看護師としての思い
皆さんこんにちは、ゆきえです。看護師20年を卒業し、4歳1オペ育児に奮闘しながら福祉施設を作りたい私のリアルや、育児も起業もうまくいかない日も全部ひっくるめて配信しています。私と同じようにこれから調整してみたいと思っている人に少しでも勇気が届いたら嬉しいです。
今日はですね、私もともと看護師20年やっていたんですけれども、看護師を辞めて福祉施設を作りたいなんて配信をずっとしているんですけれども、そのために児童発達支援施設にお世話になっている話とか結構させていただいているんですけれども、
その中でね、なんで看護師嫌になってしまったんですか?みたいな質問を受けたんですよね。そっか、そういうふうに見えてるのかと思ってね、今日は違うよっていうことをすごく言いたくて。
でも私ね、看護師が本当にマジで本気で大好きなんですね。今でも辞めてしまってもう半年以上経つんだけど、今もやっぱりね、自分は看護師って思い込んでますね。そこのマインドも変えていかなきゃいけないのかもしれないんだけれども、
やっぱりね、私は看護師ですって胸を張って言いたいぐらい、看護師というものがすごく大事だし大好きなんですよね。楽しかったし、今ももう1回戻りたいなぁなんてたまにね結構思ったりするし、どっぷり看護師という職業について患者さんと向き合いたいなぁとか思うことも多々ありますね。
これって経営してしまったらできないことじゃないですか。やっぱり雇われていて、患者さんと向き合える環境を作ってもらっていたから、看護師として患者さんに向き合って看護を提供するっていうね、すごい貴重なことをさせてもらっていたんだなぁ病院にっていうふうに今は本当に思いますね。
やっぱりそうやって外からものを見ると、やっぱり看護師だった頃のありがたさっていうのがわかって、そうなってくるとね、また看護師という仕事に向き合いたくなるなぁと思うぐらいね、看護師は私大好きなんですよね。
なんでそうやって言われるのかなぁとか思っても、やっぱりSNSを見ると看護師が辛いとか、こんなにブラックな仕事はないみたいな配信多いからかなっていうふうには思うんですよね。それ以外の働き方があるよとか、そんな辛いことじゃなくていいよとかね。
病院看護師ってね、結構ネタがね、豊富なんですよね。だからそういうブラックなネタも豊富で、病院ってやっぱり閉鎖的な場所でもあるので、やっぱりそういうところ乗ってね、面白くて切り取りやすい場面っていうのは多いから配信しやすいんだろうなぁって思ってると思いますね。
その人たちが本当に看護師が好きじゃなくて、違うことを始めたのかもしれないんですけれどもね、やっぱり仕事には向き不向きがあると思うので、そういう人たちは本当に向かなかったのかなっていうのは思います。
でもね、そんな人ばっかりでもなくて、本当に看護師さんが大好きで、何歳になっても70になっても80になっても看護というものに向き合って研究して、より良い看護とはっていうのを考えている方も中にはいらっしゃいますので、本当に奥の深い大切な仕事で、私は今でも尊敬する仕事の一つで、自分も大好きだっていうところにあるよっていうことなんですよね。
だからね、看護師としての本質をやっぱり私は大事にしていて、誰かの生活のお助けじゃないけど役に立つことというか、私たちが病気を治すことも変わってあげることも絶対にできないんですよね。
大事なお薬があったとしても、飲んだ方がいいのが分かっていても、飲めない方、飲まない方、いろんな方いらっしゃいますよね。治療を受けたくない方。でもそういう思いをすべてひっくるめて、やっぱりその方の人生、生き方、どのようにその人が自分の思い描く人生に過ごしていけるか。
家族とともに一人暮らしだったら一人でどれだけやっていけるかっていうのも一緒に人生を考えていくような仕事だったりもするので、やっぱりね、向き合わせてもらえるっていう職業って少ないかなっていうのは思うので、その中でも結構近づくことができる素敵な職業だなっていうふうに思っていました。
なんだけれども、やっぱり病院にいる間しか私たちは関わることができないんですよね。家族とかは昔結構頻繁にお見舞いに気軽に来れたんですけれども、コロナの後から制限ができてしまって家族も頻繁に来れなくなってしまったので、家族との関わりっていうのが結構がっつり減ってしまったなっていうイメージがありましたね。
そうすると、お家の中で入院している患者さんが入院前と入院後では、どうしてももしかしたら歩きにくくなっているかもしれないとか、お手伝いが必要になっているかもしれないってなった時に、家族の情報が取れなくなった時代になってしまったなっていうところが、コロナの後残念だなと思っているところだったんですけれども。
やっぱりお手伝いが必要な人が急に帰って来られてしまうと、家族の人も生活があるので、そこでやっぱり大変無理っていうふうになってしまうことって結構あるケースだなっていうふうに思っていて。
なのでね、でも患者さんだってお家に帰りたいでしょうし、別に家にいさせてあげたいけれど、やっぱり生活上仕事もしているし、難しいと思ってしまう家族がいたとしたら、それでもやっぱり家で受けなきゃならないってなった時にどうなってくるかっていうと、家族もだんだん疲れてきて、
最終、患者さん本人も居心地が悪いでしょうし、家族も大変な思いをしてしまうっていうのもあると思うんですよね。お互い嫌いじゃないのに嫌いになっちゃうというか、お互いにギスギスしてしまったりとかそういうのも見てきたので、やっぱり家族にも休憩っていうのが必要だよなっていうのはずっと思っていたんですよね。
その中で、私は出産をしたんですよ。子供が一人生まれてきたら、本当に自分の時間っていうのがびっくりするぐらいなくなって、ワンオペなわけですよね。
そして親も近くに住んでないので、ちょっと預かってとかも全くできないから、自分が頼れるところは保育園と自分。あとはお願いしてお願いして旦那に早く帰ってきてもらう。それぐらいしか自分の作る時間がなかったんですよね。
なのでそうなってくると、やっぱり私ってなんで生きてるんだろうみたいな。なんでこんな好きな看護師も時短にしたりとか、夜勤も行けなくて。でも旦那は残業して疲れたって言うけれど、そんな仕事に打ち込めて羨ましいなとかね。
そんな風に私もなっていってしまって、きっと頑張っている家族って、私のこんなちっちゃな思いじゃなくて、もっともっと大きく疲れるというかね、いろんなことを思っているんだろうなっていうふうに思った時に、
夜だけお預かりできる施設があったら、それって需要があるんじゃないかなっていうか、助かる家族とそれがあることによって、一泊や二泊、もしかしたらちょっとお家じゃないとこに過ごしてしまうかもしれないけれど、家族のリフレッシュにもなるし、
そうすることによって家族が、利用患者さんというか帰ってきた時にまた優しくできたりとかすることにつながっていくんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
結構泊まりの施設ってなったら24時間泊まっているっていうイメージになると思うんですけど、私それは好きじゃなくて、やっぱりどの年代でも社会とつながることってすごく大事だと思っていて、
仕事でも学校でも何でもいいんですけれども、デイサービスとかそういうところ何でもいいんですけれど、やっぱり自分が行く場所、所属する場所とか、社会との関わりとかある場所に行くことって結構やっぱり人って大事だなって思うんですよ、人との関わり。
それを大事にしてほしいって思った時に、やっぱり24時間泊まれるような施設だと、そういう方がありがたい人も中にはいるんですけれども、そうじゃない人たちもいるわけですよ。
お家で過ごしながらっていう人もたくさんいる中で、ちょっとだけ預かりたいな、預かってほしいなみたいな施設って少ないなっていうふうにちょっと思ってたのはずっとあったんですよね。
看護師の情熱
そんな中で福祉っていうものをあんまりよくわからなかったんですけれど、福祉に長けてる人にお会いしまして、その方は子ども、脳性麻痺とか重度の障害のあるバギーに乗っているような子どもたちをお預かりするデイサービスをしている方がいまして、話を聞いたらこういう素敵な世界があるんだなと。
本当にその方は子どもたちのことばっかり24時間考えて生きてるんですよね。すごいなって思って、まだまだ私のこの看護っていうスキルを生かす場所があるんじゃないかなとか思って、それで私は夜間のショートステイ、短期入所を立ち上げようかなって思ったんですよね。
私はずっと成人とか老年期の方、本当に大人の方ばっかりお患者様が多かったんですけれども、自分の子どもが生まれたことによって、やっぱり子どもを持つお母さんやお父さん、養育者ですよね。
一緒に住んでいる方たちとか、やっぱりその方たちの生活を支えることって、患者さんというか病気のある方とか、お家で過ごされている医療が必要とする方たちを逆に助けることにもつながるっていうふうに思ったんですよね。
それもあって、やっぱり一緒に住んでいる方たちのことも助けたいっていう思いから、夜間だけお預かりする施設を作りたいなっていうふうに思って、それで動き始めたっていうのがスタートだったんですよね。
だからね、看護師が嫌いで辞めたからとか、看護師がブラックな職業すぎて辞めたとか、そういうことではない。なので、結構SNSに看護師やばいみたいな投稿あるんですけど、そんなことばっかりじゃないっていうふうに認識していただけたら嬉しいなと思いますね。
本当にすごい素晴らしい職業なので、本当に患者さんと関わるのも楽しいし、患者さんから教えてもらうことって本当にたくさんあるし、今の自分がいるのって患者さんたちの関わりの中から自分に学ばせていただいて、自分の人格っていうのもできてきている。
ありがたい。本当に人と関わらせてもらえるすごい職業でありがたいと思ってるのでね。SNSの看護師微妙みたいなのにばっかりではないよっていう素晴らしいこともたくさんあって、楽しい仕事ですのでね。そんなふうに変だって思わないでほしいなって思って、ちょっと今日お話しさせていただきました。
自分が病院とかでいろいろな経験をしてきたからこそ自分が施設立ち上げた時には、一緒にやってくれるスタッフさんとかも働きやすいようにしていきたいなっていうのはすごく今までの経験から思うところですよね。
その辺の経験も活かしていきたいなって思っているのと、やっぱり看護師っていうのは捨てられない、自分の生きてきた本当に大事なところだなっていうふうに思ってますね。
この施設なんですけれども、今度は子どもを対象とした施設にしようと思っていて、いろんな障害のある子っていると思うんですよ。発達障害のある子、知的障害のある子とかね。
その中でもね、私は医療ケア児って言って、個人で最初立ち上げるので、呼吸器とかついた機械で息をするような子どもたちはちょっとお預かりすることは難しいんだけれども、家庭でできるような処置が必要な医療のケアが必要な子どもたちっていうのがいるんですよね。
でもやっぱり、ちっちゃいと自分でそのケアができなかったりもするんですけれど、でもその親御さんにもやっぱり仕事だったりとか、いろいろな用事っていうのがあったりとかね。
生きていくためには、やっぱり夜明けなきゃいけない。どうにかちょっと難しい。この子の預け先がないから、諦める子どもたくさん出てくるんじゃないかなって思ったときに、そういう子たちもね、せっかく私看護師なのでね、そういう子たちも受け入れて、みんなで楽しく一晩で過ごせるような施設にしていきたいなっていうふうに思っています。
今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。
全然また余談なんですけど、私昨日関わっていたね、かわいらしい子どもたち、放課後デイサービスに来ているかわいらしい子どもたちの一人の中で、実は今日インフルエンザだったっていう報告を受けて、私あの子と一緒になんかおしゃべりしてたなーって思って、大丈夫かなーって思いながら今日過ごしております。
今のところね、かなり元気なんですけれどもね。
はい、今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。
またねー。バイバイ。