1. 伊藤由美子のCozy Space
  2. 第238回 「自分の創ったもので..
2025-07-27 36:16

第238回 「自分の創ったもので、誰かがホッとしたりしたら良いな」イラストレーター:甲斐英子さん(後編)

spotify apple_podcasts youtube

▶️ 2025年7月マンスリーゲスト

『イラストレーター』甲斐英子さん

◆目次

()-オープニング

()-気持ちの切り替え方

()-好きを仕事にすること

()-甲斐英子さんのイラストの特徴

()-絵が生まれる過程

()-インプットの力

()-甲斐明俊さんの楽器指導の魅力

()-音楽の価値

()-甲斐英子さんにとって、

居心地の良い場とは?

()-エンディング

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◉甲斐英子(かい・えいこ)さんプロフィール

愛知県出身。名古屋市内の広告制作会社に5年間勤務後、1998年からフリーのイラストレーターとして広告やパッケージ、ロゴデザインなどイラストをメインにデザイン制作。今までに名古屋高島屋の新聞広告やポスターそして、三越、積水ハイムや三菱地所などのイラストも多く手掛けてる。2023年6月には名古屋での「eiko Kai illustration logo展」を開催。イラストレーターの活動の他に、御主人と一緒に「音楽空間ond°」の経営も行なっている。

Eiko・Kai Facebookページ

Instagram

・・・・・・

◉愛知北FMにて第1・第3月曜日

13:00~13:30 放送

『伊藤由美子のCozy Space』

番組YouTubeチャンネル

(甲斐英子さんゲスト回)

※番組内のBGMは全て著作権フリーの楽曲利用

サマリー

イラストレーターの甲斐英子さんは、イラストとカフェの仕事を通じて得た経験について語ります。彼女は商業的な依頼と自由な創作活動の両方を楽しんでおり、クライアントとのコミュニケーションを大切にしています。甲斐英子さんは、自身の作品が誰かの心を温める瞬間を重要だと考えています。絵を描く過程で得たインスピレーションや、クライアントとの関係について話し、今後の仕事に対する思いも共有します。また、音楽や居心地の良い空間についての思いも語り、自ら作り出す場が重要であることや、多くの人との交流が豊かな経験をもたらすことを示しています。

イラストとカフェの両立
こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。 藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。 この番組では、居心地の良い場とは何か、ということをテーマに、あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、 ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第238回。 2025年7月のゲストは、
イラストレーターの、貝英子さんです。 貝英子さんへのインタビューは、第237回と第238回の前半・後半に分けてお届けしています。
貝英子さんのインタビュー後半は、イラストが生まれていく過程や、貝英子さんにとっての居心地の良い場についてお話ししていただいています。
では早速貝英子さんのお話をお聞きください。 イラストの仕事と音頭の仕事と、今の話を聞くと、結構その両方違うものがあるから、良い意味で気持ちを切り替えるっていう感じなんですかね。
確かにそうかもしれないです。 気持ちを切り替えるってすごい大事だなぁって思っていて。
なんかお店の移転去年忙しかったりもした中で、仕事があったり、イラストの、あとうちの猫が病気になって、ちょっと死にそうになったりしてたんですけど、
その死にそうになっているところで、お店のイベントに来てバーってやったりとかすると、そのなんか悲しい気持ちが一瞬忘れる。
なんか仕事、別の仕事があるってすごい良いなって思って、一応普通の日常にキュッと切り替えてもらったり。
イラストの仕事とカフェの仕事もそうかもしれないですけど、なんかそういう家庭内のいろんなこと、仕事があることによって救われたりとか、仕事って本当にありがたいなぁって思うかな。
商業活動と創作の楽しさ
ユニークどうですか?
私も仕事中毒っていうか、仕事をかなりしてきた方なので、でもないっていうのは全然考えられないですよね、全く。
仕事人っていうか、仕事がしたいのかな。でもやっぱり言われたように、仕事に救われるところってありますよね。
実は大変なんですけど、脳器とかそういうこと考えたらね。
もう全くプライベートの頭じゃない頭になるじゃないですか。
その切り替えが何か良いのかなと思って。もちろん仕事も大変だけど。
だからプライベートの時が生きるという。
そうだね、それはそれです。やっぱり違うからこそ違う時間を大事にしようと思うっていうか、仕事以外のね。
それはそうかもしれないですね。
でも私はたぶんユーミックほどバリバリ仕事をするタイプっていうんじゃないかと思うから。
でもなんか今までちょっとお話聞いてても、好きなことを仕事にしてるなっていう感じがすごい伝わってくるんですけどね、イラストの。
でもあんなに好きだったイラストがやっぱり仕事にするとちょっと苦しくなるんですよ。
それは日常的にずっと苦しいのか、そうじゃなくて、案件によってちょっと苦しいのか。
やっぱり、どの案件も全力でやってるんですけど、やっぱり自分のあるがままに描いてるものと違うし、お客さんのものを組み入れるし、
でもやっぱり仕事って楽しいだけじゃできないなって思うので、普通だと思います。みんなそうだと思う。ちょっと苦しいんだりとか。
でもやっぱり出来上がった時は嬉しいし、それがあるから続けてらっしゃるんですね。
喜んでもらえたらなおめちゃくちゃ嬉しいので、そういうのかな、だから。
クライアントさんがいて、応えていくためのイラストレーターという仕事も、私はすごい好きかなって思う。
もちろん自由に描いてて、作家活動っていうのもすごい素敵で、そっちも素晴らしいなと思うし、クライアントさんの仕事もすごく楽しいかな。
クライアントとのコミュニケーション
私はどっちかっていうと、商業的なことの方が多いんですけどね。
これ今ふと思ったんですけど、もしA子さんが生まれ変わったらイラストレーターになります?
生まれ変わったらか。そうですね。でももう私得意なことは、絵描いたりとかしかないかもしれない。
いやいや、十分じゃないですか、絵描けるって。
そうですね、一人でコツコツとやることの方が好きかもしれないので、チームに入って、みんなでいろいろやるっていうよりは、絵ユーミックは?
どうなんだろう、建築師はやってないでしょうね。
あ、そうなんですか。確実にやってないですね。
何に?
何だろう、でもきっと、私あれなんですよ、建築の仕事より雑談の方が得意だったんですよね。お客さんとの打ち合わせよりも。
でもそこから生まれる重要なことがいっぱいありますよね。
住宅設計なので、お客さんと初対面であって、どんだけ向こうに心を開いてもらうかって、本音を言ってもらうかってのってあるじゃないですか。
それって多分、イラストの商業のベースでも一緒だと思うんですけど、やっぱりクライアントさんがいて、そこの意思疎通がどんだけ早めに取れるかが重要だったりとかすると思うんで。
そうですね。だから今お店の、いや会社のロゴを作ることも多いんですけど、普通のロゴというよりはイラストが主体になった、
結構そういうパッと見て、お客さんが覚えて、そのお店を覚えてくれるような感じで作ってるイラストなんですけど、
そうですね。だから、何の話してこうなってたんだっけ。
生まれ変わってもイラストデータになりたいかっていうところの延長線上に今終わった。
だから、そうだそうだ、わかった。なので、お客さんとまず話さなきゃって、ユミくんと一緒なんだけど、
必ず、県内だったらお会いして、ヒアリングっていうのをさせていただいて、どういうお店にしたいかとか、お店のコンセプトや、どういう思いで起業なさったのかとか、そういうのを聞きますね。
お好みとか、あとその方の雰囲気を見るっていうのが重要で、お会いしてね。
お会いして、なんかこういう方なんだっていうのを自分の中にちょっと入れて書いたりはしてますね。
県外の方だとやっぱりお電話とかになっちゃう場合もあるんですけど、必ずお話しして、いろいろ自分が聞きたいことを聞いて、
だから私が書くというよりも、かなりヒアリングで深いところまで聞いて、好みを聞いて、一緒に作り上げるみたいな感じで書いてると思います。
その方がやっぱり出来上がったものに対してね、すごく一緒に作ったっていう気持ちを持ってもらえる方が嬉しいんで、
お任せしますというよりは、なんかこういろいろ聞いて、答えていただけるところを答えていただいてっていう感じかな。
結構そのやり取りっていうのは何回か、その方によっても違うかもしれないですけど、何回か会ったりとかするのに回数重ねるんですか?
会うのは一度ですね。
一回だけ。
また聞きたいこととかあったらお電話したりするんですけど、その1回のミーティングで出して、どちらかに方向性を決めていただいて、その一つに決まった方をちょっと深掘りしていく感じですね。
もうちょっとこここういう風にしたい、色をこういう風にしようかっていう感じで話したりとか。
好きなお色も伺ったりとか。
でもすごいやっぱりスタートに関わるわけですよね。
携わらせていただくわけですよね。
それはすごいエネルギーを入れて、みんな目がキラキラってしてて、今から始まるっていう感じが。
それも経験されてますしね、その前にね、ご自身も。
そうなんですよ。
だから、その大変さとか、自分お店をやった時の気持ちがあるので、すごいよくわかって、すごい応援したくなっちゃって毎回。
めちゃくちゃ生きてますね、温度でのお店の経験が。
そうですね。そういう経験させてもらったから、こういう仕事が今できていて。
やっぱりそのお店のお客さんになってくださる方が、私のロゴを見てくださって、またその中の方がどこどこのお店で見ましたと言って、また私もお店をやりたいと思いますという感じで繋がっていくというか。
それで次に。
そうですそうです。
次のお仕事にまた繋がっていったりとかしているの。
いいですね。
強烈な営業とかそういうのをあんまりやった覚えはない。
インスタはやってるんですけども、見てくださった方がまたどこどこのお店見たんですけどっていう感じでご連絡くださった人が多いですね。
多分インスタとかフェイスブックもたまに私も繋がらせていただいているので見るんですけど、何ていうのかな、強いアピール感がないからいいんですよね。
そうなんですかね。
どうやってやればいいのか。
何だろうな、何もしなくてそのままでいい感じですね。だからお仕事になってるんじゃないかなと思うんですよね。
なんか営業営業してない感じがすごくいいんですよね。
でももうちょっとイラストのページだけはイラストで作れたらいいんですけど、その中にお店とかも入ってきちゃってるからちょっと変えなきゃっていうところもあるんですけど、それを含めて自分なのかなというか。
でもちょっとそれはちゃんとやんなきゃなとの課題です。
本当にインスタはもっとちゃんとやんなきゃっていうのは。
ゆみくんちゃんとやってるもんね。
どうなんでしょうか。ちゃんとやってるのかどうかわかんないですけど。
私はゲストがいるので、ゲストの案内をするために。
でもすごい時間かかりますね。
それぞれ入れればね。
なんかさっさとできればいいんですけど、なんか時間かかっちゃうから。
でも結果的にはそれがお仕事になってるんだったらいいんじゃないですか。丁寧にやってるんじゃないですかね。
写真も素敵ですもん、いつも。
でもなんかこう、すごい後の方ですから。
もう終わった話ですよ。だいぶ経ってからしか上げられなくて。
でもイラストって残るからいいですよね。時間がちょっと経ってても。
残る仕事だから。
見てください。
イラストの感じが、なんか女性が出てくるイメージがあるっていうか、なんて言うんですかね。
なんかもう子供の頃から、子供の頃はお姫様をずっと描いてて、毎回服が違うだけの。
だいたい女の人なんですか。
女の人描いてたんですよ。
それ今もそうってことですか。
今もそうなんですよ。
男性の絵のイラストを見た覚えがあんまりなくて。
よく代理店の仕事やってた時はファミリーを描いたりとか、カップルを描いたりとか、そういうのはあったので描いてたんですけど、
やっぱり女性の方が圧倒的に描き慣れているというか。
そこって何かあるんですかね。
なんかね、洋服を描くのが好きなんですよ。
男の人よりも、女の人よりもバリエーションありますよね。洋服のデザイン的なものなんですよ。
画家とか好きな人たちの服が素敵な人が好きなんですよ。描いてある服が。
そうなんですね。
そうなんですよ。藤田嗣治とか、洋服がね、あの人自分で服も作るってリシップしてたから、洋服のディテールがすごく細かく描いてあって、そういう人が好きですね。
洋服のデザイナーになりたいとは思ったことないんですか?
そっちはちょっと違うんですか?また。
そうですね。多分すごい興味はあるんですよ。だからコレクションとか見るのも大好きなんですけど、
でもやっぱりそれで作るっていうよりは、絵に描く方が好きなのかな。なんか不思議ですね。
でもなんか自分の好きを知ってますね。
そっかそっか。でも本当に女性ばっかり描いてた気がします。
あと、タッチがやっぱり柔らかいですよね。
そうですかね。
クライアントさんって女性の方が多いんですか?そういうわけではない?
女性ですね。
女性が好みそうなイラストが多いですよね。
作品への思い
なんか本当に何でも描けるようにならなきゃって思ってた時期もあったんですけど、
でも需要があるところに自分の仕事があるなって思ってて、
なんか求められるものを描いていくっていうと、どんどんそうなっていった気がしますね。
でももっと最近は、私が描いたものの感じで、この感じの女性でっていうリクエストが多いですね。
それってやっぱり、A子さんに頼みたいっていうお客さんが増えてるってことですよね。
そうなのかな。でもそうだったら嬉しいかな。
でもやっぱりみんなが同じようになってしまってはいけないので、
その人なりの個性を見つけていかなければっていうふうに思ってます。
そうですね。そのお店でカラーがあるわけですよね。
やっぱり課題かな。
毎回の課題ってことですよね。クライアントさんが変われば。
そうですね。なんかありがたいですね。
絵を描くっていうのは、私は絵が得意なわけじゃないのであれですけど、
感覚的にスラスラって描けちゃうものなのか、すごくねってねって、
思考で描けるのかちょっとわかんないですけど、どんな感じなんですかね。
全く感覚ですね。
もう完全に右脳の世界と思った方がいいですか。
いろんな絵を描く人いろいろいると思うけど、
私の場合だけ、自分の場合でいうと、私は感覚で、
もうちょっと感覚じゃない部分でもいろいろやれたらなとも思うんですけど、
結局自分の個性だもんね、それが。そうなってるかな。
じゃあ感覚で自然に手が動くっていうような感じなんですかね。
手が動く。
多分そこまで考えなくても描けてるってことですね、じゃあね。
手が動く、そうですね。でもやっぱりね、一つのものを描くのにすごいたくさん描きますよ。
そうなんですか。
で、結果一番最初に描いたのがいいなって思うこともあるんだけど。
何十枚とか描いていくんですか。
やっぱりいっぱい描きます。その中からふってこれだなっていうのは選びますけど、いっぱい描きます。
それでも完全に集中して一気に何枚も描いちゃうんですか。
一気に何枚も描くし、でも次の日の朝見たら全然ダメだって思うこともあって。
意外に置いたりとか、時間ちょっと置いて後から見たら、いいとか悪いとか自分の中でパッて思ったりとかしますよね。
逆感性が出るのかな。でも文章もそうじゃないですか。
そうですね。
あれって思う時あるし。
深夜にググって描いてて、朝見たらハラっていうのとかもあるし、絵もそんな感じかな。
どんだけ時間かけても描けない時もあるし、不思議なんですよね、あれって自分の調子によって。
でもだいぶつかめてきましたけども、何年もやってんで。
でも同じですよね、文章描く時もきっとそうですよね。
そうですよね。
シュッと出てくる時もあれば。
なんか邪心があると私は描けなくなるかな。何かコントロールしようと思った時ほど描けないですね。
確かに。
相手に対しての何かコントロール描きようと思っちゃうともうダメですね。
なるほど、なるほど。
例えばSNSとかホームページとかで文章を書くとき大体そうですね。何かオファーするときもそうですけど、そこはいらないんだろうなと思うかな。
そうだね、本当そうですね。いかに自分をフラットに持ってやるかっていうのも大事かもしれない。
でもやっぱり感動したり、素敵なものを見た後とかはやりたくなりますけどね。
そういう時間はやっぱり大事なんでしょうね、その瞬間とか時間が。
そうですね、アウトプットが続くとどっかで何か入れないと。
そうですね、インプットしないとね。
そのインプットするものって、A子さんでいうとどういうことが多いんですか。
別に絵に限らず、すごい刺激を受けるような展覧会に行ったりとか、動物からとか、何だろう。
あとはお花の支援だったり、生活の中にあるものだったりもするし、全くそれとはかけ離れているものだったりとか、何か一辺倒じゃないですね、考えてみると。
いろんなところから、いろんなインスピレーションをもらったりとかしてるってことですかね。
本当に年々お店なんかやってると、お客さんとか友達とかすごく助けてもらうこと多いんですね。
自分たちだけじゃ全くいろいろできてなくて、本当にそういうありがたい気持ちに触れたりとか、
だから具体的に形のないいろんなものをもらったりすると、そういう具体的じゃないけど、多分そういうのも絵に出たりするんじゃないかなって勝手に思ってるんですけどね、どうかな。
それはかなり影響あるんじゃないですか。物とかそういうことじゃない、その人の思いとか、いろんな何かの感動とかをもらうっていうのって、やっぱりすごい絵にも反映される気がしますけどね。
未来の展望
本当に一人じゃ全く何にも成立できなかったことがいっぱいあるので、まだ全然できてないけど、将来的にやりたいとしたらそういうことで何か形にして、
自分の作ったものでまた誰かがちょっとホッとしたりとか、そういう気持ちになってもらえたらどんなにいいだろうと思いますね。自分がもらったものに対して直接返せなかったりするけど、どういうふうにしたらそういうのができるんだろうなーって最近よく思います。
でもなんか今の話聞いてた時に思ったんですけど、すでにそれできてるとかできるできないじゃないんですけど、そうされてるんじゃないですかって思っちゃったんですけど。まだそういうふうにはできてない気がするけど、わかんないね。
自分じゃないからわかんないから、誰かがちょっとでもそういうふうに思ってもらえたら、それは本当に自分にとって一番嬉しいかな。きれいごととかじゃなくて。でも大切にされてるところなんだなと思いましたね。
あまりにも本当にみんなに助けてもらいすぎてるので、いろいろ。助けてもらいましょうよ。助けられればいいんじゃないかなって。本当にそうで、本当に思いますね。
こんなに手伝ってくれるの?とか、そういうのをいっぱいお見せをすることによって味わえたというか、そうじゃなかった。でもわかんない。ティームワークで会社に勤めてお仕事してる人もそういう経験するんだろうなと思うけど、私はたまたまこういう自営という仕事をすることになったので、そういうふうに感じるかな。
年取ったのかな?
同い年ですから。でも今からですよ。今からですよ。私たち今からだと思いますけど、まだまだ。
この先っていうのはお店も継続してやっていかれると思いますし、イラストの仕事もずっと続けていくっていう感じですかね。
そうですね。オーダーしてくださる方がいる限りは、なんか続けていきたいなと思います。
最初の頃にもお話出てきましたけど、ご主人、私の聞いた先生でもありますが、お世話になっておりますけど、前その愛知県タイムでお話ししていただいたときに、すごいポジティブで前向きな人だっていうふうにおっしゃってたんですけど。
すごいポジティブだと思う。
そのなんですかね、英語さんとは違うタイプの感じなんですかね。
でも基本、似てる。かいさんみたいな超ポジティブではないですけど、こんな話したらあれですけど、こういう仕事、楽観主義者じゃないとできないと思って。
何年か後がっていうことばっかり心配してると、本当に日にいっぱい長いっちゃうから、なんとかなるさぐらいな感じでいかないと、お互いにその部分では合ってるのかなと。なかなか難しいですよね。
お仕事にしていくって。
そうですよね。あんまり先のことを考えると、不安要素ばっかりが出てくるような脳の仕組みらしいですからね。
今、今、今で、今をしっかりやっていくっていうのが、未来につながるっていうことを聞きますけど。
確かにそれに越したことはないと思うけど、なんか備えあれば売りますね。でもね、なんかやっぱり現状、あんまり先のことを考えすぎて怖がってても、そしたらもう今の状態も不安ですもんね。
この先、お子さんもどんどん減ってくしとか、音楽ってどうなんだろうとか。YouTubeでいろんなレッスンを上げてて。
実際に対面でやりたいっていう人がどんだけいるのか、あと何年後どうなんだろうとか、いろいろ考えたらキリがない。
何年経ってもやっぱりあった先生から教えてもらいたいっていう人もいるだろうし、全くね、どんな風になるかわかんないですね。
私はご主人のKaiさんに3年ちょっとギターのレッスンを受けてますけど、本当にKaiさん、いつも褒めて、励まして褒めて、褒めて、褒めて、褒めて、やっていただけるので、何とか私も続けられてますけど。
でもね、Kaiさんね、別にすごい心にもないことをあんまり褒めたりとかっていうわけじゃなく、あとなんか私が言うのもすごく変なんですけど、Kaiさん教えるの上手かなって思って。
本当に上手いと思ってたし。わかりやすいですもん。
そうなんですよ。
そうなんですね、本当に。
私もたまにギター教えてもらうんですけど、なんかね、待てる。すごく待てるんですよ。
そうかもしれない。尚且つ教え方が本当にわかりやすいです。
だから、全然イライラしないんで、本当に待ってくれる、理解するのも根気よく説明してくれるし。
それっていうのは、生徒だったら根気よくってあるかもしれないですけど、奥様とか身内に対して教える時も根気よくっていうのは本当に根気よくなんですよね。
身内だと感情的になっちゃったりする場合ってあるじゃないですか、よく。
私の方が案外家族なんで、先生というふうにできなくて、ちょっと休憩みたいにすぐなっちゃうから、私がちょっとダメなんですけど、すっごい根気よいですね。
だから先生向いてるなと思う。
すごい今のお話で思い出したのが、私が本当にレッスンを始めた頃に、私のタイプがどういうタイプの人間かっていうのは早めにすぐに察知されて、
伊藤さんは、サノートのどっちも使ってるから、感覚だけじゃなくて理論、両方を伝えたほうがいいと思ってって言われたんですよ。
その通りなんですよ。どっちもあったほうが私の場合はいいんですね。
感覚だけの人もいるじゃないですか。理論から言ったほうがいい人もいるじゃないですか。両方あったほうがいいんで、それを本当に最初の頃に言われたときに、すごいって思いましたもんね。
私は本当に感覚だけなんで、またそれっぽい教え方。
そういうことなんですよね。感覚の人には感覚の方を集中して教えたりされてるんでしょうね。
すごいわかりやすいですもん、私。
身内だから言ってるわけでもなんでもなくって。
すごい根気強く。だから教えるの向いてるなぁと思って見てますけど。
そうですね。わかりやすいですし、本当に。
今、左手のギターを押さえるね、ここの部分に力が入っててこうだっていろいろ説明してくれるんですよ。なるほどって思いながら。
それはそういって言えばユーミックはずっと生かしてやってくれるって思う。
たぶんそういう、やっぱりさっき言ったようにタイプによって説明の仕方を変えてるんだろうなと思って。
ところが、なかなか練習してこない生徒ですけど、本当に根気強く教えていただいてますけどね。
でも忙しいのにすごいですよね。本当にそういう楽器触る時間。
目標を次から次に立てて何とかやってますけど。
でもやっぱり音楽やってるっていいですよね。
何だろう、本当にタンバリンでもいいけど、何か音を奏でたりとかする時間があるっていうのは、やっぱり彩りが出ますよね、人生にね。
特にギターは一人でも弾いたりできる。
そうですよね。
弾けないよりは弾けた方がやっぱり広がりますよね。
音楽と成長の実感
隙間で少しずつでも、やらなければ全くやらないっていう風だけど、少しずつでもやるとね。
ユーミックに言いながら全然ギター上達してないんですけど。
初耳でしたもん、ギターやってるっていう感じじゃないんですよ。
コードも、あれ何だったっけっていうくらいの全然継続できてないみたい。
でも日々音楽に触れてるお客様たちをたくさん見て、楽器やったりも歌ったりする方を見てるっていうことだけでも、本当にその時間がすごくあるってすごい豊かですよね。
そうですね。
本当にちっちゃい子がレッスンに来て、どんどん何年か経って大きくなって、
あんなに発表会の時全然楽器できなかったんだけど、今も堂々転送してるのとか見ると親戚のおばさんになったような気持ちですね。
ちょっと本当に感動しちゃうかな。
いろんな感動を見てこられるのかなと思って、今までも見てこられてるのかなと思って。
音楽って、やっぱり職業も年齢も全然関係なく、すぐに皆さん打ち解けてるんですよ。キッチンから見てると。
それはすごいなって本当に。
別に音楽だけじゃなくて、何でもそうかもしれないですね。好きなことだったり、それで一緒に集まってる人とか。
いいですね。そういう空間にいられるっていうのは。
最後にですね、いつも聞いてる質問がありまして、伊藤美穂の工事スペースっていう番組名なんですけど、工事スペースって居心地のいい場っていう意味なんですが、
英子さんにとっての居心地のいい場は何ですかって聞かれたらどう答えます。
居心地のいい場?やっぱり家かな。
家なんですね。
家で猫。ごめんなさい、ありふれてて。
そろそろ違うんで本当に。
私音楽好きだけど、全然なくても平気というか。
この静かな無音の状況の空間も好きってことかな。
好きですね。でもやっぱり家かな。落ち着くのは工事スペース。
家で猫と静かに過ごしてる時間。
一番何も考えてないからかな、そういう時。
無になってる感じ。
居心地の良い場の重要性
もう一個はお客さんが帰った下のカフェ。
階のカフェのところで、かえさんと今日はあだったこうだったみたいな話してるのは、
その日残ったドリンク飲みながら。
そういうのも楽しくて、のんびりできるかな。
いいね。いいですね。
これかえさん聞いてほしいな。
かえさんなんて言うだろうな。
ゆみっ子は?
私なんだろうな。今いろいろ人生分岐点なんで、いろいろ思うところがありすぎて。
居心地のいい場は、自分発信の場かな、私は。
人の作った空間に行くのも、もちろん別にそれは楽しいんですけど、
自ら作り出す場かもしれない。
もしかしたら。
今改めて聞かれて、今の私はそうやって感じましたね。
それがラジオ番組だったり、こういったポッドキャスト番組だったりとか、
イベントの場だったり、そこでつくり上げる何かってあるじゃないですか。
それは自分発信の場だから、私は多分いこちんだなって思いましたけど。
確かに確かに。自分がつくり上げて、そこの中にいるっていうのが、
それは居心地がいいかもね。
そこにいろんな人が、一人完結じゃなくているっていうのは前提としてありますけど、
そうかもしれないですね。
そうか。
ということで、同じ中学だったんですけど、同じクラスになったことがないので、
じっくりお話しすることが今までなかなかとれなかったんですけど、時間が。
今日はね、結構いろいろお話ししていただきまして。
初めてゆっくり話したの、録音っていうのかもしれない。
すごいね。そっか。なかなかないね。ゆっくり話して、壁で話してって録音されてないですもんね、基本は。
確かに。これがポッドキャスト番組なので、ずっと残りますので。
私変なこと言ってないかな。
全然言ってないですけど。
しっとりと落ち着いた感じで喋る感じが、とっても私見てていいなって思いながらインタビューさせていただきましたけど。
ユーミック声がすごい通るから、
うるさいって言うとうるさい。
ナビゲーターに向いてるよね。
そうですかね。ありがとうございます。
ということで、今後ともどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。またギターも演奏しに来てください。
分かりました。ありがとうございます。
カイエーコさんにご登場していただきました。
カイエーコさんのことをもっと知りたい方は概要欄に記載しておきますので、そちらもチェックお願いします。
番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は、
Podcast音声アプリのフォローボタンをポチッと押していただくと、
新しく配信されたものがスムーズに聞けますので、番組登録をよろしくお願いします。
この番組は音楽事務所ロイスタープロダクションの提供でお送りしました。
それでは次回もお楽しみに。伊藤恵美子でした。
36:16

コメント

スクロール