1. from 雑談
  2. #70|INSIGHT supported by SH..
2024-09-20 53:37

#70|INSIGHT supported by SHURE「『百百』における音声空間表現」GUEST : 立石従寛 / 百百

from雑談【INSIGHT】では毎回異なるポッドキャスターの方をゲストに迎え、主に音作りの観点から、普段の配信ではなかなか話すことのできない、コンテンツ制作の裏側を深ぼってお聴きします。
果たして、優れた作品を生み出し続けるポッドキャスターは、何を意識し、どこに注目して、番組を作り続けているのでしょうか?

from雑談【INSIGHT】は、およそ1世紀にわたり世界のレジェンドから支持され続けるブランド「Shure」の提供でお送りします。〈収録:2024.9.13〉

-

[GUEST] ───────────────────

【立石従寛】

1986年シカゴ生。東京・ロンドン拠点の美術家、音楽家。仮想と現実、自然と人工、制作と運営など、相対する境界の合成をテーマに制作を行う他、アートスペース「The 5th Floor」や「TOH」の立ち上げ、暮らしの実験場「TŌGE」共同主宰、<木を食べる>フードプロダクトの開発など、無領域的に活動する。また2022年よりポッドキャスト「百百」の配信、2024年にポップス名義「.jvkn」で楽曲発表など、音を中心とした多岐にわたる活動を行っている。2017年に渡英、Royal College of Artにおいて芸術修士号を2020年に取得。英国「New Contemporaries 2021」選出。オランダ「FRAME AWARD 2021」Set Design of the Year受賞(ULTRA STUDIO同時受賞) 。


立石従寛

X @jukantateisi
IG @jukantateisi


百百

X @100100podcast
IG @100100podcast

-

[HOST] ───────────────────

【Mechikuro】

マンガ・オーディオ・アート・クラブミュージックなどの第一線で、分野横断的に活動するクリエイティブディレクター。 グラフィック&プロダクト両面のデザインのみならず、編集&ライティングからブランディング&プロデュースまで多様なスキルセットを駆使する。 これまでの経験と知見を活かし、『JAPAN PODCAST AWARDS』では創設メンバーとして、2019年創設〜2021年まで3年に渡り理念&審査レギュレーション設計、選考委員選定、ノミネート作品選考、グラフィック&トロフィー造形など中核業務の全てを担当。 作品選考作業においては、年間平均2000作品・2000時間強に及ぶ聴取・リサーチ・分析を行い、アワードという一つの基準において、国内ポッドキャストシーンの可視化とクオリティの定性評価に寄与した。 現在、自身のポッドキャスト作品としては、ぷにぷに電機と共に制作する『LAUNDRY AM』を配信中。 『雑談』では、より広く、より深く、音声作品の可能性と魅力を伝えるべく、さらなる能力を解放する。@maticlog

───────────────────────

XIG

©︎雑談 https://zatsudan.co.jp/

00:05
雑談がお届けするポッドキャスト番組、from 雑談|INSIGHT。
INSIGHTでは、毎回異なるポッドキャスターの方をゲストに迎え、
主に音作りの観点から、普段の配信ではなかなか話すこともできないコンテンツ制作の裏側をかぼってお聞きします。
果たして、優れた作品を生み出し続けるポッドキャスターは何を意識し、どこに注目して番組を作り続けているのでしょうか。
from 雑談|INSIGHTは、およそ1世紀にわたり、世界のレジェンドから支持され続けるブランド、SHUREの提供でお送りします。
from 雑談|INSIGHT supported by SHURE、こんにちは、三地九郎です。
本日のゲストは、あなたの耳に百の話を。
人生漫談ラジオ100×100より、立石従寛さんをお迎えいたしました。
よろしくお願いします。
早速なんですけれども、僕が100×100を知ったのは、本当に立ち上げの時の清貧乏は眠らないのスタートの時からウォッとなって聞き始めたんですけれども、
ありがとうございます。
来たやばいと。
ちなみに早速なんですけど、どうやって見つけたんですか?
僕はもう年間通して膨大な数サーベイして聞いているので、だいたい引っかかります。
それは例えばSpotifyだと、Podcastのニューリリースとか、あそこをとりあえず全部聞いていくみたいな感じですか?
今あれができたんですけど、当時ああいうものもなかったりした時期もあったりしたので、
どうやって?
なんかやっぱAIさん優秀でSpotifyとか関連みたいなものが上がってくるようになるんですけど、
あんな出たばっかりでも。
そうですね。で、年間2000番組ぐらい聞くんですけど、そうなってくるともうAIもバグってて、
なるほどね。
そっち信用できなくなってくるので、外部情報とかも相当集まるようになっているので、
すごいですね。
ついに鎮昌さんと受管さんが始めてくれたと思って聞いて、もう一発目からすごいクオリティともにやばいってなって、
ありがとうございます。
ずっと聞き続けてるんですけど、で、そもそもなんですけど、なぜポッドキャストを始めようと思ったのか?
えっとね、私から、そう、夏夜ちゃんにはお声掛けをしたんだが、
いきさつとしてはどっちかというと、もともと私のなりわいというか、別にポッドキャストが服っていうわけじゃないけど、
美術、音楽とかをやっていて、で、よく周りの作家友達だったり、見てきてくださる方とかコレクターさんとかからよく言われてるのが、
03:01
受管の作品はあんたが話したほうが面白いと。
その制作背景の話とか、もっともっと聞きたいからポッドキャストやってみてよって言われたんですよ。
もう具体的にポッドキャストっていう。
ポッドキャスト以上とか言われてなくて、ポッドキャストやんなよってめちゃめちゃ言われてたの、周りから。
で、数年ぐらい言われてたんじゃないかな。
で、言われてて、妻にも言われていて、そう、もう私に話してくれんなと。勝手に話す場所決めてくれつって。
で、じゃあまあやってみようかなと思った時に、そう、周りで夏夜ちゃんがいいなと思って、声掛けをしたって感じです。
なるほど。で、最初聞き始めた時に、ポッドキャストの壺をなんでこんなにしょっぱなから分かってんのかなっていうのを思ったんですけど。
分かってない分かってない。
でもナチュラルにしても出来すぎなくらい、ポッドキャストらしい始まり方したので、
なんかもっと他の活動をプロフェッショナルにやられてる方って、そちらのマナーとか、
なんか例えばですけど、講演会だったりとか、人前で話すの慣れてたりすると、
そういう癖みたいなものをポッドキャストに持ってきちゃう人多いんですけど、
なんか全然、もうポッドキャストに最初からなってると思って。
なんででしょうね。なんだろう。
あの、リサーチとかってされたんですか?
リサーチはした、したっす。そう、えっとね、言うて真面目なので、私も彼女も。
やるからにはある程度、自己満なんだけどどこまで言っても、とりあえずリサーチはした。
で、当時ポッドキャストチャートのトップ200ぐらいは、とりあえず全部わーって舐めて、
芸人さんとか英会話とかみたいなものは全部省いて、個人の、特にインフルエンサーなんだろうけど、
いわゆる芸能人、著名人ではない方々だけに絞って、我々のテーブル作って、
で、中は正直あんま聞いてないんだけど、冒頭1分ぐらいだけずつ聞いて、
はいはい、こんな感じかっつって。
だったら我々はこんな感じでいったらええんちゃうかっていうのは最初にやったけど、
言うて、でも本当にやってみようぐらいの感じ。本当に。
とはいえ、最初の1、2回までは、やっぱりこういうのをやろうとする方みたいなものが匂ってたんですよ。
話し方とか、声色とか、距離感とか含めて。でももう3回目ぐらいから、もうほぼ今。
あ、そうかも。
なってて。
あ、でもそうかもそうかも。1回目は単純に恥ずかしかったです。
当時はね。
そういうのがあった?
あったあったあった。あと何話していいかもわからんし、曲何使おうかとかも決まって、
何も決まってなくて、とりあえず話してみようだったんですけど、
確かにたぶん、めちくろさんが言うポッドキャストらしさが、もし我々における距離感が近い感じ?聞いてて。
06:03
そう、だとするならば、我々にとってのそれはつまり、自分の話をするってところ。
あ、そうですね。
が、たぶん最初の2、3回でわかったんだと思う。
だからどうしても何か人に伝えるのが慣れてる人ほど意味があることを伝えようとか、
まあまあわかりやすく言うと答えを伝えなきゃみたいなところを、器用な人ほど構成を作ってしまって、話してる時もそこを目指して話そうとしちゃうんですけど、
ポッドキャストってそうじゃないよねっていうところかなと思って。
そうね、そう思います。
だからあの、僕がよく言うのは、理想は答えとか意味を伝えるんじゃなくて、
どちらともなく問いが生まれる瞬間みたいなものが会話の中でアーカイブされてるのがポッドキャストなんじゃないかなとすると、
なんかお二人とも、なんか二人でフランクに会話をしてるところで、はっと気づいたり。
気づいたタイミングが声出してないんだけれども、空気の中に詰まってたりみたいな、なんかそういうのなんですよね。
だとしたら、もうそれだとしたら多分、もうポッドキャストをやる前から、我々は二人は本当にあんな感じで喋ってる。常に。
ここに彼女がいて、収録終わって、酒飲んでてもあんな感じでずっと喋ってるから、
もうね、ただただ好奇心が強いだけ。いろんなこと知りたいね、なんでなんだろうねっていう子供っぽいところがあるから、
それがたまたまポッドキャストらしかったのかもしれないですね。
じゃあもう始める時点で陳昇さんと始めようと思った時に、すでにいつもの自分たちの会話をやるのがポッドキャストなんじゃないかなっていうのは気づいてたっていう。
本当はね、さっきもちょっと話したんですけど、本当はさっきの行き札の中で言うと、私の制作背景とか思想とかを聞きたいっていう話だったので、
なつゆちゃんには聞き手に回ってほしかったんですよ。
そうだったんです。
聞き手として優秀だよねって思ってて、言ったらなんか割と雑談になったし、なんなら私の方が聞くしっていう感じになった。
でもね、それは危なかったですよ。
ポッドキャストの良い悪いっていうのはないんだけれども、なんか聞き心地が良くないなって感じるものの多くのパターンとして、
これはあえてちょんちょんで言いますけれども、男性性の人が言いたいことを話していて、女性がアシスタントのように聞いてる状態の2人の会話っていうのはポッドキャストは特にダメなんですよ。
それはそう思う、めちゃめちゃ思う。
だから、聞いてくれるっていう言い方していましたけれども、結局は会話っていうものが成立する人を一緒にっていうことですよね。
09:05
そういう意味で言うと、そうですね、まさに聞き役、なんていうの、聞き手か、聞き役じゃないね。
聞き役に回ってほしかったというか、聞き手に回ってほしかった。
だったのがもういい感じ。
一瞬で崩れ去り、会話になり。
言い方喋れますから。
で、なんですけど、その番組の魅力っていうのは多分今日の枠の中で話せるとは思えないくらいいっぱいあるんですけど、
今日はもう特に音について話したいので、
これ本当にお世辞抜きで、今のポッドキャスト、あまたあるポッドキャストの中で音質っていう意味で、
本当トップレベルですげえなって驚いたのが、最初のファーストインプレッションに含まれる。
ちょっとそこをかなり聞きたい。
それはもう、私です。
それは私です。
99%。
そこも感どころのどころすごいなと思ったのが、いわゆる音声の録音物とするとラジオ、録音じゃないか。
音声を発信しているものとしてはラジオっていうベンチマークがあると思うんですけど、
100-100の音ってラジオ的じゃ全然ないんですよね。
ちょっとそこについて少しテクニカルな話で入りたいんですけど、
一番最初に100-100を収録するときに音としてこだわったというか、気をつけた部分ってどこから入りました?
いくつかあって、マイク機材選びと、いわゆるミックスといわれている編集、音作りかのところと話し方と全部あって、
機材選びで言うと、まず一旦めちゃめちゃポータブルなこと。
最初夏代ちゃんの家でやるっていう話だった。
最近も私の家なんですが、とりあえず持ち運びが簡単であること、でも音はいいこと。
最初はとにかくどっちかというとクオリティの高い音で録ろうと思ったので、
しっかりしたいわゆるボーカル録り用のマイクを持っていってやったんですね。
今シュアのMV7で今日は話してますが、こういうダイナミックじゃなくてコンデンサーマイクと呼ばれている、
より解像の高い音を録れる機材を使って録りました。
問題は夏代ちゃんがめっちゃ離れるんですよ。
マイクから。
めっちゃ離れたり近くなったりすっごい差が大きくて、
そうするとコンデンサーだとあまりにもピークを超えたりしていたので、
これはアカンなやつでダイナミックに変えたりしてたんですが、
とにかくちゃんと配信者向けとか関係なく、私は低音が大事なので、
低音をしっかり録れるマイクを使おうっていう感じが機材選び。
12:00
シュアの最近も普通に7B使ってるんですが、
7Bはダイナミックとしてちょっと動いてもそんなに差が生まれないという意味でもいいが、
要は思考性が広いっていう言い方ですかね。
単一思考として、単一の中でも結構丸っぽい単一思考なので、
我々のような多動の人間にはすごくいいのが一つと、
それだったら別に他でもいっぱいいいマイクあるんだが、
今使ってるのはとにかく低音がしっかり録れるから、
レガシーで言えばマイケルジャクソンが使ってたとか、
昔でいうとそういうポップスの音楽界でもよく使われてきたマイクなので、
個人的に最初は別に配信用というよりは、
私はボーカル用のマイクとしての認識が強くて、それを使ったが機材選び。
ちなみにオーディオインターフェースは、
オーディエントのID8M2かなを使っています。
オーディオインターフェース自体の特徴って個性のあるタイプなんですか?
個性はありますね。
マイクプリとしては結構アナログ回路としては癖が強くて、
傾向としてはどっちに触れていく感じ?
傾向としては綺麗ではないですね。
宇多田ヒカルが使ってるような綺麗な感じというよりはロックな感じ。
なのでボーカルの中でも中低音が強くなりやすい。
超高音が出るというよりは中高音と中低音がミッドですね。
ハイミッドとローミッドが普通のミッドというよりはその2つがちょっと分かれて
強めにフラットにベタッとついてくる感じのやつですオーディエントは。
まさにさっき僕が言ったラジオ的な音作りの話なんですけど、
ラジオってそれこそ低域をカットしていくんですよね。
そうなんですよね。
中域の伝わる声の部分だけを持ち上がるように
マイクも含めて全部セッティングしているので
いわゆる今受管さんが言った低域の部分みたいなものって
いらないとすら思っている。
要はさっきの言い方だと情報として伝えるためのメディアなので
その情報として一番伝わりやすい帯域に特化して作ってる。
だから僕今受管さんが言ってるように低域に痺れたんですけど
今まで声をボーカル以外のこういう収録物の中で
特に音声メディアの中で低域みたいなものに
明らかに作り手がフォーカスした音作りって聞いたことがなかったので
驚いたんです。
なぜ低域をって思ったんですか?
まず2人の声のキャラクターってことが強いかなと思ったんですけど
それも関係ありますか?
それもあります。
それはおっしゃる通りで
夏代ちゃんも女性としては周波数帯域が結構低いところに特徴がある人なので
そういう意味で言うと夏代ちゃんに声かけた理由の一つもそれです。
15:01
声の相性。
声の相性がすごくいいなって思った。
っていうのと私の声が倍音すごく高い。
高いというか豊富なタイプの声していて
豊富でかつローが私出やすい人なので
それが活かせる方がいいとも思っているのと
多分これはもしかしたらラジオ文脈で言ってもちょっと違うかもしれないのが
私が幼少期北米とヨーロッパで育っていて
向こうで聞いていたラジオだとめちゃめちゃ低音強かったんですよ。
あ、そうなんだ。
ラジオで。
それ大きいかも。
なるほど、聞き馴染みのあった音が、声っていうのは
そうそう、私にとっての聞き馴染みのある声はむしろ低域が強かったかもしれない。
あ、そうなんだ。そっかそっか。
で、もう一個驚いたのは
チンショウさんが今最新回でも自らを機械音痴って語ってたりとか
今のこの制作に関する部分は受管さんに任せていると言いながらも
かなり初期の段階で音の悪いポッドキャストは聞けないって言ってたんですね。
あ、言ってた言ってた。
それほど驚いて、ちゃんと自覚的に言葉でそういう風なところまで
早いタイミングで気づく人って意外と少なくて
なぜなら今普通にスマホでも撮れるし
スマホでポッドキャストもアップできるしっていうのでいくと
そういうのがなくても意味さえ伝わっていれば
良し悪しっていうものに別に関心を持たないで続けてる方もすごく多いんですね。
その中でたくさんあるポッドキャストの中から
自分で聞くことができるというか興味を持てるポッドキャストっていうのが
音がちゃんとしてるっていうところに気づくって
やっぱすごくそこのセンスっていうか観点むっちゃ大事で
って考えると結果100役って何を話すかっていうこと以上に
どういう存在であるのかみたいなことの方が
かなり自覚的だったのかなと思って
それはそうそれはねおっしゃるとおりで企画書みたいなもの
ノーションで普通に書いてたんですけど
中で音はちゃんと良いものにするっていうのは書いてますね
でもなんかそれはなつゆちゃんもそうだと思ってるし
私もそうなんですけどなんか映像作品を作るときに
昔からずっと考えてるというか守ってるのが
画質は荒くても大丈夫というか荒いのが演出になる
けど音悪いのは単純にみんな聞けなくなる
見れなくなる映像じゃないですか
そうなんです
なのでiPhoneで撮った映像にスーパー音が良かったら
もう大作なれるしっていうことなので
音は絶対に良くしとこうっていう感覚でした最初から
じゃあ始めていきながら
それこそまた初期の話するんですけど
18:01
続けられるかどうかの不安を抱えながら始めていたのは
当初おっしゃってたんですけど
今ちゃんとしっかりもう2年ですかね
そうですねそろそろ
続いていてどんどん魅力的になり
もう僕らのようなリスナーにとっては
切っても切り離せない存在になってるんですけれども
その意思で始めていきながら
音作りっていうものも含めて
作品としての手応えみたいなものって
樹冠さんの中でなんか変化ってありました
作っていきながら
編集みたいな話もあるんでしょうけど
そのなんか手応え的に感じが
これが自分たちのスタイルだみたいなのに
気づいていった経緯ってあったりしました
結構最初
それもねもう企画タイミングからもうあって
すげえ
ざっと聞いた時に
その200の中の結局
10点20、30ぐらいしかなかったんですよね当時
有名じゃない人たちで
しかも雑談みたいなやつって
もうそんぐらいしかなかった時に全部聞いて
一番近かったところらへんを聞いてると
みんなめちゃめちゃ声高くて
皆さんね
みんな声高いんですよねなんか
情報っていうかちょっと知的な感じ
なんでって思うんだけど
声が高くて音楽がみんなキラキラキラだったんですよ
じゃあ反対やろうつって
どうせ声低いし
だから音楽も散るい音楽にして
声のトーンもなるべく散るい感じ
にしたらそれだけ差別化なんじゃねーつって
いう話はあったから
どっちかと言うとその時のイメージに合うような
音楽を後から
30話に1曲ぐらい追加してみてる
そういう感じなんですか
ちょっと時間が空いた時に100々用の音でも
ちょっと試しに作ってみるかつって
やってますね
普段の会話に近いとはいえ
やっぱこうやって作品として残していく以上は
何かその2人へこのポッドキャストを撮る時の
会話のスタイルに何かしらたたずまいのような
ものがあるんだと思うんですけど
そこで自分たちのオリジナルだなっていうのは
もうその頃から感じてるってことですよ
でも今から変えると
すると結構大がかりになっちゃうから
基本は今で完成じゃないですかね
いやすごい
すごいですよ本当に
さっき機材の話で終わっちゃってたんですけど
ミックスの話で言っても
最初の10回ぐらいは結構
いじってたんですがミックスでも
そこからほぼほぼ触ってない
音作りの部分
音作りのミックスの
そうなんだ
音楽的なミックスをする中にも
21:00
情報っぽさを出してたんですが
途中からそれも消えましたね
なるほど
今情報っておっしゃったのでいくと
何が修正音律なのか何がビートなのかも含めて
その情報としてどれが見えるようにするのかっていうのを
ミックスでコントロールするんですけど
今ポッドキャストっていうこの1個のパッケージの中でも
その型みたいなものっていうのは
今おっしゃったような段階でほぼ見えちゃった
分かってないんですが
ラジオでそれ普通やるのか分かんないけど
例えばそもそも多分私が声を
ボーカルトラックを楽器トラックっぽく
取り扱っちゃう癖があってよくないんですけど
場合によっては
なので100、100でも可能な限り馴染ましたいんです
BGMと声
バランスという意味ではもちろん
声が情報として聞こえないといけないから
25dBとか下げて
結構がっつり下げてるんですけど
その代わりにむちゃむちゃコンプかけて
音圧を上げていて
かつ声に
これ大丈夫?こんな専門的な話
今日は無視します
全然100、100っぽくないけど
あ、やべ、どうせしちゃった
コンプをかけて
サブチェーンだ
サブチェーンっぽい
受管さんのこのシーンよく見る
サイドチェーン
声に対して音楽が
声が流れたらBGMが下がる
サイドチェーン
サイドチェーンっていうものをかけてます
なので声が話されてない時は音がちょっと大きく
でも絶対気づかないと思う
ちょっと上げていて声が入ったらちょっと下げて
声が前に出る
でも結果的になんていうの
火の上にあかんわ
こういう感じで
音声なのにこういうって言った
これね100、100あえてやってます
いつもあえてやってます
視覚的情報喚起させようぜ
伝えないといけないことはちゃんと言語化するんですが
こういうのは音で大体イメージ尽くしようと思ってやってるんですが
とにかく木の上に
固いものが転がるような音じゃなくて
もうちょっと柔らかい
ものにグニャって
刺さっているような音作りにすると
馴染みいいんじゃねってやってます
いやすごいですね
僕さっきの言い方で
たたずまいって言ったんですけど
24:02
たたずまいとしてどうあるのかっていうことに
ちゃんと注力してるなって感じですね
結果的になんですけど
ご本人の前ですごく失礼な言い方になるんですけど
100、100を僕再生ボタンを押すときって
どういうモチベーションで押すかっていうと
お二人が何を話すんだろうっていうのを聞きに行くんじゃなくて
あの空気感を再生したいと思って聞いてる部分がすごくあって
ぶっちゃけ何を話したのか忘れてることの方が多くて
だからあの空気に会いに行くみたいな感じが
ちゃんと作品として成立してる作品って
実はバトキャストにそんな多くなくて
100、100はもう本当にそこが魅力なんですよね
僕らも覚えてないんで
何話したのか
もうね、そんなさっき本読むでしょよって思っちゃいます
その情報を取るんだったら
だから会いに行くっていう感じでもなくて
なんかあの場所に行くみたいな感じで
再生ボタン押しに行ってるような感じが
それはでもすごいありがたいですね
それ実際確かに私も音楽
ポップスじゃなくて映画音楽とか作るときは
あんまりこういうことあんまり話さないんですが
私音の空間みたいなのがあって
球体の音の空間があって
そこにパカってドア開けて入っていくような感じで
出てくっていう
その一連の流れを音作品にすることが多くて
なんかその感覚です100、100も
だからその空間作り
今日本当はこういう機材の話を聞きながら
普段の音楽制作やアート制作と
この音声作品の制作でどういう差異があるのか
って話を聞こうと思ったんですけど
今伺ってると同じような
受感さん的な目指すべき世界観というか
空間みたいなものを作るって意味においては一緒?
一緒ですね本当に一緒
なので最初実はポッドキャスト100、100をやる前から
人の声を音楽作品に入れるってことは
もう普通にずっとやっていて
その時もあえてめちゃめちゃ低音出してたし
何を言ってるかよりも
その声を楽しむようなものとしての声の
取り扱い方をしてたし
だから多分あんま変わってないですね
じゃあちょっとマニアックついでに
もうちょっと踏み込んだらどこ行きたいんですけど
ボーカル撮りの良しとされるものの中で
オーディオ的な観点で口元が見える
ボーカルっていうのを
良しとする傾向もあるんですね
それっていうのは吐息や
唇をパッと開く時の唇が離れる瞬間の音まで
拾われてくるみたいな
いわゆる質感を感じるような
良いっていう基準もあったりするんですけど
100、100においてはそういう口元が見えたり
27:00
質感を感じるような音の良さというよりは
さっきの言い方のように
空間というかお二人の存在そのものが
肉体性というよりは
空間の中に溶けているような存在感
リアリティっていう意味でいくと
唇とか肉体っていうところを
ビシビシ感じるような音の良さじゃなくって
空間として美しいものが佇んでるみたいな
そういう印象を受けたんですけど
近いですか?
それは本当は前者に寄せたい正直
コンデンサーマイクを導入しようとしたのも
最初はそういうところですよね
けど動くから
私も動くしいつもパキパキ言うし
というわけで
空間まあまあ取って
かつ後処理で言うとゲートももちろん掛けてるんだが
ゲートで全部消せるっちゃ消せるけど
あえて残して
この人たちの裏に何かあるんだなってことを
気づかせるぐらいの方が
そこまで考えてないけど後から
それも途中でそういう風にしていって
なぜかっていうとある程度聞いてくれた人に
どういう時聞いてんのってことを調査してたら
だいたい寝る前か朝通勤
とかって言ってたんで
やることがない瞬間だから
その時に視覚的に空間が見えた方が
面白いんじゃねって言って
空間の情報は残すようにしました
すごい
あんま言語化してなかったけど結構考えてたんですね
面白いですねだから個性みたいなものって
ここまで言葉を尽くすとやっぱりはっきり
あるなって
他のポッドキャストを語る時もこういうレベルで
作品の存在性みたいな話まで
は行くことなくてやっぱり何を話してるのかな
やっぱり終わってしまうので
そこまで意識的にやられてるからこそっていうか
作品性ですよね情報じゃなくて
まで行き着いてるなっていうのを感じるので
それをねポッドキャストは受け入れてくれるのよ
そこ行きたい
やたい話です聞いてくれる人がみんな優しい
本当にみんな優しい
今の音の話の先に
他の表現手段いろいろ受管さんは選ばれてるじゃないですか
アート表現もそうですし
ある時は執筆のような形も取ったりとか
映像を作ったりとかいろんなことをやられる中で
プラスインターネットの中で自分のアカウントを持って
ソーシャルの存在として活動してるのもあって
根前一体となってる中で
ポッドキャストを選んでる理由としてどういう特徴を感じました
今2年やってみて他とこういうとこ違うな
30:00
優しい
ポッドキャストか優しい
それは人が感じる
感じる人がってこと
どっちも
業界っていうよりは
プラットフォームっていうか
仮想的なポッドキャストという世界が
めちゃめちゃ優しい
関与
排除がない
双方向コミュニケーションに先になってきてるねみたいな話はさっきしましたが
そういう意味だとしても
人が人を拒否するということも
そもそもないし
その意見をそれぞれ尊重
アンチがないという意味での尊重をしているし
データとして
溜まっていくプールにおいての
ヒエラルキーも見えないし
聞いてる人もみんな優しいし単純に
すごい
それは続けられてる理由にも当てはまるんですか
そうですね
一番見えないはずの一番見える
なんででしょうね
しかもコメントとかお便りとかっていう数も
SNSみたいなものに比べたら
そんなに数としては多くないじゃないですか
でもいついつが
なんか
みんな頑張ってるよねと思う
みんな生きてるよね頑張って生きてるよね
さっきの言い方だと聞いてくださる方からの
反応も情報じゃないってことですよね
その存在だったりっていうのがそのままダイレクトに
送り手の方にも届いてる
メジクロさんがさっきお便りって言ったのが
結構それな気がしていて
コメントではない
お便りですねちゃんと手紙って感じ
SNSにおけるコメントが返ってきた
コメントがDMじゃないし
コメントが返ってくるじゃない
お手紙がやってくる感じ
なんか違う世界からやってきた
でもその世界は私の世界とすごく通じていて
すごく遠い世界のようで
まどなりのようなところから
急に来る感じ
そういうあったかさを感じる
そうですね
さっき僕は音声の作り方を聞くときに
作品っていう言い方をしたんですけれども
作品とも言えるでしょうし
ある一面ではソーシャルコミュニケーションの
あでもあると思うし
なんか僕の中でもこれだけ長く関わっておきながら
まだそこをはっきり言える
ここのポジションだよっていうのはまだ持ってないんですけど
33:02
その受管さんとしては今の僕の言い方は
どういうふうに捉えます?
なんでなんだろう
なんでなんだろうっていうのは
どこでもない感じがするのはもう
私もそう思います
共感はしていて
さっきも違った話だけど
本を読むほどでもないし
その中間なんだけど
なんなんだろうな
出てきそう
動的並行っぽい
そうですね
話してもそうだし
なんか見えてきた
話してもそうだし聞いてもそうなんだけど
見えてきた見えてきた
ポッドキャストって
番組によりますが
特にこういうインデペンデントな
ポッドキャストってフレームワークがガチガチに決まってます
ある種なので
チェーン店のご飯じゃなくて
お母さんのご飯
飽きない理由は毎日ちょっとずつお母さんも生きてるんで
お母さんのその日の気分で変わるからってやつ
と言われてるものによって運用されてない
という意味での
ハッシュテにおいてるの日々の
うおうさおうが
コンテンツに反映されていて
もちろん聞き手もその日のその日の
皆さんの悲しみとか生きてるその時の
感情がうごめいてるので
互いに動いてる中
だからすごい生き物っぽい感じがする
そうですね
動的並行っていうのが
僕も聞いてしっくりきたんですけど
身体も動的並行的に見れば
僕という人間の今日のこの肉体というのは
2週間前の僕の肉体的には
細胞的にも入れ替わってるしっていう意味で
よく使われるワードじゃないですか
ヤンカンさんと陳翔さんの肉体が
分かれていった存在を聞いてるんじゃなくて
空間ごと混ざり合ってるものを聞いて
僕もそこに入り込んでるような感じ
っていうのっていわば
インディビジュアルとしてのそれぞれ
今言った三者っていうものは
感覚的には存在してなくて
混ざってる感じっていうのもまさに動的並行だし
別に何か決められてるわけでもなくて自由っていう
飽きたら帰ればいいね
お便りとかも別にお便り募集っていう形で
お互いにノルマを犯してやってるわけじゃなくて
送りたい時に送る 気づいたら届いてるみたいな
36:01
そういう感じですよね
緩いの優しいってこと
本当に
じゃあやっぱそこは今続けられてる理由としても
大きいんですか
もちろん一番何よりも最初に夏代ちゃんがいるから
続けられてるのは
私にとっては揺るぎないけど
正直リスナーさんがいるからよりも
だけどその次に
制度としての
夏代ちゃんがいてリスナーさんがいて
制度としてのポッドキャストっていうものが
全て緩い優しい
緩いですよね
排他的じゃないのと義務じゃないっていう
一回だけ一人だけ
一回だけ
コメントがあって
あれはコメントだったな
人間じゃないですか忙しいじゃないですか
土曜日になっちゃうこともあるんですよ
2回会った時に
今日も
今回は土曜日になりましたねこれで2回目です
私は金曜日っていつも言ってたのに
もう私は聞きませんって言って
マジかって大変
大丈夫かなもうちょっと緩く生きて
1回しかないんで
金曜日に配信しますって言いつつ土曜日になっても
誰も起こらないし
なんで優しい世界なんだろう
いろんな活動されてると思うんですけど
今のレアケース一件だけみたいな
そのものってありえないですよね
他の活動ってそういう約束勝手に
先方も感じてしまってる約束も含め
自分たち決めた約束も含め
それが崩れるってことによって
いくらでも起きるじゃないですか
むしろそっちの方が多いじゃないですか
1回だけですね
でもそういうの1回100々でもそういうの1回あるんだって
驚くぐらいもうその空間の優しさを
僕は信じすぎてるぐらい信じられてるっていう
多分わからんすけど
その方にとってはある種
すごい大事なものとして捉えていただいてたのかな
ごめんねって感じだけど
いい話ですね
どっちかが悪のような話に聞こえないんですよね
別に全然
僕の感想も優しい感想を持ってるような
エピソードに聞こえるっていう
そういう感じ持ってますと
今お忙しいところって言ったんですけど
お二人が収録のために収録日を決めて
合うなりリモートなりっていうのを
設定していくのだけでも
39:02
なかなか普通に考えたらハードじゃないですか
みんな要続けてますよね
今優しいとかいろんな利点は話せたんですけれども
何か続けるにあたっての
時間的なバグみたいなものって
起こりやすいじゃないですか
定期配信してるものって
それってどこかスポコン的な
頑張らなきゃみたいなものによって
解決しようとしちゃうと思うんですけど
百々ってそういう僕のさっきの言葉で言うと義務みたいな
義務感みたいなものによって駆動してる部分ってあるんですか
続けるにあたって
もちろん続けないとっていう
続けないとというよりは金曜日に出さないとっていう義務感はあるんですけど
続けないといけないという感覚はそんななくて
楽しいし
互いに進捗報告するみたいな
共有するっていう
もう本当にそういう感じ
友達でいつめんとじもめんと
定期的に月一集まって飲もうやみたいな感覚
であっていて
そこに確かに編集作業とかは入りますが
もうそのぐらいだから続けたいという感覚の方が強いですかね
続けないとというよりは
会いたい続けたい作りたいが先にあって
それを何ていうのかな
ちゃんと回転するために
毎週何曜日みたいなものが
ゲームルールとして存在して
そこだけがある意味少しカレンダー的なというか
義務で
でも別にそこはメンタル的な義務ではない
そんな苦じゃないですね
あと利点の話ばっかりなんですけど
私も彼女もすごいオープンな人ではあるんですが
コミュ障というか
オープンなんだけど
人見知りなんですよ
ちっちゃとわかる
こんな前髪隠さないんですよ
何が起きるかというと
自己紹介の手間が省ける
これめっちゃありがたい
ポッドキャストを聞いてる
初めて会ったらアーティストですとか
音楽やってます美術やってます絵画作ってます
ポッドキャストもやってるんですよかったら聞いてください
聞いてくれると
30回ぐらい会わなくてもいいみたいな
ぐらいで一気に近づいてもらえると
すごい楽
それは自らの生業としての活動にも
むっちゃ重要なフィードバックですよね
ですですです
それを利点として飾ってる人初めて聞いたかも
本当に知ってもらえる
何よりも知ってもらえる
42:01
何かを自分たちの活動のものを購入していただく
顧客を捕まえるために続けるとか
通常伸ばすとかじゃなくて
したいけどね
なんでこんなのただでずっとやってるんだろう
自分たちの活動のコアな部分をクリティカルに
伝えるための媒体みたいな
そういう感じですよね
確かにそれって既存のポートフォリオや
SNSアカウントみたいなものだと
なかなか作れない
人となりという
実際によくあるのが
私作品は結構シュッとしてるので
初めて会うと作品を知ってくださっていて
私を知らない方と会うと
あなたジュカンさんってこんな感じなんですね
インキャでアカデミックな感じだと思ってました
って言われるんですが
逆にポッドキャストの方を知ってくれている人が
こんなシュッとした感じなんですね
なのですごい良い
そういう意味で
それはジュカンさんにもチンショウさんにも両方に感じる
人間としてのこういう人だったんだ
だったらっていうのをこっちも
感じやすいというか
意外にとっつきやすい
今回のオファーも
オファーコミュニションのところもあるので
初めて聞きましたオファーコミュニション
目的があったとしてもやっぱりどう伝わるのかを
すごく考えてしまうからメールの一文書くのも
ものすごく準備しちゃう方なんですけど
今回ジュカンさんにオファー
するときとかも精神的な障壁が
全くなくて失礼か失礼じゃないか
ぐらいのところの最低限ができていれば
ジュカンさんのキャラクターは100々によって知ってるので
こういう伝え方したらイエスかノーかは別に
何か限界のことがなく
返してくれるだろうなっていうものをすごく
あそこの安心感あるんで
ポッドキャスト聞いてる人からのオファーって
ある意味いろんなものをショートカットできそうな気がしますね
本当に安心
心理的安全性がなんかできる
ありがたいです
優しい世界を触れてくれてるから
優しいオファーだと信じれるみたいな
そうそうそうおっしゃる通りですね
とはいえアートにしても
広告的な世界にしても
それこそ怪しい
危ういものが渦巻く世界じゃないですか
だからそこで言うとでかいですね
僕らから
変な距離感で近づく人を
避けてくれる可能性すらありますよね
ミフィルターになる感じがしますね
45:00
実際今のこの2年間でそれを実感できるようなエピソードって
なんかあったりしました
何個かある
でもアート界とかでもやっぱあって
なんかアート界ってすごいとっつきにくそうな雰囲気とかやっぱしちゃいますと
特に作家に対しては
なのでコミッションのオファーをいただいてる時
いただくことが特に私とかは
コミッションが得にくい
壊そうとか隠居そうとか
隠居なんですけど実際
っていうのがある時に
まずオファーいただいて
行った先の空間ギャラリーの働いてる方が
すっごい冷たかったの最初
ジュカンさんこんにちはみたいな
だったんだけど何かのきっかけで
数ヶ月後にそのオファーをいただいてからもう一回そこに行ったら
むちゃむちゃなんかジュカンさんみたいな
何があったんだろうと思ったら
その間に聞いてましたと
全部聞いたみたいな最新話まで
私ジュカンさんのことをアーティストとして見た時に
すごいとっつきにくい感じだと思ったんですけど
全然違うんだねみたいな
っていうようなことで結果的に
そうやって箱の人と仲良くなれるともちろんいいものを作れるので
なんか結果的に良かったなとか
そういうのよくあるかも
今SNS以降特にアーティストと
呼ばれてる人ってかつての
ミステリアスとか神秘性みたいなものによる
ブランディングっていうものがすごく難しくなってきたじゃないですか
それでオープンにしなければということで
情報開示や自分のパーソナリティを
開示していくような形で自分の活動を
広げていくっていう選択肢を取る人が
すごく増えた中で今のお話を聞くと
ジュカンさんがアーティストって
ちょっと怖がれるじゃないですかって
これって表裏一体でそういうものはあるから
作品そのものにある意味神秘性を感じて
とはいえ仕事をするとか
一緒のチームで動く時とかってそういうものじゃない
内側の自分っていうものを分かってもらわないと
自分の作品作りできないっていう
そこで引き裂かれるようなアーティストもすごく多いじゃないですか
多いと思う
でも今のジュカンさんの話聞くと
100%によってそこがショートカットされたが
故によりアートそのものを
本気で分かりにくかろうがなんだろうが
そのままピュアにアートをできる
まさにまさにまじでそうです
そっちも守ってくれます
ありがてえな
これ言ってる人少ないですね
そうなんすかね
要はセルアウトをすることによって
48:00
自分のアートの本質みたいなものを手放していくみたいな
恐怖と戦っているアーティストがいるとすると
簡単に言うとヒット曲を作らないといけないよね
みたいなところで
天秤にかけるようなものってよく聞くじゃないですか
そうですね
そういう心配をしなくてよくなるみたいな
もしかしたらそれは人によるかもしれないけど
私はそもそもなんでアートやってんのとか
言うと
もっとみんなと仲良くなりたいからみたいなところがかなりあるので
全部じゃないけど
こんなこと考えたらおもろくないっていうようなスタンスが結構強いから
そういう意味で言うと
むしろこういうパーソナリティを知ってもらって
きっとこの作品は
ああいうキャラクターだったらこういうこと考えてるのかなっていう風に
ゲスしてもらうぐらいのほうがいいかも
でも確かに
エンターテイメントよりもよりアートに近い表現をしてると
アート作品そのものと
ステートメントのみで伝えるみたいな
そのぐらいミニマルに表現しなきゃいけないときに
今の受館さんのこうしたいっていう動機って
マッチしづらかったはずですよね
本来的に
業界構造上
特に日本は
メディア自分で作ってやるみたいな
そういうやり方になるかもしれない
やってることは一緒じゃん
現代はそういう風になるんだな
SNSともやっぱ違うもんな
今日脱線できるだけしたいと言いながらも
今この収録前に話してたようなことや
今のようなお話って
きっとこれからより形になっていくんだと思うんですよね
メディア論的に見たときのポッドキャストとは何かとか
早くまとめてほしい
だからこういうお話がもっと増えるといいですよね
面白いです
ありがとうございます
アート界でもちょっとずつ
意外にお前ポッドキャストが聞いてくれるんだっていう
ザッとつきにくい
私なんかよりアートアーティストらしいアーティスト
がジュカン聞いてるよ
スタジオで流してるよ
だからそういうのも含めて
本当に優しいメディアだなと思う
確かにね
俺はテレビとか聞かないしとか
そういうのはいっぱいみんなあるけど
やっぱりポッドキャストは聞くんだなと思って
ありますね
これから先ジュカンさんもなぜポッドキャストをやってるんですかとか
なぜ始めたんですかみたいな話って
ずっとされてくと思うんですけど
今日今話したようなことって
51:01
嘘偽りなく今後も外で話すシチュエーションに
出会えそうだなって感じがすごいします
本当に濁りがない
感情に感じましたね
嘘とかつけないんですよ
ゆえにっていうよね
ゆえにがいろいろね
ちなみにポッドキャストは妻によく怒られてました
なんで
いらんこと言いすぎつって
そんなことまで言っちゃうのみたいな
それは自己開示っていう意味で
最近彼女は聞かなくなりました
それはある意味いいですよね
プライベートと共に過ごしている人ほど
必要がないのかもしれないですね
そう思います
プライベートでは一緒じゃないんですけど
ちょっと離れてすごく近い人
共に過ごせる人に伝わる
絶妙な距離感にある
こうやって会って60分かけて話すことを
先に共有できると
確かに
よりいい話ができる
ちょっと結構
あっちゅう間に時間が過ぎてしまい
名残惜しいので
また何か機会があったら
もうちょっと外側のメディア的なお話とか
社会的な話とかもくっつけて
こういうのをワンテーマで
よく話し合いましたから
じゃあちょっとまた
せっかく出会ったので
またお付き合いいただければと思います
ありがとうございます
というわけで
本日のゲストは
ポッドキャスト番組100100より
竹石寿勘さんをお迎えしてお届けしました
ありがとうございました
雑談をお届けする
ポッドキャスト番組
この番組はおよそ1世紀にわたり
世界のレジェンドから支持され続けるブランド
SHUREの提供でお送りしました
次回のゲストもどうぞお楽しみ
53:37

コメント

スクロール