1. 伊藤由美子のCozy Space
  2. 第230回「社会実験!?音が出..
2025-03-23 30:46

第230回「社会実験!?音が出せる¨co-mu café¨」音楽空間ond°オーナー:甲斐明俊さん(後編)

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▶️ 2025年3月マンスリーゲスト

音楽空間ond°オーナー:甲斐明俊さん


目次

)-OP

()-移転して困ったこと

()-音楽教室としての変化点は?

()-音楽でコミュニケーション

「co-mu café」

()-居心地の良い場所に

「バイブレーション」が必要な理由

()-エネルギーの源泉

()-甲斐さんにとって

居心地の良い場とは?

()-ED

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✅ 甲斐明俊(かい・あきとし)さん

プロフィール

1977年 神戸生まれ。2006年12月、愛知県春日井市にmusic space K-onn/Cafe Comodo開業。既存の工場裏社員寮を改装し楽器店/音楽教室/ライブカフェという、楽器購入~レッスン~発表までの流れをすべて体験できるコンパクトな音楽空間として、新たな音楽サービスを展開)。2014年、法人化に伴い、店名をond°(オンド)に一本化。音楽を日常生活に習慣づける遊び心に満ちたイベントやワークショップを企画・主催。発表会やパーティーなどのレンタルスペース運営、出張演奏・ワークショップ、チラシ製作など、多方面にわたり音楽家を中心としたフリーランスや企画主催者等の周辺作業をサポート。2015年、音楽療法との出会い―ミュージックケア・インストラクター(MCI)養成講座開講。2016年、MCI取得、介護予防指導士取得、Liberty Wings プロフェッショナル・カウンセリング・セミナー修了。学生時代、楽器店アルバイト~社員時代、渡米、独立開業後の計22年間で培った経験をもとに、心・音・体の三位一体の独創的なアプローチで、場を温め楽しませる「温楽家」として企業や店舗、施設、イベント会場等各分野で活動を広げる。2024年4月から新店舗での営業を始め、日々、音楽を楽しむための空間を創り出している。

音楽空間ond°ホームページ


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◉2022年7月〜配信中!の

甲斐明俊さんへのインタビューは

この番組の第93回〜96回で御視聴ください♪


◉愛知北FMにて第1・第3月曜日

13:00~13:30(生放送)

『伊藤由美子のCozy Space』

番組YouTubeチャンネル

(甲斐明俊さんゲスト回)

※番組内のBGMは全て著作権フリーの楽曲利用

サマリー

音楽空間ond°のオーナーである甲斐明俊さんは、移転後の新しい環境での挑戦や音楽教室の展開についてお話しされています。特に、コミュニケーションを重視した音楽活動「コミュカフェ」の取り組みが紹介されており、訪れる人々は自由に音を楽しむことができる場となっています。また、音楽のセッションや共鳴を重視する「co-mu café」のコンセプトについて、甲斐明俊さんがその独自の体験を共有されています。音楽を通じて人々のつながりを促進する場としての役割や、その運営に関わる熱意についても言及されています。音が出せる新しいカフェ「co-mu café」を通じて、音楽とコミュニケーションの重要性が語られています。甲斐明俊さんは、この空間での成長や失敗の受容について深く考えている様子が印象的です。

00:08
こんにちは。番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、あなたらしくいられるちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第230回。
2025年3月のゲストは、音楽空間ond°オーナーの甲斐明俊さんです。
甲斐明俊さんへのインタビューは、第229回と第230回の前半・後半に分けてお届けしています。
甲斐明俊さんへの後半のインタビューは、テンポ移転後の音楽空間ond°についてお話ししていただいています。
では早速、甲斐明俊さんのお話をお聞きください。
音楽空間ond°の移転と挑戦
最初にちょっとお話ありましたけど、やっぱり以前のテンポから今のテンポで3分の1ぐらいのスペースになったと思うんですね。
そうすると、今までやれてたことが形を変えてやるとか、いろんなことを考えていかなきゃいけないところが多いと思うんですけど、
一番最初に移転してきてから、簡単にちょっと困ったことってどういうところですか。
する前から絶対にまず問題になるだろうなと思ったのは駐車場問題。
結構近所の人に当たったり、割と言葉取るためにどうしようかなと思って、
そのお店の前というか敷地の中に4台5台ちょっとあるぐらいのホールなんで、
今まではもう近くの工場だったりサボテン屋さんがあったりして、
40台は止めれましたもんね、以前のテンポは。
40台はないですね。
ないですよね、なかなかね。
ショッピングモールとかでもあればね、大きい公園とかね、ちょっと離れてるので、
こっち引っ越してきていろいろと回ったんですね。
隣にコンビニもあるし、どんぶり屋さんもあったり。
そのうち使わせてもらえたところがパチンコ屋さんですね。
そちらのパチンコ屋さんでとりあえず10台借りれますかということで、
パチンコ屋さんの端っこの一角であればOKなのでということで、
ただその時には今第二駐車場になってるんですけど、
そこはまだ田んぼだったんですけど、そこが駐車場になるっていう話を教えていただいて、
じゃあそこができるまでのつなぎということで大丈夫ですかっていうと、
ちょっと言いやすかったというか、
そこで10台借りれたことと、
あとはスタッフとか関係者にはたまたまご近所でいろいろと事業をやられてる方がいらっしゃって、
その方が家を開けることが多いので、庭の中にちょっと泊めていただくと逆に防犯になる。
あーそうですね、出入りしてるよね人が。
そういう理由で泊めてください、むしろ泊めてくださいっていう方を。
そこもだから多い時は10台近く泊めれるんだよ、7、8台から。
それだけでもかなり大きかった。
そこからスタートして、スタートしてもやっぱり
駐車場がこれまでいかに多くて自由に泊めれてみたいな。
ちょっとそこが呼びたいけど呼びきれないっていうちょっとジレンマはあって、
今まで月に1回やってたオープンマイクを2回に分けて、
昼に1回、夜に1回やってたのを昼に2回、夜に2回っていう風に、
あと1回は一応10組限定っていう形でやったり。
でも1回1回はちょっと分散されるし、前のお客さんがそのまま来るわけじゃないので、
今はやっと定着してきたかなというのがちょっと思うんですけど、
でもなかなか毎回満席というところではいかないので、
細かくなった分、ちょっと集客もちょっと大変かなって感じます。
音楽教室の成長
あと2回に分けてやると結構大変ですよね、実際に。
大変ですよね、あっという間にやってくるし。
あとはやっぱ音楽教室ですね。
音楽教室に関しては、個人レッスンの問い合わせとか入会は結構、
移転でちょっと減ったんですけど、移転してからちょっと逆に増えてきて、
新しい生徒とかね。
個人に関してはこの目につきやすい。
場所がね、国道沿いというか。
ここに音楽教室がつきたいんだけど、結構前の音楽教室辞めて次のところを探してたんですっていう。
今通り沿いにあるんですけど、その壁にLEDの看板がついてきて、
外からバッと見ると何やってるかやっぱ分からない。
どういうことをやってるかっていうことを映像で見れるようにはしたので、
結構渋滞する場所なので。
渋滞が逆に。
ちょうどここ何やってるんだろうってね。
で、そこでLEDの看板がちゃんとこれを宣伝してくれると。
ホームページも変えたり。
今苦労というか、やってみて、たくさん本当は呼びたいけど、
いっぱい呼ぶと車が止めれないみたいな現場は、
それは今もありますね。どうしようっていうちょっと頭をつかわないといけない。
工夫しなきゃいけないっていう。
工夫ですね。
でも第二駐車場が最近できて。
しかも近いので。
前のパチンコ屋さんも近かったけど、道を渡らないといけなかったから。
交差点を渡らないと。
第二駐車場は去年の12月にできて、
そのパチンコ屋時代から使っていただいてた方も、
こっちの方が全然ストレスになってるとか。
とはおっしゃるんですかね。
あとその音楽教室自体は前と比べるとそこは変わらないんですか?
まだ全然増やしたいんですけど、
時間帯によってはやっぱり部屋数が少ないので、
部屋がいっぱいになっちゃって、
それもその調整もちょっとありますね。
頭を使わないと。
頭を使ったり、システムを使って、
今だったらGoogleカレンダーをみんなで共有して、
入ってるところは入れないとか。
そういうことですね、予約をね。
先生と生徒さんもそれぞれにいらっしゃるので、
この日にレッスンをしますっていう連絡をこっちにまとめてもらうんだけど、
それぞれは当然他のレッスンって知らないじゃないですか。
その予定がバーティングしてた時に、
後でもう一回ちょっと変更できますかっていう、
そういう調整も必要だし、
そこの気遣いというかは非常にありますね。
音楽教室は2階だと思うんですけど、
1階にイベントをするベースとかカフェもあって、
先ほどちょっとお話ししましたけど、
グループレッスンとかもそこでやっていらっしゃると思うんですけど、
そこのスペースも以前から比べると、
3分の1ぐらいになったんですかね。
3分の1ほどじゃない。
4分の3ぐらいになった感じですかね。
逆に前が広すぎたのかなって今どうなったら思うんですけど、
大人数のイベントの時はすごくあれぐらい広ければよかったんですけど、
そこまで毎回ガチガチ埋まることばっかりでもないので、
考えたら今ぐらいのほうが、
結構音とかの聞こえ方も今のほうが好きだって言ってくれる人のほうが多い。
そうなんですね。空間が広すぎないからいいっていう感じですかね。
そうですね。この距離感がちょうどよい。
あとカフェとしてやってても、
本当に人との距離感が前だとちょっと叩き多いところがあったんで、
コミュニケーションを取りやすいとか、
音をちょっとよりリアルに届けやすいのもありますかね。
今コミュカフェっていうのも毎週火曜日にやってるんですけど、
コミュケーションを促す音楽
コミュっていうのはCO、コワーキングスペースとかあるじゃないですか、
そのコワーキングっていうのは一緒にとか共同に音なんですけど、
一緒に働くんじゃなくて一緒に音を出すっていう、
ミュージックっていうちょっと造法を作って、
それでコミュだけ取るとコミュニケーションとか、
コミュニティーにもなると思って、
そのコミュカフェっていうのを、楽器をもう自由に持ってきてもらって、
歌本とか見ながら弾きながら歌ったりとか、
そういう楽器で音楽でコミュニケーションができる時間っていうのを毎週火曜日にやってて、
不定期で土日に。
だから音が出せるカフェってことですよね。
そうそう。
こっちちょっと一人で練習してる人もいるんですけど、
多くは何かやってたら一緒に混ぜてみたいな感じで入ってきたり。
全然知らない人同士が休日セッションもありってことですよね。
そうそう。
ジャズとかの曲の決まったセッションではなくても、
本当に来る人によっても全然変わるし、
歌いたい人は例えば僕は別にギター弾いて伴奏して生から。
そうなんですか。歌もありなんですか。
歌だけで。歌ってもらったり。
なんかいいねみたいな感じで歌い合ったり。
そうなんですね。
そこでまた出会いが生まれるっていうのは結構今、
割と強く推してるようなところかな。
イベントとしては結構そこを力入れる。
日常の中で音楽はどういうふうに広がっていくかっていう。
平日の昼間っていうね。
働いてる方はなかなか気に入るんですけど、
平日の昼間っていうのが日常感がありますね。
そういうことですね。
名前を名乗らずに。
名刺交換とかするわけでもなく、
急に一緒にセッションから入るみたいな。
面白いですね。
いろんな楽器を持って来られたりね。
それこそタンバリンでもいいわけじゃないですか。
こんな楽器見たことないみたいなのも持って来られたり。
そうなんですか。
マンドリンとかあんまり見ないじゃないですか。
見ないですね。
マンドリン持ってきた人もいるし。
あとは和楽器とか三振とかシャンセンもいたかな。
あとなんか電子ドラムみたいなの持ってきた人もいる。
そうなんですか。
あとアイリッシュホイスルっていうタイタニックの
ソングの中で弾かれてた和楽器とかおもちゃみたいな楽器とか。
いろんな人が。結構年代は幅広いんですか。
年代は広いですね。
休みの日にやると結構小さいお子さんを連れて行く。
土日のどこか不定期でやると。
1歳とか2歳の子と一緒に。
この子にもちょっと音楽を楽しんでもらいたいなって。
やっぱり結構そういう親子さんのお子さんだと割と上手に
例えばドラムでも上手に叩くんですよね。
お子さんってガガガガーンって興奮して
壊れるんじゃないかっていう叩き方するじゃないですか。
そういう感じじゃないです。
やっぱりちゃんと楽器として鳴らしてるというか。
そうなんですね。
音楽とセッションの体験
あとそれに合わせてギター弾いたりピアノ弾いたりするじゃないですか。
そうするとちゃんと音楽をやるんですよ。
セッションするんですよ。
そうなんですか。
だって初めて来てセッションね。
初めてですよ。
やっぱり親子さんが好きっていうことも大きいと思うんですけど。
音楽がね。
そういうところを見て親がまた嬉しそうにしてるんですね。
なんかちょっとこの子才能あるんじゃないっていうのを
多分僕らが見る以上にまた感じると思うんですけど。
そこからそれがきっかけで音楽始めてって言って
ゆくゆくどういう風になるかわかんないですもん。
いい形でね。
僕らはこういうお店やってるから
お子さんと楽器を鳴らし出したら一緒に合わせるみたいなことを
よくやってるから
自分にとってはわりと日常の延長という感じなんですけど
やっぱりなかなかそういう
本当に一切のことをセッションするっていう体験って
ありそうでない。
コミュニティと熱量
ないですよね。
一切のこと。
一切のこと。
あ、そうか。意外と。
で、みんなが本当に楽しかったって言って
大人の人が言ってるんですね。
いや、本当にすごかったなあ。刺激受けた。
またそういう、顔は当然隠してるんですけど
SNSで食べると
子供でもいいんですか?みたいな感じで
それで問い合わせがあったりして
子連れで見えるっていうパターンもありますね。
意外に有名な、すごく有名な音楽教室は
小さい子から習ってるイメージがあるけど
それをおかえり探そうと思ったら
ありそうでないかもしれないですよね。
っていう風におっしゃってました。
この間来たんですよね。岐阜県の。
海図とかから来たとかで。
あ、そうなんですね。
周りにこういうとこないんで
ないかもしれないですね。
ある意味、社会実験を兼ねてるようなところ。
社会実験を兼ねてる。
コミュカフェっていうコンセプトは
ずっとモヤモヤと考えてて
ぽんと生まれて
これいいんじゃないか?みたいな。
だけどいざ始めてみると結構波はあるんですけど
その波っていうのはどういう波?
まだ知られてないというか。
本当にたくさん、10人近くいらっしゃる時もあれば
1日通して2,3人みたいなことがあるんですよ。
それだと来た人もなかなか
どこまで楽しんでもらえるかっていうと
それは僕が、そういう時はもう
ギター弾いてこう歌ってくださいとか
合わせたり、自分が動くんですけど
多い時はもうそういう必要もないくらい
自然に。
そうそうそうそう。自然発生的に
皆さんがやってくださったりして
でもそれにはちょっとまだ波はあるんですけど
いい時の空気感は
これは多分どこにもないし
しかも場所じゃなくて
このどこにもない時間というか
二度とない時間
同じメンバーじゃないですしね
そこに集まる人がね。
ライブとかっていうのはやっぱり
音楽というのは瞬間芸術と言われますけど
本当にその瞬間しかないっていう
ライブ感がやっぱりあるんですね
その繋がり
コミュニティがこうやって音楽を通して
繋がってくるんだみたいな
そういう場所に来る人自体がもう
熱量が相当ある人ではあるんです
そもそも
そもそもね
楽器持ってそれに来ようって思う人はね
そういう方がまた連れて来られる
そのまた
エネルギーがある
熱量がある
そうそうそう
そうなんですね
ちょっとクラファーの話に戻ると
クラファーもそういう熱量の高い方たちが
ご支援くださっているかなと思うんですね
イコール本当もその熱量のある場所として
やれてきたのかなっていう
申し訳ないばっかりじゃなくて
感謝はもちろんですけど
でもちゃんと自負として
客観的に認識することができたというか
そうですね
熱量のある人が集ってくるってことは
やっぱりそれを仕掛けてる方は
熱量なければそういう人が来ないですもんね
そうですね
日々は必死というかね
それがわからないというか
その必死さというか
いつも何か考えてるとか
それは熱を帯びてるのかなと思うんですけど
でももっと言うと
音楽そのものにその熱量があるものだ
っていうことではあるんですよね
以前このポッドキャストのインタビューを
受けていただいた時に
この番組の工事スペースっていうのは
居心地のいい場っていう意味じゃないですか
その時にかいさんに
居心地のいい場はどういった場ですかって
聞いてるんですけど
その時にバイブレーションとおっしゃってたんですよ
いいこと言いますね
今のお話コミカフェも
本当にバイブレーションなんじゃないかな
と思ったんですけど
共鳴とかいい言葉だなと思うんですけど
一緒になるってことじゃないですか
共有じゃないんですよ
共有だけじゃなくて共鳴なんですね
共鳴ですね
なるってことはバイブレーション
振動があるってことだ
そのものが振動
振動がある
そうか僕そういうこと言ってました
言ってたんですよ
やっぱりそれを実際に形にされてるんだな
と思ったんですよね今お話伺って
形にしようと思ってやってるというよりは
この共鳴を一緒に感じたい
感じる人を増やしたい
きっとその思いが
そういった場を作ろうと思ったっていうところに
なってるのかなと思ったんですけど
今ってもう作るっていうよりは継続なので
最初に位置から作る時とか
今回の移転もそうだけど
作る時のエネルギーは場所さえ作れば
とりあえず一旦の目的は達成
それをやっぱり続けるってことが
泳いでいくもんなんで
そもそも不安定な海の中をどうやって泳ぐか
みたいなところはあると思うんで
泳ぐためのエネルギーが
共鳴、振動にあるって言うでしょうね
振動だから感じてない時とか
居心地の良い場の概念
心も動いてない状態であれば
多分誰の心にも響かない
そうですよね
でもそれがちゃんとある時は
言葉にもなるし
思いとか感情にも乗っかるし
自然とそれが音楽であればいい音楽になるし
いい音楽をまた呼び寄せることができたりとか
そう考えると今ちょっと確認できたような気がします
じゃあ今後もそういったことを大切にしながら
継続していくっていう
継続をするんですけど
エネルギー源を今度知ってるかどうかっていうのは
大きいですね
継続ってそれも結果なんで
そう思うとちょっとまた辛くなるんですけど
常に振動をちゃんと意識していることが大事かもしれない
そうですね
それがわからないと本当に辛いことになっちゃいますもんね
そうですね
何のためにやってるか
やってるかわかんないっていうか
でもその仕事そのものっていうか
いろんなことをね
仕事と一個今一区切りにいっちゃいましたけど
その中でもいろんなことをやっていかなきゃいけない中で
ペースとしてはもともとやっぱりやりたいことだから
それがずっと継続もできるし
やり続けれるっていうところはやっぱりありますよね
そうですね
たまたま本学だと思うんですけど
今回設計いろいろ手伝ってくれた土屋くん建築士の土屋くんも
彼もとても人の繋がりみたいなのを
すごく大事にした設計をする
温かみとかね
やっぱり見ているのはやっぱり人なんですよね
人と繋がるとか
それも響き合うってことかもしれない
自分は音楽を一人でやるよりも
やっぱり人とやる方が楽しかったりする
人にそれはよると思うんですよ
同じ音楽でも
そうですね
一人でやりたい人ももちろんいるし
それを全然否定することは全然ない
自分の場合は音楽っていうものがあって繋がる
その共通項を持っていくというか
あえてまた聞きますけど
会社にとっての居心地の良い場って何ですかって聞かれたら
今はどうやって答えます?
以前バイブレーションっておっしゃいましたけど
こういう風に聞かれると前と違うことを答えなきゃ
大丈夫ですけど
一緒でもいいんですけど
それ自体バイブスじゃないじゃないですか
一緒でもいい
今でもバイブレーションですでもいいですけど
全然変わんない
ガンと聞かれると迷いが生じる
迷いが生じる
居心地の良い場
響くことももちろん大前提で
懐の広さかな
懐の広い場所
懐の広い場所
居心地が良い場所としては
懐が広いっていうのは
この空間では結構自由なことができるっていう意味合いですか?
自由なんですけど
自由の概念っていうのも難しいと思う
自由って何でもやっていいのが自由じゃないじゃないですか
例えばある程度一定のルールを決められた中の自由
これとこれとこれは使っていいよ
それをどういう風に使っても自由だ
だから一定の秩序はあるけど
そこの一線を越えなければ本当に何でもいいよ
例えば本当に1歳0歳のお子さんが音を出すことも
居心地が良いとか
それを1人がOKでも
そこが不快だなって感じたらダメじゃないですか
やっぱり人もいいね
子供がいることで本当に安いよねとか
子供でもそんな大人と一緒にこうやって遊べるんだ
っていうことの可能性をまた広げたり
そのものを楽しんでくれる人が集まったりして
すると自分なんかが行っていいのかなっていう風に思わせないというか
自分でもいいんだって
受け入れてもらえるような空間でありたいなと
それが僕は懐が深いと表現したんですけど
こういう場が居心地が良いんじゃないかなと僕は思っています
受け入れるってことは当然その嫌な部分とか
深い部分を受け入れることがあるんですけど
それも言ったら自分ってこういうこと好きじゃなかったんだとか
音楽とコミュニケーションの場
これあんまり良いと思ってないなとかっていう発見もあるじゃないですか
初めから文前払いというか拒絶した状態だとそれに気づけない
多分皆さんいろいろ酸いも甘いも経験されて
きっとそういうことを肌で感じたり考えたりして生きてこられてると思うんですけど
そういう泥臭い部分というか
そういうことも受け止められるというか
懐の深いことを作ろうと思ったら
自分の懐が深くないといけないっていうことですよね
だからジレンマばっかりですよね
でも確実にそれをやっていったら
シンプルに言うと成長はしていきますよね
成長するんですよ
成長なのか麻痺なのか分からない
麻痺と言っても全く考えないわけじゃなくて
前気になってたけど
別に今気にならなくなったなっていうことは変わっていくっていうね
でも何でもいいかというと
やっぱり一線というのは出た
それが何を大事にするかというとバランスだと思って
他の人がどれだけ多くこれはちょっと違和感を感じてるんだろうな
みたいなことがあった時に
それは自分がちゃんと動かないといけないなと思うし
ここは場をちゃんと回してる人間の責任かなと思うんですけど
ほったらかしにはしないっていうところが
一つの温度の軸にはなっていると思うんですけど
それが今度は働くスタッフたちとかで
共有しつつ進めていくというか
この場を開いていくという
答えがあるわけじゃないんです
そうですよね
やっていきながらいろいろ考えて
また改善してやっていきながらっていう連続ですよね
そういう場を求められてるなっていうのは感じるんですよ
来る方の中にはやっぱりちょっと
結構深い悩みを持たれている人もいて
直接的な相談を受けることもあるけど
音楽を出してとか音楽を聴いて
もうちょっとデトックスになりましたみたいな
やっぱり癒されるんですね
そうですね
音楽を楽しんでる人の姿を目の当たりにした時に
こんなの遊んでていいんだみたいな
なんかやっちゃいけないとかっていう場所じゃなくて
本当にここは音をむしろ出してくださいっていう場所だったり
そうですよね
こういう役に立ち方もあるんだなっていうのは
やっぱりやってみて思いますね
今後もずっと続けていかれると思いますけど
授業である以上はちゃんと貢献する必要はあるんだけど
どういう形でこれがね
基本好きで好きの演奏でやってるんだけど
自分が好きなだけではやっぱりそれは人を巻き込めないと思うし
でもこれがいいと思ってるよって
自分がいいと思ってるものを伝える
それを常に考えてアップデートしていく必要がありますよね
そうですね
でも常に私、かいさんって
いろんなことを深く考えてるイメージすごくあるんですよ
考えすぎてるところがある
そうですか
考えてはいますよ
でも考えてそれを形に日常的にしてるっていうのがあると思うので
それって結構やれそうでできなかったりもすると思うんですよね
そういう意味では自由ですね
自由だから失敗事はありますよね
そうか失敗だな
失敗も許される空間だと思うし
失敗しても別にオッケー
むしろ失敗してくださいみたいな場所だと思うので
それも深さっていうところですね
深い場所でありたいとか
それを居心地良いと感じてもらえるか
そういう失敗があって
そのフローのすごさがまたわかる
そうですよね
私はオンドで
私のラジオ番組で収録で借りたりするじゃないですか
プロのミュージシャンの方が来たりとかして
目の前でね
目の前で生演奏をしたりとか
そこはまた違う世界かもしれないですけど
でもそれも受け入れてくれるわけじゃないですか
プロの人も受け入れてくれるし
受け入れてくれる
でもプロの方とそういう風に繋がるためには
プロの方は当然ソウルエンドのプロセスは通ってきています
でもプロの方は逆に人に対してはそこの懐があるはずなんですね
自分がやる上では当然許せない
ライブとか発表する場において
パーフェクトをやる必要はあると思いますけどね
パーフェクトを日常的にずっとやり続けると
それはそれでちょっと潰れてしまう
そうですね
中にはそういう人が集まる
県産する場としては
そういうのがあってもいいと思うし
オンドというか
僕自身がそういう場を求めてきたんだなと思います
それを懐の深い場を今作っているということですね
自分で言っちゃうとちょっと難しいところがあるんですけど
居心地がいい空間ってどんなところって言われると
今はそう感じるんだなって
そういうことですね
バイブレーションは変わってないですけど
バイブレーションは変わってないけど
今日はいろいろ移転のお話から
今コミュニケーションカフェというのを
甲斐明俊の思考
結構力を入れてやっていらっしゃるというところのお話まで伺いました
長い時間ありがとうございました
ありがとうございました
貝昭俊さんにご登場していただきました
この番組の第93回から第96回では
前回出演していただいた貝昭俊さんへのインタビューも聞けますので
よかったら聞いてみてくださいね
番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は
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新しく配信されたものがスムーズに聞けますので
番組登録をよろしくお願いします
この番組は音楽事務所ロイスタープロダクションの提供でお送りしました
それでは次回もお楽しみに
伊藤由美子でした
30:46

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