールだったら一気に移行する、お引越しはできると思うんですが、
TwitterのようなSNS的なものは多くの人との繋がりがベースとなっているので、その繋がりを含めて一気に移行するというのはみんなの足並みが揃わないとできないので、
いくらTwitterがいろいろ文句を言われていても、サービスを終了しましたとならない限り、そんなに短期間で移行してしまうということはありえないと思います。
ただ、ThreadsはInstagramと連動しているので、Instagramでフォローしている人をThreadsを使い始めるときに一気にフォローする機能があるんですね。
これがとても効いていると思うんですが、始まってすぐでフォロワー3桁ぐらいの人が結構多いですし、ある程度そのままフォローフォロワーの関係がうまく引きつけているような界隈もあるように感じています。
ただ、やっぱりベースがInstagramなので、TwitterでもInstagramでも同じような発信をしている本名であったり、ある程度人に知られているペンネームであったり、芸名であったりで活動している人がそういう状況になっているように見受けられます。
フォロワーがもともと多い、影響力の大きい人は自分でどこをベースにしようとベースになるプラットフォームを決められると思うんですが、私も含めて一般の人は情勢を見つつにぎわっているプラットフォームに軸足を置くというやり方になってくるのかなと思うんですね。
Threadsの利用者と移行の可能性
なので一般の人はそんなに焦ってすれずに参加する必要もないかなと、様子見でもいいんじゃないかと思います。
じゃあその一般じゃない人っていうのは誰かというと、フォロワーの多い人たち、有名な人たち、今がチャンスと先行者利益を求める人。
私のような新しい物好きな人、そういう人たちが地ならししていくので、一般的な人たちはその後でいいんじゃないかなということですね。
で、長いスパンで考えると気づいたらツイッター上では投稿せずにスレッドだけで投稿する人が増えてきているぞと。
スレッド上でみんな盛り上がってるじゃんとなっている可能性はあるかもしれないので、そこからスレッドを始めても全然遅くないと思います。
ただ先行者利益というのは絶対あり得るので、何か情報発信したい、自分の作品を見てもらいたいとかいう人は始まったばっかりのプラットフォームはチャンスなので、フォロワーを増やす、影響力を高めるために頑張ってみるというのはありだと思います。
ツイッターやインスタグラムで今つながっている人ともう1回つながるきっかけというのもスレッドは期待できると思います。
ツイッター、インスタグラムに比べればまだやっぱりスレッドをやっている人が少ないので、再度スレッド上でつながることで新たなやりとりが生まれる可能性は十分あると思います。
次に機能的にはどうなのということですが、今のところDMがない、ダイレクトメッセージがないとか、検索ができない、ユーザー名しか検索できないとか、ハッシュタグ機能がないとか、あれがない、これがないと言われています。
ただ、そういう機能面に関してはそんなに気にする必要はないと私は思っています。
技術力がないというわけではないと思うので、機能は徐々に充実していくはずです。
一つの投稿に画像が10枚まで付けられるというところはツイッターよりもいいなと思いました。
画像はプレビュー画像が表示されている状態で、複数枚ある場合、横にスクロールできるようになっています。
動画もスレッドに貼った動画は綺麗に見えると言われていて、画像にしても動画にしても快適に見ることができて洗練されている印象を持ちました。
画像に関して細かい話なんですが、画像をピンチアウトして拡大してみたときに、その拡大した手を離すと自動的に元のサイズ、画面に収まるサイズに戻るんですね。
これインスタグラムと同じ仕様なんですが、個人的には拡大したままにしておいてほしいです。
画像を拡大してみる部分に関してはツイッターの仕様の方が私は好きです。
まず投稿に画像がある場合、画像をタップすると画像だけが画面に収まるサイズで表示されます。
その後ダブルタップすると拡大されて、もう一回ダブルタップすると元のサイズに戻ります。
このダブルタップの動きもスレッツやインスタグラムにはないですね。
そしてこのダブルタップではなく普通にピンチイン、ピンチアウト、2本指で広げたり狭めたりで拡大縮小ができます。
そして左上の×印のところを押すと投稿に戻ります。
一方のスレッツは画像をタップで画像だけが表示される。
左上の×ボタンで投稿に戻るというところはツイッターと同じなんですが、ダブルタップの機能はなくて、
ピンチイン、ピンチアウトで画像を大きくしたり小さくしたりはできますが、
それは2本指で押さえているときだけで指を離すと元のサイズにシュッと戻ってしまいます。
インスタグラムも画像を拡大したままその状態で止まってくれないので意味があってそういう仕様になっているんでしょうね。
漫画を○○1ページずつ投稿している場合、
4コマ漫画とかじゃなくて普通に漫画雑誌に出ているような紙のサイズの小回りされた漫画をそのまま投稿しているケースがツイッターではよくありますが、
あれをスマホで見たときに若い人はスマホの画面サイズに収まる大きさでも十分読めたりするみたいですが、
私の場合はやっぱり拡大してみたいんですね。
そうなったときにさっき言っていたスレッツやインスタグラムみたいに拡大したままずっと表示し続けられない。
指を離すと元のサイズに戻っちゃうというのは使い勝手が悪いんですね。
なのでそういう漫画を載せる場合はツイッターの方が見やすいなと私は思います。
インスタグラムに漫画を載せる人はインスタグラムで見やすいように1コマずつの画像にしたインスタグラム用の漫画を書いている人が多くて、
雑誌に載っているような漫画を1ページそのままインスタグラムに載せているという人は見たことないんですが、
スレッツの場合も小回りした漫画を、紙の漫画のような漫画をそのまま載せるのにはあんまり向いてないのかなと感じています。
最後にスレッツについて個人的に思うところをいくつか紹介します。
まず短期間に盛り上がりすぎているので勝手に期待されて勝手に失望されるんじゃないかと心配しています。
まさにメタ社が力を入れてきたメタバースと同じく勝手に期待されてみんながやってきたんだけど、
あの機能がないこの機能がないと期待したほどじゃなかったなと勝手に失望されちゃうんじゃないかとそういう心配をしています。
あとスレッツのアプリから受ける印象がすごくあっさりしているというかブランド色を感じさせない作りになっているなと思いました。
アイコンもシンプルでイメージカラーもないですしあえて言えば黒がイメージカラーですかね。
ツイッターの青い鳥とかインスタグラムは始まったばかりの時は昔のインスタントカメラのアイコンでしたが
ああいうブランドを訴求するような感じが一切なくて中国のアプリの戦略に似てる感じがしました。
シーンとかがそうですよね。黒ベースでアイコンもシンプルでアプリを使っていても全くブランド色を感じない。
そういう感じでわざとそうしているのかインスタグラムのサブ的なアプリなのでそんなにデシャバらないようにしているのかよくわからないんですが
このシンプルでちょっと一歩引いてる感じが気になりました。
あと始まったばかりのSNSによくあるぼっか的な感じである程度先を行ってる人たちばかりなので治安がいい感じ
そういうものはスレッズには全然感じないですね。もうすでにスレッズのフォロワーを増やそうとか
フォローキャンペーン的なことをやってる人がいたりインスタグラムからそのまま移行した公式バッジをつけてる芸能人の投稿も見かけますし
動物の動画とかグラビアアイドル風の人の写真とか動画とかそういう投稿も見かけるのである意味
インスタグラムから引き継がれたインスタグラム文化とツイッターから来た人たちが混じり合ってすでにカオスな状態になっているようにも思います。
今回は以上です。足利浩二がお届けしました。
14:47

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