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2023-07-23 09:03

子どもに薬を飲ませるコツ(2) 〜心構え編〜 ♯46

『子ども(特に乳幼児)にお薬を飲ませるコツ』について全3回で配信します‼️今回は薬を飲ませる際の心構えについて👍

⭐️タイムスタンプ⭐️
わざわざ薬に関するネガティブな情報を伝えない
薬を飲む気分になるような環境づくりをする
飲ませるのに必死にならない、怖い顔をしない
薬は病気を治すために飲むものという軸を貫く

(1)薬の基礎知識について
https://stand.fm/episodes/64bab05639943660600d1b1e

(3)具体的な飲ませ方
https://stand.fm/episodes/64bd536dce425f740aaf7d88

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00:05
皆さんこんにちは、ゆーすけです。
このチャンネルは、病院薬剤師として働きながら、3人の子どもの子育てをしている僕が、
忙しさに負けず、日々挑戦をもっとに、日常の気づきや子育ての話、
時にはお薬にまつわる話を、皆さんと楽しく共有するチャンネルです。
今回も、子ども、特に乳幼児に薬を飲ませるコツについてお話しします。
子どもが体調不良になると、病院に連れて行ったりとか、
看病だけでも大変な中、お薬も飲んでくれないとなると、
本当に疲弊してしまうと思いますので、
せめてお薬を飲ませる苦労が少しでも減ってくれたらいいなという思いで、
話していきたいと思います。
今回は2回目ということで、薬を飲ませる際の心構えについての話になります。
まだ1回目の放送を聞いていないという方がいらっしゃったら、
ぜひまず1回目の放送を聞いていただいてから、この放送を聞いていただけますと幸いです。
個人的にはどちらかというと、実際の飲ませ方よりも、
前回の薬の基礎知識の話だったり、
今回の心構えについての内容の方が重要かなと思いますので、
ぜひ最後まで聞いてください。
そして次回の放送で最後、具体的な飲ませ方の紹介をしたいなと思います。
それでは今回は、薬を飲ませる際の心構えについてということで、
お話ししたい内容は今回も全部で4つあります。
まず1つ目が、わざわざ薬に関するネガティブな情報を伝えない。
2つ目が、薬を飲む気分になるような環境づくりをする。
3つ目が、飲ませるのに必死にならない、怖い顔をしない。
最後4つ目が、薬は病気を治すために飲むもの、という軸を貫くです。
まず1つ目ですね、わざわざ薬に関するネガティブな情報を伝えないということですが、
これは特に初めて薬を飲ませる場合とか、
言葉を理解し始めた頃とかに注意したいポイントなんですが、
例えばね、お薬苦いけど頑張って飲もうねーとか、
まずいけど頑張って飲もうねーとかですね、
もう薬が苦いとかまずいっていうのがすり込まれてしまっている子どもに対しては仕方ないところはありますが、
まだ何も知らない子どもに対して、
こちらからね、わざわざ苦いとかまずいっていうネガティブな情報を与えて、
頑張って飲まないといけないものなんだなっていう感じにしてしまうのはもったいないなと思います。
親がね、自分の経験からそう言いたくなる気持ちっていうのはすごいわかるんですが、
03:00
飲む前からね、わざわざ壁を作ってお薬嫌いにさせるような感じになりかねないので、
ネガティブな情報は最初からは伝えない方がいいかなと思います。
既に言ってしまっているという方も、果たして今子どもに飲ませようとしているそのお薬って本当に苦いんでしょうか?
実際にはそこまで確認せずに、お薬イコール苦いっていうイメージだけで言っているケースも意外と多いのではないかなと思います。
お薬自体ね、昔と比べて様々な工夫がされてて、
格段に飲みやすくなってますし、
特に小児科の門前の薬局でもらったお薬なんかは飲みやすさが重視されているはずなので、
かなり味の面でも飲みやすいと思います。
もちろん本当に苦いお薬もありますが、感じ方も子どもによってそれぞれですし、
変な香りとか甘みとかが付いている方が飲みにくいっていう子もいたりするので、
実際に飲ませてみて、苦いとか味の問題で飲めないって言われたときに、
初めてそこからどうやって飲んでもらおうかっていうのを考えていったらいいんじゃないかなと思います。
次に心構えの2つ目ですが、
薬を飲む気分になるような環境づくりをするです。
子どもがお薬を飲む気分になっているか、飲める状態かっていうことをしっかり確認して、
飲めるような環境づくりをするのが重要なポイントになります。
お薬の飲ませ方動向の前に、子どもがそもそも飲む気分や状態になっていないときっていうのは、
どんな方法を使っても飲ませるっていうのは正直難しいです。
同じ子どもでもそのときの気分だったり、状態によって上手に飲める方法も変わります。
一度うまくいった方法が次もうまくいくとは限らないですし、
前はうまくいかなかった方法が次はうまくいくっていうこともあります。
なので、まずはお薬を飲む気分になるような環境づくりを意識した上で、
いろいろな方法を知っておいて、これがダメだったらこれを試すとか、
選択肢をたくさん持っておくっていうのが大切になります。
環境づくりを工夫しても、どうしても子どもが飲む気分にならないっていうときは、
一度諦めてタイミングを変えるっていうのが手です。
指示された用法があると思うんですけど、そこから多少タイミングがずれても、
だいたい一定の間隔で飲ませてもらえれば問題ないお薬っていうのがほとんどなので、
そのあたりはあまりムキにならずに柔軟に対応してもらえたらなと思います。
そして心構えの3つ目は、飲ませるのに必死にならない、怖い顔をしないです。
これは今言ったことともちょっと絡んでるんですけど、
06:01
意外とできてるようで、できてないことが多いかもしれません。
子どもは入児の段階から、視線だったり表情から様々な情報を読み取る能力を持っていると言われています。
薬を飲ませるときに無表情だったり、イライラして怖い顔をしていると、
子どもが不安や恐怖を感じて、何か良くないことをされるんだって感じて泣いてしまったりとか、
薬を飲んでくれない原因の一つになることがあります。
なので子どもは体調が悪くて、機嫌も悪かったりで、
親も親で看病で疲弊して大変な状況だとは思うんですが、
薬を飲ませる際の表情にはぜひ注意していただいて、
できるだけ自信を持って笑顔で飲ませてあげて、子どもに安心感を与えるように心がけてください。
最後、心構えの4つ目は、
薬は病気を治すために飲むものという軸を貫くです。
子どもが言葉をしっかりと理解できる年齢であれば、
薬を飲む理由を丁寧に説明してあげると、納得して飲んでもらえるようになります。
例えば、この薬を飲んだらお熱が下がって元気になるよという感じで説明して、
実際に飲んで症状が治まれば、子どもながらに薬の効果を実感してくれます。
そしてその後、お薬を飲んで元気になったね、偉かったねという感じで褒めてもらうと、
一つの成功体験としてインプットされて、その後も飲んでくれやすくなります。
逆に、薬を飲まないとおやつ食べれないよ、遊べないよという目的を別のことにしてしまったり、
ネガティブな声かけは避けるようにして、薬を飲んで治ったら一緒にどこどこへ行こうね、
そういったポジティブな言葉で子どもが自分から薬を飲んでくれるような手助けをしてあげてください。
子どもがなかなか薬を飲んでくれないとネガティブな声かけをしてしまいがちなんですが、
そこは焦る気持ちを抑えてポジティブな声かけをぜひ心がけてみてください。
はい、今回の内容に関して疑問や質問がありましたら、コメントやレターでいただけますと幸いです。
また、7月24日の月曜日22時からヒロポンさんとお薬の相談ライブもやる予定になっていますので、
お時間あう方で他にも聞きたいことがある方はぜひ遊びに来ていただけたらなと思います。
よろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
ゆうすけでした。
09:03

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