1. よるののうか
  2. 『現代農業』現役普及者に訊く..
2025-05-27 50:07

『現代農業』現役普及者に訊く!現場あるある【農業専門雑誌】

『現代農業』のリアルな現場に迫ります。

ゲスト:一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)普及担当・横山さん


『現代農業』を農家に届け、また農家の声を編集部に伝える、普及担当の知られざる日常や工夫についてお伺いしました。

ーーもくじーー

・「取材記者」とは役割が違う・移動手段は、50ccのスーパーカブ

・まずは畑や田んぼを「うろうろ」・最初は残念がられ、そこから普及スタート・仲良くなるきっかけは技術の話だけじゃない・ポケットには秘密兵器

・「農家川柳」

・「あっちの話、こっちの話」は日報がベース


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サマリー

『現代農業』の番組では、和歌山県の果樹農家が農業に関する興味深い話を展開しています。農文教の普及担当者が登場し、普及活動の実際や農業専門雑誌の重要性について語ります。現役の普及者が現代農業におけるさまざまな実践例や取り組みを取り上げ、特に農家との関係構築や情報収集の具体的なエピソードが紹介されます。 このエピソードでは、現役の農業普及者が現場の実情や工夫について話し、特にリンゴチップスの普及方法や松の枝などの独自の技術にも触れられています。また、農業におけるコミュニケーションの重要性や、現代農業に関するさまざまな愛すべきエピソードも紹介されています。 今回のエピソードでは、現代農業の魅力や農業に関する情報の伝え方について語られています。そして、ポッドキャストや現代農業の記事を通じて、農家や一般の方とのつながりが深まることの重要性が強調されています。現役の農業普及者が実際の現場での経験や問題を解説し、農業のあるある話を中心に話しています。

農業の面白さを伝える
この番組は、和歌山県の果樹農家が、農業を面白おかしく伝えようとしている番組です。
農業専門雑誌、現代農業現場あるある
農業専門雑誌、現代農業現場あるある
和歌山社団法人農産漁村文化協会、農文教
現代農業は発行する月刊誌でございます。
作物や自然の力を生かした栽培技術など、農業・農村・植の今を伝えるというコンセプトの雑誌。
農家なら必ずと言っていいほど手に取っているはずです。
昨日かな?一昨日かな?うちにも新刊が来てました。
定期公読を伊藤さんはしております。
私は特にルーラル電子図書館という現代農業さんがやっている情報のサブスクみたいな
ネットで検索ができるという
農業情報を調べることができるというのをよく利用していて
私もこの番組でちょくちょく話しております。
夜の農家には過去にも何度も取り扱わせてもらった雑誌で
今回はですねより農家や農村の現場に近い方にご出演をお願いして
実際にお越しくださいました。
そんな現場に近いとかあるんですね。
前回やったら編集長さんじゃないですか。
はいはい。
普及活動の実践
なのでより農家に直接会っている現場の方。若手の方ですよ。
自己紹介をお願いいたします。
じゃあ農文教の関東甲信越支部の横山と言います。
今日よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そもそも関東甲信越支部。
馴染みがないんですけど、支部ってどれくらいあるんですか?
支部は北海道東北、関東甲信越、東海北陸近畿、中国四国、九州沖縄なんで6ですね。
あ、6つなんだ。今の音声で聞いて6つってわかるのかな?
何名くらいいらっしゃるんですか?より現場の出てらっしゃる方って言ったら。
各支部によるんですけど、だいたい各支部10名前後くらいですね。
だから60、70名くらい。
5、60ですかね。
5、60名くらいが現代農業に掲載するネタを探しているっていうようなイメージでいいんですかね。
探したり営業したりっていう感じで日々回ってますね。
現場の取材の方っていうふうに、一般の方には伝わりやすいようにこういう表現で言ったりしてたんですけど、
現代農業さん的には普及担当の方っていう言い回しが正しいらしいんですよ。
営業さんじゃなくてね。
普及なんですね。合ってます?これで。
間違いないです。
取材と営業の意味合いの総合的な普及って言葉なんか私勝手に持ってるんですけども。
何年目なんですか?
今年でちょうど15年目ですね。
結構長い。もう新卒でそのまま入られたっていうのは。
僕は寄り道2年間ぐらいして、24歳で入りましたね。
現代農業で取材する側、普及というポジションの方になろうと思ったらどういうルートの方が多いんですか?
本当様々で、結構その農大とかを出た人が多いって思われがちなんですけど。
イメージはあります?
そうですよね。農大出身の方も多いんですけど、結構そうじゃない人の方が多分半々ぐらいだと思うんですよね。
文学部卒とか、理系的な意味合いもないことはないからどうなんだろうと思うんですけど。
もうなんか純粋に全国飛び回ってみたいっていう願望で入ってくる人も結構いますね。
そういう感じなんだ。
僕そっち側でしたね。
じゃあ実際いろいろあちこち回られてるっていう感じですかもう。
そうですね。僕入って8年間ずっと九州沖縄支部にいて。
全然違うわ。
そうなんですよね。もうずっと博多が拠点なんですけど、沖縄も行くし。
1個にされるからな、あの辺りは。
沖縄も奄美、群島も行ったっていう感じ。
8年間いらして、今は本部っていう感じじゃないですか。
そうですね。
関東甲信越って言ったら。
本部と関東甲信越支部が同じ辺りにあるんですけど、そこにいますね。
プロフィール送っていただいたんですけど、県庁とか図書館、農業高校とかにも営業行かれているという。
農業高校。
教科書あるじゃないですか。農業高校の教科書ってあれも農文教なんですよ。ですよね。
農業高校?
厳密には今ちょっと作ってないんですけど。
ちょっと前まで作ってました。
そうなんだ、ちょっとややこしたのに。
作ってましたね、前は。
だから我々農家だけの営業っていうわけでもなく、幅広く普及っていう言い方が正しいのかな。
はいはい。
今回ですね、より現場に近い方に出演いただいたので、現場あるある。
現代農業さんの現場あるあるを教えていただこうかな。
はいはいはい。僕らからしたら全然ないないみたいな感じですよね。
そうですよね。想像つくのかつかないのか。
分からないですからね。
取材に行く工程から一例の流れであるあるとしてまとめていただきました。
はいはいはい。
それを披露いただくんですけれども、もうちょっと前もって質問させてもらおうかな。
せっかくこんな現場の方、話しできるのなかなかないから。
1ヶ月あたりでどれぐらいの場所取材行かれるんですか?
うーん。
取材って言い方が正しいかもわかんないですけど。
あ、そうです。普及ですかね。
普及。これ結構厳密やったんですよ。
僕台本提出したら赤くばってんされて、これ普及ですって言って、相当センシティブな言葉だったんだと思ったんですけど。
情報を拾いに行くって感じですか?何かを目的があって一箇所に何回も通うっていうんじゃなくて、いろんなことないかなみたいな感じで回ってるって感じですか?その1ヶ月の間は。
いや、ほんと一番農家普及の主眼が、現代農業という雑誌を農家に届けるっていうのが一番の目的なんですよね。
ああ、はいはい。
わかりやすく言うと売るってことなんですけど。
うんうんうん。
それぞれノルマもあって。
言っちゃうんですね。
これ言わないと。
それは会社ですからね。
それは会社ですからね。
それは目標はね。
それがあって、ノルマの内訳は言わないですけど。
そこまでは求めてないですけど。
だから僕が九州とかでやった頃は1日に10人ぐらいの農家に会ってたって感じです。
ああ、そんなに会うんだ。
そうなんですよね。
僕の想像より会ってるな。
さっき計算したんですけど、仮に今僕15年目で1日10人にずっとコンスタントに会い続けてたら、だいたい3万人の農家に会ってたってことになるなと思って。
現場のあるある
ああ。
ああ。
はいはいはい。
農家でも会ってないですね。
そうですよね。
われわれはそんな会わないですね。
延び人数でね。
同じ人と会うばっかりですもん基本的に。
そうですよね。
前もっての打ち合わせがあったんですけど、取材される方っていう言葉が一般の方にはわかりやすいかなと思うんですけども、これ日報で毎回書かれるんですよね?取材先の農家の情報っていうのを。
そうですね。この日こんな農家に会ってこんな面白いことやってたっていう日報を毎日書いて、それを編集部が読んでちゃんと電話で取材したり取材に行ったりっていう感じの流れですね。
なんですよ。だから私台本起こした時にイメージが違いますっていう話になったんですけど、新聞記者さんってなったらその新聞記者さんが記事を書いて最終的に新聞になるじゃないですか。
日報を書かれて、日報の内容をいろんな上げてくる50名か。それを編集長さんなりが目を通して編集部がこれいいねってなったら編集部の方が電話かけてっていう風に後追いするっていう流れで、ちょっと違うんですよね。
だからあれですよね。ネタ集めみたいな感じってことですよね。集めっていうかちょっとしたことまでいろいろ報告してみたいな感じ。
そうですね。ネタ集めっていう表現が正しいかなと思いますね。
そこが新聞社の方とちょっと違うなっていうんで。だから採用されない、せっかく記事書いたのに採用されないとかあるんですかとかいう風に聞いたら、いやちょっと意味合い違いますっていう風になって、そうなってるんだって思いました。
これって雑誌業界よくあることなんですかこれ。現代農業さんが独特なんですか。
いや、現代農業しかたぶんこんなことやってないと思いますね。
あ、そう?なぜ?
出版社でこんな5、60人も営業を抱えてるっていうところってまずないと思うんですよね。
ああ、そうなんだ。
だいたい本屋さんに本を並べておいて買ってもらうっていうのは普通かなと思うんですけど。
はい。
こうやって農村に言葉を選ばないでいったらわざわざ行って農家とちゃんと話す。
家を選ばなくて。だいたいわかるし。
ちゃんと話して現代農業を届けるっていうのは昔からのしきたりというかね、やってますね。流れて。
たぶん農家が本を読めないとと思うんですよ。
そんなこと言っちゃうか。
いや、わからないけど。
だけど本屋に行く回数は少ないんじゃない?一般の世の中で。まあ、そうでもないか。
一人寄るんじゃない?そこは。
そうかそうか。
ここから現代農業現場あるある。
今貴社っていう言葉が出たんですけど、実は僕は普及者って言ってますね、自分たちのこと。普及をするもので。
これ一般の人は農家側でも知らない言葉かな。
いや、たぶん知らないと思いますね。
初めて言うな。普及者さんです。
完全内部。
貴社さんって言っちゃうな。
そうですよね。ささいなことですけど、一応普及者って内部では言ってますね。
わかりました。では農村にたどり着くまでっていうところあたりでのあるあるをお願いします。
現代農業の普及で回る普及者は、もう昔からずっと50ccのスーパー株で普及してるんですよね。
50ccのほうなんですか?昔のほうじゃないですか。
昔ながらに。もう今は生産が少なくなってきてるんですけど、やっぱりそれが村を回るときは小回りが効くからスーパー株がいいっていうので。
JA職員もそんなとこあるよな。
スーパー株は小回りがあるっていうんで安心やからスクーターじゃないんですね、そこね。
確かに。
スーパー株なんですね。
昔ながらスーパー株で。だからまず農文教に入ったら文字の書き方とかを訓練するんじゃなくて、スーパー株の乗り方を訓練するんですよね。
あのカチャカチャっていう独特の変則がありますからね。
なるほど。
それが第一関門っていうか。
左足ブレーキの右前が前輪ブレーキで、右足がギアチェンジで、ロータリー式やから前やの後ろやのと。
1、2、3、カチャンカチャンカチャンってなるからわかるよ。
ややこしいやつですね。
50乗るんだ、90とかじゃないんだ。
普及者の現場での取り組み
原宿免許で乗ろうと思ったら50ccじゃないとね。普通免許を持ってたら。
小型2種とか中免とかを持ってるというよりかは普通免許で50cc乗られる方が多いっていうのが現代農業の処方ってことですか。
それがほとんどですね。
そうなんだ。確かに。
雨の日も雪の日も、雪の日はちょっとセーブしますけど、雨の日はカッパ着てやってますね。
引っ越しも株って書いてるんですけど、台本いただいた分には。
これ距離にもよるんですけど、例えば今普及で回ってる市町村から隣の市町村に移動するときとか。
だいたい平日旅館に泊まってるんですよね。
そうなんだ。
帰らないですね。
週末は各支部の寮とか自宅に帰るんですけど、平日だいたい旅館ホテルに泊まってて。
それも全然知らない文化だな。ビジネスホテルとか、もっと農村やからそんなもんもなくっていう。
なるべく綺麗なホテルって探すんですけど、昔ながらの旅館に泊まることも多いですね。
毎回自宅に帰れるわけじゃないんだ。
週末はだいたい帰ってますけど、平日はもう泊まりですね。
週末だって。あ、そうなんや。
沖縄行くじゃないですか。株で移動するんですか。
沖縄とか雨宮はやっぱ船に積んで行きましたね。
ヘリーか。なるほど。それ博多でしたっけ?渋谷の。そこからどこから出てるのかな。
鹿児島とかあの辺までずっと走っていくってことですか?株で。
ずっとっていうか運送業者さんにお願いしたりもするんですけど。
そこまでしてスーパー株で行くんですね。レンタルとかじゃなくて。
本土を普及してるときは、とりあえず鹿児島本土の普及が終わったら、鹿児島の港から船で雨宮に行って、
雨宮も徳之島終わったら沖の選ぶ島に行って、与論に行ったら次沖縄に行ったとかですね。
今話しながら思い出してきましたね。
それだけでYouTubeできそうですけどね。
そうですよね。
スーパー株のためじゃないんですけど。
珍しいな。それは珍しいと思います。普通レンタカー使いますもんね。
まず間違いなく使いますね。
今喋りながら、ここまでスーパー株にこだわるんだなって今喋りながら思ってましたもんね。
まだ農村にたどり着いてなかったですもんね。
全然。農村に行って人によるんですけど、最初に畑っていうか道をぐるぐる回ることが多いんですよね。
ただ人に会う前に。果樹園の中とか田んぼの中を。
農家に会う前にってことですね。
そうですね。すごい綺麗に柿を剪定してる園があるなとか、
すごい家庭栽園にマリーゴールドを植えて虫を消してる畑があるなとか一応チェックしておくんですよね。
なるほどね。
僕ら今タブレットのグーグルマップ使って普及で回ってるんですけど、
そこに一応ここに綺麗な剪定してる果樹の園があるなってメモしてちゃんと書いておいて、
後からそれを○○さんに会ったらここの果樹の園の持ち主は誰ですかっていう聞きながらそこの人に普及に行くとか、
なんかそんな感じですね。
情報を得るのは農家の噂話スタートっていうよりか、実際の現場ウロウロしてから足で稼ぐっていう意味合いの方が強いってことですか?
両方あって、今の畑回っていろいろメモするのもあるし、
まずはそもそも最初誰に会いに行くのかって多分疑問だと思うんですよね。初めての場所で。
めがけていきますよね普通は。
そうですそうです。やっぱり現代農業をずっと昔から定期公読している農家の方が多いんで、
まずはやっぱりその人のところに行きますね。その人のところに行く前に畑とかをウロウロして、その辺の畑とかの情報をメモしてから行くっていう感じが多いですかね。
ただ例えば柿の剪定とかだったら、スタンダードな柿の剪定技術を理解しないと、この剪定すごいなとか異質性を感じないと思うんですよ。
そうですよね。
それはどうして学んでるってことなんですか?
最初農分局に入った時に基礎的なことは教わるんですけど、そういう本当に技術的なことってやっぱり日々普及しながら農家の方に会って勉強してるって感じですね。
まあそうなるか。実際に栽培されるわけではないけれども。
そうですね。
違いわからないとね、そこがすごいって思わないですからね、そもそもね。
そうですね。この人のカラス除けの技はすごいなとか、色の違うネット貼ってるなとか。
そういうところも見るんですね。
われわれでもちょっと見逃してしまいそうなところだな。ただあれですね、出先で畑を見てしまうっていう性質はわれわれ農家と一緒ってことですね。
そうですよね。
高速から見える田んぼとかをついつい見てしまうっていうのがわれわれ。ありますよね伊藤さんもね。
あるある。
ありますよねこれは。
カブマとか見ますよね。
あーなるほど。
そこまでたぶんゴヘク見てないと思うんですね。今の感じだったら。
田んぼのカブマまでは見てないな。果樹の樹幹は見る。
そういうところですよね。
それって相当幅広く知らないといけないじゃないですか。品目なんてそのエリアが必ずその一手だけとかじゃないじゃないですか。リンゴだけとか。
それを総合的に平たーく理解をしているっていうのが、現代農業の普及因ってことですか。
まあそこまで全然胸張れないんですけど。
いやいやいや。
15年されてたら。
いやいやいや。やっぱその行く先々の柑橘地帯なら柑橘農家のその読者とか、スイカの地帯ならスイカ農家の読者の方にやっぱその辺の基礎的なことは教えてもらうことが多いですね。
その平均的にはどういうのが普通で、ちょっとこの人のやってるのはちょっとアブノーマルなことなんだとかを。
やっぱその読者の方に教えてもらうことで、違いとか面白みを教えてもらって、で、さらにこういろんな面白い農家を発見できる糸口になるっていう感じですよね。
新人の頃はずいぶん見逃してしまったなぁとかもあるんでしょうね。
もう多分日々見逃してると思いますね。今でも。
現代農業は普及して回っていくわけなんで、その読者の例えばお友達とか山本さんの部会員の友達とかですね、例えば。
そういう方々とかを教えてもらって、さらにそこから新規開拓というか普及に行くっていう感じですね。
公売の意味合いが、営業活動の意味合いが、やっぱり記者っていう言葉よりは普及っていう言葉の方が合うんだなっていうのが、重心は結構そっちにある感じが。
いやもうほんとそうなんですよね。
一つの役割っていうんじゃなくて、すべての橋の末端って言い方あるですけど、それを担ってるんじゃなっていうのがすごい分かる話ですよね。
新聞記者さんから朝日新聞肯定って言われませんもん。
確かに。それ人にもよるんかもしれないけど。
いやないよ、今までなかったよ記者さんは。それは役割別ですっていうのが多かったから。
確かに言われたことないかもね。
農家の人に普及で会いに行ったら、やっぱ取材できたのって聞かれること多いんですよね。
確かに僕らも聞くでしょうね、安直に。すごい人おったっていうのは聞くでしょうね。
出版社の人が農家のところに来たわけだから、なんか取材できたのかなって言われるんですけど。
自分に対して取材に来たんかっていう話ですよね。じゃなくて。
そういうことですね。やっぱそこで営業で来たんですって普通に答えるわけなんですけど、なんだ営業かって言われるんですよね。
まあそうなんですよね。最初に自分や来てくれてるんだなって期待あってから営業なんみたいなね。
そうです。だから入って1,2年目の若い頃は、取材できたの、いや営業です、なんだって言われるそのやり取りがすごい辛かったんですよね。残念かられる感じが。
まあグサッときますよね。
逆の立場はそうやるな。
そうですよね。でも今はそれが嬉しくなってきちゃいましたね。
は?
その心は。
どういうこと?
普及の楽しさと挑戦
真意は?
そこからやっと普及が始まるっていう感じなんですよね。
ちょっと待って。どう考えたってどんだけ年を過ごした人が、初対面のその人に営業ですって言って、なんだって言われたものに対して何か興奮を感じるっていうことなんですか?
そうです。そこから頑張ろうって。
そんなことなの?
新しい何かに目覚めてるって話ですよね。
その通りですね。
例えば電話で取材に行きますって言って、山本さんが記者を迎え入れたら、すごいウェルカムに受け入れると思うんですよね。大体は。
記者さんが来たなら、ピックアップしてくれるところに嬉しさを感じるのが。
そうですよね。でも僕ら普及に言ったら、今の残念がられる話もあれば、そんな現代農業っていう雑誌なんて読まないよって断られることも多いんですよね。入り口で跳ねのけられたりとか。
あるでしょうね。
でもそこからがスタートなんですよね。断られてからが始まりというか。
分かるようで分からないんだけど。
そこからその人のこだわりとかを聞いたり、どういうことに関心があるかをそこから聞いていって、その農家に近づいていくっていうプロセスがすごい楽しいんですよね。
挨拶みたいなもんっていう感じですよね。
そこに関する免疫は持ちすぎてて、その後の過程を先に想定していって、この人に普及させるにはどのルートがいいのかなを考えるのが面白い仕事だなっていう意味合いでいいですか。
そんな感じですね。
そこだけ聞いたらアクト企業者みたいですけどね。全然そんなことないですからね。
地域特有の農業文化
そうです。全然。
そうなんや。それは何年目で想定にたどり着くんですか?
全然覚えてないですけど、気づいたらそうでしたよね。
グラデーションで段々と染まっていくわけですね。
例えば一例くらい教えてもらえません?この人はこういうパターンやなとかよくあるパターンとかで。
この人には、ウルにはこのルートかなとか思うよくあるパターン。何か数個言ってもらえたら。
なんすかね。でも本当新人の最初に入った時の話なんですけど、僕長野県の林檎地帯に入ったのが最初なんですよね。
僕富山県の出身なんですけど、全然林檎のことなんて全く分かんないし。
まあまあな。
富山じゃなくても。
舵はないからな。
そうなんですよね。でも林檎のこと何も分かんないから何喋っていいか分かんないし、それこそ羽の生けられてばっかりだったんですけど。
林檎産地のお母さんたちが売らなくなった、ボケたっていうんですか、クズのリンゴとか。
それを加工してリンゴチップスっていうのを作る文化があったんですよね。
加工品ね。
リンゴチップスの普及方法
あると思うんですけど、各家庭で販売はしなくてもそういうおやつを作る文化があったから、その話だけをしてずっと回ってたらちゃんと普及ができたっていう体験があったんですよね。
つまり向こうの本当に日常的な工夫なりやっている知見をとにかく聞き続けた。
そうですね。技術の話、選定とか肥料農薬の話ばっかりしなきゃいけないって思い込んでたんですけど。
技術的なね。
そうですそうです。じゃなくて、そのお母さんが子供はこの分厚いリンゴチップスよりちょっとパリパリした薄いチップスの方が好きなんだよねっていう、そこにもこだわりが一個一個あるから、そういうのを聞いて仲良くなって普及するっていうことの楽しさというか、時給の素晴らしさというか、その辺に気づいたのが最初だったんですよね。
仲良くなるとにかく。
きっかけみたいな感じですかね。
そうですね。
それはあれですか、最終的にはその聞いたやつを一つの特集にまとめてリンゴチップスの特集みたいなのを作ったんですか。もうそこはしてない。
そこはしてないですけど。
そこはしてないですけど。
軸が普及だから。
松の枝と農業技術
そうです。リンゴチップスだけはいっぱい食べましたけど。
これはあるあるな話なんですか、現代農業的には。
そうですね。
技術動向を得るより、とにかく仲良くするだよねっていうのが。
現場あるあるかなと思いますね。もちろん人によってアプローチは全然違うんですけど、もうがっつり技術の話しかしないっていうタイプもいれば。
やっぱりいるんだ。
そうやって料理とか、例えば地元の祭りの話題とかで仲良くなるのが好きな子もいれば、いろんな普及がありますね。
これ話題作りのために胸ポケットにあるものを挿しておきますって書いてあるんですけど、これ何のことですか。
特に稲作地帯とか田んぼ地帯に行くときに胸ポケットに何挿してると思いますか、僕ら。
普通だったらペンを挿してると思うんですけど。
そうですよね。
記者さんだったら、普通の記者さん。
メモかペンとか一般的ですけどね。
これ答え言うと松の枝を挿してるんですよね。
枝?
全くわからん。
松の枝を挿していくんですけど、松の枝が田んぼの藻に効くんですよね。
藻?あんまりこっちでもっと正直聞いたことが出ないんですよね。
出にくいね、確かに。
ポケットとかやったことないんですよね。
ポケットも僕もやったことないんですよ。
そうなんですね。
ポケットも聞いたことはあるんですけど。
マイテンドとか藻でっていう話はあんまり聞かないんですよね。
これ今のやりとりが普及だったとしたら大失敗ですね、僕の。
いやでも、僕らはA層ダイヤーからそれなんでっていう話が広がってきますから。
ニーズはないから、ニーズに合ってないことを言ったっていうことでの意味。
藻が出てないのに物話してもやっぱり盛り上がらないっていうのはやっぱりこう。
今担当されてるエリアのあたりでの、今だったら田植え時期とか。
そうですね。
この時期だったらそれを枝を持っていって会話の糸口にするっていうことですか?見せて。
そうですね。この会話で田んぼのもに松の枝がいいんですよって現代絵の具の記事にあるんですけど。
それを話せばそれでおしまいなんですけど、やっぱり目に見えるものっていうか物を持ってるってやっぱり全然会話が違うんですよね。
実物を持って胸ポケットにある松の枝を農家の人に見せて、これがもにいいんですよって紹介する感じ。
それは先輩、先輩普及員とかから伝統的に受け継いだノウハウなんですかそれは。
それとも横山さんが編み出したものなんですかそれは。
普及はやっぱり歴代継がれてる方法ですねこれは。
そうなんだ。いくつか教えてもらいます。
そういうのいっぱいあるんですよね。
なんかこの時期だったらこれとか何でもいいですわ。思い出してもらえたら。
これ音が、今音だけ鳴らしてる。
カラカラ言ってる。
カラカラ。これ今僕チューインガム。チューインガムをこう振ってるんですけどこれがモグラにいいんですよね。
ガム。
ガムをモグラの穴に一粒入れとくんですよ。
それは噛んだ後のやつですか。
噛む前のやつなんですけど。
前のやつ。
前のやつなんだ。
これよく子供が食べるミントとかじゃない甘いやつなんですけど風船ガム。
風船ガムね。
風船ガムね。
はいはいはい。果物。果物描いてるやつ。
そうですそうです。
駄菓子コーナーであるやつだ。
そうですそうです。それのオレンジ味がいいんですけどそれをモグラの穴に入れといたらモグラ甘いの好きなんでパクッて食べるんですけど
モグラって消化するっていう機能持ってないんでお腹に詰まらして死んじゃうっていう。
確かに昔どっかで見たことある気がする。
これ現代農業の今年の3月号にも載ってるんですけど。
だからかな。なんか見たような記憶があったもんね。
まだあります。その話面白いですね。面白いと思わせるためだけのやつですもんね。
そうそうですね。やっぱり関心持ってもらうっていうのが。
確かに僕ら今そういう意味では引っかかってますわ。
そもそもなんですけどその情報はどこから得てきたあれなんですか?取材誰かが普及で見つけてきたネタとかそういうことなんですか?
遡るは全部そうですね。僕らは現代農業を読んで今こうやって喋ってるんですけど、元をたどれば誰かが農家から聞いて本に載った話ですね。
はぁー。
僕らの話もっとしてもいいですか?僕らの話。
気になる気になる。
最後まで言いたくて。
はいどうぞどうぞ。まだ落ちてないんですよこれ。
なるほどなるほど。はいはいはい。
これあの一応僕らのガムを入れるときに注意点があって、やっぱ鼻がすごくいいんですよモグラって。
だからガムを素手で触って穴に入れると、もう人間の匂いがついてるからここ危ないなと思って寄ってこないんですよね。
はぁー。猪とかってよくあるノウハウだけど。
農家とのコミュニケーション
だからそれをガム仕掛けるときも手袋して入れるとか、割り箸で掴んでガム入れるとか、ちょっとひと手間あったほうが効き目があるっていうそういう話です。
はぁー。落ちなかったんですよ。
単純にへぇーっていう。
いやいやそうかー。これ今収録ではこの埼玉の本社ですよね。
はい。
現代農業さんと和歌山の我々で今zoomでリモートで出て、横山さんの周りにも他にも現代農業さんいらっしゃるんですけど、今周りに4名いらっしゃるんですけれども、
このチューインガムの手法って王道なんですか?ご存知の方、手を挙げてもらえますか?
全員いなかった!
営業で使われたことありますか?この手法。
なるほど。
じゃあ取材を受けた農家はあるあるーって思ってる人は今何もいじるってことですね。
伝統的な王道手法に入る部類のものっていうことですね。
面白いですね。
僕らはもうね、皆さん困ってますしね。やっぱり。
はいはいはい。
このテロン聞き続けるだけでも全然面白いんだけどな。
松の枝とかチューインガムって言ったんですけど、その他にもそういう農法に使える実物をポケットに入れたりカバンに入れたりして、
ドラえもんみたいにパンパンなってる人もいるんですよね。
はぁー。
この人にはこれだろうっていうものを見せるっていう。
そのためにポケットっていうポケットがパンパンになってた人もいますね。
なんだ営業かよって言われてがっかりされた後にその手法をやるっていうのがセオリーってことですよね。
そうですね。セオリーって言ってた分間違いはないと思います。
うーん。
全員手が上がっちゃってね。
農家線流はこれも筆記になるんですか?
メモで書かれてたんですけど。
そうなんですよ。これ10年ぐらい前から僕ら普及者の中での流行りというか、
作り出したものなんですけど、今声だけだから見えないですけど、
現代農業の生地を線流にただしてるってだけなんですけど、
例えば?
例えば使えますモグラ胎児にチューインガムとか。
油虫黄色いバケツで捕まえるって今言ったような話なんですけど、
そういう現代農業に載ってる記事をコンパクトに分かりやすく伝えるために、
ちょっと575帳にしてるだけなんですけど。
確かにそのイメージありますね。今言葉で聞いてたけど、
現代農業って割と575帳のやつ多いなって。
生み出しは多いイメージですけど。
でもそういうふうに捉えてもらったら嬉しいですね。
それを営業の場面で喋るってことですか?
それを例えば営業の紙とかに書いておいて見せるとか。
あとそれを言っとき、さっきスーパーカブでもあるって言ったんですけど、
スーパーカブの後ろに大体荷物入れるボックスをつけてるんですよね。
わかります。
そこのボックスの3面とか4面に線流を貼っとくんですよね。
あっ!
さっきコヘイくんが金利とか言ってたからね。
JAの職員さんが後ろでスーパーカー金利とか言って、
車の金利0.何%とか書いてるやつのを。
線流、農家線流。
そう、線流を貼られてる。
農家ではないんだ。
記事のね、タイトル線流みたいな。
それで国道走ってると後ろのトラックの人がなんだこれって声かけてくれることもあるし、
確かに意味がわからんな。
これちょっと改めてなんですけど、周りにいらっしゃる音声では入らないんですけど、
現代の絵の具の皆さん、この手法されたことありますか?
されたことある方、手を挙げてもらえますか?
あ、半分ぐらい上がりましたね。
それ、自分で書くんですか?
なんか紙かなんかに。
紙に書いたりもするし、普通にワードで書いたやつを印刷したりもしますし。
それを貼り付けて走るんですか?
されたことある方、手を挙げなかった方は若いイメージだったので、そこが世代の溝なのかなって。
昔流行った手法っていう感じですかね?
されたことある方 僕なんか恥ずかしげもなくずっとやってましたね。
これを僕が別に57号にしようって言ったわけじゃないんですけど、
やっぱこう、現代農業っていう、タイトルだけ聞いてもなんか専業農家が読む本みたいなイメージあると思うんですよね。
確かに。
あーなるほど。より広く捉えてもらえるためにっていう。
現代農業の魅力
されたことある方 そうなんですよね。やっぱりその家庭菜園の人とか農業やってない人が読んでも面白いのが現代農業なんで。
それは思います。
ありがとうございます。その幅広さ感をどうして伝えたらいいかっていう考えた背に、この57号が生まれたんですよね。
まあ突きやすさはありますよね。スッと入ってくる感じはありますからね。
現代農業ですね。これ聞かれている農業に関係ない方、ただ家庭菜園とかやってるよという方、
手に取って読んでみてもらえたら、現代農業ってそんなに難しくないんですよ。本当に。
その通りです。
中学生でも別に大まかは理解できるんじゃないかなって思うぐらいのものじゃないですか。
中身はわりと読みやすい。
ライトなものが多い。ヘビーなものもあるけど、全体的にはライトなものが多いっていうイメージです。
ありがとう。その通りなんですよね。
私、記者さんというイメージだったんで、いざ記事になるまでを言ってくださいっていうのも提出してたんですけど、
それはやっぱり書きづらかったですか?台本、これで書いてもらえませんかって言ったんですけど。
そうなんですよね。僕が編集のことが本当にわからなくて。
本当に日報をとにかく上げているっていう。
そうなんですよね。でもそこから書いた日報が、例えばあっちの話こっちの話って、現代絵の具の冒頭に。
あります。本の中に書いてますね。
ありますよね。
ちょっとここの話でこんなの聞いてきたよみたいな軽い内容を書いているページってイメージですけど。
そうですね。それあれですよね。2022年の3月号に山本さん載ってますもんね。
そうやったね。僕全然あんまり理解してなかったんですけど。その頃買ってなかったからな。
それ載ってるんですよね。山本さんのお名前も。
たぶんポッドキャストについてのことじゃないかな。
そうですそうです。農系ポッドキャストが熱いっていう話が。
そうそうそう。
昔。
そんな前か。
結構昔ですね。
呼んだ呼んだ。
一回営業に来られたんですよ。その時も。
記事の執筆プロセス
普及。
普及ですね。そんなにダメなのこれ。その時はみかん大事店が新しいやつ出ますっていう営業で。
はいはい。
僕も最初おっしゃる通り別にいいですよっていう話をしましたね。
僕は買いますって買いましたけどね。
確かに。
ありがとうございます。
意欲が高いですね。で、その後にポッドキャストの話みたいなのをしたような記憶がありますね。
うんうんうん。
で、記事になりますんでっていうような話をしていって、電話でDMいただいたりして、そこにもまたプラスアルファ大事店の営業のこともメッセージで来ましたね。
だからこうやって記事になりましたよ。で、これなんですけどっていうような。これあります?手法として。
そんな多くはないですけど。そういうパターンもあると思います。
そうやって日報がそのままあっちの話こっちの話に乗るっていうこともよくあって。
あれがほぼ日報の原型って感じなんですね。
そうそう。そう思ってもらってもいいと思いますね。
これはわからんと思ってる人はぜひ手に取って一回読んでみてほしいですね。
ありがとうございます。そうですね。
許可いただければそのページだけちょっと貼り付けてもいいですか。一般の方に理解してもらえるようにビデオポッドキャストにしますんで。
ぜひぜひお願いします。
1ページだけこういう感じになってますよっていうだけ。許可いただけたらそれ載せておきます。
ありがとうございます。僕今日話すにあたって昔自分がこう書いて、あっちの話こっちの話で現代のように掲載されたやつを振り返ってたんですよね。
はい。
したらちょうど10年前、10年前に僕書いてたのが虫刺されにバッチリ効くムカデ油っていうやつなんですけど。
それは誰がどこでどういう流れで書くきっかけになった?
これ僕が大分県回ってる時に農家の方に聞いた特効薬の話で。
ちょっと民間技術すぎる気がするんですけど。
本当民間技術なんですけど、生け捕りにしたムカデをサラダ油につけとくだけなんですけど。
そういうことか。まぶしドリンク的なね。
そうそうそう。僕もまさしくそれを思ったよ。
それを飲まないで肌に痛みとか腫れがあるところに塗ると効きますよって話なんですけど。
これ質問しますけど、この手のタイプの生地って今も書けます?
今も書いてますよね。
書けるんだ。結構民間療法的なものって今の時代でSNSとかも台頭してる中でちょっと表現しにくいところあるじゃないですか。
その表現はやっぱすごい編集も気をつけてるって話をちょうど最近してましたね。
時代に合わせて。
そうそう。絶対効きますよっていう書き方のためとかね。
はいはい。効果があるとか書いたら薬になるからね。薬事法違反みたいなのありますもんね。
そうそうそう。
昔の2008年とかのたどれる記事とかを見たら、ここまで書いてるのかと思ったことがあったんですよ。
多分最近はこれ使わないよなっていうのがあったり、手前の和社ではない現代農業さんの方がかなりうなずいてるんですけど、そういう時代の中ではちょっとあるのかなと思ったりしたんですけど、やっぱあるんですね。
そうですね。でもこれはその時ムカデ油の話を書いて、そしたらこれを読んだ長崎県の獣医さんだったんですけど、その獣医さんになったらもう大量のムカデ油を仕込んでて。
ほお!
その時感動したのが、自分が農家に聞いた話が現代農業に載って、それを読んだ読者がやっぱりまた実践してっていうそのサイクル。
その獣医さんですからね。
その時獣医さんだったんですよね。
それは人間用に準備してるんですか?動物用に準備してたんですか?
それは人間用でしたね、その時は。
そんなに生きたムカデ、あちこちいます?そんな大量に。
その時は離島の獣医さんだったからわかんないですけど。
離島の獣医さんと阿部医師機も、現代農業だったらあるよな。
そうですね、いろんな人に会えるのが醍醐味ですよね。
そういうサイクル、循環がやっぱり普及の仕事の醍醐味だなっていうのをその時思いましたね。
農家との交流
それは記者的なポジションですけれども、皆さん普及がかなり重いだと思うので、
我々が農家が思うよりもかなり普及は頑張らなきゃならないのかなと思うんですけども。
そうですね。
我々が思う以上に飼ってほしいと。
もう飼ってください。
そうですよね、それは大事だと思います。
結構つつかれるもんなんですね。あんま詳しく話しにくいんだろうけど。
いやいや、でもやっぱり営業職なんで、そこはやっぱりありますよね。
やっぱり今、本が売れない時代ですししかもね、もう少しでも売りたいなと思って日々やってますね。
でも農家の実践を聞くっていう段階と、本を売るっていう段階ってそんなにかけ離れてないんですよね。
やっぱり買ってもらうっていうのは一応ゴールにあるんですけど、その過程でやっぱり農家の人と仲良くなるためにいろんな工夫とかこだわりを聞いていくんで。
ああ確かに。そう思うと密接だ。
そうですね。だからそんなにかけ離れてないと思ってやってますかね。
これあれちゃいます?この話聞いてちょっと憧れる人いてるんちゃいます?来年くらいになんか急に求人ってかあれが増えたみたいなことになったらすごいいいなと思うんですけど。
嬉しいですね。待ってます。
そうか。新聞って読者で読者で限るところの側面が高いじゃないですか。新聞ので記事の実践者になり得ることってまあないじゃないですか。
けど農家に売る専門誌だったら営業先、読者でもあり実践者でもあるからそこが二つ重なるところがあるのかなっていうの。
さっき山本さんが読者であり実践者っていう言葉を言ってくださったんですけど、そのワードがすごい素敵な言葉だなと思って。まさに本当。それが嬉しいですね。
山本 僕なんかもらえるんですかこれ。
柑橘大事典もう一冊送ります。
山本 柑橘大事典、私まだ買ってないので。
この前でももらったよ考えたら。お祝いって言って。
山本 あれは柑橘大事典じゃなくて農業日誌です。
いただきました。
山本 農家日記をいただきました。
ありがとうございます。
山本 これはお祝いがあって、われわれ夜の農家がめでたいことがあったんでそのお祝いでいただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
山本 ちょっと出演いただいたので宣伝ということで。みなさんこれポッドキャスト聞かれている方だったらこれかなと思うんですけど。どうぞ。
山本 現代農業ボイスっていうのを始めてまして、現代農業の記事を読み上げる音声配信サービスです。
ポッドキャストで。
山本 そうですね。毎週月曜木曜の5時頃に、夕方5時頃にYouTube、Spotify、Appleポッドキャストで公開しています。
山本 記事の読み上げは一部合成音声で行っているものもありますけど、ほとんどが農文教の職員によるものです。
山本 編集部が最新号の内容を時期的に紹介する読みどころ紹介もお勧めです。
この音声聞かれている方で、より現代農業ってどんなこと書いてるんだろうって興味ある方は、そちらの方も聞いてみたらより詳しく理解できるかなと思いますんで。
知らなかったです。
山本 あるんですよ、現代農業ボイス。
それいいですね。
山本 横浜さんありがとうございます。
横浜 横浜さんありがとうございます。
山本 前回は編集長さんらの出来上がった記事からのピックアップっていう話でしたけど、今回は現場レベルの話で、農家との接点、影響の仕方とかですけれども、
山本 思うかそっちだったなと思うんですけど、リアルに感じることができたかなと思いました。
そうですね。
山本 このように苦労されて、出来上がって、営業もされてっていうのが現代農業でございますんで、農家の方、一般の方もそんな難しい雑誌ではないので、ちょっと書店で手に取ってもらえたらありがたいです。
ね、ほんと一回見てください。全然そんなとっつきにくいってことはないんでね。
山本 あとは農家はね、楽天マガジンとは言わず、ルーラル電子図書館に入りましょう。
あれはいいですからね。使ってみたら。
山本 あれはいいですよ。病害中、農薬、すごく幅広い知識が一挙に載っている。あれ以上ないでしょ。
ね、ちょっと確かに値は張りますけど、その価値はあると思いますけどね。
農業現場の経験
山本 あるあるある。農協から入ったりしたらちょっと安かったりとか、そういうのもあったりするかもしれないんで。
はい。
山本 まあまあ下手なこと僕は言えないな。はい。ありがとうございました。
ありがとうございます。
山本 じゃん!
50:07

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