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詩吟の魅力を発信する、詩吟ch
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日は木曜日、2025年の1月16日の配信になっております。
木曜日ですね。
今日は娘に怒られてしまって、今2歳4、5ヶ月なんですけれど、
朝ごはんですね。目玉焼き作ってあげて、あっという間にもう食べてですね。
結構食べたんですけれど、残り牛乳がちょっと残ってたんですよ。
ちょっと残っていると、遊び始めてダラダラしてしまうから、朝時間がないんですね。
スッと箸と残りのコップだけを隠して持って行っちゃったら、
もうその場で急にギャンギャン泣かれて、
僕が地下族を思うなら嫌だみたいな感じですね。
もう邪剣に扱われて、やっちまったなと。
でも結局15分ぐらいしたら、一応機嫌は治ったんですが、
保育園に最後送って行って、僕と奥さん2人で毎回送って行ってるんですけど、
奥さんにはハイタッチしてくれるんですけど、僕にはしてくれなくてですね。
そろそろこれぐらいの年になると、理不尽なことしちゃいけないなって思いました。
ちゃんと喋らないとあかんですね。本当に反省です。
では、今日お話しする内容になるんですけれども、
今日はですね、1日1回の練習で成長していく、
ギンが上手くなるための具体的な私の状況を公開しますという流れでいきたいと思います。
ちょっとうまくタイトル決められていないんですけれども。
私ギンは毎日やったほうが上手くなります。
ただですね、盲目的にやっているのと、いろんなことを意識しながらやるとではですね、
この成長の具合が変わってきます。
僕なんかで言うとですね、そんなに私ギンに使える時間がないんですよ。
本当にちゃんとした場所で練習するっていうのは、
私ギン教室で練習するのは、僕今月に1回ですね、月に1回1,2時間教わってるぐらいで、
それ以外はもう自主練になっています。
その自主練もですね、通勤の車の運転中みたいな、それぐらいなんですよ。
だから私ギンに練習に費やせているのは15分とかかな、通勤中の車の中で15分とかになるんですけれども、
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だからですね、ギンじれる時間は1日1,2回しかないと。
実際ほぼ1回かな。
そんな形で、ただ今着実に大会に向けてですね、練習をしているという状況になります。
1日1回ギンじるだけじゃ全然意味ないんじゃないの?というふうに思うかもしれないんですけれども、
いや、そんなことはなくてですね。
僕も10年ぐらい前の意識低い状態であれば、そんなことで思っていたんですけれども、
何回もやらなきゃと思っていたんですけど、今本当に時間がないんでですね、
その中でいかにどうやったら成果を上げられるかということを必死に頑張っているわけです。
そこで私がどういうふうに意識して、どういうふうに具体的に直したりしているのかですね、
そこのリアルさを公開したいと思いますので、
これは私のケースなんですが、共有できるところ、役に立つところは何割か結構あると思いますので、
ぜひぜひ枝端ではなくて本質のところを聞いていただければいいかなと思います。
今練習しているのはですね、僕はあのあれなんですよ。
野木マレスケ作、凱旋ですね。これを今練習しております。
詩文をさらさらと言うとですね、
王子百万、狂慮せいす。
野戦黄状、かばね山をなす。
はず我、何のかんばせあってか不浪にまみえん。
外か今日、幾人か帰る。
これをまあ今、吟辞程度で練習しているという形になります。
それでですね、まずその1日のすごい短い時間の何を練習しているかというところを先にお話ししますね。
その次にどういうところを意識しているのかという流れでいくんですが、
まず具体的にどういう流れでやっているかですね。
一番最初はですね、娘を保育園に送り届けました。
そこから会社に向けて出発だというところで、
まず呼吸の練習と言いますか、やります。
まず息を思いっきり吐き切って、思いっきり吸って、
あいうえおあおかききくけこかこさししすせそさそたてじつてとたとなれにぬねのなのはへひふへほはほまみみむめもまもやあいうえよやよられりるれろらろあいうえおあおがげぎくけこかこがげぎくけこかこざてじつでぞざぞだてじつでどたどばべびぶべぼばぼぱぴぴぷぺぽぱぽ
ここら辺を今ちょっと1.7倍速ぐらいだったんですけど、
これでお腹をまず呼吸を吐き切るということ、限界まで使い切るということ、
そして口の軽い体操みたいな感じですね。
これを30秒ぐらいで終わらせます。
その次によく言っているウイロウリですね、落語のウイロウリ。
これを結構細かいこととか気にしたり、
今日は早めにやろうかなとか、今日はたっぷりやろうかなとか、そんな感じでやります。
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これがどれぐらいだろうな、3、4分ぐらいかかると思うんですけど、それですね。
その次に僕は今やっているのはですね、
素読を10回すごく丁寧にやっています。
ここ数回前ぐらいのこの素読の意識していることみたいな話を
ちょっと前に多分やったと思うんですけれど、詳細はそこを見ていただきたいんですが、
そんな感じで素読をですね、10回やります。
本当に素読はですね、ただ読んでいるだけではなくて、
あたかも吟じている時にどういうふうにセリフを言うのか、
そういうところもですね、5割ぐらいは意識しながら
素読をやったら良いのかなと思います。
ってやれば吟じる時は、
というふうな形になってくるわけです。
なのでこんな形で10回丁寧にやっているとですね、
1回あたりどれぐらいかな?
30秒ぐらいは少なくともかかるんじゃないかなと思うんで、
それで5分ぐらいですか、かかりますね。
だからここまでで10分間ぐらいということになります。
その次に何をやるかというところなんですが、
前日の自分の弦の録音を1回しっかりと聞き込みます。
聞いてですね、その時の弦がどうだったかなと。
ここは良くないな、ここはこういうふうにしようかなというのを
自分の中で聞きながらですね、
今日今からやる弦で特にどこを注視しようかというのを
3つぐらい絞ったりですね。
意識できるのであれば細かいところとか色々考えながら
それをじっくりと1回だけ聞きます。
それが終わってからようやくですね、
この1日1回の弦をやるという、そういう流れになります。
それを必ず録音してですね、録音して1回弦じると。
弦じ終わったらですね、もう一度その録音したての弦を確認します。
それを聞きますと、1回聞き込んで。
その時に僕は録音のアプリを使ってるんで、
そこの録音の音声データのタイトルにちょっとメモ書きするんですよね。
ちょっと荒かったなとか、点句がどうたらとかですね。
サラサラと書けるメモをちょろちょろと書いて、
その日の練習は終わりと。
だからやっぱ15分ぐらいですかね、10分体操的な色々やって、
2分聞き込んで、2分練習して、あと2分もう一度聞くか。
だから16分から行くかな。
そんな形で1日の練習を終わっております。
ただその次にですね、ここまでは具体的な流れなんですけど、
その次に僕は日々どういう風に1日1回意識しているかという内容になります。
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ここはさすがに僕も吟力長いんでですね、
非常に細かいところとかをたくさん意識しているので、
細かいところ自体は多分参考にならないと思うんですけれども、
こんな風に日々意識しているんだなっていうのを知ってもらいたいという意味で細かくお話しします。
今であればそのキクのところだけやりましょうか。
ここまでになるんですけれども、これを吟じる時にですね、
例えば昨日何を意識していたのか、
昨日の反省点は何だったかっていうところで言うとですね、
昨日の場合は細かいビブラートが多くてですね、音程が若干不安定だったんですよ。
どういうことかというとですね、
わかりましたかね。
この四分と節長に入るまでの音が安定するまでの間をですね、
細かいビブラートを入れて味をつけようとしていたのか、
ちょっと無意識的なのか、そんな感じがですね、
ところどころに見られたので、
これをまずこの雑味をですね、直さないといけないなというふうにこれを意識しておりました。
あとその次にですね、
ちょっと後半になるんですけど、
あ、そうか、まあいいや。
というところがあるんですが、
ここはですね、本当にまだ今悩み中なんですが、
この野戦、野の戦ですね。
野戦、工場、この辺りの言い方をですね、
えぐるように言って、今までえぐるようにやっていたんです。
というのも、
結構、やはり戦争、戦者ですから、重々しいんでですね、
野戦、工場、この言葉も決して軽いものではないんで、
ずっとえぐるような形でやってきていたわけなんですけれども、
ただですね、全部重たいと聞いていると本当に辛い。
聞いている方が疲れてくるんですよ。
だからここはあえて全部この頭のところをですね、
音程を美しくとるようにしてみようかと。
野戦、工場、ではなくてですね、
野戦、工場、こういうふうに音だけをシンプルにやるという、
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そういうふうなやり方を今度はやってみたらどうかなとか、
というふうに考えるわけです。
こういうようなだいぶ細かいところを意識しながらもですね、
ただそればっかりやっていると今度は骨組みがおざなりになってくるんですね。
それを受けて今日やった場合はですね、
今日はですね、そこそこ意識したところはできたんですけれども、
今度はですね、
この節調の上の上がっているところですね、
この上がるところがですね、うまく上がりきらなかったりします。
恐竜の大揺りの一番高いところもですね、
この大志につられてうまく上がることができなかったというのがあります。
あとはですね、
このセイスとかもですね、優しくやろうとするとですね、
今度は言葉が後ろに引いてしまっているような状態になったんですよ。
声を後ろに引いちゃダメなんですよね。
というような骨組み的な荒が目立ってきたので、
今度はですね、そっちの方を意識しよう。
あわよくばその前日の分も3割ぐらい継続して意識して、
この骨組みのところをメインに直していこうという、
そういうような意識をして1日1回やっています。
そうしたら多分きっと明日はですね、また雑味が出てきたり、
今度はまた別の問題が出てきたりするので、
そちらを潰し込んでいくという、
本当にこれ以上細かくは言わないんですけれど、
なんというかな、やっぱりジグザグなんですよね。
上手くいったなという時が全部上手くいくかというと、
決してそんなことはなくてですね、
細かいところを気を付ければ気を付けるほど、
今度は大きいところがですね、上手くいかなくなってくる。
大きいところやっていたら今度は細かいところが雑になってくる。
ただこれは必ず往復するというよりはですね、
一度しっかり意識して自分で銀を買えられたということがあればですね、
その底上げがされているんですよ。
ギザギザしながらも少しずつ上に上がっていく。
ただこれはややこしいのは上下っていうシンプルじゃなくて、
多分手前と奥とかですね、
三次元的にグニャグニャグニャグニャ上手くなっているのかなというのが、
よくわかんないままやっていくような形になります。
こんな感じでですね、1日1日を少しずつだけれども階段を上がっていく。
自分としてはしっかりと1段上がったつもりだけれども、
実際その階段は歪んでいてですね、
高さ的には0.1段ぐらいしか上がらなかったみたいな、
多分そんな感じになると思うんですけれど、
こういうことを積み重ねていったらですね、
毎日積み重ねていったら、やっぱり階段1段、2段、3段というふうになると。
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こういうことを総まとめてですね、銀が上手くなるっていうのは、
銀に対する解像度が高まったというふうに言い換えることもできますし、
無意識的にできることが増えたというふうにも言えます。
あとは課題を全部100%やれたとかという軸で考えることもできるんですね。
どれも大事だとは思いますし、どれ一つが一番大事だとも言えないんですけれども、
こんな感じでですね、もやもやしながら自分の銀を高めているというのが、
私の今のリアルな状況になります。
どうですかね。
きっと10年以上前の僕が聞いたらですね、そんなにややこしいのかなというふうに思わされると思います。
その頃の僕はというとですね、音程だけは完璧にやろうとかですね、
これだけは完璧にやろうとか、そういうふうにそればっかり集中してやるし、
とりあえず数をこなそうというふうにもあると思うんですけれども、
この一回に集中するということと、その一回でですね、その成長が決して一つうまくいけば全部がいくみたいな、
そんなシンプルな考え方じゃないということをですね、
伝わればいいかなと思って今日お話しさせていただきました。
難しいですね、まとめるのが難しいですね。
こんな感じかな。
よしよし、では今日はここらへんにしておいて、後半一つ吟じたいと思います。
立志吟じたかったんですけれど、ちょっと疲れてきたかな。
いやでもせっかくだから吟じようかな。
今日吟じるのはですね、多分これ初めてやります。
大井作、酒を汲んで敗敵にあとうというものになります。
なんか楽しそうな吟ですね。
では詩文を読んでいきます。
酒を汲んで君にあとう。君自らゆるせよ。
ゆるうせよ、ゆるうせよか。
人情の反復、波乱ににたり。
白首の掃齒、なお剣を案じ。
朱紋の選奪、断肝を割ろう。
装飾、全く左右を経て潤い。
歌詞、動かんと欲して旬風寒し。
世事、風雲、難増等に足らん。
しかず、功がして、かつ惨を加えんには。
どういった内容かですね。
これちょっと楽しそうな気がする。
君の好きなお酒を用意したよ。
どうか大いに飲んでゆったりとした気分になりたまえ。
人情のくるくる変わるのは、ちょうど大波小波が定まりのないのに似ている。
ともに白髪になるまで付き合った中でも、利害のためには互いに剣を取り合って争うこともあるし、
先に出世をして朱塗りの門構えの家に住む人間も、推薦を頼みに待つ者をかえって嘲笑したりもする。
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草の色が春の雨にしっとりと潤い、花の枝のつぼみも開こうとしているのに、まだ春の風は冷たく吹く。
世の中のことはすべて浮雲のもとく儚いもので問題にするに足りない。
むしろ枕を高くして悠々と眠って栄気を養うに越したことはないのだ。
なんかあの綺麗に収めていますね。
最初の楽しさ、中のこの何とかな時事を風刺しているような感じもありけれども、
眠りましょうと。
睡眠時間って大事ですよね。
ちょっと雑すぎるんですけど。
そんな感じで、ちょっと楽しめに聴いていただければかなと思います。
酒を汲んで背的に後を追い、
酒を汲んで君に後を、
君自ら、
心情を駆使して、
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したでしょうか。
眠って栄気を養うに越したことはないのだ。
なんかいいですね。
重々しかったり、悲しかったり、切なかったり、懐かしいんだり、そういうものが多いんですけれども。
なんか今の自分にすごくぴったりですね。
今は睡眠時間とても大事にしているので、その分はやっぱり日中が元気でですね。
こういうふうに元気に配信もできているということで。
この酒を汲んで背的に後を初めて吟じたんですけど、楽しかったです。
では今日はこんな感じになりますかね。
あれ、なんか僕リクエストを忘れているような気がするんですよね。
ちょっと今確認します。
もしまだですよっていうのがあれば、改めてリクエストをしていただけるとちょっと助かります。
あとはこういうことで今悩んでいますとかですね。
そういう死因に関する悩みも気軽にコメント欄でいただければ、
一つ一つ丁寧に対応したいと思いますのでよろしくお願いします。
よし、では今週もあと2日頑張っていきましょう。
死因のミルクを発信する死因チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!