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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はですね、奥さんと娘はご実家に預けておいて、
僕は大学の友人と半年ぶりに食事をするという、自分の好きな時間を過ごしたところであります。
まあといってもですね、どちらも子供がいるんで、結局話題の大半はそっちの話になったりですね。
子供はかわいいねみたいなそんな話になったり、だいぶ微笑ましいなというところであるんですけど、
いかんせん、僕がだいぶやっぱり友達と話しやすいというのがあるのか、
もともとおしゃべりでですね、2時間ぐらい話すともうフルスロットルで話すから、
だいぶ多分後から体力が削られていくんですね。
今日は3時間以上かな話したから、だいぶ今ちょっとお疲れモードです。
だからですね、僕もとりあえず規制しておしゃべりな母親と話すと、
まあ3時間4時間話すと、もうあと明日明後日ぐらいは話さなくていいかなぐらいマシンガントークでやるんですけど、
今日はちょっと僕も話しすぎて若干疲れております。ご容赦ください。
さて、今日お話しする内容の前にですね、
今日の最後の方でですね、スタンドFMなどでいくつかのご質問があって、
回答できるところはそこの部分でいくつか回答しようと思いますので、
質問された方はそちらまで聞いてみてください。
ということで、今日の本題の方に移りたいと思います。
今日はですね、
今日何しようかな。
今日は、四韻に関わらないんですけど、音感を鍛えるための2つのとても重要なコツということでお話ししたいと思います。
四韻においてもとても大事ですし、カラオケとかにおいてもですね、
この音感っていうものは本当に鍛えて損はないものです。
音感ってつまり何かというとですね、
ドレミファソラシドを正しく出せるのかどうかということですね。
ドを出したいのにレを出すとかですね。
そしたらもうこの人は間違いなく音痴だとかっていうことになりますし、
ドを出したいのに若干低いような音を出すと、
いやなんかちょっとあなたの歌は、銀はなんか暗いなあというふうにもなります。
若干上手っていると、
なんかあなたの銀とか歌聴いてても落ち着かないわということになるんで、
この音感ですね、
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いかに正確に音を出せるのかどうか、
プラス、いかに正確に音を認識できるのかどうか、
ここが本当に大切になってきます。
そこで僕がシギンを20年以上やってきて、
あとゴスペルもですね、10年以上だいぶ真剣にやってきまして、
それでこのやり方は本当に音感を鍛える上で役に立ったなあということを、
2つばかりお話ししたいと思います。
じゃあですね、まず1つ目です。
これは前にもお話ししたことはあるんですけれども、
1つ目は録音するということ。
これはもう本当に間違いなくやるべきだし、やって間違いはないですね。
一度僕はもうだいぶ音痴なサークルの後輩がいましてですね、
本人も困っていたし、サークルのみんなも結構どうしたもんかと困っていたんですけれど、
その後輩にですね、マンツーマンで音程を教えてあげたんですけれども、
その時に効果があったのがこの録音するということなんですよ。
音がずれている時っていうのはですね、本人はなかなか認識できないんですよ。
声を出している時は自分は正しいと思って音を出していて、
それが伴奏とどれだけ違っていようともなかなか気づくことができないんですね。
その自分の声を客観視するということがなかなか難しいというところが原因かなと思いますので、
そこをサポートしてあげるためにも、その声を録音してその後聴かせてあげると。
そしてその録音に合わせてコンダクターであり伴奏と一緒に聴き比べしてあげると。
あなたの今のこの音はコンダクターで合わせたらこの音になりますと。
じゃあこのあなたの声、録音した声とこのコンダクターの音、一体どちらが高いでしょうか低いでしょうかという、
そういうことをしてあげたんですね、僕の場合は。
そうすると最初は大きい音の差をやっていると、こっちが高いこっちが低いってわかるんですね。
だんだんそれを繰り返していって、じゃあここの微妙な音どう思うという風に話していって、
わずかな音でも高い低いというのは、やっぱり順を追っていけば別に誰でもできると思っています。
実際にそうだったんですね。
なのでこのまず自分の声を録音して、その録音した声とコンダクターを聴き比べするということ。
それで自分の声が最後の音低かったなとか高かったなという風にわかったのであれば、
じゃあ転句のところからもうそういう音のズレが出ていたのか。
いやいやもうショークのところなのか。
聴くの終わりのところなのか。
いやいやもう聴くの頭のところなのか。
そういう風にちょっとずつ遡っていてですね。
自分の録音と遡っていて聴くと。
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これをですね、結構馬鹿丁寧にやってみれば、
私は自分がなんか毎回音がズレるんですけれどもという方はですね、
本当に一度録音してコンダクターと聴き比べをするということ。
これは本当に誰でもすぐできると思いますし、やって損はないのでぜひぜひやってみてください。
そうすることでですね、本当に耳が鍛えられていきます。
ここまではもう知ってるよという方もいるかもしれないので、
もう一つですね、もう一つこれは本当に僕はこのコツアドバイスに救われました。
これはですね、ゴスペルにおいて僕が学んだ音感を鍛える方法、鍛えるというかコツですねコツなんですけれども、
それはですね、自分の感覚を思い込むということです。
これどういうことかということなんですけれども、
その音の細かいズレをこの吟じている時にやっぱり認識したいじゃないですか。
自分は今吟じているけれども、この大揺りの高い音は本当に正しいのかなとか不安になりますよね。
なんかちょっと低いような気がする。どうだろうなとかっていうふうに不安になりながら吟じていくというところになるんですけれども、
ゴスペルにおいても同じなんですね。
歌っているとすごく耳がいい先輩がいてですね、ほんのわずか音が低いというふうに言ってくるわけなんです。
その人にですね、どうしたらあなたみたいにそんなの耳が良くなるんですかということを聞いたらですね、
いや俺だって最初は詳しくわかんなかったよ。
だけれども最初はなんとなーく、なんとなーく上ずってるかなとか、なんとなーく暗いかなと思ったら、
もうこれは暗いんだと思い込んでですね、言い切って。
その人は人に指示する立場だから、お前たちはさっきの歌は暗かった、低かった。
だからもっと高めを意識して歌おうみたいな、そういうふうに指示を出しているんだということなんですね。
なので本人も実はそこまであの絶対的な自信はなかったんだけれども、最初のうちはですね、
絶対的な自信はなかったんだけれども、それをですね、そのなんとなくこうかもしれない、
それを思い込んで、いややっぱり低かったんだっていうこの思い込みを何度も何度も繰り返していくことで、
実際に聞き分けられるようになったんですよ。
これ伝わりますかね。本当は最初はなんとなく自分も自信ないけれども、この自信がないけれどもあえて思い込む、言い切る。
それを繰り返していくうちにその細かな感覚がですね、
養われていって実際に結果が先かという話になりますけど、逆転してですね、言い切っていたら次第に感性の方が養われていったという話なんです。
これ詩吟も同じですね。今自分で吟じてみると、吟じてみて、いやなんかもうこの時点でここら辺が吟じながら低いかなと思ったと感じたとします。
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その場合はですね、たとえ自信がなかったとしても、いや今はなんと暗かったんだから次はもう少し高めに吟じようというふうに思い込んでしっかりとやるんですね。
このことを繰り返すと自分の感性を少しずつですね、養うというかこのわずかな音の差をだいぶ意識するようになっていくんですね。
意識していくと耳が次第に養われていって、4分の1音の違い、8分の1音の違い、そして16分の1音の違いとかそういう細かな音の違いも本当に認識できるようになります。
僕も詩吟においてですね、今まで4分の1音のズレがよくわからなかったんですけれども、
この考え方を当てはめて、自分でも吟じていたけどなんとなく暗かったかもしれないな、自信がなかったかもしれないなと、それをやっぱり暗かったんだ、低かったんだ、次はもっとここは高く吟じようというふうに繰り返していくんですね。
そうしていくと、それを繰り返していくことによって本当に8分の1音まではちゃんと認識できるようになりました。
16分の1音も本当今なんとなくわかるようになってきたかなというところなんですけれども、本当にこれはスキルというよりは本当に気持ちの問題なんですね。
考え方の問題にはなるんですけれども、自分の感覚を思い込むっていうこと、本当にこれは自分で体感してきた本当にありがたいアドバイスだったので、ここで共有させていただきました。
なかなか自分は音感がないからっていうふうに自信ない方、むしろその方が大半だと思うんですけれども、あえて自分の中で留めておいていいんで、思い込むということをやってみてほしいですね。
ちょっと低かったかもしれないな、だから次はもう少し高くやろうということです。
逆に明るく今ギンジレたな、ちゃんと気持ちよくまっすぐギンジレたなと思ったら今はしっかりと出せたんだとちゃんと自分に言い聞かせるということですね。
なかなか言葉にしてどこまでこの僕の言いたいことが伝わったのか自信がなくはないんですけれども、これはぜひ共有したいなということでお話しさせていただきました。
音感を良くするための2つのコツ。1つ目は録音する。録音してからコンダクターと弾き比べをするということ。そして2つ目は感覚を思い込むということでした。
よし、では後半の方ですね、一つギンジていきたいと思います。すいません、こちらリクエストいただいていましてですね、昨日か一昨日かな、僕は勘違いしてました。
畜然浄化の作、広瀬炭総さんのギン、違うんじゃないですかって僕は言っちゃったんですけれど、お恥ずかしい限りですね、申し訳ないです。
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立詞の方でありましたね。長尾秀水の畜然浄化、松前浄化と僕見間違えたのかな、そうやっちゃったなということなんでありましたね。畜然浄化の作、広瀬炭総の立詞ですね、立詞。
なのでこちらを1本でギンジてほしいですというリクエストがありましたのでそちらをギンジていきたいかなと思います。
まず詩文の方からですね、読んでいきます。
畜然浄化の作、広瀬炭総。
副敵門頭、波、天を打つ。
当時の蓄積、おのずから依然足り。
厳平、海に没す。
あと、なおあり。
人口、勘を制すこと、久しくつとう。
勘を制すこと、久しくつとう。
浄化、陰は浮かぶ、春歩の月。
厳化、声はかくる、墓宿の煙。
詩平、詩法あり。
君、監守せよ。
諸々の水曜に湖泉を繋ぐ。
なかなかちょっと意味が難しいですね、これは。
敵国降伏の額を掲げた八幡宮の楼門あたりは、今もなお波や天を打つばかりに高く激しい。
当時の海岸に築かれたこの防壁ですね。
防壁の跡も依然として昔のままに残っている。
猛虎十万の兵が海に没した跡も、今なおそのままに残されていてですね。
この地から船で下もったことも、久しく伝えられている。
このようにこの地は多くの歴史を持つ旧跡ではあるが、
今日は全く変わって春の月が海に浄覚の影を浮かべて美しく、
夕暮れに迫る巣のあたりは、喧嘩の声が流れてゆく。
なんと大平の様子が見えるではないか。
ここかしこのしだれ柳の下に商船を繋ぎ、
安心してそれぞれに飽きないをしているのも、
全く大平の恩恵に欲しているからである。
昔は本当に激しい跡だったけれども、今はとても美しいなという話ですね。
このコントラストがあるからこそ、なおこの美しさが一層際立つのかなということなので、
前半は激しく、後半は美しくというところになるのかなという、
ざっくりな、本当にざっくりな認識で申し訳ないんですけれども。
それで吟じていこうかなと思います。
一本ですね、一本。
あまり声が出るか。
いけるかな?
よし。
蓄善浄化の策、広瀬短奏。
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当時の蓄積、
自ら依然たり、
厳平海に没する
あとなおあり
人口
観を生すこと久しく
つと
浄化
鍵は浮かぶ
瞬歩の
月
原価
声は隠れ
あれ、ここちょっと間違えたな。
いや、申し訳ない。
原価
声は隠れ
墓地の煙
憲章あり
気に感じ
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せよ
諸蝶の
水泳に
湖泉の
繋ぐ
いやー、やり直してごめんなさい。
ちょっと吟じ直す元気なかったです。
申し訳ないですね。
申し訳ない。
声は隠す
ここにもちょっとなんかちっちゃい揺り上げがあるんですけど。
いやー、やられちゃいましたね。
ちょっと難しかったかなというところです。
まあ、そうですね。
本当にちょっと、ちょっとなかなか
僕もあまり吟じたことはないんですが、
言葉が、言葉がなかなか難しくて
僕も頭にきれいに入ってこなくてですね。
ちょっと難しかったなというのが正直にところです。
ただまあ、やはり、やはりですね。
過去、原兵とかですね。
いろんな戦争の跡がここにしっかりと刻まれていて。
だけれども、この上下区影は浮かぶ春歩の月ですね。
もうあの、この辺りからですね。
もう一気にこの優しい美しい平穏な光景が
もう美しく広がっているということなんですね。
なので、ここからだいぶ僕はテンポダウンをして
場面がクッと切り替わるようにしました。
言葉もより一層丁寧に優しく吟じたつもりではあります。
ですかね、というこの前半の強い吟じ方。
後半の優しい吟じ方。
ここをいかにコントラストをつけるところが
まあ、一つのポイントかなというところです。
もっともっとちゃんとやってればですね。
もっといろいろ言えるかもしれないんですけれども。
申し訳ないです。この辺ですね。
やっぱり一本でやるとお腹使ってお腹が減りますね。
というところです。
あとは、すみません。
いくつか質問をいただきましたので
それもちょっとサラサラと答えられるやつを答えたいと思います。
一つ目ですね。リクエストがありました。
すすだきゅうきんさんの新大使の吟をちょっと吟じてもらえませんかというリクエストがあったんですけれども
さすがにですね、僕も新大使は
説聴が不聴があったとしても
僕はちょっと吟じるの厳しいかなというところなんで
このリクエストはごめんなさいということです。
あとはですね。
止めですね。
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スタンドFMの方でも
スタンドFMで語尾の母音をどうしても抑えてしまうという
この止めについてのご相談があったんですけれども
とりあえずYouTubeの第119回を一度ちょっと聞いてみて
この死吟の止め方について話しているので
そこを一度ご覧になって改めて質問いただければかなと思います。
あともう一つですね。
呼吸を長く続けるための方法はないですかという
これも質問があったんで
これもYouTubeの第102回ですね。
102回の方で話しておりますんで
そちらもちょっとご覧になっていただければいいかなというところですね。
ということでちょっと今日はだいぶヘロヘロ
まあ体調悪いわけじゃないんですけれども
昨日一昨日はちゃんと寝たんで
ちょっとKindleの死吟の本を執筆を頑張りながら
娘との生活も楽しみながら
引き続き頑張りたいと思います。
本当にいつも優しいコメントありがとうございます。
本当にエネルギーになっておりますんで
本当感謝申し上げます。
では死吟のミルクを発信する死吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ