1. ざんていラジオぉ
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2023-02-19 15:55

180. 即興と準備のダブルバインド

spotify
00:05
スピーカー 2
つねづねラジオ。
スピーカー 1
つねづねラジオ。
スピーカー 2
毎回つねづね思っていることを話し合うラジオなんですけども。
スピーカー 1
あー知らんかった。
何かありました?つねづね思っていること。
はい。最近私がつねづね思っていることは、即興っていうのがあるんです。あるじゃん。
即興なんかあるね、ライブとか。
世の中には即興というものがあるんですよ。
まあ音楽が一番あれだね。
スピーカー 2
あとアドリブとか?
スピーカー 1
アドリブ。即興、アドリブ。
つまり台本にないことってこと?
そうだね。
スピーカー 2
計画とか準備とか。
スピーカー 1
計画準備がない、あまりない行き当たりばったりっていうのが即興です。
なぜそんなものがあるか考えたことありますか?
なぜそんなものがあるか?
スピーカー 2
いやいやいや。
スピーカー 1
ちゃんと計画して完璧なものを作ったほうが、お客さんを感動させられるんじゃないですか?
まあね、そうだね。
少しでも完璧なものが人の心を動かすんじゃないですか。
今人の心を動かすって言ったけど、
スピーカー 2
なんかそういう即興のライブ感、グルーブ感のほうが人の心を動かしてくれるんじゃないですか?
スピーカー 1
そうだね。そこなんですよ。
そういうことを考えて、なぜ即興がもてはやされるというか、大事にされているのかを考えたんです。
すると、やはりここに三角があるのではないかと思ったわけです。
三角ってできます?ここで。
三角といっても組織的な三角を思い浮かべないでいただきたい。
原始的な三角があるじゃないですか。
突撃陣形?
いや違う、もっと原始的。
人間が作るというんじゃなくて、世界は三角でできているっていうレベルの三角なんですけど。
スピーカー 2
え、そこまで?
スピーカー 1
そう、自己組織化です。
自己組織化的なものを起こしたいんじゃないかと思った。
スピーカー 2
起こしたい?
スピーカー 1
はい。起こしたい。
即興の場で。
なるほど。
自己組織化はあまり考えてもいけないんじゃないかっていう説なんですよ。
スピーカー 2
あーなるほど。その場でバッと生まれるみたいな感じ。
03:03
スピーカー 1
そういうことです。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
え、ちょっと待って。
俺の中でイメージは三角は準備の方なんだけど。
うん。
スピーカー 2
じゃあ関係性で言うと、即興で生まれた三角を一つの完成品として、
それを参考に作られるのが準備ってあると?台本で。
スピーカー 1
準備。大きな三角組織みたいなことだと思うよ。
まあ即興と準備っていう対立軸にした場合。
なるほど。
スピーカー 2
それ全く別のものかと思ってたけど。
スピーカー 1
あ、別ではありませんって。
スピーカー 2
そうじゃなくて、即興でできたものが後々の準備に役立てられるってこと?
スピーカー 1
まあそういうこともある。
いろんな関係があると思うんだよね、準備と即興の間には。
スピーカー 2
なんかでも今の話聞くと、準備のほうが偉い感じがしてきたね。
まじで?即興が土台みたいになってるのに?
あ、ごめんなさい。即興のほうが偉い。
スピーカー 1
即興がないと準備もクソもないみたいな気がしてきたよ、だんだん。
そういう説を唱えていただいております。
スピーカー 2
あ、そうだね。それが言いたいことなんだ。
スピーカー 1
ちょっと最近の例で言うと、また宗教の話に戻って悪いんだけど。
何人かが集まって即興でベラベラ喋ってたんだと思うんだよね。
まあそうだね。たきびしながらでしょ?
精霊の話をしてて、何かが起こったんだと思うんだよね。
って生まれたわけよ。
それを後の世の人がしっかり紙に書いていったりすると、宗教になったわけよ。
スピーカー 2
そういう流れ。まずは即興がある。
何かが作られるのは即興の中で作られていくと。
スピーカー 1
結構現代では即興よりも準備のほうが大事だっていうことが言われるよね。
本当に言われてる。受験勉強とかもそうでしょ。
あと音楽、コンクールとかあるじゃん。あれは正確さにこだわるじゃん。
昔の人が、多分適当に言ったら適当に伝わるけど、
即興で作った名曲って言われてるやつを勘コピするのが正しいみたいな。
あれはもう準備しかしてないみたいな。
06:00
スピーカー 1
準備が不満みたいなことになってくるようになるよ。
じゃあヒンドゥ教の神々たちを一つにまとめるのって大変だっただろうね。
即興ばっかりしてたからね、あちこちで。
まとめたね、逆に。
スピーカー 2
まとめるのが大好きな人もいるんですね、きっと。即興が好きな人もいる。
スピーカー 1
で、もう一つ思ったんだけど、音と準備を対立して考えてるけど、似てるというか同じものなんじゃないかと。
スピーカー 2
なんか俺もね、そういう感じになってきたよ、今。
対立して考えてたのが馬鹿らしくなってきたんだよ。
スピーカー 1
馬鹿らずも?
スピーカー 2
即興で。
スピーカー 1
もうええわ。それはええわ。
言うならば、ゆっくりやる即興が準備というか、なんて言うんだろうね。
落ち着いてると。
ゆっくりなスピードでやる即興が作曲とかなんじゃない?作曲。
なるほど。ちょっとじっくりしてるわけね。
そう。同じもの。
スピーカー 2
反射神経的なのが即に即興みたいな。
スピーカー 1
そうそう、その違いその違い。スピードの違いかなーと。
スピーカー 2
じゃあ本来即興と準備って、あんまりダブルバインドしないってことになる?
スピーカー 1
そういう感じですね。
マジで?ちょっと目黒なんだけど。
完全に同じとは言わんけど、ほぼやってることは同じなんじゃないかと。
完全に同じかもしれないという感じ。
スピーカー 2
しばしばダブルバインド化するのを見てきたよ、俺は。
スピーカー 1
おー、だよね。
スピーカー 2
即興がいいだろうっていうやつと、準備しなきゃダメだよっていうやつが。
スピーカー 1
行かないのお前!ってやつだよ。
ギャーギャー鳴るみたいな。
スピーカー 2
俺もPVとかが好きだけど、ファーストテイクとかも好きになってきたっていう感じ。
スピーカー 1
んー、だったら考えは変わるよ?
お?何の考えが変わるんですか?
ダブルバインドしていないっていう前提に立つと。
そうだね。
スピーカー 1
そもそもそういう論争だけが馬鹿らしいってことになって、
ゆっくりするか早くするかの問題ぐらい軽い感じになるよ。
そうだね。
09:00
スピーカー 1
やらされてる方もそこまで苦しい思いをしなくて済むし、
ダブルバインドじゃないんだから。
言ってる方も矛盾しなくて済むね。
そうだよね。
これよくダブルバインドって権力者が言うねん。
そうだね。権力者が前提だよね。
なんか、で、最後にどっちなんすかって権力者が詰められて、
そしたら権力者は最後は時と場合によるよって、いつの間にかするんだけど。
スピーカー 2
そうだね。
バランスだろ、みたいなね。
スピーカー 1
ただただしたは混乱しただけで終わったっていうことでしょ。
あれ?ちょっと考え変えなきゃいけないんだけど、一応前の俺の詰め詰めを言うと、
スピーカー 2
即興か準備かで、ずっと悩んでる感じでそのまま作っちゃった作品。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
これがつまらないんじゃないかと思ったんだけど。
スピーカー 1
わりと大雑把な説ですね、それは。
大雑把ってことになっちゃうよね、今の話は。
そうだね。
こんなことはなくてみたいな。
なるほど。
スピーカー 2
あれ?でもなりがちじゃん。
スピーカー 1
なりがちだよね。なんでなりがちなんだろう。
2つに分けて理解するのが好きなの。
そうだ。そこを理解してないからじゃないの。
スピードの問題だよっていうのがわかれば、混乱もしないんじゃない?
そうすると、面白くないコンテンツは減ると。
スピーカー 2
よかったねと。
スピーカー 1
よかったね。
そうじゃないですかね。
わかりました。
以上です。何かありますか。
スピーカー 2
いや、納得はしたんだけど、まだ心が慣れない。
スピーカー 1
そうだね。俺も全然心が慣れてないね。
そんなスピードとか理解できる、即興で。
即興でね。
今私たちがやってるこれが即興じゃない。
即興だね。
この即興のために考えてくるわけじゃん。準備するじゃん。
何を喋ろうか、どういう流れになるだろうかみたいな。
この辺はゆっくりやってるよね。
12:00
スピーカー 1
ゆっくりやってるね。即興よりは。
5時間ぐらいかかるかもしれないし。
かけようと思えばね。
むちゃくちゃかけてるコテンラジオとかあるじゃん。
っていう感じで。
でも現場に行くのは即興で何か起こるかなみたいなことを期待していってるわけよね。
確かに。ヤンヤンさんが暴走したりする。
宇野助がキレたりする。
ああいう感じなんじゃないかな。
なるほどね。
じゃあ最近のよくあるインポンテンツは、
そのスピード案っていうことがわかってらっしゃるってこと?
それはよくわからんけど、
ただ準備ほどほどに即興する人が多いなっていう印象はあるね。
あーなるほどなるほど。
結局それを評価するのってさ、
聞いてる方ってさ、タミクサです。
スピーカー 2
タミクサのリテラシーはどうなの?
あーそうだね。
スピーカー 1
タミクサはでも…
スピーカー 2
Nさんという人がいまして。
スピーカー 1
あーなるほど。
スピーカー 2
この人はアナウンサーのように、リロ整然としゃべってくれないと聞かないんです。
スピーカー 1
あーなるほどなるほど。
暴れるなと。
なるほどね。
台本を読めと。
なるほど。
あ、でもコンパクトに5分でまとめてくれると聞かないっていう若者が多いらしいよ。
中田ですら、ごちゃごちゃ言ってるじゃん。どっちかっていうと。
そうだね。
スピーカー 2
即興の部分が多いじゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
聞くに絶えないらしいよ。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
若者寄りなんじゃない?
あーそういうことか。
ちょっとこれ話が逸れるかもしれんけど、
スピーカー 2
わざと断定口調にする場合あるじゃん。
スピーカー 1
あーあるね。
スピーカー 2
特にラジオの、録音してる場合に俺はそうなりがちなんだけど。
スピーカー 1
あー確かに。
スピーカー 2
言い切ったほうが早く進むし面白いなみたいな。
スピーカー 1
次に進めるからね。
あれは今の話とずれてます?
今はずれてないんじゃない?
ずれてない。
これもやり方のうちのひとつだよね。
スピードを早くするかゆっくりするかじゃない。
あーそういうこと?
なるほど。
よくわからんけど。
脱線を許容しってやつなんだよね。
15:00
スピーカー 2
あーでもない、こうでもないと結論なく長くするのが嫌いな人は一定数いるよね。
スピーカー 1
いるね。
結論を言ってくれと。
そういう流れに即興の人たちはね、
そういう脱線を許さないのが嫌で、脱線しようよって言ってるんじゃないの。
スピーカー 2
まあそうだよね。
スピーカー 1
ラジオの人たちは思う。
うちの生産を描きたい。
言ってる。キャッチフレーズ。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
はい、じゃあこんなところで。
はい、ありがとうございました。
15:55

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