1. みんラボ 〜みんなの才能研究所〜
  2. 【番外編/前編 #003】『ふくお..
2021-11-12 38:05

【番外編/前編 #003】『ふくおか食べる通信』編集長 梶原圭三さんの才能とは?(ゲスト回)【みんなの才能研究所|みんラボ】

■今回の内容【毎週金曜日/朝5時放送】

今回はパーソナリティよっしーの繋がりで『ふくおか食べる通信』編集長 梶原圭三さんをゲストにお呼びしました!

「自分の才能が分からない」とおっしゃる梶原さんでしたが、お話をうかがう内に素晴らしい才能がたくさん見えてきました。

是非最後までお楽しみください!

才能を研究し人生を模索する才能博士たかちん、株式会社COTEN深井龍之介、よっしーこと中村義之の3人がお送りします。  


■ふくおか食べる通信

こちらをクリック


■みんラボサポーターになる

こちらをクリック


■出演&Twitter

- 才能博士 たかちん(@takachiiiiii3

- 株式会社COTEN 深井龍之介(@CotenFukai)

- よっしー(中村義之)(noteはこちら


■みんラボメンバーへのお便り

info@min-lab.space


■感想

#みんラボ」でツイートお待ちしてます!


■コテンラジオ(COTEN RADIO)番外編

【番外編 #34】握手しただけで才能と性癖がわかる男・たかちん(前編)【COTEN RADIO】

こちらをクリック

【番外編 #34】握手しただけで才能と性癖がわかる男・たかちん(後編)【COTEN RADIO】

こちらをクリック

00:09
みんなの才能研究所、みんラボ、よろしくお願いします。
お願いします。
今日はですね、ゲストに梶さんという方がいらっしゃいまして、
おー、ようこそ梶さん。
初めまして。
よろしくお願いします。
今日はですね、梶さんの才能を探っていこうという会をやりたいなと思ってまして、
僕も梶さんとほとんど喋ったことがないので、どんな方なのかなっていうところから梶さんの才能を探っていって、
ちょっと本当の梶さんというものをですね、僕らも見つけさせていただきながら、
そして梶さんもみんラボをずっと聞いていただいているというところで、梶さんの才能を爆発させることをですね、
僕らも何かしら出てきたらいいなというふうに思ってますし、梶さん自身もむしろもう才能爆発してるよと、
むしろこういうふうに才能をもっともっと世の中に広めていきたいんだみたいな、もし思いがあったら、
今日は聞かせてもらいたいなというふうに思ってます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
そしたらヨッシーが梶さんを連れてきてくれたんだよね。
そうだね。
ヨッシーからの紹介と梶さんからの紹介、どっちももらえたらいいな。
OKです。梶さんとは4,5年前、3,4年前ぐらいに共通の知り合いを通じて知り合って、
その時は僕が東京から福岡に戻ってきて起業したばっかりで、
梶さんも福岡タベル通信っていう農家の方と消費者の方を直接つなぐメディアを立ち上げる企業直前みたいなタイミングでお会いして、
で、何か行き通してっていうことがあって、この前梶さんから久しぶりに連絡いただいて、
みんなも聞いてると、マジですかと、バリウレシスみたいな話の流れから、何か梶さんのお悩み相談みたいな感じで、
福岡タベル通信っていうのは、福岡のエリアの農家さんの何かおいしい野菜とか果物を、
本当に新聞みたいな紙面にしっかりストーリーテリングして、農家の方の思いとともに作物を届けるっていう、
すごく思いのあるビジネスを梶さん自身が手掛けられてるんですけども、
その課題については梶さんご自身の口から話もあった方がいいと思うんですけど、
みんなも聞いてて、何かそれでこういうことしたいんだよねみたいなことを問い合わせいただいて、
だったらみんなも話しませんかと。
みんなもってやっぱりリスナーの皆さん一人一人の才能が開いていく場にできたらいいねみたいな話をこの前したばっかりだから、
そのゲスト第一弾として梶さんに来てもらったらすごい嬉しいなと思って、お声掛けした感じですね。
いいですね。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
梶さん結構ね、今日すごい楽しみにしてくれてて、事前にFacebookでもなんかすごい最高のラジオ発見しちゃいましたみたいな感じでね、
宣伝もしてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます。
03:00
いやいやいや、本当にこんなおじさんが一人目で出演していいんだろうかっていう、今そういうふうに思ってるんですけれども。
とんでもないです。
それこそ前回はオリンピックのメダリストの長里選手が出たということでしたので、
今聞いてらっしゃる方は誰よこのおじさんみたいな、そんな感じだと思うんですけれども、
ちょっとまな板の上のこういう状態でいろいろと覚悟を決めてきましたので。
いやでもあれですよ、リスナーの方には伝わらないかもしれないですけど、梶さん今日ピンクのTシャツ着られてるんで、
こんなナイスなおおっさんいないですよ。
しかも目尻のシワがね、すごい最高なんですよ、笑顔が。
人柄が出てますよね。梶さんよかったらご自身でも自己紹介いただいてもいいですか。
はいありがとうございます。梶原圭三と申します。福岡に住んでおりまして、多くの友人から梶さんと呼ばれてますので、
このミンナボでもですね、お三方に梶さんと呼んでいただきたいというのを持っております。よろしくお願いします。
仕事はですね、福岡食べる通信という冊子の編集長をやっておりまして、
編集長とはいえですね、少人数でやっております。
食べ物付きの定期講読誌というコンセプトでございまして、
定期講読誌、何の講読誌かといいますとですね、
生産者さんのことを取材しまして、その生産者さんの裏側とか農業のストーリーとかですね、
彼らのこだわり、思いみたいなものを一つの冊子にして、
それと共にその生産者さんが作った食べ物をセットにして、
宅配便でお届けしているという、そういったことをやっております。
冊子そのものは書店では買えませんので、定期講読をしていただいておりまして、
今現状の定期講読者がだいたい700名ぐらいいらっしゃいます。
ペースとしては2ヶ月に1回のペースで発刊しておりまして、
毎回毎回ですね、福岡県内のこだわりの生産者さんの特集をやっておりまして、
これが収録されているのがですね、今10月なんですけどもですね、
9月は築前町の黒田丸っていう黒大豆を生産されている麦わらファームさん、
それから11月はですね、くるめの大変希少なですね、地鳥のサザナミ鳥っていう養鶏をやってらっしゃるですね、
小賀さんっていう、そういったこだわりの生産者さんを特集します。
そんなことをやっております。よろしくお願いします。
お願いします。
サザナミのその鶏肉ってどんな鶏肉なんですか?
えーとですね、実はですね、ほとんど出回ってないというか、
もう飲食店にしか行ってない、おいしい焼き鳥屋さんにしか行ってないような地鳥だったんですね。
数が少なくてってことですかね?
06:01
そういうことです。実はですね、地鳥そのものを鶏肉にするものってはっきり言って採算が合わないので、ほとんどされないんですね。
ところがその小賀さんっていう方はですね、いわゆる一般的な養鶏をしながらも、やっぱりそのおいしい地鳥をですね、ちゃんと提供したいということで、
自分の思いだけで採算に合わないんですけれども、うまい地鳥を作りたいということで、それを作って、ほとんど来る目、それから不幸化しないのですね、焼き鳥屋さんとか、
あの地鳥料理専門店とか、そういったところに下ろしてたんですね。
そういう地鳥です。
いいな、それ食べれる、家で食べれるのめっちゃいいですね。
そうなんですよ。
確かに。
そういうなんかレアとか、この食材はぜひ食べてほしいっていうものを特集して皆さんにお届けしてるってことなんですね。
そうです。
その選ぶ基準みたいなのってどうやって決められてるんですか。
あの生産者さんとお会いするんですけれども、なんかね、やっぱこう感覚なんですよね、僕の。
明確な基準があるっていうことではなくて。
いやいいですね、そういうのがね。
なんかこの人面白そうとか、食材じゃなくて人なんですよ。
へー。
人なんですよね。
で、この人面白そうとか、この人なんかすごいなって思った人に興味を持って、
で、その人が何を生産しているってことを確認した上で、
じゃあその生産物の旬は、例えば5月なんで来年の5月に特集させてくださいみたいな、そんな感じなんですね。
うーん。
なんでこの福岡食べる通信の話をするとですね、
要は福岡のおいしいものが定期的に届くサービスみたいな見られ方をするんですけれども、
それ自体は間違ってないんですが、僕はですね、どっちかっていうと、
その食べ物の方がフロークで、それを作ってる生産者さんがメインコンテンツ。
あー面白い。
要は生産者さんと読者の方を直接つなぎたいっていう、
その橋渡し役が食べる通信という風な位置づけで僕は捉えてます。
あーそうなんですね。
へー。
面白い。
なんか食べる通信って全国にありますよね。
あります。今20地域ぐらいあると思います。
東北で始まってどんどん広まっていって。
そうなんです。
僕あるとある1個の県で失敗した事例を聞いたことがあって、
大変で再行できませんでしたっていう方を聞いて、
めちゃめちゃ大変なんだろうなってイメージで、
なんか福岡食べる通信の方と今度対談するんですって言ったら、
めちゃめちゃ成功されてると思いますって言ってました。
あ、そうなんだ。
はい。
だって700人って結構すごいよね。
すごいと思う。
なんか美味しそうですね。今見てますけど。
お、ありがとうございます。
当たり前ですけど、なんかすごいしょうもない感想ですけど、めちゃくちゃシンプルに美味そう。
Uber Eats食べてる場合じゃないよ。
食べてる場合じゃない。
全部ね、福岡県内の生産者なんですよ。
へー、いいなあ。
タニタもあれですよね、福岡ご出身で。
そうですね。福岡出身の福岡在住です。
あれ、僕東海道にUターンして来られたばっかりの時になったんでしたっけ、あれって。
09:00
そうですね。企業を辞めて退職して独立して、やるなら福岡だっていう風に決めてたので、福岡に戻ってきてそこで始めました。
じゃあサラリーマンから脱サラして。
そういうことになりますね。
失礼ですけど、おいくつの時に独立されたんですかね。
いくつだっけ、50。
おー、すごいね。
ご家庭もあってですもんね。
ちょうどね、受験間近、息子がいましたね。
一番お金かかるときかもしれないですね。
おい、親父何してんだよみたいな感じにならなかったですね。
息子に言われました、あのー、俺受験していいとって。
これは聞きますよね。
いいよって。
すげーなあ、結構勇気いりますよね。
この福岡でやるぞって決めたっていう理由と、そのきっかけ、何だったんですか、福岡タブレット通信を始めるきっかけっていうのは。
えっとですね、もともと農業に興味があったんですよ。
そこから遡ること10年くらい前に、まじで農業やろうかなと思って、それこそ脱サラして農業家になろうと思ったんですね。
それはね、3.11が結構影響していたりします。
ただですね、僕の特性とかを考えたときに、一箇所で、要はその一箇所にじっとしてなきゃいけないじゃないですか、農家って。
それなんかね、自分には多分無理だなって思ったんですね。
じゃあある意味、なんかちょっと言い方変えると、才能の発動条件みたいな話なのですかね。
かもしれない。
ミンラボっぽく言うと。
そうそう。
確かに。
ただ一方で農業には関わりたいなってずっと思ってたんですね。
そこで農家になるのをやめて、とりあえず会社員続けてたんですけども、農業とは関わってまして、要は農家と関わってまして。
土日に、当時僕東京に住んでたんですけども、千葉の農家さんのとこに土日に行って、
例えば田植えの手伝いをするとか、耕作放棄地を開墾するとかっていうことをやってましたと。
農作業そのものも楽しかったことがあるんですけれども、あるときですね、ものすごく広い耕作放棄地を開墾しなきゃいけなくなったときに、人手が足んないって話になったときに、
誰かがこれイベントにしちゃおうぜって言ったんですよ。
耕作放棄地開墾ツアー。
そしたらその時、Twitterで呼びかけたらですね、都内から20人くらい来たんですよ。
どういうモチベーションで来られるんですか、その方々は。
非日常体験ですね。
確かに開墾って完全に非日常ですもんね。
しかも有料で3,000円、有料にしたんですけど、それでも来られたんですね。
なんか面白いアイディアですね。
僕らが子供の時の非日常で、例えばディズニーランドに行くとか、デパートの屋上の観覧車とか、そういったものだったんですけども、
12:00
当時の都会の特に働いている女性が多かったんですが、
そういう方々の非日常っていうのは、そういう自然と戯れるみたいなことに気づいて、
その時にこれビジネスにできないかなって思ってたんですね。
こういう都会と地方をつなぐとか、消費者と生産者をつなぐとかっていうことが、
何か仕事にできればいいなと思ってたんですけども、
イベントって仕事にするには難しくて、
その状態を続けながら会社員を続けてたというのが5、6年ありましたかね。
その時にタベル通信、いわゆる先ほど高地さんが言った東北タベル通信に出会っちゃったんですよ。
東北タベル通信っていうのがあって、生産者と消費者をつないでいると。
そのモデルを知った時に、瞬間的にこれだと思ったんですね。
これやりたい、できるっていうのとやりたいと思って。
1週間後ぐらいに東北タベル通信を立ち上げた高橋博之さんっていう人がいるんですけども、
その人のとこに会いに行って話を聞いて、
ちょうど福岡が誰もやってなかったんですね。
福岡タベル通信がなかったので、
直感的に福岡タベル通信やらせてくださいって言ってたんですよ。
行動力ありますね。
その直感ってどこからきたんですか?
まず自分がやりたいこと見つけちゃったっていう、その衝動がめちゃめちゃ大きくて。
モチベートされたんですね、何者かに。
福岡って食べ物おいしいってイメージがあったから、
福岡タベル通信誰かやってるだろうなと思ったところに、
誰もやってなかった。
俺がやんなかったら絶対誰かやると思ったんですよ。
確かに高地さんやる前に誰かやっててもおかしくないですよね、福岡の。
もうこれは千載一遇だと思ったんですよ。
早くつばつけなきゃみたいな、そんな感じで。
しかもそのビジネスモデルスキームがもうあるわけですよね、東北で。
そうなんですね、あったんですね。
ただこれはビジネス的な話になるんですけど、マネータイムするのめっちゃ難しいし、
先ほどお話もしましたけど、うまくいかずに撤退していったタベル通信もあるぐらいなので、
そこはあったものの、やりたいほうがマックスになっちゃったです。
そこまでやりたいか掻き立てるのって、千載一遇?
千載一遇、これ日本語弱すぎて千載一遇が出てこない。
千載一遇のチャンスだって思う理由っていうのは、
それはお金が稼げるっていうチャンスの感覚なのか、
これは僕がやりたいと思ってたから絶対やりたいんだっていうのと、
どっちのほうが強かった?
それは後者ですね。
後者で、そのやりたいの動機って何ですか?もっと深掘っていくと。
やりたいの動機、やりたいの動機。
福岡の食べ物が大好きなのかとか。
めっちゃいい質問だね。なんか才能が眠てそうだよね、ここにね。
15:01
そうですね。
素敵な生産者でやっちゃったのか。
3つありますみたいなことをかっこよく言いたいんですけど、今2つまで思い出したんだけど、
1つやっぱ農業ですね。農業にずっと携わりたいっていうのが思いがあって。
それがなぜかをめっちゃ聞いてみたいですけど。
えっとですね。
なんかね、自分でも野菜を作ってたんですよ。畑を借りて。
その時はサラリーマンやってたんですけれども、
なんて言うんでしょう、その開放感っていうか、その毛穴中からですね、
なんて言うんだろうな、ストレスみたいなものが全部…
すげえ。表現がすごいですね。
抜けていくそういう感覚を味わっちゃったんですね。
それは農業をしているどこでそういうふうに感じられたんですか?
いろんなプロセスあると思うんですけど、農業にも。
めちゃめちゃ鋭いですね、質問が。
多分ね、土を耕している時だったと思いますね。
クワで。
収穫とかでもないんですね。耕している時に。
そうなの。僕耕している時でしたね。
それは匂い?土の匂いですか?
ああ、それもある。めっちゃありますね。
これまさしくヨッシーが言っている身体感覚だね。
身体感覚めちゃめちゃ感じ取ってるよね。
そうだね。
土の匂いはね、本当に今でも記憶が残っているぐらいあります。
匂いってやっぱり強烈ですよね、畑ってね。
そうなんですよ。
だから当時東京で仕事してたので、
結構僕は東京のコンクリートジャングルが苦手なタイプなので、
まさに息抜きで行ってたんですけども、土に地に畑に。
その土の匂いで相当癒されてた感覚はありますね。
じゃあもう畑触るだけでストレスが解消されるみたいな。
そうですね。それは大きかったと思います。
もう一つがですね、そこでのコミュニケーションなんですよ。
その畑でのコミュニケーションです。
畑で耕している人同士のコミュニケーション。
畑を借りて農作業をやるっていうと、一人で黙々やっているイメージなんですけれども、
僕はたまたまですね、一つの畑を4,5人でシェアするっていうプランに加わったんですね。
初めましてなんですね。その畑で会うとき初めましてなんですけども、
もう1時間も一緒に作業をやっていると、
もうなんていうんでしょう、もうなんかずっと仲の良い友達みたいな感覚になっちゃうんですよね。
1時間で?
本当になります。
びっくりするぐらい。
一緒にサヨナ入る感覚がね。
なるほどね。
そこでなんて言うんでしょうね。
例えばその仕事の肩書きとか利害関係とかそういったものが何もない中でのコミュニケーション。
1人の男、1人の女、1人の人間としてのコミュニケーションが普通にできるっていうことがめちゃめちゃ楽しくて。
だからそういう身体感覚とそのフラットな関係性みたいなものが、僕の中にはもうインプットされちゃったんですね。
なるほど。
その時働かれた会社って結構バチバチな会社だったんですか?
18:03
会社自体はですね、非常に真っ当な会社なんですけども、僕がやってたのがですね、
結構赤字の事業を立て直さなきゃいけないっていうようなことをやってて、
赤字の事業なので簡単に言うと人を辞めさせなきゃいけないとか、
そういったことも役割的にやってたわけですよね。
バチバチですね。
そうですね、そういうのバチバチって言うんですね。
僕らだけですけどね、そんなの。
なので、そこでの人間関係とかちょっとしたコミュニケーションのずれによって、
例えば信頼していた人から後ろから刺されるみたいな、今は比喩ですけどね。
そういったこともあったので、仕事は結構ストレスかかってましたね。
それは何のストレス?
40代入ってからですね、40歳とか41歳ぐらい。
やばいな、聞きたいことが多すぎるけど、どうすればいい?
そうね、結構聞きたいこと聞いていったらいいと思って。
もうみんなも始まってるから、これ。
カジさん、何か今思い出したいことはありますか?
そうですね。
一番大事なことは、
僕らが、
そうですね。
今、立ち上げて4年目、丸4年経ったんですけれども、
おかげさまで高読者の数も、本当に亀のようなスピードですけども、
順調に増えていって700人ぐらいまでいったんですが、
僕らが、
今、
今、
今、
今、
今、
今、
いっても、順調に増えていって700人ぐらいまでいったんですが、
当初、想定していた、生産者さんと読者の方を繋げる、ということでいうと、
グラデーションはあるんですけれども、
だんだん繋がり始めているんですね。
読者さんによってはですね、
顔の見える農家さんとの関係性を、
知っている人が作ったものを知っている人同士で食べる、
知る産・知る商っていう言葉で、
知産・知商っていう風に呼んでるんですけど、
そういう世界観を作りたいんですけど、
作りたいんですけど 要はなじみの農家さんみたいな
行きつけの店とかがあるじゃないですか 行きつけの焼き鳥屋とか
そんな感じのなじみの農家さんみたいなものを 読者の方に作ってもらえたらいいなと思ってやってきたんですけど
それはある程度出来始めてきているんですね
一方で この700人の読者の方と これまで取材した30名の生産者の方がいらっしゃるんですけども
このコミュニティそのものにめちゃめちゃ価値があるなっていうふうに 最近感じてきてて
ここに集まってる人たち 中には 例えばサービスを受けるだけではなくて 読者の方からは
率先して 例えばマルシェを開くとか 生産者さんに声をかけて 自分でオンラインのイベントを開くとか
マルシェって露店みたいなやつですか?
露店ですね そういったことを自主的に 一部の非常に濃厚な読者の方がやり始めてるんですよ
21:06
すげえな
僕はそういうのが大好きで そういう自然発生的になるものがすごくいいなと思って
要は単にサービスを受け取るだけではなくて グランドに降りてきてほしいんですよね
それが自然発生的に起こったものを見て ちゃんと設計できないだろうかっていうのが 今 僕の中で一つの問いなんですよ
そういう今 観客席で見ている読者さんが グランドに降りてきて 農家さんと一緒に何かをする
要は提供者側に回るみたいな
それを僕の中で ちゃんと設計できないだろうかっていうことを考えているんですね
で 僕 深井さんと違って 構造化能力が全然なくって 構造化編成は多分40ぐらいなんですよ
なので 自分で1ヶ月ぐらい考えてもいいアイデアが思い浮かばなかったので
読者の方にオンラインでインタビューしたんですね 1人1時間
で 結局101人の方とインタビューしたんですけど
めっちゃすげえ めちゃくちゃすごいわ 100人で止めないのも面白いですね
確かに 101匹ワンちゃんみたいな
そこで話した時に 何か奇想天外なアイデアをいただくというよりは
読者さんの中で何気ない一言が 僕の頭の中に散らかってた言葉とか記憶とか要素が
勝手に繋がっていって いろんな具体案が出てきたんですね
それを今すぐにでも始めたいんですよ 僕の感覚としては
ただ この巻き込むっていう 読者の方を巻き込むっていう時に
一定程度設計しないとダメだなとか 構造化しないとダメだなみたいなのが僕の中にあって
ちょっと二の足踏んでるところがあるんですね
どうして構造化しなきゃいけないなって思うんですか?
やっぱね 失敗を恐れてるからだと思います
どんな失敗をしたくないんですか?
いやー やべえな 全部喋っちゃわなきゃいけないな ここで
なんかね これ何なんでしょうね
なんかかっこ悪いとかあるのかもしれないですね
もしくは 巻き込むってことは その方々の時間を使うってことじゃないですか
それに対する一定程度の責任みたいなものがあって そういうところはちょっとやっぱありますね
じゃあ もし巻き込んで失敗した時に みんなの時間を無駄にしてしまったなって言って
大逆感が生まれるってことですか?
多分
いやー そこじゃない気がするね
俺もそうだね
そこじゃない まあ ここは多分あんま今 掘られないほうがいい気がする
でも いいムードになってきたね
あとはね うちらの時にもちょっと話したんですけど
やっぱり主役は生産者なんですよね
で 僕があまりにも全面に出すぎることによって
24:00
結局 生産者さんを全面に出したいのに
要はカジさんの食べる通信になるっていうのは あんまり僕の中では良いと思ってなくて
みんなの食べる通信にしたいんですよね
ですから あまり僕が出すぎるっていうことに対しても 少し自分の中で荷の足を踏んでる理由でもあったりします
だからちょっと設計の段階で 僕があまり出ないような設計にしたいなとかっていうのもあって
みんなを主人公にしたいのは みんなに注目してもらいたいからですよね
ちょっとそこは違くってですね
まさに才能を発揮してほしいなっていうふうに 思ってるからかもしれないです
これ別に忖度するわけじゃないですけども みんなごに
700人いらっしゃるとですね すげえ才能ばっかなんですよ
そうでしょうね しかもその中の100人と1時間話したらね
7分の1ですもんね
その才能というか自分の得意なものを 例えば仕事で活かしきれてないとか
そういった方々もたくさんいらっしゃって
そういったものを活かせる場として 食べる通信のコミュニティがあるっていうのは
すごくいいのかなというふうに思ってたりします
バリバリいいじゃないですか
でも農業の時のフラットなあれに ちょっと近い感覚がありますね その場って
俺もそれなんか思った
なんかちょっと今感じたんですけど 経験された農業の薬食関係ないフラットの場で
気持ちが良かったっていうような ああいう場が職場以外にあると
すごくいいんじゃないか みたいな感じなんですかね
それは思いますね 発動条件 僕まだちゃんと理解してないんですけども
フラットであるってことは 結構大事な発動条件みたいな
を構成する一つの要素のような気もするので
ヒエラルキーの中で 僕30年間仕事してきたんですけど 会社員として
それの良さはあったものの そのヒエラルキーが今の世の中で
合わなくなってきているっていうのは もう皆さん薄々感じていることだと思うんですね
これはビジネスパーソンもそうですし
うちの読者さんほとんどの方が ビジネスパーソンなので思っていると
だからその中で自分の持っている能力とか 強みみたいなものを発揮しようと思って
例えばボランティアとかNPOとか そういったことに携わろうとしている人が増えている中で
まだまだそういう方々って一部なんですよね
タブレット通信を公読していることによって そういうものを発揮できる場がありますよってこと自体が
そのタブレット通信を公読している価値の一つになるんだったら いいかなっていうのはあります
だからそこは能力とあんまり関係ないんですけれども 僕の中ではある意味才能の発揮場所の一つになればいいかな
っていうふうなものもあって だからMinLabにこんなにハマっているのかもしれないですけど
嬉しいですね
27:01
いつからですか そんなに人の才能に着目し始めたのって
いや 本当数ヶ月前ですよ
数ヶ月前なんですね
はい
そうですか
その時は才能っていうよりも僕は得意 人それぞれ得意があるなって思って
それはやっぱりコロナによってイベントが さっき言ったマルシェとかが開けなくなって
オンラインでいろんなイベントを始めたんですね
オンラインってなるといろんな人の協力が必要なので 読者の方に手伝ってくださいっていうことをお願いするんですけれども
結構手を挙げてくださる方が多いんですよ
当然何のギャラも払えないんですけれども いや単純にお手伝いするだけでいいですみたいな
そのオンラインのイベントを回すときに この方はこういう裏方の仕事がめっちゃ上手だなとか
スケジュール表作るのめっちゃ天才じゃんとか
あるいはファッシリやらせたら俺より上手いじゃん みたいな人がいらっしゃって
そういったものを仕事で発揮できてるんですかって聞くと いや仕事ではなかなか発揮する場所がないんですみたいなことを聞いてましたね
そういうのがきっかけになったと思います
ああそういうことですね
めっちゃミンラボ的なことやってたんですね
かな
その中でカチさんはご自身の才能をどう自覚してて
これがわからないんですよ
これラジオで伝わんないかもしれないけど めっちゃいい表情してる
今表情してるね
ちょっと苦虫を噛みつぶしたような
これはすごい的確な表現
これがわからないんですね だからやっぱこのミンラボにすんげーハマってんじゃないかなと思うんですよね
でも今なんかその出てきた何とかみんなの才能を発揮したい そういうようなコミュニティを作っていきたいっていう欲求があるじゃないですか
欲求を満たす過程にですね どういうプロセスで自分はやっていこうかなっていうところに
カチさんの才能って受け彫りになると思うんですね ミンラボの定義だと
なのでその目標に対してどんなことをしていこうかな
僕が一番ワクワクする状態って何かなとか
そういうのが見つけていったら カチさんの才能を生かしてそれを達成できるんじゃないかなって思いました
ってかそもそも700人まで高読者集めて相当すごくない?
多分すごいよね
そこで多分もうすでに才能使ってる可能性あると思うんだよね
ああそっかそっちからかぼっていこうか
パクトだよそっちはもう
そうだね
うん
じゃあその700人を達成…なんか達成だと思ってないんでしょうね多分ね
700人集まったって感じなんですかね
数か点としか思ってないかもしれないけどカチさんは
うん
でも普通に客観的に聞いたら結構すげえと思うよ
うん
なんかウェブサービスで700PVとか700ユニークユーザーってあんま大したような数字じゃないけどさ
うん
したときに一回お金払って誰かが選んだ食べ物を
もうしかもそれ自分に選択権ないわけじゃん
そうだよね嫌いなもん来るかもしれないけど
そうそうそう
それ委ねてるわけじゃんカジさんに
確かに
結構すごくないそれ
ねカジさんセンスで決めてるって言ってたしね
それが700ってやっぱすげえよ
30:00
ああ確かにね
どうやってそこまでいったのかっていう
ただ本当にちょっとずつ積み上がっていたのか
どっかでグイーンと飛躍したシーンがあったのかとか
そのとき何をやったのかとか
その辺のなんかプロセスだり葛藤なりをすげえ聞いてみたいっていうね
聞いてみましょう
えっとですねまず700人ですね
もうほぼ顔と名前わかるんですよ
えーマジやば
めちゃくちゃやばいそれ
それ才能
相当やばいですよそれ
これはやっぱフェイスブックっていうもののおかげだと思うんですけれども
いやいやいや絶対覚えられないですよやばい
フェイスブックやってる方はほぼほぼ友達申請して
友達になって読者グループっていうのに参加していただくんですけども
95%ぐらいの方がそうしていただいてる
残り5%の方はもうフェイスブックやってませんっていう方なんですけども
メールのやり取りがあるのでだいたい名前はわかりますっていうことなんですが
それ相当すごいと思う
これもですね実は最初送還するときに発送しましたっていう
要は発送メールを出さないといけないんですね当然ですけれども
いついつ届きますっていう
普通は他の食べる通信の方々はそれをBCCで一斉配信するんですけど
僕からするとそれめっちゃもったいないと思ったんですよ
だって2ヶ月に1回確実に読者の方とコミュニケーション取れる場じゃないですか
これはもう一人一人に送るしかないなって思って
ちょっと待って何百人送ってるんですか一人一人に
またフェイスブックメッセンジャーって便利なツールがあって
タトシも700人に一人一人送ってるんですか
送ってます
マジでヤバい相当すごい
仮に同じ文面だとしても700回コピペしてるってことですよね
主要なところはそうですねコピペしてでも名前は全員名前入れます
例えばヨッシーさんAとかタカチンさんAとかなんで
最後の産業とかはその人に合わせたメッセージを入れます
それは無理やな俺は
ヤバいわ俺700人にメルマガみたいなもので全部オリジナル送ってる人は日本にいないですよほぼ
ちょっと待って御問かもしれないけどさ
御問かもしれないけどあえて聞きますけどついついやってます?
これねさすがについついやれるようになったのは最近だと思うんですけども
楽しめるようになったんですよ
最初はその使命感っていうかこれぐらいしないと多分大会されるだろうなみたいな恐怖感があったんですけど
だんだんやってるとですねメッセンジャーのいいところはほとんどの方がレスくれるんですよ
メールだとですねレスこないんですけどメッセンジャーだと例えばありがとうございました楽しみにしてますとか
場合によってはもっと内容の濃いレスを送る
33:02
それに対してもう一回僕が返すのでだいたい2往復ぐらい会話があるんですね
しかもそれかける700でしょ
そうそうそう
それをこなそうと思ったら結構きつくなるので
これ自体を楽しもうと思ってですね
まず1日に最大100名っていう風にもう決めたんですね
発送例えば200人発送できるかもしれないけれども100人しか発送しない
その代わり1週間かける
で100人に対して送りましたってメール返して
でそこからもうメッセンジャーでめっちゃ来るわけですね
それをですね僕はお酒飲みながらとかお風呂入りながらとか
もうその時間を楽しむんですよ
そうすると結構何かこう変えさなきゃっていうものよりも
自分の中でも楽しみになっちゃったから会話めっちゃ楽しんでるんですね
で夜中の2時ぐらいまでいつもやってます
コミュニケーションが好きなんだ
コミュニケーション大好き
だって畑でもコミュニケーションが好きっておっしゃってましたもんね
もうすでにね何個か才能見えますけどね本当に
単純に僕寂しがり屋だからかなって自分で思ってたんですけど
僕も寂しがり屋ですよそんな言ったら
それできないですけど
でもそう思いません?もったいないじゃないですか
せっかくまさに3500円何が来るかわからないのに
そういうのが嫌な方は多分退回していくと思うんですけれども
そのメッセージ送ってる時って楽しめるようになったとは言ってますけど
どういう楽しみがまた返ってくるんですか
皆さんから返信が来ること
そうですねいっぱいあるんですけれども
やっぱりその人以外の方が
自分の中でも楽しめるようになったとは言ってますけど
そういうのが嫌な方は多分退回していくと思うんですけれども
やっぱりその人以外の方が
例えば喜んでいるとか
例えば子供がとかですね
お子さんが一番最初に冊子を読み始めますとか
あるいはですね結構嬉しかったのが
ご自身は海外にいらっしゃるんですよ仕事で
ただご自身が公読してくださって
お届け先を実家にするっていう傾向があって
それによって実家のお父さんお母さんと
2ヶ月に1回確実にコミュニケーション取れるようになったとか
面白い
こんなの全然想定してないんですよね
僕もタブレット通信やるときには
それめっちゃいいな僕親にそれやろうかな
めっちゃいいでおばあちゃんにもやりたいそれ
だからそのタブレット通信が2ヶ月に1回
なんかその家族のコミュニケーションのきっかけになっているとか
素敵だな
あるいはですね別にUI1とディスるわけじゃないですけれども
タブレット通信が来たことによって
ちゃんと職戻さなきゃとかですね
36:00
いいきっかけになるんですね
そうなんですよそういう声が聞こえてくるのが
すごく僕は嬉しい
ここは1つキーワード拾っといたほうがいいなと思ったんだけど
設計してないって言葉が出たよねここで
そうだよね
設計しなきゃいけないと思ってたかじさんだけどね
俺もこの答えは聞いたときにそう見えてたよね
そうだよね
なんか設計しないことがかじさんの多分おそらく才能だろうな
っていうのを感じ取ってて
ここはあんまり今行くとまたあれだから
でも一応言っとこうと思って
これはね才能で言うもしかしたら憧れが邪魔してるやつかもしれません
かじさんは設計しないで目の前の人を喜ばせることが才能なので
目の前の人を喜ばせたいっていう欲求と才能がもう一緒なんですけど
そこを繰り返しずっとやっていったら
すごい良いことになっちゃったとかだと思います
憧れあります
深井さんの構造火力とか憧れしかないですよ
古典味を聞いてて
でもなんか僕かじさんみたいに700通返すみたいなやつがマジでできないんで
僕も設計しないところがすごいなと思ったんですけど
どちらかというと人との向き合い方がすごい才能なんじゃないかなと
個人的に思ったんですよね
他の人を自分の人生の中でどう位置づけるかって結構それぞれの人たちが
十を無尽にやってると思うんですけど
かじさんの場合は本当なんか真摯に向き合ってらっしゃるじゃないですか
なんかそれって真似しようと思ってもやっぱりできない
その人生の蓄積から来るそのポジショニングなんで他者の
自分と人との関係性って
そこがすごいモロに今のその事業にも出てらっしゃるなと思いますし
すごくそこを知らず知らずのうちに思いっきり発揮しながら
そうなるべくして今そうなってらっしゃるんじゃないかなと思うので
マジで戦略性とかどうでもいいんじゃないですかね
38:05

コメント

スクロール