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イムラジオ…。 イム、はいはい。
いやー、イムさんっていう人知ってるよね。 知ってる。
えっと、 同棲死ぬ3人で、
あれは司会をやってるってことでいいのかな? メインだね。
メイン? うん。
メインまで言いますか。 最初と最後、締めるから。
あー、なるほどね。 一応、回しっていう役目をやってるじゃないですか。
うん。 あれってさ、
独特の空気感を出すよね。 え?
イムさん。 あー、イムさんはね。
なんか普通の司会って、間を怖がるじゃん。 怖がるね。
間を怖がってないよなぁと思って。 全く気にしてないね、あいつ。
で、しかも普通に間があるラジオもある。
のラジオって知ってる? 知ってる。
あれは、間を恐れないっていうことをやってる。 あ、あれはわざとやってるの?
へぇー。 でも、
下手ない。 あー。
イムさんに比べたら。 ついついね。俺らもついついやってるよね。
そう。 一応、
回してくれる人がいると安心するっていうのは、 人として当たり前じゃないですか。
だから、 間を怖がらなくなるよね、その回す役以外の人。
そうだね。一人気にしとけばいいからね。 そう、そういう意味でもしかしたらなんだけど、このラジオ、テレビ、
いろいろなものがありますが、 それ始まって以来の
司会なんじゃないかと思って。 イムさん。
なるほどね。 今まで淘汰されてきた類の人だろうね。
あー、下手だと。 下手だって言って、やめろって言って。
間を作るなと。 そう。
そういうことない。 三間を見て勉強しよう。
で? まあそこで、間を作らないアナウンサー的な人のスペシャリストと、
逆にダラダラダラダラ喋る、 間を怖がらない人の二極化が進んでしまった。
あー、なるほどね。 このポッドキャスト時代に。
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めっちゃ回る人いるよね。 そう。
そこで求められているのがイムさんなんだなぁと思ってね。 感心しました、話ですよ。
なんで? イムさんじゃダメなんじゃない?
なんで? 聞いてる方はイライラするんじゃない?
いや。 間がありすぎて。
でも好ましいでしょ? 俺らはね。
あと周りの二人が割と気を使ってるよね。 と言うと?
切らさないように。 あー、だからあの二人、残りの二人は
多分、間を取りたいとも思いながら、
取れない自分みたいなものに常に葛藤してると思うんだよね。 してるよね。
間が空いたらちょっと口を挟もうっていうぐらいは、 喋ることが頭に詰まってるから。
あの二人は。 気を使わないと喋っちゃうよね。
そうだね。 それで言って、
それも良くないと。 間が大事だとも思ってるわけよ。
そうだね。 だって結構頭の中にぐちゃぐちゃあるものを勝手に喋ると ろくなことにはならんじゃん。
確かに。 だいたいね。
だからそれを制御できてるっていうのは、 まあわざとじゃないかもしれないよ。
自然にかもしれないね、イムさんの性格が。 うん。
うまく噛み合ってるから、ぬにん、ぬにんってわかるかな?
うまくいってんじゃないかなと思って。 あるほどね。
あと日常会話もさ、 間を恐れるじゃん。
恐れるね。
そこにも一石を投じてるんだよね。 例えば、あの二人と
イムさん以外の誰かが入ったとしよう。 急にね、ピンチヒッターで。
そしたら、 ヒグチさん入ってて。
ピンチヒッターでよ。 イムさんがいないのよ。
視界で? うん、視界で入ったとする。
ほとんど視界になってたよね、ヒグチさん入ったら。 ああ、なっちゃってたね。
ゲストのくせに。
イムさんには任せられなかったんだろうね、きっと。 うん、まあそうなっちゃうんよ。
ちょっともう一回聞いてみよう、あの回。 うん。
つまり、普通のラジオになるわけだから。
そうだね。
あの、無人のファンには求められてないわけよ、そんなこと。
家でやれってことになるわけよ。 フォームでね。
なってそうだね、あの回は。 そうなんよね。
いいよ、たまにはね。 そんなディスりたいわけじゃないんだけど、どういうことなのかを説明しようとしてるんだけど。
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でも、誰が入ってもそうなるし。
あの、ピンチヒッターで入るわけだから、残り2人は、間を埋めない態度なんよ。
そうだね。 心構えとして。
そうっすよ。 うん。
そしたら、ピンチヒッターの人が埋めちゃうことになるわけよ、どうしても。 埋めちゃうね。
テンポがイムさんよりだいぶ早いと。 そうだね。違う番組になってたよね。
ちょっとおかしいぞってことになるわけよね。
いやー、そう考えるとすごい、すごい才能なんじゃないかと思って。
あー、あんまりいないね。
あんまりっていうか、見たことないんだけど。
あれ多分だけど、3人がそういうふうにしてるよね。イムさんがって言うよりは。
3人がそういうことですけど、いや、イムさんに任せてるわけでしょ、心構は。
いやでも、間を埋めないっていうのを絶対3人で言ってるよねと思って。
それは言ってると思うよ。
だからイムさんが他のところで言ったら、もうあの能力は発揮できないんじゃないかと思うんだけど。
まあ、そりゃそうだね。
不備になるだけだと思うんだよ。
いや、ただそれはそこでまた同じようにすればいいし、もう例があるわけだから、同じようにやってくださいで終わりじゃないですか。
そうだね。
あれよ、場を繋ぐより黙るほうが簡単だからね。
まあね。
黙ればいいだけだから。
でも、そんな簡単なことがイムさん以外には思いつきもしなかったっていうのはすごいなと思って。
思いついてると思うけどな。
いやー。
思いついてたとしても、世に出ないよね。
放送されないんだよね。
そうそうそうそう。
なんでじゃあ、無人だけは成り立ってるというか、あれなんだろうね。
プロデューサーが許したあれを。
間に疑問はまず持ってたと思うんだよね、問題意識として。
そう、普通の人ならね。
違う違う、間がないことに問題意識があったよ。
あーなるほど。
まず最初によ。
うるさい。
なんかもう、繋ぐことしか考えてないぐらいなら、つまんないことで繋ぐぐらいなら喋らない方がいいよねっていう価値観はあったはずだよ。
うん、あったはずね。
それを実現しようと思ってもできなかったよ。
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なぜかイムさんならそれができたんよ。
そこが始まりだと思うんだけど。
なるほど。
えらい持ち上げるね。
偶然かもしれんけどね。
この感覚ではイムさんの決定ではない気がします。
決定?
イムさんの才能ではない気がします。
いやいや、求められたとしてもそれができる人はいないわけよ。
できます。
できませんよ。
そうなんだ。できると思うんだけどな。
いや、それは霊があるからでしょ?
何も霊がない時からできるっていう話を。
世界で初めてやったんだ、じゃあ。
そう。
世界で初めて世に出たってことだね。
なるほどね。
こういう間よ。
なるほどね。
全然俺は余裕で耐えれんね。
そうなんだ。
今回は民主主義の話しようとしてたんだけど。
全然違う。
かすってもないだろ、これ。
そうだね。
じゃあまとめに入ろうか。
もしかしたらその間の問題意識すらなかった可能性もあるよね。
可能性としてはね。
イムさんに任せたのも適当に決めたと。
そう。
で、やってみたらこうなった可能性あるよね。
で、好評だったと。
可能性は高い。
となると、まだあの3人は気づいてないかもしれないよね。
ああ、なるほど。まだ無意識でやってるってことか。
そう。
でもそれはないんじゃない?
だって他の番組でヨロさんはそれを試みているわけだし。
無意識とは思えないんですけど。うまくできてはないけど。
そうだね。
だから無意識ではないと思うんだよね。
ただ、あの2人にはイムさんがどうやってるのかは分からないと思うんだけど。
分からないんだよね。
再現できてないから。
俺も分からないんだけど。
どうやってるのあれ。
知らんかな。
いや、もし真似できるものならしてみたい感じはしてね。
なるほどね。
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単純にもう恐れないだけなんじゃない?
間が空いたら、「ああ、空いてるなあ。」ぐらい。
ちゃんと頭の中を整理する時間に使ってるって言ったでしょ?
そうだね。
そうすればいいんじゃない?
それでいて仕切ることを忘れないみたいな。
忘れない。
ギリギリ自分が司会だということを覚えてるみたいな感じだよね。
そうだね。ギリギリだね。
でもヒグチさんが参加した途端、一切できなくなるっていう。
無理だったね、あれは。
もう一回聞いてみよう。
ヒグチさんには言ってなかったのかな?
私たちこういう思想でやってますっていうこと。
たぶんね。
ヒグチさんは関わってないのかな?
関わってないよ。
ヒグチさんがプロデュースしてこういうふうにしようって言ったんだったら、
あの態度はないよね。
ないね。
あと水野さんが入った時も結構間を埋めるような感じだったよ。
確かにそうだ。
絶対にそうなるよ、人間は。
でもおしゃべりモンスターじゃん、あの二人。
人間というよりは、モンスターじゃん。
いや俺はね、モンスターだからだと思ってたけど、違うと思った。
え、なんで?
だって人はみんな普通の日常会話でも魔王を恐れてるわけだから。
あそこに入ったら誰でも喋ると思うんだよね。
ある程度喋れる人ならね。
まあそうだね。
モンスターじゃなくても。
モンスターまで行かなくても普通ラジオやったことあるぐらいの人なら埋めちゃうと。
埋めちゃうね。
まあ確かにそうだね。
そこが気になったんですよ。
もう2,3人入れてみたらわかるね。
わかる。絶対全部そうなると思う。
耐えられないはずなんだよね。
あの、喋る能力があるのにも関わらず。
うん、だまるからね。
そうなると喋る能力っていうのも怪しくなるんだよね。
だってつまんないことを言っちゃうからさ。
埋めるために。
だまればその人もっと面白いことを言えてる可能性はあるよね。
そうなんよ。
確かに。
若干、ひぐちさんとかみずのさんが来たときの
あの2人の反応が早いのよ。
いつもより。
言ってんの?
スパーンって返そうとしてるよ。
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そうだね。
いつもしないのに。
スパーンと返すことは一番価値があるから。
おしゃべり会では。
特に堀本さんあたりはね。
反射神経。
スパーンとやったらまたスパーンと返ってきてみたいなのをやらされるの?
そう。
鍛えられちゃうんだよね。
それができちゃうしね、ある程度。
要は気持ちよくなっちゃうみたいな。逆に。
白い粉だよね。
で、それにイムさんは乗ってないからね、その状況でも。
確かに。
まさきさんに通じるものがあるよね。
まさきさんはレスポンスしかないから。
でも乗らないよね、絶対。
乗るよ。
相手を乗せないって感じがあるよね。
乗せないけど、タイミングだけは早いよ。
あ、そうなの?
相槌の。
へー、ほほーみたいな。
それだけはやってるけど、内容は覚えてないっていう。
そうそうそう。
だから全然違うタイプだもんね。
笑い屋。
居酒屋での話に出てきたグルーヴ。
グルーヴだ。
音楽を奏でてるだけなんよ。
あ、本当に笑い屋だ。
うん。
なるほどね。
じゃあ全然イムさんとは違う、ごめん。
違うよ。
違いました。
タイミングずらしてこないよ。
聞いてないだけで。
一番悪い。
しゃべる方を気持ちよくさせるのはやっぱりグルーヴの方よね、もちろん。
それはもちろん。
多分、しゃべるのが気持ちよくなってる人は、
リズムを大切にするから内容がだんだん面白くなくなってくる傾向があるかもしれないね。
あー、確かにね。
反比例は必要だよね。
なんかくだらない話でリズムが大事なこともあるじゃん。竹田哲郎みたいな。
あれはあれでいいんだけど。
白山さんはよく内容を何も覚えてないからね、あの人のしゃべることは。
テンポがいいだけ。
だからイムさんはそういうラジオじゃないものを作れる才能があるってことだね。
なるほど。
イムさんで18分使ったけど大丈夫?
このラジオ。
このラジオのテンポは心配だわ。
18分って。
じゃあ一回切るね。次は資本主義の話です。