【今回の内容】「短歌」に相当する英語はない / Poemer(Poet)とBuddhist monk / パスポートの肩書き / お坊さんは個人事業主ではなく宗教法人の従業員 / お坊さんの税金は全部免除なわけじゃないぞ / 短歌だけで食っている歌人はほぼ存在しない / お布施に定額はない / お経を読むことは労働ではない / 31文字で大金もらうの普通に怖い / 僧侶の美学:エゴを排する / お守り(物販)/ 寺が不動産業をやっていることも / 地主だったら悩まない /歌人はどんな仕事と兼業している?
【出演者】
歌人 上坂あゆ美 https://x.com/aymuesk
京都の僧侶 鵜飼ヨシキ https://x.com/ziruziru1986
※番組公式SNS https://x.com/yori_suna
🛍番組のグッズ公式通販サイトできました
https://yorisuna.stores.jp/
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https://forms.gle/1bqryhYcDWt334jZ7
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サマリー
本エピソードでは、歌人と僧侶の収入源について詳しく掘り下げています。歌人がどのように収入を得ているのか、僧侶の立場における収入の仕組みについて解説されています。さらに、過人としての生活や異なる肩書きの意味についても言及されています。このポッドキャストでは、歌人と僧侶の収入源を議論し、お布施や物販、宗教法人としての収入の実情が語られ、仏教徒としての価値観と現実の間での葛藤についても触れられています。歌人と僧侶の収入源に焦点を当て、彼らの職業の多様性や収益の仕組みについて話が展開されています。特に、広告業界や医療従事者との関連性についても興味深い視点が提供されています。
番組の紹介と肩書きの悩み
上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」
歌人と僧侶はどうやって稼いでるののコーナーです。
今更ですけど、私は歌人で、うかいさんは僧侶じゃないですか。
結構、イカれた肩書きの番組じゃないですか。
新規の方は知らないかもしれないから言うんですけど、この番組は歌人と僧侶がやってて。
それで、めっちゃウチウチの話だけど、われわれ今年、スポティファイさんのレーダーポッドキャスターズっていうのに選ばれたじゃないですか。
あれの時に、一応、スポティファイさんとこういう支援をしますよみたいなことの契約書を交わしたじゃないですか。
その契約書が、スポティファイだから英語なんですよ、全部。
で、もちろんスポティファイの方が、こここういう意味例とか説明してくれた上で、われわれサインをして戻したんですけれども、
英語で肩書きを書く欄があって、
職業ね。
そう、職業を書く欄があって、
え?ってなったんだけど、私なんて書こうかなってなったんだけど、
なんでかっていうと、過人っていう職業、肩書きって日本にしかないんですよ。
ですよね。
短歌ってものがそもそも日本でしか普及していない文芸なので、
過人の英訳って存在しないんですよ。
それで私が、え、どうしようかな、これなんて書こうかなって悩んでたら、
うかいさんが間髪入れずに、
ブディストムンクって。
I'm a Buddhist monk.
ブディストムンクって書いて送っててさ、
あ、マジかーみたいな。
あ、ブディストムンクでいけんだみたいな。
そうなんです。
そう、なって、やべ、どうしようと思って、
いろいろ悩んだんだけど、
たぶん一番近いのはポエマーだと思うんですよね、私。
あー。
それもそれでなんか語弊あるな。
語弊ありすぎんだけど、ないから英語が。
厳密にね、普段海外の人と話して自分の仕事を説明するときは、
ジャパニーズショートポエムとか言うんだよ。
単価のことを。
でもさ、契約書にさ、ジャパニーズショートポエマーは違うなとかさ、
いろいろ考えて、しかもブディストムンク来たからなんか短くしないととか思って。
だから我々はポエマーとブディストムンクなんですけど、
いや、マジで何なんだよっていうね。
僧侶の収入源
そっか、パスポート持ってへんのか。
パスポートあるけど、会社員時代に作った。
そういうことか。
そう、で10年とかで作ったから。
あー、なるほどね。
俺もパスポートはブディストムンク。
あ、もう国に認められてるんだ。
そうそうそうそう。
え、確かに私今パスポート作ったらどうなっちゃうんだろう。
ね。
何だろうね。
ライターとかは一番簡単ではあるんだが。
ライター、オーサー。
作者、作家。
あれだよね、小説家とか作家っていうのはオーサーとか言うよね。
うん。
でもオーサーもなんかね、イギリス行った時あんま通じんがってんな。
あ、そうなんだ。
なんでか知らんけど。
えー、じゃあライターかポエマーかな。
ポエマーってなんかカタカナで書くと、なんかほんまに。
やばいよな。野遊だよな。
野遊だよな。
なるほどね。
そうなんですよね。
うん。
そういうことがあったりしたんですけど。
はい。
こないだよりすなの感想でも、お坊さんって個人事業主なんかなとか言われてたじゃないですか。
言われてましたね。
そう。だから確かにうちらの仕事って何をやってどう稼いでんのってみんな知らないだろうなと思ったんで。
確かに。
その辺の話をしてこうかなと思います。
なるほど、そのコーナーですね。
はい。
はい。
じゃあまずさ、お坊さんって個人事業主なんですか?
お坊さんはね、個人事業主じゃないです。
ない?
ないです。
ということは。
残念でした。
えっとね。
残念なのかなって。
最近いろんなニュースとかでもたまに聞くかもしれないですけど、
宗教法人って何なのかって話なんですよ。
よく聞きますね、宗教法人。
そう。
宗教法人って言うからちょっとややこしくなるけど、要するに法人なんですよ。
法人団体。
法人って言ったら別にそんな珍しくってないやん。
会社とかも法人なわけ。
じゃあ宗教法人って何なのかって言ったら、寺に入るんですよ。
おー、寺に勤める。
そう。だからそれぞれの寺が宗教法人を持っているって話です。
うんうんうん。
だからうちの場合は極楽寺という宗教法人がいるんですよ。
なるほど。
そう。極楽寺に勤める人として僕がいるんです。
じゃあ一応従業員になるのか?
そうです。
うんうんうん。
僕の場合は極楽寺に生まれてはいるんだが、極楽寺の社員は僕の父のみです。
あ、なるほどね。
そう。だから僕は念仏寺っていう別のところにある宗教法人の寺の住職なんです。
あー、え、それってさ、なんで分けたの?
それは現実に僕が念仏寺のことを全部やってるからです。
うーん。
要するに社長ですよね。
うんうんうん。
社長というか、邸主というか、どっちでもいいんですけれども。住職ってそういう立場でオーナーというか。
うんうんうんうん。
で、僕は念仏寺の住職で、念仏寺の仕事。仕事と言ったら御部屋はあるんですが、仕事と言っていいでしょ。
うーん。
お勤めとかをやると。
うん。
で、じゃあ極楽寺はなんなのかと言ったら、極楽寺という宗教法人の社長である住職の父が、肩書きいっぱい言ってるけど。
が、手伝いに来てくれという契約なんです。
あ、なるほど。
そうそうそうそう。で、手伝いに行きますって、それをどこから来るんですか?念仏寺からですよっていう契約。
業務委託だ。
そういうことです。
寺の。
そうそうそうそうそうそう。
あー。
で、ちゃんとそれに関しては、寺の方にお手伝い料が入ります。
なるほど。
そして、ここが大事なんですけど。
はい。
僕は念仏寺からの月給のみなんです。
あ、そうなんだ。
そう。だから極楽寺でどんだけ何かをしても変わらない。
え、それはあれだよね。うかいさん個人ではなく、念仏寺にお手伝い代が入るからってことだよね。
そうそうそうそうそうそう。
っていうのであるんで、ここがよくね、お寺とか宗教の話がややこしくなるんですけども。
あくまでも寺の収入なんですよ。
うんうん。
お布施とかと。
うん。
だからそういう関係で成り立ってるっていう。
なるほどねー。
感じですね。これが宗教法人ってことですね。
うーん。
まあ、だって社長の給料を上げちゃうとね、税金高くなるしね。
過人の収入と現状
で、これもね、よく言われることなんですけど、そう、税金の話なんですけど、たまに税金が免除されるみたいなのあるじゃないですか。
うん。
あれって寺にしかかからなくて、個人にはかからないんですよ。
あ、じゃあ個人には税金が発生するぞ。
発生する。
要するに言い方変えたら、寺が社用車を買うと税金がちょっと免除されるんです。全部じゃないですよ。
うんうん。
けど、僕個人が車を買ったら、皆さんと一緒です。
あー、なるほどね。
そうそうそうそう。
そういうことなんだ。
それでなんか、あの、いろいろ悪いことを考えた人もいたんですけど、最近はもうそんな、あんまり聞かないですよね。
なるほどね。
うーん。
じゃあ、過人の場合はなんですけど、
はい。
世の中の99.99%の過人が、
はい。
サラリーマンないし、別の仕事をしています。
うんうんうんうんうん。
で、例えば専業主婦とかで単価やられてる過人の方ももちろんいる。
なるほど。
けれども、単価だけで食ってるやつは、ほぼこの世にいないっていうことがあります。
うーん。
はい。
こっからが本当にN1、N2の話になってくるから、あれなんだけれども、
うん。
田原マチさんや、
はい。
木下達也さんなど、
うん。
過人として独立している方もいらっしゃって、
うん。
で、そういう方は、もちろんその、
印税収入もありますが、
例えば、えっと、公私業。
はいはい。
その、カルチャースクールとかで単価を教えるっていうことで、お金をもらったりとか、
うん。
あとは広告タイアップで、企業から。
おー。
そう。最近ね、増えてきたんですよ。
あ、そうですか。
過人のタイアップ案件が。
へー。
はい。私にも結構来ますよ。
あ、なんかちょっとやってたよね。
あ、そうそうそう。
そういうのでお金を得たりとか、
うん。
あとは、まあ私とかで言うと、その、単価以外の仕事。
うん。
エッセイを書いたりとか、
うん。
まあ、私の場合が特殊すぎるんだけど、その、
テレビ出たり、ラジオ出たり、演劇をやったりしてお金をもらうっていう。
うふふふふ。
もう、過人っていいのかなっていう。
それは、過人の枠に入るのかって。
いや、そうなんですよ。
だから、私のケースで言うと、かなり職業、上坂由美なんですけど。
あー、確かにね。
そう、私はね。
うん。
でも、これってほかにほぼいないから、
うんうんうん。
大体の過人は、その、やっぱり単価って小説や、もちろん漫画とか映画に比べたら、
見る人がすごく少ない芸術なので、
うん。
まあ、簡単に言うと儲かんないんですよね、別に単価って。
うんうんうん。
だから、単価だけで生計を立ててる人っていうのは、
実はほぼ存在、歴史上にもそんなに存在していないと。
なるほど。
いうことがあります。
うんうんうん。
はい。なので、私もいろいろやって、まあなんとか食ってますと。
うーん。
いう状況ですね。
なるほどね。
うん。
なので、一応私は個人事業主です。
うんうん。
はい。
それはそうだね。
はい。
あの、前は会社勤めしながらやってたし、
会社勤めしながら単価やってる過人の方がすごく多いんですけれども、
うんうんうん。
私はなんか、ノリで会社辞めちゃって、そのままここに来たので。
うふふふふ。
今は個人事業主。
はあはあはあはあ。
はい。ですね。
なるほどな。
でも多くの作家さんはやっぱそうよね。
そうそう。今さ、小説もなかなかさ、
いやあ、書き下ろしたけどね。
うん。きっつい時代だから、小説家さんも副業の、あの兼業の方が多いよね、最近は。
やっぱり大学で働いてる人が多いもんね。
多い多い。
陽気くん。
ああ、確かにそうなるわなあ。
うーん。
え、お坊さんってさ、
はい。
収入源なんなの?
収入源は、お、突っ込みますね。
はい。
あははははは。
えっと、いろいろあります。
はい。
で、大きくはやっぱり、お布施です。
うーん。噂に聞くね。
そう。あの、お葬式とか行ったり、まあ、月参りとか行ったり。
うん。
逆に、お悲願とかで来てくれはったりするときに、そういうお布施っていうのがあって、
はい。
で、それが寺に入る。で、そっから寺の給料がこっちに振り込まれるっていう感じですね。
ああ。え、私本当にあんまり知らなくて、
はい。
お布施の仕組み
お布施を見たこともないんですけど、
はい。
それって、お葬式とかお参りとかの時に、
うん。
決まった金額を支払うとかではなくて、あれですか、お気持ちを包むみたいなことなんですか?
そういうことですね。
あ、そういうことなんだ。
うん。
相場ってあるの?
相場はあります。
ああ、じゃあ、何か、結婚式のご主義ぐらいの相場感はあるのか。
そうそうそうそうそうそう。
ただ、ここはね、それこそ、これが多分、宗教的なところになるんですけど、
うん。
まあ、言うたら、いろんな人がヘリグツやんけっていう可能性はありますよ。
はいはい。
ブッダは、労働じゃないって決めたんですよ。
おお。
だから、要するに、布施のために呼んでんじゃないと。
うん。
こっちは教えを説く。
向こうは布施を渡すという、交換ではないというのを決めたのが道教なんですよ。
なるほどね。
そう。だからこそ、金額が決まらないっていうのは実はそこにあるんです。
ああ。
金額を決めてしまうと労働になるんですよ。
そうだね。
ただ、これは理想論というか、原理的なものであって、
うん。
現実に最近は相談がよくあるし、それに対しては答えますね。
うーん。
ある程度は。これぐらいが一般的なのかなと思いますぐらいの。
ああ。
じゃないとわからへんやん。
わかんないよね。困るよね。
相談してくれっていうのが正直なところだね。
うーん。なるほど。
うん。
なんか、単価はね。
うん。ああ、そうだね。
こう、雑誌とか、単価専門誌とか業界誌。
だったら、なんとなく相場はあるんですよ。
うんうんうん。
5種だからこんぐらいかなとか、あるんですけど。
はい。
それって数千円なんですね。
うんうんうんうん。
で、たまにクオカードだったりするのね。
おおー。
だから本当に単価って、お金のためにやってる人ほぼ存在しないんですよ。
うんうんうんうん。そうだろうな。
はい。なんですけど、これが企業案件とかタイアップとかになってくると、
うん。
まあもう、いいねですよね。
うんうんうんうん。
だし、その。
え、向こうのいいね?
向こうが金額提示してこなかったら、やっぱこっちのいいねにはなるよね。
そうなんや。
うん。その。
まあ向こうも単価の相場知らないしさ。
まあまあまあ。
単価の相場ってあんまり世の中に存在しない概念だから。
ああー。
1種いくらかって。
うんうんうん。
そもそも作る人口も少ないので。
うん。
相場がなくって。なので、基本いいねになってくるんですけど。
うん。
でもさ、これって別に、だからいくらでももらえるみたいな話じゃなくってさ。
はい。
うちらも作り手としてもさ、金額高かったらその分プレッシャーやばいわけよ。
ああ、そりゃそうやもんな。
だって31文字でお金をもらうのって怖いじゃん。普通に。
1種のみでみたいな。
そう。1種で。1種で運満もらうの怖いから普通に。
確かに確かに。
だから、でもとはいえさ、うちらがさ、プロとしてやってるうちらがちゃんとお金もらわなかったらさ、
そのまだデビューしてない人たちとかがどんどんこう、自利品になってっちゃうわけじゃん。
うんうんうん。
とか考えると、もちろんただ働きはしちゃいけないし、自分の作品は大事に扱わなきゃいけないのだが、みたいなことを考えながら、
小説家にない家人の特殊な働き方としては、相場を決めるっていう作業が。
なるほどなぁ。
あっ。
わかんねぇな、確かにそれは。
わかんないんですよね。
だって、時給加算できるものでもないやん。
ない。
そう。時給にしたらもうな、365時考えてたらやっぱそのわけやん。
そう。
そうそうそう。わけわからん世界なんよね、クリエイティブな。
マジでそうなんすよね。
あー、なるほどな。
あー。
でもそれなんか聞いてて、確かにその、オフセの相場とかも、正直わからへんところはあるんよ。
うんうんうん。
っていうのは、何をもってその、いわゆる資本主義の価値になるんかって、全然見えてなくて。
うん。
例えばだからさ、お葬式でお経を読むのとかも、何が正解ってよくわからへんやん。
そうだね。
だから役割を全うするっていうのはまず一つのベースとしてあるけど、
はい。
俺がまず一つだけ考えてるのは、エゴを絶対に見せないっていう。
うんうん。
で、それはあくまでも亡くなった人のものであるし、同時に残された人たちのものであるわけやん、お葬式って。
うん。
そこでこっちがエゴを出してしまうと、お坊さんがね。
それはもうむちゃくちゃやと。
うん。
それは、そもそもの教えを布教するでもないと。
うんうん。
一番逆の行為をしているっていう。
あー。
その気持ちをどんだけ高められるかみたいなところがある。
なるほどね。
うんうんうんうん。
それが実際のお布施の学の価値とあてるかは知らんけども、ここだけは徹底しない、みたいなのがある。
物販と収入源
なるほど。
うん。
それはじゃあもうあれだね、本当に労働の範囲ではない話だよ。
そうなんよ。
あれだね。
クリエイティブでもないんだから、なんか不思議な世界だよね。
不思議だね。
そうそうそうそう。
別にお経のクオリティとかの話じゃないもんね。
そうそうそうそう。
なんかクリエイティブの世界だと結構、基本的にはそのクオリティや作業量に比例してお金が増えるというのが原則ではあるが、
うんうんうんうん。
確かにお坊さんはその範囲ですらないな。
だからイベントとかの感覚に近いかもね。
イベント?
なんかヨレスナーでもトークイベントは長いからしたいやん。
はい。
で、お客さんが盛り上がってるかどうかって割と肌で感じるもんやん。
そうだね。
あれをなんかもっと、なんか別の世界でやってみた感じ。
あー。
今日の葬式盛り上がったなーみたいな。
そうそうそうそう。
だからなんかもうね、エレメントになったら勝ちみたいなところがあんねん。
あー、顔を消すんだ。
そうそう。あの人上手いなーとか思われてもなんか違う気するから。
なるほどねー。
そうそうそうそう。
あーすごく静かに心安らいだなっていうのがある種の一番のベストみたいな。
確かに。
そう。
えーじゃあさ、それで言ったらさ、
うん。
うかいよしきが有名になることってお坊さん的に良くないのかな?
ははははは。
だってうかいよしきだってなっちゃうじゃん。
でもそれはもしかしたらなー、どうなんやろ。
それはでもなんてやろ、俺結構お経読むとき、普段はあれかもしれんけど、
そういうお葬式とかすごい特別な場所ではむちゃくちゃスイッチ入ってるから、
もうそんな何にも聞こえへんまま俺はどんどんスッとエレメントになるように頑張る。
ははははは。
そんな感じやなー。
なるほどね。
まあさっき言ってた実はいくつかあるっていうのはまだいろいろあって、
うん。
まあ法人格なんで、宗教法人って。
うん。
そっから例えばお守りとか、ああいうのも一応収入源ですね。
お守り。
お守り。
あー神社とかお寺で売ってる。
宗教法人っていうのは神社も寺もカトリックもプロテスタントも一緒なんで、
うん。
あのルールっていうのはほぼ一緒なんですよ。
なるほどそのあれか法的なルールは一緒ってことね。
そうそうそうそう。
すごい物販、物販収入。
物販。
ふふふ。
で結構ね厳格なルールあって、
うん。
例えばお寺の敷地内にコインパーキングを建てましたと。
はい。
これは宗教行為に当たらないので税金がかかります。
うんうんうん。
みたいな分け方がある。
ほー。
そうそう。それが宗教行為かどうかでしかない。
なるほどね。
そう。
じゃあお守りとかは教えを広めることに寄与してるから良いみたいな。
そうそうそうそう。
だからなんでもありの世界では全然ないですっていう話。
なんか前行った神社でさ、キラキラホログラムのステッカー売っててさ、
ふふふ。
思わず買っちゃったんだけど、
うん。
あれってどっちなんだろうね。
何が書かれてたの?
なんか竜、竜と魔妖系みたいな。
あっ魔妖系か。
じゃあそれは神社の宗教行為です。
あっそうなんだー。
ふふふ。
え、じゃあ極楽寺、念仏寺ももっとさグッズ作るのはどう?
できるんだか、そのキラキラホログラムは許されてるのかな。
だから俺もさ結構はっちゃけてしまうからさ。
うん。
こんななんか念仏キャップとか作ったら多分それはアウトだと思う。
あっ念仏キャップはダメなんだ。
念仏キャップは多分いかんと思う。
あーそうですか。
まあ別にちゃんと税金を収めてね。
うん。
販売する分には良いと思う。
あの普通にあのただの非課税ではないオリジナルグッズとして売るなら別にいいと。
そうそれは全然なんでもいい。
うんうんうん。
あと僕が例えばなんか個人的に何か収入を得ましたとか、なんかトークイベント出てお金もらいましたみたいな。
それは完全に僕の仕事なんで普通にそれはいつもあの確定申告でちゃんと書いてるって感じですね。
そうだよね。
うんうん。
え、じゃあさあ仮にだけど、
はい。
うかいさんが仏教コラムをやって、
うん。
教えを広めてその原稿料ってどうなるんですか?
どうなんねやろう。他のお坊さんがどうしてるかは知らんけど、一番分かりやすいのは全部収入を寺に入れることよね。
あー寺の収入にする。
あくまでも僕は月給って話。
あー。
そうしたら可能性はある。
うん。
ただどうなんでしょうねって感じ。
あーちょっと専門家に聞かないとわからないね。
そう専門家に、税理士さんに。
まあでもねコラムなんてせいぜいさ、数万円でさ、その日課税のためにそんなにするかって話もあるもんね。
いやそうなんすよ。
うーん。
内容精査されんじゃん。
これはあなたのエゴですね。
じゃあ違います。
そんな話の分かれに税理士いんの?
そんな仏教にも精通した税理士が。
そんな世界ですよ。
なるほど。
結構話し合いで決めていくスコア。
うーん。面白いなあ。
不思議な世界よね。
ただなんか寺の修善費とかはずっとかかるからさ。
うーんそうだよね。
そうそうそう。実際に宗教法人格の課税が決まったら多分半分以上寺と神社遊べるんちゃうか?
あ、そう。
うん。実際に副業とかみんなしてるしね。
そうかー。
そうそうそうそう。あの主役所で働いたり学校で働いてる先生がいるっていうのがそういうことですよ。
確かに。
うん。
今の話だと収入源さ、お布施とお守りなどの物販なわけじゃない?
僧侶の収入の多様性
うん。
他あるの?
現実には敷地内をテナントに貸すとかもある。
おーなるほどね。不動産?
不動産。
おー。
やっぱそれは結構あったりするよ。
あ、そうなんだ。
ただこれも全然ね、宗教行為じゃないんでもちろん課税です。
なるほどね。さっき言ったコインパーキングみたいなもんか。
そうそうそうそう。だからテナが宗教法人と法人両方、金備えてるってところが多分ポイントだと思う。
なるほど。
そうそうそうそうそうそう。
あーでも確かに、基本的にはそのお布施による収入だとした場合に、難しいね。
その修繕費でさ、圧迫されたとしてもさ、よしじゃあ仕事頑張って稼ごうって話でもないもんね。
いやそうなんすよ。
うーん。
でねー、これすごい話やなって思うことが一個あるんすよ。
なになに?
うちの元ギャルの姉と言う、きえーって言ってたんやけど、うちの先代、親父のお父さんですね。
ギリなんですけど一応先代の住職が、ある京都の大きい敷地を、もともと寺やった敷地を譲り受けるかどうかっていうのを聞いたらしいんですよ。
そこはその寺がなくなるから。だから言ったら土地だけ極楽寺にしますかみたいな。
うーん。
言ったときその先代は、それは坊主の仕事じゃないんでいらないですって言った。
で、そこがマジでめっちゃでかい土地やで。
あ、そう。
今京都の場所は言わないですけれども、それを俺と姉が聞いたときに、悔しいーって言ったら、うちらどうなってたーみたいな言って。
ちょっと先祖がね、先祖がちょっとロックンロール過ぎたばっかりに。
そうそうそうそう。
がゆえにうちの寺って、そういう不動産業とかあんまりできないのよ。今のところ。
うーん。
他の寺は全然やってることは悪いことじゃないし。
うんうん。
ただそのロックンロールな先代がそれを選んだがゆえに、親父と俺はむちゃくちゃ考えるようになった。
どうやったら寺を持続できるかって。
ほんまに頭悩ませて、意味で頭悩ませ始めたのがそれが理由だった。
職業の多様性と関連性
なるほどね。確かに。地主が一番悩まないからね。
そう。あれやってたらたぶん寄り砂もやってなかったよ。
そうなの?
いや、もうぬくぬく、ぬくぬくですよ。
先代がロックンロールだったせいで寄り砂ができてんな。
そうそうそう。私はちゃんと栄養ついてますよ。
じゃあ感謝だな。
極楽で見ててね。
いや、そういうことやねんな。
なるほどね。
家人の人って、いわゆるメインの仕事みたいなのはほんまにバラバラ?
こういう傾向があるとかある?
相性のいい仕事ってあるようなないような、わからへんかもしれんけど。
あれでしょ?会社員だった場合に何業界とかそういうことでしょ?
そうそうそう。
どういう業界において。
っていうのもね、別の広告会社で働いている俳優の人とか一回会ったことがあって。
なんかすごいリンクして話されるね。広告と俳優の関係みたいなの。
それめっちゃ面白くて。
やっぱりそういうある種の見せ方みたいなところでリンクするのかなって思ったりして。
なるほどね。どうなんだろうね。
会ってないようなもんか。
いろんな人がいるけど、最近私もそうだけど広告業界多いかなって感じはするな。
やっぱそうなんよ。増えてきてる。
でもなんか広告業界で単価とか俳句やってる人ってだいたいコピーライターなんだけど。
私の場合はゴリゴリ営業からのマーケティングっていう。
結構ちょっと業界の中だと珍しい寄りではあるって感じかな。
あとは先生とか多いかも。大学の。
ああそうなんよ。
しかもこれは別にメインストリームでは全くないんだけど、数学者とかお医者さんとか。
確かにちょっと聞いたことあるかも。
そうそうそう。生物学者とかの過人の人とかいるんだけど、パッと見ゴリゴリ理系じゃんか。
確かに。
だから文芸興味あるんですかみたいな仕事の方がめちゃくちゃ単価お上手だったりとか。
単価って結構自分の仕事とか人生の話が出てくることもよくあるから、歌手の中に。
なんか、うわぁ面白い仕事の人いっぱいいるなぁとかさ。
はぁー、なるほどな。
思うんだよね。
科学者はちょっと分かる気もするというか。
馬騎学ちょっと分からへんけど、自然物理とかはうまく入ったらかっこよくなるよなって思う。
うん、そうだよね。
そこの解像度というか認識の違いみたいなのが単価になれば確かにちょっと面白いかもとは思った。
なんか私も一回子供の科学っていう子供向けの科学雑誌に呼ばれて単価の企画やったんですけど、
その時も学者の先生と一緒に単価作ったりしたんだけど、やっぱお上手だなって思ったりとか、着眼点とかやっぱ面白くて。
そうね、着眼点なのよね。
そうそうそうそう。
なんかあとは普通にフリーターの方もいるし、なんかめちゃくちゃ現場作業員ですみたいな方もいるし、
あと一個あるのは印刷業界の人とかやっぱいるかな。
へぇー、印刷業界?
うん。だからやっぱ紙物好きなんじゃない?
なるほどね。
うん、歌手もそうだし。
あとなんだろうね、でもほんといろいろだね。
なんか単価ってやっぱりその人の人生がちょっと出るのが面白いみたいなとこあるから、
はいはいはいはい。
やっぱりその医療従事者の方の歌集とか、こういう経験をしてきた人の歌集みたいなことで話題になったりもするし。
最近ってお坊さんで家人とかおらんの?
あー。
昔ってかかなり昔やけど、鎌倉とか室町とかって近いったと思うねん。
てか普通にお坊さんが残してたような気がするねん。
いや、和歌は全然いるよね、お坊さん。
和歌はいるやろ?
うん、めっちゃいると思うけど。
いやごめんなさい、私の勉強不足かもだけど、パッと出てくる方はいなくて、
まぁ、うかいさんがいればいいんじゃないですかね。
ははははは。
そこを。
じゃあ最終的に植坂さんもソウルになってた?
ははははは。
2人ともブディスト文句の声回りになっちゃうよ。
やばいな、それのサインを語るみたいな、すごい高かった番組だったけど。
やばいよ。
って感じです。
皆さんも何か我々の稼ぎについて質問がありましたら、
コメントで教えてください。
どしどしお願いします。
じゃあねー。
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