00:05
スピーカー 1
積んでは、いけない。 積んでは、いけない。はい。
スピーカー 2
積みすぎなんよ、人間。 ほうほう。
スピーカー 1
積むっていうのは、上、上ね。 三角とかね、いろんなものをね、積みすぎなんです。
うん。 理屈とかね。
うん。 主義とかね。
これはね、崩さないといけないと思います。 ある程度。
スピーカー 2
崩していってるんじゃないの? ある程度。 え?
スピーカー 1
忘れるじゃん、人は。 ああ、そうだね。
うん。 自動忘れ機能はちゃんとついてるね。
うん。 でもそれに、
勝るスピードで、積み上げようとしているのも人類。
ああ、積み上げるほうが得意だね。 なんか理論武装とか。
ああ。 積み固まってるんよ、いろいろ。
なるほど、確かに。
ライナーなんよね。 積みすぎとして。
まあまあ二重輪郭を生み出すのも一つの積みだよね。 積みだねー。
複雑化だよね。 まあ守りなので、
攻略しづらくしてるわけよ、複雑化してる。 ああ、なるほど、なるほど。はいはい。
まあまあ、そういうまず、 弊害があるみたいなのもあるんだけど。
うん。 だからといって、
崩しすぎたりシンプルに考えすぎるのは危険っていうのもあるわけよ。
スピーカー 2
うん、それはあるよね。 世の中に。
オッカムのカミソリみたいなね。
スピーカー 1
なんで急にオッカムが出てきた?
スピーカー 2
オッカムの切れ味は鋭いんだけど、
あまりにシンプルに考えすぎると、 ちょっとヤバいこともあるんじゃない?って話です。
スピーカー 1
オッカムのカミソリは知ってるよね? 聞いたことあるね。
スピーカー 2
シンプルにシンプルな方、 シンプルに説明できる方を選ぶってやつで、
その説明が必要ないなら、 その説明はなかったことにしようって切り捨てるやつなんですよ。
スピーカー 1
へー。 オッカムのカミソリ。
スピーカー 2
なんかポピュリズムみたいなのに繋がるの?
ポピュリズムは関係ないと思う。
スピーカー 1
ワンフレーズ政治みたいな?
スピーカー 2
いや、そういうんじゃない。科学的な話で。
単純な方を選ぼうって。
03:02
スピーカー 2
脳みそあんまり使わない方を選ぶ。
という主義のことです。
そっちの方が真実だろうって。
スピーカー 1
それはいい意味のやつだよね。
スピーカー 2
そうそう。いい意味だけど、 そのやりすぎをちょっと指摘されてるんです。
スピーカー 1
オッカムすぎるってこと?
スピーカー 2
そう。切りすぎたんじゃない?って。
大事なとこも削いじゃったんじゃない?って。
でも概ねいい意味で使われます。
なるほど。
技として。アーツとして。
スピーカー 1
つまりね、切り方だよね、それって言いたいの。
スピーカー 2
切り方が下手だったらまずいってことになるわけよ。
なので、話を戻しますと。
スピーカー 1
つまり一番人間がシンプルに切りたいのは、
真実というか、三角の中の中を表現したいわけじゃん。一言で。
例えば三角という言葉もそうだけど。
スピーカー 2
切りまくったね。
スピーカー 1
でもそれ以外のずれたところで、
何かこう人がシンプルだと勘違いして集中してしまうと、
変な方向に行くっていう話だよね、ポピュリズムで。
スピーカー 2
あー、そうだね。
スピーカー 1
ユダヤ人が悪いって言って、シンプルに切ってみたんでしょ、一応。
でもそれは全く的外れでしたみたいな。
スピーカー 2
そうだね。それオッカムとは違うよ。
ポピュリズムの方。
スピーカー 1
でもオッカム失敗もそれだよね。
シンプルにしようという意識の話でしょ。
そう。
スピーカー 2
オッカム失敗だと。
思想的に何かがあるわけじゃなくて、
真実を追い求めようとして切りすぎましたってことがあるっていう話。
スピーカー 1
切りすぎもだし、切らなすぎもあるわけじゃん。切ってるつもりで。
スピーカー 2
そうそう。だから切らなすぎもあるね。
スピーカー 1
そこがよくわからないからみんなバランスバランスって言ってる。
切りすぎが良くないとか、複雑の積みすぎが良くないとか、
そういう話、そこに問題点を持ってきてるからバランスって言い始める。
人類というものはね。
そうじゃないと。
切りすぎに関しては問題ない。
あってればね。
06:02
スピーカー 1
切らなすぎがダメなのとか、切るポイントがずれてるのがまずいだけだって。
切ることに関しては切りすぎはないと思います。
スピーカー 2
なるほど。
よりシンプルな方がいいと。
スピーカー 1
そう。よりシンプルで、より中心に近いところを切るのが一番いいんですよ。
スピーカー 2
積まなくて済むもんね。低めで済むもんね。
スピーカー 1
そういうことです。そこを勘違いしてるとめんどくさいことになるんじゃないか?
スピーカー 2
そうだね。やっぱ高くなるのは防衛ですか?壁が高くなるのは。
スピーカー 1
防衛だね。
スピーカー 2
守りたいんですか?
守りたい。
やっぱり今までの積み上げを守りたいんですか?
スピーカー 1
いや、わからん。
スピーカー 2
うちの先祖が積み上げてきたものが大事なんですか?
スピーカー 1
自我を守りたいに近いと思うんだけど。
スピーカー 2
でも自我は自分の先祖が支えてくれるよね。
そうだね。
それを守りたいのかな?
スピーカー 1
あとは暗号化だと思う。
スピーカー 2
あーなるほど。わからなくしてやると。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
防衛ですね、それはすごい。
スピーカー 1
そうなんよね。
スピーカー 2
あ、そっか。二重人格をわからなくしてやれみたいな雰囲気あるよね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
これをわかられてたまるかみたいな。
スピーカー 1
そうなんよ。そういう戦略なんよ。
あー、なるほどね。
スピーカー 2
じゃあますます戦わなければどんどん低くなるね、壁は。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
えー、やっぱり戦いが元凶っていう結論でいいかな。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あらゆる戦いの悪いところを上げつらっていきはいつか戦いなくなるよね。なくならんか。
スピーカー 1
どういうこと?上げつらうと。
スピーカー 2
いや、戦いはダメだダメだって言うけど、なんでダメかがいまいち納得できてないわけよ。人類。
なるほど。
スピーカー 1
今言ったみたいに、なぜ戦いがダメなのか、積み上げてしまうからだみたいな説明を
スピーカー 2
ものすごいちっちゃい頃から教育していけば、人は戦うことをやれるんじゃないですか。
スピーカー 1
それはあるかもしれないね。
スピーカー 2
今のは一つのアイディアということで。
今回のさ、伊沢山くんの積み上げ方っていうのはすごいと思う。
逆に?
スピーカー 1
あらゆる積み上げなんですよ。目型の巨人とか。
09:00
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
全部創作なんだよね。
スピーカー 2
伊沢山くんの目的は、究極の目的は、積み上げをやめようっていうことかもしれないけど、
本人がやってることはものすごい積み上げだよね。
スピーカー 1
ものすごい積み上げで。
スピーカー 2
20年くらいで及ぶ。
スピーカー 1
しかもそれに関して勝手に解説とかする人たちは、肉をつけていくんだよ、さらに。
スピーカー 2
そうだね、確かに。
そういう作業をみんなでやってる。
やってるやってる。
みんなで巨人を作ってて、Nさんみたいな人から守ってる。
そしてその中で喧嘩もしてるね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
世話ないじゃん。
世話ないよ、マジで。
スピーカー 1
はじめちゃんのせいなんよ、こんなことになって。
スピーカー 2
はじめちゃんが始めちゃったんですか?
スピーカー 1
しかもそれでお金もらってるでしょ?
スピーカー 2
この物語を。あ、お金きました。
スピーカー 1
自分を偽り化する番なんですよ。
スピーカー 2
完全に取り込まれましたね。
スピーカー 1
取り込まれるの一瞬でね。
スピーカー 2
これは深いですね。
スピーカー 1
深いよね。
でもやっぱりそこまでわかってる人なら、バカじゃないかもしれない。
でもバカじゃなかったら積み上げられないんだよね。
スピーカー 2
あえて自分が犠牲になり、あえて積み上げることにより、
人にこの愚かさをわかってもらうとこまで言ってればいいけどね。
スピーカー 1
でもあえてでできますか?
スピーカー 2
いや絶対楽しくなってる。
積み上げ楽しい。
スピーカー 1
なんかあえてじゃできん気がする。
そうだね。
スピーカー 2
あふれ出る防衛本能がないと。
そうだね。
防衛をやってるアイディアが止めどなくあふれてくるわけよね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
気持ちよさそうだよね。
そうそう。
へー。
スピーカー 1
で、逆さは崩す方です。明らかに。
スピーカー 2
そうだね。
はいはい。
300回も積み上げておいて。
スピーカー 1
そこないよ。
スピーカー 2
笑
スピーカー 1
天気なんです今日は実は。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
このラジオの天気に来てます。
スピーカー 2
やばいですね。
スピーカー 1
これ以上積み上げるって意味があるんですか。
スピーカー 2
最終回ですねこれは。
最終回です。
12:00
スピーカー 1
これは最終回です。
じゃあお別れの挨拶をして終わろうか。
スピーカー 2
笑
スピーカー 1
今日より無駄に積み上げることは卒業させていただきます。
皆さん、短い間でしたがご視聴ありがとうございました。
スピーカー 2
いや、嘆いんよ。
ん?
300回も嘆いんよ。
いやいや、間違ってました私は。
スピーカー 1
こんなことに付き合わせて。
スピーカー 2
笑
意味を持ってやったわけではないということですか。
ん?
気持ちよかったんですか。
そう、気持ちよかったです。
なるほど。
正直でいいですね。
スピーカー 1
ただ内容が、一応逆差の内容に入ってた部分はいいことだと思うんですけど。
スピーカー 2
内容はね。
うん。
確かに。
スピーカー 1
ただちょっと積み上げがすぎたんじゃないですか。積み上げがすぎたんですか。
スピーカー 2
内容が逆差だったからこそ矛盾を起こしてるわけでしょ。事故矛盾。
スピーカー 1
そうだね。始め状態だよね。
スピーカー 2
うん。そこが良くないですね。
スピーカー 1
そういうことです。
スピーカー 2
はい、わかりました。
スピーカー 1
じゃあまた、来週にね。
スピーカー 2
はい、ありがとう。
おい!
笑
お前、お前。
スピーカー 1
掘りんの?掘りんの?
スピーカー 2
これを積み上げるとは言ってないよね、来週。
スピーカー 1
言ってないけど。
スピーカー 2
全然違う話かもしれないからね。
スピーカー 1
あ、崩すラジオになってるかもしれないじゃん。
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
別に。
そうそう。
スピーカー 2
わかりました。
目覚めた後のラジオね。
スピーカー 1
うん。じゃあまず三角の否定から始めるかもしれないね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
すいませんって言って。
スピーカー 2
笑
じゃあまあ、これぐらいにしとこうか。
はい、これぐらいにしとこう。難しいね。
スピーカー 1
難しいけど、やんなくちゃいけないんじゃないですか。
スピーカー 2
それはやっぱり俺らが生命だからじゃないですか。
うん。いや、そこは超えていくべきところなんじゃないですか。
逆さなら。
超えていくべき生命の本質みたいなやつだよね。
スピーカー 1
そういうことです。早く気づけて良かったね。
スピーカー 2
良かった良かった。
では。
では。