1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #212 バットマン&ジョーカー:..
2024-07-20 1:01:19

#212 バットマン&ジョーカー:デッドリー・デュオ/G1 CLIMAX 34/栗下直也『人生で大切なことは泥酔に学んだ』


~ 「見直したぞ、バッツ。まさかいつも不機嫌な王子様にユーモアのセンスがあるなんてよ」 ~ ~  ~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。 ~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share ~ Amazonギフトカードは15円から送れます。宛先をamecomiamearare@gmail.comにしてください。

00:04
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週、何食べたのコーナー。
よっ。
この1週間で摂取したエンタメをお互いに報告するコーナーです。
はい。
最初はグー、じゃんけんぽい!
はい、ごちそうさま。
勝った。
お願いします。
えーっとですね、あーむず、どうしようかな。
あのー、光の五のミュージカルとかを配信で見たし。
へー。
なんかいろいろ言うことあるような気がするんだけど。
うん。
今日はですね、プロレス行かせてもらいます。
プロレス、はい、お願いします。
えー、G1 CLIMAX 34の公開会見が行われたんで。
まあ、今日はちょっとG1 CLIMAX 34。
試合とかではなくて、その試合前の会見ってことはすごい。
34のお話をさせていただければと思うんですけど。
はい。
えーっと、そもそもG1 CLIMAXっていうのは新日本プロレスの夏に行われるヘビー級のリーグ戦でですね。
これがまあ年間を通して一番面白いシーズンなんですけど。
なるほど。
あのー、新日本プロレスってあんまりシングルマッチ組まないんですよ。
それこそベルトがかかってるような時しか組まないんで。
なるほど。
あのー、まあこいつとこいつが戦ったらどっちが勝つんだとかっていう格付け。
はいはいはい。
まあ置きにくいんですけど。
あんまりこう明確に格付けしないほうが選手としてなんか台高まるもんね。
まあそうね、そういうもったいぶりみたいなのがあるんじゃないかと思うんだけど。
なるほど。
まあこの夏のG1 CLIMAXだけはリーグ戦なんで。
ほうほうほう。
まあAブロックとBブロックに分かれてるんだけど、そうあたりなので。
もう全部シングルマッチがある。
もうシングルマッチ大連発ということですね。
夏のドル箱シリーズになってるんですけれども。
はい。
あのー、今回G1 CLIMAX 34がこれが配信されているまさに今日7月の20日からスタートするんですが。
えー。
この収録時点ではね、まだ始まってないので、ただ記者会見があったんですよ。
ここでですね、各選手が各々の意気込みとかを語ってですね。
おーいいね。
盛り上げていくわけですね。
いいじゃん。
やっぱりプロレスはですね、なんで戦うのかとか、その2人が何で争ってるのかみたいなアングルって呼ばれるんですけど。
まあそういう戦うための理屈みたいな部分がですね、大事なわけで。
ほら、普通の格闘技とかと違ってさ、ランキング1位と2位だから戦うとかさ、そういうことじゃないわけですよ。
なので、そういうのをこういう会見であるとか、インタビューとかで。
あーなるほどね。
プロレスファーが読んでいくわけですよね。
文脈を読んでいくわけなんだ。
そうそう。
なるほどなるほど。
今年は、なんでこの話をヒカルの方よりもこっちを選んだかっていうことなんだけど。
今年はすごくその参加選手の若返りが図られてるんで、
プロレスに興味があって見たいなって人は、もうまさにここから行くのがいいと思うんですよ。
03:05
なので、今日はちょっとどうしても紹介したい。
一緒に暑い夏を過ごそうぜってことで。
若手選手がいっぱい出てくるってこと?
そうですね。
なんとなく若手選手がいっぱい出るっていうよりは、
私の体感としては今までずっと出てた選手が出なくなったって感じですね。
へーなるほどね。
人数も昨年に比べてぎゅっと絞られましたし、
例えば22年連続今までずっと出場していた、
新日本プロレスの社長兼エースが、
今までずっと参加していたいつもの選手が、
予選トーナメントみたいなのに回されたんですよ。
この1年間でシングルのベルト巻いたり、最高位のベルトに挑戦したりとか、
意識がある選手は最初からリーグ戦に名前が出ていたんだけど、
そうじゃない選手は予選トーナメントに回されて、
かつ予選トーナメントで皆さん負けまして、
予選トーナメントに勝ち上がって本戦に出場を決めたのは、
カラム・ニューマンという選手とボルチン・オレックっていう、
両方とも初出場の選手だったんですよ。
なんで今回相当一気に若返って、
10人×2ブロックの20人で争うことになりましたね。
なるほど。
一人一人この選手はこうでっていうことを言っていきたい気持ちはものすごくあるんですけど、
このラジオを聞くところによると、
アメコミの話をするらしいので。
実は一応そういう定理になってますからね。
皆さんアメコミの話を聞きに来てるらしいんで。
聞きに来てるはず、おそらく。
ちょっとサラッといきますけど。
辻洋太選手、海野翔太選手、成田蓮選手っていう、辻・海野・成田っていうのが、
令和統合三十四っていう国で、
昨年海外遠征から帰ってきて、
今、新日本プロレスで戦ってまして、
この辺がまあだから、ザ・若手なんですね。
世代交代をかけて、現IWGP王者の内藤哲也であるとか、
高木慎吾であるとか、そういった選手と戦っていくっていうのが、
まず一つある、この世代交代ですね。
若手VS現チャンピオン勢というところが見どころとしてあって、
さらにその同世代として、海外ロサンゼルス道場で修行を積んでいた、
ガブリエル・キット、今ゲイブ・キット選手っていうのがいるんだけど、
この選手なんかも若手の中では息のいい選手で、
彼は昔はロサンゼルス道場で、
新日本魂寄せ本団みたいなこと言って、一生懸命やってたんですけど、
なんか去年ぐらいからめちゃくちゃ悪いやつになりまして、
なるほど、いいね。
06:01
会見も遅刻してきてですね、酔っ払ってきてですね、
よくないの?社会人として。
周りの選手のことをですね、なんていうか、
シュート?なんて言うんだろうな。
明け助けに批判するんですよね。
例えばイーヴィル選手っていう、
トップのベルトを巻いたこともある選手がいるんですけど、
イーヴィル選手に向かって、大人になって自分のことをイーヴィルとか言って、
お前はどうなんだ?みたいなことを言うわけですよ。
それ言っていい?それはいい子なしだろ?みたいな。
あと内藤哲也選手っていうのは、制御不能なカリスマって言って、
会社にモノボースっていうキャラクターでファンの指示を得ていった選手なんですけど、
人気なんですよ。ものすごく人気の選手で、
めっちゃ働くんですよ。
いろんな興行に顔を出す。地方とかでも顔を出すし、
海外のビッグマッチがあれば、ちょっとした特別感のある試合をするみたいな感じなんで、
お前は反逆児ぶってるけど、所詮は社畜だみたいなことを、
キープがめっちゃ言うんですね。
そういうことで、またそれもファンの指示は厚いわけですよ。
口は悪いんですけど、実は戦い方は結構ファイトっていうか、
闘志が見える戦い方をするんで、
他団体に乗り込んで血まみれになったりするんで、
今かなり受けてる選手だと思いますね。
それから、DDTプロレスっていうインディ団体出身で、
今はアメリカAEWというところで主に活躍している、
竹下幸之介っていう選手なんですけど、
これはさっき言ったレイワー闘魂三十四とかと同世代ぐらいの、
まだ30手前ぐらいの選手なんだけど、
高校生でデビューしたんですよ。
なので年齢的には若手なんだけど、キャリアはめっちゃあって。
しかも、新日本っていう、
THEメジャーの国内最大手の団体に、
インディの選手が来て、同世代ぐらいの人と戦うっていう、
これも結構熱いと思うんですね。
他団体でも出れるんですか?
そうですね。G1クライマックスは他団体の選手も出ることがあって、
例えば他には、元全日本プロレス。
その次、NOAHに行って、
この前NOAH辞めて、今新日本に所属になったのかな?
J.CLEEっていう選手がいて、
この選手も結構外的扱いですかね。
全日本、NOAH、新日本。
これが日本の三大メジャー団体なんで、
J.CLEE選手は全日本でもNOAHでも団体最高峰のベルトを巻いてるんで、
このまま行けば最年少グランドスラムを達成するかもしれない。
09:01
グランドスラムって言われてるんだ。
体も大きくて、あとマイクが超上手いんですね。
おしゃべり上手いんだ。
めっちゃいい選手なんで、
この辺の外的がかき回してくれるのも面白いし、
新日本らしさ、ストロングスタイルを見せるんだみたいなことをみんな言うわけですけど、
そうじゃない人と向き合ったときに初めてわかるっていうか、
目に見える形になっていくと思うんで、
そういう意味で今年は若手の戦いが注目だっていうところですね。
じゃあここから見始めれば、新日本プロレスの世界に入っていきやすい。
そうですね。
ぜひ、本当に何にも、NEW 52みたいなもんですよ。
一旦ここで新時代が始まるんで、ここから見ていただいて、
とはいえプロレスって長い歴史がありますから、
気になったらここから遡っていくと。
なるほど。東奔三重して何だろうって思ったら調べていけばいいんですね。
まずはこの7月20日から始まるG1クライマックスを追っかけていって、
基本的にこのG1クライマックスの優勝者とその時点でのチャンピオンが年間の最終回ですね。
1.4東京ドームで戦う、のメインイベントで戦うっていうことになりますんで、
ここから見始めて、2025年の1月4日まで。
最終回を。
追っかけていくと、なんかプロレスってこういう感じかっていうのが分かるんじゃないかなと思いますね。
私は本当にプロレスの何でも好きなんで、ついデスマッチとか怪獣プロレスの話とかしちゃうんですけど、
ど真ん中は新日本プロレスだと思うんで。
これを抑えておけば、そこから派生してこういう経営の試合もっと見たいなとかあれば、
そういう団体を見ていけばいいのか。
竹下選手はものすごく強さを追い求めている選手なんですけど、
彼が所属しているDDTプロレスってどんなとこだろうって思って、
DDTを見に行くとプレゼント貸してたり、お尻出してたりするんで、びっくりすると思うんですけどね。
どこで見れるんですか?
ニュージャパンワールドっていうサブスクリプションがあるんで、
今1200円くらいだったと思うんで、見に行くと8000円とかかかってますよね。
もう激安だと思います。ほぼタダですよ。
特にこのG1の時期はこんな毎日ワクワクさせられて、こんな面白いのに1200円でいいんですか?っていう気持ちになります。
なので、8月の中頃までいろんな地方を回りながら、
シングルマッチを工業がある日は何試合かやってという形で。
12:05
その期間だけのサブスク入ってみると面白いかもしれない。
7月に入ってみて、G1を見つつ。
一回入ると過去の試合も見れるから、気になった選手も見つつ。
あとインタビューを読んだり、会見を見たりすると、その人がどういう印象で戦っているのかもわかる。
なるほど、医療ロギーがわかるんですか。
プロレスは、もちろん体の大きい男たちがぶつかり合うという、古代ローマ感の続く単純な面白さがありますし、
その一方でオタク的な文脈を読んだり、歴史を知ったりという楽しさもあるので、
みんなが楽しめる。
そう、みんなが楽しめる。
サブスク入るか。1200円か。
いや、2400円で7月、8月だけG1クライマックスのために入っても、全然おつりくると思います。
あんまりプロレスの話をよく聞くけど、実際全然見たことないんですよね。
中々連れて行ってもらって見たりはするけど、映像でプロレスそんな見たことないな。
いや、もうね、酒飲みながら見るプロレス最高ですよ。
暑い夏の夜を過ごす度にも。
確かにプロレス見てみるのもいいかもしれない。
いいと思います。G1クライマックス34、もしこれはどういうことなんだとか、
こいつどういう選手なんだとか、おすすめの試合はとかっていうのがあれば、
もう全部メール返信しますんで。
プロレスに関する質問もお待ちしております。
番組じゃ取り上げないかもしれないけど、返信するんで。
そうですね、こちらの番組結構個別で返信することがあるっていう変なラジオ番組でもあるんですよね。
ラジオでは紹介していないお便りもたくさんあるんですが、個別で返信したりもしてるので、
もし質問とかあれば、おすすめとか何でも送ってください。
今週何かありましたか?
本を読みまして、やっぱり我々酒飲むじゃないですか。
酒飲みますよ。
酒に関する本を読みまして、
栗下直哉さんの人生で大切なことは泥水に学んだ。
エッセイとか評論に近いのかな。
知らないな、栗下直哉さん。有名?
一応水陣研究家という肩書がついております。
酔っ払った人とかいて。
我々最善なく飲んじゃうじゃないですか。飲み始めると。
いやー、飲んじゃいますね。
いっぱい飲んじゃうし、結果数え切れないぐらい携帯とか壊してきたし、
メガネはなくすし、怪我もしたりとかあるじゃないですか。
まあ、あるね。
私もあるんですけど。
悲しいかな。酒飲んでしくじったところで人生は終わらないわけで。
そうなんだよ、不思議なことにね。
不思議なことに、2日酔いになって油汗かきながら出勤して、
気持ち悪いって思いながらでも午後にはだんだん元気になってきて、
よし、じゃあ今日も行ってみるかってなったりするわけじゃないですか。
朝礼でその日のスケジュールとか確認した後、入ることがある。
15:02
ちょっと曖昧にトイレにこもったりあるんですけど。
今日もよろしくお願いします、とか言って。
結局酒飲んで失敗しても人生終わらないし、
むしろ、しくじったところでどう振る舞うべきか。
酒癖がヤバい人間だとしたら、
ヤバい人間としてどう生きるべきかを考えるべきだと。
という視点でこの本は書かれておりまして。
例えば、古今東西の有名な人の酔っ払いエピソードがいっぱい載ってる本なんですよ。
ああ、そういう本なんだ。
太宰治が無線飲食をして、友人を置き去りにして、
結果走れメロスを書いたりさ。
前もその話したな。
小林秀夫は一生瓶抱えて、水道橋駅のホームから落ちて、
死にかけたわけですよ。酔っ払って。
結果というか最終的には今では批評の神様とか言われるぐらい、
すごい人に扱われている。
酒癖悪くても何とかなる可能性はあると。
それは考えるための本でもありますね。
なるほど。
だから、異人の提出一振りから学ぶべきものは我々も多いと思うんですよ。
いろんな人の有名人のエピソードが載ってまして、
さっき聞いた太宰治さんとか小林秀夫とかのエピソードも載ってますし、
小林秀夫なんかだと、酔っ払ってホームから落ちて死にかけたって話が有名なんですけど、
それ以外にも酔っ払ってお店に入って、
サービス悪いな、料理もまずいしなって文句言って帰ったんですけど、
翌日になったらそこはただの民家だと気が付く。
あったらしいですね。
そういう本当に笑い話的に書かれてるんですけど、
よく考えるとヤバいぞっていうエピソードがいっぱい描かれている本です。
すごいね。今だったら炎上しそうだね。
そう、えらいこっちゃですよ。
プロレスラーも載ってまして、
力道山とか載ってますよね。
力士時代にめちゃくちゃ後輩に酒飲ませた話とか、
あと力道山の有名エピソード、コップ食い。
ガラスのコップを食べるっていうのがありまして、
後輩にコップ食えって言って食わせたりとか。
そういうエピソードを紹介してくれたりとか。
やばっ。
あと長州力とかアンドレーザージャイアントのエピソードとかもあって。
アンドレーザージャイアントは人差し指と中指の間に
ワインボトルを挟んでタバコみたいに飲んでたらしいですよ。
嘘だろって思うんだけど、
やっぱプロレスラーってそういう巨と実の間を生きてるじゃないですか。
酒飲みであってはあったんだろうし、
タバコみたいに飲んでたかもしれないんですけど、
そんなでかくないだろうって思って。
もう漫画の話だね。
オクトロ圏のキャラクターじゃねえんだからって感じなんですけど、
そういうちょっと面白いエピソードが載ってるんですよ。
カジー・モトジローの話とか、
カジー・モトジローが酔っ払って中華そばの屋台をひっくり返しましたとか、
平塚雷長がめっちゃ酒飲んでましたとか。
えー、平塚雷長って酒飲むの?
そうそう。
意外な人の酒飲みエピソードが載ってて、
福沢諭吉の話とか。
えー、まあ意外かもな。
あと原節子、女優ですよね。大女優ですけど。
彼女の酒飲みエピソードみたいなのもしたりして。
結構いろんな人たちがお酒で失敗してるんだなっていうのもあるし、
18:01
まあやっぱり酒飲んで失敗しても、
やっぱり頑張っていきたいことが大事なんだなっていう、
勇気づけられる話でもありますね。
その酒のイメージがある人も、酒のイメージがない人も、
歴史上の人物、源頼智とか、大智忠人とか、
そういう古典というか、すごく昔の時代の人から現代の人まで、
いろんなお酒の失敗、お酒のエピソードが書かれている本ですね。
へー。
まあ、一言で私の感想を述べるとしたら、
酒飲みって他人に優しいなって思うし、
酒飲みって自分には一番優しいんだなって思いましたね。
他人に優しくて自分にもっと優しいのが酒飲みなんだなって思って、
やっぱりお酒は程々に飲むべきなんだなと思いました。
なんつーんだろう。結論それかいって感じだな。
すごく当たり前のところに。
飲みすぎはいけないんだということに気がつきました。
本当だ。いろんな人が紹介されてますね。
サッカーとか俳優とか。
そうですね。職業ごとに。
野球選手とか書いてある中で、
藤原の冬粒、政治家って書いてあるけど、
まあ、政治家。
藤原家の子孫になった人ですよね。
そうですね。
それと、宴会好きで有名で、宴会を通して自分のCを高めていったと。
接待っていうのは非常に大事なんだということが学べますね。
政治家っていうのがピンとこねえけどな。
政治家かっていう気がするよね。
貴族?
貴族。
まあいいや。
ということで、電子版も出てるんでね、もしご興味あればぜひ読んでみてください。
人生で大切なことは、てついに学んだ。
さて、この番組では毎週一冊の法薬アメコミを紹介しております。
今週のテーマは、バットマン&ジョーカーデッドリーデュオでございますね。
先日、ホワイトナイトシリーズの最新作、
ビヨンド・ザ・ホワイトナイト扱いまして、
やっぱバットマンとジョーカーのコンビが最高だなと思いまして、
やっぱバットマンとジョーカーが活躍する話をもっと読みたい。
二人のカップリングをもっと読みたいということで、
今回こちらの一冊、バットマンとジョーカーがコンビを組んで、
何事件に立ち向かうという話をやりたいということで、
今日やることになりましたが。
今週発売されたばかりの新刊ですね。
本屋さん、ちょっと大きめの本屋さんに行けば手に入るはずだ。
おそらく。
そしてめちゃくちゃ面白かった。
面白かったですね。
ホワイトナイトとコーツ、ぶつけがたいくらい読めたかな。
ホワイトナイトとはまた違う形でバットマンとジョーカーの関係性を深掘りしてくれて、
読み応えあったな。
そうですね、結構厚い本で読み応えもありましたね。
そういうわけで物語のミステリー仕立てのような、
21:03
ホラー仕立てのようなところのある作品だったので、
中身に関してもちょっと触れながら話すことになると思いますので、
ぜひ買ってから、読んでから、この続きを聞いていただければと思います。
電子も出ているはず。
はず?
多分出ている。出ています。
紙の本と同時発売じゃなかったですか?
同時発売。ちょっとずれてたのかな。
我々は紙で買ったんですが、電子ももう出ていると思うので、
ぜひ買っていただいて、読んでいただいて、続きを聞いていただければと思います。
これは損しないと思いますね、買っても。
事件の、今回のあらすじなんですけれども、
ジョーカーみたいな奴がゴッサムで人の首をこう…
首を持ち去るという怪事件が頻発するんですね。
一体誰が何のためにこんなことをしているのか。
もちろんね、ジョーカーだろうっていう感じでみんな思うわけなんですが、
実はそうじゃないということで、なんやかんやあって、
ジョーカーとバットマンが協力して事件の真相を追っていくことになってしまうと。
これやっぱバットマンとジョーカーいいなと思うんですが、
今回の場合はホワイトナイトとの比較になっちゃうんですけど、
ホワイトナイトと違って、やっぱりバットマンとジョーカーに対する不審ベースの関係性なのがまた良かったですね。
ホワイトナイトと同様に、この作品もDCブラックレーベルから出された作品なので、
いわゆるいつもの連載とは少し切り離された世界観なんだけど、
ホワイトナイトはかなり思いっきり改編を加えた世界だったけど、
こちらの作品に関してはいつものバットマンの世界と地続きな感じはありましたね。
ホワイトナイトの世界だと、ジョーカーが基本的に前輪というか、
ジャック・ネイピアという前輪の人格を持っているという設定なので、
どこか2人の協力関係というのが前向きなものというか、
前向きで明るい関係性になっているんですが、
それに対して今回は、ジョーカーはマジでジョーカーでしたね。
原作準拠と言いますが、やっぱりジョーカーは悪人であるというベースがあるので、
バットマンも最後の最後までジョーカーに対して疑いの目を向け続ける。
そうは言ってもやっぱりこいつが犯人なんじゃないのかと、
こいつが意図を引いているんじゃないのかという不信を抱えつつ、
とはいえ、2人でバディを組むことによって、
いろんな意味でお互いに影響を与えあって、知り合い関係を構築していくと。
いやー素晴らしかった。まさに読みたいものでしたね。
デッドリディオというのは、作中ではジョーカーがダイナミックディオ、
バットマンとロビンの関係じゃなくて、
俺たちはデッドリディオがダイナミックディオよりも上だというようなところで出てくるんだけど、
24:05
バットマンラストナイトオンアース、これもブラックレーベルの作品、読み切りの作品でしたけど、
あれでも実はジョーカーはロビンになりたかったみたいな話があったので、
なんとなくジョーカーのバットマン大好きっぷりはこの作品最後まで。
最後までね。いやー素晴らしかったね。
いい関係というか、なるほどと。
ジョーカーというキャラに対する解像度の高さというか。
そうですね。ジョーカーって確かにこういうことやるよな、やってくれるよなっていう。
感じなとこは。
期待に応えてくれましたね。
今回のライターとアーティストも兼任かな?
マーク・シルベストリですね。
はい。
知ってる?
全然知りませんでした。
何かやったことあるんだっけな?
扱ってないんじゃないのかな?
かなり有名な方らしいというふうには書いてありましたね。
そうですね。解説によるとイメージコミックスっていう出版社の設立メンバーの一人だっていうことですね。
イメージコミックスってスポーンで知られる出版社だけどさ、メンツやっぱすごいね。
創業当時の有名だった人たちか。
トッド・マクファーレン。これはバットマンイヤー2描いてて、フィギュアとかよく作ってるおじさんですよね。
なるほど。
あとデッドプール考えたロブ・ライフェルト。ポーチをつけまくっていることでよくいじられる人ですよね。
これあの人か。
それからジム・リー。ジム・リーはDCでも偉くなりましたし、
我々がラジオで扱ったのだとバットマンハッシュとかのアーティストでしたよね。
そんな人たちが作ったイメージコミックス設立メンバー7人の中の一人がこのマーク・シルベストリート。
歴史を作ってきた人ということですね。
確かにアートも話も超良かった。
そうですね。アートも話も最高でしたね。
名作期間7年間と書いてますね。
一人でやってから苦労があったのかもしれないんですが、
7年かけてこんだけ名作を築き上げるというのもやっぱり40年間のキャリアが出せる噂ということなんですかね。
すごいよね。
一回プレイヤーじゃなくてマネージャーというか経営とかさ、そっち側に行ってまだこれやれるっていう。
すごいよね。
マネージャーやってなかったらもっとすごかったのかな。
私には全然さ、遠藤の話だからよくわかんないけどさ、
いるよねたまにそういう人。
組織の中に所属しているとさ、自然とポストが上がっていっちゃって。
27:02
プレイヤーじゃなくなっちゃうから独立したりフリーになったりする人って。
プレイヤーでもっと続けたいんだって人もいたりするよね。
ラジオをやっているよくテレビに出てくる佐久間信之っていうテレビプロデューサーとかは、
それが理由でテレビ東京を辞めて、テレビ東京で番組を作り続けているね。
全然自分と遠藤からわかんないよ。
全く想像ができないわ。
まずプレイヤーみたいな考え方があんまりよくわかんない。
マネージメントみたいなことも全くわかんないからな。
社会人としてどうなんだと我ながら思うけど。
このラジオをもう4年やってるんですよ。
だって年に50回くらいやるんで、200回ってことは。
この4年間の自分の成長のしなさにそっとしちゃったもんね。
4年前と何一つ変わってないわ。
何にも変わってないね。
何にも成長してないわ。
4年前と同じ本を読んでも同じことを話しそうな気がするしね。
本当ね。だから、ぼんやり生きてるんじゃねえぞって。
そう考えるとやっぱりすごいな、マーク・シルベストリーは。
すごいよ、確かに。
キャリアを重ねてさ。
ちゃんと成長してるということですね。
何様だって感じですね、我々は。
もっと頑張りたいなって。頑張らねばなって。
同じ7年間、同じ4年間を過ごしているわけですからね。
マーク・シルベストリーと同じように成長しなければいけませんね。
時間は平等ってよく言ったもんですね。
首のない死体が見つかったということで、バットマンが捜査を始めるんですが、
こういう探偵としてのバットマンの姿もね、ちゃんと描いてくれた作品でしたね。
確かに。結構ホラー寄りの要素も多いんですが、
ちゃんとミステリー仕立てでね、謎解きっていう要素も置かれてましたね。
あと、バットマンがジョーカーと協力する動機として、
ゴードン警部が行方不明になって、人質に盗られちゃうというところがあるんですけど、
それもあって、実際の警察側の協力者として、ハーヴェイ・ブロックが最初出てきてくれますよね。
やっぱこのバットマンの冒頭でハーヴェイと会うっていうのは、名作のひとつのあるあるだと思うんですよね。
ハーヴェイと出会って不思議な殺人事件を目にして、そこから事件が始まっていく。
これたびたび見たフォーマットなんですけど、おおむねどれも良かったですよね。
あと、1話の話で言うと、最初さ、デッドリディオっていうのはどういうテンションの作品だかわからなかったので、
画面は暗いんだけど、結構楽しい話なのかなと思いながら読んでたんですけど。
30:01
例えば、バットマンはディックにはよくユーモアのセンスがないと言われるが、
汚職をしている警官、バットマン批判をしているのに近くを低空飛行してカツラを落とすっていうシーンがあるんですね。
今回のバットマンはユーモアのあるバットマンっていう位置づけでしたね。
これ結構ポイントなんですよね。
ジョーカーと組んだ時もコメディ役というか、ユーモア担当は俺だぞみたいなこと言われるんだけど、
バットマンはそこでもちょっと張り合っちゃう。
ちょっとボケてくれるんですよね。
ジョーカーとコンビ組む時もね、血切りの握手をするっていうシーンで、手のひらに唾を吐いて握手するっていうやつがありましたけど、
バットマンはジョーカーの顔に唾をかけるっていうシーンがあって、ちょっとボケにいってる。
そうね、意外とそういうトンチ合戦というかさ。
ボケキャラ2人なのがちょっと意外でしたね。
バットマンがシンプルにツッコミに回るってわけじゃないっていう関係性も良かったですね。
あと1話はさ、ジョーカーが協力しようって申し出に来る。
ゴードンの居場所を聞き出そうとバットマンが拷問するっていうシーンなんだけどさ。
ジョーカーを吊るすじゃないですか。
これ映画でもよくジョーカー吊るされてますよね。
確かに。ジョーカー吊るされがちだわ。
バットマンでもジョーカー吊るされてたし、ダークナイトでも吊るされてたしね。
今回も吊るされるんだけど、どうせ殺さねえだろっていうのがバレ切ってるんで、ジョーカーは全くビビらないんですよね。
そうだね。
結構ね、街のチンピラとかだとこれで吐いてくれるんですけどね。
確かに。バット拷問であるあるだわ。上から吊るす。
この辺のバットマンをジョーカーが翻弄するのかなと思いきや、さっきのツバのジョーカーとかで飲まれない。
これ強いですね。やっぱほら、プロレスって世界間同士のぶつけ合いの戦いっていうか、一方の主張に飲み込まれたら負けじゃないですか。
なるほどね。イデオロギーの戦いなんだ。
ここでもお互いマウント取り合ってるわけですね。
なるほどね。これは組んだ瞬間なんだ、プロレスでいうと。
これいいですよね。どっちが上にならないっていう関係性が。
そうだね。確かに単にバットマンが翻弄されるばかりじゃないもんね、今回。
やっぱり何度も言うけど、私はバットマンはスーパーマンと組んでるのが一番好きなんだけど、あれも互角だからいいわけじゃないですか。
なるほどなるほど。
ジョーカーもそうなんだなって。やっぱりこれがダイナミックデュオとなるとどうしたって上下感出ちゃうもんね。
そうね、出ちゃうね。
支える側と。
33:01
ダイナミックデュオでバットマンがボケ始めたらちょっと怖いもんね。大丈夫かってなるもんね。
結局バットマンが暴走してて、ディックとかがまあまあってフォローに回るっていう形にはなるけどさ、やっぱりお互い切磋琢磨感というかさ。
そうだね、確かに。
ヒリヒリ感というかさ。
そうだよね。ロビンがちょっとユーモアを発揮した後にそれに負けじとユーモアを喋るバットマンってちょっとイメージできないもんな。
ロビンがボケたら突っ込むよね。
一言言ってくれるもんね。
集中しろとかさ。
そういうこと言うよね。
確かに。
そう、だからまあそういう。
バットマンの意外な一面が楽しめる。
対等なペアを組むっていう面白さがありますね。
あと1話ラストにたくさんジョーカーが出てきて、犯人が一人じゃないっていうのはなんとなく見終わされてたんですけど、これから起こる事件の大変さっていうものを見せてくれますよね。
私1話だとバットマンこれ新人の頃の話なのかなって勝手に思ってました。
なんかあんまり上手くいかないんですよね。1話2話含めてかな。
なんかこう事件を解決しようと、ここはやっぱり偽ジョーカーを追ってくるんですけど、なかなか偽ジョーカーを捉えられず、結果逃げられるっていう風になってくるんですけど。
確かに逃がしちゃうもんね。
結構その追跡がチグハグになってしまうとか、市民に被害を出してしまうとか、そういうシーンが続くんで、なんか意外と若い頃の話なのかなって思った。
ただ一方でディックが出てきたりとかもして、この世界のバットマンはこういうバットマンなんだなっていうのはちょっぴり思いましたね。
確かに警察との関係ができてますし、ディックももうナイトウィングになってるんで、新人だなとは思わなかったんですけど、失敗多いなとは思いましたね。
この事件の核の部分というか動機の部分もバットマンの失敗が描かれてるし、なんかそういう作品でしたよね。そういうバットマンだったよね。
バットマンのうまくいかなさというか、やっぱりバットマンでは後出しじゃんけんというのはよく言われますが、というか我々が言ってるだけかもしれないんですが。
だけど今回はその後出しじゃんけんが全くうまくいかない、作用しない、失敗に次ぐ失敗。
後出しじゃんけんうまくいかなかったですね。
全くハマらないバットマン。
新犯人はどうやらバットマンとかジョーカーとかを恨んでて、いろんな試練を課してくるんですよね。
最初に課した試練は夫婦が吊るされていて、どっちを殺すべきか選べという問題でしたよね。
ソフィーの選択って言われてましたね。
これで二人とも自分を優先してしまって、子供をないがしろにしていると。
36:01
子供はすごく苦しんでいると。
それが資料から読み取れて、バットマンは答えはどっちも死ぬべき人間だと言うんだよね。
そう言って二人とも、新犯人が殺そうとするんだけど、バットマンはバット爆弾を使って、どっちも助けられると思ってたんだよね。
そしたら相手はもっと上を行ってて、目の前で二人とも死んじゃうと。
え?って思っちゃいました。
バットマンとしてはなかなか珍しいシーンというか、あんまり見ないよね。
バットマンが目の前で人の命を奪われてしまうって、結構レアなケースですよね。
バットマン的な質問をされて、それに対してトンチで返すんですよね。
どちらかどちらを救うか選びなさい。両方殺すべきだ。
どういうこと?って向こうが動揺しているうちに助けるっていうバットマン的な動きなんですが、今回はそれはハマらず。
いやいや、お前何でも自分の思い通りに行くと思うなよって言われて、そのまま殺されてしまう。
この子供を失った、両親が死んだコマ。
ジェイソンが死んだ時と両親が死んだ時と同じポーズですよね。
うつむいてひざまずいているあれですね。
ということで、このくらいからこの作品、バットマンとジョーカーが仲良く喧嘩しているのを楽しむタイプじゃないぞって思いましたね。
ワクワク鎮動中じゃないなって感じがだんだんしてくるよね。
次の試練も暴走列車があって、暴走してるんだけど、人が誰も乗っていない時と同じ重さにすれば助けてやるよというようなゲームで。
つまり、走る列車から人を降ろせば、より多くの人間を助けることができる。このまま走っていくと駅に大爆発してしまう。
バットマンは椅子とか机を捨てることで軽くして助けようとするんだけど、ジョーカーは太っちょから放り出せと言うんですよね。
太ったヤツから放り出していけば助かるってことができるじゃないかと。
そんなふうにみんなで犠牲者を出さないために頑張ってたんだけど、悲鳴が聞こえて見たらジョーカーが何人か人を太っちょから落としてた。
その結果、数百人の命を救われ、6人死んだと。
39:01
ここは痺れたね。
バットマン版トロッコ問題ですよね。
そう、バットマン版トロッコ問題。
もしバットマンが間に合ってなかったら全員死んだわけなんで、一概にジョーカーが悪いとも言い切れず。
そしてバットマンが目の前で人の命を失うという展開を2度も続けさせるのは、なかなかレアだったよね。
今回のバットマンはより多くの人間を助けようとした結果、少数を犠牲にしていくというシーンが結構ありますよね。
一応市民を助けようとしたけど、全員は助けられなかった。
全員が助けられないというのが物語を通呈してますよね。
バットマンはヒーローとして活動してるけど、当たり前だけど全員を助けることはできない。必ず犠牲になる人間が出てくるし、バットマン自身も失敗することがあるし。
この列車のシーンで、ジョーカーとバットマンがすごく似てるなというか、ジョーカーの振る舞いってバットマンに寄せているなと思いましたよね。
バットマンが乗客を、ジョーカーが助けようとしてもすごく怒るんだけど、
でも実際バットマンが今回の作品でやってることって、少数を犠牲にしつつ大勢を助けてるってことなわけで。
トラック問題ってさ、一人助けるか5人殺すかっていう問題じゃないですか。
自分が運転手で、まっすぐ行くと5人殺す。
ここで曲がれば1人殺せるとして済むと。
じゃあどうするって言われると、多くの人は1人の方を選ぶと。
じゃあ自分が立橋の上にいて、暴走する列車がやってくる。
このまま来ると5人死んじゃう。
デブを突き落としたら。
隣にデブが1人と。
突き落とすと列車は止まる。
どうするっていうと、多くの人は突き落とさないって答える。
公理主義、人数が多ければ、より多くの人間が幸せになればそれが正しいんだっていう考え方は、
実際にはそれほど人間の気持ちというか、心的にはあんまり受け入れられないんだっていう例として下されるじゃないですか、トラック問題って。
今回もそれと似てるなと思いつつ思って。
バットマンは人を助けようとするんですよね。
自分の死で助けようとするんだけど、その結果、犠牲になる人がいると。
それに対してジョーカーが結局お前がやってることってこういうことだよなって示すシーンだから。
結局お前は太っ腸を落として人を助けられるって同じことやってるんだよ。
だからそのジョーカーとバットマンの似てるなっていうところ。
それって今回の結局大きな真犯人との戦いにもつながってくるんですけど、
少数の人間を犠牲にしつつ大勢を助けようとするバットマン、そしてジョーカーが真犯人とどう戦っていくのかっていうところは面白さですね。
真犯人はまさに少数を犠牲にしてというか、
42:02
犠牲になった少数の代表みたいな存在だし、
この真犯人は周囲の人間というか多くの人間を完全に物として扱う人たちと描かれてるじゃないですか。
そのバットマンもジョーカーもその少数の人間を利用することで大勢を助けてきてる。
その今回の相手はほぼ全ての人間を物として扱うことで、
自分の利用しているやつというか戦いっていうその関係した対比というのはちょっと面白かったですね。
真犯人のやりたいことっていうのは突き詰めていけば、
犠牲になる少数がいなくなる世界を作ろうってことなのかな。
そのために全員が犠牲になればみんなが幸せになれる。
なんだろうこれ。ちょっと難しいんだ。説明難しいんだけど。
ゾンビウイルスというか何というかみたいなので仲間を増やしていくんですね。
相手を取り込む過程で相手の考えていることが全部わかるようになるので、
嘘とかごまかしのない理想的な世界を生み出すことができる。
バットマンはやっぱり顔を隠しているっていうところが一つ。
正体を隠しているってことが弱点になるんだみたいなそういう話でしたね。
面白かったのはそういうやっぱり主張と戦い方とかが合致しててね。
キャラクターの考えと戦い方で思想を示しているのが良かったですね。
プロレス選手。
少数派は犠牲になってしまったけど仲間を増やして、それによって力を取り込んでいく。
悪意も嘘もない街。隠し事のない市民を最良の市民に置き換え、隠し事のない世界を作れるんだと言ってますね。
大事なのは自由意志なんかじゃなくて幸せなことなんだと。
これでもバットマンの思想と似てるなと思いますよね。
そうですね。お前の考える理想のゴッサムは自由意志を欠いたディストピアだってバットマンが反論するシーンがあるんだけど。
どの口が言ってるんだとは思いましたね。
どの口が言ってるんじゃいって思うし。
最初の夫婦のどっちを助けるかって話もそうだけど。
やはりちょっと傲慢な振る舞いではあるもんね。自由意志を無視してるよね。
両親とも生きる価値はないんだって。
助けるつもりはあったのにせよ、その決断を下してしまっているってところはムムムと思わなくもないしね。
そういうバットマンの弱さとか、犠牲にしているものみたいなのを炙り出す。
そういう意味ではブラックレベルにふさわしいテーマ性だったのかもしれないね。
バットマンの考えみたいなのが逆に浮き彫りになりますよね。
あとハーレークイーンとか、ディックとか、バーバラ、バットガールとか。
ジョーカーと関係の深いキャラクターたちも大活躍してましたね。
その辺も良かったですね。
バットガールあれっすね。バーンサイドやったよね?
45:00
いましたね。
バーンサイドの時と似たようなコスチュームで、ちょっと新しめな感じで良かったですね。
細かいユーモアも結構効いてて。
ゴードンがさらわれちゃったから、バーバラとしては一刻も早く助けたいんでね。
ジョーカーは必要のない時はものすごい拘束されてるんですよ。
すごい覆面ですよね。バットマン持ってたのかっていうのがちょっと怖いんですけど。
フェチっぽくて嫌ですよね。
バットマンこれ買ってきたのかな?
プレイ用みたいな感じ。
目と口にファスナーがついて、レザー製のすごいやつですね。
バーバラが尋問を始めるんだけど、殴ったら手錠をはめた男を一方的に殴りやがって、
それでもヒーローかよってジョーカーに突っ込まれるんですね。
バーバラ、バットガールが。
そしたらバットガールも手錠をつけて殴り合うっていうユーモアが効いてますよね。
効いてますね。
やっぱり冗談とか軽口に対して上回っていくっていうバトルがここでも。
確かに。
みんなジョーカーとちゃんと向き合ってるよね。
超えてこうとする、ジョーカーを超えてこうとするってね。
それ楽しいだろうな、ジョーカーもな。
何やってもちゃんと上回ってくれるからね。振り放題だもんね。
ボケ買いがありますよ。
何やっても拾ってくれるし。
それはハマるわ。
ということでね。
オチもね、真犯人とかね、後書きによると隠すのに工夫をしたとかっていうのは、
ここではそのあたりは触れずに。
ぜひ読んでいただければと思うんですが。
最後ね、バットマンの正体はっていうところに少し焦点が当たっていくんだけど、
結局ジョーカーがそれを知りたがらないという。
そうね。
これも初めてじゃないよね。バットマンの正体にジョーカーが興味がないっていうのは。
正体わかっても別に意味がないというか面白さはない。
ただ興味がないんだって話はこれまで度々出てきたけど、
今回はそれをかなり正面から扱ってくれてましたね。
扱ってくれてましたね。
バットマンの正体。
今回ジョーカーがバットマンと最初に会うときに、「俺のものを奪い上がった奴がいる。取り戻さなきゃならん。」
っていうセリフから始まってくるんですけど。
これは普通に考えれば偽物のジョーカーが作られたこと。
俺のアイデンティティを奪い上がってっていう風に読めるけど、
これはある意味でバットマンの正体をね、
俺以外の奴が知ってると。
俺の一番大切なものを奪った奴がいる。
それを取り戻さなきゃいけないんだ。
っていう意味にも読み取れますよね。
でも結局最後、バットマンの正体の秘密を守るために、
また罪もない、罪もないっていうか、
48:01
たぶんチンピラとかなんでしょうけど、
関係のない人死んでますよね。
死にましたね。
人死ぬ話だったな。
めっちゃ死にましたね。
バットマンが活躍するために人が死ぬっていう。
そうね。ゴスターのセントラルか。
あのセリフを思い出しましたね。
まさにバットマンが何かするために人が死んでいく。
バットマンが市民からの支持を得られない理由がわかるというか。
そういう話結構あるじゃん。
お前がいるから街はフリークで溢れてるんだとか。
こんなに頑張ってんのにっていつも思うけど、
確かに彼のせいで死ぬ人もいる。
それはやっぱり列車から突き落とすのと同じことなんですよ。
ヒーローって簡単にはなれないってことですね。
そういう意味では自分の正義を成すために他人を犠牲にしてる面がバットマンにはあるわけで。
自分の正義のために他人を犠牲にするのは今回の新犯人とも同じ鏡写しになってるじゃないですか。
でも今回の戦いを通じて最後バットマンが成長じゃないけどちょっと変わるじゃないですか。
ブルース・ウェインとしての活躍も大事だと気がついて。
視聴戦にも出ようかななんて軽口を叩いてるんですけど。
単に問題を解決するだけじゃなくて問題を解消しなきゃいけないんだと。
いろんな人の支援が必要なんだってことに気づいていく話でもあるから。
物語の骨格というか構造として見てもよくできてますよね。
自分と同じような人と戦ってそこから自分がより優れた存在になっていくっていう。
成長端にもなってるんで。
やっぱり読み応えあったし私すごく好きな作品ですね。
そうですね。
バットマンの成長ってあんまり感じることなかったからこんな風に大人になれるんだって。
最後助けられなかった両親の子供が出てきて。
まあ幸せにね。
結果幸せにはなっていったんだけど。
その子が手紙をくれてバットマンに渡してってね。
バットマン宛ての手紙を渡してくれるんですけどね。
この辺りなんかねほっこりというか。
子供はバットマンが大好きって言われますもんね。
まあこれがあるおかげでギリギリ。
ハッピーエンド。
ハッピーエンドですよ。
しかも最後ラストシーン。
なんというか。
今回のゾンビウイルスがDNAを吸収していくっていう特性があるじゃないですか。
最後何が起こるかっていうとバットマンとジョーカーのDNAを取り入れたキャラクターが出てきて終わるじゃないですか。
これもうほぼ娘というか息子というか子供の誕生ですよね。
じゃあバトジョーの話にふさわしい終わり方ってことですかね。
バットマンとジョーカーの子供が生まれる話でしたね。
そう。
そうか。
そうなんですね。
51:00
はい、というわけでバットマンとジョーカーデッドリー・デュオでした。
バトジョっつうんすか。
バトジョっすね。
バトジョのファンであればきっと筆読だと思いますし。
まあそういう人はおそらく何にも言わなくても読んでるとは思うんですけど。
バトジョはあんまりよく知らんけどバットマン好きかなっていう人にもぜひ読んでほしい。
そうですね。今さ異世界スーサイドスクワットってアニメ始まったんですけどまだ見てないですか。
見てないです。
Amazonプライムで見れるんでぜひ。
見てみようかな。
ジョーカーが一話でちょっと出てくるんですけど。
なんかちょっと違うとかいうのかっこ悪いよね。
そうね。なんかキモいファンって感じしてくるよね。
異世界スーサイドスクワットってスタッフ日本人だと思うんだけど。
すごく日本のアニメっぽい感じのテイストで話が進んでくるんだけどキャラクターはDCのキャラクターでっていう感じなんだけど。
なんかちょっとジョーカーがかっこよすぎるっていうか。
反権威みたいな部分がすごく反対性反権威っぽいところが強めに出てるキャラクターに造形されてて。
そんなにもっとカオスじゃん。
単なる反対性とはまたちょっと違うところですよね。
そういう対立軸とはまた別のところにいるキャラクターなんじゃないかなってちょっと思っちゃって見てて。
そういう意味でこのデッドリーデュオのジョーカーの解釈はすごくしっくりきたというか。
バットマンありきの存在としてのジョーカー像ですもんね。
っていう感じがまた良かったなって思いましたね。
異世界スーサルスカットも見るけど。
バットマン&ジョーカーも是非。続き出ないのかな?続編とか。
そうですね。話の終わりとしてはさっき言ったように新しいキャラクターが誕生したりの子供が生まれて終わるっていうところなんで。
なんかこの世界観で続けても良さそうだし。
まあでもデッドリーデュオを何回も食わせるのもまた作劇場の必然性を生むのが難しいなっていう気は。
これ以上の出すの大変そうだなと思うよね。現状これこんだけ素晴らしいものができてしまうと。
まあ我々がまだ扱ってない、例えばバットマンヨーロッパとか。
全然まだまだあるんでバットマンとジョーカーが共同する話。
そういうのをまたやってみても良いかもしれませんね。
はい。じゃあいつものをお願いします。
はい。番組へのご意見ご感想あれば、
X、ハッシュタグ、方訳、あめあられをつけてツイートしていただくか、メールをお待ちしております。
メールアドレスは、あめこみ、あめあられ、あっとマーク、gmail.com。
54:01
あめこみ、あめあられ、あっとマーク、gmail.com。
あめこみのコミはcomiです。
語ってほしいあめこみのリクエスト、プロレスに関する質問疑問、何でもお待ちしております。
プロレス相談室としてね。
そうですね。
ツイッターで言及してください。
ありがとうございます。
プニコさん、忍者三暴シックスショットさんですね。
はい。
トランスフォーマーファンですね。
なるほど。
漫画の書き方の回で紹介されている本がどうしても読みたくなって買いました。
あれ面白かったよね。
あれ面白かったですね。教科書みたいな。勉強にもなる。
勉強になるよね。
ぜひあれね、読んでほしいですね。ちょっと熱くてね、読み切るの大変なんですけどね。
情報量がめちゃくちゃあるので、結構読むのに体力いるんですが、読み終わると賢くなった気がする。
そうそう。なんかやっぱり知的な満足感がある作品でした。
いい作品でした。
この方、ここ4ヶ月間でようやく1話から聞いてようやく追いついた。
すごい。ありがたい。
ありがたいですね。
ありがとうございます。
確かにね、200回ですから、1日2話ずつぐらい聞いてようやく。
ようやくか。
って感じですか。
すごいな。
そうですね。なんか申し訳ないですね。
申し訳ない。こんなに世の中コンテンツがいっぱいあるのに。
ほんとね。
ありがとうございます。
この世の誰よりも私の声を聞いてますね。
確かに。
だって1時間も喋んないもんね、人とね。
喋んない喋んない喋んないよ。
自分の出した回もそんなに聞き返したりあんまりしないし。
ありがたい。
ありがとうございます。
この方、ブログでアメコミの感想とか書いてる。
すごい。
ぜひ続けてほしいですね。
お願いします。
もう読んだやつ片っ端から書いてほしいですね。
世の中にそういうのを増やしていきたいよね。
みんなで言葉にしていけば。
ブログ文化もな、あんまり段々下辺になってみんなツイッターとかでリツイートとかで済ませてないか感想を。
自分の言葉で書くんだ。
そうだ、紡げ紡げ。
そうだな、言葉を書くことで頭の中身じゃなかった考えもまとまると思うのでね。
みんなで書いていこう。
あとメールも来てましたが。
メールも来てたかな。
ラジオネーム。
アイライドさん。
アイライドさん。
ほうやくあめさんあらるさんこんばんは。
こんばんは。
セブンイレブンのネットプリントで印刷してお二人の描いた漫画を読ませていただきました。
前回我々は漫画の書き方を読んだので実際に書いてみたんですね。
ちょうど映画ルックバックを鑑賞してきた後だったのでお二人の想像の原点に触れた気がして幸せな気持ちになりました。
そんなんじゃないと思うんですけど。
我々は人を幸せにするラジオをやっていたんですね。
いや、そうなんですね。
嬉しいですね。
嬉しいですね。
ありがとうございます。
ルックバックに肩を並べましたね。
我々も藤本達樹と並べられる存在になってねえよ。
ありがとうございます。
57:01
嬉しいです。
みんなどんどんアメコミを読んで。
いっぱい感想を書きましょう。
来週はついに映画が来るんじゃないですか。
もうそんな時期ですね。
ウルバリンとデッドプールの映画が26日公開なんで、デッドプールvsウルバリンをやっていくか。
または間に合わなかったら別の。
それっぽいやつをやりましょう。
別にこれさ、なんで土曜日配信なの?この番組。
土曜日だったらみんなが週末に聞けるかなって。
そういうことなんだ。
金曜日が新しい映画の公開日になること多いからさ。
そうね。
土曜日配信ってちょっと間がなくてきついんだよね。
確かに。
普通に休日の方が再生数伸びない。
そうなんだね。
月曜が祝日だと再生数伸びないもんね。
通勤通学の時に、通学の人はいないか。
通学の人もわずかながらいるのかな。
聞く方が多いのかな。
もしかしたら土曜配信じゃないかもしれない。
でもデッドプールvsウルバリンは楽しみ。
面白そうですよね。
めちゃくちゃ広告とか宣伝に力を入れてるもんね。
コラボとかすごく多くて。
めちゃくちゃ目にする。
というわけで、ちょっと久々アメコミ映画が盛り上がってるんじゃねーのっていうところもありますし、
皆さんも見て聞いていただければありがたいです。
それではまた来週。さようなら。バイバイ。
あのさ、頭から終わりまでプロレスの話をしてしまって申し訳ないんだけど。
どうぞどうぞ。
21日、配信ベースで明日。
DDTプロレスの両国大会っていうビッグマッチがあるんだけど。
なんと、DCコミックとのコラボグッズが。
なんで?
全くわかんない。このラジオ聞いてんじゃないの?
ありがたい。
なんか、バットマンとコラボしたTシャツ、
ペンバーマンとコラボしたTシャツ、
ジャッジフリーグのロゴが入ったサウナキャップ。
なんでだろう。
ね。なんでだろう。
バットマンのTシャツじゃなくて、
DDT要素のあるバットマンTシャツ。
一応ね、サウナカミーナっていうユニットがあって、
サウナ好きな人たちで組まれたユニットがあるんだけど、
それとコラボらしいんだよね。
そのユニットのロゴとバットマンの絵みたいなのが入ってる。
結構ね、ちょっとレトロ気味で、
デザインおしゃれで可愛い感じなんで、
これちょっと欲しいなと思ってるんだけど。
じゃあ、あれあるんじゃない?バットマンさんで。
バットマンさんね。あるよね。
あるよ。
あるかな。
あとさ、Tシャツで言えばさ、
1:00:01
バットマン85周年記念の応募者全員プレゼントキャンペーンっていうのがある。
なんだって。
バットマン最初の商品を3冊買うと、
バットマンオリジナルTシャツがもらえるっていうキャンペーンがあって、
すごい。
今回のこのDeadly Duo、最初の商品なんだけど、
ジャスティスリーグインカーネイト、
ビヨンドゥ・ホワイトナイトも最初の商品なんで、
我々これでTシャツゲットです。
すごい。じゃあこのラジオをずっと聴いて、
一緒に読んでくれてる人もゲットなんで、
引き換え忘れないようにしてくださいね。
お揃いTシャツをみんなで着よう。
10月31日下旬有効なんで。
応募を忘れなく。
届いたらみんなお揃いのTシャツ着て、
オフ会やりましょう。
01:01:19

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