始まりました、ゼミごっこです。
この番組は、とある大学生の文化研究室に集う学生と教員が、日常生活から別論、SDGsまで緩くおしゃべりするポッドキャストです。
本日は、私3年生れいなと、3年生の塩昆布と、あらいぐま先生です。
塩昆布からあらいぐま先生という、とても面白い先生にゲストとして来ていただいております。
ありがとうございます。
先生のご専門は、ちなみになんていう感じですか。
コミュニケーション研究、コミュニケーション学の中でも、異文化がスタートではないんですよね。
対人コミュニケーションみたいなものがスタートではあったんだけれど、
自分のやりたいアプローチと、その領域がやっていることとの相性とかもいろいろあって、
まあ回り回って、今たぶん授業だったの、授業っぽいイメージだと異文化コミュニケーションみたいなふうに思ってもらうのが一番わかりやすいんじゃないかなと思い、
でももう皆さんが取ってもらったみたいに、異文化って言ったときに、なんか国とかそういうベースで話をしてないよねっていうところが、
なんだろう、1個面白ポイントかなと思います。
ありがとうございます。
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今言いますか。
今言いますか。
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はい、以上です。
大学発ポッドキャスト、ゼミごっこをお送りします。
はい、本日は何をお話しする予定でしたでしょうか。
まず、新井熊先生に職業用について、まずお伺いしたいなと思っていまして、
まず、この新井熊先生に来ていただいた経緯っていうのが、私塩昆布と麗奈さんが多学部履修の授業で取っておりまして、
私たちすごく新井熊先生の授業、すごい面白いと思って聞いてまして、
先生の授業だけの側面ではなくて、もうちょっとパーソナルなところとか、
あとその職業用に関わるところとか、ちょっと聞いてみたいなということで今回お呼びしました。
そこでね、授業で結構先生は広告のお話とかをされていて、
それを聞いてて、先生、行きづらくないですか、あるないですけど、
普段生活をされていて、目に入る情報にとっても多分専門分野的に敏感になってしまうじゃないかなって私と塩昆布さんは思って、
先生、日常生活の趣味とか娯楽はどういうふうに補填してらっしゃるのかなっていうのを聞きたくて。
たぶんスタートの仕方かなと思うんですけど、たぶん授業を取ってない人からすると何のことかなっていうふうになると思うんだけれど、
例えばコミュニケーションっていうふうに言ったときに、人と人が話さなくても、
例えばコミュニケーションはなんかいろんなメッセージの行き来だっていうふうに考えてもらうと、
日常の中にはいろんなメッセージがありますよねみたいなので、
特に授業の課題の中で広告っていうものから発せられるメッセージっていうのをいろんなところから見てみようと。
私アプローチ的にコミュニケーションで広告っていうと広告作るんですかとか、
コミュニケーションエリアの中にマーケティングももちろん入っているので、それは関連しているんだけど、
良いものと場合によってはちょっとそのメッセージってどうなのかなみたいなふうに考えてみようみたいなことと、
両方やっていかないとバランス取れないよねみたいな話でやってたと思うので、
そういう訓練を大学院で受けたりとか、多分そういうのが好きだからそういう道に結果行ったんだと思うんですけど、
行くつもり全くなかったんです。
なのでそうすると日常の中にあるメッセージみたいなものにまずトレーニングとして敏感になろうっていうことを多分ずっとやり続けてきていて、
それが逆に当たり前になってくると何かを見た時にああと思ってしまったりとかっていうのが、
私の場合は職業病でもあり職業とか自分がやっていることに還元されるからいいんですけど、
場合によっては疲れる。
だいたい学生の反応はありがたいのが最初にすごく楽しいって言ってくれて感銘を受けてくれて、
で次に心配してくれるんですよね。
でも先生これやってたら疲れません?っていうふうに言われて。
そうですね、疲れる。
なんかよくありますよね。
家族とかに作って、
すごいおいしいこれ、みたいな。
すごい上手だね、みたいな感じで言われて、
その成功体験で、
なんか自分も料理になろうかなとか。
俺失敗体験だな。
そうなの?
だし巻き卵作ろうとして、
たぶんだしと醤油とみたいなのでやったバランスで、
酒はたぶん小さじ1ぐらいのやつだったはず。
うん、分度。
少し入れるんですけど、
それを他の分量と同じ量入れちゃったから、
すっごい酒臭い。
なるほど。
飛んでってくれなかったか。
卵ができて、もう全然飛ばなかった。
もう、なんか全然そういう感じだった。
酒臭いだし巻き卵。
おもしろい。
でもだから、
何がそうやって興味につながるかわかんないよねっていう方の経験をすごくしてるタイプの人間なので、
確かに。
それこそさっきのみなさんの話の進路相談とかをされたときは、
自分は全部、
もうボーリングで言ったら、
ほんとにカーブしまくってったのがなんか上がったみたいな。
なるほど。
のがほんとに多いんです。
こうじゃなくて、こんな感じ。
逆説ですよね、ほんとに。
うん。
で、たぶんそれは後付けで、
自分が後付けていかないと、
しんどかったのがたぶんあるんだと思うんですけど。
だからそうやってやると、
意味になるじゃないですか。
そうですね。
で、自分にとってそれがそういう意味になってくれてたら、
もう別にかまわないので、
なんで料理に目指さなかったんですかって言われても、
別にそれはそれでよくて、
その後、だから料理は好きなので、
大学も一人暮らししてるとき、別に料理全然食うじゃなかったし、
いいですね。
たぶんだからこそ、今みんなに話をするときに、
例えば、何かな、
女子学生だったら料理できなきゃだよねとかって言う必要はない。
だって、まず何?
例えば男女っていう異性間っていう話にしたときに、
彼氏が作れんだったら彼氏作ったらいいじゃんって。
どっちが作ったっていいじゃん、作れる人がっていう感覚は、
たぶん自分が作れる側だからだと思うんですけど、
それがほんとにできなかったら、
それをやってくれるような彼女の方が魅力的だよね、
女性らしくてみたいな、たぶん発言にもなるんだろうけど。
なるのは仕方がない。
たぶん本当にできないからそうやって言ってるんだけど。
でもできないなら自分で頑張ってやってもいいんじゃないかなとも思うし、
裏返すと、別にだから女だからできるわけじゃないよねっていう、
それだけの話。
ほんとそうですよね。
ほんとにそうですよ。
女の子が料理みたいな、そういうイメージがあるから、
男の子がやらないだけで別にできない、能力がないわけじゃないし、
そんな特徴があるわけじゃないんだから、
やればできるやろみたいな。
やってみろ。
やってみろっていう。
授業でも言った通り、だから男ができないんだったら、
世の中にいる料理人だったりとか、料理で成形を立ててる人は、
女性しかいちゃいけないはずなんですよ。
確かに。
玉江さんでね、見ればわかるんですよ。
見ればわかる。
寿司職人とか見てみろよって思うんですよね。
ほんとにそうですよ。
それは、そっちのロジックは、
そういう職人っていうのは男しかなれない世界さ。
もしくは職人の世界っていうのは男だけだからってことで、
排除しておくと、
男しかできないものって手にできるじゃないですか。
女の人は家庭料理ぐらいやっとけばって言うけど、
人の命預かる料理を毎日やるっていうのはとんでもない。
確かに。
毎日毎日。
家庭料理くらいだって。
手作ったって喜ばれないし。
当たり前だからですよね、ほんとに。
っていう風になる、この手を作るためには、
この世界はこの人しかダメだからっていうことを作っておくと、
成り立つんだけど、
その成り立ってるものが何なのかっていうような話を、
たぶん授業でしたんだと思うんですね。
趣味は、はい、料理とか。
得意料理はありますよね。
それ聞かれるのが一番苦手で。
申し訳ございません。
ある人、ほんとにあるんですよね。
なんか何とかのパスタのとうたらこからがとか、
こだわりのカレーがとか。
そういうのはない。
ない。
そうなんだ。
別に、全部同じぐらいっていうか、
特にこだわりはなく作ってるって感じ?
なんだろうな。
だから、たとえば今度みんなで面白そうだから、
何がいい?
なんか何とかパーティーしようよって言ったら、
とりあえずそれの材料はこういうのだろうなとか、
でもそれだとこうだよとかっていうのは、
ことがわかる程度には知っている。
なるほど。
必要だったらやるよみたいな。
自慢の料理をみたいな。
俺の得意料理をふるわってやるよみたいな。
そんなのないですか?
ない。
ないのと自信が持てない。
ただ、どういう場にしたいってやった時に、
それを一生懸命作るだけの多分知識とかは。
知識と姿勢はある。
知識と姿勢は。
ゼミごっこ。
結構大学入ってから、
大学の先生って結構ご自身の専門がはっきりされてるから、
これはこうです。
私はこう思います。
あなたはどう思いますか?
みたいな、結構機会が増えてて、
その中であらいがま先生は結構異質だったんですよ。
私は皆さんの人生を評価する。
それが本当に、
自分の体験談とか、
そういうのを書いてくれてもいいですけど、
それを皆さんの人生の研究を、
自分が採点できる立場ではないので。
その発言にまずびっくりだったんだよね。
結構身近な体験から書いてくださいとかが多くって、
私たちの学部は。
だから、書かなきゃって。
自分の体験を書いて、
点数が低かったら、
自分の経験がダメだったのかな?みたいな。
こんなんは異文化のあれに値しないんかな?とかね。
そんなことを思ったりするから。
気軽だったし、意外だった。
大学の先生のイメージがめちゃくちゃ変わりました。
そう、変わった。
教育というのは暴力ですよね。
そんなことをさせてくれたから。
だから、コミュニケーション。
多分最初のきっかけは、
特に私、外大の出身で、
今こんなことやってますから、
英語に関しては、ものすごく恩恵も受けたり、
距離感は近い中でありながらも、
英語は、たぶん成績は良かったから、
大学推薦で行けたんですけど、
推薦だったんですけど、私。
別にそんなに英語好きじゃない。
アメリカも好きじゃない。
ああ、あり。
アメリカに留学行ってるけど、
もう完全な単純にステレオタイプのイメージで、
昔はイギリスのほうが好きで、
だからイギリスのほうが落ち着いてた。
アメリカってガヤガヤっていうイメージもあるじゃないですか。
土地柄とか風景とかも、たぶんそういうのはあると思うんだけど、
だからアメリカは完全に本当に、
手段として行っていたところとかもあったり、
で、こうやっていく中で、
でも英語というものが身についたりとか、
仕事につながったりとか、
英語のパワーっていうのはもう、
いやってこと分かりますから、
それをだから授業ではなるべくいろんな方面から言ってるんだけど、
で、その英語のコミュニケーションみたいな話をしてるときに、
英語になった瞬間に結構みんな言いたい放題聞かせるでしょ?
あなたはどこから来ましたか?とか、
そうですね、確かに。
年齢はおいくつですか?とか、
それしか聞けないからなんですけどね。
レパートリーが少なくて、
レパートリーが少なくなると、
行き着いて、だいたい最終的に、
彼氏いるの、彼女いるの、
ほんとそうですね。
そうですね、確かに。
そんなプライベートな内容までガツガツと聞いちゃいますよね。