で、あれが苦手、なんか分からへんっていう人もいれば、あれがたまらなく好きな人もいて。
そうだね。
俺はたまらなく好き。
え、でもなんか私、分かんない時もある。
うんうんうん。
けど、分かんなくても好きって感じ。
うんうんうん。
そうね。分からなさって、なんか人それぞれの反応、それもまた人それぞれの反応よね。
うんうんうん。
確かに言われてみれば、なんか賛否両論っていうと分かりやすいけど、なんか賛否両論よりもっと漠然とした、なんかそれぞれの受け止め方って、感情の受け止め方ってあるよね。
うーん、ある。なんかさ、自分自身の知らなかった新しい反応とか感情みたいなのってさ、みんなどうしてるのかなと思うんだけど、私ねめちゃくちゃあったのよ。
うん。
たくさん。
そう、そういう機会が。
そう、だけど、25まで人間じゃなかった話よくしてるじゃないですか。
そうそうね。
だから、25ぐらいまでは、逆に新しい反応しかなかったから。
あー。
なんか特に印象的っていうのが難しいなと思って。
はいはいはい。
なんか毎回新鮮にというか、その、自分というものがまだ分かってない時は、自分の新しい反応を知りたいっていう感情すらなかったと思うんだよね。
あー、なるほどね。そこに自覚的じゃないのか。
それってさ、自分ってこういう時こういう反応するなっていうさ、経験値がある程度たまった上で、まだ知らない感情が知りたいって話じゃん。
うんうん。
そう、逆に25までは、事件が起きた、こうなったっていうその、なんていうの、事象と結果の2つしかなくて。
うんうんうん。
そう、それをずっと繰り返してて。
うん。
で、25過ぎたぐらいから、自分の新しい感情が知りたいっていうことに芽生えた気がする。
あー、それって何が変わったんやろうな。
うーん、なんかある程度体系化できたのかな。
うーん、自分の中でね。
自分の感情とか、世の中の人ってこういう時にこうなるよな、みたいな経験値とかが。
それはあるかもね。
そうそう、それがないとさ、新しいかどうかの判断がつかないじゃない。
そうなんだよね。
そう。
普通かどうかとかっていうのもね。
そうそう、分かんないじゃん。
うん。
これってすごいレアリティの高い感情だっていう判断ができるのって。
うん。
ある程度その、世の中平均を知ってからの話だなと思うんだよ。
確かにな。知らず知らずの間にそれはできてるかもね。
うーん。
うん。
で、なんか私結構さ、幼少期から一般の人に比べると事件みたいのが多い家と人間だったから、
もちろん家族だけのせいじゃなくて私のせいもいろいろあるんだけど、結構事件性の多い家だったので、
それが特殊だって気づかないまま生きてたから、
うんうん。
なんか普通に、あ、起きたなっていう感じでやってたんだよね。
ほうほうほうほう。
そう。
だから一般的な反応っていうものが長らく分かんなかったんだけど、
それの習得に多分時間がかかって。
はー、ほうほうほうほう。
うん。
なんか、いや、あれ悲しんでよかったんだとかなんか。
世の中ではこれって悲しむんだとかなんか。
あー、なるほどな。
そうそう。
何も知らない状態でそういう世界に放り込まれてると、なんかこうちょっと平均値がバグるみたいな。
それ体系化した方法とかってある?
それが水準と体系化できてた?
というのも。
うん。
逆に俺まだ自信ない。
あ、そう?
うん。
なんかオリジナリティの感情を出しすぎてて、たまに惹かれてるときがある。
あー、おもろ。
うん。
だから、俺もしかしたらまだできて、まだ人間じゃないのかもしれない。
あ、でも確かに、
うん。
うかいさんって他のことはそうでもないけど、
うん。
なんか自分の感情に対する客観視弱いかもね。
むーっちゃ弱いと思う。
弱いかもね。
うん。
あ、そうかもね。
なるほどね。
うん、なんかだから、今言われながら、
え、私の感情ってこんだけ?みたいな気持ちになってる。
まだ味わってんだ。
かもしれない。
純粋にね。
うん。
あー、おもろ。
あー、言われてみれば。
確かにね。
うん。
なんか、別に方法論があるわけではなくて、
はい。
多分、もともと自分が客観視したりするのが、
多分、人より得意だっていう性質はあるんだけど、
はい。
25まではなんで分かんなかったかっていうと、
他人に興味がなかったというか、
うんうんうんうんうん。
自分のことで必死だったんよ、ずーっと。
なるほど。
うん。
うん。
だから、もう自分の感情とか出来事を受け止めることしかできなかったんだけど、
うん。
なんか25越えてようやく周りに目が向けられるようになった時に、
うん。
あ、なんかもっといい人間になりたいなと思って、
うん。
人々に目を向け始めたかもね。
その、一般的な反応とか、
ほうほうほうほう。
あ、こういう感情があるんだとか、
うん。
私はこれ別に嫌じゃないけど、
みんなはこれされたら嫌なんだとかっていうのを、
うーん。
目を向けないと気づかないというか、
なるほどね。
そう、なんかそれって能力があるっていうよりは、
その、今日の自分が、
うんうんうん。
で、その点、うかいさんは、
自分がそう思ってるってことに多分疑いがない。
マジで。
あははははは。
ないね。
うかいさん、人の感情には興味あると思うし、
うん。
出来る範囲でその、確かに私みたいにガンガン、
ずんずん土足では行かないけど、
あははは。
あの、知ろうとはしてると思う。
うんうんうん。
うかいさんが感情に興味があるってことは、
うん。
うかいさんは、
うん。
あの、知ろうとはしてると思う。
うんうんうん。
うかいさんが感じた自分の感情が、
うん。
一般的かどうかってことに興味がないじゃん。
あ、それは興味がないね。
そうそうそう。
あははははは。
多分そういうこと。
あー。
それを、その相対化しないから、
じゃないかなみたいな。
なるほどね。
そう、なんか変なんだよね。入り組んでんだよな。
うかいさんも。
入り組んでるね、俺ね。
あははははは。
なるほどな。
そう。
え、だからさ、あれじゃん。
このちくわ文子さんが言う新しい感情みたいなのって、
もちろん、過去の自分の比較の中で、
この感情知らなかったなーってこともあるけど、
うん。
なんか、一般的じゃない感情、
うん。
すご、すごかったな。
え、それは何の曲?
多分浴室だと思うんだけど。
ああ。
あ、そうだ。浴室です。
浴室って何のルームだっけ?
ショーソーストリップ?
あ、ショーソーストリップに入ってるわ。
ああ。
なんかこの時が、東京事変の秘密、浴室、命の帳、東京みたいな、
はい。
なんかすごい目どれだったんだよな。
ああ、すごいね。
そう。
それは確かにグッとくるわ。
そうなんです。もちろん秘密も大好きだったけど、
うん。
浴室でシナプスが焼き切れた。
なんだよな、膨張した可能性もあるしな。
うん、わかんない。
ちょっと後頭部広がってんじゃん。
そうかもね。
ねえ。
すごい瞬間やった。
うん。
うかいさん、なんか最近新しく出会った感情あります?
僕も岸くんも実は音楽関係なんですけど、
はい。
僕定期的にね、アンビエント念仏セッションっていうのをしてるんですよ。
やってますね。
うん。知らない人に説明すれば、僕の友達たちがやってるグループ、
ブギーゴッドクルーっていうファンキーなニージャーたちがいるんですよ。
うんうん。
大阪、京都あたりで活動してて、そのうちの一人のDJ暗黒騎士ガイアっていうのがいるんですよ。
うん。固有名詞が連続して出てくる。
そうそう。すごい最初後で腰低くて、
あっ、僕あのDJ暗黒騎士ガイアです。
むちゃくちゃいい人、いい友達やねんけど。
すごいね、あの世紀末が腰低かったみたいな感じで。
そうそうそうそう。
デーモン小暮が。
そうね、名前と一言ね。
彼がね、アンビエント音楽、環境音楽というか、
すごいリズムというか、そういうものがないというか、説明がすごい難しいんですけど、
そういうジャンルがあるんですよ。
で、それと一緒に念仏しましょうかみたいなノリになって、
僕がお経を読む。
彼または複数人がそれに合わせて楽器なり、電子音楽とかを使ってアンビエントセッションをすると。
そういうのを定期的にやってるのが好評でね。
うんうん。
で、いい感じにやってるんですけど、僕その時初めて人を見てお経を読んだんです。
あー、寄り砂でやった時も見てはなかったもんな。
そうそう、基本的にお経って仏さんに向かってやるんで、
なるほど。
オーディエンスに向かってお経を読むということはないんですよね。
はい、それなんでそうなったの?
寺でやる場合は仏さんの方向くんですよ、基本的には。
だけど、その時のセッティングで仏さん向く方向がなかったり、
またはライブハウスとかお店でやる場合も仏さんというのがないので、
普通にライブとしてボーカルみたいな形でやってたんですけど、
初めて言ったら、僕音楽ずっとやってたんですけど、歌うとか苦手なんですよね。
へー。
そう、恥ずかしい。
恥ずかしいんだ。
恥ずかしい、基本的に。歌も別にそこまで上手いわけでもないし。
うんうんうん。
っていうので、初めて声を通して音楽の場でお客さんに向かって何かをするとしたら、
もうね、恥ずかしさがすごいんですよ。
そうなんだ。
そう。
え、待って待って。
よりすなのイベントで1回2分の1歌唱しましたけど、
あれは私がメインボーカルだったから耐えられたってこと?
かもね。
ちょっと歌ってたじゃん、うかいさん。
ちょっと歌ってた。
あれだったらいいんだ。
けどやっぱり恥ずかしい。
あれも恥ずかしかったんだ。
恥ずかしい。
あ、そう。
けどよりすなに関しては、俺の人生を広げてくれるものという一面があるから、
やってみるみたいな気持ちはなんないけど。
あ、そうなんだ。
そう。
ザ・バンド君で、その時にもし植坂さんがメンバーにおったとして、
俺はボーカルはやらないと思う。
へー。
うん。
え、うかいさん、これからよりすなの活動でやりたくないことあったら言ってね。
え、私無理させてないかな。
大丈夫、その辺はそっとかいくぐってるから。
うん、やりたくないことは言ってこう。
なんかね、やりたくないとできないっていうのが明確に分かれてて、僕。
うん。
できないことははっきり言ってできないっていう。
でもやりたくないことはできるかもしれないって可能性があるじゃん。
うん。
それはたまに頑張ってみようかなって時はね。
そうなんだ。
そう。
で、意外といいんかもみたいな。
うん。
もしかしたらアンビエント念仏セッションもそれで、
なんかこの前大阪でやったんすけど、
終わった後聞いてあったファンキーな兄ちゃんに抱きしめられたんすよ。
へー。
最高って言われて。
その時初めてボーカルってこういう気持ちだったんだみたいな。
あー。
で、さらにあんまり僕も知らないですけど、と同時に抱きしめ返したんすよ。
うんうんうん。
で、こんな社間距離の男が初めて声を出す表現によって人を抱きしめ返すという、
なんか5段階ぐらい出来ひんことやんねやって思った。
へー。面白いね。
なんか決定的にうまくない場所があるって思って。
うん。
ちょっと捨ててたというか。
そうなんだ。
だからね、ボーカルってこんな気持ちなんだろうなって思って。
へー。
笑
それ最近の感情ね。
最近の感情。ほわほわ、ほわほわしてた。
笑
終わったと思う。
えー、いい話だなあ。
いいでしょう。
うん。
なかなかね、できるタイミングもないとは思うけど。
いや、うかいさんがやってくれんなら用意しますけどね。
ボーカル?
はい。
笑
恥ずかしいなあ。
笑
だからネタに逃げるってのがあんねん。
あー、よくないね。
ちくわぶんこさんの質問に当てはめると逃げやねん。
逃げという反応?
そう。知ってる感情で逃げてんねん。
あー。
あー、でもそれあるかもね。
あるよね。
なんか知らない感情が怒涛の勢いでもたらされた時って、知ってる感情で落としどころつけたくなるかもね。
そうそうそうそうそうそう。
うん。
だからね。
ありそう。
あんま逃げたくないな。
うーん。
褒められたりしたらどういう反応回数?
内容によるんだよ、褒めの。
あ、ほうね。
うん。
で、なんかよく言うじゃん。人間ってさ、あんま言われたことない角度の褒めは刺さるみたいなさ。
あー。
言うじゃない。
俺が、俺があゆみちゃんに手紙を読んでさ。
うん。
黙らせてしまったっていう。
あの一件とか。
あれは褒めと別かも。
こっちも得体の締め物を渡している。
なんか、説明すると、よりすなのイベントをやった時に、
うかいさんが直筆の私への感謝などのお気持ちを綴ったお手紙を読んでくれた時があって。
サプライズでね。
そう。それはね、いろんな人格が混ざっちゃって。
なんかさ、私さ、こないだお母さんに会ったらさ、
あんた普段はこんなゆっくりぼやぼや喋るのに、なんでラジオだけあんな早口で強い感じなの?って言われて。
ほんとのこと言うなよと思ったんだけど。
思ったんだけど。
なんか私ね、コンテンツとして人様にお見せしている間は、
1分1秒でも早く情報を詰めて、
早くオチまで持って行って、相手を楽しませなければみたいな気持ちがあるわけ。
それやってるとめっちゃ早口になっちゃうし、
だからイベントとかも、これ面白いかなとかっていうのを1分1秒気にしてるわけ。
だからあの手紙読まれた時に、自分の思う面白さの箱から抜け出てたから。
なるほど。
それこそでも逃げかもね。
分かりやすく早くオチに、笑いとしてのオチに持って行きたくなっちゃったのかもね。
そしたらリスナーから上坂さん照れてましたねっていじられたけど。
っていうその演者としての人格が困ってしまったっていうのが1個と、
もう1個は私はウェットなコンテンツが苦手っていうのがある。
その感動や恋愛やみたいな小説とかだったらまだいいんだけど、フィクションだったらいいんだけど、
そのエッセイとか自分の話としてウェットなコンテンツを出すのがすごい苦手かも。
それはなぜだろう。
なんだろうね。
自分がそのウェットなコンテンツを作るのが苦手なのか、
人の言ったらフィクションではないものも苦手。
人の話は何でも全然いいよ。
嫌いとかじゃない。
自分がウェットな人間だとみなされることへのすごい抵抗があるかも。
昨日もさ、今こうやって喋ってる。
今日の昼の12時までだったらギリギリ入校間に合いますみたいな締め切りがあったのよ。
で、朝6時まで粘って夜通し原稿頑張ってたんですけど、
エッセイって基本的にネタないと書けないじゃないですか。
フィクションだったら時間かけてめっちゃ考えたらなんとかひねり出せるかもしれないけど、ネタをね。
けどエッセイってどんだけ考えてもネタがないときないなーみたいなことあるんですよね。
昨日それでやべーってなってて、自分のネタのメモ帳があってそれを見返すんだけど、
いやこれ先月書いたなーとかって。
唯一これだったら文章になりそうなネタがあったんだけど、それがちょっとウエットな。
過去に初めて私がちょっと恋愛っぽいことをしていたときのネタなのね。
もう締め切りあと数時間だからちょっと背に腹は変えられなくて書き始めたのよ。
なんだけど、もう書いてる間ずっと辛くて。
でも書いては消し、書いては消しみたいな感じで。
ぶっちゃけ自分の話じゃなかったらもうとっとと書けてたと思う。
小説にしてよかったらいけたと思うけど、
いやーこれ私の話って思われるのかっていうことが耐えられなくて。
めっちゃ苦しかったんですよ。
それ自体も別にそんなにベチョベチョの恋愛の話じゃなくて、
ギャグとかも入りながらの恋愛の話であるにもかかわらず、
なんか自分のそういうところを見せるのがめちゃくちゃ恥ずかしくて。
鼻セレブぐらい湿ってた?
もう湿ってて湿度が高くて。
普段カラカラだから鼻セレブでも私にとっては洪水なわけよ。
濡れてますけど。ウェットティッシュですけどこれみたいな。
そう。濡れてますけどって思って。
だからうかいさんが今までの感謝とかいう熱い手紙を書いてくれたときにさ、
家で一人で読みたかったの本当は。
なんかこの漢字を客体化して出すっていう覚悟が私にはなかったの。
皆さんが楽しめるような料理にして出すっていうのを、
むしろ自分が普段こうだからこそ、
ウェットな感情ってあんまり商品にしたくないっていうのも多分あるんだよ。
こんな私がウェットなときってだいぶだから。
すごい大事なことだからそれって。
オアシス砂漠の。
それってなんか簡単にコンテンツにできないみたいな。
確かにね。重さがあるよね。
重いから。
だから人前で急に出されて、
すごい嬉しいし感動したのに、
なんかどう取り繕おうかを考えちゃう自分がいるみたいな感じだな。
そういう話を聞くといかない自分がウェットなんかが気づくな。
でも大丈夫です。私大体の人にそれ言われるんで。
カラカラなので本当に。
本当に湿度がないあんまり。
すごいな。でもある種そこって見知らぬ感情の伸びしろでもあるよね。
そういう意味では俺、ヨリスナーの今のプロフィール写真、
あん時マジで新しい感情過ぎたわ。
あ、そう?
そもそも写真を撮られることがない人生だから。
さあ、言ったら二人で衣装着てさ。
ちょっと決めなあかんわけや。
まあそうだね。
その結果俺の顔ほとんど一緒やったわけや。
あのね、デザイナーさんがね、
上坂ちゃんは表情変わるけど、うかいさんコピペみたいだよって言ってたよ。
緊張してたんだ。
緊張してたし、なんかどうしようどうしようどうしようってずっとなってた。
あ、そっか。
けどなんか変に笑ってばっかりの写真も悪いだろうし、
あ、もうなんか変な表情になってる、どうしようどうしようみたいな。
あ、そんな焦ってたの?
隣見たら、上坂さんすごいいい顔してるみたいな。
いやもうね、うかいさんこれは慣れなんですよ。
慣れなんですかね。
はい。私だって別に一般人ですから、
モデルの仕事してるわけでもなんでもないじゃないですか。
でも、なぜ私がもう恥ずかしくないかというと、
マジで慣れで、
なんかね、取材がやっぱりここ数年でさ、
プロになってからすごい多くてさ、
1週間に2、3件取材の時とかあるのよ。
もう毎回取られるのよ。
それやってるとさ、もうさ、
私が早くいい表情しなかったらみんなの帰りが遅くなるわけ。
で、申し訳なさすぎて、
もう私は心に川上美恵子を買ってるからね。
もう写真撮られる時は、
その時だけは私、美恵子の人格で言ってるから、
もう何にも恥ずかしくない。美恵子かっこいいし。
なるほど。
でなんか、自分的には、
うわ、この顔決めすぎーとか思うじゃん。
その、やってる時ね。
でも、上がりの写真見たら大したことないんだよね。
ああ、ほうなんよ。
そう。一回やってみ、マジの決め顔。
あのね、アンバーかわかんないよ。
あ、ほんとに?
うん。自分の自意識だけの問題なんだなって思ってきた。
俺は誰を買えばいい?
え、誰がいい?
川上美恵子さんは確かに言い入れてみようよな。
そうでしょ?
むちゃくちゃ言い入れてみよう。
え、でも、うかいさんだって美恵子買っていいんだよ。
私が美恵子買っていいの?
いいんだよ!
なんで?ダメなわけないじゃん。
手にやまれそうで怖くて。
いいに決まってるよ。
いいに決まってるっていうか、もしかしてそれは美恵子さんが決めることかもしれないけど、
私がそんな言うことじゃないかもしれないけど、
でもそういうふうに心の中にディーバじゃないけどさ、
憧れの人を宿すっていうのはさ、私すごくいいと思うんですよ。
なるほど。
そう。てかね、私ももともと写真めっちゃ苦手だったの。
あ、そうなんだよ。
うん。てか、嫌いだった。
へー。
けど、私が嫌いとか言ってても誰も楽しくないし、
なんかあれかも、私人見知りなんですって言わないほうがいいに近いかも。
はー、すごい今刺さった。
いや、でしょでしょ?
え、なんかさ、人見知りなんですって言いながらその、集いに来る人ってよくないじゃん。
よくない。
じゃあ来なきゃいいじゃんみたいなことがあって、
で、写真とかも最初は別に自分が望んで撮られようとしたわけじゃなくて、
インタビューとかでお顔出し大丈夫ですか?みたいなことに対して、
イエスと言ったのは私なんだから、