2025-05-12 34:05

Lap29 ドライバーからチーム運営へ!レースを支える立場になって見えたもの【YokohamaTalkRush #04】‐ ゲストは松田次生さん、片岡龍也さん ‐

「TOKYOオートサロン2025」で実施された “ヨコハマトークラッシュ Lite” のステージ音源をお届けするシリーズ。第4回は、1月11日(土)に行われた松田次生さんと片岡龍也さんのトークセッションです。

現役時代はトップドライバーとして活躍し、現在はチームを支える立場となった二人。若手育成の取り組みや、監督・アンバサダーとしての日々、レースを裏から支える難しさややりがいなど、豊富な経験をもとに語っていただきました。現場を知るベテランならではの、深みのあるトークをお楽しみください。


<ゲスト>

松田 次生(チームアンバサダー)

片岡 龍也(チーム代表・監督)


<メインパーソナリティ>

勝又 智也(モータースポーツMC)


<トークテーマ>

松田さんと片岡さんは同級生で仲が良い?

トヨタ若手育成のためのスクールの校長に就任

チーム監督の仕事とマネジメントの極意

ドライバーからチーム運営側になってから見えてきた新たな視点

SFgoアプリを練習走行からフル活用している?

エンジニアとメカニック、勝利を支える技術と情熱


<番組情報>

この番組はクルマ好きの皆様に向けたタイヤにまつわる情報をお届けするポッドキャスト番組です。

普段何気なく使っている車のタイヤは、実は命をも預かる重要な役割を担っています。 そんなタイヤについて、タイヤの専門家やプロのレーシングドライバーをお迎えし、有益な情報からマニアックなタイヤ情報までタイヤにまつわるお話を展開していきます。


<番組 X>

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ヨコハマタイヤ

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横浜ゴム株式会社

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サマリー

このエピソードでは、スーパーフォーミュラの運営に携わる松田次生さんと片岡龍也さんが、ドライバー、監督、チーム管理者としての視点から経験を語ります。彼らは若手育成の重要性やチーム戦略について話し合い、進化するモータースポーツの世界を解説しています。また、松田さんと片岡さんは、レースチームの運営についての考察を深め、ドライバーの視点とチームの視点の違いについて考えます。若手ドライバーの育成やチーム全体のパフォーマンス向上に向けた挑戦も取り上げられています。エピソードでは、松田さんと片岡さんが、ドライバーとしての経験からチーム運営の視点に移行した際の新たな気づきについて語ります。特に、スーパーフォーミュラの運営、チーム内のコミュニケーション、技術的な側面について深掘りが行われています。レースを支える立場に移行したドライバーたちが、チーム運営の難しさや従来の経験を活かす重要性について語り、新チームの立ち上げや若手育成に対する期待も表現されています。

トークステージの開始
きくタイヤ、タイヤにまつわるエトセトラ
こんにちは、勝又智也です。
この番組は、車の走りを支えるタイヤの秘密について、
ヨコハマタイヤの提供でお送りいたします。
今年も多くの車ファンが集まった東京オートサロン2025
ヨコハマタイヤが会場で実施したトークステージ
ヨコハマトークラッシュライトの模様を毎週お届けしています。
今回は1月11日に行われました
松田次生さんと片岡龍也さんのステージをお送りいたします。
ドライバーから監督、マネージャーという役割に代わって見えてきたこと
若手育成やマネジメントの話など
ベテランならではのトークをお楽しみください。
スーパーフォーミュラの役割
それではどうぞ。
はいどうも皆さん、こんにちは。
こんにちは。
あれ、ちょっと人の集まり少ないんで
場所を出せば集まると思いますからね。
今から我々2人で30分間トークラッシュ
トークラッシュ、ヨコハマのブースでトークラッシュをしたいと思いますけど
あれ、MCいないじゃん。
そうなんですね、ヨコハマのこのブースではですね
必ず勝又というMCがいるのですが
デカ席に行っちゃった
デカ席に行ってしまってこの時間はいないということで
おじさん2人がただダラダラ喋るというトークショーになりますが
ぜひ皆さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあちょっと座らせていただきますけども
実はね、この2人同級生だよね。
そう同い年。
同い年だね。
同い年でカートの頃からずっと知っていて
カレコレ初めて会ってから何年ですか?
30年はなるんじゃない?
30年近いね。
30年近いよね。
という関係なんですが
今日はスーパーフォーミュラについて主に語っていくんですけれども
松田アンバサダー?
アンバサダー。今ね、自己紹介からしよっか。
そうだね。
実はですね、スーパーフォーミュラ
去年一昨年か、一昨年は監督だったんですけど
去年はキッズコムKCMGというね
アンバサダー的な役割で
チームのエンジニアとドライバー
メインは8号車ですね。
8号車の中間管理職みたいなもんだね。
大変な立ち位置でね。
立ち位置でやらせていただきまして
実はほぼ最高位だったチームランキングが
去年はランキング4位まで上がりました。
去年のKCMGすごかったね。
頑張ったよね。
予選の2連選手の速さ
そして決勝では川尻がね
結構ロングランのペースがいいのかな。
ロングラン早いんだよね、川尻くんね。
あれ鈴鹿って最終戦だっけ?
それが最終戦。
なんかちょっと指揮員にプライド落としてきてたけど大丈夫かな。
某女性ドライバーの話題になってましたけどね。
そこは置いといて。
片岡選手は?
僕はですね、ちょっと前にはスーパーフォーミュラリア
ルーキーレーシングとして監督
その前はルマンですね。
チームルマンの時代に監督兼チーム代表を務め
その後はルーキーレーシングのチーム監督
一度ちょっとお休みしてからはですね
ジュリアーノアレッジのアドバイザーとして
ロムスに帯同し
昨年から僕はTGRDC
ガズレーシングドライバーズチャレンジ
さらにRS、レーシングスクールって付くんですけど
若手育成の校長先生になりました。
校長先生ですか。偉いですね。
最近僕たちね、日産で言うと
柳田選手がニスモドライビングアカデミーという校長先生になったんですけど
彼も同い年ですかね。
チーム運営の視点
同い年。だからみんななんかちょっと役職がついて
俺だけ役職ついてないって感じじゃない。大丈夫かな。
もうちょいかな。
もうちょい。
ということで、関谷さんがそれまでずっとやってきたものを引き継いでですね
校長になったということで
昨年はスーパーフォーミュラに出ている育成選手
野中選手ですね。
野中選手ね。
野中選手じゃない。小高選手。
小高選手。
小高選手を見るために今コンドレーシングに退道する形で
1年現場に行っていました。
その年末のルーキーテストでは育成選手の野中選手がKCMCで
校長になりましたね。
あと小山美希選手ね。
彼女もTGRDCの。
だってね、なんで片岡くんがいるのって思ったのよ、あれ。
そうだよね。急にね、KCMCのピットにずっといたから。
そうそう。えーみたいな。なんで。
あれスパイしてたの?
やっぱりスパイだよね。
だから片岡くんとか来たらスプリングとか見せるなよとか
スプリングの何本とか言うなよってね。
セットアップシート持ってこうかなと思って。
そして今年はですね、KDDI、TGMGP、TGRDCという。
ちょっと長すぎて覚えられないですけど、もう一回お願いします。
もうやめようか。
新チームが立ち上がるんですが、こちらのチームは
トヨタの会長である、我々はもう森蔵さんと呼んでますけど
森蔵さん監修の下、立ち上げる若手育成をメインとした
スーパーフォーミュラーのチームになります。
えーってことは、それの監督兼何になるんですか?
監督兼一応チーム代表という形になるので。
じゃあお金の管理もやるの?
お金の管理はもう人に任せてます。
そういうことね。
じゃあよく僕たちレース前ぐらいに監督ミーティングとか
エントラントミーティングってあるんだよね。
はい、だからチーム代表者会議みたいなのがあるんですけど
一応自分はそこに行かなければいけないという立場にはなるんですが
他のチームもですね、理由と。
例えばトモスであればタチさん。
タチさんですね。
中島レーシングリュウと中島サトルさん。
中島サトルさん。
セコンドレーシングリュウは近藤正彦さんという
人たちが来る場所になります。
実際ほとんどの方が代理を立てるので
チームでいう工場長ですかね。
なるほどなるほど。
来るような場合になるんですが
一応だから今年は監督とそういった意味では
代表の仕事もするということになります。
なんか俺だけ偉くなってないような気がするけど大丈夫かな。
大丈夫です。
大丈夫ですか。
まあいろいろね、スーパーフォーミュラーは今
僕たちね現役で出てた時っていうのは
もう何年前だったっけ。
まあ俺結構短い時間しか出てなかったんで
フォーミュラー日本と呼ばれる時代にしか
そうだよね。
乗っていなかったですけど
いつも通り次王と言いますけど
スーパーフォーミュラーまで乗ったんだっけ。
スーパーフォーミュラーは初年度まで乗った。
初年度まで。スイフト?
スイフト。2013年が最後だったかな。
でも何回チャンピオン取ったっけ。
2回チャンピオン取って
その時にあの時賞金良かったのよ。
優勝すると1回500万で
チャンピオン取ると1000万だったんで
2008年5勝して
チャンピオン取って
めちゃめちゃ儲かって
翌年全く成績出なくて
税金にびっくりしたっていうね。
どうしようこれみたいな。
まあ結構ねスーパーフォーミュラー賞金が大きいので
僕も出てる時に何回か表彰台に乗って
もらった時に
僕の契約はチームと接班だったんです。
えっそうなんですか。
じゃあ半々ってことだ。
だから50%。
僕は星野さんのチームやったんで
俺らはねちょっと今予算厳しいから
契約金は払えないけど
賞金は7割やるから賞金で稼げって言われた。
ああいいね。
結構だからねめっちゃ気合入ったよ。
まあだから当時年齢で言うとまだ20前半?
そうそうそう。
その頃に突然300万とか400万とかもらうと
何買おうかなって楽しみだった覚えはあるけど。
僕はねチャンピオン獲ったお金で
鉄道模型を大好きだよね鉄道模型ね。
Nゲージをなんか部屋いっぱいに作っちゃって
それ用の部屋があったもんね。
それ用の部屋を作って
自分が寝てた部屋なんだけど
それを作って
俺これいくら使ったんだろうなってことをやったことがある。
でも昔から電車とNゲージと
なんか飛行機の模型好きだよね。
大好き大好き。
あと車のねチューニングね。
チューニング。
杉尾は実家が三重県じゃないですか。
はいはいはい。
車を結構そっちに追いつたりするじゃん。
そうそうそうそう。
駐車場代が東京高いからって
車を三重まで取りに行くんですよ。
そうなんです。
ちょっと距離感覚おかしいんじゃないかなと思って。
でもね最近年とって
めちゃくちゃこう
なんか眠くなってくるんで
そこはねある意味ね
でも眠くなんない最近?
いや昔から僕は眠いですよ。
あれそうなんだ。
昔から高速道路乗るともう寝ちゃう。
寝ちゃいそうになるからすぐパーキング寄って
お火飲んでっていう。
なるほどね。
まあでもねお互いこういろいろ育ってきて
まあ今こうスーパーフォーミュラーのね
こうまあチーム作りというかね
運営に携わっている部分はあるんですけど
結構やっぱ加藤家君なんかさ
チームルーマンからさ
奇襲作戦とか取ってたこととかあって
でも僕なんかもあのKCMGでいろいろね
チームで作戦ミスした時とか
結構怒られなかった。
あのね基本的に
あの俺のアイディアというよりは
いろんなそのエンジニアがやりたいことを
やりやすい環境を作る。
ああいい環境。
だからそのエンジニアがこういうことを
してみたいっていう
ちょっと馬鹿げたレベルの作戦でも
とりあえず口に出せる環境。
おおなるほど。
ドライバーからの視点
それをまあみんなで相談して
まあやはりそのスタート位置にもよるけれども
このまま何も起きないんであれば
そのちょっと奇襲作戦をかけて
チャンスを見出そうかと。
失敗した場合には
まあ監督の責任ってことでいいんじゃないの
っていうようなスタンスかな。
いい心がけだよね。
だってそんなね
やっぱりエンジニアたちは
ずっとそれを白口で考えてる人たちだから
でもね逆にね
それを考えてくれなくて
監督どう思いますかって言われたらね
結構つらいよね。
結構つらいと思う。
で逆になんか自分なんかは
そのエンジニアに考えてもらう。
ただやはりレース中って
すごいこのテンポで
状況が変わるので
結構その一点を集中して
見てしまっているエンジニアたちは
いろんなことを見落とすんです。
それはね言えてる。
だからそこにある程度
僕たちがこうやってきたことの
これ今見れてないなってことを
ちょっと言ってあげるんだよね。
結構あのやはりピットに入れるタイミング
っていうのがすごく難しいので
そろそろこの
ここの位置の車をマークしないと
もう裏で逆転されちゃうよ
っていうのが結構起きるんですよ。
だからね今のスーパーフォーミュラーって
昔はだから
僕らの時は給油とかもあったんだよね。
それで作成の幅広かったんですけど
今ってもう
10周以降と
あと最後までに1回タイヤ交換
しないといけないっていうのがあるので
そこの10周から
15周の間の
タイムの出方とか
今この車と争ってて
こいつに負けちゃうから
入れないとっていうね
判断難しいよね
とにかく入った車と
いわゆるスタイルアウトしてる車の
位置関係を常に把握しておかないと
ただ最近は結構
コース上で
1回逆転されても
もう一度逆転できるっていうパターンのレースも
増えてきてるので
逆に早く入った人は後半タレて
オーバーテイク使っていいタイヤで
オーバーテイクして
去年でいうと
ツボイ君なんかそういう抜き方してたよね
チーム運営の課題
ツボイ選手はとにかく
タイヤがこう
使っていってもペースが落ちなくて
非常にタイヤの使い方が上手
だからねツボイ選手はあんなに
チャンピオンとってて
色々なんかチームって
両方早いチームもあれば
片方が
上手くいかないチームってあるけど
それってどう思う?
あれね、あれ突き詰めていくと
結構大変なことになるから
今日ここではやめとこうかな
いやだから
僕らも去年はね
ニレイ選手が調子よくて
カムイ選手もいい時はあったんだけど
やっぱりちょっとこう上手くいかない
片方が上手くいかないのを
どうやってこう
今シーズンの目標としてはね
僕たちとしても7号車8号車が
やっぱり2台揃って上手くいかないと
チームランキングもチャンピオン取れないじゃないですか
そうですね
だからそれの持っていき方って難しいよね
さっきだからこれ僕らのトークショーの前は
ライアンの2人がトークショーしてたみたいなんで
あそこのチームは比較的2台とも
早いよ
だからあのチームはどういう風に
やってるのかなっていっつも
ピットを見に行ったりとか
するよね
見に行くよね、俺はあんまり見ても
よくわかんないからだけど
エンジニアとかって必ずどの車が
どんなウィングの角度で走ってるとかすごいチェックしてるでしょ
そうしてる
だから見に行かないエンジニアがたまにいて
なんで見に行かないのって
言っちゃうことあるよね
チームによっては出口に1人も専属で置いておいて
今出てった車がニュータイヤだったから
全部チェックしたり
それで無限の富士山っていう人がね
ずっと立ってるよね
ずっとそれしか多分見てないんだけど
チェックしてるもんね
そういう意味ではそのためだけに人1人使うっていう
まあそういう
作戦というかなんだろうね
お互いのことを意識して
でもねそこまでね
人を雇えないチームもあるからね
確かにこないだ見させてもらったけど
すごいいっぱい人いたよ
だいぶ変異性変えようとして
今色々やってます
こんなにいると思ってびっくりした
人が居すぎても結構大変なんですよ
逆にコミュニケーション取りづらくなるしね
そう
大企業と中小企業と一緒で
大企業はなかなか小回りが
効かないのと同じで
そういう意味で言うとね
今年僕はチームの立ち上げの年になるので
どういったチームになるのかな
というところが
今は楽しみな部分でもありますし
若手を中心にやるので
ただまだスタッフに関しては
最終的にはドライバーだけじゃなくて
エンジニアだったりメカニック
そういったのも育成していきたい
というのは思いとしてはあるんですけど
でもさ
初めてのチームっていう意味では
ベテランと
例えば新人を入れるなら
分かるんだけど
両方2台とも新人なの?
本当はね
経験のある選手を
乗せられればよかったんですけど
特に新規チームということもあるので
なかなかキャリアのある
リザルトを持っている選手は
たぶん乗りたがらないと思うんだよね
あーそうだよね
みんな安定したチームで乗りたいっていうのはある
ある程度実績のあるチームで乗ることが
出すためには重要というところもあるので
的に言うと
我々は若い選手を育てながら
チームとしての力をつけて
他のいいドライバーとか
既に結果を持っているドライバーたちが
乗りたいような
チームになってくれれば将来的には
そういう経験の持ったドライバーの
言葉でまた選手や
メカニックエンジニアを
育てていけるといいなとは思ってますね
若手ドライバーの育成
いやーでもねこうやって色々喋って
簡単そうに言ってますけど
全然簡単じゃないんですよ
もう逆に
ドライバーの方が全然楽だったよね
ドライバーは楽?
ドライバーだけで周りが色々環境を
作ってくれるというのがあったけど
今その環境を作らなきゃいけない立場になるとね
そうですね
スライドが出てるか知らなかったんですけど
タイラー選手は沖縄出身のレーサーなので
なかなか沖縄から
プロドライバーって
まだ出てないので
彼はまだ
ここからもう1年2年頑張ることで
しっかりプロとなれれば
沖縄県初の
プロフェッショナルドライバーになりますね
あの彼は
タイラー君はどこ取るの?
え?
どこ?うちのチームです
今知ってるつもりでしゃべってたから
全然ね
タイラー君と誰だったっけ?
小鷹君
俺全然周りが
写真が悪いですね
ちょっとぼーっとしてますけど
すごいねその2人なんだ
結構大変そう
って怒られちゃったけど
そういうイメージはあるかもしれないですけど
僕はちょっとね
口を酸っぱく厳しめに
いきたいと思いますけど
でもね僕なんか去年
スーパーフォーミュラの
ルーキーテストで
小山美希ちゃんと
野中君乗せたんですけど
やっぱりトヨタのさ
ドライバーって育成されてるか
わかんないけど飲み込み早いよね
比較的
飲み込みの良さそうな子を選んで
使ってるんで
だから俺ね小山美希ちゃんでさ
意外と気が強くて
なんかガガ強い子かなと思ったら
結構普通に
スーパーフォーミュラって
タイヤのさ使い方ってすごい
ピークが1周しかないんですよ
でそのタイヤの
温め方っていうのがすごく大事だから
はじめ私慣れるまで
ちょっと走りますって言ってたんだけど
ずっとダラダラ走ってる感じが
あったから
じゃあ次ニュータイヤ履く時に
こういう温め方をしようと思って言ったら
ちゃんとそれやってきて
もうすぐで37秒
入りそうだったからね
本当にね最後アタックできてたらね
そうそうそう
もう一発いったかもしれないね
だからもう一発たぶん次の日
もう一回乗れたらたぶん37秒
真ん中か前半くらいまで
彼女いってたんじゃないかなと思って
ただ気が強くてガガ強いは
やっぱり
パンツがすごく早くなってます今
そうだよね
スーパーGTのクラスにも出ていて
そんなにたぶん
いい状態の子では
乗せてもらえてないと思うんだけど
その中でも見せるパフォーマンスもあるし
だってさ聞いたら
フォーミュラーいつぶりって言ったら
いやめっちゃ前ですみたいなこと言ってたんで
いや本当にこれ
40秒切れればいいよって言ってたのが
あそこまでいったからちょっとびっくりなんだよね
キャリア的にはね
FIF4
あとはWシリーズか
あーそうだよね
それこそ
SFLフォーミュラライツのルーキーテストで一回
乗ったくらいで
ほとんどセミでは最近乗っていなかったから
久しぶりに乗ってパフォーマンスできたことは
大きいかなと思います
ドライバーからチーム運営への移行
関口選手がその前の日に乗ってたんですけど
指定員だけで言ったら
小山くん
来たのが早かったからね
まだやる気満々だったよね
あいつやる気満々なんだけど
ちょっと踏みすぎちゃって
加速鈍っちゃった
それがなかったら多分彼もいいタイム出すと思うんですけど
野中選手もさ
僕もトヨタの育成ドライバーを
日産の立場から
見るってあんまなかったから
色々見させてもらったけど
彼もすごい順応性いいよね
特に彼はSFとの相性がいい
あーなるほどね
その前に乗ってもらった時も
あったんだけど
すごくSF特にまた鈴鹿の
冬のテストとの相性がいいな
という風には感じる
そうだよね
でもかわいそうだったのはさ
チャンピオン取れそうでトラブルで取れなかったんだよね
まあそうだね
もともと厳しいところはあったけど
戦った上で結果が出ればよかったんですけど
トラブっちゃって
予選が走れなかったんですね
だから彼最終的に
金曜日に一番
短い時間本当のルーキーだけの
時間で乗ったんだけど
あそこで最後赤旗出なかったら
トップタイムだったんだよ
だけど赤旗が出ちゃったってことは
彼何かそういう
負のものを持ってるのかな
言うな言うな
潜在的にそういう意識が生まれることによって
本当にそうなってっちゃうから
まあまあでもね
速いドライバーが控えてるってのもあるんでね
まあそういった意味ではね
今シーズンは
カムイ選手とニレイ選手がね
カムイ選手はとにかく
1勝しないとやめないって本人言ってるんですよ
なかなか
もしかしたらやめたくないから勝ちそうになっても
2になっちゃうかもしれない
その可能性はゼロじゃないかもしれないけど
でもチームに
色々ね意見言ってくれたりだとか
キッズコムのね
スポンサーの
西山社長っているんですけど
まだね今回
表彰台に乗ったから六本木
キャバクラ行くぞってNHKで
キャバクラ行くぞってNHKで
言ってましたよね
知らないしいきなり何の話しだしたんだろうと思って
ちょっとびっくりしたけど
それで表彰台に乗ったんだけど
まだ行ってないんだけど
連れてってもらえるならね
行きたいけど
そうやって色んな
スーパーフォーミュラーKCMGもね
僕何年やってるのか
2000年からやってますけど
やっとチームランキング
優位なんで
今年こそはね
そういう意味で言うと
まずチームチャンピオンドライバーチャンピオン両方
取りたいから
ちなみにこれ喋ってってことの中に
SFGO
話題があるんですけど
スーパーフォーミュラの現状
特にチーム
やってるじゃん
俺はアドバイザーだから
直接作戦には入っていかないんで
結構あれみんなさ
iPadとかいっぱい並べて
聞いたりオーバーテイク
あと何秒残ってるかとか
すごいやってるじゃん
意外とSFGOって
無線残るんだね
俺はねそこしか楽しみにしてない
しかもぶつかった人たちの
無線しか聞いてない
この前さチームオーダーで
タイヤ交換の違いが
タイヤのマイレージの違いがあって
2連をカムイクの前出させるときに
ごめんちょっと
タイヤのパフォーマンスがちょっと違うから
2連前出て
じゃあGTRくださいとかカムイクに言われて
交渉されてたね
交渉されてて
俺めっちゃ真剣にしゃべってたから
あれ言われた瞬間に何を俺返せばいいんだろうって
ちょっとアタック出しちゃったんだけど
間違えてあげちゃいそうだった
だけど2連が最終戦
3位に取ってくれて
いやーよく頑張ったーとか
2連までまたGTRくださいとか言うのよ
俺も欲しい
だから上手く返してくれて
ミニカーあげるから
フンって鼻で割れた
でもGTRいっぱい持ってるからね
1台くらいくれても大丈夫だと思う
それは僕の財産ですか
でもね
SF5なんかは
僕らは本当に
練習の時から活用してて
iPadいっぱい練習走行で見てて
だいたい
どの時期に
タイヤ交換
タイヤ変えて
だからタイム早いんだよって
ドライバーって分かんないじゃないですか
例えばなんでこの車こんな早いのって
不安になることがあるので
その時はSF5で
巻き戻して
タイヤ変えてるから
いいタイヤ履いてるから気にしなくていいよって
コメントしてあげたりとかね
あれだからピットに入ってる間
ずっと映っちゃうね
みんな見られたくないから何作業してるか
カバーして隠すじゃんカメラを
なぜか
自分の描いた絵か何かが
あれ自分の絵なの?
あれめっちゃ上手いよね
彼は絵が上手らしい
じゃあレーサー辞めても大丈夫だね
どうなんだろうね
ただねSF5って初めアプリできて
あれ年間
結構高いんですよ
初め会員になる時に
こんなするの?と思って
ただ仕事中必要だから
課金して
ただね中継も見れるし
あそうだね
割とその価値は
十分にあるなと思ったんで
そうだね
レース運営の難しさ
昔SF5出た時って
まだアンテナというか
Wi-Fiが弱いと
ディレイで1分近く
ディレイしてたんですよ
最近は結構電波がいいとこ行くと
だいたい20秒ぐらい
だからすごくね
実用性的になってきたかな
なのでねそのSF
見てる人たちはあれですけど
これから見に行きたいなとか興味ある人
どうせ見に行くならちょっと高いですけど
あのアプリを課金して使った方が
そのレースの状況が全部
把握できるんで
割と楽しめるし
楽しさが3倍ぐらいになるのかなと思います
いや確かにそうですね
あれで見て
ドライバーのキャラクターというのもね
結構分かるので
大井選手なんかね
セーフティーカー早くないのにセーフティーカーに追いつけないよ
ゆーくん言っちゃったりとかね
最近ちょっとねみんな
人が聞いてるってことを理解し始めて
若干そこを悪用してる人がいるね
あーいるね
高感度上げに来てるなとか
GTRくださいはやめてほしいなって
それはあげてください
まあそういうことでね
いろいろ喋ってきましたけども
ちょっとスケジュール見てみようか
今年ね結構
ダブル減ったというか
リレース性が多いんですよね
えーと公式テストが2月18、19ですよね
早いよね
例年に比べて
寒いのよ本当にこの時期ってね
あの特に監督ってサインガードにいるんだけど
あそこめちゃくちゃ寒いんですよ
寒いでしかもあの鈴鹿の風って
めっちゃ冷たいじゃん
でたまにレースの時さ
やたらのこっちのコンクリート側走る人いるでしょ
そうそう
石とかホコリが飛んできてさすごい痛いんだけど
それがね結構あって
でピットに入った時に
最近シャッター閉める人多いから
あーやべー入れないよってこともね
あるよね
でもねまあそのテストがあって
開幕戦が
開幕も早いね3月
だなー
まず鈴鹿サーキットから
これ寒いよねこれもツーレースだよね
これもツーレースですね
予選決勝やってだからツーレースが
鈴鹿モテギ
えー大ポリは違うのか
でまた富士スピードウェイがあって
二回富士スピードウェイが
金曜日の走行があるところが
二レース
ないところが一レースになるので
ほとんど二レース
あれこれさこれテストか
6月の
6、7はテストなんですね
だから
俺もなんで金道しかないとか
って後ろ思ったんだけど
これはテストですね
なので真ん中にテストが入って
あと二レースか
大ポリストスローが一レースで
それ以外のところは全部二レースになるので
まあ見に来る方はね
一回見に来れば土日で
二つレースが見れるんで面白いんですけれども
これメカニック大変なんですよ
いやーだからこれ全部で12戦あるじゃないですか
12戦で
でしかもツーレースがこんなにあったら
メカニックも
監督とかもめっちゃ大変だよこれ
まあ本当にね
一レース土曜日終わると
本当に車バラバラにして
全部整備し直して
次の日のレースに備えるんで
メカニック変えれるのね
早くても多分11時とか
そう最近ね
オーガナイザーに
何時までって決まってて
8時以降遅くなるようだったら
作業時間出さなきゃいけない
っていうルールがあるんですよ
だからたまにそれもみんな監督だから
ワオトークっていうので
やってるんですけど
夜中の12時くらいにピューピロってなると
このチームは夜中12時までやってたんだ
とかね
結構ありますよ
あんまりそんな話するとね
ここ聞いててメカニックになろうと思ってても
辞めようと思う人がいるかもしれないから
あんまり言わない方がいいかなとは思いますけど
本当にねそういうたくさんの人の努力の中で
チーム運営の課題
これだけのレースができているので
ぜひね今日ここで聞いて
興味を持ってもらった方には来てほしいなと
思いますね
ドライバーも監督もチームも
あとねメカニックで言うと
リア交換も大変だよね
あれね
最近5秒台が当たり前になってきてるんで
すいませんうちのチームは去年は
2回ニレイにも怒られたし
カムイ君にも怒られたし
すごい大変だったんだけど
でもね最終戦ね
誰よりも早かったのよ
知らないですよね
チーム同士はみんな測ってるんで
どこのチームが何秒だとか
特に僕はルーキーレーシング
一番見てたんで
お昼休み毎日トレーニングしてるから
いやだからね
その環境でやられるとちょっと大変なんですけどね
タイヤ交換トレーニング専用の部屋があるから
でもねそれ
GTで言ったらNISMOと同じだけど
スーパーフォーミュラーで
それを持ってるのは多分ルーキーしかないと思う
あのルーキーレーシングは
たまにガレージ見学とかあるから見れるかもしれないですけど
あの
SF用GT用Sタイ用
それぞれの壁にアームと
ハブがついてて
すごいっすよね
みんな努力してるんです
そもそも時間が来ちゃってるんで
もう終わりですか
早く帰ってほしそうな感じ
申し訳ない
この次がまたこのトークラッシュが続くので
谷口さん
じゃあ谷口さんも入れて一緒にやりますか
いや僕もちょっと忙しいんで
今日僕終わりなんですけど
じゃあこの後残って喋ってください
そういうことでね
いろいろありましたけども
ラスト2人からね
締めて終わりたいと思いますので
はいじゃあ立って
じゃあ行きますか
そうですね今年は先ほど見ましたけど
KDDI
TGMGP
TGRDCという長いチーム名で
参戦しますので
立ち上げたばかりのチームで
どうなるかっていう不安もありますが
楽しみの方が多い
シーズンになるのかなと思っておりますので
ぜひね
楽戦でお会いできること
期待してお待ちしておりますので
ぜひサーキットの方に遊びに来てください
よろしくお願いします
はい
いよいよスーパーフォーミュラーもね
2月からテストが
始まりますけども
とにかくね
去年優勝
する
目前まで来てたんですけども
優勝できなくて
ドライバーにもね
なりそうなね
結果をしてしまったんですけども
今シーズンはね
チームランキングも4位で
前の方に結構ピット位置がね
前の方になると予選も戦いやすくなるので
しっかり2台ね
カムイ選手とリレイ選手
勝たせられるように
今シーズン頑張っていきますので
開幕前のテストと
開幕戦で皆さん見てくれますか
見に来てくれる人
そっちの人は見に来てくれないですか
嘘でもいいからあげときましょう
なので是非ね
スーパーフォーミュラー見に来てください
よろしくお願いします
我々MCいらないね
カツマさんの仕事いらないです
カツマさんも来年もいらないです
ということでね
ちょっと拙いところもありましたけど
これで終了したいと思います
ありがとうございました
またサーキットで会いましょう
さて皆さんいかがでしたでしょうか
今回は松田杉尾さんと片岡達也さんの
ステージをお届けいたしました
モータースポーツの未来
ぐっと
引き込まれる時間が皆さんあったと思います
ドライバーとしての経験と
チームをさせる立場になって
見えてきた景色
とても不敗のお話だったと思います
でもやっぱりね
自分たちのドライバーの経験を
うまく使いながら
若手育成ですね
今後のモータースポーツ業界を本当に考えたお二人が
お話ししてくださっていることなので
ぜひね皆さん
何度でもこの話聞いていただきたいと思います
そして皆さんが
印象に残ったところや感想ですね
ぜひXでシェアをしていただきたいと思います
さて
Xから寄せられたメッセージを
ご紹介させていただきます
今回のメッセージはこちらです
naoさんですね
naoさんいつもありがとうございます
本当に配信聞きました
笑い絶えず
今県ワールド楽しみました
質問採用ありがとうございました
質問ないいただきました
知らずにSF
ビットウォークでサインを通常
通りにいただきました
最初にニヤッとされた
ような気がしたのは
ひょっとしたら
気づいている可能性があったんじゃないかなと思います
でもねGT優勝
そしてSFも表彰台へ
次の配信楽しみですということで
先週の応援メッセージ本当にnaoさんありがとうございました
さてこの番組は
皆様からの感想や質問を
大募集しております
キクタイヤのハッシュタグで番組にメッセージを
送りください
ハッシュタグはひだがなのキク
カタカナのタイヤでキクタイヤです
次回のキクタイヤは
1月12日
日曜日に行われたステージを
お届けいたします
登場するのは岩澤あゆむ選手と
野尻ともき選手
チーム無限でともに戦うお二人が
2024年シーズンを振り返りつつ
サーキットをもっと楽しむための
ヒントを語ってくれました
レースの魅力をより深く
感じられるトークになっていると思います
どうぞお楽しみに
それでは次回のエピソードで
お会いいたしましょう
お相手は竜窓ともやでした
さよな
34:05

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