2025-09-25 37:24

第34回『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ 〜追憶の流氷・涙のニポポ人形〜』ケンケンまるさん

リメイクのビジュアル表現と音楽、短いゲームの満足感、TGA行きます、など


第34回配信


ケンケンまるさんの

🏆 Game of the Year 2024 🏆

『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ 〜追憶の流氷・涙のニポポ人形〜』


YourGOTYウェブサイト

https://your-goty.com/user/205/award/goty2024


💬キーワード

#YourGOTY

#オホーツクに消ゆ


🎤出演

ごぉん、シロ


🏆️YourGOTY

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✉️番組へのご感想ご意見

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サマリー

このエピソードでは、北海道連鎖殺人に焦点を当て、ゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のリメイクについてのレビューが紹介されている。特に、リポポ人形やゲームの背景における昭和から令和への時間の経過が演出されている。また、1987年のオホーツク連鎖殺人事件を巡る物語も描かれていて、主人公ボスとその相棒の家族が再び事件の謎に迫り、消失したニポポ人形の真相を追求している。このエピソードでは、1980年代の北海道旅行の思い出や、ゲーム『オホーツクに消ゆ』のリメイク版について語られ、その魅力と制作背景が紹介されている。特典として37年前のファミコン版が付属していることにも触れられ、懐かしさを感じさせる内容になっている。第34回では、北海道で発生した連鎖殺人事件について語られ、オホーツクの流氷と涙のニポポ人形が重要なテーマとなっている。特に、事件を通じて得られた教訓や人々の思いについて深く掘り下げている。

00:09
皆さん、こんにちは。こんです。
シロです。
ゲーム紹介と概要
Your GOTY ゲームラジオ第34回です。
この番組、Your GOTY ゲームラジオは、
あなたにとっての今年一番のゲームとそのレビューを投稿するサイト、
Your GOTYに投稿いただいたみんなのゴティから、
気になるレビューを一つピックアップして、
毎回話してしまおうという番組です。
誰かのイチオシレビューを楽しむもよし、
新しいゲームとの出会いを楽しむもよし、
そして、あなたの書いたレビューが紹介されることもあるかもしれません。
Your GOTY ウェブサイトと合わせてお楽しみください。
なお、作品のレビューを読む関係上、
ある程度のネタバレはしてしまいますので、お気を付けください。
ストーリーの致命的なネタバレは回避するつもりですが、
絶対NGな方はプレイしてから聞いてもらえればと思います。
というわけで、今回ピックアップしたのはこちら。
ゲームタイトルは、
北海道連鎖殺人、
ここを作り切る、
中国の流星、
涙のリポポ人形、
けんけんまるさんの投稿したレビューです。
はい、ありがとうございます。
はい、じゃあ公式説明文を、
郷さん、さっそくよろしくお願いします。
はい。
リポポ人形が涙するとき、
また一つ死体があがった。
ある朝、東京湾に男のせい死体が浮かび上がった。
身元不明、
推定年齢40歳前後。
そして事件は北海道へと進む。
くしろ、
あばしり、
しれとこ、
もんべつ、
同党を中心に連鎖していく第2・第3の殺人。
はい、以上です。
はい、ありがとうございます。
いやー、言わずと知れたビッグタイトルですね。
はい、伝説的なタイトルですよね。
うん。
堀井悠二さんの昔の作品語のリメイクですね。
うんうん。
で、あらすじの中にあるリポポ人形ですね。
はい。
あいぬ語で木の小さな子、
木の人形を有名するあいぬの伝統の木彫り人形です。
うんうん。
魔除けやお守りとして家族の幸せや病気、
事故からの守護を願って作られ、
特にからふたあいぬの人々によって作られていました。
リポポ人形ね、
画像検索で調べると可愛い人形がたくさん出てくるんですけれども、
はいはい。
この人形あれですね、
なんていうかドット絵にしやすそうだなっていう。
皆さんも一度画像検索してみてほしいんですけど、
目が横一本に伸びてて、
顔文字にもしやすそうだし、
ドット絵にもしやすそうだなっていう、
すごいアイテムチョイスのセンスがね、
秀逸だなって思いました、まず。
僕実家にありますよ、これ。
あ、ほんとですか。
画像検索したらもう絶対あるやつだと思って。
へえ。
不思議ですね。
多分親が北海道旅行した時に買ってきたんじゃないかなと思うんですけど。
木彫りのクマじゃなくてリポポ人形派だったんですね。
あ、クマもあります。
クマもある。
すごい。
北海道大好きなんですね、うちのやつ。
なるほど。
玄関の下駄箱の上、すごいことになってそうですね。
で、基本情報。
基本情報いかないとこんな雑談する番組じゃなかった。
ゲームのリメイクと背景
そうでした。
こちらの作品、2024年9月12日に発売されて、
発売元はGモードさんなんですね。
で、さっきも言いましたけれども、
堀井雄二さんの原作をリメイクして、
グラフィックを一新フルボイス実装とかして発売しているっていう作品ですね。
はい。
あ、それからそうだ。
僕、おほをつくって何だろうってすごいこと思って。
改めて。
改めておほをつくとは何だろうって。
聞くけどどこだっていうね。
そうそうそうそう。
あれ?と思ってよく考えたらよくわからないぞと思ってちょっと調べまして。
北海道の北東部に広がる海域のことをおほをつく海っていうので、
そこを指しているみたいですね。
だから北方領土とかその辺りって感じですかね。
同等のほうなんですね。
北海道の東の。
なんか本当よく聞くけどよく考えたらよくわからんぞっていう単語だったもんね。
改めて考えるまで何も考えていませんでした。
確かにふんわりこの辺だろうなっていうのは思ってても、
実際にどこからどこまでって言われるとパッとは出てこないですもんね。
じゃあそんなところでそろそろレビューのほう行きますかね。
はい。
クリアまでかかった時間はわずか7時間。
本作は1984年にパソコン版が発売され、
1987年にファミコン版の登場で有名になった堀井裕司さんがドラクエ以前に出かけた
アドベンチャーゲームのリメイク作品です。
そのあたりでクリアが容易なコマンド選択式アドベンチャーゲームは
昨今では新作も少なくなりましたが、
8ビットPC時代は主力ジャンルの一つでした。
わずか数時間でクリア、イコール終わってしまうゲームを
なぜ2024年のナンバーワンに選ぶのか。
それはこのゲームの原作が発売された昭和と
リメイク版が発売された令和をつなぐ時間経過をも
演出に使う稀有な作品だったからです。
長くなりますが、このゲームにまつわる昭和から令和に続く旅路にお付き合いいただければと思います。
私が初めて遊んだのはMSX版でした。
発売は1985年10月なのでファミコン版より2年近く前になります。
遊んだ当時私は小学校6年生でした。
MSX版のメディアはカセットテープで
データレコーダーのピーガガガーという読み込み音が懐かしいです。
ゲーム業界が今ほど大きくなく、でも夢があった古き良き昭和の時代。
MSX版はグラフィックも新井清和先生が参加される前なのですが、
後のファミコン版の大ヒットで脳内のイメージは完全に新井先生の絵にアップデートされました。
ここで一旦切ります。
ありがとうございました。
やったことないゲームなんですけれども、ものすごくシンパシーを感じますね。
イラストのイメージすごいありますよね。
ありますね。
今回スイッチ版にリメイクされて、もちろんイラストも描き直されているんですけれども、
当時のテイストの、ファミコン版のテイストのままなんですよね。
当時を維持しているんですね。
当時の雰囲気を維持していて、もちろんドット絵じゃなくて線はすごく綺麗なんですけれども、
線が太くて、あの時代の目、あの時代の顔の輪郭、髪型みたいな感じで。
時代感を引き継いだまま絵を描き直すって意外と難しいですよね。
そうなんですよ。
結構いろんな作品にリメイクされてますけれども、どの作品も迷ってらっしゃいますもんね。
絵はアップデートした方がいいのか、当時のままがいいのか、
面影を残すんだったらどのくらい、どの感じで残したらいいのかみたいな感じで。
当時と見てる画面も違いますしね。
ドット絵だってドットのサイズとかいろいろ変わっちゃって、
どうしたって描き直さないといけないっていう状況になってるけれども、
描き直すけれども当時と同じ印象になるようにとか、
いろんな工夫をやってらっしゃいますよね、どのメーカーさんも。
で、この新井先生のイラストのテイストを引き継いだまま、今回令和版が出てるわけなんですけれども、
もう一個ね、このイラスト関連ですごいな、いいなって思ったのが、
アニメーションなんですよ。
アニメーション。
アニメーション。
このゲーム。
ファミコンの時にキャラクターが出てきて、
スプライトっていうんですかね、静止画像の目だけが閉じたり開いたりするみたいな、
そういうのあったじゃないですか。
データ容量の削減で、腕も動かないし髪型も変わらないし、
もちろん揺れたりとか、上半身が揺れたりとか角度が変わったりとかじゃなくて、
本当に目だけ口だけ差し替えて表情を変えるっていう手法もそのまま使ってる感じなんですよ。
ちょっとPV見た限りだけなんですけれどね。
なるほどですね。
ゲームの表現技術
当時の省エネ技術をうまいこと今回も活用してるってことですね。
あれをね、なんかやってくれてるっていうのも、
ネスさんもプレイしてから話せよっていう話なんですけど、
PVだけを見て僕は今喋ってますけれども、
目だけ動かす、口だけ動かすっていう差分で表情を表現する技術っていうのをやってるっていうのもすごい感動して、
少ない差分でどれだけ音句の感情を出せるかっていう。
当時ディスクの容量少ないですからね。
本当はドット一つ一つの容量だけでも削っていくみたいな話聞けますよね。
それこそ50音全部入れることができないぐらい、
本当の文字の情報も全て入れれることができないくらい節約して作ってた中、
大きな人物の絵なんていうのか、イラストっていうのはものすごい贅沢なものだったはずで、
その中、目の差分一つでもカタカナ二文字でも三文字でも入れれるはずなんですよ、容量的にね。
そこをうまく苦面しながら作ってたんだっていう、その名残がスイッチ版でもあって、
それがすごくいいなって。
見てると昔を知ってる人が懐かしくなっちゃいますね、自然と。
同じフリーさん、ドラクエで字が足りないから、
ドラゴンのダークドラゴンっていうドラゴンが本来は作りたかったけれども、
文字がクがないから、クを入れるスペースがないから、
ダースドラゴンっていう名前に変えたっていうような伝説的な話もあったりしますね。
クがないんですか?
カタカナのクがないらしいですね。
ドラゴンクエストなのに。
表示するときはローマ字だったんですかね?
カセットテープとメディアの歴史
もしかしてドラゴンクエストエンドとかフィンとか出るときには、
ローマ字で実際ドラゴンクエストっていう風にカタカナで出るシーンは、
そしたらそのログの中にはないんですね、きっと。
はい、そんな気がしますね。
それをしなければいけないぐらい大変な時代で、その名残を今でも感じれるってのはいいもんですね。
はい、じゃあそろそろ次行きますかね。
あともう1個触れておきたいのが、
カセットテープ?
カセットテープでデータ読み込み?
カセットテープ?
そうそう、MSXはカセットテープでデータを読み込んでたっていう。
ファミコンのカセットとかにあたるものがMSXの場合はカセットテープだったってことですか?
時期メディアだったっていう。
黒いテープが入っているカセットですよね。
今の若い人だと絶対知らないやつですね。
鉛筆で巻き戻しをするやつですよ。
やったなあ。
僕はこれMSXっていうハードを実際僕は見たことがなくてですね、
島育ちだったので、多分島に1台もなかったと思うんですけれども、
本では見たことがあったんですよ。
その本もMSXについて書かれた本ではなくて、
メディアの歴史みたいな本を僕が中学生の頃から読んだことがあって、
その時期は主流が3.5インチフロッピーの時代だったんですね。
随分早い歴史だな。
僕小学生の時は小学生の初めの頃はまた5.25インチのフロッピーが原因で、
それより前のことは知らないんですよ。
でもカセットテープの時代があったっていうのは本で読んで知ってて、
それが僕の中ではもっと業務的なものに使われてると思ってたんです。
パソコンのデータ読み込みをフロッピーじゃなくて、
カセットテープでやってたっていうのは。
例えばプログラミングをする人がそういう機材を持っててっていう、
そういうイメージだったのが、
まさかMSXでもカセットテープがメディアだったんだっていうのを、
僕このレビューで初めて知りまして。
僕も初めて知りました。
ちょっと興奮しましたね。
そうなんだっていう。
ゲームって一続きにこうやってなってんだなって。
意外ですね。
カセットテープより後に5.71のフロッピーが出てくるんですか?
逆なイメージで言いました。
そうですね。
でも言われてみるとそんな感じもしますね。
ただ、すいませんね。
僕はその本を13歳の時に読んだ本だったんですけれども。
はい。
今調べ直しますね。
了解です。
メディアの歴史って同時並行ですからね。
カセットテープ今でもずっと、今でもじゃないな。
今はさすがにちょっと少なくなってるけど。
でも僕らの中学とか高校生ぐらいまでカセットテープありましたもんね。
ありましたありました。
MDが現役でやってた時代でも、
MTRってミキサーっていうんですかね。
収録したりなんだりする機材は、
カセットテープ全然現役でしたし、
僕、高校の時はMDの6歳期も、
クラスの人のうち何割か持ってるぐらいの時代感だったんですけれども。
そうなんですか。
それでも僕、高校卒業まで歌を作る時は、
カセットテープでしたね。
チャンネル1に伴奏入れて、
チャンネル2にボーカル入れてみたいな感じで、
ダイソーで買ってきたメタルのテープに吹き込んでやってましたね。
すごいな。
シロさん一体何歳から音楽作ってるんですか。
いや、昔から。
どうやら1970年代は、
コンピューター用の記録媒体として、
カセットテープも使われていました。
フロッピーディスクはこれらの媒体の置き換えや、
保管を目的として登場しました。
っていうAIまとめです。
なるほどですね。
カセットテープの方が前なんだ。
盛大に達成しましたね。
まだゲームの内容に全然入ってない。
そうでした。歴史話だけで。
はい、お願いします。
オホーツク連鎖殺人事件の再発
ここから先は、ゲームの冒頭部分のネタバレ要素が含まれます。
公式ホームページで明かされている要素のみですが、
まっさらな状態でプレイしたい方は読むのをお控えください。
リメイク版は、2024年現代から当時を振り返る形で物語が始まります。
主人公であるボス、ことあなたは、
1987年のオホーツク連鎖殺人事件を
相棒のサルアタリシュンスケ、ことシュンと共に解決に導いたデカ。
そんなボスも、2024年現在は
定年退職を間近に控え、有給消化をする立場。
そんなボスの元に一人の女子大生が訪ねてきます。
彼女の名前はサルアタリマリナ。
1987年のオホーツク連鎖殺人事件を
共に解決したあのシュンの娘だというのです。
マリナはボスに、父のシュンが何らかの事件に巻き込まれてしまったこと、
そして奇妙なことに、かつて事件で重要な手がかりであった
ニポポ人形が消失していたことを告げます。
この出来事が、かつてボスとシュンが解決した
37年前のオホーツク事件と深い関わりがあるのではないかと考えた2人は
共に協力し、謎を解き明かすデカ、
北海道、九州路へと向かうことを決意します。
舞台は再び北海道へ。
シュンスケを襲った犯人、消えたニポポ人形の謎、
そして再び蘇る1987年のオホーツク事件。
北海道へ向かう列車の中で、ボスがマリナに語る
1987年のオホーツク連鎖殺人事件。
リメイク版はこういう形で物語が始まります。
新たな物語の展開
そして無事に1987年パートをクリアすると、
列車は北海道は九州路へ到着。
2024年パートがスタートします。
はい、ここで一旦切ります。
はい、ありがとうございます。
この手があったかっていう感じですね。
そうですね。
これからすると、オリジナルのオホーツク事件が前半部分で、
これを列車の中で会話しながら体験をして、
列車が目的地に着いたところで、
後半戦の新しい物語が展開するっていうことなんですね。
いやもうアップデートかつリメイクかつ続編っていうね、
なんかすごいですね。
すごいですよね。
こういう手が取れるのかね。
堀井さんの人味ってのはすごいですね。
発想がレベル違う。
昔あったものを直すんじゃなくて、
直しつつさらに後ろに足すみたいな、
うまいことやってきますよね。
少し前のブロックで書いてあった、
時間経過をも演出に使うっていうのは、
こういうことのことを言っていたんですね。
この後半パートというか追加パートが、
追加パートの一部がなかったら、
アップデート版、声がついたりとか、
グラフィックが良くなったりとか、
当時のことをみんな思い出してくださいねっていう、
その場所にまた戻ってくださいって、
前回のあれみたいですね。
サイレントヒル2の話みたいですね。
あれもアップデートの仕方を、
ちょっとひとひねり加えて、
リメイクだけれども新しい体験を、
同じ作品だけれども、
新しい傷をみたいな感じで攻めてきてたのが、
このホーツクに寄与ではまた違うアプローチで、
同じ作品で、
当時を懐かしむこともできるし、
そして新しい部分で感動することもできるっていうね。
堀井さんの最近のドラクエ3のリメイクでも、
同じようなうまい補完の仕方っていうのはあって、
原作のドラクエ3では語られなかった部分が、
今の新しいリメイクでたた出てくる、
例えばお父さんの話が入ってきたりとか、
原作のスーパーファミコンとか、
ファミコン版では語られなかった部分が、
さらっと入ってきてですね、
新しい感動っていうのが体験できるんで。
あと堀井さんって、
ただでリメイクしないですよね。
何か味を足してくるみたいな感じしますね。
こういうのは本当にいいですよね。
ゲームの中の登場人物も、
一緒に年を重ねてくれてるっていうのは、
ずっと横にいてくれてる感じもしますしね。
いつの間にか年上になっちゃったなみたいな、
そういうのたくさんあるじゃないですか。
いいですね。
プレイする人もおじさんになってるだろうから、
見ただけでじんわりきそうですね。
傷をなめ合うっていうのはいいですよね。
お前も原液を知りづくのかって、
あんだけバリバリやってた、
お前も原液を知りづくのかって、
俺もだよって。
もうあの頃のようにはいかないよって、
そりゃそうだよなっていう、
そういう何て言うんでしょうね、
清々しい諦めって言うんですかね。
なるほどなるほど。
刑事物のドラマでありそうですね。
救いがありますよね、もうこういうのはね。
でもそれで終わらないっていうね、この話は。
原液を知りづこうかっていうシーンから始まって、
いやいやまだ原液を知りづくわけにいかないことが始まったぞっていう。
もう一回やるぞっていう。
いやもういい展開ですね、本当に。
刑事物のドラマの最終回みたいな展開ですね。
これからまだまだ続くぞみたいな。
今からだぞみたいな空気感になったもんね。
じゃあそろそろ次行きますかね。
2024年現在から始まり、
かつての相棒旬の娘であるマリナとともに、
列車で東京から北海道に向かう道中で、
1987年の事件を振り返る、
この導入が本当に素晴らしく趣向深いのです。
それはなぜか。
北海道旅行の思い出
青函トンネル開通は1988年、
私がMSXでプレイした1985年はもちろん、
ファミコン版が発売された1987年当時も、
列車で北海道に行くことはできませんでした。
私はMSXでオホーツクを遊んだ翌年の1986年の夏、
北海道に引っ越した友達に会いに、
行きは飛行機で、帰りは青春18切符を使いながら、
札幌から千葉の実家まで旅をしました。
当時中学1年生だったのですが、
この時、函館から青森の移動手段は、
列車ではなく青函連絡船でした。
1985年にゲームを遊んだ時は気づかなかったのですが、
1986年の北海道旅行で改めて感じたのが、
北海道の広大さ。
輪行列車を乗り継ぎながらの帰宅で、
札幌から函館まで当時約半日かかったのが驚きでした。
37年の月日を経て、
今では東京から九州路まで列車で行ける。
本当に感慨深いです。
様々な謎を解き明かし、
エンディングを迎えると流れる主題歌。
ここでも一つの奇跡があります。
中川翔子さんが歌う主題歌、
「流氷に急きらり」は、
堀井悠二さんの作詞家デビュー作なんです。
ちなみに作曲は、
矢田委員さんが担当されています。
パッケージ版の特典にも触れていこうと思います。
パッケージ版には、
37年前のファミコン版が特典として付属されます。
これ、とても良い試みだと思いました。
ファミコン誕生からすでに41年が過ぎていて、
昔のゲームのリメイクを遊べても、
その原点を遊べないのはいかがなものかと思います。
ビジネスとして成立しにくいかもしれませんが、
今回のようにリメイク版のおまけとして付けるなら、
進化を比較することもできると思います。
しにせゲーム会社さんは、
そろそろ自社が作ってきた過去作をそのまま残す、
アーカイブ化について真剣に考えてほしいです。
特にリメイクを比較的頻繁にやっている
ドラクエやFFは重く受け止めてほしいと思っています。
おほうつくに急リメイク版に話を戻して、
クリアまでにかかった時間はわずか7時間。
でも一昔前のゲームって、
長く遊ぶことより、
どれだけ充実したゲーム体験ができたかだったと思うんです。
そういう意味では本作は、
ゲームの楽しさの原点をかりまみた気がします。
とここまで書いて、一部の方は、
あれお前、去年のユアゴティでティアキン500時間以上遊んで、
カバンダさんを探しに行くとか、
レビュー書いて番組賞もらってなかった?
と感じていることでしょう。
はい、書きましたし番組賞ももらいました。
全く一貫性がないことを認めた上で、
私たちがゲームに向き合える時間、
いわゆる箇所分時間は限られています。
それらを認めた上で、
短い時間で満足度が得られる本作は、
ティアキンとはまた別の魅力が詰まっていると感じている次第です。
本作は昭和と令和をつなぎながら、
単なるリメイクにとどまらず、
2024年を舞台にした新しい物語も用意されています。
37年の時間経過をも物語の味付けに使う、
稀有な作品だと思います。
最後はいろいろ込み上げて、
累戦大決戒でした。
ゲームのリメイクと特典
私にとって間違いなく、
本年No.1作品です。
以上です。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございます。
素敵なレビューありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっとね、あの…
お願いします。
パッケージ版に37年前のファミコン版が特典として付属されますという情報を書いていただいたんですけれども、
ちょっと情報を調べてきまして、
別にカードレッジが付いているわけではなくて、
スイッチのゲームカードの中に、
もう1本リメイク前のオリジナルのゲームが入っているという、
1つのスイッチカードレッジに2本ゲームが入っているという形らしいですね。
いいですね。
こんなことできるんですね。
リメイクとかコレクションとかで、
オリジナル版が遊べるよっていう、
あるじゃないですか。
悪口が始まりますよ、皆さん今からね。
明確な悪口が始まります。
悪口というか恨み節が始まります。
何だ何だ?ほどほどに。
もう忘れもしないんです、僕。
素晴らしい作品だとは思うんですよ。
スーパーファミコン版のスーパーマリオコレクションのことを、
僕はまだ許してないんですよ。
何かありましたか?
あれですね。
音が違うんですよね。
いや、そりゃ当たり前ですよ。
ハードが違うんだから音は違うんですよ。
ちょっと待ってください。
スーパーファミコンのマリオコレクションに、
ファミコン版のマリオが入っていたとかですか?
そうですね。話し折りすぎました。
マリオワンのあの曲あるじゃないですか。
フィールドの曲。
みんなが知っているマリオのフィールドといえばあれっていうね。
ファミコン版マリオ1-1。
あの曲を、僕はもう心の底から敬愛していて崇拝していて。
で、スーパーマリオコレクションで、
それがまたスーパーファミコンで遊べるぞってね。
ワクワクして起動したんですよ。
はい。
全然音楽が違って。
ああ、なるほどなるほど。
それは音質がスーパーファミコンだから良くなったとかそういうレベルの違いですか?
違うんですよ。
もともとファミコンに搭載されている音を出すためのシンセサイザーみたいな部分と、
スーパーファミコンに搭載されているシンセサイザーみたいな部分、
音を出すための基板が全然仕組みが違ってですね。
ファミコンの音をスーパーファミコンは出せないんですよ。
そもそも。
ああ、なるほどね。
機械的なものですもんね。
無茶な注文なんですよ。
スーパーファミコンでファミコン版のマリオの音が聞きたいっていうのは。
プログラムだったらコピーできるけど音は無理ってことなんですね。
音色が楽器が違うので、
バイオリオンを持ってきてこれでオルガンの音を出せっていうぐらい無茶な話なんですよ。
なるほど。
分かりやすい。
それは無理ですね。
どっちが上とか下じゃないんですよ。楽器が違う。
それはしょうがないじゃないですか。許してあげましょうよ。
だけど子供は分かんないから。
すごくがっかりしたんです。
すごくがっかりしたんです。
僕は当時子供の時。
あれが聞けるって思って。
ショック受けちゃったな。
時間制限で全然できなかった。
あのゲームの音楽が心ゆくまで聞けるぞって思ってね。
それだったらファミコン版起動してやればいいじゃないですか。
確かにそれもそうだけどどうしてたのかなファミコン。
戻しましょうケンケンマルさんの話に戻しましょう。
またまた盛大に脱線をしてしまいましたね。
オリジナル版がちゃんと遊べるっていうのはね。
聖典オリジナル版が遊べるっていうのは大事なことですからね。
アップデート版ももちろんやりたいけれども。
オリジナル版も記憶って曖昧じゃないですか。
クリアまでかかった時間はわずか7時間ということで。
ゲーム体験の価値
確かに最近のゲームにしてはやたらと短いですよね。
これリメイクして後半の物語も追加されてそれでも7時間っていうことは結構コンパクトなゲームだって感じしますね。
あとあれですよケンケンマルさん謎を知ってますか。
そこも多分あると思います。
謎自体は知っててこの当時の物って探せとか話を聞けとかコマンドを選ぶじゃないですか。
だからやっぱり答えはね起こることはもう分かっちゃってるわけで。
確かに。でもそれ前半部分だけですね。後半は初めてだから。
だから前半部分のストーリーは分かってて追加コンテンツと
あともしかしたらフルボイスになってるから全部声聞きたくて
あえて当時は絶対選ばなかったものも選んだりはしてるかもしれないけれども。
確かにそれはありそうですね。
でもコンパクトなゲームではあると思うんですけれども
それでも何というか最近コンパクトなゲームでもいいゲーム
特にインディーズの方にすごい増えてますよね。
そうですね。
よく聞くのは未解決事件は終わらせないといけないからとか
都市伝説解体センターとか結構短めだって聞きますけれども
めちゃくちゃ評価高いですよね。
面白かった。本当にたらふく食べさせてもらったっていう感じのゲーム体験をさせてもらいました。
そういうのいいですよね。
僕は長いと年単位で時間かかっちゃうタイプのメタルプレイヤーなんで
物語分かんなくなっちゃうんですよね。
短くてコンパクトに楽しめると本当嬉しいなと思いますね。
あとケンケン丸さんの北海道の旅の話もものすごくシンパシーを感じながら聞いてました。
今はない航路とかたくさんありますよね。
僕も風呂のついた船とか大好きでした。
フェリーですね。
航路があちこち廃止されちゃったりとか早くはいけるようになったけれども
前と同じ旅はもう今贅沢なものになってしまって
当時そういうことができたっていうのは本当に素敵な経験ですよね。
そうですね。北海道広いですからね。
じゃあそろそろ締めていきますかね。
ケンケン丸さん、ゴティの投稿ありがとうございました。
ありがとうございました。
番組冒頭でご説明しましたがレビューは概要欄に貼ったURLから
今回のゴティをいつでもご覧いただけます。
TVなども同時に見れるようになっていますので
ゲームに興味が湧きましたらぜひサイトもご覧ください。
はい。
前回に引き続き今回もフリートーク僕いただくんですけれども
これが配信される9月25日
今日から4日間幕張で東京ゲームショーが開催されます。
もうそんな季節なんですね。
もう1年あっという間。本当に。
今年も出ますっていうね。
白さん、何のゲームで出展してるんですか?今回の東京ゲームショーは。
去年は神走行主人公と不死身のカエルっていう初めて作ったゲームで
出展させてもらったんですけれども
今年はぐるぐるパンパンっていうゲームで
東京ゲームショーの神ゲー創造種エボリューションコーナーで
ブースを出させてもらってるんで
もし東京ゲームショー来られる方
週末とかいらっしゃる方がいらっしゃいましたら
ぜひ僕のところにも遊びに来てください。よろしくお願いします。
ぐるぐるパンパンってDJのあれを使って
サインキャラクターを動かして
パチンコ台ぐらいの大きさの特殊筐体のゲームで
DJコントローラーとモーションセンサーっていう
手の動きを探知するセンサーを使って操作するゲームで
前回のイベント、京都のビットサミットですね
あの時はモーションセンサーなかったんですよね
そうですね。前回のビットサミット7月のイベントの時は
手拍子をすると操作するっていうゲームなんですけれども
その手拍子をマイクで拾ってたんですよ
この手拍子はこういう音をしてるからねっていうのを
ユニティに教えてあげて
高い音が出てて低い音は一緒には出ないんだよとか
音の立ち上がりが早くて消失が早いんだよって
そういう音が聞こえたら手拍子が聞こえたんだと思ってね
っていう風につけたんですけれども
そういうプログラムやるんだ
人の声だったら高域高い音と一緒に低音も一緒に出るんですよね
200Hzぐらいの
だけど手拍子って低音は出ないんですよ一緒に
そうなんだ
人の声だったら音の立ち上がりが遅いんですね
喉から空気が出て震えて音が出るので
手拍子は激突した瞬間に音が出るから
なるほど衝撃音なんだ
音がバッと大きくなるんですよ
声はウワッっていう感じで
ウワンって大きくなるから
その立ち上がりは手拍子だよっていう感じでね
立ってるようにしてたんですけれども
爆音のステージイベントの前では何もかもが無色
何もかもが無力で意味がなかったんです
マイクでどういうプログラムを組もうが難しかった
なるほどねイベントに出たからこそ分かった欠点というか修正点ですね
そうなんですよ
それでモーションセンサーを使って手拍子を認識するっていう風に書き換えて
手の動きを見て手を合わせているということを理解した上で
なったんだっていう感じになる
これ以上このくらいのスピードで右手と左手が近づいていったら
もうそれは衝突していなくても手拍子とみなしますっていう風に
プログラムを組んで
衝突していなくても細かいことは言わないから
やったことにしちゃえみたいな
だいたい手がヒャッて動いたらそれが手拍子だよっていう形にしてます
ちっちゃい子供とかだとそうなりそうですもんね
みんながみんな顔をしとめるみたいな豪快な手拍子するわけではないですからね
ペチって音がしないような手拍子をされる方もいらっしゃるので
人の手拍子を否定しちゃいけないんでね
大らかに大らかに手拍子を捉えました
人の手拍子を否定しないって僕人生で初めて聞いた気がする
その人なりの手拍子がありますからね
そんな感じでパワーアップしたゲームが出展されているってことですね
幕張メッセにお越しの方はぜひよろしくお願いします
というのが今回のテーマ曲です
はいというところでじゃあ締めていきますかね
以上でイヤゴティゲームラジオ第34回
北海道連鎖殺人事件の概要
北海道連鎖殺人 オホーツクに急 追憶の流氷 涙のニポポ人形 回は終了とさせていただきます
番組が気に入っていただけましたらぜひ高読フォロー高評価などよろしくお願いいたします
それと番組ではお便りを募集しています
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ということでまた次のゴティをお楽しみに
お楽しみに
37:24

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