ワークライフバランスの見解
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントを送りするラジオです。
さて今回はですね、話題のワークライフバランスについて僕が思うことをお話していきたいと思っております。
実はさっきまでですね、深夜の騒音測定をしておりまして、実は僕は工場の環境を担当しているんですけど、
公害防止というところで、振動とか騒音とか大気とか水質とか、それらが
世間に公害を与えてないように防止するようにということで、定期的に測定をしています。
実習測定ということで、工場の外周を歩いて自分で騒音測定をしていったんですね。
で、帰ってきたのが夜11時というところで、あのワークライフバランスどうなんだっていうところあるんですけど、
まあ我が社はホワイト企業というところになっております。
で、このワークライフバランス、自民党の総裁になられた
高市さなえさんがおっしゃっていた言葉で、話題になってますよね。
ワークライフバランスを捨てて、励んでいくと。
で、人それぞれ働き方はあるし、人それぞれキャパシティ、コップの容量もあるし、
人それぞれ置かれた環境も違うので、自分の好きなように働いて、自分の好きなように
ライフを満喫したらいいんじゃないかなと個人的には思っていますし、
それを人に強要するものでもないよなーって思ったりはしますね。
ただ同じチームとして、自民党内としてこういう、なんていうかな、意気込みをアピールして
士気を高めていくっていう姿勢っていうのは理解できる部分とてもあるなというふうに思っています。
で、まあ人それぞれ好きにしたらいいじゃんって思ってはいるんですけど、
このワークライフバランスという言葉に対して過剰なまでに、なんかこう反応する人、たくさんおられるなというふうに
思っていたりするんですけど、それって、まあどなたかがおっしゃっていたんですが、
みんなが自分ごとにしやすいことだから、自分の場合はこう思うみたいなことを感情的にお話しできる。
まあそういう話題なんだろうなというふうに思うんですよね。
で、まあその感情的になるところというと、壊れるほど働けというのかという、なんかこう反射的に拒絶反応を示す人が
長いにはいらっしゃるっていうふうに思うんですよね。
ただ、僕はそこの感情的に、反射的に拒絶反応を示すということは、
ちょっと一方、そこはなんていうかな、ちょっと違うんじゃないかなって思ったりするんですよね。
そもそも高市さんは壊れるほど働くことを推奨しているわけじゃなくて、限界近くまで自分の力を注いで、
そこに成長とか成果を見出していこう、ということを言いたかったんだと思っているんですよね。
で、こんなふうに、まあなんていうかな、感情的にかつ反射的にすら良くないって言ってしまって、
その選択肢を閉ざすっていうことは、あんまり合理的ではないと個人的には考えてるんですよね。
体罰の問題と心理
で、これはやや飛躍するんですが、僕は大抜の問題にも似ていると思ってるんですよね。
ワークライフバランスが大抜の問題にいる、どういうことかって思うと思うんですけど、
大抜って暴力イコール悪じゃないですか。それは僕もとても同意ですし、大抜的なものをですね、僕自身も受けてきた身からして、
まあそれは良くないだろうと、大抜はこの世からなくなるべきだろうというふうに思っていながらも、
暴力だから、そこをもう思考ストップさせるというのではなくて、
なぜ人は恐怖の中で力を発揮してしまうのかっていう心理的な構造、
これを理解するっていうことの方がまずは重要なんじゃないかって思うんですよね。
つまり、閉じられた環境で恐怖から逃れるために成果を出す、
そんなふうに仕向けられた人間が、とてつもない成果を出すことがある。
その力の発言、その減少、それを認めた上で、
だけど、それは効果があるんだけど、でも大抜は精神に後々良くない影響を与える。
PTSDのような症状を起こす人もいる。だからそこはルールとして、線引きとして、それはやってはいけませんっていう、
まあ理性的に判断すること、そっちの方が大事なんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
つまり壊れるまで、壊れそうになるまで働くとか、大抜で成果を、大抜に近いようなものをして成果を出すっていうのは、
まあこう倫理的っていうところを一旦度外すと、限界、ギリギリまでエネルギーを出すっていう現象を、
まあこうしっかり見ながら、でもその中で自分は何を選ぶのか、
どんな健全な方向で努力を選ぶのかっていう、
まあ視点が大事なんじゃないかなって思ったんですよね。
つまりあらゆる選択肢の中で、まあその選択肢をだんだん絞っていって最適化を見つけていく。
その過程の中で、花からその選択がなかったようにする。そして限られた選択の中から自分の選択を選ぶ。
それだと、まあ思考の抜けが出てくるんじゃないかなっていう風に思ったりしています。
大抜にはね、やっぱり力があるんですよね。そしてブラックロードにも一定の力があると思うんですよね。
でもあえてそれを選ばない。 そんな姿勢が大事なんだと思います。
というわけで僕はこれからアイスを食べて、まあその後に副業の作業をしていきたいなと思っております。
最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。