介護保険の基本
Life Designチャンネル、このチャンネルは、介護・福祉業界で約20年間働き、現役の主任系マネージャーである私、やまと ゆきが、介護のことや、自身で作ったノート、ライフデザインノートのお話をさせていただくチャンネルになります。
おはようございます。やまと ゆきです。
今日は、タイトルにありますように、そもそも、介護保険って何所や、というところのお話をさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお付き合いください。
私のチャンネルを聞いていただいている方は、介護の話とか、介護保険の話とか、何回か聞いたことがあるなという方が多いかと思います。
改めてのご説明になりますが、介護保険というものは、申請をすることで、要介護状態の認定を受けて、サービスが使えるというものになります。
そこらへん、また後でお伝えはさせていただくんですけれども、40歳以上の方が、この介護保険料というものの支払いをしております。
40歳を迎えた誕生日から、お給料から介護保険料が引かれているかと思います。
もし今、お手元に給与明細等が見れる方は、ちょっと見ていただきたいんですけれども、それ、何のために支払っているのでしょうか。
答えは、医療保険と一緒で、医療保険も社会保障の制度で3割ですとか、そういったものの支払いになっているんですけれども、それはもともと皆さんのお給料から社会保険料が引かれているからということになりますよね。
介護保険も一緒で、40歳以上の方は介護保険料というものが引かれており、そこが財源となって、介護保険を申請した方の保険料の負担が1割になったりですとか、そういったことに使われているものになります。
なぜ40歳なのかというところなんですけれども、40歳を迎えた方から、例えば、若年性のアルツハイマとか、脳梗塞の後遺症とか、末期のがんの症状というものが、障害福祉の分野ではなく、介護保険を適用して、介護保険のサービスを使うというところに切り替えになります。
なので、現在私は40歳なんですけれども、もしこういった症状が出てきたら、39歳までだったら障害福祉サービスが優先になるんですけれども、40歳を過ぎたことにより、介護保険サービスを利用するということになります。
なので、40歳というところでもあるんですけれども、40代の私たちの親って、65から70という年齢の方が多いのではないでしょうか。
なので、親の介護負担をみんなで行うという制度にもなっております。これを俗に言うと、家族だけで介護の負担をするのではなく、国全体として負担をしていきましょう。
子どもがちょっとの値段で医療の制度が受けられるので、皆さんが社会保障費としていろいろと納めてしてくださっているから、子どもたちが安価で医療を受けられるということになりますよね。
包括療養費もそうですよね。なので、みんなで負担をして、65歳以上の高齢者を見守っていきましょうという制度の一つになります。
厚生労働省の発表によると、令和6年5月時点で、要介護認定を受けている人は全国で約680万人いると言われております。
これは、厚生労働省介護保険事業状況報告、令和6年5月分の報告によります。
なので、介護って他人事じゃないんですよね。平均すると全国の10人に1人は要介護認定を受けている。介護保険を利用しているというところにつながっているみたいです。
じゃあ実際に、介護保険をどうやって利用するのかとか、どういったサービスがあるのかというのは、今後また詳しくお伝えできたらと思います。
今日は簡単に、介護保険ってそもそも何?というところのお話をさせていただきました。
社会全体での介護支援
ご興味がある方は、また次回以降の放送も聞いてみてください。
それではまた次回。