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おはようございます、ずっきーです。楽しんでたらなんとかなった理系3児パパの頭の中ラジオを今日もやっていきたいと思います。
今日お話しするのは本の紹介ですね。 春にして君を離れという小説ですね。
結構有名みたいですね。アガサ・クリスティーさんっていうあのイギリスのミステリー作家の方が書いた本で、
殺人とかね、ミステリーではないのかな? 殺人が起こらないアガサ・クリスティーさんの本っていうので、ちょっと有名みたいなんですが、名作と言われてるみたいですね。
読み終わってからへーって思ったんですが、いやなるほど名作と言われそうだなーって感じの小説でした。面白かったです。
普通に面白かったので、昨日あの通勤とかでちょこちょこ読んでて読み終えたので、そのあらすじですね。
あらすじと、良かったシーン、ここ良かったというか身に積もされるっていうシーンと、
あとアガサ・クリスティーさんの名義じゃなく出してたみたいなお話、3つぐらいしていきたいと思います。
本のあらすじですね。春にして君を離れのあらすじとしてはすごくシンプルですね。
イギリスのお母さんです、主人公は。その人の基本一人称で始まって、子供が3人いますね。
男の子、女の子、女の子でも子供3人とも独立しちゃってますね。
場面としてはその次女、男の子、女の子、女の子、それ以降の次女がバグダッドってどこか、いまいち分かんないですがバグダッド。
イギリスから中東の方なんすかね、どこか突入でて、ちょっと体を痛めるというかちょっとしんどい目に遭っちゃったし、赤ちゃんも産まれてるしで、
お母さんがイギリスから遠く離れたバグダッドまで面倒を見に行く。
その帰り道ですね。 その面倒を見終わって帰り道に結構足止め食らっちゃうんですね。
雨で車が動かないとか、列車が来ないとか、何度かトラブルがあって足止めを食らう。
持ってる本も読み尽くしちゃったし、さあどうしようかしらって時間が持て余した、そのお母さんが自分を振り返るね、過去。
学生時代、なんで校長先生あんなこと言ったのかしら、とか、
例えば、旦那がどうしても私、俺は弁護士じゃなくて農場の経営したいんだって言った時、頑張って諦めさせたわ、私って偉いみたいなね、そんな振り返りをするんですけど。
なんかね、その、主人公の一人称ではあるんですけど、一人称の思い出しからも、なんか、主人公のヤバさがわかる、みたいな感じの小説の構成になってますね。
面白いなあって、その主人公の一人称なのに、あれ、この主人公ヤバくね?みたいなのを読んでる読者は察するっていうのが面白いなあって感じで。
次女の面倒をお見舞いしに行って、その帰り道で足のみ食らった、もうちょっと子供が独立したイギリスのお母さん、中流貴族ってか、ちょっとした貴族みたいな感じかな。旦那さんは弁護士をやってて、そこそこ収入はある感じですね。
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メイドさんとかもいる。そのお母さんが帰り道に暇を持て余して、いろいろ振り返るみたいな感じですね。構成としては、あの、和尾石黒さんの日の名残っていう小説あるんですけど、あれとちょっと似てるなあって感じはありましたね。
で、良かったシーンとしては、すいません。良かったシーンとしては、その長女の過去を振り返っているときに、お母さんの長女ですね。長女がお医者さんと不倫しているっていう場面があります。
お医者さん不倫してて、この人ともう添い遂げるわ、というか駆け落ちしてでもこの人と一緒になれば、みたいないうとこがあって、そこをね、お父さんとお母さん止めるみたいなシーンがあるんですけど。
お母さん側で止め方はね、なんか表面的ですね。そんな不誠実だわ。20歳も上なのよ。とか、なんか、なんでそんな駆け落ちなんて許さないわよ、みたいななんか表面的な止め方をお母さんするんですが、旦那さんの止め方がね、なんかね、良かったですね。
旦那さんの止め方としては、君が好きになっている20歳年上のお医者さんのあの人っていうのは、今、医療にすごい良いことを成し遂げようとしている、研究をしている。君はそれを諦めさせて、彼のやりたい、尽くすべき医療の道っていうのを諦めさせて一緒になると言っている。
それは、そのお医者さんを男じゃなくさせる行為だ、みたいな話をするんですね。なぜ男でなくさせる行為かというと、男というのは自分の本当に尽きたい職業、人に貢献できる仕事についてこそ、それこそが男なんだっていうのを長女にコンコンと語るんですが、それを聞いて長女は察して、
そうか、私のして行為っていうのは、お医者さんの人と駆け落ちするって行為は、その男性のやりたい環境というかね、その医療って道を諦めさせることになって、その男性を男性たらしめなくさせる行為なんだわ、みたいなことを思って諦めはするんですけど、それを聞いているお母さんはポカーンとしてて、読者はわかるんですよね。
主人公の旦那さんが、自分の尽きたい職業につけない男は男じゃないっていうとこがあって、それって過去に主人公が旦那さんに、弁護士がいいん決まってんじゃないみたいな、子供たちのことも考えてよ、いい教育を与えて、いろいろコンコンと説いて、農場系諦めさせるんですよね。旦那さんはそれ飲み込んで、やりたくもない弁護士をずっとやってるんですけど、それって自分を例に出して長女を止めるんですね。
ほらお父さん見ろよって、やりたくもない弁護士やっても死んだようなもんだろうって、生きた屍だよこんなのって言って、お前は今好きな人をそんな状態にさせるのかよって、お父さんみたいになってもいいの?みたいに止めるっていう、なんかすごい皮肉の効いたシーンがあるんですけど、いや面白いなーっていうね。
旦那が長女の不倫をやめさせるシーンですね。いやーなんか身につまされる、こういうのがいっぱい出てきますね。旦那も悪いよなーって思うんですけどね。奥さんほっとく、表面しか見てないって感じなのかな。
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いやーなんかね、名作と言われるやつだなーと一番目だけ紹介しましたが、こういうのがいろいろ出てきますね。うわー胸が痛いというか、なんか都合のいいとこだけ見てる女性が振り返ってみて、えーマジか私、うわーみたいになってく話ですね。ちょっと沈んでる時はまたしんどいかもしれないですが、いや面白かったですね。
あー、うん、って感じでした。あともう一点は、あと面白かったのは、本の後ろの背景ですね。アガス・クリスティーさんってあの、殺人事件の、いっぱい書いてる人なんですけど、そんな知らないですが、アガス・クリスティーさんが書いてるんですけど、出版当初、20年くらいはね、違う名義で書いてたみたいです、これ。
なぜかというとあの、このミステリーとか探偵要素がない本が、アガス・クリスティーって本で名前で出てたら、読者が期待しちゃうかもしれないし、失望させちゃうかもしれないからっていうことで、なんか違う名義で出してた本みたいですね。いやーすごい多彩な方ですねーっていう感じですね。
今日は本の紹介、春にして君は離れのあらすじ、まあ良かったシーン、アガス・クリスティーさんが違う名義で出したよってお話をしていました。途中咳入っちゃうので消せるかな。お聞きいただきどうもありがとうございました。良い一日を。