YOUR HISTORYの重要性
人生はグラデーション、Life Design チャンネル。このチャンネルは、介護協会で約20年務め、現役のケアマネージアーである私、やまとゆきが介護のことや、自身で作ったノート、Life Design Noteについてお話しさせていただくチャンネルです。
おはようございます。やまとゆきです。
昨日から始まりました、Life Design Noteの解説なんですけれども、今日は第2回目になります。
今日は見開きページで、YOUR HISTORYといいまして、自分の両親が生きてきた時代背景を知るというページになります。
いろんな世界ですが、日本でいろんな事件ですとか、大きな出来事っていうのは今までたくさん起きてきました。
例えば、1964年に東京オリンピックが開催されたこと、1970年に前回のですね、今年も大阪万博はあるんですけれども、前回の大阪万博が開催されたこと、沖縄が返還されたこと、オイルショックがあったこと、バブルが崩壊したこと。
その時に親が何歳であったかっていうのを知るのって結構重要になってきます。
これは価値観をちょっとだけ知ることができるからになるかなと思います。
もちろんその年代に生まれた方が同じ価値観でいるっていうのは全然ないんですけれども、
例えば第一次ベビーブームの時代に生まれている人たちですとかはかなりの競争社会だったと思います。
今の私たちからはもう想像ができないぐらいの人口が多くて、いろんな競う相手がいて、
その時代にどういう気持ちでどんな青春を送ってきたのかなんかも話が聞けたら、自分の親のことが知れるんじゃないかなということと、
この話を聞くことで親の昔の話がわかるんですよね。
何年の時に東京オリンピック開催されてたけど、その時何歳だった?聞いてみて、
何歳だったな?東京オリンピックのことって覚えてる?とか聞いて、親のことを理解する、コミュニケーションをとるっていうのって、
すごく親からしてみたらやっぱり嬉しいことなんですよね。
自分の子供とか自分のパートナーが自分のことに興味を持って話を聞いてくれるっていう、この感覚っていうのもすごく大切です。
私がこのノートを作ろうと思った時に大切にしてたことは、質問にならないことですね。
質問はいいんですけれども、質問にならない。
問いただすようなことはしない。
そういう感覚でこのノートを作りました。
なので楽しく話をしたら、なんかいい感じのノートができた、みたいな。
楽しく話をするというのは、嬉しかった記憶というのが自分にも親にも残ります。
その記憶というのが、今後もし本格的な介護が必要になってきた時に、
あの時あんな感じで親と話をしたという事実が自分の中に残ります。
そして親にもその事実が残ります。
もしかしたら認知症を発症して理解ができなくなってしまうかもしれませんが、
その時過ごした時間というのは大切なかけがえのないものになります。
そしてこの時間というのは、もちろんいつでも取ることはできるんですが、
なるべく親が元気なうちにやっておく。
先日実際にライフデザインノートを使ってご両親とお話をされた、
さきみきさんのお話でもあったんですけれども、
またこの場所に元気なうちに行きたいよねというお話もできたと伺っております。
それってすごく素敵なことだと思っておりまして、
何年にこれをした、何年にこれをした、何年に結婚をした、
新婚旅行でここに行った、子供はそれを知った、
じゃあもう一回その思い出の地に行ってみないっていうのも言えたりするんです。
それがまたもう一つ自分の家族と思い出になったりとかするんですよね。
そんな両親のこと、親のこと、パートナーのことを知るためのページとして、
このヒストリーのページを作りました。
コミュニケーションを促進
このページから一番最初に使うのもいいかもしれませんね。
エンディングノートって聞くとやっぱりちょっとうーんって思うのが皆さんの感覚だと思います。
だからねえねえちょっと話聞かせてよ、この時何してた?みたいな感じで
軽く聞けるコミュニケーションツールにこのページがなれば嬉しいなと思います。
今日は第2回目、Your Historyといたしまして、
相手がどんな人生を歩んできたか、イベントなどを交えてお話しすることのお話をさせていただきました。
このライフデザインノートはレイスというホームページで内容が見れるようになっております。
ご興味がある方はそちらもご覧いただけましたらとっても嬉しいです。
詳細は概要欄に貼らせていただいております。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございます。
それでは今日が皆さんにとって素晴らしい1日になりますように。
それではまた次回。