ドラマ『アドレセンス』の概要
今、何の話してたっけ? あ、そうそう。アドレセンスが見たんだけど、急だけど、あれはね、サスペンス風味を出してたんだけど、
すいません、ネタバレ含みますよ、皆さん。 サスペンス要素ゼロで、最初に男子中学生が捕まったんだよね。
中学生? うん、殺人の容疑で。
まあ、容疑だけで、確定してないから、捜査するわけよね。
普通だったら、別の真犯人がいたりするわけよ。
いなくて、普通にそいつが犯人で、
普通に終わったんだよね。 つまり、リアルだったんだよ。
なるほど。 そんなサスペンスなんかではなかったわけですよ。
それを見たNさんは、なんだこれはと。 ドラマだよね、これって。
ドラマっていうのは、楽しませるものなんじゃない、という、辛辣な一言をかまされまして。
いや、そういうことか、と思ってね。
やっぱり、大どんでん返しの一つもないといけないのかと。
ドラマだからね。
一応、俺は反論しといたんだけど、つまりこれは、なんかね、よくあるじゃん。
カメラを止めないってやつ。
長回し? 長回しだ。
4話とも全部、長回しなんよ。
全4話なの? 全4話。
たぶん、50分ぐらいが4話かな。
で、この50分は長回し。
で、1話目は警察署内。
忙しそうにみんな働いてる、本当に存在するだろう、みたいな、この警察署。
2話が学校です。
あのね、まじでカオスを、なんていうのも、リアライズしたっていうかも、ね。
カメラが止まってないわけだから、本当にその学校あるように見えるんだよね。
超追求したんだろうね、リアライズ。
ナチュラルカオスを?
ナチュラルカオス。先生が至るところでどなってるんだよね。
すごいなっていうのがあって、確かにそこは、えぬさんも楽しんではいた。
すごい学校だねっていう。
つまり、この監督はリアルが描きたいんです。
別にドラマを描きたいわけじゃないんです。
っていうのを説明したけど、ダメだったね。
ダメだった。
ダメだったか。
特にね、1話と2話が面白くて、3話と4話がつまんなかったんだよね。
あー、そうなんだ。
リアルな演出と長回しの技法
3話開き直って、その容疑者の子供と、ハンジなのかな、一応。
女性の人が動機を探り出すっていう、お話を1時間するんだよね、2人で。
だからカメラ楽だよね。
カメラ全然動かなくていいわけ。
長回しはできるわな、みたいな。
ずっと会話?
うん、ずっと会話だけ。
すごい。
これはちょっと休んでるなと、カメラ的には。
演技は超絶頑張らないと間が持たないだろうけど、カメラは休んだなと。
うん、1にすごい頑張ったんだろうね、たぶん。
2がすごかったから。
1もすごいけど。
3で休んで、4は最強のやつが来るんだろうなと思ってた。
おー、最後ね。
うん、全然来なかったね。
あ、来ないんだね。
来ない、来ない。
ずっと、車場に、たぶんカメラが設置されてて、
家族3人ね、残された家族、お父さんとお母さんとお姉ちゃんが、ずっと喋ってるだけ、これもまた。
車の中で?
うん。
ホームセンターに買い物に行くときの会話を、そのまま撮ってて、
曲を流してくれ、みたいなことをお父さんが言って。
違う、それじゃないとか、なんか、ずっと。
あーでもない、ここでもない、って喋ってる、リアルなんだよね、たぶんそれは。
いやいやいやいや、と。
なんだこれはと、何を見せられてるんだと。
あ。
家庭内のダイナミクスと男らしさ
あ?
あ?
あ?
なんかさっき。
さっき聞いた気がするね。
さっき聞いたの。
ただ、残された家族を描いただけ。
あれだね、急に会話劇にシフトしたんだね。
そう。
あのリアルって誰か見たい、でもたぶん評価高いんだろうなって。
うーん。
なんであんなに、最近の外人の役者さんって、演技上手いんだろうね。
えー?どういうこと?
上手すぎて、いるだろう、いるだろう、みたいな、そういうの。
お父さんいるよね、みたいな。
マジすぎて。
それでもいいことじゃない?
いや。
演技力としてはさ。
うん。
だから演技力高すぎて、演ため性がなくなってるんだよね。
Nさんが言いたいのは、たぶんそこだと思う。
そんなにリアル目指す必要あるドラマなのに、みたいな。
うーん。
でもさ、片屋さ、ファンタジーまで行くとダメなんでしょ?
ダメダメ。
難しい、Nさんの。
中ぐらいがいいらしい。
うんうんうん。
だからたぶん。
ありえないのはダメなんでしょ?
ありえないのはもちろんダメ。
かといって、ドラマ性がないとダメだから。
ううんうんうん。
あ、でも簡単じゃない?
ちょっとありえないドラマなのに、本物っぽく見えるのが好きってことじゃない?
単純に。
じゃあ、お話がもうちょっと、リアルすぎないというか。
ちょっと展開が早くて、わかりやすくて、みたいな。
欲望があって欲しかった、みたいな感じかな。
そうそうそうそう。
展開とかはたぶん、リアルじゃなくていいんだと思う。
たぶん。
都合のいい展開とかあるじゃん。
あ、でもあまりにも都合良すぎたら文句言うんだよな、また。
うーん。
難しいね。
難しい。
クリエイターの皆さん、難しいね。
うーん。
で、もっきんさんは、最後、サスペンスじゃなかったことを喜んでたよ。
喜んでるんだ。
だから、逆サスペンスだったんだろうね。
うーん。
逆に裏切られたって感じ?
そうだね。
うん。
なるほど、そこに意外性があったと。
そうだね。
うーん。
で、やたらとお父さんに腹を立ててたね。
うーん。
あ、息子が女の子を殺しちゃったんだけど。
うーん。
まあ、ちょっとこう、切れやすい性格みたいな感じなんだよね。
おとなしいんだけど。
息子が?
息子が。
うん。
お父さんも切れやすい性格なんだよね。
あー。
で、なんか指示出し野郎だって言ってた。
お父さん?
うん。
うん。
なんかこう、コートを着なさいとか。
うーん。
何かの目的だけを言うんじゃなくて、やり方も全部指示を出すみたいな。
うんうんうん。
うるせえってやつね。
うんうんうん。
それが、原因だな、みたいなこと言ってた。
うーん。
なるほどね。
うん。
俺はそんなに思わなかったんだけどな。
へー。
まあ、ダメな父だとは思ったけど、
いや、こんな人と一緒にいたくないなとは思ったけど。
あー。
それで殺人までは起こさないだろう。
うんうん。
ちょっと思いましたけどね。
実際お姉ちゃんはね、ちゃんと育ってたの。
うんうんうん。
むしろお父さん大丈夫?みたいなこと。
お父さんを気遣うぐらいの。
わーお。
大人っぷりを。
うん。
お姉ちゃんだって高校生だろうしね。
うん。
じゃあそこはうまくいくんだけど。
うん。
いや、うまくいってるようにも見えないんだけど。
あ、そうなんだ。
お父さんをうまくあしらってるだけって。
あー、そうだね。
でもまあ、なんかそういう殺人者が家から出たら引っ越そうっていう話になるじゃないですか、普通。
あー、はい。
でも、お姉ちゃんのためにも引っ越そうみたいなことになってたんだけど。
うんうんうん。
お姉ちゃんは、いや、この今のSNS社会はねって。
うん。
移動してもダメなんですよみたいなこと。
うんうんうん。
言って、残りますっていうふうに。
えー。
しっかりと決めたりね。
すごい。
しっかりしてるなーみたいな。
うん。
何の話だっけ?
うふふふ。
感想よ。
うん。
あのー、じゃあ動機としてはカットなってやりましたって感じなの?
そうなんだよね。
あー。
あ、そうだそうだ。
今回のテーマにもなってたんだけど。
うん。
8割の女性が2割の男性しか見ていないという噂が流れてるんだよね。
学校内で。
噂というか、誰かの定説みたいな感じ。
うんうん。
だから、俺たちはモテないんだみたいな。
うふふふ。
で、そのメスコもモテないグループなわけよ。
はいはいはい。
女子が悪いと。
あははは。
うふふふ。
人のせいにしてんな。
そうそうそうそう。
うん。
人のせいグループみたいなやつ。
うんうん。
で、まあそういうの全部インスタでやってるみたいなんだけど。
情報が回ってきたり。
なんかね、ハートの色で意味が違うみたいなのがあった。
へー。
なんかもっきんさんがね、表にまとめてたよ。
すごーい。
いや、すごくないけど。
ちょーおもしろーい。
えっとね、紫色のハートは性的関心あり。
ほー。
黄色のハートが興味あり。
普通のハート、ピンクのハートは、興味あるけど性的関心はなし。
オレンジ色のハートが励まし。
みたいな。
ふーん。
こういうのを読み解かないと、事件の真相にはたどり着けないよ、つって。
ほほー。
あ、警察の息子も、今回の警察官ね、メイン。
うん。
息子もその学校に通ってるんだよね。
あー。
だからいろいろ知ってるんだよね。
ふーん。
で、そういう男らしさみたいな話なんだよね。
あー、男らしさね。
うん。
ないね、最初っから。
その、モテないのを女の子のせいにしてる時点でなくない?
ははははは。
あー、そういうことになるね。
うん。
そうなんだよね。
うん。
今回のテーマの一つにあった気がしたんだけど、それ。
ん?
基本形はあるんですか?って言うんですか。
あー、そうだ。
多分、基本形っていうのに引きずられて。
うん。
なんかこう、スポーツできなかったら勝手に落ち込んだり。
うん。
モテないことを、なんかこう、あれしてみたり。
うんうんうん。
するわけじゃないですか。
そうだね。
男らしくなきゃモテないんだ、みたいな。
うん。
基本形って別にないとしても。
はい。
なんか、学習はしちゃう傾向にあるよね、そういう。
時代背景とか。
うん。
まあ。
勝手に入ってくるよね。
うん。
王子様的なやつ。
うーん。
女性で言うと。
うん。
あれどうなん?
何パーセントが王子様を夢見てる?
30パーセントいないでしょ、下手したら。
あのさ、だんだん減るんじゃないの?
もちろん、だんだん夢破れていくんだよね。
夢破る。
っていうか、まあ、諦めるんじゃないけど、なんていうの。
っていうか、いないんだなって。
うん。
思うよね。
だから、パーセンテージは年齢によるんじゃないの?
ああ、そういうことか。
20歳とかだったら、もっと低いかもね。
でも、それ、ある日突然パツンとなくなるわけじゃなくて。
そうそう、だんだん。
男女の基本型の探求
1回100パーセント王子様を思い描いちゃったら、それがだんだん削れていくだけで、ちょっと残りカスが残ってたりも。
うーん、あるかもね。
しそうだよね。
そういうのはあるかもね。
うん。
まあ、俺も男らしさなんてもう馬鹿らしいと1回思ったとしても。
はい。
ある日突然、ファッとまたそれが。
うんうんうん。
あれっと。
うん。
まあ、例えば本当に、その時に好きになった女性が、男らしいのが好きとか言い始めた時とかだよね。
うんうん、そうだね。
あれってなるよね。1回知ってたんだけど、みたいな。
うんうんうん。
やっぱり必要か、みたいにさ。
やっぱり、みたいな。
なることもあるだろうね。
ありそうだよね。
うん。
だから、基本型はないとは言い切れないってことでいいのかな。
いや、本当はないんだけど、じゃない?
本当はないか。
うん。
そうだね。
うん。
でも相手に求められれば、ファッと生まれてくる可能性もあると。
うん。
大変だね。
うん。
ファッとならないほうがいいね。
うん。
つまり、振り回されるってことになっちゃうもんね。
うん。嘘の三角じゃない?
嘘三角ですか。
それがあると思い込んでいる、多くの人が。
でも、よく言うじゃん。相手が本当に思っているものを、叶えてあげたいみたいなことを。
うん、それはあるよね。
そうなってくると、もうダメなんじゃないと。
相手の好みに合わせるってことでしょ?
そうだね。だから、男らしい人がいいというのであれば、やるよみたいな。
うん。
で、本当に喜んでくれて、2人が良ければいいみたいな話?
うん。それ、ずっと継続できればね。
できないんじゃない?多分。
うん。
そして、その女性も、実はそこまで求めて、そっちも変わるかもしれない。
うん、そうだね。
へぇー。
でも、なんかこのはしばしにさ、あれ、なんか本当はちょっと違くないみたいなのがさ、
ずっともし長く一緒にいたら、見えたりするわけじゃん。
するね。
で、勝手に落胆していったりさ。
だね。
だから、ファッとしないほうがやっぱいいよね。
いいと思うよ。
うん。
言ったほうも言ったほうで、あーは言ったけど、みたいな。
もともと、不可能なこと言っちゃった、みたいな。
反省してたりして。
なんか、反省するパターンもあるかな。
だって、王子さまなんてまずありえないわけじゃん。
そもそも、もとのモデルが。
それを言っちゃったら、反省ぐらいはしてほしいけど。
気の迷いでした、みたいな。
そこまでしてくれとは思ってませんでした、とか。
言ってくれないと、無理して叶えてるほうの気持ちになってほしいね。
無理して叶えてるほうの。
幻想と現実の関係
うん。無理してね。
でも、これってさ、今、女子のことばっかり言ってるけど、逆のほうが多い気がするね。
女子が合わせる?
うん。
ちょっとまた、変な話。
うん。
主人、主人公っぽいのを認めてくれる女子とかが好きな男性って多いじゃないですか。
自分を。
うんうんうん。
主人公がたりをさせてくれるっていうか。
はいはい。
なんていうの?そういうのは、立ててくれる女子みたいなやつ。
はいはい。
なんでもいいのか、相手のモデルは。
自分が演じられれば、主人公を演じさせてくれればいい。
うんうん。
これ、結構多いと思うんだけど。
あー、男性に多い?
男性に多いと思う。
なんかさ、それ、一緒かもしれないよ。
一緒?
女性もさ、姫であると。
うん。
それを演じさせてくれる。
まあまあ、悲劇のヒロイン、姫である、そうだね、そうだね。
うん。
いや、なんかさ、そっち儚い気がするんだよね。
いやいやいや、エヴァリンボ姫もいるじゃん。
エヴァリンボ姫って何?
初めて聞いた。
エヴァリンボ姫?
うん。
あー、これが私の取説ですから、みたいなやつ?
そうそうそうそう。
あー、それもあるかもね。
うん。
あ、あるある。
そっちもある。どっちもあるんだよ。
あるか。
でも、男は厄介な気がするな。
だって、実社会と社長とかね、自慢話とかするとか、仕事論みたいなのを語ったりするじゃん。
うん。
それって、ファンタジーだとは夢にも思ってない。
女子も思ってないのか。
夢にも。
取説はあると思ってんのか。
うん。
なるほど、一緒か。
どっちも居そう、居る、居そうっていうか居るよね。
居る居る。
俺もそうなってないとは限らないもんね。
ペンギンです、みたいな。
うーん。
ちょっと違うけど。
ちょっと違うよね。
ちょっと違うけど。
でもなんか、
ペンギンさんも偉そうだけど、
ちょっと違うね、なんか。
そういうことじゃないね。
自分主人公の偉そうとはちょっと違うんだよね。
うん。
ちょっと違うっていうか、
うん。
あんまりリアルと連結してないというか、俺の場合は。
そうだね。
連結してるのが一番厄介だと思うんだよね。
そうだね。
叶えてくれと。
うんうんうん。
というわけだから、ずっと付き合っていかなきゃいけないんだよねっていう。
うんうんうん。
そうだね。
その覚悟たるや、
ちょっと
すごいなっていう。
覚悟?付き合う方?
そう。
なんか一回許したらずっとそれでいきそうじゃない?
いくんじゃないかな。
だって俺もペンギン辞める気ないからね。
うん。
ねむさんの前で。
あーうんうんうん。
そろそろ飽きたんですけどって言われても、
困るわけよ。
どういうこと?
ペンギンさん飽きたんですけどって。
そういう偉そうなのは、
あー。
もういいですっていうか。
ちょっと改めてくださいと言われても。
そうそうそうそう。
ちょっと今から改めて、
何になればいいんだろうみたいな。
それはないよね。
それはないよ。
というね。
はい。
この話してる時点でセーフなんだと思うんだけど、
うん。
この話せずに、
はい。
流れで、
そういう彼氏彼女とか例えば、
はい。
演じちゃってる場合、
いつか破綻するんじゃないかと。
そうね。
無理してるのがバレた場合と、
うん。
無理してるのがもう
疲れた場合、
うんうん。
に破綻するんじゃないか。
破綻する可能性が出てくるんじゃないか。
そうだね。
姉が、
うん。
今までに、
うん。
私が知ってる限りで2人だけ日本人の彼氏がいたの。
うん。
そのうちの1人が、
うん。
こういうファッションをしてくれ、
こういう化粧をしてくれ、
おーおーおー。
すごいこう、
そう。
指示出した。
自分の好みの風貌でいてくれ、
みたいな人だったの。
うんうんうん。
で、それ結局どういうことかって言うと、
元カノにそっくりみたいな。
え?
元カノがそういう人だったみたいな。
そうなるとさ、
うんうん。
まあその、
男らしい感じが好き、
ムキムキな感じが好きとかもさ、
理由によるけど、
そうじゃなかった場合、
俺じゃなくて良くね?
とか、
それ私じゃなくて良くない?
の話だよね。
そうだね。
うん。
だからまあうまくいきませんわな、そんなの。
それはちょっとおかしいね。
ね。
うーん。
まあでも、
見てるのか。
王子様っていうのが、
実際にはいないけど、
うん。
それが元カレっていう実際にいる、
はっきりとしたモデル?
元カノか。
うん。
はっきりとしたモデルがいるかいないかの違いで、
うん。
なんかこう、幻想を押し付けてるのには変わりないね。
恋愛の難しさ
そうそうそう。
なるほどね。
より具体的だからね。
なんかもっと気持ち悪いね。
うん。
こうやったら煮るから、
っていうことだよね。
そうそうそう。
だったら最初から、
そういう人を選べば良くないってなるよね。
ああ、そういう演じるのが得意な人ってこと?
ううん。
そういう好みのファッションとか、
お化粧とかをしている人?
ああ、もともとね。
そうそう。
そうだよね。
何を間違っちゃったんだろうね。
ね。
でも、
そういうことって結構ある
気がする。
あるよね。
うん。
元カノとそっくりとかそういうことじゃなくても、
いろいろあると思うんだよね。
そうそうそう。
こういう髪型が好きだからそれにしてとかさ。
うん。
はい、そういう話です。
はい。
アドレッセンスでした。
はい。