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2025-07-27 05:08

刊行前の著者を推す

池谷さん、佐々木さんのイベント最高でした!

サマリー

マルジナリア書店で行われるイベントでは、池谷和弘さんの新作と佐々木篤さんのトークイベントが開催され、多くの参加者が集まります。著者が本を出版する前にイベントを行うことは珍しく、出版社は新たな挑戦をしています。

マルジナリア書店でのイベント
こんばんは、よはく舎の小林えみです。
今日はマルジナリア書店の方で、
ブバイガワラジーフェスというものを開催していまして、
すごくたくさんの方にお越しいただきました。
暑い中ありがとうございました。
出展者の方たちも皆さん楽しそうになさっていて、
今日はとてもいい回だったなと思っています。
ただね、そうやって書店の方が忙しいと、
当然出版社の方の仕事はその間できませんので、
今日はこれからしか出版社の仕事の時間になります。
それでですね、昨日は夜もマルジナリア書店の方でになるんですけれども、
今度うちで小説を出す、もうちょっとリトルプレスの方は出した、
池谷和弘さんの新作観光記念プレイベントというふうにしまして、
佐々木篤さんをゲストにお迎えしたトークイベントを開催していました。
佐々木篤さんの新刊もすごい本当にいい本で、
書くことの哲学ですね。
書くということについていろいろな資産に富む文ですし、
本当にそれを読むと書くことのヒントが詰まっているんですけれども、
そのお話なんかも踏まえながら、改めて小説家が書くということについて、
池谷さんが書かれているものについてすごくクリアになったお話でした。
こういうふうにね、やっぱり出す本に関して、
事前にイベントをするっていうことは、
日本の出版社だと結構珍しいことではあるんですね。
だいたい出した後の観光記念イベントというのは多くありますし、
正直出す前っていうのは、出版社としては、
もちろん著者さんのですけども、本当にその時期にちゃんと出せるのかだとか、
出す前に予告してしまうことのリスクってあるんですね。
なので、もう本当に出せるよっていう段階になってから、
具体的な反則の準備をするっていうことは、
もちろん間違わない大事なセオリーではあるんですけれども、
やっぱり出してからだと、
まだ皆さんが出るっていうことをご存じない状態なんですよね。
それはそれでそこから盛り上げていけばいいということでもあるんですけれども、
やっぱり今回の本なんかは、
うちはまだ小説を出したことがない版元ではありますし、
池谷さんもまだ商業出版としては2作目という新人の作家さんなので、
なるべくなるべく多くの方に本当にお届けするには、
ということの最善を尽くしたいなというふうに思ったんですね。
なので、これは初詩海という夜景のヤギ沼さんも編集として入っていただいているので、
出版前の新たな挑戦
ヤギ沼さんにもとってもお力添えをいただきながら、
今、観光前から盛り上げる準備、
もちろんそれは池谷さんにもご協力いただいてというところがすごく大きいですし、
観光前というのは、著者さんもやはりいろいろナーバスになられることもあるでしょうし、
もちろん作業としてゲラを見ていただいたりだとか、
いろいろしていただくことも多い中で、
お時間を使っていただいて、一緒に読者に届ける準備をしていただくということを、
本当に大勢の方にご協力いただいてですし、
今回で言えば佐々木篤さんにもご協力いただいてということで、
佐々木さんにも本当に今回お世話になったなというふうに思っています。
そういうふうにいろんな方にご期待をいただいたり、
ご協力いただいている本ですので、
これから本当に力を入れて作っていこうと思っていますし、
池谷さんの力作を皆さんのところにお届けできることを、
とてもとても楽しみにしています。
もうね、猫によろしくというちょっとスピンオフを先に出していますので、
どうしても気になるという方はそちらですとか、
あと池谷さんのフルトラッキングプリンセサイザー、最初の作品ですね。
こちらもまだお読みでないという方もまだまだいらっしゃると思いますので、
ぜひ池谷さんの作品を読んでいただけると嬉しいなと思います。
それでは、もう今日も本当に暑かったですね。
皆さんよく食べて、よく寝て、健やかにお過ごしください。
それではまた。
05:08

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