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こんにちは、メンタルプロデューサーの、ゆきにいさんです。
今日は、人間の脳の仕組みについて、少し触れていきます。
人間の脳は、目の前のこと、これをすごい重視するんですね。
未来のことに関しては、うまく予測ができないというところがあります。
今日の結論、先にお伝えします。
脳は、未来を過小評価し、今を過大評価する。
経済学の言葉で、時間割引という言葉があります。
未来の金銭的な価値を割引いてしまうという心理ですね。
ある実験で、今2000円受け取ることができます。
1年間待てば、1年後に1万円受け取ることができます。
どちらを選びますか?というような調査をしたんですね。
金利の部分で考えれば、圧倒的に1年後の方が利益になるというところですけれども、
脳は、今を優先する選択というのをしやすいんですね。
経済的に不安な環境で育った方、不安というより不安定ですね。
不安定な環境で育った方というのは、未来の利益を割引、この時間割引、
この度合いが大きかったというような結果もあります。
この実験を踏まえて人生設計という部分、それで考えてみると、
今勉強すると1年後に年収が1000万円になります、という未来の報酬があったとしても、
勉強に対して忍耐することという部分、これは目先の満足という部分を犠牲にすることにつながるんですね。
なので、今勉強するという選択を脳は取りにくいということにつながってくるんですね。
このどちらを選ぶかにつながるというところの脳の仕組み、
これをまず知っておくことというのが大事ですね。
明日からまたこのことについて詳しく触れていきます。
今日も応援しています。ありがとうございました。