1. 伊藤由美子のCozy Space
  2. 第239回「生みの苦しみの先に..
2025-08-10 29:29

第239回「生みの苦しみの先にあるものは?」美術作家:深堀隆介さん(愛知北FM第73回)

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▶️ 2025年8月マンスリーゲスト

『美術作家』深堀隆介さん

愛知北FM放送『伊藤由美子のCozy Space』3周年を記念して、特別にラジオ放送を配信します。(前編)

【愛知北FM 第73回放送 2025.08.04】

◆目次

()-オープニング

()-深堀隆介さんのご紹介

()-リスナーからのメッセージ紹介

()-明治村企画展について

()-作品について

()-最近、興味があること

()-深堀さんの好きな曲

サカナクション「怪獣」

(著作権の関係で曲はカットしています)

()-リスナー質問①

「絵を上手に描くコツを教えてください」

()-リスナー質問②

「子供の頃、金魚すくいは上手でしたか?」

()-エンディング

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◉深堀隆介さんプロフィール

1973年愛知県生まれ。1995年愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸専攻学科卒業。制作に行き詰まりアーティストを辞めようとした時、部屋で7年間粗末に飼っていた一匹の金魚に初めて魅了され、金魚を描きはじめる。国内外で高い評価を受けており「2.5Dペインティング」とも呼ばれる独創的な技法でつくられた金魚の造形を様々なかたちで楽しめる展覧会も開催中。

➡️ 深堀隆介オフィシャルサイト

➡️ 深堀隆介展 ホームページ

・・・・・・

◉愛知北FMにて第1・第3月曜日

13:00~13:30 放送

『伊藤由美子のCozy Space』

➡️ 番組YouTube 深堀隆介さんゲスト回


※番組内のBGMは全て著作権フリーの楽曲利用

※ エンディングテーマ『雨の音を聴きながら』

➡️ 小山卓治オフィシャルサイト

※小山卓治さんには楽曲著作利用許諾を

いただいています。セルフレーベルより発表

サマリー

第239回の「Cozy Space」では、美術作家の深堀隆介さんがゲストとして登場し、金魚に対する情熱や新しい作品について語ります。3周年を迎えたこの番組では、深堀さんがどのように苦悩を乗り越え、新たな創作に取り組んでいるかが明らかになります。深堀さんは、美術制作における苦しみと創造のプロセスについて語ります。彼は、自分自身が楽しむことが重要であり、苦しい経験の中でひらめきが生まれると信じています。また、歴史をテーマにした興味や作品の展開についても話し合います。深堀さんは、子供の頃の絵画体験や金魚に対する情熱についても語り、絵を描くことで自分を表現し、承認欲求を満たしていたことに触れています。

深堀隆介との再会
伊藤由美子のCozy Space第239回2025年8月のゲストは、美術作家の深堀隆介さんです。
今回は、愛知北FM伊藤由美子のCozy Spaceの番組3周年を記念して、
深堀さんにゲスト出演していただいた2025年8月4日のラジオ放送をお届けします。
では早速お聴きください。
皆さんこんにちは。United North84.2伊藤由美子のCozy SpaceナビゲーターのYumiko Itoと伊藤由美子です。
この番組は、伊藤由美子がいろんなジャンルの方々をゲストに招き、その人の素顔にすまるインタビュー番組です。
第73回第74回の伊藤由美子のCozy Spaceは、愛知県葛西市にある音楽空間ONDから収録放送でお届けします。
そしてですね、この番組2022年から8月からスタートして、今回でめでたく丸3年を迎えることができました。
はい、番組3周年を記念してゲストに美術作家の深堀隆介さんにお越しいただきました。
こんにちは。
はい、深堀さん。
ようこそ。
お久しぶりです。
ということでね、深堀さんとの出会いということでお話させていただくんですが、
さっきですね、ちょうど3年前に明治村の深堀さんのイベントに私出かけて行った時に、初めてそのイベント後にたまたまお話しする機会があって、
あれが最初の出会いかと思うんですけど、そこからまさかの3年後、今日、こちらのラジオまで来ていただいたということで。
はい、ゆみ子さんからラジオやってますっていう熱い。
もうくどいぐらい。
くどいぐらいオファーしてますね。
最初はお客さんでしたもんね。
前にいたライブペインティングの時に前にいたお客さんで、だと思ってたんですけど、私ラジオやってますということで。
そうですね、その後3ヶ月ぐらいして、2022年12月にインタビュー配信しているポッドキャスト番組にもインタビューを受けていただいて、今も配信中でございます。
ということでね、今日たぶん5回目ぐらいだと思うんですよ、実際お会いするのが。
そうですか、そうですかね。
ということでね、今日はよろしくお願いします。
はい、お願いします。
ではここで改めて深堀隆介さんのプロフィールをご紹介します。
1973年愛知県生まれ、1995年愛知県立芸術大学美術学部デザイン工芸専攻学科卒業。
制作に行き詰まりアーティストを辞めようとした時、部屋で7年間粗末に飼っていた1匹の金魚に初めて魅了され、金魚を描き始めます。
国内外で高い評価を受けており、2.5Dペインティングとも呼ばれる独創的な技法で作られた金魚の造形を様々な形で楽しめる展覧会も開催中の深堀隆介さんです。
ということで、CMの後深堀さんにお話を伺っていきます。
よろしくお願いします。
明治村での展覧会
ちょうどいいあなたらしくいられる場所を見つけてもらうために、様々なゲストの人生ストーリーを紹介しています。
ポッドキャスト番組伊藤由美子の工事スペース、アップルポッドキャスト、スポーティファイ、アマゾンミュージックなどから配信中です。
伊藤由美子の工事スペース。
はい、ここからは工事スペーストークということで、今日は美術作家の深堀隆介さんにお話を伺っていきたいと思うんですが、
その前に深堀さんへのメッセージが来ているので、そちらを紹介させていただきたいと思います。
今回、深堀さんがゲストと聞いて、あ、あの名古屋から高山まで歩いていく修行の話を思い出しました。
これ、さっきお話ししましたけど、ポッドキャスト番組のインタビューでお話ししているのを聞いていただいた方からのメッセージなんですけど、
深堀さんの金魚のお世話をしている時の声のトーンから金魚への愛の大きさが伝わってきて、
金魚の作品はもちろん深堀さんの考え方にとても興味を持ちました。
今回も深堀さんの面白いトークを楽しみにしていますということで、いきなり面白いトークを期待しますということでキャードルを上げてきましたけど。
いやもうほとんど喋り尽くしてしまったんで、もう出てこないかもしれないですけど。
いや大丈夫だと思いますよ。はい、ということでメッセージを紹介させていただいたんですが、
まず8月2日の日から明治村で深堀さんと明治村のコラボレーションということで、今回4回目になるそうなんですけど、
企画展が開催されるということなんですよね。ちょっとそちらの方のことについてお伺いしたいと思うんですが、
こちらは明治村の中で千早赤坂小学校構造というところの中で深堀さんの作品が見られるということなんですよね。
そうです。小学校の移築された小学校の構造があって、その中がちょうど展示スペースにもなっているんですけど、
そこに僕の代表作の金魚集だとか、最新作の平面絵画とか、そういうのとインスタレーションと呼ばれる設置していくアートですよね。
そういうのの平成新昼夜といって、2018年から全国巡回したインスタレーションも、
実は久々に組み立てて今回お披露目しようと思って、それも来ていますし、
もう一つは今回のメインの明治村さんが持っている昔の明治期のミングというか道具とか、
そういうかき氷器とか、そういうものにそこから金魚が生まれていたら面白いなと思ったんですよね。
それで発想したインスタレーション、金魚がそこから出てくるような感じのインスタレーションを今回初めて新作として。
そうなんですね。それもやっぱり明治村ならではの作品なんですよね。
はい。もうその道具たちを見てて発想したんで、これだとなったわけですよ。
次の新しい作品どうしようかなって4回目ですから、どうしようかなと思って。
今までもいろいろ展示してきている。
今まではいろんな昔の作品をなんとかできたんですけど、今回ばかりはもうないのでどうしようかなと思って。
でも自分としてもこういう展覧会の話があったら、やっぱり挑戦したいというかそういう気持ちがあるんですよ。
新しいことにね。
昔のものをただ置くだけじゃなくて、次になるヒントになるものを、こういう場を与えられたならそこをお借りして、
僕もそこで勉強させてもらうみたいな感じで、新たなものを作りたいなと思って。
今回はどうしようどうしようってもう本当にギリギリ。
最近まで悩んでいたような気がするんですよ。
そうですか。
つい最近まで。そこで言い出すと本当に3月頃までは全然着想できない。
形にも何もなかった。
でもある時ピンと来たんですね。ボロボロになった明治時代の道具たちを見てて、金魚が見えるわけですよ。
そこに見えちゃったんですね。
僕大体そうなんですよ。僕のことをご存知の方は大体樹脂の器の中に樹脂で金をかいている作家だと思っていると思うんですけど、その器に金魚が見えるわけですよ。
ボヤーと。
イメージが降りてくる。
それを描いているんで、今回全く一緒で樹脂を使っていないだけで、コミングを見ていたらボヤーと金魚たちが立ち上るように出てきたんで、これはこれをやれと言われているなと思って。
そうなんですね。
しかも明治村さんだからすごい持っているんですよ。昔の道具とか。普段見れないようなものがいっぱいあって。
それをある時明治村さんが行った時に、これがいいこれがいいと。僕は金魚が見えた道具をセレクトして、今回それをインスタレーションで並べて、そこから金魚が生まれてますんで、ぜひ見ていただきたいなと思っているんです。
それは見に行かなきゃいけないですよね。私実はお盆にいくつも予定にいるんですけど。
そこが新しい作品が生まれ出したっていう。
これは次の僕になるんじゃないかなというぐらい。
そうなんですが、次の僕になるんじゃないかということを言っていましたけど。
樹脂の作家みたいに見られていたんで。
有名でもあるんですね。
樹脂が有名になってしまったんで、あの人は樹脂作家だっていうふうに思われていたのが、僕はいろんなのやってたんですよ。
そうですよね。
だけど樹脂ばっかりが目立ってしまったんで、やっぱりどうしてもそこはもうやるしかないかなというか、僕もそれは生み出した責任として樹脂はやり続けるんですけど。
それとは違う、もう一つの新しい作風ないかなと常に考えていたんですよ。
次の。
でも金魚ですけどね。金魚は浮気しないんで、金魚は金魚でいきたいんですけど。
それが今回初めて形になったなと思って。
これは下手したらですね、もっともっと増やして、今1000匹作ろうと思って、1000匹います。
1000匹の金魚作ったんですよ。1000匹金魚作ってそれが泳いでるんで。
今新しい作品?1000匹?
1000匹。金魚作りみたいな金魚が1000匹いて、それが泳いでるんで、今度はそれが例えば3000匹とか4000匹とか。
どんどん拡大していく。
もっとたくさん作れば、いろんなところを支配できるかな。金魚がバーッと支配しているみたいな。
いろんな空間を泳ぎ回っているみたいなインスタレーションできるなと思って。
これはどこも場所の力を借りれば、どこでも泳ぎ回れる金魚が生まれたというか。
ぜひこれ口で言ってもちょっとあれなんで、実際に見ていただきたい。
作品制作の苦悩
実際に見るのが一番ですよね。
今の深堀さんがお話ししている熱量から相当いいものだなという期待感が感じましたけど。
ハードル上げちゃいましたね。
上げていいじゃないですか。
そんなに期待しないでください。
それもいいんじゃないですか。
ハードルを低くしておこうかな。
以前ポートキャストのインタビューでお話を伺った時も、金魚一つでいろんなものを表現できるとおっしゃっているんですよ。
ですから、さっき言われたように金魚は浮気しないと言いましたけど、金魚からいろんなものを今も生み出されているということだと思うんですけど。
先ほど言われた新しい作品どうしようかなって言った時に、3月の時点では何も形がなかったということで、
今今日が8月としたら半年もなかったっていうことじゃないですか。
そういった作品に対する時間のかけ方ってそれぞれ違うと思うんですけど。
それっていうのは結構海の苦しみってあると思うんですが、作家の方って。
それっていつもどう乗り越えれます?
いじいっていうか、最後はいじいですよ。
いじいなんですね。
時間かければいいってものじゃないんですよ。
音楽で言うと名曲はすぐ生まれるみたいな。
じゃあそれをすぐ生まれるんだったら私もって思うかもしれないけど、それが難しいんですよね。
苦悩して苦悩していろいろやってたくさん時間かけて作ってあんまり良くなかったな。
あれもういいやってガムシャラにやったらいい曲できたみたいな。
やっぱりベースがあってこそね。
制作の苦しみと創造
そうなんですよ。悩まないとダメだと思うんですけど、僕もやっぱり結構悩むんですよ。
時間かければみんなが納得するかなみたいなそういう人の目気にしだして時間かけだすと、
大抵自分が面白くない作品になってくるんですよ。
そういうことですよね。自分が面白くないからですよね。
ないんですよ。まず自分が楽しくなければダメだなと思って。
それでやっぱり最終的にね、僕昔もそうなんですけど、
そういう時間かけて作った面白くないなと思った作品捨ててしまうんですよ。
そうなんですか。
次行っちゃうんですよ。その次の締め切りまでの1ヶ月とかになっても普通は焦るんですけど、
焦りはありますけど、その時にブワーって出てきた作品って大抵僕のターニングポイントになるので、
いい作品だったっていうか、あるんで。
そういうことなんですね。
その段階をいろいろ経てのやっぱり新たなものがこれだっていうのが生み出されるってことですね。
そうだと思います。だけどそれがいつ来るかっていうのは本当に分からなくて、
もう本当に神様ここまで苦しめて、もうって言う時もありますよ。
もう全然寝れないし、どうしようみたいな時あるんですよ。
僕でも超楽観的で、この苦しみの先には絶対にひらめきがあって絶対いいことがあって、
分かっているというか、楽しんでいるというか、また来たか、この状態来たかってなったら、
来た来た来た来たって思っているわけですよ、もう一人の自分は。
嫌ですよ、もうやめたいみたいなのあるけども、なんかサーフィンしているみたいな、
津波来たわーっていう、でも登山かな、登山したことはないですけど、
でも苦しいけど行けば楽になるって。
この頂上、時間もうすぐだみたいな感じで、苦しんでいる時楽しんでいますね、逆に。
苦しんでいる時楽しんでる。
どっかで、やっぱりつらいですよ、つらいんですけど、でも絶対にそういう時に何か生まれるんですよ、
ポーンって、できたーって、今回もそれがあったんで、面白いなと。
あといい意味で肩の力があるんですけど、
新たなリアリティの探求
リアルな近所の深堀さんみたいなイメージがついちゃっているので、
そういうのをちょっと取っ払って、ちょっとリアルから離れようと。
もう一つのリアルなんですよ、すごく泳いでいる感じが出ているんですけど、
そういう、いわゆる写実とかじゃないリアリティ、デフォルメされたリアリティというかな、
そういうのがちょっと、今まだまだこれからですけど、
一つ一個のリアリティというか、
これからまだ改良して、もっともっと3千匹、4千匹、1万匹みたいなのを、
いろんなところで、それこそ国宝のお寺とかでもやりたいなと。
いいですね、いいですね。
泳ぐ金魚がバーっと、そういうところにいたらいいなと思うし、
ちょっとつけるのを、こうぶら下げたりするんですけど、
ぶら下げるのね、ちょっと難しそうだけど、
行ったら、もう一つのリアリティというか、
こういうのがいたらいいなと。
でも、それもう今見えているとおっしゃった、
イメージできているというか、もう必ず実現するということですね。
多分、見えると思います。
歴史への興味
いや、楽しみですね。
ちょっと私も本当に明治村に行ったときにね、
もう本当に楽しみにしたいなと思います。
なんかその最初の、今できたばっかりなんで、
これからどう発展するか、これで答えだけじゃなくて、
ここから、次。
ここからまたどう展開していくか、
というところも含めて見ていただくということですね。
そうですね、はい。
はい、わかりました。
またちょっとお話変わりましたけど、
今ね、作品のこととか金魚のこととかお話していただいて、
最近、全く仕事以外のことでもいいんですけど、
興味があることって何ですか?
歴史ぐらいしかパッと出てこない。
歴史?
歴史というのは具体的にどういったものですか?
山を成り立ちとか、あと古墳とかですね。
古墳とか。
もう本当に申し訳ないんですけど、古墳ですね。
古墳に興味がある。
古墳とか、だって明治村の中にも古墳あるんですよ。
はい。
ご存知ですか?
知ってます?
でもそんなに詳しくはないんですけど、はい。
だけどそういうのを教えてくださって、
でもなんであそこがイルカ池というのかとか、
そういう謎めいと。
明治村の本当に隣にある池がイルカ池という名前なんですよね。
池。
あそこには村が引っ越し沈んでいるらしいんですよね、江戸時代に。
そうなんですか?
はい。あそこは江戸時代の考え様子というか、
あのために咳止めて、中には一個村があると。
そういうことですね。
なんでかそこに池にしたのかとか、
なんであそこに終わり藤があるのかとか、
千元神社が下にあってとか、
はい。
絶対、なんで犬山というのかとか。
犬山という地名のね。
なんで犬山なのか。
で、桃太郎伝説があるのかとか。
はい。
ワクワクしますね、そういうのを見ると。
やっぱりこの辺りは、
かすがいの近くまでは海だったと思うので、
やっぱりここは絶対都市だったと思いますし、
この辺りも瀬戸も含め、
はい。
この辺りにはいっぱい都市があったと思うんですよね。
そういうのを想像しながら、
はい。
今は田んぼとかになっているけど、
はい。
当時はここに都があったんじゃないかとか、
ああ。
そういうのを想定して見ているというのは、
僕はすごく、
あの、
申し訳ないですが、
はい。
それは楽しいんですよね。
何回それを見ていると。
でも確かにそういったものの成り立ちとか、
いろいろな歴史を感じながら、
いろいろな想像を送らせたりするのって、
確かに楽しかったりとか、
はい。
しますよね。
楽しいんです。
大体名古屋とか、
今の都市部は、
昔はあれですよね、
湿地帯だったり、
そういう土地で、
今逆に田舎だったり、
みんなが人がいないところが、
昔のかつての都って結構あって、
そうやって見ると、
結構みんな東京だからって、
みんなロッポンギーとか言ってるけど、
僕から見ると渓谷にしか見えないので、
あそこは都市には向いていない、
渓谷ばっかりだとか、
はい。
そうやって考えると、
結構見方が変わってくるんですよね、
街のね。
そういうことですよね。
たまたま水北出身なんですけど、
そうですよね。
名古屋市の水北の出身。
本当にお外れの街だったんですけど、
その隣に桜田町っていうのがあるんですけど、
はい。
その桜田町、桜の田んぼって書くんですけど、
それがたまたま万葉集に出てきているんですよ。
そうなんですか。
はい。桜田にたずなき渡るあゆち形。
あゆち形って愛知県のあゆちになる。
はい。
愛知県語言。
万葉集に出てきているっていうのが、
はい。
なんでもない普通のベッドタウンが、
桜だ、なぜ?みたいな、
その衝撃があって、
衝撃があるってことですね。
30代とか20歳か後半かな、
それからですよ。
その普通の街並みとか都市が、
はい。
もう観光地にも見えるっていうか、
楽しいんですよね。
何でもない、
僕の土地何にもないとか言っている人いるけど、
いやいやいや調べてみ、面白いとこって。
そうですね。
それぞれの地名の意味もやっぱりありますからね。
そうですね。
そういうのは絶対に調べると思うんですけど、
そういうので、
あと何かここはかつて池だったんだろうなとか思うと、
今いい土地かもしれないけど、
ここは多分湿地帯だったな、
あんまり土壌悪いよなとか、
ちょっと他の方が土壌がいいなとか、
それでやっぱり大館屋敷はそこに陣取ってたりとか
っていうのはあるじゃないですか。
建築なんかでも。
そうですね。
今ね、ほかおりさんの話聞いて、
本当に歴史に興味があるんだなっていうのが分かったんですけど。
歴史ではちょっと偏ってます。
いいですよね。
それはやっぱりご自身が興味のあるところっていうところの視点で見ればいいわけですよね。
仮説をとてるのが好きなんです。
そういうことですね。
妄想です。
分かりました。
そういうところからもずっと作品作りにもつながっていくと思いますよね。
つながります。
はい。ということでね、いろいろお話ししていただきましたけど、
本日の工事スペーストークでした。
伊藤由美子の工事スペース。
はい。
今日はですね、
ここでですね、1曲お届けしたいと思うんですが、
ふかおりさんね、歌ってくれるんですよね。
いえいえ。
歌ってもいいんですけど。
冗談ですけど。
歌いますか?
違います。
ふかおりさんがね、今日好きな曲を1曲かけさせていただきたいと思いまして、
選曲していただいたのが、
魚クションの怪獣ということで、
こちらどういった理由でこれを曲にされたんですか。
僕も魚描いてるんで、
ちょっとシンパシーがあるっていうのと、
はい。魚クションと。
あとやっぱり怪獣が、
ちぃっていうアニメの主題歌になってて、
そのちぃがものすごい面白くて、
僕はもう、
ずっと久々に面白いアニメ出てきたなと思って見てたんで、
はい。
その歌とのリンクの感じもいいし、
はい。
すごい、あと考えられてる楽曲だなっていうので、
すごい、
さすがだなって思いました。
はい。
そういうことですね。
はい。
そういうことですね。
今日は深堀さんが好きな曲で、
魚クションの怪獣です。
どうぞ。
こちらは残念ですが、
著作権の関係で、
ポッドキャスト番組では配信できません。
番組トークの続きをどうぞ。
えーとですね、
深堀さんのね、
今からの質問をね、
届いているので、
そちらをね、
そっちの質問にお答えしていただきたいと思いますけど、
お手柔らかに。
そうですね、全くね、
深堀さんはどういった質問が来てるかね、
全然知らない状態で答えていただきますので、
はい、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
まず最初ですね、ラジオネームミルクさんから。
ミルク?
はい、2つ来てるんですけど、
深堀隆介の絵画体験
深堀先生は小さい時から絵が上手でしたか?
図工や美術の成績は良かったですか?
絵を上手く描くコツがあれば教えていただきたい。
深堀先生の金魚は生きて泳いでいるように見えて綺麗で大好きです。
ということで1個目の質問です。
わー嬉しいです。
どうですか?
子供の頃は絵が上手かったかというと、
そんなに上手いとは思わないんです。
今でも僕自分上手くないなと思っているので、
ただですね、好きでしたね。
絵を描くことだけが僕の、
子供の頃の何ていうんですかね、
唯一のその、
エスケープじゃないな、
そういう安全地帯じゃないけど、
絵を描くことでなんか、
消化しているというんですかね。
自分の中のフラストレーションとかも。
それと絵を描くことで、
上手いね、これ君が描いたのとか言われるじゃないですか。
誰かに。
それが自分の承認欲求を満たすというんですかね。
嬉しくて。
ちょっと引っ込み事案で、
こう見えて本当に人見知りだったんですよ。
ものすごい人見知りで。
後ろにこう、
親の後ろに隠れているような子で、
引っ込み事案だったんですけど、
やっぱりどこかあるんでしょうね、
自分の表現したいみたいな、
俺もここにいるんだっていうのを言いたい。
それが絵だったというか。
だからこう描いてました。
あと、うちのおじいちゃんがですね、
亡くなったおじいちゃんが、
絵を描いて、
描きになりたかったけど断念した人で、
絵は上手かったんですよ。
それを、
長崎にいたんですけど、
長崎のおじいちゃんが、
たまに正月だけ、
江戸の絵を送ってくるんですよ。
それが墨で描いた、
一筆描きのような、
イノシシやら、タツやら、
ウラサギやらというのが、
かっこよく見えたんですよね、僕には。
かっこいいと思って、
その筆さばき真似してました。
そこが、筆さばき、
やっぱり真似るっていうところから上手く描くコツが、
そこです。
やっぱり真似するってのも大事なんですね。
大事です。
あともう1個いいですか、ミルクさんから。
子供の頃、金魚すくいは上手でしたか?
生まれ変わったら金魚になりたいですか?
それとも人間、美術家になりたいですか?
って書いてありますけど。
難しい。
難しいですもんね。
最初は何でしたっけ?
金魚すくいは上手でしたか?
上手なわけないですよ。
全然今でもダメですよ。
でもね、
飼ってるでしょ、たくさん。
飼ってるでしょ。
手でこうやって掴むのがめちゃくちゃ上手いですよ。
手ですくうのが上手い。
わかるでしょ。
動きがわかるから掴めるってことですね。
こうやって。
多分普通の方はできないと思います。
本当に毎日金魚を大事に育てられちゃうからこそのお話だったと思うんですけど。
だからあの金魚すくい、
こうやって使う金魚すくいは僕はできません。
苦手ですね。
生まれ変わったらっていうことで書いてありますけど。
金魚か人間かっていうすごい宣伝ですけど。
人間に決まってるじゃないですか。
ということでね、ミルクさん人間だそうですよ。
ミルクさんから、深堀先生の金魚を見ると忙しい日常を忘れて、
時を忘れてしまい見入ってしまうということ。
見入ってしまいますというメッセージもいただいています。
ということでね、ミルクさんからいただきましたので。
本当に生まれ変わって、
もう一回美術家になるかはわからないですけど。
そこはわからないってことですね。
次はちょっと違う人生を歩んでみたいですよね。
分かりました。
はい、ということで質問ありがとうございました。
金魚と深堀の情熱
次回8月18日月曜日、昼の1時から1時半の放送も
引き続き深堀隆介さんのトークをお楽しみいただけます。
それでは次回もお楽しみに。
お相手はユミクこと伊藤優子でした。
この番組では、2022年12月から配信している深堀隆介さんへのインタビューを
第114回から第117回で聴いていただけます。
ぜひこちらもご視聴ください。
この番組をまた聴きたいなと思っていただいた方は、
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新しく配信されたものがスムーズに聴けますので、
番組登録をよろしくお願いします。
この番組は音楽事務所ロイスタープロダクションの提供でお送りしました。
それでは次回もお楽しみに。伊藤優子でした。
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