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2025-09-13 37:39

ep 160 @o0h_ @t_wadaと開発生産性カンファレンス、大吉祥寺.pm、AIと信頼について

Chapters

0:33 ポッドキャスト開始

2:12 カンファレンスの感想

7:27 モチベーションとイベント

9:35 キャリア設計の考え

17:30 ケント・ベックとの出会い

24:59 AIエージェントの活用

33:41 信頼とレビューの重要性

37:09 番組の締め

サマリー

横浜のSEM第160回では、金城さんとtwadaさんが最近の惑星開発生産性カンファレンスや大吉祥寺.pmを振り返ります。それぞれの体験や参加したセッションからのインスピレーションが語られ、キャリア形成についての考察が盛り込まれています。開発生産性カンファレンスでは、ケント・ベックが基調講演を行い、その影響で参加者たちは自身のプレゼンテーションの準備に追われています。また、AIエージェントとの開発に関する考察も交えつつ、参加者同士の議論や感動的な瞬間についても語られています。ポッドキャストでは、AIとソフトウェア開発における信頼の重要性について議論されており、特にAIエージェントを使用することで生じるレビューコストや信頼の課題が取り上げられています。

ゲストの紹介とカンファレンスの準備
横浜のSEM
今晩は、横浜のSEM第160回です。横浜のSEMは、ウェブ系エンジニアがテック系のキーワードをネタにして雑談をするポッドキャストです。
ホフト役は、辞書PHPRのhanhan1978です。本日の相手はいつもの金城さんと、なんと、twadaさんです。よろしくお願いします。
金城さん、来てしまいました。ついに。この日が。
ついにっていうか、トミドコロさんが呼んでいるんですね。
そうですね。
いつもの金城さんは、金城さんということで、まずはそれぞれ自己紹介ですかね。僕は僕ですね。hanhan1978です。
PHPばかりを書いて、最近ないかもしれないけど、なんか、GoとかDSとか書いてますが、プログラマーですと。
じゃあ、金城さん、どうぞ。
僕もプログラマーで、僕は最近もずっとPHPばっかり書いてます。
いいな。では、twadaさん、よろしくお願いします。
お招きいただきありがとうございます。twadaです。わだたくとです。インターネット上では、twadaさんと呼ばれています。
仕事では、いわゆる技術顧問業というやつとか、小さな住宅開発とか、オープンソフトウェアの開発とか、そういうのをいろいろやっています。
言語もですね、正直お客さんのところの言語に合わせるという形なので、いろいろなものをやるんですけど、
OSSの開発者としては、タイプスクリプトとか、最近ラスト少しとか、そういったような感じですね。
住宅開発、僕、住宅開発も細々と続けてるんですけど、住宅開発のバックエンドはRailsで書くことが多いですね。
そんな感じです。
すごい、意外。意外にRailsを書いていたという。
意外じゃなくて、ずっとRailsですよ。
あ、ずっとRailsなんだ。
なるほど、なるほど。
というT和田さんがゲストで、近所さんがいるんで、僕はあんまり緊張しないでいられるので、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速なんですけど、この3人が集まったら、どうせカンファレンスの話をするのがいいだろうということで、
大吉祥寺.pmの感想
最近あったところだと、大吉常治.pmがつい先収録ですね。
ありまして、皆さんどうでしたかっていうちょっと感想を聞きたいなと思うんですが、
近所さん、前夜祭にいたのは完全に確認してたんですけど、当日見なかった?
当日が体調崩しずっと寝てました。翌日まで寝てましたね。
それは残念ですね。
いや、残念。
なので、お二人からの思い出話を接種できるかなと思って楽しみにしてます。
そうですね。僕はもうずっとセッション聞いてましたね。
もうただただ楽しくて、楽しいなーって言いながら聞いてました。
小並感がありますけど。
ちょっとあれなんですよね、モチベーションが下がってたというか、ここ最近いろいろプライベートで忙しかったっていうのもあって、
あんまり技術的なことやる気にならないなと思ってたんですけど、
大吉祥寺PMでずっと一箇所に閉じ込められて、熱意のある人に脅された結果、
来週また僕もう一回やるかみたいな気持ちになって、元気になりましたね。
っていう意味ですごい良かったなと思って。
岩田さん、裏でアンコンファレンスとかもやってましたね。
そうですね。僕、吉祥寺PM参加も初めてで、
当日、突然予定が空いていけるようになったので、
当日申し込んでいくぞってことになって、
だから一番最初のセッションとかはちょっと行けなかったんですけど、昼前ぐらいについて、
マグノリアさんとかとご挨拶して、主催者のマグノリアさんですね。
その後でアンコンファレンスをやるよっていう、
カンファレンスってメインのセッションだけじゃなくて、廊下での議論とか雑談とか、
そういったところにテックカンファレンスって大きな価値があると思ってるんですけど、
アンコンファレンスっていう、小さい講演みたいのを連続でやろうと。
オフィシャルのやつじゃなくてアンオフィシャルみたいな感じで、
当日何を喋るか喋りたい人が来て、
ホワイトボードに喋るネタを書いて、その時間に集まるみたいな感じの仕組み、アンコンファレンスっていうのがあるんですけど、
そのアンコンファレンス、せっかく僕も当日参加で申し込めることになったので、
何か爪痕残そうと思って、
カンファレンスで参加したら、何かやっぱり、何かアウトプットを残していきたくなるんでしたね。
ていうので、ちょうど空いていたので、トップバッターでAMA、Ask Me Anythingっていう、
何でも聞いてくださいというような企画みたいなものが、
例えば海外とかだとカンファレンスよくあるんですけど、
それは日本でもやるよっていうので、
日本語に訳すとTワタだけど、何か質問あるみたいな、
そういうアンコンファレンスをまずやってから、
それ終わった後で本編のセッションとかを見に行ったりとか、みたいな感じで楽しみました。
アンコンファレンスの話も後でしたいんですけど、
普通に武蔵野公会堂でワントラックでセッション聞くのって、
去年も良かったって近所さんとも話したんですけど、良いですよねやっぱ。
ワントラックすごく良いですね。
キャリア形成と挑戦
ワルチは集中しないし、廊下がメインになっちゃう。
あんま良くないなっていつも思ってたんだけど。
裏番組が気になっちゃったりしますからね、どうしても。
ハッシュタグとか追ってて、なんか面白そうなこと言ってるなーみたいなやつとか。
分かる分かる。だから僕今回キチピ始めて言ったんですけど、
シングルトラックって参加者がみんな同じセッション聞くじゃないですか。
だからハッシュタグも混ざらないし、いわゆる感想みたいな感情のうねりみたいなやつも、
基本的に同じセッションに向けたものなので、
やっぱり会場もそうだし、X城もうねりの一体感みたいなものが感じられて、
シングルトラックのセッション・カンファレンスも良いなーって思いました。
シンプルですよね。シンプルに強いというか、選択と集中みたいな話があるな。
なのに近所さん来ないから。
それは収録止めてから話しましょう。
いろんな人に聞かれて、見ませんでしたって言われて、見かけてないなーって。
申し込んでたやつ、キャンセルとかするもろもろ手続きしとけ系とか、
一個を入れとけ系のあれをもろもろ忘れちゃってたなって、すげー後から思って。
いやいや、しょうがないです。事故みたいなもんですから。
岩田さんは大吉町GPMは何で知ってたんですか?
知ってたで言うと、よく話題にはなっているコミュニティだと思ってて、
前回も行きたかったけど行けなかった。今回も用事はあったんですけど、
突然その用事がなくなって、1日ポンと空いたんですよね。
なので、1日ポンと空いたので、今日やってるカンファレンス何かなって言うと、
大吉町GPMがやってるじゃんって言うので、そこでコンパスで申し込んで移動を始めたみたいな感じです。
前々から行ってみたかったんですけど、結構縁がなくて行けなかったみたいな感じですね。
なるほど、確かにフロントエンドカンファレンス北海道とかも同じ日にやってた気がしますけど、
あれは関東からパッと移動できないですもんね。
そうなんですね。
天候のせいで北海道に行けなかったりみたいな人いたりしたみたいな、結構大変ですよね、遠いと。
カンファレンスの話でちょっと流れてきたのが、
なりゆきで生きるみたいな話をされてたっていうのがサラッとXで流れてきて、
大事だよなと思って、なりゆきですよねって。
割と逆らわずに生きてきたなみたいな感じは僕もあるんで。
なりゆきの話、これか。
アンカンファレンスでAMA、Ask Me Anythingなので、何でも聞いてくださいみたいな感じのことをすると、
よくあるのは自動テスト設計の話とか、AIとの関わり方の話とかそういうのがあるんですけど、
キャリアの質問をくださった方がいて、
キャリア設計をどうやっていくべきだと思いますかとか、
寺田さんはどのようにしてキャリアを積み上げてきたんでしょうかみたいな質問だったと思うんですよね。
なるほど、なるほど。
積み上げてないなと思って。
何て言いますかね、計画してその通りに山を登っていくという感じのキャリアを歩む人もいるとは思うんですけど、
なんかそうじゃないなと思って、山登り型と、何て言うんでしたっけ、川流れ型でしたっけ、なんかよく比喩に出すみたいな感じですけど、
僕自身も割となり行きというか、その時々の求められるものに応えるとか、そういった形でキャリアを歩んできたなと思っているので、
キャリアの質問ってすごく答えにくくないですか、何て言ったらいいんですかね、
今日も仕事でやってたんですけど、若手のソフトエンジニアの人にキャリア論みたいなことを話すみたいな機会があるんですけど、
正直僕のキャリアに参考になるところもあんまりない気がするし、再現性もあんまりない気がするし、
もう少し別の人に聞いた方がいいんじゃないですかっていう気持ちをいつも抱きながら喋るみたいな感じなんですよね。
なんか今さらっと調べると山登り型と川下り型と言ってます。
川下りか、はいはいはい。
あれですかね、だからその場その場でみたいな明確なゴールは持たずみたいな、目の前の状況にうまく対処しながら進んでいくということらしいですね。
そうなんですよね。なんですけどある程度、何て言ったんですかね、ある程度そういう運次第みたいな、運を掴むみたいなところも、
ただ単に待ってるんじゃなくて、何かやってきた時にそれを掴むための努力みたいなやつはコントロールできると思ってて、
どういうチャンスがやってくるかどうかはあんまりコントロールできないけど、チャンスがやってきた時に掴めるかどうかは少しコントロールできるので、
そういったところっていうのはそういったところだけなんか再現性があるのかもしれないなと思いながら喋ってたりとか、
チャンスがやってくるっていうのも、やってくるように締め切るみたいなところ、やってくる確率を上げるみたいなものはできるっていうとあれだけど、
要するに自分が有識者になると有識者に依頼したい人がやってくる。
その有識者ってやつって相対的な有識者でいいんだよって話をするんですね。
自分のチームの中とか組織の中とか、何らかそういったところで他の人よりちょっとだけその技術について知ってるとか、
ちょっとだけ経験がある、相対的なものでちょっとだけ先行ってるとかちょっとだけ経験があるというだけで、
その相対的な知識の差とか経験の差によって何かこれについてちょっと教えてとか依頼が来たりするんですよね、同じ組織内とかから。
組織内から依頼が来ると情報が増えて事例が増えて自分の知識がさらに増える、説明できる、手数が増える。
手数が増えるとまた依頼が来たときにもっとうまく答えられるみたいな感じで、始まりはある限定された空間の中で他の人よりちょっとだけ、
頭一つとかほんのちょっとだけ飛び出てる。でもそこに依頼がやってきたらどんどんよきよきと伸びるみたいな感じなんだよってことを言ってて。
ポイントはそれらは相対評価であるということであると。つまりXとか見てると自分より上はいくらでもいるっていう単一ランキングの残酷な世界みたいな感じなんでね。
ある技術について自分はちょっと知ってるけどそれよりもっと知ってる人は世の中にいっぱいいるぞみたいな気持ちになるんだけど、
さっき言ったキャリアを歩む上でのチャンスをつかむ機会をつかむっていうのはそういった全世界単一ランキングではなくて限定された閉じられた空間の中の相対評価によって
そのチャンスっていうのはやってくるんだよって話をすると、それはちょっとだけ汎用性があるかなというふうに思って喋ってます。
感想を言っていいですか。めちゃくちゃ説明が上手だなと思って。失礼な。
いやでも本当そうですよね。僕もなんか割とウェブ系限定ではあるけど認証周りの仕事とかをずっと仕事でやることが多いんだけど、
最初の一歩は誰もやったことないからじゃあやりますって言って一歩踏み出たところから彼知ってるから彼にやらせようよでどんどん回ってそればっかりやってるとやっぱり詳しくなってきて、
それなりのポジションが築けるみたいなところだって。なんかチャンスってそうやって流れてくるなと。
まあそういう話を今この100倍ぐらいわかりやすい説明があっていい話だなと思いました。
そんな感じですね。大吉Pの話ばっかりやっていると危ないのでさらっと流れて開発生産性カンファレス2025、これ金城さん参加してないですよねすいません。
僕いないやつばっかじゃないですか。
開発生産性カンファレンスの緊張
申し訳ない。でもこの話どうしてもしたいんですよやっぱり。ケントベックさんいい人すぎたなと思って。
いやでもびっくりしました。歴史上の人物に会ってサインもらえて、
よほどの失礼にならなければセルフィーをなんとか撮りたいなと思ったら、僕の前でサインもらってる人がセルフィー撮ってくれたんで、その流れで僕もお願いしてセルフィー撮れました。
あーもう死んでもいいなってちょっとその時思いました。
割と僕はティーワダさん余裕だったのかなと思ったんですけど、相当にプレッシャーがあったらしいという噂を聞きまして驚いてます。
いやもうガッチガチでした。
ガッチガチだったんですか。
僕って講演の数は多いんですけど、実は再演がすごく多くて、全かたしない、僕の中で勝手に完全新作って言ってるんですけど、
完全新作を喋ることって実はそんな念痛快みたいな感じなんですよね。
開発制作者カンファレンスでケント・ベックがやってくる。
ケント・ベックって僕の中でもスーパーヒーローだし、僕は鉄則の開発の本役もやってるので、
僕の人生に深く変わっているスーパーヒーロー中の伝説中のレジェンドみたいな感じなんですけど、
その人がオープニングキーノートをやるカンファレンスのクロージングキーノートを僕がやるっていう、
なんでそんなに重責のあるポジションで喋らなきゃいけないんだろうみたいなところがまず一つあるのと、
あと完全に私ごとの話なんですけど、カンファレンスにおけるクロージングキーノートって大事なポジションなんですけど、
喋る本人にとってはもうカンファレンスを全く楽しめなくなっちゃうんですよね。
一番最後に出番がやってくるので、そこまでひたすら準備するっていうこと、つまりカンファレンスを楽しめないんです。
一番やりたいのはオープニングキーノートで、オープニングでいい話をして、
で、あとはニコニコしながらカンファレンスを楽しむみたいなことができて、
で、一番しんどいのがクロージングキーノートで、もうオープニングキーノートで打ちのめされて、
その後いろいろ考えていろいろ考えて、最後にテーマ的には、
だから可能であればオープニングキーノートを受けて話をするみたいな感じの話をしたいんですね。
っていうのでいろいろ考え続けなきゃいけないみたいな感じになるし、
そもそも尊敬するケントウェッグさんと同じ舞台で喋らなきゃいけないみたいな感じで、
もう一番今年でプレッシャーの強い舞台でした。
基調講演の感動と影響
おつかれさまでした。
僕もオープニングのケントウェッグさんのプレゼン聞いてて、めちゃくちゃ上手だった。
それも失礼かもしれないですけど。
なんて素晴らしい話するんだろう、この人と思って。
ずっとこういうプレゼンできないなと思って。
スライドの数も少ないし、すごくシンプルなんだけど、
ものすごくいろんな情報が伝わってくるなっていうのがすごいなって。
ただ単に感動してました。
すごいプレゼンでしたね。
アメリカのでかいテックカンファレンスの基調講演だなという。
そうですよね。
本当に上手いで、基調なんですよね。
本当にメインのテーマを持ってきて、それについて喋るという形だし。
そもそもケントウェッグさんって、まあまあレアキャラで、日本に来日するのも、
たぶんざっくり20年ぶりぐらいの感じだったんですよ。
前回来日された時が、何の時だ?
何かのイベントとかにいらっしゃったんですけど、その時僕行けなくて。
なのでケントウェッグさんに物理的に会うのは、その日が初めてだったんですよ。
で、なんか翻訳とかで何度かやり取りとかしたことあるんですけど、
直接お会いするっていうのは本当初めてだったので、めちゃくちゃ緊張したし。
ケントウェッグさんの初日の基調講演の後に、
日本で長くやってるXPまつりっていう、アジャイルの中でもエクストリームプログラミングっていう、
スクラムよりもっと前に出てきた元祖アジャイルソフトウェア開発みたいなプロセスがあるんですけど、
それのXPユーザー会っていう老舗のアジャイルコミュニティが、
ケントウェッグさん来るから、アテンドして一緒にお昼ご飯食べに行こうみたいな感じで、
ケントウェッグさんと日本料理を食べに行こうみたいな感じのことを企画して、
で、一緒に行ったんです。僕もXPユーザー会の子さんの一人なので。
一緒にご飯食べに行こうみたいな感じで、ご飯食べに行ったり議論したり記念写真撮ったりみたいな感じで、
完全にファンボーイとしてやってました。
いや、でも本当、うちは会社がスポンサーしてて、
スポンサーするんで、スポンサー枠の登壇ができますよっていう話が随分前にあって、
ゲストがケントウェッグさんって聞いた瞬間に、絶対俺にやらせてくれっていう話をその時からずっとずっと言い続けて、
それでこの枠を勝ち取って、
いや良かったです。本当に素晴らしかったです。
疲れましたけどね。長かったんで。
Tワダさんもたぶん楽しめてなかった可能性はありますけど、僕はスポンサーブースに2日間立ちっぱなしっていう経緯があって、
あーなるほど。
AIエージェントとの開発の未来
それはそれで最後の懇親会の時に、やっと終わったーっつって、
疲れ切ってましたね。楽しかったですけどね。自社の説明ずっとし続けるのも。
いや、そんな思いでした。金城さんすみませんでした。
でもあれですね、今日はTワダさんがたまたま予定会えたから近場のカンファレンス行ってみようみたいな話とか、
憧れてた人に会って写真撮ったりランチ行ったりして、はしゃいでる話とかなんか、
発表するのが緊張したとか、いいですね。生身の人間っぽい話が聞けてちょっと嬉しいなって思ってます。
嬉しい嬉しい。やっぱそうですよね。トークテーブルの最後の方だと楽しめないですよね。
オープニングだと本当に楽で。
そうなんですよ。こればっかりはどうしてもねっていうところはあるんですよね。
開催参戦カンファレンスの時は、ある程度完成した講演を用意してはいたんですけど、
初日の最初のケント・ベックさんのキーノートを聞いて、結構感銘を受けて、
その後、カンファレンスの廊下でいろんな人と議論をして、その結果クロージングキーノート、
これ喋らなきゃダメだなと思って、結構そこからアウトラインをガーッと書き直して、
初日の夕方からクロージングキーノートの直前までずっと資料を作って作り直してっていうのをやってたみたいな感じなんで、
いよいよ全然楽しめないカンファレンスみたいな感じで、でもこれを喋らなきゃみたいな感じで、
で、作ったのがそのAIとの開発を考えるみたいな、タイトルはどういうタイトル?
AI時代のソフトウェア開発を考えるっていう講演で、新作、完全新作ですみたいな感じですね。
いや、すごく素敵な話が聞けて嬉しい。
で、あれなんですね。ちょっと一瞬トークテーマからずれちゃおうかな。こっちに行っちゃおうかな。
それで疲れた後、最近は休暇を取られていたということで。休暇は。
そうですね。僕の話ばっかりしちゃって恐縮なんですけども。
いや、大丈夫です。
なので、6、7月が忙しすぎたんですよ。
7月が開発生産性カンファレンスのクロージングキーノートがあって、
あとSQL Launch Patternの第2版が出て、Dev Summit夏で講演して、
で、他にも講演とか再演とか研修とか入ってみたいな感じで、
ちょっと巻き戻って、5月の最初あたりにクロードコードが定額制になったと思うんですよね。
そこからAIエージェントを使って開発するみたいなのを、定額になる前から使ってたんですけど、
定額になってからガンガン使い始めて、
で、さっきのキャリアの話と一緒で、みんなよりちょっと先に使うと、
有識者ポジみたいな感じで何か依頼が来たりなんですね。
依頼が来て、いろんな人と喋ると知見が増えて、もっと喋る言葉が増えるみたいな感じで、
まさにさっき言ったキャリアの通りみたいな感じになって、
全然専門家ではないのにAIエージェントを使った開発の専門家みたいな感じになって、
6、7月いっぱい喋るみたいなことになったんですよね。
これもやっぱり転がるキャリアみたいな感じだと思うんですけど、
もうちょっと働きすぎたと思って。
で、もう8月は講演とか研修はやりませんっていうことにして、
技術顧問業を丸々ガンと穴を開けるわけにはいかないので、
ちょっとちょぼちょぼ仕事はするんですけど、
基本的に8月はもうパブリックの仕事はしないですよと決めて、
依頼も一切9月以降に回して、
8月は休暇を取って、PCからも離れる。
もう家族と旅行するぞみたいな感じで、
旅行したりなんかのんびりしたりみたいな8月を過ごしました。
やっぱりパソコンとかスマホはたぶん体に悪いんですよね、やっぱり。
ずっと目の前にいてずっとカチャカチャいじってるやつが言う話ではないと思うんですけど。
あとAIエンジェントがちょっと楽しすぎるんですよね。
みんな何を警戒してるのか知らないですけど、
こんな楽しい道具が安価で使える時代に、
これを楽しまないのは損だよと思って、
もうめちゃくちゃいろんなことをやっぱさせてて、
今まで自分ができなかったプラグインとか、
なんかお前なら作れるだろうとかって言って作らせると結構動くんで、
で中身どうなってるんだろうって見ると、
全然大したことないじゃんこれみたいな。
そういうので永久に遊べるなってなっちゃって、
これはいよいよ休まないとダメだなっていうのを僕も本当に思いました。
AIエンジェント良くないなと思って、体に。
体に良くない、なるほど。
休まないんですよね。AIエンジェント休まないじゃないですか。
うちのクロードコードも終わると音がボロンってなるんですけど、
すぐに終わってボロンってなるから、
お前また終わったのかって言ったらまた俺が考えなきゃいけないじゃんみたいな話。
ちなみにアンラーニングとかって結構あれされてるんですか?
意識されてるんですか?一応ネタとかに入ってたんで。
シニアエンジェントですね。
アンラーニングっていうか、
AIエンジェントと一緒に特に開発とかコードを自分が100%書くだけじゃなくて、
AIに書くのを任せるというような時代が例えば来るとしたら、
コードを書くことでずっと仕事をもう25年とかしてきた我々世代は、
何をアンラーニングしなきゃいけないんだろうかとか、
そういうのをいろいろ考えたり、あるいは参加コストになってしまうものは何だろうかとか、
そういうのを日々考えながらやってるみたいな感じで。
そういう時に、これからの時代っていうのはコードを書く時代じゃないんだよ。
だから設計スキルに前振りするんだとか、そういうんじゃなくて、
もっと地に足のついた現実的なAIとの歩み方とかを模索していかなきゃいけないなと思ってて、
今XにいるともうAIエンジェントを使わないやつはダメだみたいな感じで、
AIエンジェントをいかにどれだけ並列で分回して、たくさんのものを作るかみたいな感じの勢いの話が多いんですけど、
そうではないので、つまり何ていうかな、
それこそ開発予算支援カンファレンスの基調講演でケントベックも言ってましたけど、
アウトカムとかインパクトとかにつながらないアウトプットをいくら増やしても無駄なんですよね。
そういう価値につながらないコードっていうのをいくら量産しても無駄であるというのを、
我々歴史から学んできたのに、クロードコードとかコーデックスとかがめちゃくちゃコードを書いてくれるから、
我々またその歴史から学んだことを忘れて、めちゃくちゃコードを書かせているみたいな感じになってるんですよね。
ちょっと一旦引いて落ち着こうと。落ち着こうっていうのはAIを使うのはやめろって話じゃなくて、
もっとその構造は変わってないぞと、問題の構造変わってないのに、
ソフトウェアエンジニアリングの世界っていつもそういう、これさえあれば、これさえあればみたいなツールが何度も出てきてはそれだけじゃダメだったみたいなのを繰り返して、
これさえあればコーディングスキルを手に入れなくても物を作ることができるぞとか、
これさえあれば要件定義をちゃんとやればシステムを作ることができるぞみたいなやつをエンジニアリングの歴史としていっぱい出てきては、
AIとソフトウェア開発の信頼
全部そうではない、ちゃんとやれみたいな感じの要件定義のドキュメントも設計もコーディングも全部ちゃんとやるんだよっていう身も負担もない結論になって、
そういうツールは滅びていくんだけど、やっぱりまたこれさえあればってツールがまた出てきてみたいな歴史をずっと繰り返していて、
そういう歴史を技術の螺旋的には我々ベテランっていうのは3週4週ぐらい見てるけど、また出てきたぞすごい奴がみたいな、今度の動画すげえぞみたいな感じになるんですよね。
自然言語を回避することができてもりもりコードを出してくる、これさえあれば、またこれさえあればって思うんですよね。
これさえあればって思うときは大体それだけじゃダメなんだよっていう、じゃあ何が今度は必要。
でも今度の動画はまあまあすごいぞ。だから任せられるものはどういうもので、でも任せられないものはどういうもので。
そもそも委ねるとか一緒に走るとか、どういった形でうまく付き合うといいんだろうか。
100%イエスでもノーでもなくて、ちょうどいい塩梅ってやつをソフトウェアエンジニアリングの観点から求めないとダメじゃないっていうので、
いろいろ日々模索してるみたいな感じですね。
そうなんですよね。結局仕事で使うってなるとケツ持つのは自分だから、エージェントが書いてくれたとしてもそれレビューするのは自分で、
ってなると自分が書いてるのと同じぐらいやっぱ時間は結局最終的にはかかるなっていうのが僕の体感としてはあって。
じゃあなんかPOCみたいな感じで、Mockみたいなものとか参考実装を作るみたいなのにはすごく適してるし、それに関してはそんなに品質とか考えなくてもいいかもしれない。
じゃあ本当に仕事で本場に投入するってなったら、セキュリティの話とかもあるし、自分が今まで気づいてきたエンジニアとしての信頼みたいなものがここで崩れるのはやっぱ困るから、
じゃあちゃんとレビューしないとねって話がどうしても出てくるなって思います。
そうなんですよね。めちゃくちゃ大事なワードが出てきたなと思っていて、その信頼の2文字なんですよね。
これまでのソフトエンジニアの歴史もそうだし、オープンソフト開発の現場もそうなんですけど、
その信頼という2文字が、例えばレビューコストとかそういったものにも影響はしてきたわけですよね、これまで。
つまり、このプルリクエストを作れる人は問題の背景を理解して、その中から適切な解決策を見つけたからこのコードを送ってきているはずであるという信頼とか、
この意思を書いてきた人は、自らがその問題に直面していて、その問題の本質は何かというのを理解しているんじゃないかという信頼とか、
そういったものからその人の行動をアクセプトするかとか、そのイシューに対して取り味しないでちゃんと取り組むかとか、
そういった行動みたいなものも検討するというところがあったし、これは自社のプロダクトの開発においてもやっぱりそうで、
この人は背景について理解しているから、これに関して検討したはずであるとか、そういったところで行動を見ていくとか、設計を見ていくみたいなところがあったと思うんですけど、
AIエージェントと一緒に開発をしていると、コードの見た目がえらくちゃんとしているとか、ドキュメントの見た目がすごくちゃんとしているみたいな感じで、
見た目がちゃんとしているんですよね。それによって見分けがつかない。
それこそ中身も含めてしっかりしているプルリクエストと、見た目はしっかりしているけど、よくよく見てみると細部だいぶ怪しいプルリクエストというものの、
見分けがパッと見つきにくくて、つきにくいということは全部ちゃんと見なきゃいけないから、レビューコストが上がり続けているというのを直面していて、これしんどい構図だねということになってるんですよね。
レビューの課題
すごくわかりみが深いというか、レビューがやっぱりエグいなっていう。ここがやっぱりボトルネックになっちゃうなと思ってますね、今。
じゃあAIにレビューさせるのかみたいな話になると、結局それでチェックさせられるのって、リンターとかに近しい部分になっちゃうだろうなと思って。
結構割と難しいですよね。だから最近、大きめのOSSとか、あとはいくつかの夢のOSSで、プルリクエストの作成にAIの仕様を、例えば禁じるプロジェクトもあれば、
AI使ってもいいけど、使っていることを明言せよというようなプロジェクトもあったりみたいな感じで、そのあたり結構手探りでいろいろやってる感じですよね。
あとはプルリクエストとかコードのDiffとかで、AIが生成したものかどうかを匂いを嗅ぎつけるっていうか、人間が書いたものかAIが書いたものなのかっていうのを判定して、レビューの一時切り分けとかレビューの濃度を分けるみたいな感じのことも試されてて。
これ、例えばクロードコードとかと一緒に開発すると、だんだん鍵を開けられるようになってきて、このコードってクロード書いたでしょみたいな感じになるんですよ。
Diffを見ると、簡単に言ったら空行にスペースが入ってるとか、行末に1個スペースが入ってると、これ人間が書いたんじゃないでしょうとか、ドキュメントも箇条書きの項目が太文字になってたり、チェックマーク絵文字がつかれてると、これ人が書いたんじゃないでしょうみたいな感じとか、
そういうので色々モードを変えたりみたいな感じにはなってますね。
やけにモーラ的にドキュメントが直ってたり、急にしてるときがあって、これエージェントくせえなとかって聞いてみて、やっぱエージェントか。人間ってすごいですね、でも。だから書き分けられるんだな。
そうですね、そういうのと。
ちょっとあまりにも長く、長くなりすぎちゃうので、1回切ります。すみません。
はい、今週も放送を聞いただきありがとうございます。番組のフィードバック要望は、ハッシュタグ横浜のせいもつけてエクセポストしてください。本日のお相手は、きんじょうさんとりわださんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
37:39

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