1. 雑踏
  2. 「銀河ヒッチハイク・ガイド」..
2022-07-15 36:26

「銀河ヒッチハイク・ガイド」を読む

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話している人:コーノ、ポー

ダグラス・アダムス著、1979年のSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」のネタバレありの感想を話しています。読み始めて最初は戸惑いました。「これは一体何が書かれているんだ…?」完全なコメディ作品です。ヒッチハイクは全然関係ありません。二人ともけっこう何を話していいやら、言葉を失っています。

#雑盗 #zattoh
00:00
スピーカー 2
[音楽]
銀河ヒッチハイクガイドから
いきます
じゃあ普通にあらすじ読みますね
そうですね
これAmazonの内容
本のウルト一緒だと思うんですけど
これでもちょっとね
一応ネタバレというか
最初の部分って
僕は結構読まんと読んで
こんなとこから始まるのっていうような
内容だったんで
若干いきなりネタバレっぽくなるんですけど
全体的に
本の内容ネタバレしていくんで
読んでいきます
銀河バイパス建設のためある日突然地球が消滅
どこをとっても平凡な英国人アーサー・デンとは
最後の生き残りとなる
アーサーはたまたま地球にいた
宇宙人フォードと
宇宙でヒッチハイクをするハメン
必要なのはタオルとガイド
シュールでブラック
とほもなくバカバカくし
SFコンビニ大傑作
っていう内容を説明ですね
スピーカー 1
地球が消滅っていうのがネタバレ
スピーカー 2
そうですね
僕はだから全然内容知らんと読んで
いきなり地球が終わるとこから始まるっていうのが
割と珍しいなと思って
しかも別に復活とかしないじゃないですか
スピーカー 1
そうですね
早々に地球が消滅するから
さっきのあらすじ読んでも
すぐに出てくるところだし
最初のところです
スピーカー 2
最初の踊りっきというか
こんな話なんやっていう
スピーカー 1
この作品はそもそもあれなんでしょうね
ラジオドラマが元になっている
っていう風になっているので
掴みを最初に取るためにも
早々に地球を消滅させたっていう
スピーカー 2
そういうこともあるのかなって思いました
スピーカー 1
内容もめっちゃ番組っぽいですよね
スピーカー 2
そうですね
そういうシリーズものというか
ドラマっぽいですよね
スピーカー 1
ラジオドラマってわからないけど
ラジオドラマって私は今まで聞いたことがないから
細かい話の組み合わせはわからないですけど
結構この小説は一章一章短いじゃないですか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
だから多分この一章が
ドラマ一回分なのかなと思うと
一回一回にバタバタしたようなことが起きて
次が気になるっていうような
そんな印象もありましたね
スピーカー 2
だから映画化もされてるんですけど
映画は見たことないんですけど
アニメとかでめっちゃ見やすい内容だなと思いました
03:00
スピーカー 1
本の内容自体は
内容はまた後で話しますけど
内容からするとアニメの方が
表現しやすいような気がします
スピーカー 2
そうですね
こういうSFコメディみたいなアニメあるなっていうか
想像つくんで
全然違うんですけど
カーボーイビブアップとかのノリに近いかなっていうところがあって
小説でこんなの初めてですね
ずっとふざけてるじゃないですか
スピーカー 1
ずっとふざけてるんですねこれは
これそもそも今回コーノさんの先章でしたけど
これってどういう風に知ったんですかこの本
スピーカー 2
この本は探検家というか編曲作家の高野さんが好きな本で出てて
あの人もそういうSFとか宇宙とかじゃないですけど探検する人やから
なんかそういういろんなとこに行ったりするのが好きな人やから
そういう本なんかなと思ったら全然違ったんですけど
ちょっとでもノリは近いとこは
高野さんの本はノンフィクションですけど
ちょっとノリが近いとこはありましたね
それが最初知ったきっかけだったかな
このSFの中で有名な本ではあるんですけど
ダグラス・アダムスっていう人がこの本ですごい有名になって
スピーカー 1
すごいシリーズ化してるんですよね
そうですね
これめっちゃあるんですよね
なんか製編と続編とあとちょっと細切れのものがあって
外伝化
スピーカー 2
著者はみんな一緒ですもんね
そうですね
製編もどっかで
だからこの一冊が当たって続きが出たっていう感じなのかな
スピーカー 1
私はこのダグラス・アダムスを全然知らなかったですけど
読み終わってからWikipedia見たら
すごい有名なSF、この界隈では有名な方だったんで
新しいジャンルとして知れたのでよかったですね
スピーカー 2
あんまりだってSF何冊か読んだけど
この感じってほんまあんまないですもんね
スピーカー 1
この感じはないですね
スピーカー 2
なんていうかSFっぽくないってわけではないけど
やっぱりノリがちょっと明るすぎるというか
スピーカー 1
こんなコメディーに作った作品はなかったですね
私がちょっと読んでたのは
ボネガットとか
あと前は2人でレムのソラで読みましたけど
どっちかっていうとSFの中でも
どっちかというと何て言うんでしょうね
純文学よりは1年とかあるから
多分まあ
スピーカー 2
だいぶシリアスですもんね
スピーカー 1
ボネガットはちょっとユーモアもありますけど
でもこれを読むと
ボネガットのユーモアとこの作品の
ドタバタ感、コメディー感は全然違いますね
06:01
スピーカー 2
ほんまになんかその
なんていうんですかね
喜劇っていう感じですもんね
コントみたいな感じですね
スピーカー 1
そうですね
ドラマとかラジオドラマになったっていうのは
元にしたっていうのは分かります
スピーカー 2
だからこのAmazonのレビューとかでも
ほんまにめっちゃ好き嫌い分かれるみたいな感じがあって
まあそうやろうなと思って
SF好きな人が読んで好きになれるかどうかって
ほんま半々やなと思いましたね
スピーカー 1
どうですかコノさんは率直に読んで
スピーカー 2
僕はえっとね
僕は大体1週間ぐらいで読んだのかな
めっちゃ内容忘れるんですよ
何の話してんのってなるじゃないですか
結構
読んでる時はまあ面白いけど
あんまり集中できない話に
だからこう気軽に読む感じでいいかなって思いますね
かといってなんか
真に迫ったことを言おうとしてんのかな
みたいなノリもありつつ
スピーカー 1
最後の方とか
スピーカー 2
最後の方に少しだけそういう
でもあれもちょっとふざけてんのかなっていうのがね
ちょっと思うんで
あんまり何も考えてないんだなっていうのは思いながら
でもやっぱコメディなんやろな
著者がイギリス人の人やから
スピーカー 1
イギリス風のそういう
イギリスの
スピーカー 2
シニカルというか
スピーカー 1
皮肉な感じというか
読んでて記憶に残らないっていうのは
結構こういう名詞がいっぱい出てくるじゃないですか
なんかそういう聞いたこともないようなこういう名詞が多いから
ちょっと覚えづらいっていうのも
スピーカー 2
SF大体そうですもんね
スピーカー 1
知らん概念で大体世界が作られてるもんね
しかもその
肝となるような
その作品の肝となるような
言葉だったら何とか覚えますけど
なんか本当に
作品の中の作品の話とか
惑星のすごい込み入った
ある意味本筋とは関係ないような話を
割と細かめに書くとかあるから
そういうのはずっと読んでるとだんだん
どれがどれだったかっていうのがわからなくなってきますね
スピーカー 2
なんかその
スピーカー 1
そもそもこのストーリー自体が結構行き当たりばったりというか
そうですね
そもそもストーリーもそうですね
スピーカー 2
そうですよね
自由すぎるから
追っかけるのが難しい内容でしたね
そもそもタイトルの
ギンガヒッチハイクガイドっていうのは
そういう地球のある木型みたいな
ガイドブックのことで
それの編集してる人が
登場人物に出てくるけど
ガイドブックほとんど関係ないですもんね
スピーカー 1
そうですね
全然
この登場人物が出てくる経緯として機能してるけど
そんなにこの話は
スピーカー 2
最初にちょっと出てくるだけですもんね
09:00
スピーカー 2
だからあんま関係ないっていうのと
スピーカー 1
地球が消滅して
宇宙に放り出された後に
いくつか宇宙船に乗るけれども
宇宙船がワープとかして
全く関係のないところに飛んでいくから
ストーリーとして
今までの経緯があったから
ここに来てるとかいうこともなかったりして
スピーカー 2
ヒッチハイクはしてないんですよね
ほぼしてないですよね
1回目がちょっとそれっぽいだけで
結構激しい文体というか
なんなんやろなこの
パンクなノリというか
あんまりほんまにSFっぽくないっていうのが
印象的やったなと思うんですね
内容は全然
宇宙とかが舞台なんで
宇宙人とかいっぱい出てくるんですけど
どっちかっていうとほんま
コミュニティの方に振ってるっていう感じで
スピーカー 1
私はこれだけ振ってくれたら新鮮だったし
それこそ軽く読めるから
私は読んで面白かったなって思いましたね
続きも気になるし
スピーカー 2
僕でもやっぱり映像で見た方が楽やなと思いましたね
スピーカー 1
そういう意味では
映像だと全部完結してるんですかね
スピーカー 2
いやなんかね
ドラマ版みたいなものもあるらしくて
そっちだったら結構長いらしいんですけど
映画はヒッチハイクガイドまでですけど
でも映画もちょっとね
興味はずっとあったんですよね
スピーカー 1
映像化は難しそうですよね
スピーカー 2
面白いんかどうかね
SFっていっつもほんまに
映像化どうすんのかなって
呼んだ時思いますけど
スピーカー 1
ちょっとこう小節な作りの方が
あってそうですね
スピーカー 2
それでも成り立つっていうのは確かにありますね
主人公が地球人でアーサー
登場人物としてはメインの人がアーサー
主人公で最初に家を壊され
遭遇になるっていうところから始まって
スピーカー 1
なんか幹線道路だか新幹線を作るための場所として
アーサーの家が邪魔だから
立ちのけっていうところから始まりますね
スピーカー 2
それでブルドーザーの前で寝転むんですよね
工技室のために泥まみれになるって言って
そこに一応近所の人なんですけど
フォードっていう人が訪ねてくるっていう
スピーカー 1
友達って言ってたけど
実はこのフォードが地球人じゃなかった
ヒッチハイクガイドの編集者
スピーカー 2
ベテルギウス人
ベテルギウス人か
この家が取り壊されるっていうのと
地球が取り壊されるっていうのが
スピーカー 1
重なってるんですね
地球も取り壊される予定だった
スピーカー 2
フォードが一応助けてくれるというか
駅づり場みたいな感じで
12:02
スピーカー 2
あんまりその辺の流れはよくわからないですけど
スピーカー 1
確かにアーサーは何で一緒に
フォードが助けてくれた理由って
覚えてないですね私
そんな理由なかったんですか?
スピーカー 2
そういう細かいところって全然思い出せないですよね
この辺の話って
なんでこうなったんだったっけっていうのがね
どんどん場面が進んでいくんで
その辺の細かいところは
タオルを持ってるかとか言われるじゃないですか
タオルは結局何に使ったんだったかなとか
スピーカー 1
あんま覚えてないですね
タオルは全然出てこなかったと思いますよ
スピーカー 2
タオルが書かれてるだけなんですよね
タオルには非常に大きな価値がある
スピーカー 1
あれですかね
無意味なジョークみたいな扱いなんですかね
スピーカー 2
そういうのがいっぱいありすぎてわからないですよね
スピーカー 1
特選なのか
ただそのジョークの意味が
日本人にはわかりづらいだけなのか
スピーカー 2
結構ありましたね
そういうわからないジョークみたいな
宇宙船にヒッチハイクというか
地球を壊しに来たなんとか人
ボコン人の宇宙船に結局乗るんですよね
スピーカー 1
そうですね
ボコン人の宇宙船に乗っている
コックさんみたいな
別の惑星のなんちゃら人っていうやつらに
助けてもらう
スピーカー 2
そこだけしか出てこないから
スピーカー 1
全然覚えてないんですけど
スピーカー 2
大人しい人かな
でも見つかってしまって
捕まって歌を聴かされる
スピーカー 1
そうそう
ボコン人の歌がひどいっていうので
スピーカー 2
拷問的な扱いになっているんですよね
しかもわかってて嫌がらせで聴かせてくる
っていうのがボコン人の説明とかめっちゃあるんですよね
どういう進化をしたかとか
スピーカー 1
そうそう
この時点ですごいふざけたテイストだなと思って
ボコン人が最初に出てきた変な宇宙人みたいな
地球人とは違うフォルムというか
ドクタースランプあるじゃないですか
ニコちゃん大王って言いますよね
ああいう感じのふざけたというか
ちょっと変なフォルムの
宇宙人がいっぱい出てくる作品なんだな
っていうのをこの辺りから予感しましたね
スピーカー 2
一応その次というか
大統領が出てくるじゃないですか
そうですね
スピーカー 1
ゼイ・フォード
スピーカー 2
大統領もちょっと変な
頭2つある
スピーカー 1
頭2つある
そうそう
大統領だけど別にそんな実質的な権力は持ってなくて
ちょっと変わった予測
そういう人が選ばれる大統領選挙みたいなやつ
ほんまに実力のない人が選ばれるみたいな
15:01
スピーカー 1
本当の権力を持っている奴は別にいるみたいな
ちょっとこう含みをもたしたいなという言い方をしていたけど
少なくともこの作品の中では
それも詳しく述べられることはなかったし
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
続きで出てくるのかもしれないですけど
スピーカー 2
本当にストーリーを追っかけても結構わけわからない
スピーカー 1
その時々読みながら笑って楽しんで
面白かったという作品なんじゃないかな
スピーカー 2
僕は結構ゼイ・フォードが盗んだ黄金の心という名前の
宇宙戦のコンピューターが結構好きで
スピーカー 1
私も好きでした
マーヴィンじゃないですか
スピーカー 2
マーヴィンはロボットの方ですね
スピーカー 1
ああ、エディ
エディの方ですね
スピーカー 2
マーヴィンはめっちゃ頭いい
人間とかそういう生物とは比較にならないくらい
頭が良すぎて鬱病みたいなのがする
スピーカー 1
常に後ろ向きな発言ばかりしてるんですよね
エディってちょっと明るいやつでしたっけ
スピーカー 2
エディはすごい鬱陶しい感じのコンピューターで
話しかけたらめっちゃ明るく喋ってくるから
すぐ黙れって言われるよって
スピーカー 1
確かにエディも良かったですね
スピーカー 2
ロボットとかコンピューターとか結構いいキャラやったな
スピーカー 1
そうですね
エディも好きだったけど
マーヴィンのちょっとネクラな感じも面白かったですね
最後結構いい勝ちだったし
スピーカー 2
宝相撲って感じでしたけどね
この辺はやっぱり
ちょっとスターウォーズとかのC-3POみたいな
そういう感じのロボットの雰囲気もあったかなと思って
エディは全然そんな感じの人いなかったけど
そういうロボットが面白いみたいなのもありますね
あとはなんか出てきたら帰ったら
今一番最初のものなんですけど
翻訳機はすごい斬新やったなと思って
スピーカー 1
そうですね
バベル魚でしたっけ
スピーカー 2
バベル魚っていう
食べたらみんなの言葉が分かれるんですよね
スピーカー 1
食べるというか魚が耳の中に入ってくるんですね
スピーカー 2
入ってくるんか
スピーカー 1
でその魚が
スピーカー 2
なんか食べさせるんでしたっけ
スピーカー 1
音声を確か食べてその残りか数が
スピーカー 2
みたいなやつを認識するって
スピーカー 1
確かにこれちょっと面白かったですね
スピーカー 2
あんまり言葉の違いみたいなのを解決する手段で
今まであんまりなかったなと思ってこういうの
スピーカー 1
だいたい機械じゃないですか
そうですね
最初でいうとアーサーの家を取り壊すために
やってくる役人がいるじゃないですか
そんなに高飛車でもなくて
ちょっと腰の低いような
気真面目なイギリス人みたいな
あのキャラも結構私は好きでしたね
18:02
スピーカー 2
あの辺ですごいこじつけで
ちゃんと泥の中で寝るとかね
スピーカー 1
しかもその確かその役人がチンギス藩の
スピーカー 2
夢を見てるみたいな
チンギス藩の子孫みたいな設定でしたよね
スピーカー 1
それも全然意味わからなかったし
これすごいキャラクター付けしてたから
こいつは割と重要な人物なのかなと思ってたんですけど
最初だけでしたね
スピーカー 2
そうですね一切出てこなくなりますからね
ほとんどのサブキャラみたいなのは
全然出てこなくなる
スピーカー 1
彼はまたチンギス藩の団形直系の子孫でもあって
スピーカー 2
最初に地球が全部なくなってから
地球の話っていうか人間の話って
一切出てこなくなるじゃないですか
一応最後にちょっとだけ絡めてきました
スピーカー 1
最後ちょっとだけこう
スピーカー 2
あんまりそれも意味なかったですけど
スピーカー 1
ちょっと深めの感じを出してきましたけど
スピーカー 2
どこの世界の話っていうようなことを
ずっとその間やってくる
すごい遠い世界の話を
こんな続けるのかなと思ったら
またちょっと最後地球に触れたの
結構喋るのは難しいね
スピーカー 1
そうですねこれ喋るのは難しい
もうネタバレしちゃうもんしてしまいますけど
そもそも地球っていうのが作られたもので
なぜ作られたかっていうと
究極の
なんて言ったんだろう
究極の問い
スピーカー 2
問いですね
スピーカー 1
なぜ人は生きるのかとか
そういうちょっと深い問いに対する答えを
スーパーコンピューターみたいなのが出すけども
その答えがなんでそういう答えが出てきたかが
分からなくて
その答えの意味を知るには
どういう問いをすることによって
その答えが出てきたかが分かるか
問いが分からないと答えの意味が分からないっていう理屈で
その問いを知るための方法として
地球を作った
地球ってあれなんですよね
コンピューターなんですかね地球
そんな感じでしたね
問いを見出すためのコンピューター
スピーカー 2
計算するみたいなやつですね確か
スピーカー 1
急にいる生命も含めた
含めたコンピューターみたいな扱いで地球が生まれたんですね
ようやくその問いが分かりかけた5分前に
ボボン人によって地球が破壊されてしまった
スピーカー 2
分からないまま終わったっていう
ほんまこれ
おつけなんかなって思うぐらい後から
ほんまにそれぐらい行き当たりばったりに話進んでいくんだよね
問いを求めるため巨大コンピューターを設計
その巨大コンピューターが生命体を取り込んだもので
名前は地球と呼ばれている
21:01
スピーカー 2
あまりにも大きいのでよく惑星と間違いある
でもこの話を聞いたの全然分からないと思いますよね
スピーカー 1
どんな内容なのか
やっぱり本当は最後が面白い小説だから
そんなにどういう意味だったかみたいなのを考えなくていいですね
スピーカー 2
ノリと流れでその場のコメディを読むっていう感じですか
どのキャラクターのどういうセリフが好きとか
どういうキャラクターが面白いとか
そういう読み方でいいんかなって
スピーカー 1
登場人物でプリビアンっているじゃないですか
女の子
後で分かるんですけど地球人だったっていう
この子がそんなにキャラが強くなかったかなっていう
スピーカー 2
そうですねあんまり活躍してない
スピーカー 1
活躍しなかったですね
スピーカー 2
一応研究者かなんかやって
スピーカー 1
地球にいる時に
スピーカー 2
ゼイフォードにナンパされて
このまま研究者の続けるより楽しそうと思って
それでついていったんです
作る登場人物だったら
あとはスラーティ・バート・ファーストっていう
マグラシアの老人
スピーカー 1
フィオルドを作ったっていう
地球を設計したうちの一人で設計
スピーカー 2
なんかすごいこのほんま説明になってないですけど
マグラシアっていうのが何かみたいなもう
説明しだすとわけわからない
スピーカー 1
わけわからないですからね
スピーカー 2
なんかこのスラーティ・バート・ファーストっていう
名前がちょっと恥ずかしくてあんまり言いたくないみたいな
スピーカー 1
ああらしいですね
スピーカー 2
くだりがあって
これがだから本編っていうか本の中では
あんまりニュアンスがわからないですけど
ウィギペディアとか見ると意味が一応書いてあって
で多分なんかゲロゲロおならみたいな
そういう感じの意味だ
なんか英語やったらそういう風な感じになる
スピーカー 1
解説にも確かそれがありましたね
ありました?
解説読んでないですねそういえば
なんか外国人が英語圏内の人からすると
なんか面白い言葉の音というかみたいですね
295ページの最後から296ページにかかって説明してますけど
五感が滑稽だっていう
そうなんかそういうしょうもない
ちょっとあのこの辺は
日本人にちょっとわかりづらかったらしいかな
スピーカー 2
そのフォードっていう名前も
スピーカー 1
そうそうフォードも車のフォードから来てるんですよね
あと私も読み終わった後に
ネットで調べて知りましたけど
そもそも宇宙船の黄金の心棒でしたっけ
あれもなんかあの誰だったっけ
24:02
スピーカー 1
ニール・ヤングのHeart of Goldという曲が
あってそこから撮ったっていうことも書いてましたね
スピーカー 2
時代的にあるもんあるんでしょうね
スピーカー 1
これ1979年の作品みたいで
ちょっとそういう引用とかが掴みづらいところもありましたけど
いっぱいたぶん散りばめてるんでしょうね
スピーカー 2
そういうのいっぱい書いてありますね
スピーカー 1
この解説のとこにも
解説してみたら
スピーカー 2
そういう発音とか語感のボケみたいなやつも
結構そういう時代的なのはあるなと思いましたね
当時読んだ方がそういう面白さはわかるんだろうなっていうのは
あとはイギリス人というか英語圏の人が読んだ方がわかりやすいとかもあるんだろうし
スピーカー 1
私もそれこそまた解説で気づきましたけど
読んでる時からちょっと面白かったんですけど
最初の方でアーサーの家を取り壊すっていう時に
ブルドーザーを持ってきた役人と
実際に取り壊しをする工事をする人が出てくるじゃないですか
工事をする人は正直壊しても壊さなくても
自分たちに給料が入るって意味では関係ないから
割と役人とは違う立場で
その温度差がちょっと面白かったんですけど
解説を見るとやっぱりイギリスは職能組合っていう労働組合が強くて
会社の中での関係よりかは
横の職業としての労働組合の力が強いんですって
だからそういう役人は必死に家を取り壊したいっていうふうに思ってるけど
実際に工事する人はちょっと別にそうでもないみたいな
そういう構造がイギリスの社会背景から来てるっていうのは面白かったですね
スピーカー 2
なんかすぐ休もうとするんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
精神的苦痛に該当するか調べるみたいな
スピーカー 1
そう、多めにお金もらえないかっていうところで
やっぱりそうやってわからなかった箇所もありつつ
全体的にはやっぱり本当にバカバカしくて面白かったなっていう感想ですね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
そうとしか言いようがない
あまり高くここはこう思うみたいなのが
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
ないかな
スピーカー 2
気楽に読める感じ
めっちゃ気楽です
スピーカー 1
本野さんってハリーポッター読みました?
スピーカー 2
読んでないです
スピーカー 1
ハリーポッターもイギリスの作品じゃないですか
はい
ハリーポッターでも割と作中で出てくる作品って結構多いんですよ
はい
魔法の世界での常識となっている人の話とか
魔法学校で使われている教科書の話とか
そういう読者からしたら全く知らない作品の中での細かいディティールを
27:05
スピーカー 1
いっぱい書き込むっていうところは
ハリーポッターでもちょっとあって
今回このヒッチハイクガイドを読んでてもそういう描写が多かったから
イギリスってそういうところに面白みを感じる国柄なのかなって思いました
スピーカー 2
伝統なんですかね
作中作
スピーカー 1
作中作にいろんな文脈があったりして
くすっとくるようなものを混ぜ込んでたりするのかもしれないです
スピーカー 2
SF自体に結構ありがちではありますかね
話の中でしかない話みたいな
ソラリスとかにもそれはあったし
作中作っていうよりは作中世界観の
スピーカー 1
設定のね
作品の設定、世界観の細かい設定だとなじみありましたけど
これだけ別に設定と直接関係ないディティール
スピーカー 2
結構どうでもいい話
スピーカー 1
その場しか出てこないから後に全然繋がらない
最初から2ページ目なんですけど
一人の若い娘が今までずっと何が間違っていたのか不意に気がついた
そして世界を善にして幸福な場所にする方法を思いついた
という意味深な言葉があるんですよ
そもそもこの若い娘の物語ではないというので
女の子の話なくなっちゃうんですけど
6ページに意味深な文章がありません
キリストと対比するような
一人の男が木に釘付けにされてから
2000年近く経ったその日というので
女の子が天命を受けたような
刑事を受けたような描写があるんですけど
別にこれここだけなんですよね
スピーカー 2
これはこの若い娘の物語ではないと言いたかっただけですよね
スピーカー 1
ですよね
まだこの作品のテイストを知らなかったから
でも何かしらとはいえ出てくるんだろうと思ったんですけど
全然出てこなかったし
スピーカー 2
よく分からないですからね
読んでいかないとどういうノリなのかが
スピーカー 1
この娘の気づいたというのが
最後の究極の問いとか答えに関係するような気もしたんですけど
スピーカー 2
そうなんですかね
忘れてましたよねこの辺の最初の
スピーカー 1
もしかしたら続編で出てある
スピーカー 2
それは分からないですね
スピーカー 1
関係ない気もするしな
スピーカー 2
関係ない気もするんですよねこの話は
その話って本当に意味あんのってことばっかりなんで
30:02
スピーカー 1
これ一応3巻までですよね
正編っていうのが
3巻ぐらいだったら全然読めるし
ちょっと私は読んでみたいなと思いましたね
スピーカー 2
続編のタイトルとかは全部一緒というか
スピーカー 1
ギンガヒッチハイクガイドと関係しているタイトルなんですよ
スピーカー 2
そうなんですか宇宙の果てのレストランって次ですけど
これは分からないですけど
さよなら今まで魚をありがとうっていうタイトルは
スピーカー 1
イルカの話じゃないですか
そういうことか
スピーカー 2
ほとんど無害っていうのは
地球のガイドの説明の部分で
スピーカー 1
ギンガヒッチハイクガイドに記載されている地球の説明ですよね
スピーカー 2
だから関係のある内容なのかなと思うんですけど
分かんないですよ読んでないから
スピーカー 1
宇宙の果てのレストランは
この小説の最後に次はそこに行こうって
行こうって話があって
スピーカー 2
クリケット大戦争っていうのは
クリケットの話ちょっと出てきましたよね
殴り合うみたいな
あんま覚えてないですけど
スピーカー 1
カバーの絵もちょっと謎じゃないですか
鯨が宇宙を飛んでて
これも一応話に出てくるけど
スピーカー 2
そうですね
あんまり読んでるとき意味が分からなくて
いきなり出てくるじゃないですか
スピーカー 1
ミサイルの弾が鯨に変わったみたいな
なんて言ったらいいんでしょうね
スピーカー 2
不確実性ボタンがなんか
スピーカー 1
よく分からないですけど
話全く関係ないとこですけど
74ページにバズルって言葉が出てくるんですよね
使われ方としては多分今のバズルと
同じかなと思うんですけど
スピーカー 2
どうなんですかね
スピーカー 1
ここで使われてるバズルっていうのは
多分地球外の人たちが地球とかにやってきて
地球人をビビらせるみたいな遊びをしてるんですよね
スピーカー 2
暇を持て余した金持ちが
スピーカー 1
この小説出版されたのが2005年なんですよね
日本翻訳版が
スピーカー 2
新版がですね
スピーカー 1
バズルってそんな前からあったかなと思って
ネットで調べたら一応2005年くらいから
このバズルって言葉は使われだしてるって書かれてたんですよ
スピーカー 2
英語圏でもともとある言葉ですよね
スピーカー 1
そうですね
日本語に定着したのって割と最近じゃないですか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
ここでもう使われてるなってのがちょっと印象的でした
スピーカー 2
あんまり役がなかったのかな
33:01
スピーカー 1
これもともと別の役があるんですよね
古いやつ役が
それどうなってるのか
スピーカー 2
多分違うでしょうねさすがに
スピーカー 1
気になりましたね
スピーカー 2
もっと日本語っぽくなってるのかもしれない
でもびっくりさせるみたいな感じですよね
スピーカー 1
多分そうだと思いますよ
スピーカー 2
だから日本語のあれとはちょっと違うかもしれません
日本の
スピーカー 1
今使われてるみたいなのは違う
スピーカー 2
ヘッドフリックスで見れる
ブラックミラーって知ってます?
スピーカー 1
知らないです
スピーカー 2
ブラックミラーっていう一話完結のドラマがあるんですよ
SFもたまにあるかなっていうようなやつで
結構シリアスなやつが多いのかな
半々くらいかな
でもブラックコメディみたいなのが多くて
ブラックミラーはちょっとノリが近いかなと思いましたね
スピーカー 1
これもイギリスの作品なんですかね
スピーカー 2
そうですねイギリスですね
もうちょっと真面目にやってますけど
スピーカー 1
ブラックミラーの方が
スピーカー 2
その一個一個のストーリーはしっかりしてるから
コメディの作り方ってやっぱり
イギリスの漢字は似てるなと思いましたね
そんなもんですかね
スピーカー 1
私もそんなもんかな
スピーカー 2
そんなもんですか?いっぱい苦戦張ってるの?
スピーカー 1
苦戦は張りましたけど
読み返したら別に面白かった部分に張ってるだけですね
別にそんなにお話したいっていうか
スピーカー 2
面白かったってことかな
映画が気になるのと続編も気になるっていうのはあるかなって
たまにね見れるんですけど
今そのなんか見れるやつがないんですよね
Amazonとか入ってるんですけど
有料のやつばっかりなんで
たまに無料になってた時に見ようと思って
気づいたらもう有料になってるみたいな
スピーカー 1
私この作品は関係ないですけど
ラジオドラマってのはちょっとどんなもんか気になりますね
ちょっとあります?ラジオドラマって
スピーカー 2
ラジオドラマ自体ですか?
ラジオドラマなんかちょっとだけ
ポッドキャストとかでホラーのやつとかは聞いたことありますけど
スピーカー 1
あれですか?1回以下短いような感じなんですかね
スピーカー 2
短いです
続きものとかじゃないやつは僕は聞いたことありますけど
ホラーなんで
でも普通にアニメとかよく知ってる人やったら
なんかそういう音声だけの特別編みたいなのがあったりするんで
ああいうのに近いかなと思って
スピーカー 1
そんなに今後聞いてないですけど
でもこれはすごい面白かったんで
読んでほしいですね色んな人に
スピーカー 2
そうですね有名やから結構読んでる人も多いと思うし
SF好きじゃない人でも見やすいかどうか分からないですけど
スピーカー 1
でも私も1週間で読んだし
36:02
スピーカー 1
そんなに読むのに大変ではないと思いますね
スピーカー 2
そうですね難しいとか思うとこはあるけど
割と関係ないんで飛ばしていく感じで読んでいけるかな
(♪ BGM)
36:26

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