【今回の内容】
クズの論拠が弱すぎる / まだちょっとフジオカが抜けてない / この番組は10代〜60代まで聴かれております / 自分が一番囚われてない? / あなたモテてるでしょ? / もっとクズなとこ見せてよ / ミッチー(及川光博さん)になるか降りるかの二択 / 営業やってたとき着ぐるみが厚くなる感覚だった / 容姿以外での成功体験 / 自分のカッコ悪さに慣れる / 誰にも理解されない趣味を持つ / 自分の本心を聞くことを怠るな / 見た目無害なのに内面が進撃の巨人のリヴァイすぎる / 外面と内面が一致してる人の方が少ない / 本当のぶつかり稽古しようぜ !!
【出演者】
文筆家 上坂あゆ美 https://x.com/aymuesk
京都の僧侶 鵜飼ヨシキ https://x.com/ziruziru1986
※番組公式SNS https://x.com/yori_suna
▼ご意見ご感想はSpotify上のコメントまたは #よりすな
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https://forms.gle/1bqryhYcDWt334jZ7
クズの論拠が弱すぎる / まだちょっとフジオカが抜けてない / この番組は10代〜60代まで聴かれております / 自分が一番囚われてない? / あなたモテてるでしょ? / もっとクズなとこ見せてよ / ミッチー(及川光博さん)になるか降りるかの二択 / 営業やってたとき着ぐるみが厚くなる感覚だった / 容姿以外での成功体験 / 自分のカッコ悪さに慣れる / 誰にも理解されない趣味を持つ / 自分の本心を聞くことを怠るな / 見た目無害なのに内面が進撃の巨人のリヴァイすぎる / 外面と内面が一致してる人の方が少ない / 本当のぶつかり稽古しようぜ !!
【出演者】
文筆家 上坂あゆ美 https://x.com/aymuesk
京都の僧侶 鵜飼ヨシキ https://x.com/ziruziru1986
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サマリー
このエピソードでは、アイデンティティーに悩むリスナーが外見と内面的な自分とのギャップについて話します。上坂あゆ美とうかいがその悩みについて意見を交わし、外見による誤解がもたらす負担を深く掘り下げます。外見と自己のアイデンティティーについての悩みが強調され、藤岡という存在を演じながら、本当の自分を見失うことへの恐れとそのしんどさが示されています。最終的には、本当の自分の重要性と、見た目だけでなく内面も大切にする必要性が語られます。このエピソードでは、ディーン・フジオカのような外見に対する期待とその影響についても話されます。社会性とプライベートのギャップに悩む人々に向けて、自己肯定の重要性や趣味を持つことで自己表現を深める手段が考察されます。ディーン・フジオカに関連する外見の悩みを中心に、本当の自分を表現することや趣味の重要性が語られ、他人の期待に応えることの難しさとそれを乗り越えるためのヒントも提供されています。
アイデンティティの悩み
上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」。
次のお便りです。
ラジオネーム、アイデンティティー放浪中さん。
初めまして。通勤時のお供に何かいいコンテンツはないかなとさまよっていた際、よりすなにたどり着きました。
上坂さんのキレのあるトークと、それを包み込むようなうかいさんの反応に、ほっこりしながら聞かせていただいています。
今は過去のものからさかのぼり、聞かせていただいています。
私は40歳男性。他のリスナーさんたちよりかなり年をとっていてすいません。
ただ、私ははっきり言って見た目が若く、それなりに顔がいいと言われる部類に入ります。
会社でもそれなりのポストについています。
周りからのイメージは、正直不動産のディーン・フジオカさんだとのこと。
ただ、タップダンスはできません。
そのイメージからか、帰宅後は一人でワインをお供に読書。
また、素敵な彼女と夜景が見えるマンションで愛を育んでいるんだ、と勝手なイメージをされているようです。
見た目が若く、よく見えるのは、それなりに努力をしていますし、
立ち振る舞いや話し方などは、仕事が円滑にいくように演じています。
逆に、本当の私はクズです。
一人の時は鼻もほじりますし、おならした後に匂いを確認したりもします。
自分から必要だと演技し始めたのが原因ではありますが、
周りからのイメージと本質である自己が乖離すればするほど、
仕事の時に自分へのうさんくささを感じてしまいます。
そのせいか、周りからの行為も演技している自己への評価であり、
自分に向けたものではないと穿った捉え方をしてしまっています。
過去にその経験もあり、
このままではこじらせじじいへと変貌を遂げてしまうと危機感を覚えています。
お二人は、社会性とプライベートの二面性のようなものをどうお考えでしょうか?
私はどうすればいいのでしょうか?笑い。
また、社会的によく見える人ほど、実は損していると思うんですが、どう思われますか?
ご回答いただけたら幸いです。
外見と自分のギャップ
アイデンティティ・ホウロウチュウさんことディーン・フジオカさん、ありがとうございました。
ありがとうございます。
面白い、フジオカが来たな。
いろんな人が来るようになりましたね。
いろんな人にお越しいただいています、この番組。
ありがたいことです。
面白いですね。
タップダンスね。
正直不動産ってドラマですよね?
元が漫画でドラマ化してたね。
なるほどね。
イケオジみたいな役だった気がする、ディーン・フジオカさんは。
かっこいい役だね。
まずディーン・フジオカがかっこいいからね。
めちゃくちゃかっこいいですから。
うかいさんと話してたけどさっき、
クズの論拠が弱すぎる。
そうなんですよ。
本当の私はクズです。
一人の時は鼻もほじりますし、
おならした後に匂いを確認したりもします。
クズってさ。
これがもしクズなら、
俺はどうなんだ?
どうなっちゃうの?
アイデンティティー放浪中さんね、
お悩みの根幹の部分は分かるよ。
外面がね、外面っていうか、
見た目がいいことでさ、
本当の自分を見てもらえてないみたいなことはさ、
すごい本気の悩みだと思うんですよ。
ただね、
お前のクズそんなもんか?
本当か?
人間見せてみろよ。
もっとあるだろ。
いや、鼻ほじるよ普通に。
てかみんなほじってるよ。
ほじってなかったら鼻くそぶんざまってんだから。
ほじった方がいいんだから。
どうすんの?本当に。
おならなんて鼻から迎えに行くよ。
いや、確認するよね匂い。
するするするする。
で、最近防韻防食してるから臭いなとかさ。
そうよ。
これをクズなんて言われちゃ困りますよ。
なんならぶっかけてくる友達とかいるしね。
いや、いるいる。
私もね、パートナーとかにはぶっかけるよ。
ぶっかけるしぶっかけられてる。
いい関係。
いいか悪いかはわかりませんけど。
いや、でもパートナーってね、
パートナーだけじゃないか、
友達とかもそうやけど、
なんかクズなとこ、
アイデンティティー放浪中さんが言うところの
クズのとこを見せれるっていうのはあれからね。
いや、そう。
でさ、もちろんさ、友達とかパートナーでもさ、
しちゃいけないこととか、
本当のマジのクズな行為とかはあるわけじゃんか。
あります。
あなたが言うクズはね、
親愛の延長線上にあることしかないんだよな。
こんなもんじゃないよ、人間のクズさって。
そう、なんかな。
いや、この人ね、まだちょっとね、
藤岡が抜けてないのよ。
お便りでもまだちょっとね、
演じてると思うよ、私。
そうなんよ。
それはね、演じてる、そうだね。
演じてるというのはいいかもしれないね。
いや、ちょっとまだ隠してるよね。
そう。
収録も、
収録前に呼んだときもいくつか言ってたんやけど、
私は40歳男性。
他のリスナーさんたちより
かなり歳をとってすいません。
てんてんてん。
俺と2個しか変わらんやんけって。
あの、あの、あの、あのさ。
藤岡、お前さ。
まあね、全体的に若い人の相談を取ってたっていうことはあるけど。
でもね、それはうちらが、
恣意的に10代、20代のお便りを取りがちなだけで、
この番組、
下は10代から、
上は60代までいらっしゃいますから。
すごいよね。
え、本当にそう。
なんか、スポティファイの人にも言われたけど、
こんな幅広い番組あんまないらしくて。
見たいよね。
そう、言われたからさ、
だから本当に、
あの、ご高齢のリスナーさんさ、
この、
アイデンティティーホールウチュウに
このアイデンティティーホールウチュウさんのせいでさ、
年齢と社会的地位
肩見せまく思わないでいいからね。
うん。
本当に、70代だっていいんだから。
60代のメールとかあったよね。
え、全然ある、全然ある。
タイミングで読めたり読めてなかったりするだけで、
50代以上の方のメールたくさんいただいてますから、
うんうん。
あの、マジで年齢は気にしないで、この番組。
そうだね。
てかさ、このさ、かなり歳をとっていてすいませんって書きぶりで思ったんだけどさ、
はい。
この人さ、自分が一番さ、
うん。
その見た目とか年齢の呪いにとらわれてない?
あー。
なんか、自分が、
藤岡に寄せてない?その、
あははは。
自分の価値を藤岡に寄せてない?なんか。
自己が藤岡に食われ始めている。
食われ始めてない。なんか、
本当にその、ただ見た目が良かっただけで、
うん。
そのギャップに苦しんでるっていうのは本当だと思うんだけど、
うん。
そのギャップで苦しみすぎて、
うん。
その年齢とか見た目みたいなものに、
人一倍敏感になってるのは誰よりもあなたなんじゃないかって気がすごいするんだよね。
うんうんうんうんうんうんうんうん。
なんかね、
文章にモテを感じる。
わかる。
あなたはモテてるでしょ?
いや、モテてんだよ、たぶん。
モテてるし、会社でもそれなりのポストについていますって情報さ。
この悩みに関係あるかな、なんか。
いや、なんかこの人、
社会的地位とか顔とか年齢みたいな、
モテに接続する要素にすごい敏感な人なんだと思うんだよな。
なるほどね。
そうそうそう。で、実際モテてると思うんだよ。
うんうんうんうんうんうん。
思うんだけど、
そっか、そういう意味では俺初めて会う人かもしれん。
あ、本当?
なんていうかね、僕の周りで割と顔の綺麗な男性。
うん。
で、その人らが30歳とかになってくうちに、
その綺麗さがなくなって、ストレスが溜まってるみたいな人いたんですよ。
なるほどね。
で、それはなんかイメージついてて、やっぱりこう体も変わるし、
言うたら太ったりとか、顔も変わったりするわけじゃないですか。
はいはいはい。
で、僕は別にそれが変わってもいいとは思うんですけど、
はい。
やっぱ彼らからしたらそれが怖かったみたいで、
うん。
それによってちょっと凶暴性が増してしまったみたいな悲しいこともあったりして、
はいはいはい。
そういう人は割と見てきたんですけど、
もしかしたら、まあ推測ですけど、
アイデンティティー放浪中さん、割と綺麗なまま言ってるんかもなんで。
あ、そうだね。
だからこその不安があるんじゃないかなって。
あ、そうだと思うよ。
うんうんうんうん。なるほど。
しかもそれなりのポストも手に入れちゃったりし、
うん。
見た目も若く維持できちゃってるし、
うん。
まあそれは多分にさ、この方の努力ではあるんだけどさ、
うんうんうん。
いやーでもやっぱりね、その自分がね、クズであることの理由がね、
鼻もほじるしおならした後においを確認するのあたりがね、
うん。
ちょっとモテようとしてるもん。
そうだね。
うん。だって凛藤岡が鼻ほじってんのなんてさ、
うん。
なにちょっとモテようとしてんの?
そりゃね。
うん。
もっとクズなとこ見してよって感じなんだよな。
だから多分そこにやっぱりさ、まだ居続けられてしまっているからこそ増大する不安という感じだよね。
そうだね。
だからこそ少しのマイナスがすごくでかく見えてくるよね。
ってことだと思う。
うん。
でもすごいよね。そういう意味では、もしほんまに周りの人が、
外見とアイデンティティの悩み
ほんまにこの人一人で鼻もほじってへんしおならした後においを確認してへんって思われてるぐらいやったらすごいよね。
これさ、もうあれなんじゃない?ミッチーの悩みなんじゃない?
おいかわさん。
おいかわさん。
おいかわさんはそれをマジのプロとしてやってるわけじゃんか。
そうだね。王子だからね。
そう、王子じゃん。で、あの方おいくつになっても王子じゃん。
だからこの方はもうミッチーになるか、この道を下りるかのどっちかかもしれないよ。
なるほど。
ミッチーになれるならそれはそれでさ、素晴らしいと思うんだけど、
なんかおいかわさんはあれをさ、ビジネスとしてやってるからまだ健やかにも見れるし、
ご自身のさ、やっぱりタフネスみたいなものがすごいあるからあれなんだけど、
やっぱこれで悩んでるぐらいだったらミッチーにはなれないと思うんだよ。
なるほどね。
自己の演じ方とその影響
多分おいかわさんレベルになると、多分バラの茎とかで鼻ほじるからね。
知らんけど、ごめんなさいね。ミッチーファンの方、怒んないでね。
私はおいかわさんってすんごい尊敬してる。
あのプロフェッショナルに。
でもやっぱそんぐらいじゃないですか。
がくとさんね。
がくとさんが、僕なんかすごい印象に残ってるワンシーンなんですけど、
昔の歌番組でシャワーを浴びるときにどうするかみたいなポーズをしてたんですよ。
それが、普通シャワーって自分の正面にシャワーヘッドがあって、そこから浴びるじゃないですか。
ちょっと前かがみになる。
がくとさんの場合は、シャワーヘッドに対して後ろを向いて、
のけぞるようにシャワーを浴びるみたいな。
面白い。
あれ、チョーシャンクの空の、雨の浴び方ね。
あれをもっとイナバウアにした感じ。
それのシーン、定期的に思い出すんですよ。
でもあれってすごくいいと思ってて、がくとでありながらがくとを超えてるんですよね。
面白さになっちゃう。
しかもそれを言ってて、面白いのに変じゃない?
変じゃないね。
あの感じもある意味でがくとを守ってる感じがするんですよ。
まあね、でもやっぱりカリスマ性って、背負うのを大なり小なりしんどいと思ってるの、私は。
だって人間だからさ。
がくとさんもしんどいだろうし、おいかわさんもしんどかったときあったと思うし、
きむたくんも絶対しんどかったときあったじゃんか。
それは思うよ。
きむたくん最近一周回ってるなって感じがするんだけども、それもすごいんだが、
一般人が下手に背負うとしんどいのよ、カリスマ性は。
だから、この方どうなんだろう。
私だったらもうちょっと、自己と外面というか外面を寄せる、チューニングする努力をするかなと思うけどね。
なるほどね。
もうちょっと巣を徐々に出していくというかさ。
エンジェル塔を降りていくわけね。
そう、降りていくし、だってこのままやってると本当の自分が何なのかわかんなくなりそうじゃない?
そうよね、それは十分にあるかも。
なんか私営業職やってたときにさ、営業としてめちゃくちゃ縁起してたのよ。
商品を売るためにすごい愛想よくして、キャピキャピした女みたいなのを演じてたんだけど、
会食でさ、二次会でカラオケ行ってさ、AKB踊れって言われたら踊ってたのよ。
しんどいね。
プライベートで絶対そんなことしないのに。
そういうのを演じてたときって、どんどん自分の外側に着ぐるみが増えていく感覚だったんだよな。
それってすごい言いづらかったから、あなたは藤岡を一枚ずつ脱いでいく必要があるんじゃないかなと思うんですよ。
確かに。何のためにこの人は藤岡をしてるんだろう?
なんかそれがね、もともと見た目がよく生まれてしまったがゆえの脅迫観念のような気がしてるんだよね。
本当の自己の発見
なるほどね。
この人自分が美しくなくなることに耐えられなさそうみたいな感じがちょっとする。
しかも特に仕事時やねんな。
そう、仕事でそういうふうにしちゃうってこと。
その方が成功したりもしたんだろうね。
そうね。
演じることで成功体験があるんだろうね。
できる人っていうのが社会の中である意味での自信みたいなところが、いいか悪いか置いといてあるとは思うよ。
いや、あるだろうね。
やっぱり何か成果を対してさ、こんなものですけどって言って出すよりかは、これですって言った方がやっぱり説得力もできるし。
出ますしね。
そこがなんていうか、演じるというのか誇張するというかわからないけども、そういう部分はありますよね。
そうだね。
ただ、それの不安が40歳。だんだんボロが出そうな怖さもあるんかな?
いや、あるんじゃないかな。
私、モテてはいるけど、恋愛とかうまくいってないのかなという気はしていて、周りからの行為も自分に向けたものではないという捉え方をしてしまってる。
そして過去にその経験もありってことは、外面を好きになられて本当の自分を出せないままお別れしたりしたことがあるのかなと。
あー、推理が出ましたね。
出ちゃうんだけど。
それはでもちょっとしんどいことだよね。
いや、しんどいと思います。だから、もしかしてその仕事関係で出会った人と恋愛関係、友人関係になっても巣を出せないままでいるのかもしれないしね。
じゃあ、もうあなたの巣の情報が少なすぎるんだよ。あなたの巣が鼻ほじるとおならしかないんだよ。
だから、このままだとあなたは外でもおならをしなさいになっちゃうから。
なっちゃうからさ。もうちょっと欲しいんだよな。
そうそうそうそう。それは確かに急やったらおかしいでしょ。
いや、もうちょっとあるでしょ。で、別にうちらもあなたに外でおならしてほしいと思ってないからさ。
そうそう。鼻ほじってもほしくないからね。
もうちょっと演じてるあなたと本当はあなたの間にあるでしょ。もうちょっと。
なんか言い方とかさ、振る舞いとかさ。
演じてないけど、別にそんな失礼でもないラインがあると思うから。
女性も男性もなんだけど、見た目の執着ってね、なかなか買い慣らしづらいよ。
元の顔がいい人ほどそうだよ、やっぱり。
うちの姉とかもめちゃくちゃ、この人たぶん集計恐怖症ちょっとあるなって思うんだよね。
なるほどね。
なんていうか、異常な執着がある人っていて、その老いとかに対して。
なんか、それの手放し方、私はもともと薄めだからあんまりわからないんだけれども。
あれなんじゃない?やっぱり見た目や、見た目由来の仕事以外での成功体験とかなんじゃないかな。
うちらで言うとさ、素で喋ってて楽しく喋れる友達の存在とかさ。
自分の話で人が笑ってくれたとかさ。
見た目じゃない部分の嬉しかったこと、楽しかったこと、よくできたことを増やしていったほうがいいなと思うんだよ。
人間やっぱいつか老いるわけだからさ。
そうね。
なんかね、そうなんだよ。
すげー美人なババアとかいるけどさ、あれすごい大変だと思うよ、本当に。
いわゆる美人なババアやろ?
そうそうそうそう。
カッコつきのやつね。
そう、いわゆる美人なババアとか、かっこいい池おじとか。
うんうん、あれ大変だと思う。
やっぱね、あのルート行くとね、先進的に不安定になりやすいと思う。
だって体型維持するだけでもむちゃくちゃ大変なんだから。
そうそうそうそう。
やっぱり人間のキャパシティーって決まってるから、人生のリソースがそれに裂かれるのって私は嫌なんだよね。
うんうんうん。
見た目よりももっと裂きたいことがあるからさ。
あるね。
どうにかね、確かにその恐怖ってどう取り除いていけばいいんだろうね。
ジュリー出るやん、沢田健二。
あーあーあー。
そうそうそう。
ジュリーが今も70とかかな、60か70かそれくらい。
うん。
昔バンドやってた時とかソロでむちゃくちゃかっこいい人としてやってて、ある程度年齢重ねてまだテレビ出始めた時に、
なんか当時の髪型で、まあ体型とかはだいぶ変わってたけど、またジュリー出てるみたいな感じで一回出てきゃって。
で、僕らは世代じゃないから、ああそうなんや、この人なんやみたいな感じで見てたんですけど、
ある時にウェブのニュースか何かで見たんやけど、ジュリーってあるしあのロングヘアあの感じがイメージじゃないですか。
そうね、長いイメージあるかも。
丸坊主にしてもライブやってたって。
で、俺それ見たらむっちゃくちゃかっこよく見えて。
もちろんなんかそんな表層的な話ではないんやけど、なんか一個この人人間を織りたいんやなって思って。
なんかあの、なんていうんやろ、見た目的にはすごくやっぱり、まあはっきり言っておじさんっぽいのよ。
やけどその感じが俺すごく好きやってんの。
なんかそこにはやっぱりドラマもあるし、すごく特別なケースではあるんやけど、
なんかそこに感じたのはそのジュリーのかっこよさと同時に、僕の美学でもあるんやっていうのがあって。
おお、というと。
僕はやっぱりその、降りて人間になる、その不安さと戦うのが人生みたいなことがやっぱりあって。
あ、わかるわかる。
結局人間力に惚れてまうし。
人間やってる人って魅力的だよね。
で、その人間やってるっていうのは、アイデンティティ・ホロウチュウさんみたいな、鼻をほじるとかじゃないんよ。
わかる。
もっとこう気持ちの問題やったり。
うん、生きざま。
そう。やっぱあれはね、たぶん本当の意味でのかっこよさってそこなんじゃないかなと思ってるし、
そこであくまでも勝負したいって俺は思ってんだよなって思った。
わかるな。
いや私も見た目とか褒められたら嬉しいけど、本当に嬉しいのはやっぱり生きざまを褒められるときだね。
嬉しいよね。
嬉しい。
わかるな。
しかもそれってさ、失われづらいと思ってる。
うん。
経年によって。
外見に対する悩み
むしろ、磨き続けることだけできる。
そう。ただね、唯一そこに立ちはだかるのが認知症なんですけどね。
あー。
私だから世界で一番恐ろしいのは認知症なんですよね。
怖いね。
怖い。あとホルモンバランスの変化。
そういうのはありつつも、少なくとも見た目からは下りようぜっていうのはすごい自分にも言い聞かせてる。
はいはい。
あのー、アイデンティーホローチューさん、変顔の練習をするのはどうですか?
変顔。
自分が決まってないことになれるというか。
はいはいはい。
気心知れた友人と写真撮るときに、ちょける。
あー。
とか。
はいはいはいはい。
から、かっこよくない自分を肯定していくっていう作業が必要な気がしてて。
なるほどね。
っていうのが、私ね、最近取材とかで写真撮られまくって、最初の頃めっちゃ写り気にしてたんだけど、
最近もなんかどうでも、半ばどうでもよくなってきてて。
あ、ほうない。
まあ、漏れてる方が嬉しいんだけど、別に漏れてなくても面白いからいっかみたいなこととか。
でも、人間の価値ってそれぞれ決まらないしねってことが、やっぱ心から信じれるようになったときに呪いが解けるんだと思うんだけどね。
まあまあ、手始めにってところで。
なるほどね。
その決まってない自分、ビジュアルが崩れてる自分の体制を少しずつつけていくっていうのは大事な気がした。
見た目に関してはそうかも。
え、でもどうなんだろう。この人のご質問ってさ、社会性とプライベートの二面性についてじゃん。
つまりこの人の中では、仕事とプライベートのギャップに悩んでるって話なんだけど、
私これ問題の根源はやっぱそのモテ含むビジュアルっていうところに呪いがあるような気がしてて。
社会とプライベートの問題じゃないかなと思って今こういう話してたんだけど、どう思う?
だからこの人が言うところの社会性っていうのがかなりイメージであったり見た目っていうものに重点置かれてるやん。
置かれてる。これは間違いなく一般論よりもかなりそっちに寄ってますよってことをまず自覚してほしいね。
そしてプライベートというものが内面にのみ置かれてるね。内面というかこんなことをやってしまうという行動にのみ置かれてる。
そう、行動に置かれてて、あなたの内面性について文章が裂かれてるのが演技している自分とか、うさんくさいとかしかないからそこだな。
そこだな。
そこだ。
でもどうなんやろな。例えば立ち振る舞いや話し方などが仕事が円滑にいくように演じていますって書いてあるやん。
ここだけに関しては別にいいと思うのよ。ここに関しては。だって仕事が円滑やから。
けどそれだけでこんなことになるのかなって話なんですよ。
あのね、どうなんでしょうね。
例えば同僚とかがいたとして、中乃井。で、その人にはそれをする必要がなかったりするわけじゃないですか。
そうだね。
それはないの?って思っちゃうんですよ。それって社会性とプライベートのもうちょっとグラデーションが混ざってる部分というかね。
この人の中では仕事は全部リーン不浄化で演じてるんじゃない?
うーん、なるほどね。
だってさ、周囲からリーン不浄化だって言われてるわけだから。
まあそうだね。
同僚も含めてそういう対応を取ってるってことだよね。
ていうことか。
だし、仕事が円滑にいくように演じているにもかなり幅があってさ、
明礼の女性とかと会議をするときに、「今日もお綺麗ですね。」とか言うのってさ、
うちらの思う円滑さではなくない?
わかる?これ。
わかるよ。
リーン不浄化からしたら円滑スキルかもしれないけど、
この人そういうことを指して円滑って言ってる可能性もあるじゃん。
しかもそれって正直不動産のストーリーがあれですけど、
まだボロが出てないバージョンの正直不動産ですね。
いや、そうだね。
嘘不動産だね。
嘘不動産のキャラね。
いや、そうなんよね。だから円滑にするために演じてるが、ちょっとどこまでかわかんないんだが、
いずれにしてもやっぱり仕事、この人がいる社会でも、
多少抜いてった方がいいんじゃないか、今後のためにもっていう気はしますね。
なんか誰にも理解されていいけど、やってることとかないんかな?もっと。
なさそう。
なんでもいいんやけど。
マンホール探しとかね。
そうそうそうそう。
そう、そういうさ。
別にリーン不浄化にも寄せずに、社会的成長にも繋がらない、
自分だけが楽しいことを見つけるとかね。
ね。
そういうことか。
で、そういうのってインフラする必要はないけど、見られてもいいこととか思ったりするわけ。
なんかそういうところからある種の人間性みたいなのがあったりするね。
あるある。
なぜこの人はこれをしているんだろうっていう興味。
そういうのもなかったりするんやったら、それを探せというのもなんか変な話なんだけど。
でもさ、この人、こじらせじじいになっちゃうって言ってるからさ、
ならない一つの手段ではあるよね。
確かにね。
すごい大事なことだと思う。
自分が自分でいられる趣味を持つってすごい大事だと思う。
確かに確かに。
なんかこの人、リーン不浄化の演じてるやつが評価されすぎて、
本当の自分をないがしろにしてる気がする。
うんうんうん。
私がさっきそういう趣味なさそうって言ったのはそういう意味で。
そういうことだよな。
なんか本当の自分の声を、心の声をちゃんと聞いていない、そこを怠っている気がする。
だって怠りすぎてもう書くことが鼻ほじりとおならしかないんだもん。
自己肯定と趣味
怠りすぎだろ。
だってもうそんな人間の最低限の話じゃん、それ。
そうだよね。
そうだと思うんだよな。
なるほどな。
でもさ、大なり小なりさ、外面からの印象と自分の本来の性格のギャップみたいなことってみんなあるよね。
あるよ。むちゃくちゃある。
なんか私で言えば、なんか私、見た目が無害な女すぎるなと思ってて。
ほー。
なんか背が小さくて、顔つきも結構柔らかめというか、そんな強そうな顔してないし、体も小さいし華奢だから、すげーなんか無害な女っぽい大人しそうな見た目だなって自分の様子を思うんだが、
内面がおでなので、
てかまあ例えたら前も言ったけど進撃の巨人だから、私の内面はリヴァイ兵長だから、
やっぱいろんなね、その、え?みたいなこととかはあるんだよね。
でも人間って実はみんなそうで、外面と内面が一致してる人の方が少ないわけだから、
そうねー。
まあ稀にいるかもしれんが、大体の人ってギャップは少なからずあるわけだから、
なんかこのアイデンティティフォロー中さんは極端なのかもしれないが、みんなそうだから、ちょっとずつ出してけば意外と全然惹かれないし、
確かになー。なんか悪いことしなさそうとか俺も言われんもんな。
うかいさん?悪いこと?
まあ本当の意味で悪いことはしないけど、
法律は守ってますよ。
いやなんていうか、それこそ対人におけるクズさみたいな。
みたいなそういうのがなさそうに思われることは多い。
まあそうだよね、でもうかいさんもうかいさんなりの衝突とかさ、
あるよあるよ。
ね、あるわけだから。
だから全然会わへん人、苦手な人とかむっちゃいるしね。
それむっちゃ言われる俺なんか苦手な人いるんですか?みたいな。
むっちゃいますよ僕、実は。
いますよね。
ぶつからへんだけでね。
ぶつかることに意味をあんま求めてないだけで。
いやあるよね、そういうイメージね。だってうかいさん見た目だけで言ったらすごいボノボノだもの。
なんか優しそうとか言われるでしょ。
言われる。
なんか平和そうみたいな感じすごいわかるから、
内面もっと尖ってんのにねっていうさ、ギャップはあるじゃん。
ありますね。尖ってるというか不可思議というか迷宮というか。
中身ダンジョンだからね。
すんげえわかりづらい。
すんげえわかりづらいダンジョンだから。
ほんまに。
私も見た目こんなだけど、内面がリヴァイ兵長でありコロコロコミックじゃないですか。
すぐうんこの話するから、やっぱみんなあるんだよなとは思うんだよね。
そこはね、ある意味では社会性とプライベートのと言ってもいいやろうし、
見られたいからそうなってるわけでもないしね、一概に。
勝手にそう見られるってことがあるからね。
そうそうそう。
なんか友達でもさ、すごい見た目がさ、つり目の長身美女みたいな子がいて、
すごいかっこよくて、サバサバしててかっこいい女みたいに見られるんだけど、
恋愛とかになったりすると、かいがいしく世話したり、
普通に優しい子だから、思ってたのと違うとか言われて振られるみたいな子とかいたんだけどね。
へー。
で、その点で言った時に確かにディーン・フジオカ的な見た目の人って、
結構社会の頂点的な存在かもしれない、その見た目だけで言ったら。
確かに。
一番下ぶれが許されなそうなところにいるのかもしれないね、この方は。
それは思った。
そういう意味での、見た目がいい人が損してるっていうやつか。
この人が言う、社会的によく見える人ほど実は損してるっていうのはそういう意味かなと。
社会性とプライベートのギャップ
その期待値が高くなってしまうみたいな。
なるほどね。みんな限定方法でしか見ていかへんみたいな。
そうそうそうそう。だって本当は人間だからいいとこも悪いとこもあるんだけれども、
見た目がいいからこそ、なんか目減りが激しく見えるみたいなことはあるかもね、とは思ったな。
確かにね。なんかこの人の言う、実は損をしてるっていうのはちょっと違うと思うところがあるけど、
損とかじゃないとは思うんだよね。
わかる。損ではないね。
損ではないんだが、そこにとらわれてるのはちょっと大変やなって思うときはある。
あと、とらわれやすい構造には置かれてるよね。
そうだよね。
本人の意思に関わらずね。
それはそうだと思う。
確かに。でも損ではない。そういう構造があるというだけ。
苦労があるってだけで、それぞれ苦労がある。
そう。で、別に見た目がいい藤岡じゃなくても苦労はある。
見た目がいい藤岡じゃなくても苦労はある。
ので、とりあえずこの人は本当のクズさをもう一回お手紙ください。
鼻クソとおなら以外のクズさを教えてください。
そうですね。
やっぱ、うちらこんだけ全部言ったからさ。
で、あなたが損をのクズさ出してくれたら、こっちも本当のクズさ出すからさ。
そうやってぶつかっていこうよ。
私はずっとぶつかり稽古がしたいんだよ。
やっぱおならと鼻ほじりしか出してくれなかったら、それぐらいのことしか出せないからこっちもね。
怖いこと言うな。なんか怖い目してる。
悪魔の契約みたいだよね。命を差し出せみたいなね。
あなたの地獄や苦労はまず受け止めたよっていうことと、
少しずつ着ぐるみを脱げていったらいいねっていう話かな。
逆にタップダンスする?
むっちゃ変なダンス。変っていうのは聞いたことも見たこともないダンスを練習する。
いいじゃん。一般受けしなそうなダンスとかしてほしいよ。
これにはまってるんですよって言われて、ハテナマーク出たことあります?あなた。
わかる。そういう感じなのよね。
暗黒舞踏をやろう。
いいかもしれない。コンテンポラリーダンス。
でもね、コンテンポラリーはちょっとかっこいいからな。暗黒舞踏もかっこいいからな。どうなんだろうな。
アルアフリカの民族しかやらへんダンスとかね。
そうだね。もちろんその文化に敬意は払いつつだけど。
もちろんかっこいいからね。
ごめんごめん。言い方が悪かったね。かっこ悪いダンスって意味じゃなくて。
ハテナマークの出るやつね。
とか、あなたが本気で誰の顔色も気にせず心からいいと思えるダンスなり趣味なり、そういうことをしてほしいよってことでしたね。
いやでも確かにそれあるわ。
うん。
なんかさ、好きな音楽なんですか?みたいな聞かれた時にさ、俺はもう絶対にエイフェクスツイって言うのよ。
うん。
で、もちろんエイフェクスツイ有名なんで業界ではみんな知ってるんですけど。
私知らないけどね。
そう、多くの人は知らないんですよ。やっぱり。
その時に、それこそ上坂さんとかは何それって言ってくれるやん。
うん。
だけど、飲みの場とかで言ったら、だいたいハテナマークでへーって感じなんですよ。
なるよね。
へーって耐えるんだよ。
確かに。
それが本当の自分を守るということだ。
そうそう。流行りの音楽とかで、これしたら円滑に進むだろうじゃねえんだよっていう。
確かに。
私もそういうとこあるから気をつけようと思うんだけど、今の人って趣味とかを新しく始める時に、受けを気にしすぎてるよね。
これやると映えるとかさ、なんかさ、盛り上がる話のネタになるとかでさ、あなたの好きを左右されちゃいけないんだよっていうのは、
ちょっと私も改めて肝に銘じようと思いましたね。
そういう意味では、DJの世界でもテクノやってる人たち。
趣味と受けの意識
テクノやってる人たちのイノセントな感じ。
もうそんな誰にも理解されなくても、俺はこの四つ打ちが好きなんだと。
このシンセサイザーの音が好きなんだみたいな人ばっかりなんよ。
美しいね、それって。
そこに一回身を投じてみたら、全然変わってくるよ。
なるほど。
この人本当に死ぬまでやるんやろなみたいな。
イノセントな趣味が、コチラセジジイへの道を回避させます。
面白い着地した。
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