移住者の紹介とラジオの活動
はい、今日はですね、ゆうことタックのウィークエンドラジオに初めてゲストの方に来ていただきました。
ゲストの方はご夫婦でね、ラジオをされていて移住者の方で、旦那さんは元公務員で、今また全然違う仕事をされているということで、
ちょっと私たちも移住を考えている身として、いろいろ聞かせていただきたいなと思っています。
けいこといちの里山ラジオをされているお二人です。今日はどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと早速なんですけど、自己紹介的なものをお願いしてもいいですか。
我々は夫婦でラジオチャンネルをしていて、けいこといちの里山ラジオというラジオチャンネルなんですけど、
里山に移住して、その里山暮らしについて、日々のあれやこれを、ずれずれに二人で話して発信をしているということで、やらせてもらっております。
はい、めっちゃ面白いです。僕らも最近ちょこちょこ聞かせてもらうんですけど。
知らないことがキャットフィッシュなの。
生食べるのかとかいろいろ。やっぱり全然違うよね、うちらの。
リアルな雰囲気がわりと面白いなと思って。
お二人の掛け合いが、空気感がすごい面白いなと思って聞かせてもらっています。
ありがとうございます。
今日、我々も移住を考えているということで、いろいろな部分も含めた上で、お二人にお聞かせいただけたらなと思って、今回こういう場が実現したということで。
NGなしなんで、もう全然大丈夫。
林業への転職とその意義
もういいですか、いきなり質問いっちゃってもいいんですか。
お願いします。
いちさんって転職されているじゃないですか。
私たちも二人とも公務員で、移住したら全然違う仕事を作るとかも視野に入れつつなんですけど、
いちさんは公務員から臨業されているということで、それって初めての転職だったんですか。
初めての転職です。
30代ですか。
そうですね、その時転職したら31かに。
その時ってどんな気持ちですか、怖くなかったですか。
楽しみみたいな。
わくわくの方が上回ってる感じですか。
そうです、臨業がすごいやりたくてという状況やったんですけど、
早く転職したいなって感じで、実際に決めてからは楽しみでしたね。
不安な要素はなかったですか。
不安な要素は、給料めっちゃ下がるんですよ。
ですよね。
だいたい月10万ぐらい下がるんですよ。
だから、もう僕は多分結婚できひんやろうなって思いながら
いきましたね。
そうなんですね。
もう共同支援でいいか、それでも臨業やりたいって思ったんですか。
そうですね。
臨業といっても、切る臨業じゃなくて、僕は植えて育てる臨業なんですけど、
やっぱりこれが意義あるなというか、尊い仕事やなと思って、
もうそれはできたらできたでいいですけど、できひんってもしゃあないかなみたいな感じで。
ちょっと確率下がるけど、まあしゃあないなぐらいと思って。
そうですね。もうしゃあないなと思って。
臨業はいつからやりたいなって思ってたんですか。
昔から自然というか植物、木はずっと好きだったんですけど、
遠植を決意した、でも1年か2年前ぐらいですね、
結構具体化してきたというか、検討し始めたのは。
早かった。
きっかけみたいなんてなんかあるんですか?そういうふうに具体的に行動を起こそうと思い出した。
えーっとね、その職場の人員配置、次のポジションみたいなところで結構、
もしあと1年いたら多分僕、そこにまた6年とか7年たぶん張り付けになるやろうなっていうことは自分の中で分かってたんで、
そうなるともう37、8までずっと拘束かって思うと、もう今死なあかんなーっていうのが前提としてはあって、
いろいろ臨業のなんかテレビ番組とかもありますけど、やっぱりなんかその人との繋がりみたいなのが、
実際転職してから、いろいろな人と話したりするんですけど、
小学生の時にここはお父さんと一緒に植えたってもうよぼえぼのじいさんがね、山指さしながら言うてはったりとか、
綺麗に木切ったその山に、じいさんばあさんがここに植えてくれって頼んできはるんですけど、
木ってでも40年50年かかるんですよ、収穫するのに。じいさんばあさんは死んでるんですよ、100%収穫の時期で。
でもそれは何でするか言ったら、子供とか孫のためにちょっとでも財産になればって思って、
お金払って木を植えてって頼んできはるんですけど、
ダイレクトな人の繋がりみたいな、世代感を超えてる、そういう繋がりみたいなのがすごく見えるなと思って、かっこいいなと思って。
個人の人が頼んでくるんですか、植林って。
個人の人が、そうですそうです。頼まれますね。
もちろん国が持ってる国有林とか、そういう会社が持ってるところとか、整備したり木植えたりっていうことも全然あるんですけど、
だいたい個人の方が多いですね。
多いのが個人の方なんですね。
苗を植えるんですか。
苗をね、だいたい2年生ぐらい3年生ぐらいの苗で、だいたい60センチぐらいの苗なんですけど、
ちょっとだけ下に土がついた、ポットみたいな、ポット苗みたいな感じのをだいたい1日300本ぐらい裸の山に背負って持って入って、クワーで穴を掘って植えてます。
そういう作業なんですね。
そうですそうです。
結構ハードですね。
結構ハード、まあまあ楽ではないですね。
まあそうですね。
時期にもよりますね。暑い時期やっぱり全然作業効率ちゃいますもんね。
そうですね。だから暑い時は今は、植えるのはだいたい春と秋なんですよ。
で、夏は下刈りって言って、春に木を植えるんですけど、木よりも周りの雑草とかの方が伸びるのが早いんで、
あとはその草刈り機を持って山に入るんですね。
植えた木の周り、山全体を草刈りするんですよ。植えた木以外の植物を。
毎年行って、5年ぐらい欠かさずその山に入って、その木がでかくなって草に負けへんくなったらいいんですけど、そこまでは毎年夏は下刈り作業っていう作業があるんですけど、
それも大概暑いんで、この前までは朝5時半事務所出勤で、1時まで働いておしまいみたいな。午前中に。
そうそうそう、そういうサマータイム制度みたいなのをうちは導入してて、そういう働き方ですね、夏は。
逆にじゃあその切って運び出しみたいなのはまた別のチームというか業者さんとかがやるんですか?
そうです。うちはちょっと小さいわけではないので、森林組合なんですけど、僕らみたいなのを造林、作る林で造林班と、あとは林産班って言って木を切り出す班と、あとは運送班っていう3班あります。
運送班もあるんですね。
木を1個植えるのっていくらぐらいするものなんですか?
だいまね、だいたい50円ぐらいですね。
それが50円で依頼されるってことですか?
いやでも妊婦賃もあるし、当然1本ってないですもんね。
ないですないです。本土を植えるところは6ヘクタールって言ってたんで、6ヘクタールだとだいたい1ヘクタール3000本、2000本から3000本植えるんで。
結構びっちり植えるんですね。
いやそうですそうです。だからそこは6ヘクタールの3000本上なんで、一万…千本かな。
うーん。
ですから。
森林の人が頼んでくる。
林業の現場と安全性
そうそう、でも結構補助金みたいなのが入ってて。
木をね、例えば100万円…杉の話ですけど、杉をこの山切って100万円で、木全部100万円で売れましたってなるんですけど、
もう一回その採蔵林ですよね、植えて、僕らが夏の草刈りみたいなのをしたりとかして、もう一回収穫できるようにするまで、200〜300万円かかるんですよ。
完全に赤字なんで、それだったら切るだけ切って、植える人いなくなるじゃないですか。
そうそう、山ハゲ山になってまうから。だからそういうのを防ぐために補助金が結構入ってます。
うーん。
はい。
すごい面白い。
全く知らない世界。
未知の世界の。
補助金も、花粉の少ないやつを植えると補助金の出る額が多いんですよ。
今はそういう風にしてシフトしていこうとしてるんですね、国は。
はい、小花粉杉、小花粉ヒノキっていうのがあって、それを植えると補助金が高額になっている。
どうやってその花粉なしの杉開発したって言ってるけど、どうやってそんなの植え替えるんやろうと思ったら、そういうところで植え替えを進めていってるわけですね。
そうです。一回切って更新するときに、花粉の少ないものを植えてる。
うーん、面白い。
でも、林業って危ないイメージがあるじゃないですか、倒れてきたところに当たったりとか。
でも食事のチームだったら、危険さはまだマッシーってことですね。
いや、そうでもないですね。
そうでもないんですか。
夏の下がりやったら蜂多いんですよ、スズメバチがめっちゃ多くて。
あ、そっか、山あるんだよね。
僕はだからスズメバチ、一夏に3回くらい刺されて入院、アナフィラキシで入院したことあるし。
冬は冬で緩抜をするんですけど、緩抜の木が倒れてきて、僕足元雪で悪かったから、そのときに止まってたんですけど、チェーンソーの刃の上にこけてしまった、僕。
で、腕塗ったこともあるし。危ないは危ないです。
緩抜は食事チームの仕事なんですね、やっぱり。
そうですね、その下がりやら緩抜やら、そういうのは食事チーム。
緩抜も2種類あって、2種類では何種類かあるんですけど、林三藩の木を出す人たちは、列上緩抜って縦にダーッと一列、山をね、木を切っていくんですよ。
こんなら、木引っ張り出しやすいんで。
僕らがやるのは定性緩抜って言って、細い木とか朽ちた木とか、そういう弱い、
劣性木みたいなね。
劣性木、そうそうそう、あんまりお金にならへん木を林の中でランダムに切るような箱になるんで。
劣性木って。
そうです、ちょっとだから危ないですね、そっちの方が。
一列で倒す方が楽ちんですね。
なるほど、僕も林業を行った時、僕も登山が好きなんで、そういう単純な理由でちょっとだけいいなと思ってたこともあって、
わりとね、兵庫県の丹波の方とかもあるやろし、
そういいな、やっぱりどうしても結構わりと危険というか、
そうですね。
好きなんやなっていう情報があったんで、その時はそんなに天職も真面目に考えてなかったんで、
こんな仕事もあるんやなぐらいだったんですけど、いろいろ深々と聞いたらすごく深いですね。
面白いですよ林業、もしよかったら。
いやいいの。
でも奥さんとしては心配だったりします?
それはまあそうですね、もう行ってらっしゃいって言うけど、
今日帰ってこないかもしれないなみたいなのはやっぱ思いますよね。
そう毎回思うんですね。
思いますね。
そうなんや。
応援してるから幸せだし、それが一番かなと思っています。
本人が幸せに働いてるのが一番。
そうですね。
不意なくね、やっぱり生きなきゃいけないから。
そうですね。
でもそうやって面白いと言える、自分の仕事面白いと言えるっていうのはすごい羨ましいです。
かっこいいよね。
素晴らしいな。
狩猟の興味と背景
いやめっちゃ好きです僕はマジで。
そうなんや。
いやいいですね、巡り会えた。
そうですそうです、危ないは危ないです。
多産業のやっぱり何倍も死ぬんで。
そうですよね、労災とか多いですよね林業とか。
危ないは危ないですね。
あともう一個ちょっといろいろ聞きたいのが中に狩猟の話があって、
僕らは結構そういうジビエ肉みたいなのが好きで、割とそういう癖ある肉が好きなんですけど、
だから狩猟も結構興味があって、YouTubeで見たりもするし、
ジビエのレストランみたいなのも行ったりするんですけど、
狩猟は林業をやっててどういう経緯で始められたんですか?
狩猟も自分の中では興味があって、
一番最初はシンプルにイノシシとかのお肉が食べたいねっていう話から始まったような気がします。
25人。
じゃあ捕まえるみたいな。
釣られそうになるんですね。
確かにノリが釣りですね。
こんなんやったような気がする。
周りにそういろいろやってる人がたまたまいたとかっていうのはあるわけですか?
知り合いの知り合いが漁師さんだよみたいな情報をゲットして、
じゃあちょっと連絡先を教えてもらおうかってなって、そっからですね。
狩猟の実践と体験
ニキビ以外も捕ったことあるんですか?
穴グマですね、最近捕ったのは。
穴グマなんか美味しいらしいですね、すごい。
まだ冷凍庫に最近捕ったばっかりでまだ入ってて食べられてないんですけど。
まず捌いて冷凍するんですね。
冷凍しなくてもいいんですけど。
今は順番が。
食べる順番の問題で。
もう皮とか剥いでる状態ってことですか?
もちろん肉だけの。
皮剥がないと冷凍できないので、肉だけにして。
でもけいこさんはでっかい冷凍庫を買って。
そうそう、300から400リットルぐらいの業務用の冷凍庫。
自宅の裏に一応宅外なんですけど。
最初に皮を剥いだ状態のイノシシを、初心者なんでね最初は。
なかなか捌けないので皮を剥いた状態で漁師さんから譲ってもらったものとかを
そこにそのまま入れたりとかしてます。
皮剥いだだけのイノシシみたいなのがその冷凍庫に入ってたことはあります。
すげー。
まじで肉屋みたいな。
そうなんですよ。
それは怖くないですか?怖いというか。
いやもう全然怖くない。楽しい。
最初はやっぱり抵抗はありました。
そのものをやっぱり見るわけじゃないですか。
戸惑いみたいなのはあったし。
でもなんかだんだんとこう慣れていくというか麻痺していくというか。
そういう感覚になりました。
僕がその飼料の中で一番面食らったのは何かの
複数名でもちろん飼料その罠にかかったやつに留めさしに行くんですけど
知り合いの家に漁師さんと2人でまず行って
そのんで誘ってその3人で行ったんですけど
2人で行った時にそこでワンちゃんがいて
みんなでワンちゃんかわいがってるんですよ。
おーよしよしよしとか言って。
ワンちゃんかわいがってるのに
イノシシ見た途端その漁師の人が目の色変えて金属バット持って
どこか行こうかーみたいな感じで
2人でバットとかハンマーとかで叩いてるんですよイノシシを。
それで最初見た時は
こういう感じなんやと思って。
そこで死んだんですね。
大の大人が他者に向かって
他のイノシシに向かって暴力振るうとこで
まあ見ないですけど俺らは見ない。
そうそうそう。
そうなんですよ。
痛くて泣いたりもするしね。
イノシシのピーみたいなの言うし。
イノシシぐらいになると気を失えないですね。
もう頑丈なんでね。
アナグマとかだったらもうバーンて叩いて気を失ってそのまま刺してみたいな聞いたことありますけど。
はいはいはいはい。
そうですね。
いつもやらんとダメなんですね。
イッチさんが一番ビックリやってて作業として最初面食らったのはどの作業ですか。
いやまあ殴る。
でも僕お腹開くところはあんまり抵抗なかったんですよ。
なんかわかんないですけど。
それよりもなんか電気とかで感電させたりとかなんかそのバットとかで殴ったりとかなんかそのダイレクトに命を奪っている瞬間っていうのが結構。
そうですよね。
死んじゃってたらまだねもうまあしゃあないというかもうね。
そうですそうです。
命を奪う行為っていうのが一番響きそうですね。
そうですよね。
電気でバリバリされているときに獣もそのなんですか侵入からおしっこじゃーって出たりとかするんですよ。
そうなんや。
でもまあ誰かがやってますからね僕らが食べてるのも。
確かにね。
そうですね。
感じますね。
それをだからそれを感じるのが大事なんよね。
大事やな。
まあ鳥捌くのも一緒なんやから。
命をいただくっていうことなんやな。
そうですね。
アナグマって爪とかすごいんですか?
めっちゃすごいですよ。
もう結構大怪我しそうな感じですね油断してると。
えーそうなんですね。
クマ。
クマやな。
すごいな。
ちなみに好きですか?ジビワを好きなんですかねお二人とも。
もちろん。
めっちゃ好きですね。
もちろん好きです。
もうなんでも食べます。
この前は土壌汁かな漁師さんからもらったしスッポンとかね。
ままずももちろんそうですけどなんでも好きです。
スッポンはスッポン鍋?
スッポン鍋ですね。前食べたときは。
今もその時は自分でまたさばいたりとかもしたんですけど。
鍋でしたね。
でもあの鍋蓋パって開けたときに顔がね首から先がこう出てたりとか手がこう。
手がニュッと鍋から出てた。
ちょっと抵抗ある人は。
けいこさんはちょっと抵抗あった?
私は結構抵抗ありましたね。
こんにちはってされたらちょっとあれですよね。
そうです。
いちさんはもともとそういうワイルドな人なんですか?
キャンプとかは好きでしたけど。
全然そんなことなくってもともとシティボーイだったから。
シティボーイとか京都に。
そうです。
そんなワイルドなことは今までなんかしたことあるみたいな感じじゃなかった?
昔僕子供の時は獣医さんになりたいとか思ってた。
結構動物好きなんですよ僕。
すごい動物好きなんですけど。
全然だからそんな要素はなかったですね。
ある意味真逆と言えば真逆ですもんね。
だから実家の母親がこれを見たらどうもんやろって思いましたよ。
最初イノシシ殴ってるとき僕。
あんなに優しかった子がみたいな。
お前や。
バットで。
金属バットで。
でもそれは世の中の自然の設備というかそうやってみんな言ってますからね。
今でもいちさんのお母さんにはなんかかわいそうかわいそうって言われますけどね。
でもばあちゃんはもともと島根県の人なんですけど
狩猟の話したらええことしたなあ言ってばあちゃんはほむいてくれます。
やっぱ自然の設備がわかってるんでしょうね。
そうですよね。
きれいごとではね。
山でパック詰めで肉はないですからね。
結構処理とかも大変そうじゃないですか。
皮剥いで血抜きやってとかね。
そうなんですよ。だから結構先客の漁師さんがいいポジションやっぱり取ってあるんで。
殺して大体30分できたら早いうちに川の中で洗ったりとかした方が肉冷えるし血も流れるしいいんですけど。
そういう中近くに川があってかつイノシシがよく来るみたいなポジションは結構先輩の漁師が取ってたりするんで。
その辺の難しさもあるんですね。
ポジション争いがあるわけですね。
まさに縄張りが。
なるほど。
その人の近くに仕掛けたら気悪いでしょ。
それで縄張りって言うのか。
縄張りの語源自体は結構。
以前のエジプトで畑作ってた時にその縄使って個人の面積を出してた時に縄張り師っていう縄を張って面積を出す仕事の人がいて、それから縄張りっていう言葉があるん。
すごいね。
でも知ってますね。
今の流れでも答えられる。
すごい。
たまたま。
すごい。
ただものじゃない。
ただものです。普通のイノシシ殴ってるだけの。
その時点ですごいですけど。
なるほど。
そうか。
だから罠って毎回変えたりはするんでしょ?場所とかは。
そうそう。それがね。結構調べてはるんですか?その狩猟免許のこととか。
なんか4種類ぐらいあって。
そうそう。ほんで僕はくくり罠っていう踏み罠って言ったら足歩いてる道に仕掛けて、イノシシ殻踏んだらパシュってワイヤーしまって足捕まえるみたいな。
あれなんですけど僕は。あれだと移動しやすくて助かるんですけど。
なるほど。
箱の罠やとこれがもう結構移動大変。男3人ぐらいで軽トラに積んで動かさんなんので。
場所をいろいろ入れ替えてってするんやったら踏み罠というかくくり罠じゃないと結構大変ですね。
鉄の頑丈な人たちのね、あの哀れというか。
そうですそうです。
中国地方はカモシカいないんですよ。長野ですよね?確か記事ボロされてる。
長野カモシカいるでしょ?
いますね。
カモシカは天然記念物だから怪我させたり弱らせたりせずに解放しないといけないっていう決まりがあって。
多分皆さん箱でやってるんちゃうんですかね。この罠で足締めてもらうと内出血したりとか足外れたりとか広かったら足骨折したりとかっていうのもあるし。
実際その足ワイヤーにくくるやつから逃がそうとした漁師さんがカモシカに突き殺されたこととかもあるんですよ。
突き殺される。暴れますしね。
狩猟の社会的な意義
だから多分長野だったら皆さん箱なんかも分かんないですけど、箱なんかみなり両重持って山ウロウロしてっていう巻刈りみたいな。
ああいうのがちょっと分かんないですけど、あんまり踏み罠使ってる人ってそんなにやるんかな長野の方はってちょっと気になってるところですね。
なるほどね。そういうリアルがあるんだ。地域によってね。
そこまでの想像力が働かせてなかったんですよ。
中国産地はカモシカいないんでもう別に関係ないですけど。
へー。
狩猟をしてて命の危険みたいな感じたことありますか?
僕は今のところはないですけど、やっぱりワイヤーで足くくってるだけだから外れて猪が走り出して、僕の反対側に走ってったことはあります。人がいい方に。
自分の方に走ってきたら怖かったなと思いますけど。
へー。できるかな。
なんかダニーとかの話もさ放送でされてたじゃないですか。
あれはお腹を開いたらダニーがいるんですか?
林業への転職
いやいやもうお腹開かずにその表皮に例えばその股のところとか瞼のところとか耳のところとかその皮膚が薄いところにダニーが溶けついてるっていう感じですね。
それを取るんですか?
いろいろやり方はあって、僕はそのツルして皮で包まれるような感じにしてやってるんですけど、バーナーみたいなんで炙ったりとか。
バーナーで炙るとケイとかも肉につきにくくなるんで、プロとかは結構バーナーで焼いてダニーとケイと。
解体するっていう人もいますし、高圧洗浄機みたいなんでバーって水でダニー飛ばしてっていう人もいますね。
高圧洗浄機は割と最近の手法ですね?
そうですね。
そういうので狩りのやり方も変わってくるかもしれへんねんな。
ダニーって見える大きさって?
見えますよ。結構でかいです。
それが自分についたら噛まれたりするんですか?
僕は仕事中ですけど噛まれたことはあります。狩猟中ではないんですけど。
噛まれたら痛いんですか?
あんまり分かんないです。皮みたいな感じで。
でも、病院館とダメなんですよね?
そう。メスとスプーンを合わせたようなやつで、肉ごとたこ焼きひっくり返すみたいな感じで、ダニーがついてるところごと肉ピッて取るみたいな感じでした。
そういうのは登山でも。
今年特に言いますよね。ダニー多いから注意みたいな。結構どこにでもおるから。
みんな夏なんか肌出してるから。林業の人は当然長袖とか。
山の中はいろいろ虫。武養とかアウとかもいっぱいいてるでしょ?
います。います。います。
噛まれたら。人によりますよね?3日くらいで治るという人もおったり、2週間くらいかかる人もおったり。
そうですね。全然それは人によって違うので。僕はスズメウチ結構長いんで、2週間くらい腫れてたりするんですけど、早い人は全然次の日とかから仕事出たりとか。
アナフィラキシーって言ったらアレルギーの過剰反応みたいなんですよね?
はい。
だからアレルギー反応が少ない人はアナフィラキシーって言うほどでもなく、ちょっと痛ってなって次の日くらいからは?
もう全然。その日の仕事終わりにそのまま道の駅行ってトマトの苗買ってくるわ、言うたはる人とかもいるんで。
全然のんきなもんですね。その人は。
強いな。なかなか修行も、めちゃくちゃ重たいからなかなかみんなで移動させるとダメなんやな。
そうなんですよ。結構突然連絡。今朝も連絡をしてきはって。今、6時以内に。今からシェカかかったけど行けるか?みたいな感じとか。
だから朝7時から予定あってとか言ったら、わしは今5時から起きてるし、行けそうやなみたいなこと言われたりとか。
そういう中で付き合いみたいなのをある程度しておかないと、自分も頼みにくいし。
やっぱなんかこう、師匠みたいな先輩両親とのつながりをまず見つけるみたいな。
さっき狩猟免許取って師匠みたいなのを見つけるみたいな。
そうですね。狩猟免許取ったら地域の領友会みたいなところを紹介してくれたりとかもあるので。
領友会によって結構スタンスが違うんですよね。面倒見のいい領友会の会長やったらいろいろ世話してくれますけど。
人間関係の重要性
全然もうそれは各々で勝手にやったらええやんかみたいな人も当然いるし。
僕が実際今一番お世話になっている方は別の領友会の方です。
自分が所属している領友会とはちょっと違うところ。
ほんまに個人の反りがあるというか、いろいろ気があってその人と婚姻にされてるみたいな感じになるんですね。
そうですね。紹介みたいなのもあったんですけど。
めぐり合わせですね。
やっぱり人のつながりですよね。
なるほど。具体的によくそういう地方じゃないけど、僕ら住んでるところも地方だけどね。
そっちの人が好きなところに行ったらそういうのがすごい色濃く出るって言うけど、具体的にってなったらそういうところになってくるわけですね。
その部分についてはね。
そうですね。家も実際は紹介みたいなのも結構その骨みたいなのがでかかったかなと思いますね。
そうでしょうね。
顧民家を賃貸されてるんですよね。
そうですそうです。
その顧民家の話も聞きたいなと思ってて。
なんかDIYをそのトイレ、組取式のトイレを水泉に変えたとか。
そうですそうです。
どれで倫理されたんですか?
うちはもう全然2人ともDIYが全然得意じゃなくて、だからもう全部業者にお願いなんですけど。
知り合いのつての業者さんみたいなんで。
それも結局コネみたいな。
結局コネなんですけど。
なるほど。
今度はその知り合いに来てくださった方と、今度またけいこさんが放送の中でも話題にしてましたけど、
その料理教室とかしたいなーってちょこちょこ岡山市内の街中でしてたりするんですけど。
その業者さん、来てくれはった業者さんとお話しして友達になって、今度はその人が料理教室に来てくれはるみたいな。
だから自分らで全部やってもいいんですけど、
その業者さん、来てくれはった業者さんと話して友達になって、新たなコネ作りみたいな側面もあるんで。
へー、そんな側面があります。
もともとお二人は人付き合いというか、こういう関係はわりと広いようなタイプのお二人だったんですか?
私はそんなに積極的ではなかったけど、
でもやっぱり田舎で私は生まれ育っているので、
人の繋がりがやっぱり物を言うっていう愛観はすごくあって、そこは大事にしなきゃいけないなっていうのはわかってて。
で、一丹が結構人付き合いが得意だし、コミュニケーション力も高いから、そこですごいコネが繋がっていったみたいな。
移住生活の実際
でもね、僕ね、人見知りだからあんまり人と付き合いたくないんですよ。
人見知りですか?
人見知り。
だからあんまりほんまは人と付き合わずに生きていたいな、その方が楽やなって思ってるタイプの人間ではある。
高校の友達とかもほんま仲良かったら一人ぐらいしかいないし。
たくさんも一緒やん。たくさんもそんな感じで。
あんまりね、しんどくなるから。
多分色々気を使いすぎるんですかね。
それはあると思いますね。
分かりますね、なんとなく。
やっぱり田舎だと避けて通れない。
そうなんですね。
人口的にはどれくらいの規模?
人口ですか?人口で言うとね、むちゃくちゃ少ないです。2万何度ですね。
でもうちらが移住したいなって思ってるとこって7000人とかそんなとこやったんですよ。
近隣やったら5万人とか。
面積、人口密度的にはどれくらいなんですか?
密度は分からない。
多分そんなにギチギチではないですね。
うちのところの人口密度で言うと1平方キロメートルあたり30人ぐらいなんですよ。
今調べたらね、そんなもんですか?
もし可能やったら、結構それで僕田舎に引っ越してきて初めて
僕もともと宇治市に住んでたんですけど
転勤してきた2日目に宇治市って人口何人って聞かれたんですよ、先輩から。
人口を気にするって。
したんかなみたいな、田舎の方あるあるなんかもしれませんけど。
人口聞いてくるってあんまないでしょ。
趣味はとか、休みの日何してんのとか。
そうなったら分かるけど、人口何人って言われたのがあって
いやいや分かんないっすみたいな。
今人口密度聞かれて同じような状態になってます。
そうでしょ。これ田舎の遠く森というか。
僕らのところが大体30人ぐらいなんで、これより少なかったらもうちょっと田舎っぽいし
これより多かったらもうちょっと町っぽいかもしれない。
多いですね。180人ぐらいですね。
ほんなら僕らのところ6倍人いるんですね。面積的には。
そうですね。偏っているとかがあったりしたらね
都市部というか中心部はすごい人おるけどそうじゃないとかとか
その辺はちょっと分かんないですけど、一応数字だけで見たらそんなんで。
僕らは結構不便やから、もうちょっと正直人いた方がお店も近いし
便利やなって思うことは病院とかも不便なんで、めっちゃそういう風に思うから
180人っていうのは僕らは羨ましいです。
子育てをするにあたってインフラがあった方がいいので
老後とかだったらもしかしたらいいのか。
もうちょっと子供が大きくなってとかだったらいいかもしれないけど
子供のこととかを考えると、どこに住むべきなのかなみたいな
自分たちのあれを優先すべきなのか、嫌々っていう風になるのか
もうちょっと街中の方とかそんなものは考えていかないとなっていうところ
難しいですよね。
学校とかは車で送っていく感じですか?
スクールバスがあってそれに乗って行ってますね。
保育園は送っていくんですよね?
保育園は送っていきますね。ちょっと遠いですね。
車で。
15分ぐらいあれば行けるんですけど。
全然じゃあ。
スーパーとかもそれぐらいですか?
スーパーってなったら2、30分ぐらい片道で。
でも信号なしの道でっていう感じ。
でも信号めっちゃ嫌いから信号なしのさ。
信号全然僕職場まで行くときに
感知式信号ってあるじゃないですか。
感知式信号の僕らの道優先で1個あるだけなので
だいたい引っかからないです。信号1つも。
引っかかったらもうなんやなんやぐらい。
なんやねんって慣れてますね。だからその時は。
車は一応荷台持ってはって。
そうです。
冬とか凍結するんですか?
します。
なるほど。僕らのところももちろん冬はマイナスで凍結するらしいんで。
不便ですか?凍結したら。
不便ですよ。
不便。家が感染道路のすぐ脇とかにあったらそんなに困らないとは思うんですけど。
ちょっと奥まったところ細い道を入って奥に入っていってとかだと
その細い道が凍結してそこを全部塩をまいて
塩をまいて溶かしてからじゃないと出れないとか。
塩をまいて溶かすんですね。
凍結防止剤。
だから雪がひどい時は朝4時に起きて1回感染道路まで雪かきして
もう1回6時くらいに起きたらまだ雪積もってるからもう1回ざっと軽く雪かきして
ほんで仕事行こうかみたいな時もありました。
塩まいてね。塩まいてから。
結構雪は多いんですか?
雪は多いですね。
結構多い地方なんですね。
そうですね。各年ぐらいで土壌雪になりますね。
フラン都市もあるんですけどその翌年ぐらいは大概結構降るんで。
なるほど。
寒いし雪は多いしみたいなところでちょっと似てるかもしれないですね。
そうですね。
ティラーの行きたいとこって雪はそんな多くないかな?
雪はそんなにめっちゃ積もるわけではないらしいんですよ。
僕らも冬を体験してないんで。
でも寒さはマイナス10度とかそれぐらい?
同じぐらいですね。
そんなら凍結とかもちょこちょこあるでしょうね。
凍結はもう絶対するでしょ。
狩猟と移住生活
だから11月になったらタイヤは履き替えてマストで。
お二人は今車2台持ってはるんですか?
持ってます。
もし箱穴やらはるんやったら軽トラもプラスでかわはるんですか?
そうなるでしょうね。
具体的にまだ狩猟、向こう行ってからの話です。
向こう2軒とか出ないんで。
でもやるなら僕は箱穴なんかなって勝手にちょっとぼんやり思ってたんですけど。
そうなんですね。
10話はたぶん厳しいだろうと。
一気にハードル上がるか空気銃はちょっとわかんないですけどね。
10話は持つのにお金もかかりますしね。
免許の更新もすごいお金もかかるとか聞いたんで。
だったら罠のどっちかでなるんやろうなーとかってぼんやり考えてて。
農的な暮らしとかって言うてるんで、それやるんやったら絶対に軽トラはマストなんで。
一台主婦にして、一台を妻が使って軽トラを僕が使うとか。
そんなんなんかなーってぼんやりが思った。
良さそうですね。
僕らもだから軽トラはちょっと欲しい。
今は違うんですね。普通の車が荷台というか。
うちは今、軽自動車私が乗ってて、レイチさんがミニバン。
ミニバンでも後ろ倒して、プラスチックのこのでっかい箱みたいなの乗せて、
そこにいのししとか乗っけてやってるもんね。
ちょっと臭い。
乗せるとちょっと臭いのがちょっと困るらしいんですけど、それぐらいで支障はなく。
道場中はね。
でもやっぱり罠積んでね、山の中入っていくとかはミニバンじゃさすがに無理なんで。
薪ストーブの使用
軽トラは欲しい。
何かと便利ですもんね。狭いとこも行けるし。
田舎やから草刈り機とかチェーンソーとか持って運ぶってなった時も油漏れても
軽トラやったら全然シャーっと流して終わりなんで。
ちなみにお家ってある程度断熱みたいなのしてるんですか?
断熱?
窓はちょっとしたな、二重窓みたいな。
二重サッシ。
全然ちゃいますよね、多分それだけやるだけでね。
あとはもうそれができない縁側とかはプチプチをめっちゃ貼って。
とにかく窓という窓にもプチプチを貼りまくって。
小民家って通気性がめちゃくちゃいいんですよね。
通気性をあらゆるところを塞いで殺してしまうと今度カビたりとかいろんな刺繍が出てしまうので。
難しいな。
難しいんですよ。
なのでもう床暖房をちょっと入れたりとか、あとは薪ストーブを入れたりとか。
断熱はあんまりできてないな。
断熱はあんまりできてないかもしれない。
薪ストーブと床暖房あったら全然快適じゃないですか?
結構快適ですね。
もう薪ストーブが強すぎる。
でも料理とかもできるんじゃないですか?できないのか?
そうなんです。できますできます。
ちょっと燃えてる木をちょっと脇に避けたりとかして。
中でピザ焼いたりとか、上に鍋置いてコトコト煮込んだりとかみたいな。
ジビエを長時間煮込むとかもすごい向いてるし、薪ストーブだとすごくいいですね。
ちょっと憧れの生活ですよね。薪ストーブがあるって。
薪ストーブもね結構その設置場所が結構僕ら悩んで。
僕らドマなんですよ。玄関にあるんです。
でもリビングに今に設置してる人ももちろんいて。
どっちにするかなーみたいな感じで結構悩みましたね。
決めてはなかったんですか?ドマにした?
業者さんがおすすめしてくれたんですよ。
灰とか木くずとかそのゴミとかの掃除がすごく楽ですよ。
薪の搬入とかもね。
確かに近いですもんね。
その代わりでも家の中で最も温かい快適な場所がドマになるんですけどね。
玄関。
みんな玄関に集まるみたいな。
でもドマが一番冷えるからね。そこを温めれば家も温まる。
でも結構大きいのじゃないと今まであんまり熱が。
ファンみたいな風マットのファンをストーブの近くに置いてみたりとか。
できるだけ大きめのストーブを買ってみるとか。
ドマに置いてても温かくなるためのいろいろはしてますね。
リビングに設置するんやったらもうちょっと小さい薪ストーブとかでも良かったかなと思ったりするんですけど。
とにかく寒いっていうのは分かったし、私も寒いのが苦手なので。
とにかくもう薪ストーブはでかいのお願いしますみたいな感じですごい探してもらいました。
大きいやつ大きいやつ。
本当にでもめっちゃ寒くて冬に下見来たんですけど、足冷たすぎて子供泣きましたからね。
泣いちゃった。冷たいって言って。
寒さで泣くぐらいの。
やっぱり一回真冬の本当に凍ってる寒い雪が降ってるみたいな時に一回見に行ってこれぐらいかみたいな体感して良かったなとは思いました。
なるほどね。それは気にはなってるけど避け続けてるんですよ。
スタンドレスが絶対いるじゃないですか。
いますね。
向こうに住むって言われたら当然買う覚悟はあるんですけど、まだ行きもせんのにスタンドレス買うのもなぁみたいな耳の足を踏んでるけど、
ただ寒いと結構みんな言われるんですよ。移住の相談行った時もまず寒い時も着といた方が良いですよみたいな。
やっぱそうですよね。
でも夏も行った方が良いですよ本当に。近くにどんだけ草生えるか次第で草刈りの頻度とか。
道がすごい草で塞がったり横からバーっと伸びてきてて道に追いかぶさるような時やったら頻繁に草刈りしないといけないし、だから夏と冬は行った方が良いと思います。
ちょっとじゃあ冬を…
一回ね。
寄せ向けてても何とかなるやろという気持ちでいてましたけどちょっと冬を…
結局でも何とかするしかないから何とか…
寄せしまったらね。
そうそう。それはそれで良いと思うんですけどね。その時考えるみたいな。
そうですね。薪ストーブをバカデカイのうちに入れるとかね。
どこに置くのも結構いろいろ検討なさったら良いと思います。
すごいそれもリアルな話ですね。
そうですね。リアルです。
本当に暖かいのでめっちゃおすすめです。
薪の用意がね。
大変なんですよ。1年目は薪を用意できなかったんで買ったんですけど、
だいたい7.5か8キロぐらいの薪でだいたい500円やったんですね。
思うでしょ。でも年間だいたい2トンから3トン燃やすんですって。薪ストーブユーザーって。
ってなると結構長く…
そうですね。
だから近くに…僕林業してるから都合良いんですけど近くにたまたま小ならとか薪の木出る仕事を紹介してもらったんで
これ持って帰っていいよって言われたから家に持って帰って薪割り機で割ってみたいな感じでやったからある程度安く済んだんですけど。
乾燥がねまた大変。結構太い薪だと1年2年乾燥させないと使えないんですけど。
いざがまに使ってるみたいな細い薪にしたら半年ぐらいで燃やせるんで。
だからあったかくなってきたらちょっとその薪の木探して細めの薪やったらその年の冬から使えるんですけど
太い薪を用意してるともう来年の用の薪とかになるんで。
結構だから計画的に薪集めないと買ったら高いし。
常にじゃあもう秋になる頃にはもう薪のあれが乾ききってパンパンになってるぐらいで
できたら止まらないと途中で切れちゃうみたいなことがあるわけです。
子育てと林業の両立
そうですね。だからうちはその薪割り機をイワツ式のやつを買いました。
すごい便利です。
斧で割れないんですよね薪が。
斧も買ったんですよ。買ったんですけど結局割れなくて。
難しいんですか?
難しい。そもそも同じところに振り下ろせないんですよ。
そうですね。
ただいっぱい傷がついていくだけ。
なるほど。
買ってやって薪ついたまま振り上げて薪を叩きつけるみたいなそういうのでもないんですね。
カンって刺さったやつを持ち上げるっていう筋力ってめっちゃいるんですよね。
結構重くて。
叩いたら下に何を引くか問題があって。
普通に自家の地面とかで木を敷いたりするんですけど。
木をバンって叩きつけた時に木がバンって割れたりとか。
なんか結構難しいんですよ。そもそももろもろの。
玉切りした薪が10キロぐらいある。それを持ち上げるのをすごい斧にくっつけて。
多分不可能じゃないかな。
そうですね。
結構だから難しいですね。
薪割りうまい人が近くにいたんでアドバイス聞いたんですよ。
どうやって振り下ろしたらいいですかねみたいなこと聞いたら。
それはあれやなって。
薪割りっていうのは背中で割るんやみたいな意味わからないアドバイスやったんで。
あーなんか背筋使えってことですね。
背中で割らなあかんみたいなこと言ったって。
腕じゃないんや。
雑議談みたいなこと言わんなこの人。
結局だから薪割り機ウィーンバキバキっていう。
でもイチさんは結構林業やってるから背筋もあるし筋肉がかなりある方なんだけども、
1メートルぐらいある斧の先に10キロの薪を挿したまま振り下ろしてみたいのがやっぱりできない。
何回かはできるんですけど、それを例えば長時間1時間とか2時間とかで割るんですよ。
そうでしょうね。
10キロ自分の子供ぐらいのやつを後ろにやってもう1回下に行ってやる。
確かに。
林業館のイチさんが1個の薪を割るのに30分とか1時間とかかかったから。
慣れてへんってのはあるけどな。
だから薪を自力で用意しようと思ったらその薪割り機みたいなやつを、
結構いろいろ手動のあるし電動もあるし、エンジン式もあるし、
結構いろいろ種類あってまたこれも購入悩んだんですけど。
その辺はいろいろ研究したね。
その意義は図式を選ばれたということですね。
そうですね。
エンジン式のね。
そうそうそう。
いや、そんなんもあるんや。
だから結構思ってたより雑多な業務が発生するんですよね。
月から金まで働いて土日は薪割りするか、木取りに行かなあかんかとか、
罠に餌やりに行かなあかんなとか、草刈り行かなあかんなとか、
なんか結構いろいろ週末は週末で雑多な仕事が発生しますね。
子育てもあるから本当に時間が多かったね。
ないね、今はだけど。
そうですよね。
下のお子さんって1歳何ヶ月とかですもんね。
一緒ぐらいだと思うんですよ、たぶんうち。
今9ヶ月。
うち7ヶ月、1歳7ヶ月やから。
そういうのを見ながら、しかも上が3歳とかなんで、
それ見ながらそういう薪割りとかやるって結構ハードやな。
めっちゃハードかもしれない。
リキ、しかもエンジンしきりでうるさいんでね、
昼寝の時にできひん。
そういうのだから難しい。
お昼食べたら薪割りするか言っても、
昼寝するから近くじゃできひんなとか。
そういうふうに言ってきましたね。
リキも朝早くからはちょっと、
外からやっていこうかとか。
でもね、子供がいる状態で、
移住後の生活の変化
小さい子供がいる時にいなくなって、
むっちゃ喜ばれますよ。
地元の人に?
むっちゃ喜ばれますよ。
すごい可愛がってくれるし、
服とかくれたりとか、
お菓子とかジュースとか持ってきてくれたりとか、
めっちゃ可愛がってくれます。
それは確かに。
お祭りとかもね、
子供が参加してくれる人増えたりとか、
子供が参加してくれる人増えたりとか、
子供が参加してくれる人増えたみたいな感じで、
喜ばれたりとかありますね。
なるほど。
うん。
面白い。
でもちょっと具体的に、
実際の人の話聞いたら、
本当に想像力がすごいです。
まあそうですよね。
なんとなくイメージしてた部分が、
結構ビジョンが見えてくるというか。
そうそう。
ハードルもありつつも、
ワクワクする部分も出てきますね。
よかったです。
よかったですね。
これね、お二人の放送も聞かせてもらってるんですけど、
ありがとうございます。
移住ってね、
お二人が結構悩んだりされてるのをすごい気持ち分かるし、
他にも移住しようとしてる人から相談を受けた時もあるんですけど、
その時に僕言ってるのが、
けいこさんはピンとくるかどうかわからないですけど、
移住っていうのが、
擬似的な死に近いですよねって言ってるんですよ。
はい。
今までの人生を捨てて、
新しいところに行くわけなんで、
擬似的って言ってるのは、
死後の世界ですよね。
移住後の世界結構いろいろ考えちゃうから、
すごく悩むし、
ただ擬似的って言うだけやって、
もう一回できるから別にまた。
そうですね。
そこで一回決まったら、
そこにずっと杖の隅かにしないといけないっていうこともないので、
別にどんだけ自分たちの中でハードルがあるかわからないですけど、
ハードルがあるのは死ぬに近いようなイメージなんで僕の中では。
真面目な人ほど、
だから難しいってすごくよくわかるけど、
また移住もできるしっていう気楽さもあったりで、
だからすごい難しいやろうなと思いつつ、
応援してますもちろん。
自然とのつながり
ありがとうございます。
深く考えすぎないようにってことですよね。
擬似的やし、
次もあるかもしれないし、
でもそれぐらいの気持ちでいらないと、
エイリアンってできないよね。
いろいろ考えすぎたら、
がんじがらめになって動けなくなるから。
それはありますね。
プラスの要素だけを考えていくしかないんやろうなっていう風に。
特に結構我々も、
家も処分しないととか、
買っちゃってるんで。
そういう金銭的なデメリットもいろいろ心配もあるけど。
2人とも無意味だし、
それを手放していくっていうのがなかなか勇気いるけど、
でも今の生活に満足してないから、うちらが。
このまま死んでも多分もうちょっと、
人生後半ちょっとガラッと変えていきたいみたいなのがあるから、
それをワクワクとして行くって決めて、
行きたいからこういう風にリアルな話を聞けると、
めっちゃ楽しい。
いい話もいろんな話も含めて、
現実も含め。
大丈夫ですか?
参考になっていれば。
何か聞き忘れたことというか、聞いておきたいことみたいな。
僕、奥さんの料理で1個アンチョビピーマンのやつ見て、
この日に作って、めっちゃ美味しかったんですよ。
ありがとうございます。
僕も料理すごい好きなんで、
どうやったら上達するか分からないんで、
発想ってどっから来るんやろうと思って、
僕アンチョビもめっちゃ好きなんですけど、
これをアンチョビと合わせるっていう発想がまるでなかった。
学んだりしていろいろやってるところはあるんですけど。
いやでもすごい。
めっちゃ美味しかった。
だいぶ発祥ってアンチョビペーストとかでやったんで、
作ったんですけど、それでもすごく美味しかった。
美味しいですよね。
美味しいですね。
いやなんか、面白いなと思って。
ありがとうございます。
発想力が。
ありがとうございます。
田舎に暮らしてると、
どうやってこの大量の野菜を食べようみたいなところとか、
いろいろ考えるようになります。
与えられたものの中でどうやるかみたいな。
これを作ろうって言ってスーパーに買いに行くんじゃなくて、
大量にもらったこれどうしようみたいな。
そういう考え方はすごいしてる気がします。
なるほど。
今日はこれやったから、同じじゃ飽きるから次あれとか。
そうですね。それもありますね。
それもあって、いろいろ出てくるっていうのもあるんでしょうね。
いやでもいいな。
すごいものを作っててうらやましいなと思って。
うらやましい。
ありがとうございます。
結構だから狩猟もしたいし、料理もうまくなりたいし、農業もやりたいし、
やりたいことがいっぱいあるんですけど。
めっちゃいいですね。
でも全然何もできてないですけど。
いやいやいや。
ぐったりはしてる。
でも実際その動き出したら、
たまることはできないから、やるしかないみたいな。
自分の望む生活に少しずつ、あと僕も年も年なんで、
100歳まで元気に長生きするっていう目標があるんで一応。
親が早死にしてる加減で、僕が代わりに長生きしてやろうと思って。
なるほど。
それのためにすごい有意義な話だったね。
めちゃめちゃ有意義。
よかったね。
ありがとうございます。
いやいやいや。
ありがとうございます。
ほんでもないです。
じゃあ一個だけ移住して一番良かったと思うことは何でしょうか。
移住して。
昔から?
いや移住して一番良かったなって思うことは、
まあやっぱり、
そうですね。
結局なんかその、人との繋がりっていうのは、
人間には不可欠なんやなっていう感覚。
人間っていうのは動物、
人間っていうのは動物なんやなっていう感覚を得られたというか。
なるほどね。
もう言わんとしてることはなんとなくわかりません。
なんかその、社会とやっぱり全然自然は違うし、
街中で住んでた時とはやっぱり人との距離感も全部違う。
食べ物の取り方、
まさかそこの川に泳いでるスポン食べるとは思わへんし、
そうそう。
なんかほんまにこう、
人間って動物なんやったんやなっていう感覚を得られたこと。
食材というか食料っていう感じですよね。
はい。
そうですね。
もうだから何でもかんでも、
例えばバーッと車で走ってると、
あ、苗が生えてるしこれ取りたいなとか、
リンギョウやってて良かったって思うのは、
あ、コシアブラ3歳。
これ3歳やな、食べられんなとか、
車で走ってても、
あ、これ食べられる、食べられる、食べられる、食べられる。
みたいな、なんかこう色々こう、
物の見方がやっぱり全然変わったなっていう。
そう言ってるね。
そうそうそう。
今、いい言葉言われますね。
まさにそんな感じです。
僕はそんな感じ。
うん。
私もなんか同じような感じかもしれない。
私は食べることとか料理することがすごい好きだから、
なんかその、
命と食、
命と食っていうものがすごく近づいたし、
なんか生活そのものがその食につながっていくっていう、
その面白さみたいなのを楽しめてるっていうのが
すごい良かったなって思ってます。
うーん。
はー。
結構今お二人来た話はグーンと来ましたね。
心に残った。
そういうのを求めているかもね、僕らも。
そういう。
あーそうなんですね。
なんかあの、あとお二人その街中に住んでたら
ちょっと色々お金使っちゃうみたいな話あったと思うんですけど、
そのお金を使わない暮らしみたいな。
そうですね。
田舎来たら自然とそうなってくると思います。
うーん。
商店がないっていうのもあるんですけど、
なんとなく満たされてくる感じ。
うーん。
満たされてそうなるかな。
何か買って満たされるじゃないってことですよ。
そうそうそうそう。
なんか消費?
消費すること、
消費してる暇がない。
なんかもっと楽しいこと、やりたいこと、面白いことが
転がってるし、
地域社会との関係
なんか消費で浪費してる。
うん。
暇なんてないわみたいな。
二人も一緒だったらほんま
無駄な出費とかは結構減ると思いますから。
あー。
それを目指したいな。
そうですね。
無駄な出費してるよね。
ストレス、変にストレス溜まって。
街中はありますよね。
やっぱりどうしてもそういうのが。
うーん。
信号待ちでも僕はちょっとあれかもしれないけど。
イラつくから。
いやいやいや。
だってその待たされて気持ちいいことないですからね、あれ。
そうですね。
はい。
なるほど。
いやーすごいなんか
いい話を聞けたねー。
ちょっと毎日
新しい世界を見たいっていう気持ちになりました。
あ、ほんまですか?
僕らの話聞いてなんか
やっぱやめようかなーとか
思わなかったらどうしようかなーとか。
やってないです。
やっぱやめようかなーとか。
いろいろ考える機会になると思うんですけどね。
あ、これ大変なこともあるんやなーとかもちろんね。
思っていただいていると思うんですけど。
うーん。
よかったです。
はーい。
ありがとうございました。
もし何かあったらまたあのー
教えてくださいまた。
送らせてください。
ぜひー。
もう一回こんなほら時間あれば
ぜひぜひお話してもいいし
別に全然もうなんでも。
ありがたいな。
はい。
はい。
楽しみにしてます。
はい。
ありがとうございます。
無理になったとかでも全然僕らは
大変やしなって思うんで
もうそんな進捗報告しなとか
絶対移住しなとか思わんと
気楽にやってください。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい。失礼します。
失礼します。