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2023-07-24 13:46

子どもに薬を飲ませるコツ(3) 〜飲ませ方編〜 ♯47

『子ども(特に乳幼児)にお薬を飲ませるコツ』について全3回で配信します‼️今回は具体的な薬の飲ませ方について👍

⭐️タイムスタンプ⭐️
スポイトを使う・哺乳瓶の乳首を使う
スプーンを使う
粉薬をお団子状にする
コップ飲み
シロップ剤と粉薬を一緒に混ぜていいか?
主体的に飲んでもらう・大人飲み
飲ませ方のおさらいと使える年齢
飲食物に混ぜる・服薬補助ゼリーを使う

(1)薬の基礎知識について
https://stand.fm/episodes/64bab05639943660600d1b1e

(2)薬を飲ませる際の心構え
https://stand.fm/episodes/64bb67a777f50037521f2c95

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00:06
みなさんこんにちは、ゆーすけです。
このチャンネルは、病院薬剤師として働きながら3人の子どもの子育てをしている僕が、
自動化室に負けず、日々挑戦をもっとおり、日常の気づきや子育ての話、
時にはお薬にまつわる話を、みなさんと楽しく共有するチャンネルです。
今回も、子ども、特に乳幼児に薬を飲ませるコツについてお話しします。
今回は3回目、最終回ということで、お薬の具体的な飲ませ方についてお話しします。
この全3回の放送を通して、子どもにお薬を飲ませる苦労が少しでも減ってくれたらいいなと思っています。
まだ1回目、2回目の放送を聞いていないという方がいらっしゃったら、
ぜひそちらを聞いた上で、今回の放送を聞いていただけると幸いです。
それでは、今回は具体的な飲ませ方についてお話ししていくんですが、
乳幼児に処方される飲み薬というと、粉薬かシロップ剤になるかなと思いますので、
今回はその2つの飲ませ方について、成長段階ごとに分けてお話ししたいなと思います。
成長段階はあくまでも目安で個人差も大きいですので、
前後で紹介している方法も試してもらえたらいいかなと思います。
ではまずは、まだ離乳食をスタートしていない、授乳のみの乳児の場合です。
飲ませる方法としては大きく2つあって、スポイトを使う方法と、
哺乳瓶の乳首の部分を使うという方法があります。
スポイトは薬局でお薬をもらうときにつけてもらえたりとか、
100均で売ってたりもします。
哺乳瓶の乳首に関しては、普段使っているものがいいと思います。
完全母乳で哺乳瓶を使っていないという場合は、スポイトをおすすめします。
やり方としては、シロップ剤はそのまま、粉薬はおそらく水に溶けるものだと思いますので、
溶かして液状にします。
スポイトの場合は、それをスポイトで吸って、
スポイトの先端が頬の内側にくるように口に入れて流し込みます。
授乳するスタイルでやってもらうと、吐き出さずに自然に飲めると思います。
スポイトを喉の奥には入れないようにだけ注意してください。
哺乳瓶の乳首を使う場合は、ミルクをあげる感じで、空の哺乳瓶の乳首の部分だけを口に加えさせて、
子供が吸い始めたら、内側からシロップ剤や溶かした粉薬を入れると飲ませることができます。
薬を飲ませた後は、口の中に残っていることもありますので、
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可能な限りお口直しに水やぬるま湯などを飲ませるようにしてください。
ここで1点注意していただきたいのが、お薬をミルクには絶対に混ぜないということです。
これはお薬との相性どうこうではなくて、ミルクは子供にとって主食ですし、
それしかないので、味が変わって受け付けなくなってしまったら大変なので、混ぜないようにしてください。
次に離乳食をスタートさせて、スプーンを使えるようになってきたら、
今言った2つの方法に加えて、スプーンであげるという選択肢も増えます。
方法としては、スープを飲ませるような感じで、シロップ剤や水で溶かした粉薬を飲ませます。
粉薬の溶かし方なんですが、普通にお皿に粉薬と水を入れて溶かしたものをスプーンですくってもいいんですが、
乳児の場合はお薬の量も少ないので、すくった量とお皿にこびりついている量が同じぐらいなんじゃないかなと思うぐらいロスが出てしまうことがあったりもしますので、
粉薬の量が少ない場合には、スプーンに直接粉薬を入れて、その上から少量の水を垂らしてそのまま飲ませる方法だったり、
あらかじめスプーンに1回で飲めてかつこぼれないぐらいの量の水を先に入れておいて、その上から粉薬を入れて溶かして飲ませる方法がおすすめです。
僕もスプーンを使って飲ませる場合は、このどちらかの方法をよく使います。
あと粉薬を少量の水で練ってお団子状にして、それをスプーンとか指で頬の内側だったり上あごに塗って飲ませるという方法もあるんですが、
粉薬を団子状にするのって簡単そうでめちゃくちゃ難しいんですよ。
薬の種類とか量によってどれぐらいの量の水で団子状になるかが変わりますし、そもそも団子状にならない薬もあったりします。
ただ、飲ませ方の選択肢の一つとしては覚えておいてもらってもいいのかなと思いますので、
コツをお伝えすると、とにかく水は少なくですね。
ほとんどの場合に思っている以上に少ない量の水で団子状を通り越して溶けてしまうので、
本当に一滴ずつ加えて混ぜてっていうのを繰り返しながら作ってもらうのがいいと思います。
幼児になってコップ飲みができるようになると、小さめのコップにシロップ剤や水で溶かした粉薬を入れて飲ませるという選択肢が増えます。
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僕自身はコップを使って飲ますということはほとんどしないんですが、選択肢の一つとして試してもらえたらなと思います。
スプーンだと1回ですくえる量に限界があるのに対して、コップの場合は少し液体の量が多くても1回でぐっと飲めるという利点があったりします。
コップ自体も普段と違うものをあえて使うとか、好きなキャラクターのものを使うとか、工夫してみてもらってもいいかなと思います。
幼児になるとお薬を飲んだ後にお口直しの飲み物を飲みたくなるので、それをコップに入れておいてすぐに飲める状態にして、薬はスプーンとかで口に入れてあげるというのが僕個人的には一番よく使う方法だったりします。
あとこれはコップ飲みに限ったことではないのですが、シロップ剤と粉薬が同時に処方された場合に、一緒に混ぜて飲ませることができたら楽だなと思う場合には、あらかじめ薬剤師に混ぜて飲ませてもいいか確認しておいてください。
オッケーであれば、2回飲ませないといけないところが1回で済むかもしれませんし、飲ませる回数は絶対に少ない方がいいですので、シロップ剤と粉薬が同時に処方された場合は、一緒に混ぜてもいいか確認しておくのもいいかなと思います。
そして子供がある程度大きくなって、大体4歳以降ぐらいですかね、大人の話を十分に理解できるようになったら、薬の飲み方がわかるように教えてあげたりして、主体的に飲んでもらうということもしてもいいかなと思います。
もちろん大人の見守りが必要ですし、体調が悪いときには無理に主体的にさせる必要はありません。
大人への憧れのようなものが出てくるので、子供の前で薬を飲む機会があれば、真似をして同じように飲みたいという気持ちも出てきたりします。
そこで方法の一つとして使えるのが、大人飲みと言われるものです。
これは文字通り大人と同じように水で飲む方法です。
かっこいい大人への憧れだったり、友達とか兄弟との競争心を刺激して、子供を盛り上げてやる気にさせることで成立する方法なので、そのような雰囲気づくりがとても重要になります。
そして、上手に飲めたらしっかり褒めてあげて、子供が達成感を感じられるようにします。
大人飲みを試す場合は、子供の心をくすぐる感じでぜひ提案してみてください。
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今回紹介したお薬の飲ませ方を少しおさらいしますと、まずスポイトを使う方法です。
これは乳幼児全般に、特にシロップ剤を飲む際におすすめの方法で、完全母乳の乳児では主にこの方法になるのかなと思います。
次に、哺乳瓶の乳首を使う方法です。これはミルクを飲んでいる乳幼児におすすめできる方法です。
スプーンを使う方法、これは離乳食が始まった以降の幼児におすすめの方法になります。
僕が個人的に一番よく使う方法でもあったりします。
次に、コップ飲みです。これはコップ飲みができるようになった大体1歳半以降から使える方法になります。
最後に、大人飲みです。これは大人の話が十分に理解できるようになる、大体4歳以降から使える方法の一つになります。
何回かやってみて、例えばシロップ剤は飲むけど粉薬は飲まないとか、粉薬の方が飲ませやすいとか、
そういったことがあれば、同じお薬でどちらの材系もあることもありますので、
例えばできるだけシロップ剤にしてくださいとか、粉薬にしてくださいっていうのを医師や薬剤師に事前に相談してもらうっていうのもいいと思います。
ここまでいろいろお話ししてきましたが、どうしても嫌がって飲んでくれないとか、
苦いとか味の問題で飲めないって言われた場合には、最終手段として飲み物や食べ物に混ぜたり、
あとお薬飲めたねーみたいな副薬補助ゼリーを使うっていう方法もあります。
飲み物や食べ物に混ぜるとお薬の効果が弱くなったりとか、逆に苦みが強く出てしまったりすることもありますので、
あんまり積極的にはお勧めしないんですが、混ぜる場合には混ぜて問題ないかっていうのを薬剤師に必ず確認してから行うようにしてください。
副薬補助ゼリーに関してはそれ専用に開発されていますので、基本的にどのお薬と混ぜてもらっても問題ありません。
副薬補助ゼリーを使う場合は、まずスプーンにゼリーを先に少しだけ出して、その上に粉薬をのせて、
さらにその上からゼリーをかけてお薬をサンドイッチするような感じで飲ませてもらうと、薬が直接舌に触れにくくなって飲んでくりやすくなります。
また、食べ物や飲み物に混ぜる際の注意点としては、まず出色となるミルクや米、おかゆ等には混ぜないようにしてください。
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混ぜているところをできるだけ子供に見せないような形で混ぜるようにしてください。
熱いものには混ぜないでください。
たくさんの量のものに混ぜてしまうと、全部食べなきゃいけなくなっちゃって、食べきれずにお薬も飲みきれなくなってしまうということがあるので、
できるだけ量は少なく、できれば一口で飲めるようにしてください。
混ぜてから時間が経ってしまうと苦味が出てきたりとか、お薬の成分が変化してしまうことがあるので、
飲ませる直前に1回分だけを必ず混ぜるようにして、混ぜたらできるだけ早く飲ませるようにしてください。
ちょっと長くなってしまいましたけれども、最後まで聞いていただいてありがとうございます。
もし今回紹介した方法でも飲んでくれなかったりとか、また内容に関して質問とか疑問がありましたら、コメントやレターでいただけますと幸いです。
今回紹介していない飲ませ方もいくつかありますので、お答えさせていただきたいなと思います。
また、今日7月24日の夜10時、22時からヒロポンさんとお薬の相談ライブを予定していますので、
お時間が多い方がいらっしゃいましたらぜひ遊びに来ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
それではまたお会いしましょう。ゆうすけでした。
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