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今夜はヨーすけと語りませんか
ご視聴ありがとうございます。この番組は、普段聞き役として生活している30代芸人のヨーすけが、聞いていただいている皆さんに対して一方的に語りかける
そんな会話よく解消系ポッドキャストです。日々の何気ない一コマのお供にしていただけますと幸いです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕はですね、ただいまお風呂上がりに収録しておりまして、若干ちょっと汗が止まらず
暑い状況でタオルを片手に収録しております。もうね、梅雨、じめじめ、辛いっていう感じで過ごしておりますけれども
まあもうね、6月に入って、もう2回目の週末がやってきたということなんですけれども
もうね、夏も目前というか、もうね、ちょっと遠目に見えてきているような時期かなと思いますけれども
まあそんなね、ちょっと夏をちょっと、なんだろう、夏に対して思いを馳せるような、そんな感じの映画をね、見てきましたので
その映画のちょっと紹介を今回はしたいと思っております。
その映画がですね、アフターサンっていう映画なんですけれども、海外の映画ですね。
この映画がですね、第95回アカデミー賞で、今年の春に開催されたアカデミー賞の主演男優賞っていうのに主演の方がノミネートされまして
海外ではね、結構話題になったりもした映画ですね。
物語としては、ビデオカメラに残された父と一緒に過ごした一夏の映像から父親との思い出を、記憶を手繰り寄せながら探っていくっていう作品になっています。
この作品ですね、結構制作陣っていうのが面白いなって思っていて、監督はですね、長編作品、長編映画っていうのを作るのが初めての作品なんですよね、このアフターサンっていうのが。
あとは娘役の子役の方がオーディションで選ばれたほぼ演技経験のない方だったりとか、
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あとは主演のお父さん役の俳優さんが元ゲイリックフットボールっていう、僕知らなかったんですけど、アイルランドでやられている手を使える15人制のサッカーっていうもののゲイリックフットボールの選手だったらしいんですけど、
怪我をきっかけに俳優に転身されたっていう、ちょっと面白い、僕の心をくすぐるような特殊な経歴をお持ちの方が主演を張っていたりとか、そういういろんな背景を知った上で見ると、より面白いのかなって思ったり調べていて思いました。
ストーリーとしては、ありふれた日常を断片的に切り取ったものを継ぎはぎしたみたいな感じで、その状況に対する説明描写っていうのはあまりないんですよね。
なので本当にホームビデオを見ているような感覚になれる映画です。
悪く言っちゃ退屈な時間も多い映画になるんですけども、ホームビデオって自分たちの、自分の家族だったり自分が映っているものだったら、たまに見るくらいは楽しいものだと思うんですけど、他の家族、他人の、赤の他人のホームビデオって、きっと見てても退屈なことの方が多いと思うんですよね。
そういう映画です。
こんなこと言ってね、ちょっとこの映画に対して全然褒めてないじゃないっていう風に思われてしまいそうなんですけど、
不思議とこの映画、僕今ね、見終わって約5日ぐらい経ってる感じなんですけど、
結構ね、好きだったなーって思います。
なんか、本当に状況説明ってのがほとんどないので、断片的に映された様々なシーンっていうのの奥行きっていうのは、本当に多くは見ている側、僕たちの方に委ねられてしまうんですよね。
その影響かわからないですけど、映画を見終わった後に、あそこってああいう意味だったのかなーとか、あの時ってああいう感情だったのかなーの人とか、色々考察できるんですよね。
他にも色んな人の考察だったりとか、感想ってのを、映画を見終わった後に、いつの間にか見漁ってる自分に気づいてしまって、本当のこと言うと、なんかこう見てる最中、すごい眠気と戦う時間も多かったんですよね。
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なんか、この映画全然抑揚ないなーとか、なんかもう寝そうみたいな瞬間が多くて、でもそういうなんかいつの間にか、このアフターサンっていう映画の関連情報を見漁ってる自分に気づいた時は、
あれ?なんか見てる最中あんなに眠気と戦っていたのに、なんでこの映画のことずっと気になってるんだろうって、ふと思ったんですよね。
だから、そういう意味では、配信とか、あとは自宅とかで見るよりも、映画館で見るべきというか、映画館だからこそ見れる映画なのかなって、僕はね、僕の個人の意見なんですけど、本当にここまで結構失礼なこと言ってる気がしないでもないんですけど、
僕は本当にこの映画見終わって数日経った今となっては、とても好きでした。
はい。
なんか、子供の頃に見ていた親と、今大人になって思うあの頃の親の姿って、
あの時、ああ思ってたけど、実はこうだったんだなっていうふうに思うことって、なんか親以外に対してもよく思うことだと思うんですね。
なんか、そういうタイミングによって解釈や受け取り方が変わってきそうな、なんかこうグラデーションのような映画だなって思います。
本当にその感じること、感じ方っていうのは、その時の自分の精神状態だったりとか、あとは自分の知識だったりとか、そういうことで本当に全然変わってくると思うし、
そういうことって本当に昔の出来事でたくさんあったなって思うので、なんか本当に見る年代とか、あとは1回見たことある人でも、10年後見た時に感じ方がすごい変わる映画だなってすごく思いました。
で、この映画のタイトルのAfter Sunっていう言葉、僕無知でなんか最初ピンと来なかったんですけど、調べたら日焼けをしてしまった後に肌の炎症を防ぐために塗るローションのことだそうです。
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なんかね、画像を見てみたら、なんか昔よく子供の頃塗ってたなっていうか、親に塗らされてたなって思い出してすごく懐かしくなりましたね。
で、本当にこの映画の、それこそ、なんかAfter Sunを塗るシーンがたくさん出てくるんですけど、After Sunを塗ってあげる行為って、相手のことを思う気持ちがないとできないなって思いました。
なんか、そんな思いやりの行為っていうのがたくさん出てくるこの映画は愛の映画だなって思いました。
はい、本当にね、万人におすすめできる映画ではないなって思ったんですけど、
この僕のね、ちょっとあの、ネタバレっていうものがどこまであの映画に対してネタバレって言うんだろうかって感じなんですけど、ネタバレをしない程度に言ってみた僕の感想に対してちょっと気になった人はぜひ劇場を公開されている間にどうぞご覧ください。
はい、映画、After Sunをご紹介したんですが、僕、この映画を見てめちゃくちゃ思ったことがあって、見る夏っていいなぁって思ったんです。
僕どちらかといえば本当に夏が苦手な方ではあるんですよ。
なんか本当に汗っかきだし、寒いのは強いんですけど暑いのに本当に弱くて、なんかアクティブでもないし、ひこもりだし基本的に。
それでも夏特有の人々が浮き足立つ感じとか、あとはどこかノスタルジックな雰囲気っていうのかもしてると思うんですけど、そういうのは本当にすごく好きで、本当に僕の体は夏を嫌っているのに、僕の心は夏を求めているっていう謎なんですよね。
たぶんね、憧れとかなんかちょっと後悔から来る感情なのかなって思うところもあるんです。
僕ね、学生時代の夏休みっていうものが本当に友達も少なかったし、性格も暗かったってこともあって、あまり外で遊ぶってこともなくて、
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小学生の頃とかはね、学校にプールに入りに行ったりとか、あとは友達と遊んだりもしていたこともあったんですけど、学生時代の大半は夏を謳歌しきった記憶ってあまりなかったりして、
あとはね、ここ数年自分の意思とは違ってね、夏を満喫できない、物理的にね、できなかった期間でもあったじゃないですか。
たぶんね、夏を謳歌するってことに飢えていたんだと思うんですよね。
だから、今の僕にとっては本当にアフターサンがすごく染みたというか、何度も言って申し訳ないんですけど、映画として面白いか面白くないか、そういう次元では語れないほどのなかなかに難しい映画ではあるんですけど、それでもね、本当に僕の胸に響いたわけなんですよね。
なんかそういう意味でも、今年の夏は少し夏らしいことをしたいなと思っていたりします。
今のところね、予定はないんですけど、そんな中で今回はリスナーさんに久々にお便りテーマなんかを提案しちゃったりしちゃおうかなって思ってます。
そのテーマはですね、夏です。
はい、夏。ざっくりしてますね。
夏だったらどんなテーマでも構いません。
例えばね、今年の夏に楽しみにしていること、今年の夏にやりたいことだったりとか、あとはあの夏の思い出。
ちょっと遠い夏に体験した甘酸っぱい記憶。
あとはね、夏のこういうところが好きですとか、あとは夏に聴きたい曲はこれです。この曲おすすめです。
などなど、本当に何でもござれです。
ちなみに僕の夏に聴きたい曲は、モーニング娘。'15のスカット・マイ・ハートと、ボニーピンクのア・パーフェクト・スカイです。
ちなみに僕ですね、お盆期間に1週間ほどお休みがあるんですけど、その期間まるまるパートナーが実家に帰ってしまうので、
一人でどう過ごそうかなと。
本当にワンコたちもいるので、下手に長い外出もできないですし、多分ね、引きこもることになるとは思うんですけど、
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なんかこう、こんな僕におすすめのお盆休みこれやったらいいんじゃないとか、この映画見てくださいみたいなものがあれば、
それもね、夏テーマお便りで送りいただけますと助かりますので、お待ちしております。
はい、というわけで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
はい、いやー、そろそろクーラー入れないと収録厳しいかな。
以上、陽介がお届けいたしました。さようなら。
