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2023-07-22 11:48

子どもに薬を飲ませるコツ(1) 〜薬の基礎知識編〜 ♯45

『子ども(特に乳幼児)にお薬を飲ませるコツ』について全3回で配信します‼️今回は前提となる薬の基礎知識について👍

⭐️タイムスタンプ⭐️
かぜは薬で治るのか?
副作用とは?
薬を飲ませるタイミングについて
飲ませ忘れたり、吐いてしまった場合にどうすればいいか?

(2)薬を飲ませる際の心構え
https://stand.fm/episodes/64bb67a777f50037521f2c95

(3)具体的な飲ませ方
https://stand.fm/episodes/64bd536dce425f740aaf7d88

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00:05
皆さんこんにちは、ゆーすけです。
このチャンネルは、病院薬剤師として働きながら、3人の子どもの子育てをしている僕が、
忙しさに負けず、日々挑戦をモットーに、日常の気づきや子育ての話、
時にはお薬にまつわる話を、皆さんと楽しく共有するチャンネルです。
今回は、子ども、特に乳幼児にお薬を飲ませるコツについてお話ししようと思います。
皆さんは、お子さんにお薬を飲ませる際に苦労することはないでしょうか?
難なく飲んでくれる子もいると思いますが、
なかなか飲んでくれないと、それだけでこっちも疲れてしまったりとか、
無気になって、強引に飲ませたけど吐き出されてしまったりとか、苦労することも多いかなと思います。
僕自身も産児の父親として、子どもにお薬を飲ませないといけない場面がたくさんあるんですが、
幸い苦労することはほとんどありません。
薬剤師とかだって言って、何か特別なことをしているわけではなく、
誰でもできる方法しかやっていませんので、
皆さんにもそれをお伝えして、少しでも子どもの看病だけでも大変だと思いますので、
お薬を飲ませる苦労が減ってくれたらいいなという思いでお話ししていきたいなと思います。
ちょっと喋る内容を考えていたんですけど、長くなりそうなので、
内容を3回に分けて放送したいなと思ってまして、
今回はまず具体的な薬の飲ませ方の話ではなく、前提となる薬の基礎知識についてお話ししたいなと思います。
そして2回目の放送で薬を飲ませる際の心構えみたいなお話をさせてもらって、
3回目で具体的な飲ませ方の紹介をしたいなと思ってます。
個人的にはどちらかというと、実際の飲ませ方よりも、
基礎知識だったり心構えについての内容の方が重要かなと思いますので、
ぜひ最後まで聞いていただけますと幸いです。
それでは今回は薬の基礎知識編ということでお話ししたい内容ですが、
全部で4つあります。
1つ目は風邪は薬で治るのか?
2つ目が副作用とは?
3つ目は薬を飲ませるタイミングについて?
4つ目が飲ませ忘れたり吐いてしまった場合にどうすればいいか?
ということについてお話ししていきたいなと思います。
まず1つ目ですね。風邪は薬で治るのか?
ということですが、結論から言うと風邪を治す薬はありません。
風邪が治るのは人間の体にもともと備わっている免疫力のおかげです。
03:01
怪我とか特殊な事情以外で普段子どもを病院に連れて行くので、
熱が出てというのがほとんどかなと思います。
だいたいの場合は風邪かなってなって、薬局でお薬をもらって、
帰って子どもに飲ませるというのがよくある流れではないでしょうか。
その際のよく処方されるお薬として、
咳止めの薬とか短期利の薬とか、あと熱覚ましの薬とかが多いかなと思います。
これらのお薬はあくまでも症状を抑えるだけの対処療法のお薬になりますので、
風邪の90%以上はウイルスが原因と言われていて、
ウイルス自体をやっつける作用はありません。
市販の風邪薬と呼ばれているようなものも、
全て症状を和らげる対処療法のお薬であって、風邪を治す薬ではありません。
あと他に、抗生物質をもらうこともあると思うんですが、
抗生物質というのは細菌をやっつける作用があるお薬で、
ウイルスには全く効果がありません。
なので、ほとんどの風邪では抗生物質は必要ないんですが、
細菌が原因になっている可能性が疑われる場合には処方されることがあります。
まとめると、風邪は基本的に自分自身の力で治すしかないので、
薬では治らないんですが、風邪になるとしんどいので、
その症状を和らげるために薬が処方されているといった感じです。
熱も免疫力を上げるために必要な体の反応なので、
むやみやたらに下げるとむしろ治りが遅くなってしまう可能性もありますので、
注意が必要です。
次、2つ目です。
副作用とは、薬を飲む目的というか、期待している効果のことを主作用と言います。
例えば、痛み止めであれば痛みを取ることが主作用です。
痛みを取る作用だけがある痛み止めというのがあればいいんですけど、
残念ながらそうはいかず、それ以外の作用、
例えば弱らせてしまうとか、というのも引き起こしてしまいます。
そのような本来の目的以外の作用を副作用と言います。
これはどんな薬にも必ずあって、副作用のない薬というのはありません。
どのような副作用が起こる可能性があるかというのを説明をきちんと受けていただいて、
早めに対処できるように心がけることが大切ですし、
薬自体が体に合わなかったときには、
例えば失神だったりとかジンマシンというアレルギー症状が出ることもあるので、
06:00
そちらにも注意が必要になってきます。
次、3つ目ですね。薬を飲ませるタイミングについてです。
お薬の用法というのは色々あるんですけど、一般的には食後が多いと思います。
食後に飲む理由としては胃を荒らしにくいとか、
お薬の性質上食後でないとダメというものもあったりしますが、
一番は飲み忘れを防ぐためというのが大きいです。
なので食後でなくても一定の間隔で飲めば問題ないことが多いです。
しんどくてどうしても食事を取れないこともありますしね。
特に乳児は授乳とか食事の間隔がまだ定まらないことも多いですし、
お腹がいっぱいになると薬を飲めなくなることもあります。
そもそも乳幼児が飲むようなお薬は絶対に食後でないといけないというものはほとんどないですし、
食後という用法にこだわらず一定の間隔で飲ませてもらえればOKかなと思います。
じゃあ一定の間隔ってどれくらいということなんですが、
理想を言えば、例えば1日2回飲むお薬であれば24時間を2で割って12時間ごと、
1日3回なら8時間ごとということになるんですが、そこまでは必要ないので、
大体起きている時間を均等に割ってもらえればいいかなと思います。
そもそも大人でも例えばよくある1日3回毎食後という感じでお薬を飲んでも全然8時間ごとになってないですよね。
なので目安としては1日3回飲むお薬は次飲むまでに4時間以上時間を空けてください。最低です。
1日2回のお薬であれば6時間以上、1日1回のお薬であれば8時間以上空けてください。
それ以上の間隔を空けていただきつつ、できるだけ一定の間隔にしてもらえたらいいのかなと思います。
あともう一つ、吞服という用法もあると思います。
例えば熱が高い時に飲んでくださいよとか症状がある時だけ飲むお薬になります。
これに関してはお薬によって様々なので、必ず薬局で続けて使う場合は何時間以上空けて1日何回までにしてくださいねという風な感じで説明されると思いますので、それを守るようにしてください。
では最後4つ目ですね。
飲ませ忘れたり吐いてしまった場合にどうすればいいか。
09:00
これは薬によって対処法が変わることがありますので、あくまで一般的なお話をします。
まず飲ませ忘れの対処ですが、基本は気づいた時に飲ませてください。
ただし先ほど言った最低空けてほしい間隔を確保するというのが大事になるので、もしそれが無理であれば忘れた分は飲ませずに飛ばしてください。
決して忘れた分と次に飲む分の2回分を一度に飲ませるということを絶対にしないでください。危険ですので。
あと薬を飲ませようと思ったタイミングで子どもが寝ている場合は、しっかりと寝て体力を回復するというのはとても大切なことですので、無理に起こさずに起きた時に飲ませるようにしてください。
ただしこれも一緒で間隔には注意するようにしてください。
そしてお薬を飲ませた後に吐いてしまった場合ですが、一般的なお薬というのはだいたい飲んで30分ぐらいで体に吸収されるので、30分以上経っていれば基本的に飲み直す必要はありません。
飲ませた直後に吐いてしまった場合や口から全部出してしまった場合なんかはもう一度同じ量を飲ませてもいいんですが、そこまでして飲まさないといけないお薬なのかというのは考えないといけないので、
それこそ風邪でもらったお薬なんかは基本的には対処療法のお薬になるので、正直飲ませ直さなくてもいいのかなと思います。
どうしても飲ませないといけないようなお薬の場合では、30分間まだ経っていなくてほぼ全部を吐いてしまっているような場合にはもう一度飲ませるということを考えていただけたらなと思います。
今回の内容に関して疑問や質問がありましたらコメントやレターでいただけますと幸いです。
また7月24日の22時からヒロポンさんとお薬の相談ライブも予定してますので、お時間ある方で他にも聞きたいことがある方はぜひ遊びに来ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
それではまた次回2回目でお会いしましょう。ゆうすけでした。
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