デザインの定義の再評価
こんにちは。デザインの力って言葉、本当によく聞きますよね。 聞きますね。
今回は、共有いただいた記事、デザインの力という幻想を手がかりにして、便利な言葉の裏側を掘り下げていけたらなと。
この記事面白かったですね。デザインという言葉自体が結構曖昧で、
特に見た目を良くすることみたいに、短絡的に捉えられがちだという現状に切り込んでますよね。
まさに、あの記事にあったSASプロダクト、ソフトウェアのリニューアルの話。
クライアントの部長さんが、今っぽいUIで、雰囲気で、みたいな言葉を多用するっていう。
あれ、多くの人が持っているデザインのイメージを、すごく象徴してるなって感じました。
そうですね。見た目の改善を期待されるっていうのは、実際多いでしょうし。
ただ、この記事が言ってるのは、デザイナーからすると、それは目的の一部でしかないと。
ああ、なるほど。一部。
むしろ、なんでその見た目が必要なのかっていう、もっと根本的な問いに向き合うのが役割なんじゃないかと。
その視点はすごく大事ですよね。さらに記事だと、デザインの力っていう、その言葉自体にも疑問を投げかけてますよね。
ええ。坂本隆一さんが、音楽の力は嫌いっておっしゃってた話に触発されたっていう。
そうそう、ありましたね。
デザインの力って言ってしまうと、個々のデザイナーのスキルとか、あるいはプロジェクトを支えているチーム全体の努力とか、
なんていうか、人の総力みたいなものが見えにくくなっちゃうっていう、そういう継承ですよね。
ああ、確かに。力っていうと、なんかそのもの自体に特別なパワーがあるみたいに聞こえちゃいますもんね。
そうなんですよ。でも現実はもっと地味な思考作語の積み重ねじゃないですか。
うんうん、なるほど。設計力みたいな言葉も、まあ同じような問題をはらんでるかもしれないと。
そうですね。その裏にある複雑なプロセスとか専門性とかが、なんか抽象的な言葉で覆い隠されちゃう危険性があると。
じゃあ、具体的にデザイナーとしてはどういうふうに振る舞うべきだって、この記事は言ってるんでしょうか。
まずすごく重要だって言ってるのが、プロジェクトが始まるときに、この文脈でデザインって何を指すのかっていうのを、関係者みんなでちゃんと共有すること、視点を揃えることですね。
ああ、最初にそこをしっかり握ると。
見た目の話ばかりじゃなくて、このデザインがどの課題をどうやって解決しようとしているのかっていう、その目的とか貢献、これを粘り強く説明し続ける必要があるって書いてますね。
なるほどな。その期待値を調整したり、目的を共有したりする、そのプロセス自体がもうデザインの一部なんですね。
まさに。
課題解決へのアプローチ
最近、デザイン経営なんて言葉も、これもよく聞きますけど。
聞きますね。
どうですか?経営戦略にデザインを取り入れるみたいな。
はい。デザインに注目が集まること自体はもちろん良いことだと思うんですけど。
ただ、記事でも指摘されているように、それがデザイン志向を取り入れること自体がゴールになっちゃうみたいな。
目的化しちゃう。
そういう危険性もあると。流行りだからやってみたけど、結局具体的な成果には繋がらずに、表面的な取り組みで終わっちゃうみたいなケースも少なくないんじゃないかっていう指摘ですね。
本質的な課題解決に繋がらないと、あんまり意味がないですもんね。
いや、耳が痛い話です。
最後に、特にソフトウェアのデザインに関して、理想形として人の後を残さないデザインっていう考え方。
ありましたね。
優れたデザインっていうのは、特定のデザイナーの個性が全面に出るんじゃなくて、多くの人がこれが自然だなって感じるような普遍的な形。
いわゆる陽伸びですかね。機能から生まれる美しさ。それに最終的にはたどり着くんじゃないかっていう。
なるほど。
デザインの力で俺がこれを変えてやるぞみたいな意気込みよりは、もっと課題に対して実直であるべきだみたいな考え方ですね。
デザインのエゴじゃなくて、あくまでユーザーとかその課題に対する誠実さが形になるっていうことですかね。すごくなんか深いですね。
そうですね。デザインの力って、声高に叫ぶんじゃなくて、静かにでも確実に課題を解決していくっていう。そのためのプロセス全体が本来のデザインの価値なんだろうなと。
いや、今回の話を振り返ってみると、デザインって単なる見た目の問題じゃ全然なくて、課題を見つけるところから解決に至るまでのその思考プロセスそのものであり、かつ周りの人との対話を通じて価値を最大化していく活動なんだなって改めて思いましたね。
デザインの力みたいな便利な言葉に頼っちゃうんじゃなくて、その中身、つまり人の総力だったり、具体的な貢献に目を向ける必要がありそうですね。
まさにおっしゃる通りだと思います。
さて、これを聞いているあなたに問いかけです。あなたの職場とか関わっているプロジェクトで、デザインという言葉どういうふうに使われてますか?
もしかしたら単に見た目の話で終わっちゃってませんか?それとも、ちゃんと解決すべき課題に根差した議論ができてますでしょうか?
そして最後にもう一つ。記事の筆者の方は、優れたデザインにはある種の正解があるんじゃないかって考えてるみたいなんですよね。
その話も興味深かったですね。
いろんなデザイナーが突き詰めていくと、最終的には同じような形に行き着くみたいな意味合いのようですけど、デザインにおける正解って一体何を指すんでしょうね?
ちょっと考えてみるのも面白いかもしれませんね。