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2024-06-27 38:15

#19【日米比較】ChatGPTは当たり前?学生のAI活用の最新事情と教育の未来

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[今回のタイムスタンプ]

() アメリカと日本のAI導入率の比較
() VC資金とAIスタートアップの関連
() AIを利用した宿題の工作
() アメリカと日本における大学生の生成AI利用率
() 教育面と若い世代のAI活用
() 大学のAI活用方針比較
() 大学側と教員のアプローチの違いについて
() アメリカと日本の大学がAIを活用する姿勢について
() 日本におけるChatGPTの利用目的に関する調査結果
() 新しい職業の可能性
() 人間の価値と社会保障
() AIとの付き合い方
() AIに侵されない領域
() 人間関係と価値観

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⋱お便りはこちら!⋰
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[パーソナリティプロフィール]

田附(タツケ):AIメディア編集長の30代男性
平岡(ヒラオカ):AIコンサルタントの30代男性
https://twitter.com/dicamp_hiraoka

サマリー

アメリカと日本のAI導入率や学生のAI活用には差がありますが、日本の大学生も生成AIを利用して宿題をすることが普通になってきています。 日本ではチャットGPTの利用目的は主に遊び目的であり、学習目的の割合は比較的低いです。一方、アメリカやイギリス、インドでは学習目的の割合が高く、チャットGPTを学習に活用していることがわかります。これからは、AIを活用して自主的に学習することが重要になってくると考えられています。 若い世代がAIに精通することが重要であるというメッセージが伝えられました。将来的にAIに触れる仕事がないと考えられるため、AIに慣れ、触れ、イテラシーを高めることが重要です。 学生たちのAI活用の最新事情と教育の未来。

00:00
はい、ということで、本日はですね、頂いたお便りを元にお話をしていくんですけども、ペンネーム ギャラメル小僧さんから、いつも有益な情報をありがとうございます。
ただ、シャープ17の回では、JKと学校でのiPadの話には失望を禁じ得ませんでした。
今年、こちら米国の大学を卒業した長男は、小学校時代からApple製品のiPadを対応され、使いこなして今に至っています。
タブレットやPCが当たり前の教育現場になって15年以上経っています。
そしてこちらの大学では、学生たちが宿題をするのにChatGPTなどのAIを使うのも全く普通です。
長男も東南アジアからの留学生にChatGPTが作ったが、見え見えの回答をそれがわからないように書き換えてくれ、など頼まれると拷問している始末です。
シャープ17の回のお話を伺っていると、AIがやっとこそパーソナルな域に達したかと話されていますが、それはあまりにも日本の状況を前提としすぎているように聞こえます。
JKウンヌンという話もことさら、日本の既存の男尊女卑的な位置づけを前提に区別しているように聞こえてなりませんでした。
ということで、お便りありがとうございました。
このお便りをいただいて、たつけはとてもへこんでました。
僕は嬉しくてたまりませんでした。
へこんだけども、まあこれはね、ごもっともな部分もあるので反省ですね。
反省ですね。
ということで、確かに日本の状況を前提としすぎたなというところもあります。
というところで、実際にアメリカと日本の状況ってどうなんだいと、そんな話をね、今日はしていきたいなと思っておりますので、最後までぜひお聞きください。
AI未来話。この番組は、AIメディアを運営するアラサーの男性2人が、AIの最新動向やその未来に関する情報を記録掘り下げながら考察をしていくホットキャストチャンネルです。
AIメディア編集長のたつけです。
AIコンサルタントの平岡です。
アメリカと日本のAI導入率
はい、やっぱりアメリカの生成AIってめちゃくちゃ普及してて、日本は全然生成AIが普及してないみたいな、そんなイメージありませんか?
そうですね。
僕もそういうふうに思ってて、だからちょっと今回はアメリカの生成AIの現状と日本の生成AIの現状がどれぐらい違いがあるのかな、みたいなのをちょっと話していきたいなと思って。
まず、アメリカの企業での生成AIの導入率、これがアメリカの企業だと42%が積極的にAIを導入してるっていうふうな数字が出てるのよ。
日本の企業の場合、これは特に大企業を中心のデータなんだけど、生成AIの導入率8.4%、試験導入準備中が18.5%っていう感じなので、大体10%ぐらいっていうところかな。
アメリカの半分ぐらいに対して日本は10%ぐらいということで、結構乖離があるよね、みたいなのがわかるかなっていう。
で、生成AI関連のスタートアップへの投資額で見ると、アメリカは2023年の生成AIスタートアップへの投資額が218億ドル投資されてて、426件も投資がされてると。
じゃあ問題です。日本は一体どれぐらい投資してるでしょうか。
日本の投資額ですか?
はい。
そんなになさそうですね。生成AIスタートアップに対してってことですよね?
そう。
ほとんどないんじゃないですかね。
正解はわからないということで。
なるほど。
要は調べたんだけど、具体的なデータみたいなものが全く出てない状況で、どこも調査してないし、公表もしてないし、みたいな感じで。
具体的な数字がないっていうことは、そもそもその調査するレベルの規模感にないから、アメリカにここは大きくおこるをとってるんじゃないかなって推測できるよね、みたいな感じ。
なるほどですね。
アメリカだとオープンAIとかアンソロピックとか、大型なAIスタートアップってのが巨額の資金を調達してるじゃん。
そうですね。
日本の生成AI界を引っ張ってるのもその辺の企業たちじゃん。
だから、やっぱりそういう意味でも日本の企業で生成AIスタートアップにガンガン投資してみたいな状況は全く起こってないよね、みたいなのはこの辺の数字でわかるかなっていう感じ。
そうですね。
アメリカと日本のAI投資額
投資額もほとんど巨大スタートアップでしょうしね。
うん。
もうそこに集中してるみたいなところあるよね、きっと。
そうですね。
スタートアップの数も違いますしね、そもそも。
そもそも生成AI関係なくスタートアップの投資額が日本とアメリカで開きあるじゃん、きっと。
そうですね。
しかもVCの資金力っていうのも全然違うでしょうし。
うん。
そこに生成AIだけで絞ればこういう感じのデータにはなっちゃうかな、みたいなところで。
次に教育の分野の面で、これはお便りをいただいたんだけど、その中でアメリカの大学では学生たちが宿題をするのにChatGPTなどAIを使うのがめちゃくちゃ普通だと当たり前だっていうふうなお便りをいただきまして。
東南アジアからの留学生に大学に行ってるお便りをくれた方のお子さんがChatGPTで作ったのが見え見えの回答をわからないように書き換えてくれみたいに頼まれるみたいな、そんな状況もあるぐらいらしくて。
ChatGPTで作るのが当たり前として、それも先生にバレるからバレないように工作してくれっていう結構先の先まで言ってるみたいな感じですよね。
さらに大学の先生はそれがAIでやった宿題が山のように提出されるから、さらにそれを見抜くコツを得つつあるみたいな、さらに先の先の先みたいな。
犯罪者と警察みたいな感じでずっといたちごっこしてるみたいな感じですかね。
いたちごっこみたいな状況だね。
だからやっぱりそういう意味でも教育面、もちろんさっきの企業の導入率、スタートアップへの投資額、こういった教育面見てもやっぱりアメリカが生成AIをかなり牽引してて、日本はちょっと遅れを取ってるなっていう印象はやっぱりあるよね。
そうですね。
だからこそ前々回かな、Apple Intelligenceが来た時の話で、これから日本において生成AIがもっとスタンダードになっていくんじゃないかみたいな意気を寄せたわけだけども、お便りでね、ちょっとあまりにも日本本位で話しすぎなんじゃないかみたいな、アメリカはそんなもんじゃないよみたいなご指摘をいただいて。
そうですね、前提がちょっと日本に置きすぎてると。
確かにな。ここまでの話を聞いても、確かにアメリカのことをもっと知ってる人からすると、いやいやそんな状況じゃないよって思うのは無理はないなと思うよね。
そうですね。だからこそちゃんと調べようと。
そうそうそう。だからアメリカの部分もそうだし、日本の部分も、今現在の状況としてはどういうものなのかっていうところをちょっと調べてみまして、2023年5月の調査で、ちょっとデータとしては古いデータになっちゃうんだけど、アメリカの大学生の最大33%が宿題に生成AIを使用しているっていう調査結果になってるのよ。
1年前のデータ、5月だからちょっと古いから、そこからの生成AIの進化とかを考えたりとか、またお便りいただいた内容を考えると、もうちょっと増えて、結構頻繁に大学生が宿題を使っているような状況になってきてるような感じなのかなっていうのが推測できるよね。
そうですね。この1年で多分33%が66%とか70%とか、ひたしたら80%ぐらい使われている可能性は無きにしわらずですね。
そうね。もうちょっと最新のデータがあればよかったんだけど、ちょっとなくて、ただお便りくださった方の体感でいくと、多分もうみんな使っているような感じの雰囲気だったから、結構使われてるんじゃないかなっていうところで。
じゃあ一方、日本はどうなんだっていうところで、これが全国大学生活共同組合連合会が去年の10月から11月に1万人規模で調査してまして、その大学生に聞いた結果、継続的に利用しているが28.9%、利用したが今はしていないが17.8%、合わせて46.7%がだいたい使っているよみたいな感じ。
チャットGPTを使ったことがあるっていうのが約半分っていうことですかね。
そうだね。チャットGPTを使ったことがあるっていうのが約半分で、でも継続的に日常的に使っているよっていうのが28.9%。
じゃあ去年の先ほどのアメリカのデータとだいたい同じぐらい、ちょっと少ないぐらいって感じですね。
そうだね。ちょっと少ないぐらいっていう感じで、だから結構同じぐらい使ってるなっていう印象は受けるよね、こうやってデータで見ると。
で、その内訳とか見ても、論文、レポート作成の参考にするためっていうのが22.1%になってたりとか、あとは外国語の翻訳エッセイのためが12.1%、だからやっぱり課題だったり授業の部分において使ってるっていうのがわかるよね。
そうですね。で、あとマイナビが4月5日に2025年卒業予定の大学生と大学院生に対象にやった大学生活の実態調査っていうのをやってまして、そこで生成愛のチャットGPT使ったことありますかっていう質問に対して24卒の使ったことあるっていうのが39.2%だったのに対して25卒の使ったことがあるっていうのが59.7%に増えてるのよ。
これはあくまで就活に活用してますかみたいな聞き方だから、学校の課題だったりとか宿題でどこまでやってるかまではちょっとわかんないけど、ただ普通に就活とかで活用してるって考えたら学校生活でも多分これぐらいのパーセンテージの人は活用してる可能性全然あり得るよね。
そうですね、確かに。
ってことを考えると、実はやっぱ日本も教育面においては日本の大学もアメリカの大学とあんまり変わらない状況なのかもしれないなっていうのをちょっと感じて。
去年のデータだけを見る限りでは実はそんなに変わんないんじゃないかと。
そう、だからあのApple Intelligenceの時の配信でこれからJKが来るぞみたいなわけのわかんないこと言ってたけど、もう大学生の間では全然来てたのかもしれないっていう、ちょっと実情を把握できてないトークしちゃったかもしれないね、あの時は。
ちゃんと謝ってください。
申し訳ございませんでした。やめろやめろ。こんな公然の前で謝らさせるんじゃないよ。
台本見て、僕はちゃんと言いましたからね。JKってやめた方がいいよって言ったにもかかわらず押し通してきたからね。
それはJKの言い方の話でしょ。
そう、いやもう押し通るみたいな感じで来たからね。
まあねまあね。
ちゃんと反省してくださいということで。意外とその遅れをとってないよというとこですね。
企業とかそういうビジネス面ではちょっと確かに遅れてるところはあるみたいだけど、教育面、特に若い世代っていうのは意外とAI使いこなしてるんだなっていう。
でもやっぱりそれを考えると、やっぱりアプリインテリジェンスでSiri導入されると、加速されるブーストがかかるっていうのは絶対事実ではあるよね。
これは僕の推察なんですけど、いろんな相関性があると思うんだけど、やっぱり人工統計っていうのはかなり大きく関わってるんじゃないかな。
アメリカの企業って42%が入ってると。
日本だとまだ8.4%。約4倍強差があるわけじゃないですか。
この差って今言ったZ世代とか若い世代はあんまり変わらないのに、ここにこんなに乖離があるっていうのは人工統計的にいわゆる年配が多いからなんじゃないかなっていうシンプルに日本が。
確かにそれはめちゃくちゃありそうだね。
いろんな日本の文化としてデータ的なところとかいろいろあるかもしれないんですけど、企業文化も全然違うし、これだけじゃないと思うけど、すごく生物学的に保守的になっちゃうじゃん、歳をとると。
だから新しいものをシンプルに取り入れづらいっていうだけな気がするんですよね。
それはでもちょっとあるかもしれないね。
だから大学生とかも使えるってなったら結構加速度的に広がってるわけだから、まさに年齢の部分っていうのは全然ありえそうだよね。
だと思うんですよね。だから今たつきが言ってくれたようにSiriにApple Intelligenceが入ると。
そしたら加速度的に伸びるんじゃないかって言ったけど、意外と僕はそうでもないんじゃないかなと思うんですよね。
確かにね。今上の世代もiPhone全然使ってるからそっちには全く刺さらないっていう可能性はあり得るもんね。
若いとこにしか刺さらない。結局どれだけ技術が進化しても日本人の年配の方はなかなか導入が進まない。
一部だけが使う。
そう、一部だけが使うっていう状況になるっていう可能性はちょっと考えられますよね。
なるほどね。確かにそれはありそうですね。
あと一応各大学が生成AIについてどのように捉えてるのかっていうのもちょっと調べてきたんだけど、
AIが生成した回答をそのまま提出することを許容するのか、それとも標説とみなすのか、
これの大学側の見解とか対応策みたいなのを調べたところ、
東京大学はAIツールの使用を一切一律で禁止するってことはしないで、教育的な可能性を探る方針らしいのよ。
だからAIを使うのが適切なのか不適切なのか、それは授業学とか課題によるよみたいな。
素晴らしい。
上智大学の場合は教員の許可なくAIが生成したテキストなどを課題で使用することを禁止。
使用が確認された場合は厳正に対処する。
要するに教員からこれはAIを使う課題ですよって言われない限りは基本全面禁止みたいな感じ。
結構…
厳しいよね。
結構全然違うんですね。
東大と上智でこんな方向性違うんだっていう。
アプローチ全然違うんだね。
高知工学大学はAIの活用を推奨する一方で、
AIが生成した情報をそのまま使うのは盗用とか著作性侵害にあたる可能性があるからやめてねっていう注意喚起をしているみたいな感じらしくて。
禁止はしてないけど注意だけしてるっていう状態なんですね。
そう、活用自体は推奨してるみたいな感じらしい。
なるほど。
一方アメリカはどうかっていうと、アメリカのデューク大学は、
こういったポリシー自体をそもそも教授が決められるように裁量を持ってるらしくて。
なるほど。
だから全面禁止の先生もいれば、めちゃくちゃ活用してる先生もいるみたいな。
教員によってそこは全然バラバラみたいな。
じゃあイニシアチブを持ってるのが大学側じゃなくて教員なんだね、アメリカの場合は。
アメリカは全部じゃないけどね、このデューク大学の場合はっていうこと。
デューク大学の場合はか。
で、あとアメリカ大学はAIを脅威ではなく活用すべきツールと捉え、適切な使い方を学生に教えるべきだっていう。
AIをちゃんと学生さんに教えるものとして扱わなきゃいけないよみたいな感じで。
だから上智大学の例が少し厳しいなとは思うけど、
おおむね結構日本もアメリカも大学の方針ってそんなに大きな違いはないかなっていうのは感じた。
なるほどですね。
逆にこれハーバードとかさ、もっと有名どこはどうなの?
ハーバード大学はこれはちょっとAIについて明確なのは書いてはなかったんだけど、
学校でちゃんとルール化されるまでは教員の指示にちゃんと従ってくださいみたいな感じの書かれ方されてたから、教員の裁量に任せてるような感じだと思う。
で、オックスフォード大学はここも直接的にルールが表に表示されてるわけじゃないけども、
教授によると子供たちにAIになれたりとか精通することを勧めてるみたいな感じらしいから、
基本的には推奨してるような感じだとは思う。
補足で言うとオックスフォード大学の教授はマイケル・オズボーン教授のことを指してるんですけど、
このオズボーン教授は10年先を見据えるとこれらのテクノロジーに触れないと仕事はないと述べてるぐらい、
AIリテラシーの重要性を強調してると。
だから自分にもお子さんがいるみたいで、その子供たちにとにかくAIになれようと、精通しようということを勧めてると回答してますね。
なるほどね。
だからやっぱり上智大学がちょっと厳しい雰囲気はあるけど、基本的には日本もアメリカも推奨してるような感じだよね。
そうですね。
だからやっぱりアメリカと日本って教育現場で見るとあんまりちょっと変わらないんだなっていうふうな印象は持ったかな。
そうですね。
じゃあそれでここから日本ってどうなっていくのかっていう部分なんだけど、
日本と他国のチャットGPT利用目的の違い
GFKジャパンっていうところが2023年12月に実施した調査によると、
ちょっとサンプルが少ないから性格とか怪しいところあるんだけど、
アメリカ、イギリス、インド、日本の4カ国で各500人ずつに回答してもらったっていう調査で、
チャットGPTの利用目的みたいなのを聞いてるのよ。
日本は遊び目的っていうのが最多で約4%なんだよね。
なんだけど他国は学習目的っていうのが上回るのよ。
日本は学習目的だと10%なんだよね。
なんだけど学習目的、アメリカだと49%、イギリスだと41%、インドだと78%みたいな感じで、
みんな学習目的で基本的には性性愛を使ってるみたいな感じらしくて、
かなり違いますね。
だからやっぱり日本って海外の部分に遅れてる部分って後追いしていくみたいなイメージあると思うし、
この教育現場の部分に関して言うと結構日本とアメリカとかって状況が似てるっていうところを考えると、
AIを活用した学習の重要性
結構積極的に宿題提出とかもそうだけど、
自主的に学習するのに性性愛を活用していくみたいな人が結構増えるんじゃないかなみたいなのはちょっとこれを見て思ったね。
そうですね、確かに。
宿題に出すとか課題をやらせるとか楽してやろうってよりかは、
学習を目的とした使い方っていうのが今後意識的に増えるんじゃないかっていう感じですね。
まあそうだね。
このアメリカで宿題をチャットGPTにやらせるみたいな話がお便りであったけど、
これの本質的なところって本来人が時間と労力をかけないといけない、かけるべき部分をAIが代替しちゃってると。
それが問題なのかどうかっていうのが問われてるっていう状況だと思うのよ。
そうですね。
だからなんかそれって僕が個人的に思ったのは、
今後そのAIがいろいろ仕事を担っていってくれるっていうのが増えていく中で、
人間の価値とか役割みたいなものを見直す必要性が高まってるんじゃないのかなみたいな。
そうですね。だからAIってそもそも個人の力をエンパワーメント、いわゆる強化してくれる役割のはずなのに、
任せたことによって弱体化する可能性があるものもあるよねって話だね。
あとは勉強とかだと、その人が時間をかけてやることが意味があってやらせてるのに、それを効率化されても意味がないよねみたいな。
そうですね。
だからやっぱり人間の価値とか役割って何なんだろうなっていうのをちょっと考えたわけですよ。
人間の価値とチャットGPTの関係
人間が担ってきた作業がAIによって代替されるし、特に知的労働の分野だと今もAIの影響がかなり顕著になってると。
教育分野だと技術じゃなくて学びとか創造性とかそういうところで課題を出してるのに、そこを考えずにやられちゃうと困っちゃうねみたいなところで。
マッキンゼのレポートによると、2030年までに世界の労働者の約30%がAIや自動化によって職を失う可能性があるっていうデータがあるのよ。
なんだけど一方で、このレポート内で新たな職種の喪失っていうのも予想されてて、約8%から9%ぐらい新しい職種が生まれようとしているというふうにも言われてるわけよ。
だからいかに職を失う30%にならないか、もしくはいかに新たに増える8%から9%の職種につけるかっていうところが重要かなと思ってて。
そうなると、さっき説明した大学が、生成アイを活用しよう、使っていいよってなってるわけじゃん。
生成アイを活用した場合の評価軸みたいなのがある意味では今後の生成アイとの向き合い方の参考になるかなと思ってて。
評価軸。
例えばハーバード大学の教授はチャットGPをうまく使いこなしているなら、その背後にある数学的な仕組みとか細かい部分を理解してなくても、ゲームを操作できるほどには理解してることになるよねみたいなことを言うのよ。
なるほどね。
細かい数字までわかんなくても、大まかに操作できてればそれ自体が勝利だよみたいなことで。
つまりこれって支持する能力みたいなものが長けてればこういう状況になるわけじゃん。
そうですね。
100%の知識がなくても瞬時に概要を把握したりとか、もしくはチャットGPに対して概要を把握できるように支持を出してっていう感じで、知識がなくても動けるような支持を出せるような能力みたいな。
つまりゲーム的な感じで、ゲームやってたら論理的思考力が勝手に身についたみたいな状態にすればいいってことですよね。
なるほどね。そうだね。そういうふうにも捉えられるね。
昔はさ、ゲームばっかしないで勉強しなさいって言われるのが当たり前だったけども、むしろ勉強じゃなくてゲームしなさいって言われるようにして、それをやったら自動的に強くなってたみたいなのが理想なんじゃないかと。
あとは得意分野とか苦手分野の補助でうまく活用できるかどうかっていうところが重要かなっていうので、これもハーバード大学であった事例なんだけど。
オープンインターネット生命科学試験っていう試験でChatGPTを使用した学生は、もともとその概念を習得してたんだけど書くスピードが十分じゃなかったらしいのよ。
なんだけどChatGPTは自分の頭にある回答を具体化してくれるだけだから、ChatGPTを活用したらその瞬間彼はクラスで最も高い成績の一つを獲得することができたみたいな。
なるほど。頭ではめちゃくちゃ理解できてるけど、書くという作業自体が得意じゃなかったから、それをAIに代替することによって最強になったみたいな良い例ですね。
若い世代へのアドバイス
あとは教授のフランクル氏は学生がChatGPTを使ってカンニングをしてるかどうかってわざわざ調べようとはしないっていう風に話してて、これはそもそもそういう生徒がChatGPTを使うだろうってのは想定してると最初から。
だからそれに応じて課題とか試験の難易度を大幅に上げるつもりらしくて、ChatGPTを使えないと解けないような問題にそもそも設定してあるみたいなことを言ってる。
面白いアプローチですね、これは。
これは要は自分の得意分野、要はここが専門のできてる学生たちなわけじゃん。
ここは得意なんだからChatGPT活用してもう一個上のステップ行けよみたいなことを言ってるんだよね。
これはお便りをいただいた方には朗報なんじゃないですかね。
イタチごっこだったみたいな状況から、それを想定してこういうね。
これもイタチごっこかもしれないですけど。
まあそうね、それをさらに超えてくる何かが出てくるかもしれないけどね。
でもいいアプローチですよね、こうやって。
そう、得意分野を伸ばすとか苦手分野を補助していくっていうのは、生成AI、今でもそういう使い方が結構有力じゃん。
だからそこの能力を鍛えるっていうのは今後も結構重要かなっていうのは思うよね。
そうですね。だからChatGPTと疑われないように作るっていう無駄な能力ついちゃうよりかは、むしろ活用して解くっていうアプローチにした方が圧倒的にAIになれるし、今後精通できるから絶対いいよね。
それはいいと思うね。
あとは批判的な思考を高めるのも結構いいかなと思ってて。
これハーバード大学の様々な分野の先生たちが授業で学生がChatGPTに批判的に取り組むことを推奨してるらしいのよ。
批判的に取り組む?
要はChatGPTに書かせた文章と自分たちで書いた文章と見比べて、どっちが良くてどっちが悪くてみたいなChatGPTの悪いところとかを出すみたいな。
そういうことね。
要はあえてChatGPTの良くない部分を批判的に考えるみたいな。
これで精々AI使ってると出させた反対意見を言わせたりとか、それに対してもっと深めていったりみたいなそういうのをやるじゃん。
そういうプロンプトテクニックがあってこういうことをしてるのかわかんないけど、もしかしたら教育的にその思考っていうのが重要っていうのを本質的に理解してこういうことをやらせてるのかわかんないけど。
でもそういう実際に精々AIでプロンプトとして使ってるようなものを教育としてちゃんと織り混ぜてるんだっていうのはちょっと思ったよね。
プロンプとして織り混ぜてるものを使ってるっていうよりかは後者な気がしますけどね、なんとなく。
もともとそういう思考の訓練みたいなのがあるんだろうね、きっと。
でも各大学はやっぱりこの辺り、支持する能力、得分野、苦手分野の補助、批判的な思考とかこの辺をちゃんとできてるかどうかっていうのを評価軸として見てるみたいだから、逆に言うと我々が今後精々AIを使ってビジネスをうまく展開していこうと思うと、その辺の能力を伸ばした方がいいんじゃないのとは思うよね。
そうですね。一応学術的には天才を超える唯一の方法はクリティカルシンキングだって言ってる人もいるぐらいだから、それぐらいクリティカルシンキングの思考ってすごく大事なんですよね。
なるほどね。それを精々AIを使って鍛えられるっていうのは素晴らしい時代になってるね。
本当にそう思いますね。
精々AIによって仕事がなくなる可能性はあるけども、新たな職業は増えるっていうことで、それこそ昔馬車のあった時代は自動車が出て馬がいなくなるみたいに言ってたけど、実際馬は競馬だったりセラピーとか違う形で役割を果たしてるわけじゃん。
そういう感じで、きっともう使わなくなるだろうって思われてたものが別の形で残るとか、新たなものが生まれるっていうのは全然あるから、そうなった時に我々が使える人間の価値って何なのかみたいな話になるんだけど、我々を馬として比喩するならばっていうことですか?
馬に例えてるわけじゃないですけど。
僕が気になったのは、今までって産業革命が起きて、今言ったように馬がいなくなるけど新しい仕事できたよね。
基本的には失った数より増えた数がどんどん増えていってるはずなんですよ。
なるほどね。
これまで。
でもさっきの話で言うと、30%はなくなるけど大体10%ぐらい増えるよっていう話だったんですよね。
20%どこいったみたいな。確実に失業者は増えてるよね。
AIに侵されない領域での付き合い方
そうなんですよ。確実になくなって減っちゃうと。だから今までの産業革命とは全然違うと思うんですよね、今回のって。
そうだね。だからやっぱりベーシックインカムとかもそうだけど、社会保障とか社会基盤ごと見直さないといけないレベルに来るよね、きっとこの辺はね。
そうですね。まさしく考えさせられる状況になってると人間の価値みたいなもので、そういう状況になってるとは確かに思うんですよね。
で、たつきがさっきどうしたらいいんだろうねと。仕事がなくなると。人間の価値って何だろうねと。その人らしさが大事なんじゃないかと。
抽象的じゃん、めちゃくちゃ。
まあそうね、ざっくりかよって感じだよね。
確かに世界の偉い人も批判的思考を鍛えようとか、コミュニケーション能力を鍛えようとか、ちょっとふわっとしてるんですよ、大体。
みんなそうだよね。
その中であえてもうちょっと具体化するんであれば、子供と時間を作るっていうのは僕いいんじゃないかなと思ったんですよね、今日の話を聞いて。
子供と?
そう、学生だったりとか子供だったりとか、もっと若い世代とたくさん絡んでいくっていうのがすごく大事なんじゃないかなって思いました。
なんで?
今日の話で言ったら、やっぱ若い世代、アメリカも日本もそんなに状況変わらなかったじゃないですか。
っていうことは、今一番AIに精通している可能性があるのって、学生さんだったりとか若い世代なんですよ、間違いなく。
研究者とかちょっと一旦置いといてってことを考えたときに、これからAIを使わないと生き残れない仕事ってたぶんたくさん出てくるじゃないですか。
逆にAIに侵されない領域っていうのももちろんあると思うんですよ。
例えば、メンズメイクとか美容とかメイクとか、僕ずっとやりたいなって思ってるんですけど、化粧っていうのは人間がやるものであって絶対AIにはできないんですよね。
でもその製品を作る過程とかは絶対AIに代替されるんですよ。
ってなってくると、侵されない領域に対してAIを使わないといけないっていう図式ができるじゃないですか。
そしたら絶対にやっぱりAIは触ってないといけない、いわゆる慣れておかないといけないっていう結論になるから、
じゃあ、慣れる、触れるっていうのは自分がやるのは一番いいんですけど、若い人ともっとこういう話をするとか、関係を持っておくっていうのが一番近道になるんじゃないかなって思うんですよね。
だって一番精通してるはずだから、これからもどんどん使うはずだから。
だからお子さんがいらっしゃるとかであれば、育てていく過程でAIとの付き合い方を絶対に禁止はしていけないとは思います。
ゲーム禁止するのと同じくらい良くない気がしてるので、だからそのAIとの付き合い方、向き合い方っていうのを子供と一緒に考えていくっていう未来が結構良さそうな気がするんですよね。
確かにね。
AIへの接触と情報取得の重要性
かつ、仕事的なスキル的な話をするんであれば、もちろん批判的思考とかコミュニケーション能力とか大事だと思うんですけど、AIに侵されない領域でその過程をAIを使っていくっていうのが一番生き残れそうな場所なような気がしてますね、個人的には。
結局いつかはAIやってくるけどさ、なかなかAIが遅い領域ってあるじゃん。
遅い領域ね。
完全にAIが来ないっていうのは難しいけど、ちょっと遅い領域に参入して延命するみたいな作戦もあるよね。
まあ、根本治療ではないけど対処療法みたいな。
延命処置みたいなね。
あえて選択する必要はないと思いますけど。
確かにそうだな。
なのでアメリカと日本の差で言ったら、企業的なところはめちゃくちゃあると。
4倍強近くあると。
ただ学習っていうところに関して言うと、そこまで方針だったりとか使ってる利用率とかはそこまで差はないんじゃないかと。
ただ去年のデータだから今わかんないよと。
お便りの話を聞く限りではめちゃくちゃ使ってそうだし、
日本ではそこまで使ってないんじゃないかなっていう感じもするからちょっと直感的な話になっちゃうんですけど、
でも世界的に見ても若い人がしっかり使っていくっていうのは結構共通してるかもしれないですよねという感じですね。
それではエンディングです。
エンディングではメインで話せなかったことを話して終わりたいと思います。
さっき僕が紹介したオズボーンさんの話じゃないですか。
ホックスフォードの大学教授。
これソースが東京大学の松尾教授がオズボーンさんとの対談のやつなんですけど、
松尾さんがオズボーンさんに生成AIの時代に子供たちは何を学ぶべきか、どのような職業に就くべきなのかっていうのを聞いてるんですよ。
そしたらオズボーンさんがこれはもうめちゃくちゃ重要な質問だと。
私にも7歳と4歳の子供がいて毎日この疑問は考えていると。
そして答えはわからないと。
そうなんだ。
このわからないっていうのが最も重要なメッセージなのではないだろうかと話していて、
テクノロジーはもう本当に信じられないぐらい早いと今。
つまり不確実性が非常に高いと。
数ヶ月先の予測ですら外れる。
なぜならAIは今研究者だけの市場にあるわけじゃなくて、
もう世界中の何億何十億っていう人がAIを使って遊んでいるような状況だから、
何が出てくるかもう分かるわけがないと。
だから私は子供たちにAIになれる、精通するっていうことを進めていると。
だから10年先見据えるとこれからのテクノロジーに触れない仕事はないと思うわけで、
今日その能力はあまりにも強力であまりにも多様だと話してるんですね。
なのでとにかくAIにもっと慣れましょう、触りましょう、
イテラシーを高めましょうって言ってるのは本当に間違いではなくて、
もうどの職種、どの業界にも精通していくものだと思うので、
やっぱり普段から情報を取っていく、触ってみる、向き合ってみるっていうのがすごく大事なんじゃないかなと、
改めて僕は思いましたねこれ。
あと最後平岡さん、若い世代と接点を持つことが大事だよねみたいなこと言ってたじゃん。
それも結構確かになって思ってさ、結局前々回Apple Intelligenceの話をしてさ、
学生のAI活用
今回この話をして、結構学生たちって意外と使ってるんだって気づきがあったわけだけど、
なんでそれ知らなかったのか気づかなかったのかっていうとさ、
自分がその世代と接点を持ってないからだなって今思ったんだよね。
お便りくれた方はお子さんが実際にアメリカ海外の大学に行かれてその実情を目の当たりにしたけど、
僕ら周りに大学生いないから、大学でバリバリ性性愛使ってるみたいな話って聞いたことなかったからさ。
確かにね。
もしかしたら調べればわかるようなことももしかしたらあったのかもしれないけど、落ちたお年はね。
でもやっぱりそういう人たちと接点を持ってないからこそ知れなかったってことを考えると、
やっぱりもっと接点を持っておくのって結構大事だなっていうのはちょっと改めて感じたかな。
確かにそうですね。やっぱりどうしてもね、自分の人間関係で価値観も形成されちゃうし、
入ってくる情報もね、変わるからね。
多様的な人間関係を築いておくっていうのはすごく大事な気がしますね。
そうね。
ということで今日はこんな感じですかね。
はい。
それではお聞きのPodcastアプリでAI未来話の番組フォローとレビューをお待ちしています。
フォローすることで最新話が更新され通知がきます。
この番組はランキングに入る可能性が上がります。
お互いWinWinなのでぜひお願いします。
1回だけ12位まで行ったんですけどランキング。
その1週間後には75位ぐらいになってました。なぜか。
振り幅がすごいな。
なんかもう気にしなくていいかなと思ってきちゃってますね。
逆にね。
でもぜひフォローだけしてほしいです。
レビューの方も皆さんのちょくちょくとしていただいてありがとうございます。
これからも番組の改善やまだ聞いたことない人のお聞きかどうかの判断しようになりますので、ぜひ欲しい評価のほどお待ちしています。
お便りの方もぜひよろしくお願いいたします。
来週も木曜朝7時に更新されます。
通勤通学のお供に聞いてくれると嬉しいです。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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