2023-01-18 11:43

【高校古典質問箱】#1 古文を短期間で対策するには?

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要旨:過去問題を解こう!
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それでは、今回は、古典の質問箱ということで、質問に答えていきたいと思います。
今回は、古文を短期間で対策するには、ということについて、お答えしていきたいと思います。
入試の直前になって、急に古典が必要になった、なんていうこともあるかもしれません。
特に古文が必要になることもあるかもしれません。
なるべく、そういうところは避けて、進度選択をされている方もいらっしゃるでしょうし、
その辺は、なんとか乗り切ってきたという方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
確かに、いよいよ入試が近づいてきて、やっぱり古文をちょっとやっておきたいなという人もいると思うんですね。
そんな時に、どのような対策ができるか、ということであります。
ここでは、古文というのを、受験科目、入試科目として考えた時に、
どの大学でも、同じようなことが、出題されるわけではないです。
求められているものというのも、違ってきます。
なので、大事なのは、まず過去問題を解くことです。
まずは、過去問題を解きます。
例えば、もちろん、他に何か基礎的なものからやった方がいいですか、とか、
とりあえず、古典文法をやった方が、とか、古文単語を覚えた方がいいんですか、とかもあるかもしれませんが、
まずは、とにかく過去問題を解きます。
ありったけ解けばいいと思います。
ありったけ解いてください。
個人的には、いろんな考え方はあるんですけれども、
入試の過去問題を、どんどん解いちゃった方がいいかなと思います。
まず、そもそも、過去問題というのは、解くのに、結構精神的に力がいるんですね。
なんとなく、本番の問題を解いているという感覚がどこかにあって、
そのどれくらい解けるかというのが、
自分の今後の本番の合否に直結していくんじゃないかって考えがちなんですよね。
実際にはそうでもないんですよね。
入試問題って毎年違いますからね。
全然違った入試問題になっておりますし、
またその時の受ける層によっても変わりますしね、
その時のコンディションにもよりますし、
あとは、もちろん古文だけで決まるわけじゃなくて、
現代文もありますし、また国語だけではないわけですよね。
いろんな科目のいろんな事情が組み合わさって、
合否というものは決まっていくわけなので、
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どんな受験生が受けるかも分からない。
そんな中にあって、あんまりそんなことを気にしてもしょうがないんですね。
もう究極、受験勉強って分からないんですよ。
本当に分かりません。
模擬試験がどうだったかどうかも分からないし、
相関がなかったりもするんですね、全然。
そんなもんです。
すっごい努力したから受かるかどうかも分からないし、
逆に全然勉強してないけど、点数取れたり受かったりすることも全然あります。
大学入学試験っていうのは、そんなに単純というか適切ではないんですね。
その人の持っている力を、そこまで正確に測れるものではないので、
意外と偶然というか、正確には予測できないものなんですね。
ましてや、過去問題がどれくらい解けたかなんていうのは、
あまり本番には直接影響しないと思ってもいいと思います。
ただ、過去問題と同じような問題が出るっていうことは、
おそらく可能性としては高いわけですね。
それすらそうではないこともあるのですが、比較的出る可能性が高いわけです。
そのため、まずは入試対策をする上で、過去の入試問題を解いてみることです。
これも、見るだけではだめなのかと言うと、見るのと解くのでは全然違います。
だいたいこんな問題が出ているなというのと、
それがどういう難易度なのかとか、実際に問われているものが何なのかによっても全然変わります。
もちろんそれは、だいぶ慣れている受験対策に慣れている方であれば、
なんとなくこれはこういう系統の問題が出るなというのは、比較的まといやすいのですが、
やはり解いてみないと 分からないです。
特に人にもよります。
こういうことは どれくらい解けるかとか、こういうものは苦手だとか、その微妙なところも、やはり本人が一番分かるのです。
そのため、それが一番簡単なのは、解くことです。
まず、古文を短期間で対策するためには、まずは過去問題を解きます。
解き方としては、まず本番同様の時間で解くことです。
少し疲れてしまう人は、例えば60分間のテストで、少し60分間集中することが 難しい人は、題問1つでも結構です。
例えば、現代文と古文の3題が出せるところであれば、それぞれを少しずつ分けます。
今日は題問1、今日は題問2、今日は題問3として 解いてもだいじょうぶです。
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しかし、できれば時間配分というか、だいたいどれくらい時間がかかるのかは 記録しておいてください。
なぜなら、本番でどれくらい時間がかかるのかは 分かっておいた方が 安心です。
自分がどれくらい時間がかかるのか分からないと言うと、 ちょっと不安だと思うんですね。
そのためにも、ぜひそこは記録をとっておいてください。
その上で、もし、本当に期間がなかったり、 そもそもなんですけど、古文だけで決まらないし、
古文って配点としてはだいぶ少ないですよね。
例えば、国語の中でも少ないし、 全体の英語と国語と社会とか数学とかの中の 配点からしたら、だいぶ少ないと思います。
たぶん30点とか50点とか20点とか そんなもんですよ。
そのくらいで考えると、そこまで力を入れなくても いいと思うんです。
他のところに力を入れた方がいいというところも ありますからね。
なので、とりあえず短期間でということだと、 いろんなことをやる必要があるので、
何も古文にそこまで時間をかけなくても いいかと思うので、
とりあえずは過去問題を解くだけでもいいです。 全然OKです。
復習もできる限り、完全に同じ問題が 100%解けるようになるまで頑張る。
どこまでいかなくてもいいので、 まずは時間を分けてもいいので、過去問題を解く。
さらに、それでも他のところに余分な時間を かける余地もあるし、
まだまだ古文にも時間をかけられそうだと、 体力も集中力もかけられそうだと言うのであれば、
例えば問題の傾向として、 文章の読み取りの問題が、
基本的には文章の読み取り問題が 9割型だと思うんですけれども、
そういう問題について慣れるために、 そういう文章の問題の演習をやってみるとか、
テキストをやってみるとかでも いいかもしれません。
もし、同じ大学で 違う学部や学科の問題が あれば、それを解いてもいいかも しれません。
ほとんどの問題が 読解問題なのですが、
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大学によっても 傾向が 全然ちがうので、
あまりやたらめったで やってもしょうがないところが あるのです。
もちろん、1項しか 受けないという方であれば、
できる可能性はあるのですが、
これが2項、3項と増えると もっと大変だと思いますので、
そんなもんかなとは 思うのです。
あとは、気休めくらいなのですが、
それでも安心感を得るために、 プラスアルファで勉強したいと言うのであれば、
一応、文法問題や 文学史の問題も ある大学はあります。
そういうところについては、 ピンポイントで勉強してみると、
それなりにとれる 可能性もあるのも 確かです。
そのため、それを やってみてもいいかと 思いますが、
正直、そこまでして 配点としては おそらく高くない というところも ありますので、
気休め程度にやれるようだと やってもいいと思います。
長く話してきましたが、 結論から言うと、
古文を短期間で対策するためには、 まずは過去問題を解くで十分だと 思います。
過去問題を解く。それができたら、 まずは古文の対策は いいのではないでしょうか。
もちろん、それで劇的に 解けるようになるとか、
そういうこともないのですが、
やった分くらいは、 初見で全く新しい問題を 解くのとは 全然ちがうと 思いますので、
それで十分効果はあります。
それよりは、もう少し 他の科目で力を入れるとか、
他の科目で 過去問題を やっていなければ、
まずは過去問題をやる ということを やっていただくだけで、
意外と時間は 終わってしまうことも 多いと思いますので、
あまりやることを 増やさないというのも、 逆に手口なんですね。
そういう技術であります。
受験対策では、やっぱり無駄なことを あまりしないというのも大事です。
集中力とか体力とか、気持ちというのも、 あと身体的な面とかも含めて、
限りがありますから、それを有効活用していく というのは非常に大事ですので、
あまり余計なことをしないというのも 一つの対策になりますので、
そういった意味で、あまり古文を 頑張りすぎないのもお勧めであります。
ということで、古文を短期間で対策するには ということについてのお答えでした。
お聞きいただいて ありがとうございました。
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