伊藤由美子のCozy Space第236回、2025年6月のゲストは、平松組代表)平松シゲオさんです。
平松シゲオさんへのインタビューは、第235回と第236回の前半・後半に分けてお届けしています。
平松シゲオさんへのインタビュー後半は、自己肯定感を取り戻せた理由や、平松組にとっての居心地の良い場についてお話していただいています。
では早速、平松シゲオさんのお話をお聞きください。
家業を継いで、そこから何年経ちます?
21年かな。
放送の中で、さっき発信をしだしたのが15、6年前っていうことだったから、建築のこととかを発信してきたってことですかね。建築関係のことを。
そうですね。もちろんその時のアップデートな自分のこと、起こったことを書いてるけど、仕事で関わってるからね。日々やっぱりそういうことを考えてるんで。
そうですよね。時間的にそういうことを考えてる時間長いからね。
平松さんって、文章を書いたりすることって元々好きだったんですか。
ちょっと好きだったかも。
あまり抵抗感なく、わりかし初めの頃から文章をすることが時間かかわずにできた方ですか。
もちろん悩んだりするけど、僕理系だったんですよ。しかもデータメーカーの研究所で勤めてたんで、別に論文論文したのを書くわけじゃないけど、レポートとか書かなきゃいけなくて、
当時読んだ本って、科学文書の書き方みたいな感じかな。論文書き方的なやつを読んで、それって書くことってめちゃめちゃはっきりしてて、それになぞって書けば伝わりやすいんだっていうのが当時わかったの。
だから思いを書くことも、昔々作文とかも書いてたし、読書感想文で賞を取ったこともあるし、技術的なことは必要なことを書けばいいなっていうのもわかったし、
そういう意味では書くことは覚えてできるようになってたと思う。どっちかっていうとね。もちろんそれはブログ的にとか、エッセンスとかも悩んで書いてるし、読み返す。
読み返して結構書き直したり。私もすごいしますよ。その繰り返しが、だんだんとそれこそそんなに意識しずにも発信ができていくっていう感じないですか?昔よりも。
うんうん。めっちゃもう型ができてるから、思ったこととタイトルと書き出しがあるんですけど、それにのぞって書くだけ。
自分の感情を入れるかどうかで全然違ってきますもんね。反応がね。それはある程度考えて書いてる。考えてっていうか、考えなくても出てくる感じないですか?ザラーと。
だけど、誤字出しが多いから。勢いで書くんで。あまり思考入れずにね、書くから逆にザーって書けて早いんだけど、あれって思うときあるからそこで直したり。言い回しこうじゃないほうがいいなって後から変えたりとか。
変えますよね。
ですよね。自然にそれをやっていくと、構えてよし書くぞってことしなくても、次の瞬間書いてるっていう感じの感覚になりますよね。
全然そうだから、両傾向だよね。
両傾向だと思いますね。発信をずっと続けて10年以上。
確かに。
まさか10年って本当に結構ベテランですよね。
ベテランですね。
会社員10年、一緒の会社勤めたら結構ベテランじゃないですか。それと同じだと思うんですよね。意識してやってるから、もちろん。
やってるやってる。
ランチ食べましたっていう投稿じゃないので。
あげるけどね。
私もあげますよ。それはそれで楽しいからね。
この先私ね、平松さんはね、私もそうかもしれないけど、発信をやめるっていう戦闘がない感じがするんですよ。
今から仕掛けていこうって思ってることってあります?
えー、じゃあちょっと野望みたいなこと言っちゃっていいですか?
いいですよいいですよ。野望あるの?
なんかでも叶う予感もしないんだけど、本書きたいとかちょっと一瞬思うね。
いいじゃないですか。
私自信ないですけどね。
え、でも書いてきてるから、本とはまた違うかもしれないけど、でも書くってことをされてきてるから、全然別にそれ野望っていうか、実現させようと思ったらできる感じじゃないですか。
何書くかで迷っちゃうもんね。
いろんな興味がありすぎるんじゃないですか。
だってさ、本ってやっぱりブログで好きなこと書いてるわけじゃないんで、ってことは世の中に為になることを書かなきゃいけないじゃないですか。
それが何があるんだよな。
でも今までやってきた発信のことを総称したら為になることを。
失敗談ですって、平松さん。
まじで?失敗ある気がするな。
平松さん、失敗談を散りばめた。
結構落ち込んでますね。
やっぱり人間が上手く言ってることばっかり聞きたくもないんでね、皆さん。
そうだよね。だってさ、SNS投稿でも一番受けるのって失敗談だから。
やっぱりみんな上手く言ってる話はそんなに興味ないんですよ。
だけど、自分と一緒なんだっていう共感もありながら、そこでヒントももらえるじゃないですか。
勇気ももらえるじゃないですか。
こうやって上手く言ってそうに思ってたけど、こういうふうに失敗はされてるんだっていう、ちょっと安心みたいな。
でもそれも価値じゃないですかね、やっぱり失敗は。
絶対価値だし、失敗は価値だし。
そして失敗のまま落ち込んで記事を終わらせても。
そうなんですよね。
そこからちょこっと、でも頑張りましたねけど、ちょっと上げていくとバッツンバッツン言い出しちゃう。
話しちゃってますけどね、山でもそうです。
そこでただ単にぐちって終わったら何の意味もないですよね。
そこでじゃあ自分は今後どうしていきたいかとかね、そういうことを描くと、そっかっていうところでの共感がさらに生まれるのでね。
それもわかっちゃって書いてますね。
書いてますね。
お互いね。
でもその計算っていう計算じゃなくて、結構書いちゃうんですよね、それがもうね。
まあだからそこにだよね。
本当、そこだと思うね。
やっぱりその文章がね、上手い下手よりも本当に思って書いてるかってエネルギー乗ってるかだけでね。
本当に落ち込んでて、そしてその落ち込みを糧にどうやって前向いていこうかっていうところをそのまま書けばね。
そうですね。そこでなんか変にカッコつけたりとかするとおかしくなっちゃうからね、文章もね。
本ね、じゃあ平松茂雄失敗談。
そんなこと書いてもあんまり響かんやろうなと。
いやいや、何か軸はありますよ、もちろん。
なんかは。
あと言って失敗したくないですよ。
みんなこれから立ち上げず大失敗したくないですからね。
まあね、ちっちゃい失敗はね、みんなしてると思うからね。
大きくはしたくないですよね。
したくないね。
本のためにそんなこと絶対したくないね。
そうなんですか、いつぐらいに本出します?
そんなのやめてくださいよ。
一味はちょっと思いません。
本当?だってさっき出てきたじゃないですか。
いつかはみたいな発信みたいな話があったんで、そこからちょっと思ったけど。
一回実はね、出版社さんと話したの。
でね、僕不動産投資に近いところでやってるんで、ずっとテーマとして求められてることだから、書きましょうかって言って、
いうところから内容企画書ちょっと作ってねって言われたんだけど、
1回書いたやつブラッシュアップしてねって言われたけど、それサボっちゃったんだよね。
まあその時タイミングじゃなかったんですね、じゃあね。
そうなんです。
まあね、じゃあ時期が来たら、タイミングがあったら、もしかしたら。
別に不動産投資書きたくないからなと思って。
それ大事ですよね。書きたいことじゃないとなかなか書けないよね。
それともう一つだってね、読めるんじゃないよね。
本田健さんって書いてないですか。
グループコンサルに出た時に、ちょっとね、本をたくさん書かれてる本田健さんで、
僕がね、本を書くとしたらね、どんなようなタイトルだとか、どんなようなコロモしてやったらいいですかって質問をしたら、
資料は今不動産投資ニーズもあるかもしれないし、
まあと言ってね、2、3万部、2、3万部売れることもすごく大変なことだけど、
売れて喜んでてもどうかなって思うから、世界一周でも行ってきたらって言われちゃった。
で、まあ行ってないからいけないんですけど、それもあってね、ちょっと別に今いいかなと。
じゃあ本田健さんからは今世界一周行ったらいいんじゃないかって言われたっていうことですね。
え、じゃあ出版は置いといて、他に、なんかちょっと今、ちょっとこう何か事業になるとかそういうことじゃなくて、
興味あること何です?ひるまさんって今。
え、それ民博の話すればいいって思う?
うんうん、違う、民博じゃなくて。
え、なんだろう、全然関係ない話していい?って思いついたんだけど、
ここ2、3年かな、伊藤さんと僕あんま会ってないじゃないですか、
そこでね、ちょっと僕の中で結構変わった面があって、
何かっていうと、もともと見た目なんか全然気にしてなかった。
え、そうですか?ひるまさん。
そう言われるんだけど、気にしてなかったの。
で、その2、3年何してたかっていうと、
ブランドド派手に着てる人の近くに割といたんですよ、そういう発信の仕方してる人。
全然そんなん大っ嫌いやったし、興味なかったんだけど、
見た目ってやっぱり一番外側の外見だっていう風に言うのを、
そこの中でおそがたっていうかね、感じて、
確かにななっていうことだとか、
結局それって相手への礼儀みたいな、
意を整えることが相手への礼だよみたいなことからすると、
僕の中のブランディングとして、
デニムのちょっとカジュアルな建築オヤジっていうところにしてるんですけども、
なんなら僕イケオジになりたい。
で、恥ずかしくてそんなこと言えなかったことを言うぐらいになっちゃったっていう、
この変化をね、ちょっと思いついたっていう。
だから今金髪なんだね。
イケオジって定義は何?今の話でいくと、
ある程度のブランドを着てっていうところじゃないですね。
イケてるオヤジですよ。
そのイケてるところの定義って何です?
イケてる?自分らしく生きることかな。
そこに行くんですね。
だからそれは自分らしく生きていくことが、
素敵だねって思える人間になりたいっていう感じだけどね。
じゃあ別に平松さんの中では、
すごい高級ブランドを着てなくてもいいわけですよね。
全然全然。
若干それはそれでね、相手の例だとか、
見られ方のブランディングとしては、
興味が全くなかったとこから、
それの周りだねっていう。
それの周りだねっていうふうに、
自分の中で受け入れることができたっていうことですね。
さっき言われたそういった、いろんなコミュニティに属したりして、
そういうところからの影響で変わったってことですか?
まずそこに価値があるんですよってことに気づいたじゃないですか。
その中で見た目を変えようっていうことを学んでやってみたので、
そういうことですね。
具体的には、さっき金髪の子と突っ込んでくれたけど、
髪色変えてから死んでたのよ。
そういうことね。
見た目から変わってって。
それは笑い話でいいんだけど、洗面所には鏡が必ずあるじゃないですか。
僕目が悪いんで、眼鏡かけないとぼやっと見るので、
お風呂から出てきて、そうすると、鏡に映るわけなんですよ。
そこが金髪のぼやっとした男の人が映ってて、
漫画とかキャラクターに覚えるわけ。
金髪の男の人はイメージ的にかっこいいみたいなところから、
あれ?かっこいい人がいるみたいなちょっと変な誤解があって、
もしかして俺はかっこいいのかっていうね。
誤解から入って、そこからもしかしたらかっこいいかもっていうのを拡大していって、
それで自分がかっこいいと勘違いしたみたいな。
それが自己肯定感につながった。
自分のことを自分で受け入れられたようになったってことなんですね。
私もラジオを5年くらい前から始めて、公共の電波作ってやってましたけど、
ただラジオって言っても、いつもライブ配信付きのラジオだったんで、
どうしても人に見られるじゃないですか。
ただエンターテインメントの番組だから、
基本的に同じ服を着ないでおこうと思ったんですよ。
女性だからね。それはそれでいろんな服装できるじゃないですか。
今までも別にそんな地味ではなかったんですけど、昔も。
なんだけど、インポート物の派手めの明るめの服をいろいろ着ていくことによって覚えてもらえるんですよ。
なるほどね。
それでやっぱり、あの時もいらっしゃいましたよねっていうところから会話してくれたりするってことは、
やっぱりさっき言われた外見っていうのは大事だなって思ったし、
それによって、どっかで私のことはきっとそんなに覚えてもらえないのって思ってたんです、私。
昔よく考えてみたら。
でもそれがそうじゃなくなるんですよね。
ただ単に派手にすればいいって問題じゃないんですけど、
もちろん外見って言っても、やっぱり内面から出てくるものの外見を輝かせるから、
すべて外見だけでただ単に高い服を着ればいいって問題じゃないんですけど、
でもそういった意味での変化っていうのは、いろんな活動をする中で出てきますよね。
2、3年の間にそういった平松さんの変化がある。
そうなんですよ。
でもそういうのっていうのは、ただ単にSNSで見かけたぐらいではわからなかったりするじゃないですか。
いろいろ話してみると、自分の中でそういうことがあって、こういうことをしてるっていうのに聞いてみると、
なるほどなってよく思うことが多いですね。
今、自己肯定感が低かったところから、今は自分をだんだんいろいろ認められるようになって、
その認めた中での今後の活動としては、その民泊はされていくと思うんですけど、
発信の軸となるものはどういうところに移っていくと思います?
そこを考えたことなかったんですけど。
その民泊とか、不動産関係とか、そういう目に見える事業的なものはあると思うんですけど、
その発信の自分の軸となるもの。
今まで進まない方は生き方だっていうところで、ずっと発信されてきてると思うんですけど、
その時は、自己肯定感が低かった平町修行さんでもそれをやれてたわけじゃないですか。
今後もしかしたら、また同じ軸なのかもしれないけど、枝がもっと付くような気がするんですが。
ちょっと言葉にできるかわかんないけど、よぎったのはね、世界だった。
その心は急に。
世界に出てくるみたいな感じの。
それは何で世界に出てくるんですか?発信で?
わかんないけど、民泊っていうのは海外の方が来てくれるんですよね。
海外で事業をやるっていうことかもしれないし、そこのあたりがふわっとよぎった。
平町さんは住まい方、生き方だっていうキーワードも持ってて、
デュアルライフっていう二拠点生活とか、
そういうところもすべて海外と日本の二拠点生活っていうのはもちろんありじゃないですか。
もしかしたらそっちの世界に何か。
思い出した。
思い出した?
僕、なんで民泊を始めてたかっていうと、世界中に家が欲しい。
言ってましたね。
言ってた言ってた。
それは実は、世界中に家が欲しいっていうのは、住宅建築会社として、
自分が建築に携わると、その地域だけで生きていかなきゃいけないっていう窮屈さがあったの。
だけど、旅も好きだし、旅する機会として海外にも関わる住宅があったとしたら、
行くことができるよねっていう、自分のその限界を超えるためにちょっと作り出したことだったの。
そっか。
冒頭の方にも自分の限界とか枠を外すとか、そのあたりの話がありましたけど。
結果そこで、僕の中で枠を外したことと、それはまだまだ願望ベースだけど、民泊っていうことであって、
そしてさっき自己肯定が高くなった平松市長として、これから何をしたいかというときに呼びたのが世界だったので、
ということは本当に具体的にね、世界中に家を持つっていうことを改めて野望しちゃおうかな。
だって思ってることは実現可能ですもんね。
思えないことは実現できないですもんね。
そうだ、全然また違う。
いいですよ。
フィリピンのさ、
ドマゲティ。
ドマゲティ娘が留学に行くんだよ。
え、いつ?
この夏休みだと思うよ。
なぜドマゲティ?
それで伊藤さんのこと思い出したよ。
僕も行ったことなくて、ドマゲティいいよって言ってたから。
平松さんとは行ってないか。
行ってないのよ。
そっか、違うね、メンバーが。
そっか、たまたまドマゲティを選択されたの?娘さん。
違うの違うの、僕が勧めたの。
そういうことね。
伊藤さんに聞いててすごくいいよって聞いてたから。
学園都市だもんね。
そうそうそうそう。すごく治安もいいし。
治安もいいしね。
そうやって欧米人も結構来るんだって聞いてたから。
で、奥さんにそれを伝えてたら、いいねっていうことで。
だから僕行こうと思って。
あ、すぐじゃないですか。
セーブパースウィークでまた撮ってるの。
100円ないかな。
100円なかなかないかな、今。
あ、そうですね。
私はドマゲティって言って四季ホールと。
あ、そっかそっか。
仕事もすごい良かったけど。
すぐフェリーでね。
ちっちゃいフェリーで行けば行けるので、もし良かったらどちらも。
娘さん、おいくつになりました?
大学生になりました。
月が経ってますね。
経ってますね。
でもそういうフィリピンでね、またそこでもさっきの世界の話にも。
そうなの、そうなの。
ちょっと下目に行くとかっていうのもありじゃないですか。
フィリピンだとだってね、飛行機で日本から5時間もかかんなかったんじゃなかったですか。
だから良いんだよね。すごく行きやすくて。
安いし。
そう、安いしね。
拠点としてはありですね。
うん、ありですよね。
じゃあちょっと下目に行ってきてください。
ちょっと面白いわ、これ。
だってそこをね、またいろいろ繋がっていったら本当にそれがね、
あれよりもいろんな人、必要な人が引き寄せられてできちゃったりするじゃないですか、話がね、だんだんと。
現実に近づいていったりするときありますからね、本当にね。
イメージしないとね、本当ね、最初ね。妄想でいいですよね。
妄想でいい。
ね。妄想が現実化してくるもんね、本当に。
本当にそう。
楽しみですね、じゃあ。
面白い。
今年夏、2025年夏。
考えてなかった、ソニータビュー前。
まあ打ち寄せしないですからね、今日は。
じゃああれですね、今後ニューヒラマツシギオで、世界にいろんな家を。
そうそう。
じゃあ私泊まらせてくださいね、各室で。
ゲストで。
ゲストで、ありがとうございます。
ご招待させていただきます。
そうですか。
でも楽しいんですよね、やっぱりね。
でもなんだろう、さっきのね、一番最初にも言ったように、本当にね、自分の中で限界を決めてるとかってね、そういうところがあると思うんですけど、
どうしてもね、みんなね、それは変化が怖いから。
確かに。
基本は。
なかなか新しいこととかってね、チャレンジするのを躊躇したりとかするかもしれないし、
自分で限界決めてるなと思いつつも動けない人もいっぱいいると思うんですよ、私もそうですけど。