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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
好きなエヴァンゲリオンは初号機です。
Voicyファンフェスタの概要
さて今回はですね、Voicyファンフェスタの感想をお話していきたいと思います。
4月27日日曜日にVoicyファンフェスタを行われまして、
遅ればせながらというか、5日経った5月2日の今日ですね、ちょっと感想をお話していきたいと思います。
それで僕は前お話した通り、第5部と第8部に参加をしてきました。
で、その間ですね、5部と8部の間に実は企業分析ハックさんのオフ会にも参加をして、8部の後には打ち上げにも参加をしました。
Xの方には一言感想は言ったんですけど、本当に皆さんの熱い思いが込められた素晴らしいイベントを見ることができて本当に幸せだったなと思っています。
で、なんかこう情報過多というか、自分の中でいろんなものを受け取りすぎてしまってうまく言葉にできないっていう日々が続いていまして、まあそれもあって5日遅れで今こう収録をしているんですけれども、
まだ原稿が仕切れていない部分があるので、まあその最終的な感想というか、自分がどういうふうに思ったというのはノートの方で書いていきたいなと思っています。
このスタイフでは言ってなかったんですけど、僕実はノートをもう始めていまして、そちらではもう音声よりもっと深いというか、長くこう思考してた結果、自分がこう思ったってことをノートの方では書いていきたいと思っています。
で、今回スタイフでは5部と8部の内容について話すというよりはですね、今回のファンフェスタの盛り上がりというか熱狂についてお話をしていきたいと思うんですね。
で、今回のボイシーファンフェスタ、これを聞かれている方はご存知の方多いと思うんですけれども、チケットが売れ残っていたんですよね。
で、直前までは売れない売れないということでパーソナリティさんが購買運動というか、ぜひこの絶対面白くなるので買ってくださいという形で皆さんがいろんな取り組みをされていて。
で、それを僕は本当に好きだなって思う人たちがそういう行動をされていたので、心から応援したいなっていうふうに思ったんですよね。
で、かつ自分自身もやっぱりその1日を最高に楽しみたいなっていう気持ちが強くなって、いざ当日を迎えたっていう形でした。
で、自分の中の変化っていうところで言うとですね、実は当日各部の8部あるうち各部のカラーのファッションを身に付けてくれたら、
パーソナリティさんが嬉しいんじゃないんですかねっていう運営さんからの任意でのルールみたいなものがあって、5部のカラーが緑で8部のカラーが紫だったんですよね。
で、僕そういうなんていうかな、みんなでこれ一緒にやりましょうよっていうのにはあんまりこう参加しないというか、普段そんなことしないんですよ。
で、ただ柄にもなく緑色のパーカーとですね紫色のパーカーを着ていきました。
で、それもちろんやらなかった人が、着なかった人がどうっていうことは全く言うつもりはないですし、それは個人の自由だと思ってます。
でも僕自身、客席を見たパーソナリティさんがなんかこう少しでも喜んでくれるならって思って着用したんですよね。
なんかその自分自身の変化っていうのも、パーソナリティさんの熱と準備をしてくださったボイシー運営さんが作り上げてくれたものに僕自身が変わったってことなのかなって思いました。
それだけその人の繋がりというか、5部8部のパーソナリティさんの人としての魅力、かつボイシーというプラットフォームの魅力が僕自身を少し変えてくれたっていうことなのかなっていうふうに思いました。
で、なんとなく僕はその緑のパーカーと紫のパーカーを着ることによって、なんか一体になれたっていう感じもしていて、だからこそ盛り上がって本当に良かったなと思うし、なんだろうな、面白い時には声を上げて笑っていたし、
拍手が促されるというか、ここ拍手したら盛り上がるなっていうところを全力で拍手したり、なんかね、ちょっとバカみたいなんですけど、パーソナリティさんの名前を大声で呼ぶみたいなタイミングがあった時に、例えば登場シーンの時に、
アーティストみたいな形でシンペサーンとか声を上げたりしてね、なんかそこで一体化になるっていうのも僕としてはすごく嬉しかったんですよね。
それはなんかさっきも言った通り、一緒になってその場を作り上げるっていう感覚が少しだけあって、その相互のコミュニケーションが何より嬉しかったって言ったところなんですよね。
もちろんその5部と8部の内容についてもめちゃくちゃ笑ったり感動したりして、ハックさんのオフ会では大手町さん、甲村かおるさん、ハックさんがいらっしゃって、甲村さんとは実はお話できなかったんですけど、
ハックさんの人柄の良さみたいなところを改めて好きになったって言ったところもあって、ハックさんの周りに集まって来られるリスナーの方々とも交流することで、よりハックさんが好きになったっていうところもあるんですよね。
だからそういう交流の場で何か一つの共有、それはパーソナリティさんなのかボイシンスなのかって言ったところで、そこに人が集まってきて何かしら熱狂する中で一体になるということが僕にとって何か自分が変わる一つのきっかけになったっていうのは間違いなくあるんだろうなっていう風に思ったんですよね。
ただ一方で少し考えたことがあって、それはここで一体になって一人のパーソナリティを囲んで仲間意識みたいなものは芽生えているけれども、それはあくまでここの場所で起きている現象であって、
いつもは人それぞれ全く違う一人一人の日常があるっていうことなんですよね。何は当たり前のことを言ってるんだっていうことなのかもしれないんですけど、
それは第5部で伊藤統領さん、僧侶の伊藤統領さんが座禅の指導をされていたんですね。指導というか促しみたいなことをされていたんです。
お輪の音が鳴り響く中、統領さんの優しい声で会場にいる観客300人が自分自身と向き合う時間があったんですよね。
で、統領さんがこの1ヶ月間で見た最も美しい景色を思い浮かべてくださいと言って、会場にいる全員が深い呼吸に合わせてイメージしていたんですよね。
僕もイメージしてました。僕がイメージしたのは走りながらいつも見る鉄塔の景色なんですけど、そこは夕焼けが見えていて、鉄塔が真っ黒く影で見えていて、鳥も見えていて、
この青とオレンジのグラデーションがある景色、それがたまに見られると美しいなぁと思う瞬間があって、それをイメージしていたんですけど、
ハッとしたのが、この300人が全く違う景色を今見てるんだよなぁっていうことを思ったんですよね。
それはどういうことかっていうと、それぞれに自分が美しいと思う景色があって、それをみんな思い浮かべていると。
イベントの意義
それは一人一人の時間、一人一人がイメージする時間っていうのは、一人一人が日常でイヤフォンを通してボイシーを聞いている時間と一緒だなぁっていうふうに思ったんですよね。
ちょっとわかりにくいですね。
つまり一人一人の時間というのが、この300人が集まっている中でも奇跡的に生まれた瞬間だったんだなって思ったんです。
普通、人が多い時って一人の時間になることってないじゃないですか。
でも、あの瞬間だけはいつもの日常の時間になっていたんだろうなって思うんです。
それに僕はハッとして、やっぱり共通言語としてボイシー、もしくは好きなパーソナリティというものがあって、
集まっているんだけど、全員にそれぞれの人生があって、一人一人の時間があって、
でもその中でボイシー、もしくは5部、もしくは8部のパーソナリティの方々の推しっていう表現は僕あんま好きじゃないですけど、推しの人がいて、
そこの共通言語っていうのがあって、あの箱に集まっていたっていうことだと思うんですよね。
で、それがなんか尊いことだし、かつただ集まっただけじゃなくて、みんなでそこを盛り上げようとして、実際に最高に盛り上がったという現象そのものが美しいなって改めて思ったんですよね。
もちろんマーケティングなことを言えば、ボイシーを聴いているリスナーの中でかなり限られた人たち、およそ300人×8部なので、2000人ぐらいかな、しか集まれなかったっていうところで、
かつオンラインイベントにもしていないということで、最終的に赤字になるかもしれないというお話を聞いたときに、このイベントが行われた意味みたいなことを考えると、
マーケティング目線で言うと、短期的にはちょっと難しいものがあると思うんです。
でも、普段全く接することのない人たちが集まって、奇跡的にあの場で同じように最高に熱狂しているっていうのは、とてつもなく尊い経験をしているし、
僕はそれ自体にめちゃめちゃ価値があることだなと、僕自身の人生にとって価値がある経験だったなっていうふうに今振り返って思うんですよね。
かつ、それが一人のパーソナリティのイベントではなくて、6人から8人のパーソナリティのコラボレーションによって生まれる熱、それに集まったリスナーっていったところで、相互関係が相互関係を生むみたいなところの奇跡的なコラボレーションが生まれた場だったんだろうなっていうふうに思います。
これもうちょっと言おうかどうか迷ったんですけど、5部のクロージングで田中恵子さんがリスナーに向けて手紙を書いて、それを話されていたんですよね。
ボイシーとリスナーの関係性
いずれかの方法でその中身については公開するっていうふうにボイシー運営さんがおっしゃっていたので、その一部分だけ僕はお話しするとですね、
恵子さんが本名とか家族構成も知らないリスナーさんたちとボイシーを通じてなぜか深くつながることができているっていうふうにおっしゃっていたんですよね。
手紙の内容はここまでしか僕はお伝えはしないんですが、それっていうのは恵子さんの放送にリスナーさんがコメントをするっていう形で、相互の関係が生まれているからだと思うんですよね。
それはリスナーにとってパーソナリティを身近に感じられる時間であって、かつパーソナリティとリスナーに特別な関係性みたいなものが生まれているから、今回のような熱狂が生まれたんだろうなっていうふうにも思うんです。
その時に僕がちょっと思い出したのがですね、社会公正主義の第一人者のガーゲンという方が書かれた関係から始まるっていう本なんですよね。
いきなり何を言い出したって思われるかもしれないんですけど、そのガーゲンが言っているのがですね、自分自身というものは内側に存在するものではなく、周りの人との関係の中で作られていくものっていうふうにおっしゃっているんですよね。
そのガーゲンは本の中では、それは身近な人だけではなくて、コンテンツとしての他者であって、歴史もそうだし、日々使っているものもそうだし、価値観もそう、すべて他者との関係の中で自分というのは作られていくっていうふうに言ってるんですよね。
そう考えると、ボイシーってまさにそういうものだなって思うんです。
リスナーにとっては、ボイシーのパーソナリティさんの声を通して自分自身というものが作られていく。
それは何か、何て言うんですかね、例えばパーソナリティさんがこう思ったことに対して、自分が共感をしたり疑問を持ったり、ふとその言葉が出てきたり、着想的に何かが繋がったり、それを思う自分自身がもう本当の自分なのだと。
そういうふうにガーゲンは言っていて、だから常にパーソナリティさんと対話をしながら自分自身が作られていくってことなんだと思うんですよね。
ボイシーには基本的には無料で常にギブをしてもらうっていう構造があって、そこから自分が生まれるとするなら、リスナーさんも何かお返しをしたい、もしくは雑魚のリレーではないですけど、また別な形で消化をさせて雑魚をリレーさせたいっていう気持ちっていうのは絶対にあるんだと思うんですよね。
どういうかそういうリスナーが非常に多いと思うんですよね。
そう考えると今回のファンフェスタで僕が緑色のパーカーと紫色のパーカーを着たようにですね、やっぱりリスナーから協力をしたい、こんなふうに貢献をしたい。
なぜなら自分たちはこんなにいろんなものを受け取ってしまったからお返しをしたいんだって思う人ってたくさんいると思うんですよね。
そういうふうに考えると、人数は少ないかもしれないけれども、そういうふうに何か貢献したいって思ったリスナーさんの中で、
まあそうですね、難しいかもしれないけど新しいアイデア、もしくはアンケートのようなものを運営さんが、まあそれも大変だと思うんですけど、
そういうリスナーの声をもっと聞いてもらったり、そういう場があったりして、それをボイシー友の会でやっているといえばそうなのかもしれないけど、
何かその相互関係の中でにボイシーの持続可能性があるものっていうのはもしかしたらあるのかもしれない。
まあただこれは非常におこがましい意見なのかもしれないと思いながら話してますけど、
でもリスナーの中にはボイシーもっと広がってほしいとか、広がってほしいというか売上が立ってほしいというか、
なくなってしまったら困るって思うリスナーってたくさんいると思っていて、
その集合体が今回集まったボイシーファンフェスタの人たちっていう部分も少なからずあると思うんですよね。
ファンフェスタの影響
もちろんそれ以外の人たちも思っている人たちはたくさんいると思う。
今まで僕は一リスナーとして受け取ったものを自分のフィールドで学びや気づきで活かしていくことが自分にできること、
あとはプレミアムに課金をするとかできる範囲でするとかそういったことなのかなっていうふうにも思っていたんですけれども、
でも積極的に自分からボイシーいいよとか、ボイシーもうちょっとこうした方が自分としてはもっと良くなるんじゃないかっていう意見をですね、
自分から言うってこともなんかこう一つの
ありがた迷惑かもしれないけど、自分なりの
こう受け取ったものの循環になるんじゃないかなって最近は思うようになったんですよね。
ちょっとなんかこれはパティさんあたりに怒られそうな意見かもしれないですけど、
でもやっぱりそのさっきのガーゲンの話ではないんですけれども、
新しい関係性から生まれる自分っていう意味では今回のファンフェスタの熱狂、盛り上がりを受けてまたそういう自分が芽生えてきたっていうのは、
それは本当の自分なんですよね。
というわけで今回はボイシーファンフェスタの感想と、
終えてみて自分がどういうふうに感じたのか、どういう自分が生まれてきたのかっていうお話をさせていただきました。
実はここまで言葉にするのに3日ぐらいかかってるんですけど、
まだまとまりきれていない部分はあるので、しっかり自分の言葉にして、
今回お話した内容をもうちょっと補足をしながらノートの方に書いていきたいなって自分の中では思っています。
それだけいろんなものを受け取ってしまったボイシーファンフェスタ。
次回どういう形で行われるのかわからないですけれども、引き続きボイシーは応援していきたいなって改めて思っております。
というわけで今回は以上になります。最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。