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それでは、今回は高校古典質問箱ということで、おすすめのテキストは、ということにお答えしていきたいと思います。
なかなかテキストで、自分で勉強、一人で勉強していくという時に、どういったテキストをやっていけばいいのかな、教材ですね、どういう教材を使えばいいのかな、ということが非常に難しいと思います。
まずはですね、とりあえず、何か古文を勉強し始めようという時に、まずはテキストですね、文章ですね、文章のあるものが必ず必要になるかと思います。
それがメインのテキストになると思っていただくといいと思いますが、
まず、何か問題があるようなものと問題がないようなものがあります。何か説問ですね、問題がついているものとついていないものがあります。
おすすめはついているものですかね、いわゆる書き込みができるようになっているようなテキストと。
一応、本屋さんなんかに行くと、文章をとにかく読んで、とにかく勉強していくってテキストもないわけではないし、そういうものでですね、勉強していくこともできるんですけれども、
何となく、やった感がないというか、やっている感覚が薄くなって、それがたぶんつらいというか、モチベーションにつながらなかったりすることもあるかと思うので、やった感が出た方がいいかなと思います。
そうした時に、文章、テキストがあって、文章があって、問題がついているものを選んでいただくと。
おすすめは、とにかく薄いもの。薄くて、解説なんかも少ない方がいいと思います。
巷にはね、いろんなテキストがあって、解説が詳しいものもあるんですけれど、たぶんですね、解説を全部ちゃんと読めるような人って、そもそもなんか、勉強するに困らないような人だと思うんですね。
少なくとも、初心者向けではないと思います。非常に、その説明を読むだけでもかなり苦労しますからね。
最初からだと、ちょっとそれだとつらいというか、大変だと思いますので、基本的には解説もそんなになくって、
もしかしたら、問題がわからなくて、答えがわからなくて、解説を見てもよくわからないことは出てきますけれど、そういうのは気にしないということですね。
あまり、一つ一つを丁寧に、細かいところまでというところは、それはどんなテキストでもそうですよ。限界ってあります。
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詳しく説明したとしても限界はありますので、あまりそういうところは、最初から詳しいところは、まあわかんないな、わかんないで置いておくくらいな気持ちで、
とりあえずは、解説も少なく、勉強する部分も少なく、問題もなるべく少ない方がいいですし、文章の文章量も少ない方がいいと思います。
そういう、とにかく取り組みやすいものですね。取り組みやすいものを、とにかくまずは始めていくのがいいんじゃないでしょうか。
やり方なんですけれども、そのテキストをとにかく文章は読んだ方がいいです。文章を読まずに解くってことはまずできないですしね。
文章を読むことがまずメインだと思ってください。
読く力は後から何等でもなります。大学入試によっても、全然その大学によってとか、種類によっても違いますし、時代によっても違います。
もし大学入試が目的であれば、そこまでにどのくらい時間があるか、1年あるのか、2年あるのか、3年あるのか、もしくは1週間しかないのか、1ヶ月くらいあるのか、それによっても変わってはきますけれども、
いずれにせよ、その大学入試の問題も全然いろんなものがありますから、それら全てに対応したテキストなんてものはありません。
あまりその問題にはこだわらず、裏を返すと、解けなくてもどうでもいいわけです。解けないからといって、読めていないわけではありません。
特に文法の問題や文学史の問題は、読めているかどうかとあまり関係なかったりもします。
あまり問題を解けたかどうかは 気にせず、ある程度読みます。
わからなくてもいいから 目を通す。
他のところでも 勉強の方法で お伝えしました。
音読だけでもしてみるのも いいと思います。
音読だけして、目を通したら 問題を解くとか、音読だけして 問題を解いてみるのも いいと思います。
少し気の利いた テキストであれば 問題を解くと 内容が 推測できるようになったりも できます。
そのため 問題を解いてみると いいと思います。
問題を解いてみて 再点をして 終わりです。
もし 内容が 気になって 訳がついていたら 訳を読んでみます。
ふんわりと こんな内容だったのだな。
あまり 欲ばらない。
最初は 特に 欲ばらずに 一個一個 丁寧にしようと 思わなくていいので
とにかく やり過ごしていく。
とにかく こなしていくで いいと思います。
ポイントは まず 一冊を 終わす上で 流し流し やるということです。
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あまり 頑張りすぎない。
頑張りすぎちゃうと 疲れちゃいますからね。
続ける方が 大事ですし。
一つ一つを どんなに 丁寧にやっても 量をこなすことで 身につけられるものも 非常に多いので
特に 古典は そうなんですよ。
いろんな文章があって 全部 非常に 個性が違いますので
とにかく どんどん 古文に 触れていくという方が 大事です。
その上で こういう いろんな古文があるのだな ということが 分かった上で
もうちょっと 細かく それぞれについて 丁寧に 見ていけば いいと思います。
まず どんどん 触れることです。
触れることが 非常に大事ですので ぜひ。
まずは 触れるためにも 解きやすいもので 簡単なもの。
難易度って 自分では 分からないじゃないですか。
もちろん 初級とか 中級とか そういう指標が ありますけど
ただ テキストとテキストを 比べて どっちが簡単か 分からないですよね。
分かったら 苦労しないわけですから。
なので それぞれを とにかく 見比べて 自分として 取り組めそうなやつですね。
結果的には やっぱり 薄くて 量が少なくて 問題も少なく
文章量も少ないものを お選びになると いいと思います。
そういうものを用いて 音読とかをしながら 流し流しやっていく ということですね。
まず これが 基本的な メインのテキストについてです。
もし それを一回 やり終えたら 次のステップとして 自分が取り組めそうなやつとか
自分で足りないところとか もう少し 分かってくるかもしれません。
あとは 初級であれば 次の中級を とりあえず やってみるとかね。
そういう感じで 次に次に やっていくと 少しずつ 自分に足りないものとか
あとは もっとこういう 勉強をした方が いいのが 分かってきますから。
分かるまでは とにかく どんどん 流し流しで やっていくことが 大事です。
おすすめしていないのは 文法や単語を 中心としたテキストです。
そういうものも ございます。
ただ あまりそういうところに 詳しくやっていくものは 合わない人が多いので
それも好きな人はともかく あまり文法や単語に 特化していくと
そういうものだと ちょっと 嫌気がさせてしまう人の方が 一般的には多いですので
そういうものは あまりおすすめは しておりません。
とにかく それで嫌になっちゃったら 元も子もないんですよ。
それを数ページやって 断念しちゃう方も 非常に多いので
それよりだったら あまり気払わず 細かいところを 気にせず やっていってほうがいいです。
他の回でも お伝えしているのですが 文法や単語は 分からなくても 大丈夫ですから。
あまりそういうものを 一から勉強する必要は 基本的にありませんので
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とにかく 薄いテキストを さらさらっとやっていくことを
まずは やってみていただけると いいと思います。
プラスアルファなのですが 副教材です。
その読んでいく上で 役に立つようなものを ご紹介しておきます。
まず ビンランです。
ビンランというのは 資料集のことです。
それを 国語の場合 ビンランという名称で よく売られております。
国語ビンランというもので 各出版社から さまざまなものが出ています。
本屋さんにも売っていますので その中から なんとなく 自分の気に入ったものを
お選びいただけると いいと思います。
デザインとかで 選んでいただいて いいと思います。
値段も そんなに変わりませんからね。
ビンランというのが 現代文 古文 漢文について さまざまなことが書かれているのです。
例えば 作品や 時代背景や 文学の流れなど いろいろなものが 書かれています。
例えば 単語や 文法や 用語なども 入っています。
あらゆることが 入っていますので そちらは お持ちになると いざという時に 便利かと思います。
例えば テキストなどで 出てきた作品について そのビンランで 調べてみる。
チラッと それを見ていくことも できるかと思います。
あとは 単純に 読み物として 読んでいただいても 非常に面白いと思います。
こういう作品が 合うのかと。
今度 この作品を 読んでみようかなと つながるかもしれません。
そういうものです。
次は 単語帳です。
単語帳で 覚えるというよりは 文章中で出てきたもの。
特に テキストで出てきたものについて 問題になっているようなものは
だいたい 単語帳で 詳しく解説されておりますので 辞書代わりとして使うことができます。
また 少し分かりやすく 丁寧に説明されているので
その単語が持つイメージというものも 掴みやすいものが多いと思いますので
これも どこの出版社でもいいです。
本屋さんでも売っていますので 見比べていただいて
デザインとか そういうものを 選んでいただいていいと思います。
その収録内容は そこまで大きく変わらないです。
次が 文法書というものです。
文法書は 書店では手に入りません。
文法書は売っていませんので
Amazonとかで売っているものが ありますので そちらで入手されてください。
これは 古典文法についてだけ 詳しく書かれているものです。
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それが文法書です。
なかなか難しくて
ポイントとしては
学校で使っている教科書の 小さいサイズがあります。
小さいサイズと 大体同じ大きさのものが多いです。
予備校で出しているようなものではないものを 選んでいただけるといいと思います。
予備校でも 結構文法を扱っているテキストを 出しているのですが
それは文法を一度さらっと学ばれた方が
より大学入試に特化して
問題を解きやすくするために 特化したテキストです。
文法を学ぶ上では
合わないというか
調べたりするのにも 調べにくいですし
かなり特殊なものだと 思っていただくといいと思います。
文法を勉強したいとか
文章中のものを文法的に理解したいとか
テキストの解説に文法用語が出てきて
その意味を知りたいときには
文法書を用いるといいかと思います。
ただ文法だけで 勉強する必要があるというわけではなく
気になったときに 文法の辞書として使うことができます。
それに加えまして最後が
辞書です。
電子辞書をお持ちの方だと
辞書をお使いの方であれば それでも構いません。
あとは紙の辞書でも ビジュアル的に見やすくて調べやすい
あとは付録も豊富なものも 非常に多くありますので
そういうものを用いていただけるのも よろしいかと思います。
やはり単語帳では 調べきれない単語がいっぱいあります。
あとは品詞がわからないというか
単語がどこからどこまでかわからないという 古文が結構多いんですよね。
そういうものも調べやすいです。
非常に辞書というのは。
そういうメリットもありますので あってもいいかと思います。
今申し上げた副教材は もちろん最初からなくてもいいです。
もうちょっとちゃんと勉強したいな というときにあると便利だよ
揃える必要はないかとは思うんですけれどもね。
ただあると便利ですし
それだけを見ていても 面白いものも出版されたりしてますので
そういうものをご検討いただけるといいかなと思います。
ということでまずは おすすめのテキストはそんな感じです。
これはあらゆる学習のテキストに言えることですが
とにかく取り組めるものを選ぶということですね。
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自分が取り組みやすいもの、取り組みやすいなと思うようなものを選ぶということが
非常にポイントになってくるかと思いますので
そのところを意識しながら 選んでいただければと思います。