ポッドキャスト、7trailsラジオ練。このポッドキャストは、九州のランニングメディア7trailsのメンバーが、日頃のランニングにまつわるローカルの話をお届けしています。
こんにちは、石川です。 今日は2月17日、僕は長崎県大村市に来ています。
なぜここに来ているかというと、明日ここでマイルFKTと呼ばれるトレールのタイムアタックがあるということでやってきました。
で、今日のゲストです。FKTといえばこの方です。 2019年、スカイランナーワールドシリーズでアジア人初となる年間総合優勝で世界一に、
昨年は富士山を4ルートで4往復、前陣未踏の十字架を切ってギネス世界記録として認定されるなど、スカイランニングスペシャリストとして活躍中の山岳ランナー、上田瑠偉選手です。
よろしくお願いします。 本物かなっていうふうに思っていると思うんですけど、
みなさんね、映像じゃないから、本物かどうか区別してください。 そうそうそう、本物かなって。
でもね、かなり前から出るって言ってるんで、 本物だと信じてくれてると思います。
でですね、今日は今回のFKTのコースの選定や撮影など全面的なサポートをしている、
長崎のトレランパーティーの小林誠司さんと、エピソード25でご紹介した、僕と同年代でちょっぱやランナーの田中俊明さんの4人でお届けしたいと思います。
小林さん、田中さんよろしくお願いします。 よろしくお願いします。
小林誠司さんはまたね、別撮りでしっかり1本撮りましょう。 そうですね。
今日はアテンドしていただいたということで、いろいろ話に絡んでいただければなと思っております。
かなりローカルなポッドキャストなんで、すみません。
川崎さんも出てて。 そうですそうです。聞きました?
すみません、聞いてないんですけど。 暇な時です。
そんなことない、そんなことは。
ルイ君と呼んでもよろしいでしょうか? もちろんです、もちろんです。
ルイ君の功績というか、戦績はさまざまなメディアで取り上げられていて、YouTubeでもいろんなメディアでもご紹介されているので、
あえて世界選手権のこととかそこら辺はもう、僕らは掘らないようにしようかなと思っていて、
せっかく九州のこういうローカルなところに来ていただいているので、
今日は九州ネタとか、ルイ君が今チャレンジしているFKTについて話してみたいと思いますので、よろしくお願いします。
FKTです。サガと長崎のFKTを2回。
今回今週は先日サガを終えて、明日長崎での挑戦するって感じですね。
この元々FKTっていうのはどういう経緯で始められたんですか?
そうですね、このプロジェクト名をJAPAN FKT JOURNEYというふうにタイトルつけてるんですけども、
これはですね、2020年コロナになりまして、僕自身も海外遠征行けなくなってモチベーションが下がって、
多分皆さんもマラソンだったりとかトレードのレースも沖並み中止になってモチベーションが下がっている中で、
どうにか自分も含めてファンとかのモチベーションを上げれないかなというふうに考えたときに、
その前の年、2019年に初めて世界一になっていたので、
世界一に挑める機会が近くにあったら、走るモチベーションが上がるかなと思って、
身近に世界一に挑める機会を作ろうということで、47都道府県に僕の記録を作ってみようということで始めました。
なので本当は最初はもっとガンガンいろんな県行く予定だったんですけども、
やっぱりその料費だったりとかペースというのも難しかったり、
21年からちょこちょこと海外行けるようになったり、
指定シーズン始まるとやっぱりなかなかいろんなところに行くのが難しくなって、
ようやく長崎で17県目ぐらいですね。
17県目、まだ30先が長いんですけど。
このチャレンジはですね、ランナーだったらみんなアプリ入れてると思うんですけど、
ストラバでタイムが公開されているので、
GPSデータが公開されているので、それをダウンロードして自分もアタックできると。
ストラバだと多分有料会員じゃないとGPSを落とせないと思うんですけど、
僕のホームページ行っていただくと、そこにプロジェクトというタブがありまして、
そこにJapan Kitty Journeyのページがありますので、
そこ行くとこれまで挑戦した各県のGPSデータを無料でダウンロードできるようになってますので、
ぜひそれを活用してもらえたらなと思います。
これ2020年の9月24日ぐらいですかね。
そうです。日付まで覚えてないですけど最初宮城から始めて。
インスタの立ち上げを見たんですよ。
そうすると24日で最初のアタックが宮城がもう26日、2日後には宮城を始めてたので、
一発目が宮城。
最初は9月だったので雪降る前に攻めようということで東北と北海道を都市は攻めていて、
雪降ったら雪降ったら九州の方は降らないからということで福岡行ったりだとか宮崎鹿児島行ったりだとかということで進めてましたね。
これいつもどういうふうに決められるんですか。宮城行こうとか広島行こうとか。
それは気分ですね。気分だったり。
本当は一番は東京だったりとか大阪だったりとか人口多いところでやった方が一回バーンと跳ねると思うんですけど、
やっぱり僕も行ったことないとこ行きたいっていうのが僕の走るモチベーションだったりとかするので、
多分今回佐賀に関しては佐賀県訪れるの初めてだったので、
記録なかったからですね。
多分僕のファンだったりとか現地のトレーランナーを上田るに会うのは初めての人も多いはずなので、
そういうところで交流するっていうのも一つの目的なので、
場所に関しては雪降る降らないだったりとか、
あとは現地の今回世次さんにお願いしましたけれどもそことうまくタイミングが合うかとかっていうのも含めてですね、選んでます。
割とやっぱり全国にそういうつながりというか、
何かここの県でチャレンジしたいなっていう時は声かけるようなネットワークがある。
割とそうですね、トップアスリートのネットワークもありますし、東北なんかは東北のコミュニティ内で行ったところで、
じゃあそこから先の次の隣の県に紹介してもらったりだとか、
愛好になるような方紹介してもらったりっていうような感じで広がっていってる感じではあります。
なんかあれですね、世次さん、砂場に磁石を落とすと砂鉄がグワーって引っ付くじゃないですか。
何かあんな感じですよね。
そうですよね。
なんかルイくんが来るとワーってそこのトレイルランナーとかが、
嬉しいですね。
集まりますよね。
嬉しいです。
今回のそのFKTも見てたら、
今回長崎に関しては牧島さん。
はい。
ちょっと2メートル先ぐらいでこちらを見つめてるんですけど、
牧島さんとか小林世次さんとかがいろいろ段取ってコース決めて下見して、
当日の交番票作って、ランカメがどこで待機とか。
この交番票見たらすごいなと思って。
ここまで細かいのは初めてです僕も。
すごい良いですよ。
そんなに力入れてる。
明日チャレンジ。
嬉しいからね。
長崎のマイルFKT交番票があるんですけど、びっくりしました僕これ。
いや本当ですよね。
これどっか下にレッドブルって書いてるんじゃないかなと思うぐらい、
これめちゃめちゃすごくないですかね。
こういう依頼が来たことでやっぱ嬉しくて、
自分もすごく役に立てばと思って。
嬉しいです。
だからルイ君がホームページどこだったかな。
FKTをやる楽しみっていうか醍醐味みたいなものをビデオで語られていた中で、
コミュニティが広がると言ってたんですよね。
他人が自分の記録に挑戦することで繋がりが広がるとか、
もうその挑戦する前の、ルイ君自体が挑戦することでもう広がってますね。
そうですね、ここ来る前も佐賀でトーキーイベント同じようにしたんですけども、
その時にもやっぱり同じ佐賀内でも初めましての人が集まったりとかもしていましたし、
そこで引き合わせることでまた一緒に走り行く仲間ができたりという風になると思いますし、
ストラバーの中だったら挑戦した人がずらっと出るわけじゃないですか、記録に対して。
そしたら同じとこ走るタイミングで誰かに、そのストラバー上に乗ってる人に会うかもしれないし、
薄いのと厚いのっていうのはじゃあさっき言ったみたいに薄い方がいいんですか。
割とそうですね。あんま厚いと他とかも履いたことあるんですけど。
スカイランニングに関して言えることなんやろうな。
トレイル走ってですね。やっぱりなんかレスポンスが遅いんですよね。
イズトレイルとかああいうの走ってても同じこと。
そうですね。たぶん100マイルとかの距離でああいうペースだったらあんま気にならないんでしょうけどやっぱり山の中のキロ4分とか下りとかでなってくると。
山の中でキロ4分とかもう見たことないですけどね。
山の中でもキロ3分だと走りますよ。
キロ3ですか。
走りやすいトレイルだったら3分30とかで。
田中さんも小林さんもうなずいてるけど俺だけレベルが。
いやもうレイくんしてるんで行くんだろうなってもう。
3分ってすごいっすね。ロードでも出ないですよ僕は。
そういうとこを走るとやっぱりあんまりあちそこすぎる。クッションが良すぎると跳ね返りっていうかついてこない感じがして。
自分の感覚とのタイムラグがあってレスポンスが悪いって表現するんですけど。
疲れないっていう風に僕らは思うけどそういう疲れないとかじゃないですね。
僕らは逆に進まなくなっちゃうイメージ。
逆にそれが疲れるんよね。
余計踏ん張らなきゃいけないとか。
やっぱりそこは薄さだったりとか逆にミッドストールの硬さだったりっていうところでレスポンス良いのをちょっと求めたりはするんですけど。
多分足の裏から伝わる感覚も結構大事だよね。そこが分からないとなんか難しいんですよ。
日本の山の登りと海外の山の登りってサーフェイスが違うと思うんですけどそこら辺の違いってどうなんですか?
コースにもよるんですけど特徴としてはやっぱり日本はやっぱりふかふかだなっていう。
柔らかい。
もちろんその登山文化っていうのはあるんですけどやっぱりヨーロッパに比べてまだまだ少ないなっていう。
特にシャモニーなんかはねやっぱりめちゃくちゃ多いっていうのもありますけど。
何でもないです。
踏み固められてるってこと?
何でもない土のトレイルでも踏み固められてるからちゃんとなんか跳ね返ってくる感じがするし。
日本のトレイルってなんか沈むというか足を置いても登っていくのにも。
それがやっぱり日本のトレイルは逆に疲れるなって感じがしますね。
なるほどね。逆に鍛えられるんじゃない?
それはあります。
砂浜みたいな?
砂浜だったり黒岩練習だったりみたいな感じ。鍛えられる感じはあるけど疲れはしますね。
海外って何でも固いね。山も固いけどロードも固いじゃん。海外は。
ロードも固いんですか?
固いです。海外のマラソン、遠征行ったら固くて足がパンって張るんですよ。
ロードが固いっていうのもすごいですね。
道どこも固いじゃないですか。
固いけど全然日本と違うんですよ。
日本のアスファルトって結構柔らかいんですよ走ってて。
そこも分からない。
そうなんですか?
日本のマラソン走ったら足の張りがまだ張るけれどもそこはないんですよ。
海外行ったら結構パンって張ります。
そうなんだ。それ感じます?