今回話題に挙がった本
- 近畿地方のある場所について
- もうすぐ絶滅するという煙草について
- 愛についてのデッサン/野呂邦暢
サマリー
ホラー小説についての考察が展開され、特に近畿地方を舞台にした作品の読み方や媒体に関する意見が交わされています。また、ホラーの結末や怨念のテーマについての感情や解釈が語られ、スティーブン・キングの「It」についても触れられています。今回のエピソードでは、タバコに関するエッセイ集やその文化的背景について語られています。禁煙に取り組む中での思いと、タバコの現状や人々の意識についても掘り下げられています。最近、古本をテーマにした短編集「愛についてのデッサン」を読み始めています。物語は主人公が古本屋を営む中での謎めいた依頼を通じて展開し、文学や文化的な要素が際立っています。
ホラー小説の魅力
何か本とかあります?
私、ありますよ、今日は。一冊だけだけど。いいですか、話して。
はい。
これを。
あー、僕それネットで読みました。
読みました?
あの、公開されたとき。ノートか何かで。
多分ネット初めてですよね。
そうですね。
近畿地方のある場所についてっていうので、まずネットで公開されて、単行本が出て、映画化もされてですよね。
あー、そうなんですか。
あ、そうですね。確かそういうのありましたね。
なんかね、私が読んだのは文庫版で、どうも単行本と内容がちょっと変わってるみたいです。
ちょっと読んでみようかなと思って読んだんですよ。
ね、土著級ホラーって感じですよね。
そうそうそう。
そんなのあんまり読むイメージなかった?
あー、そうですね。ないですね。ネットでっていつ頃読みました?
いつですかね。2年ぐらい前じゃないですか。出た当時なんで。
そうですよね。
なんかそれをほんまにネットで知って読んだって話題になったもん、ネットやってたんで最初はやっぱり。
だからその時は、また創作かどうかわからんみたいに言われてて。
あ、そんな時期。えー。
そうですね。なんかこれほんまのことなのか、傍慢やろみたいな。
えー。
で、なんか画像とかも出たんですよね。
そうそう、画像も。これなんか袋閉じでしたけど、画像もあって。
ほんま生成AIで作ったみたいな画像だったんですけど。
そのツイッターアカウントとかがあって、そこで画像が確か公開されてて。
確かにこれはネットで読むともっと臨場感あるかもしれないし。
そうですね。なんかその流れがあるんで、やっぱネットのホラーの流れみたいな。
うんうん。
で、そのシャレ怖っていう。
あー、シャレにならないほど怖いみたいなやつでしたよね。
そうですね。そのジャンルがそもそも2chであったんで。
私はね、そんなそういうの通ってなくて、ちょっと本当にこれ初めてそういう。
そもそもホラー小説なんて初めて読んだと思うんですよね。めっちゃ怖かったですよね。
あー、そうですか。
怖かったですよ。内容覚えてます?
まあ、ちょっと覚えてるかなっていうぐらいですよね。
結末の解釈
大まかに話してるうちにネタバレもしちゃうと思うんで、気になる方はあとの読んでから見てからに聞いてほしいんですけど。
なんかこれいろんな媒体で発表された文章を積み重ねてってストーリーにしてるじゃないですか。
なんか雑誌の記事とか、ネットで見つけたその近畿地方のある場所について書かれたブログとか。
あと聞き取りか。
聞き取りインタビューとかがあって、ちょっとだけその一応メインストーリーに出ると思われる人の話もちょっとありましたけど。
基本的にはそういう媒体を、いろんな媒体に発表された文章を積み重ねてって秘密に迫るみたいな。
そういう構成で、まずそれも面白かったし。
なんかね、雑誌の文章も公演前と発表されたバージョンの2つがこう載ってるみたいなのがあって。
記者みたいなの。
あ、そうです。
雑誌の。
雑誌記者の。
取材というか調査みたいな。
削る前の文章が後で出てきて、それを読むともうちょっとゾッとするみたいなとか。
もう一気に読んじゃいました。
こういう掲示板の書き込みっぽいのもあったりして。
いろんな目線から一つの結論にたどるみたいなやつですよね。
そういうやつでしたね。
しかも確か当時読んだ時に結局何かよくわからないみたいな結論みたいなの出てました?
結論というか、長寿現象なんで、特にこの犯人とかじゃないんですけど、こういう存在があったせいだろうみたいので、オチはありましたよ。
2ついましたよね。
2つあります。
長寿的な存在と、それによって傷ついた、わかりやすくて悪い神様みたいなのと、
その悪い神様によって苦しめられた人の怨念みたいな形の話でした。
僕はほんまにリアルタイムやったんで、更新されて読むって感じだったんですよ。
だからこの続き、次いつ更新があるんだろうみたいな感じで盛り上がってるタイミングで知ったんで、終わってなかったんですよね。
すっごいいいタイミングで。
その時が多分一番話題になってたんで、ネットでは。
なんかこんなんあるで、みたいな。
なんか続きがどんどん更新されてるみたいな。
全然知らなかった。
話で。
だから余計なんかこれ終わるのかなとか、なんかこれ続きあんのかなと思いながら読んでたから、
結局最後よくわからなかったなって僕は思ってたんで、ちゃんとその辺もまとまってるのかもしれないですね。ネットの文章よりも。
でもなんかまあわかんないですけど、ホラーコンテンツって最後の結末っていうよりかは、
その時々で怖がれてたら多分オールオッケーだと思うんですよね。
僕はそれこそリアルタイムでしかもネットの書き込み読んでたから、
一番リアリティを持って読んでたと思います。
フィクションとしてまとめられてるじゃないですか、本として。
だからもうその入り口として、これはフィクションでホラーとして読み始めるのと、
僕はなんかようわからんのが話題になってるっていう入り口で読んで、
なんかこれほんまなのかなって思いながら読んだんで、一番楽しんでた。
怖いと思ってました?
まあ僕、こういうのは正直すごい平気なんですよね。
だから面白がって読んでましたね、怖いっていうよりは。
すごいでもこういうの好きですよ。
ゾゾゾって言ってたっけ、YouTubeで怖い廃墟とか行くの見てましたよね。
そういうのも割と怖がらずに、怖いながらも面白く見れる方なんですか。
そうですね、どんだけ怖がらせてくれるかなぐらいの感じで見てて。
何が怖いのかわからんみたいな、そういう元が何かわからない状態が見てて面白いんで。
謎が謎を読んでっていう過程がね、やっぱ面白いですよね。
怖がってたけど、それがやっぱり面白いと思って読んでましたね。
私はもう特にこれ完全にフィクションだってわかってましたし、安心して怖がってましたね。
やっぱり切り口をすごい変えてくるとか、そういう構成もやっぱ面白かったし、これは。
映画はどうなってるんだろうな。
なんかね、まとめの難しそうですからね。
映画を初めて見る人っていうのはもちろんいますしね。
いるでしょうね。
もう十分知って楽しんだとの人もいるし、どういう構成にするとちょうどよくできるのかな。
まあでも、本の方が面白いと思いますよ、多分。
なかなか難しいと思いますよね、映画で越えるというか。
別のもんになるかもしれないですよね。
そうですね、バージョン、いろんなバージョンでちょこちょこ変えるかもしれないですね。
映画は映画で面白いみたいな感じは全然あるかもしれない。
なんかね、これまた読んで思ってたのが、私そもそもこういうジャパニーズホラーってそんな知らなくて、
リングとか螺旋くらいのずっと前の話ですけど、最近のは覚えてないし、そもそもこのジャンル疎いんですけど、
この話に限って言うと、ちょっと最後悲しい話も入ってるんですよ。
つまりその怨念系って、礼とか悪いものが出てくるってことはそれなりのその人には恨みがあったり、後悔みたいな、辛い経験があったみたいな話が根本にありますよね。
だからそれが最後わかると、私はどっちかというと単純に怖がりたいタイプなんで、
実はこの怖かった現象も、こういうかわいそうなことがあったんだみたいな、
そういうオチがわかっちゃうと、なんかこう、もともと満たしたかった欲がちょっとしぼんじゃうというか、
ただただ、ああ怖かったみたいなほうが好きだなって思いましたね。
スティーブン・キングの影響
分からんままとかのほうがいい。
分からんままとか、もともとはそういう、そうですね、分からないままでもいいのかな。
あと、ホラーっていうジャンルが広いんで、ちょっとあれですけど、なんかそのサスペンス系っていうか、
羊たちの沈黙って、あれも、広義にはホラーって言います?あれって。
どうなんですかね。
サスペンスですかね。
その辺の分類あんまりよくわからないんですけど。
はい。
なんかこわ、あっちのほうが怖がる、私はただただ怖がるとしては好きだなって思いましたね。
こっちも面白かったけど、最後なんかちょっとしんみりというか、こんなことがあったからこんな話になったんだなみたいな。
オカルトですからね、内容的にはこっちは。
オカルトだったらじゃあやっぱり理由はわからないっていうほうが、ぞくぞくっとしたほうが思われるかもしれないですね。
たぶんこれはネットでやってて、そのままではちょっと収集使いみたいな感じになったんかなと思うんですけど、
なんかこう種明かししてほしいみたいなのがあったんかなって結構長かったんで。
やっぱり最後それなりに筋つけようってなると、どうしてもそういう、実はこういうことがあってっていう話が。
映像とかのほうがその辺、もうそのままでいいやってなるんかもしれないですけど、もしかしたら。
なんかその文章は余計、結局これってどうやったみたいなのがみんな知りたいみたいなのもしかしたらあったんかもしれないですね。
なんかリングも、貞子って実はちょっとつらい過去があったじゃないですか。
なんかこう怨念系はどうしても特に人気出て、あれ結末どうなったんだみたいに、どういう理由だったんだみたいになると、
その作品では曖昧にしてたところも続編では書かなきゃいけなくなるのかなとか。
まあ飽きるんでしょうね、単純に。なんかそのまんまいったら話が作れないというか、解決していかんと。
なんかそういうちょっとメタな視点でつくというか構造的なものを考えちゃいましたね。
もっと短いやつやったらね、多分それも怖いで終わるんでしょうね。
それね、文庫印刷ってなるとそれだけだと終わらないし。
しっかりやっぱ調査の過程が面白いみたいな感じもあったんで、その先を書かないとちょっと話が怒られるんじゃないかなって。
着地しないってなると。
それが気になる人いっぱいいる。
まあでも読んでる途中はすごいもうハラハラ怯えながら読んでたんで。
体験談的なやつは面白かった。
面白かったですね。ちょっとこれ話しとこうかなと思って。
それでこれ読んだ後にそういうまあホラー的なものってなんかこういうのじゃない怨念系じゃないのってなんか読もうかなって思った時に、
スティーブンキングのItってあるじゃないですか。ピエロが出てくるやつ。
あれの原作ずっと私読みたいなと思って積んでたんですよ。
でちょっとこれは今かなと思ってホラーつながりで読んでみようと思って今読み始めてます。
3冊4分冊なんですよ。
長いんですか?
めっちゃ長いんですよ。映画見たことあります?
ないですね。なんかちょっとあらすじだけ知ってますね。夢の中のハンターみたいな。
映画もね私昔のバージョンしか見たことなくて、あんまり覚えてないんですけど。
これもまだ途中ですけど、これはね少年たちの青春要素が結構強いというか、謎に敵を倒すみたいなノリなんですけど。
ノリの違うホラーですけど、スティーブンキングだけあってめっちゃ読みやすいし面白いですね。
とりあえずこれを読んでホラー2作読んだかなっていう、そうなりそうです。
ホラーへー。全然スティーブンキングも僕は読んだことないか。
映画はどうですか?
映画はそのシャイニングとか見ましたけど。
シャイニングね。
なんか覚えてるのはそれぐらいかな。
あれ見ました?ミザリーって。
ミザリーは見たことはないですけど、親が見てたんでちょっと話知ってるぐらいですよ。
あれめっちゃ怖いですよ。
あれもでもなんかエグい話じゃないですか、どっちかっていうと。
まあまあそうだよね。
怖いっていう観点もあるけど、オカルトっていうよりはなんか人がいる感じですね。
そうですね。
だからいろいろそのジャンルというか何が怖いんかみたいなのが分かれてるんで。
まあいろんな怖さがある中でこの近畿地方のある場所については、これはこれでお紹介。
そうですね、今やからできる文体とかそういうのすごいありましたね。ネット時代の。
なんかその地方の過疎化進んでたりとか、そういう遠郷とかがどんどん錆びれていってる中でこう読む面白さみたいなのね。
多分あるような気がして。
なんかね、この人、せすじっていう著者名ですけど、この方はまさにそんなん書いてましたよ。
汚れた聖地巡礼についてか。
簡単ね。
怖いんだろうなと思いながら。
まあなんかそういう話結構やっぱりあったんで、ネット怪談みたいなのでもよくあったんですよ。
バックパッカーしてるとこでたまたま止まった村がとかそういう話。
僕そういうのも出ましたね。そのシャレコアの中で出てきたやつとかで八尺様とかっていうのはすごい有名な。
私も知ってるかも。
追いかけられるみたいな。
村の人はみんな知ってるみたいな。
早く村から出なあかんみたいなのとか。
そういう話が全部フィクションなんですけど。
そのちょっと得体の知れない都会から離れたとこである常識みたいなのとかにちょっと怖がるみたいなのはネット以降で結構あったなと思って。
で、まあそういう行き来がしやすくなったっていうのもあるし。
たぶん昔もそういうのあったんでしょうけど。
でも掲示板っていう形式多いんでしょうね。普通の人が実はこんなことがあってみたいな。
ありそうって思えるのがやっぱ怖いみたいなね。
入りがやっぱりほんま体験だみたいな感じですよね。
そらをしゃべりますっていうんじゃなくて、いやこんなことがあってみたいな。
だから修学旅行がなんかで行ったロッジがどうとかで反対側の山からなんか。
そんな話ありましたね。
すごいリアリティがあるんですよね。今こう読みながら全然読み進められない本で。
タバコに関するエッセイ
もうすぐ絶滅するタバコについてっていう。
これはエッセイ集なんですけど、いろんな人が書いてるタバコに関するエッセイ。
こんなの読んで大丈夫なんですか?吸いたくなるんじゃないですか。
これね、書いてる人ほぼみんなやっぱタバコ好きな人が書いてて。
で、たぶんこういう話って、もうできなくなるんじゃないかっていう思いのもとにたぶん。
だから書く人がいなくなるのかな。
でも結構昔の作家も。
そうです、ほとんどそうですね。今の人も時々いますけど。
これ、タバコに関するエッセイでタバコがいかにいいかみたいな話ばっかりなんです。
うまいっていうのがやっぱ一番多いんですけど。
だから、ほんまにタバコを興味ない人は、まず一切読まへんやろうし、
読んだところで別になんとも思わへんやろうなっていうタバコに関するエッセイ集なんですけど、
ほんまに絶滅してから読んだら、全然ほんま文化史として読めるやろうなっていう本ではあるんですけど、
なかなか全然進まない。
吸いたくなるって。
もうなんか、あんまり読んでると、今禁煙してるっていうのが、もうちょっとしんどくなってくる。
どんな気持ちで読んでるんですか?
いやもうなんか、これ読んでたら、もう吸っていいんちゃうかなっていう気になるから、あんまり読めないです。
そうですよ。
みんなだから、これ安財水場でとかも。
そうですね、私も今気になって、ちょっと見てました。
吸ったら、もう吸っていいんちゃうかなって気持ちになるから、あんまり読めない。
続けて読めないっていう、いいことしか書いてないタバコの。
吸わない人もなんかエッセイ書いてるんですけど、でもお父さんがタバコ好きやってとか、
思い出とかを書いたりとかするんで、禁煙中の人はダメですね、これ読んだら。
禁煙の実感
え、ちょっと待って、買った理由を教えてもらってください。
買った理由は、何やろうな、僕は別にタバコが嫌いになったわけじゃないんで、
もうすぐ絶滅するというタバコについてっていうタイトルの本やったら、
これちょっと残しとかなあかんかなっていう、手元に置いとかなあかんかなみたいな感じで、
買って読んでる途中なんですけど、半分も読んでないんですけど、
文化というか文化史としてのタバコみたいなのは、僕はいいものだと思ってるんで。
それで、ちょっと手元に置いときたいとか、残しときたいなって思って。
こういう本も読まれへんかったらなくなってしまうやろなと思って。
企画は面白いですね、今。
そうですね。
でもなんか電子タバコ吸ってる人結構見ません?
いますよ、いっぱい。
なんならなんか最近よく見るし、タバコ、アイコスも見るし、ちょっと商品名知らないですけど、
なんだったら結構タバコ吸ってる人増えてんのかなとさえ思いますけどね。
電子タバコっていうか多分加熱式が多分一番多いかな。
電子タバコも加熱式、非加熱式ってのがあるんですか?
電子タバコは多分蒸気になっちゃうじゃないですかね。
何もわかってない。
厳密になんて表現するのかみたいなのが、僕もあんまり詳しくないんで、
僕は紙タバコしか吸わないんで、吸った時は加熱式とかが出る前やったんで。
で、蒸気のやつが多分電子タバコになっちゃうかな。
でも明らかに少ないですよ、やっぱり。
紙タバコの人ですか?
どっちも。
どっちも、そうですか。
昔に比べたら。
増えてるというか、紙タバコの人がアイコスとかになっただけで。
普段見ないから目について、意外といるなって思ってるのかもしれない。
でもですね、吸えるとこがすごい限られてるんで、そこを目にすることが多ければ多いって思うと。
僕が今、古物市場に通ってるんですけど、月2回。
6年前ぐらいからずっと行ってて、僕が行き始めた時はほぼみんなタバコ吸ってたんですよ。
印象として。タバコ、灰皿もすぐいっぱいになるぐらいの感じだったんですけど、今、多分半分も吸ってないですね。
そのおじいちゃんばっかりですよ、来てるの。
そういう人も多分やめてってるんかなっていう。
若い人も全然吸ってる人はいますけど、吸ってない人のほうが全然多くなったんで。
風潮もあるし、値段もね、すこそこしますしね。
そうですね。だからすごい減ってる。
僕も一応ずっと吸ってない、6年やめてるうちに入るんで、やめた側になってるんで。
すごい減ってると思います。
この間、もう10年ぶり以上に、前働いてた会社の人が退職するっていうんで、その送別会みたいに行ったんですよ。
で、その前の会社の人に会うのが、ほんまに10何年ぶりぐらいの感じだったんですけど、
その前の会社の人は、結構未だにみんな吸ってましたね。
やめてる人いるのかなっていうぐらい。
もちろんもともと吸ってなかった人は全然いますけど、吸ってた人はみんな吸ってるって感じでしたね。
だからやめてない人は全然何も変わってない。
やめてる人が多いって言っても、あれは結構みんなやめてるもんやと思ったんで意外でしたね。
でもなんかその話を聞いたら、その会社自体が、僕やめて10年以上経ってるけど全然変わってないって言われたんで、
その感じかって思ったね。別にタバコがどうこうじゃなくて、昭和やでって言われて。
タバコに限らず。
残業とかもめっちゃしてるし。
コロナで一回落ち着いたけど、終わってから後に戻ったみたいな感じだったんで。
なんかその当時やっぱり通勤ラッシュとかも一回なくなったりとかしたっていうのがあって、
リモートがすごい普及したとかあったけど、もう戻ったっていうとこよく聞くんで、
そのコロナ前、下手したらそれより今ちょっとひどくなってるぐらいの話を聞くから、
だから全然今は変わってない。
だからそういうとこは多分、別にタバコ吸う人もどんどん死んじゃう。
そういうのあんのかなっていう関連性はあんのかなみたいな思いましたけど。
だから僕はあんまりそれをちょっとずつ読むっていう感じですね。
みんなこう、この本の中ではみんなこう称賛してるんで、タバコ。
それを読み終わる頃には吸ってるかもしれない。
いやいやいや、もう半分ぐらい読んでるんで。
それはないと思いますけど。
そうですか。
だから未だにやっぱりタバコを吸う夢は見るんで。
すごいですね。そんなにやめてても変わらない。
そうですね。だから僕、ほんまにこの禁煙始めてから6年間は1本も吸ってないんですけど、
その夢の中では、禁煙いつまでしてたっけっていうぐらい普通に吸ってる夢なんですよ。
タバコの現状
どれぐらいの間隔で見ます?
えー、どうかな。今でもそんな見ない方ですけど、今どれぐらいかな。
年に2、3回とかそんな。
じゃあ結構見る半って感じですね。
4ヶ月に1回くらいですか。
忘れた頃にまた見るって感じじゃないですか。
うん。だからその時はほんま夢の中ではもうずっと当たり前に吸ってたみたいな感じになってるんですよ。
禁煙してたこと忘れてるぐらいも感じで吸ってるから、
あれ、俺禁煙そういえばしてたなぐらいの意識になってて、
結構びっくりするんですよね。
起きて、あれ、どっちやねん。
俺はもうずっとやめてるわ。1本も吸ってないわっていうのを思い出すんですけど、
夢の中では禁煙自体がもううやうやになってて。
無意識で求めてるんですかね。
まあ依存症ですからね。
古本の魅力
だから僕はいつでも戻ってしまう恐れみたいなのをずっと抱いてますね。
意識的にやめてないと多分全然戻りますね、今でも。
タバコを消散されてると思うんで、
これやめんでええんちゃうかなって気持ちになったらもう良くない。
そうですよ。
意識的にそれは、これは昔の人が書いた、
この時代のこういう本やからっていうのを思っとかないと。
まとめて読んだりとかするとね、ほんまに感化されてしまう。
危ない方ですね。この歴史の、昔の本っていう。
こんな時代もあったっていう。
そうですね。読むのが一番いいかなと。
あとはもう全然タバコに、皇帝的な人は、
ほんま寄りどころになって読めると思うんですよ。
いや、やっぱそうやんって思いながら多分。
間違ってなかったね。
今でも好きで吸ってる人、味方になってくれる方やと思うんですね。
今読んでる本は、これを一話だけに読みましたね。
ドロップ・ニノブの愛についてのデッサン。
芥川書作家って書いてあるから、めっちゃ純文学だなと思ったら、
おっきいミステリーしたね、これ。
そうなんですか。
愛についてのデッサンの、この一話だけなんですけど。
これで一つの話ですか?
短編集というか、400ページぐらいある本で、
その中でいろんな話が一応入ってるんですけど、
この愛についてのデッサンのシリーズが半分ぐらいなんですよ。
残り半分まだ別の、バラバラの短編っていう感じなんですけど、
愛についてのデッサンがミステリーでした。
ミステリーとしての要素
全く内容知らないですか?
知らないです。
古本屋の主人公が古本を事故に解決していくというか、
別に殺人とかじゃないですか、事件みたいなのに遭遇してみたいな話ですね。
なんか話だけ聞くと、すごい人気出そうなテーマですよね。
普通に面白いし、古本とか特に好きな人は、
とりあえずそのテーマだけで読めるなっていう。
ですよね。
現実の作家の名前とか出てくるんで。
なんかそれこそそういうテーマで売れた本ありませんでしたっけ?
ビブ…なんていうんですかね。
そういう本なんですか?僕内容知らない。
私も知らないけど、ビブリア保守堂の事件長かな。
それを今話し聞いて、その作品が頭をよぎりましたけど、違うのかな。
僕内容全く知らないんで。
古本屋店主の主人公ですよ。似てるのかな。わかんないけど。
どうなんですかね。
でもね、ほんとなんか面白そうな、そういうの好きな層が絶対いるし、
テーマは人気出そうですね。
この前というか、全然前なんですけど、グレネッドギャツビーを追えっていう。
あー、言ってましたね。
アメリカの。
これもたぶんジャンルとしては近いんですね。
アメリカの気候本がテーマ、バフル本ですね。
原稿が盗まれたっていう話ですかね。
そうですね。これはピッツ・ジェラルドの生原稿が盗まれたみたいな、そういう話でしたけど。
この愛についてのデッサンは、そんななんか劇的な話ではないんですけど。
でもなんかその、初っ端この燃える薔薇っていう話が1話目で出てきて、
主人公、東京の古本屋なんですけど、
その九州で売られてる生原稿をどうしても手に入れてほしいっていう依頼が来るみたいな、
そういう始まりなんですね。
買取の金額とか、ここまでやったら出すって言われてて、
で、自分はちょっと行けへんから買いに行ってほしい。
で、交通費も出すみたいな、そういう話。
で、これなんなんやろう、なんで自分で行かへんやろうとか、
どんな本なんやろうとか、そういうのを探っていくっていう。
不思議な依頼人。
そうですね。
てんてんてんみたいな。
ベタっちゃベタやけど、それを古本でやるんかみたいな。
最初に生原稿じゃない、書籍版を主人公は買って読むんですね。
これ詩ですけど、古本、詩集かな。
で、これそんな高いお金出して買う価値あるんかなみたいな感じで。
この話は好きやけど、この話はちょっと回りくどいなとか、この詩が。
そういうのを思いながら、一応その本文とかも出てくるんですよ、詩の。
その詩集は実際の作家の。
これはフィクション。
けど、話で出てくるコレクターの人が高いお金で買ったからどうしても上げれないとかいうときに、
萩原作太郎のファンで、その原稿を探してるんですけど、ありますかみたいな話。
交換でどうですかみたいな感じで話に出てくるのが実際の作家とか。
現実とのリンクっていうのはそういうところであるんですけど、
作中のメインになるのは創作物やったりとか。
三好達二の随筆原稿をもしとおっしゃいましたねとか。
そういう感じですごい出てくるんですよね。
だからこういうとこはほんまに古本好きが読んでたら面白いかな。
古本やあるあるとかも、もしかしたらあるんかもしれないです。
よく行く人とかは。
これは僕はまだ一個しか読んでないんで、ちょっとずつ読んでいけるっていう感じですね。
でも、もう続けて読もうと思ってるんですか。
そうですね。何個か今同時に読んでるんで、その中の一つで、この先のタバコのやつと合わせて。
でも、どっちも邪魔しない。
両方読めるタイプ。
一個一個が短いんで。
エッセイと小説だから読めます。
28:42
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