アメリカのトイザらスから、オープンAIの動画生成AI、ソラを使って作成されたCMが先日公開されたんですけども、見ましたか?
見てないです。
見てない?珍しい。
すいません、むしろ知らなかったです。
えー、いつもこういうの真っ先に見てるのに、珍しいね。
え、ソラで作成、もう完全にソラで作られたCM?
そう、ソラのみで作ったCM。
あら、そうなんですね。すいません、ちょっとチェックが漏れてました。
これはね、創業者であるチャールズ・ラザラスさんがトイザらスの創業者らしいんだけど、
その創業者の幼少期の頃の映像を実写映像のようにソラを使って描いたっていう作品。
あー、じゃあなんとなくだけどその創業者の方の原体験を元に作られたみたいなCMかな?イメージとしては。
たぶんそう、そう、原体験みたいな感じなのかな?ちょっとなんかこう夢の中に入る映像みたいなのもあって、
まあちょっと現実とそういう中のフィクションとノンオーキションが入り乱っているような感じではあったけど。
おえー。
動画の尺としては1分6秒の動画尺の映像になってて。
いつ公開されたんですか?
公開日、YouTubeにアップされた日でいくと6月21日なんで、だいたい10日前ぐらいって感じですかね。
なるほどですね。
内容としてはその創業者である幼い姿のチャールズ・ラザラスさんが、
トイザラスのマスコットキャラクター、わかる?トイザラスのマスコットキャラクター。
あのキリンみたいなやつでしょ?
おー、さすがよく知ってんね。
いやよく言ってましたから昔、トイザラス。
まさしく、それがジェフリーっていうキリンらしいんだけど。
あ、彼ジェフリーっていう名前なんだ。
そうそう、そもそもチャールズ・ラザラスさんの名前もジェフリーの名前も今回初めて知ったんだけど。
うん、そうね、知る余地はないよね、なかなか。
そう、その幼いチャールズ・ラザラスさんとキリンのジェフリーが交流するみたいな、そういう内容の映像。
なるほど。
概要欄にYouTube貼っておくんで、ちょっとそれはね、映像は見ていただいてって感じで。
で、これを見て、やっぱXが流れてきてみんな反応するわけじゃん。
で、おおむね日本での反応はだいたいね、もちろんポジティブな意見もネガティブな意見もあるけど、
おおむねすごいよね、みたいな。とうとうここまで来たか、みたいな。
好意的な意見が多かったかなっていうイメージ。
結構ね、動画生成系でCMやってみましたとかさ、何個かありますけど、
言うてね15秒とか、結構短めの尺しか見たことないので、
この1分尺の生成AI使われたCMは多分初めてなんじゃないですかね。
多分そうだよね、なかなか1分の動画とかってね、広告でって見たことないから。
初めてな気がしますよね。
うん、するする。
だからやっぱそのおおむねすごいねとかとうとうここまで来たかとかそういうポジティブな意見が多くて、
僕もすごいなっていう風な感想を持ったっていうのが第一印象ですね。
そんな中、海外メディアのフォーブスから、
アメリカトイザらス、AI生成した動画広告が炎上、オープンAI空手作成っていう記事が出てたのよ。
炎上。
炎上。
要は、まあ評判が悪くて炎上しちゃったよね、みたいな内容の記事。
なるほど。
そう。え?って思って、結構良かったけどなっていう風に個人的には思ってたから。
内容としては、まあ批判的な意見としてあったのは、
チャールズ少年の顔に一貫性がなくて、
なんかもう自分が本当に奇妙な夢を見てるような気持ち悪さがあるみたいな、そういう意見があったりとか。
ほう。
まあこれに関しては確かに日本でもすごいなっていう意見とともに、
でもちょっと顔の一貫性がまだ完璧じゃないところは見受けられるみたいなのはちらやわ意見としてはあったから、
まあここはそんなに間違ってはないかなと思ったけど、
他にも父親と見られる人物の見つけに正義がないとか。
ほう。
あとは単純にその破綻した生成物に対する文句とかも結構多くて、
真っ二つに分断されて溶け合う自転車とか、歪んだ窓枠とか、
棚にぎっしり詰まったおもちゃの形が歪で変だとか、
そういうのがいろんなところ上がってて、
まあ中場炎上してますよねみたいなそういう感じの記事。
なるほどですね。
そう。
生成AIの技術とかさ、情報を追っている身としてはさ、
今回の動画って結構すごいことだと思うんだよね。
さっきも散々そういう話したけどさ。
うん。
でも一方でこういう批判的な意見が出るわけじゃん。
だから純粋になんでかなってすごい疑問に思ったわけですよ。
はい。
で、これを考えたときに一つ僕なりにこういうことなのかなって思ったことがあって、
これはある種特別な才能みたいなものが民主化されてしまったことによって起きた炎上なのかなっていうふうにちょっと感じたところがあるのよ。
特別な才能が民主化したことで起きたとは。
まあ簡単に言いますと、
生成AIはさ、要は個人の能力を高めてくれるわけじゃん。
個人能力高めてくれますね。
そうそうそう。
だから今までは特別な才能があったりとか、
なんでもなんでも磨いてきたスキルとかがないとできなかったようなことが、
生成AIによって一気に誰でもその能力を手にすることができるようになったわけじゃん。
はい。
それによって起きた炎上かなみたいなニュアンスのことを言ってるんだけど、
というのは記事にね、生成AIは人間の創造的表現の価値を下げる恐れがあるとか、
あとはクリエイティブな表現をAIによって自動化するっていうのは、
人生をかけて技術を磨いてきたアーティストを軽視しバカにした振る舞いだとか、
あと子供の無限の創造力を題材にした広告を魂のこもっていないAI生成コンテンツで描写するとは何とも貧肉なことだみたいなことが書いてあって、
結構むちゃくちゃなこと言いますね。
要するに、本物のクリエイティブは人間にしか作れないんだみたいなことが言いたいだけなのかなって結局思っちゃったわけよ、この記事を読んで。
そうですね。
魂のこもってないものを子供に見せるのが貧肉とか意味がわかんないじゃん。
何魂ってみたいな感じだしさ。
そうね、めちゃくちゃ抽象的ですね。
だから要するに、クリエイティブは人間にしか作れないんだよみたいな、そういうちょっとわがままチックな感じっていうのかな。
そういうことが言いたいだけだろうかなみたいな。
まあそうですね、自己の尊厳を守りたいじゃないですけど、そういった意味合いのこういう、トイザらスに限ったことではなくて、こういう炎上の仕方ってずっとしてるよね。
そうね、嫉妬とか貧肉とかそういうニュアンスのところから来るみたいな感じかな。
こういうのはなくならないですよね。
そうね、だから我々としては誰でもAIを活用すれば個人の能力を最大化できるよっていう情報を発信してて、それは本当に我々もそれを信じてやってるわけだけど、
逆に言うと個人の能力が最大化されてしまっても困っちゃうって人たちもいるわけで、
それがさっき言ったみたいに長年特別な才能だったり特殊なスキルを磨くっていうことをしてきてようやくある種才能を得た人たちがもう価値がなくなってしまう可能性があるわけじゃん。
そうですね。
そこに対して困ってるみたいなところが今回のこの炎上の本質的なところっていうのはそういう側面が隠れてるのかなって思ったんだよね。
確かに、まあそうですね。
だからまあ結局その特別な才能みたいなものが生成エアによって民主化されてしまったことによって困っている人たちが起こしている炎上なのかなっていうふうに思ったっていうのが今回のこのニュースを見て感じたことですね。
なるほど。
確かにね技術の勃興によって様々なものがトレードオフとしてなくなっていく代わりにより世の中全体が良くなっていくよねっていう前提だからこういう問題ってね常に技術革新とともに起きますよねやはり。
そうね。
技術革新によって前のエピソードでも話しましたけどこの犯罪が起きるだったりとか本当に困っちゃうようなこと世界全体が脅かされるみたいなそういう話もあるからまあそういうのはちゃんと声を上げようねみたいな話はしたじゃないですか。
声の上げ方がちょっと間違ってるというか論点がずれてるというか。
ああそうね確かに。
そういうニュアンスを感じますよねこれこういう炎上の仕方って。
確かにねまさしくだよねだからねその空なんか使わない方がいいみたいなこれはもうダメなものなんだみたいなそういう炎上のされ方しちゃうとさこの本質がぶれちゃうもんね。
そうなんですよね。
だからやっぱり我々としては生成AIは人類の武器になるんだよっていうことをやっぱりもっとちゃんと伝えたいなっていうのをこれを聞いて改めて思ったわけですよ。
確かにそうですねむしろそうクリエイターの方々がむしろガンガン使ってた方がもっと強くなれるんで。
そうそう。
これは実体験として今年の1月からプログラミングの勉強をするんですけどその当時僕より先生の方がもちろんプログラミングができるんですけど当たり前に。
うん。
AIの知識はやっぱり全然そんなにはなくてキャッチアップちょくちょくしてるぐらいみたいな感じだったんですよね。
なるほどね。
でこの間クロード3.5のソネットからアンティファクト機能が出たじゃないですか。
であれをねちょっとパラッと触ってみたらなんかもううわぁすげぇみたいな。
これこれみたいな。
自分がその開発まだあんまり触ってないようなとこ今回やらないといけないみたいな例があってそれを試しにやらせてみたら本当なんかそのまんまのものが出てきちゃってすごいみたいな。
これでこれでええやみたいな。
そうそうそうそう。で細かいとこはねちょっと修正しないといけないからそういうとこちょっといじって納品するみたいな。
これね本当に僕勉強してて本当に思うんですけどプログラミングができる人がAIを使ったら超最強になるんですよ。
確かにね。
だからコーダーとかいなくなるみたいな話よくありますけどそういうね次元の話じゃないですよ。
できる人が何回も言ってるんですけどその人の能力が100だとしたらAIは100倍してくれる機能なんで1枚になるんですよ。
僕まだ学び立てなんでプログラミング能力まだ3とかなんですよ。
3が100になって300ぐらいなんですよ。
1枚に勝てないですよねっていう。
なるほどね。
これはね学ぶと本当によくわかるので実体験として。
だからこういうね顔の破綻が良くないとかうんぬんとかっていう枝葉の話はもう今すぐやめて自分の能力をまず伸ばしてAIを勉強したら超最強になれるんだから
そんな時間の無駄なことはするなと。
そういうことをすごく言いたいなと思いました。
いやもう本当にまさしくそれは正しいなと思って。
これあの本当歴史で過去のものを見ても全く同じようなことっていうのが本当に起きてて。
そうなんだ。
そう。
例えばさ写真が出てきた時も絵画を駆逐する脅威みたいなことを言われてたんだよ当時って。
だけど人間のさ描く絵も写真もそれぞれアートとして認められているわけじゃん。
そうですね。
そうそう。
だけどやっぱり写真が出た時も画家って方向転換が強いられたらしいのよ。
っていうのも現実を表現するみたいな方向の画家が感情とか印象を描写するっていう方向性に移っていったっていうのがやっぱり歴史の背景としてあって。
例えばさ、生成AIならさ、ありえない画像とか映像とか生成できるじゃん。
例えば海の中で炎が燃えてるとかさ。
あとは太陽の中に人間が入っていって元気に出てくる映像とか。
これを例えば絵だったら描けるけどでも絵は写真じゃないし、
映像として収めたいけどそんなことすることって困難だし、
じゃあどうするのって言ったら生成AIでまるで現実な映像のように生成するっていう方法しかないじゃん。
そうですね。
ってなるとこれってある種一つのカテゴリーのようなものになっていくんじゃないかなって思ってて。
例えばさシンセサイザーってあるじゃん。楽器の。
これ作曲家の松竹秀樹さんによると、1994年から1995年頃ってシンセサイザーが出たての時って
シンセサイザーは楽器なのかどうなのかみたいな議論から当時はもうスタートしたらしいのよ。
えーそうなんですね。
つまりクリエイターたちの中ではあれは元々楽器じゃないみたいな認識をしてたっていうところから全てが始まってて。
なるほど。
90年代にパソコンが本格的に音楽に導入されることになって、
電子楽器とか電子ミュージックっていうものが新しいジャンルなんだなっていうふうに認識されたっていう歴史があるんだよね。
なるほど。
だからそのギターとかピアノの生の音じゃなくて電子的に作った音が音楽として認められたみたいな背景を考えると、
この生成AIで作った非現実的なリアルな制作物っていうのがある種一つのクリエイティブだよねみたいになる瞬間も絶対あるんじゃないかなって思ってて。
うーんありえそう。
そう。だからまあもちろんそのアーティストとかクリエイターの能力を高めるのに補助的に使うっていう道筋ももちろんあるし、
生成AIが生成AIとして一つ独立した新しいカテゴリーになっていくっていう未来も見えるってことを考えると、
ここで本当なんか空を炎上させている場合じゃないぞっていうふうにやっぱ思うわけですよ。
逆に言うと空を炎上させたことによってより気づけますよね。
ああまあそうだね。確かに逆の意見を聞くことによってこの感じを覚えたっていうのがあるもんね。
やっぱりこう歴史は繰り返すんだなっていうことに気づけるよね。
確かに。
これでそんなに受け入れられたらあああれみたいな。逆に怖いみたいになっちゃいますよね。
確かに確かに。そういう意味でここで炎上してくれているのはある種安心感があるよね。
そう安心感がむしろある。チェックポイントにいる感じがしますね。
ああ確かにな。これから発展していくぞっていうのを感じるよね。
やっぱそれだけみんな脅威に思ってるってわけですからね。
今はまだこんなんだけどもうAIの進化速度やばいのですぐにこういうの解決できると。
みんなわかってるから批判してるんじゃないですかね。
ああなるほどね。もうそうなるっていうのがわかってるからあえて批判してる状況なのか。
だって怖くないものにはあえて批判しなくないですか。
確かにね。
っていうところはねちょっと感じるので、やっぱみんな脅威だとは思っているし、歴史をなぞっても同じようなことが起きるっていうことを考えると、
ある程度の未来はちょっと見えやすいですよね。今たすけが話してくれたような。
必ずしも脅威みたいな、ネガティブな印象のものじゃないじゃん。歴史的に見てもそういったものが登場してきた後って。
だから後から見たらね、写真が今ないなんて考えられないしね。
インターネットがないっていうことも考えられないし。
だから同時にAIがないなんてもう考えられないよねっていう世界にはきっとなると思いますね。
だから炎上させる前に武器にして使いこなす方に行った方が絶対にいいよね。
そうですね。今のうちに。
はい、それではエンディングでございます。
エンディングはですね、好きなことを喋って締めくくりたいと思います。
全然AIとは関係ないんですけど、最近コロコロチキチキペッパーズだっけ。
うわ、さすがだね。俺もね、あれでしょ、西野じゃないの?
そう、西野さん。西野さんね。
あ、西野さんね。確かに。
呼び捨てにしないでくださいね。
ナダルはナダルでいいんだよね?
ナダルはナダルでOKです。
西野さんの筋トレめちゃくちゃすごいじゃないですか。
いやー、すごい。俺もそれ今見てた。見てる、今。すごいよね、あれマジで。
そうなんですよ。で、僕、もともとね、アクトレさんっていうYouTuberを昔から見てて、
そのアクトレさんがまさかのプロデュース企画じゃないんですけど、
っていうので、西野さんが10ヶ月でとんでもなくバキバキの体になったっていう、あのポチャポチャから。
ね、あれやばいよね。すごいよね。
そうなんです。で、あのトレーニングの内容とかもいろいろ見て、僕もほんとね、ちゃんと今やってるんですよ。
で、これね、ここでAIってちょっと紐づけるんですけど、これからの先、肉体がマジで大事だと思います。バイタリティ、体力。
あー、確かにそうだね。
はい。もうAIに仕事全部やらして、やることないなみたいな。
そしたら、人間って大体こう、娯楽だったりとか、いろんなことにこう、体力を使うものにね。
だから、なんだろうね、AIにできないっていうのは、きっとね、ハードは手に入ると思うんですけど、ロボットとかで。
人間の肉体は手に入らないじゃないですか。