社長問題と任せる勇気
おはようございます。コンサルタントのくらりんです。
今日は、人に仕事を任せられずに、いつまでも現場にいる社長問題といいますか、
ある意味、外長を出さずに自分でやってしまうというのも近いものであるかなと。
そのせいで、いつまで経っても自分の時間ができずに、年収が頭の内になっちゃうとかね。
そういった問題について、今日お話ししようと思います。
結論を先に言うと、部下とかに任せる場合、60%でOKを出せるかというその勇気というのがめちゃくちゃ大事になってきますよといったところですね。
特に、人の任せるのが苦手とか、結局自分でやる方が早い、クオリティも高いみたいに思ってらっしゃる方、
かなり刺さる内容になっているかなと思いますので、気になる方はぜひぜひ最後まで聞いてください。
私、くらりんは学生時代に休業しまして、コロナで01でいろんな会社を作ってきました。
今現在は会社経営の方々、企業とか副業をされている方、中でも企業して1年以上経つんだけれども月50万いかないんだよねという方のサポートをさせていただいております。
そういったビジネスのネタで相談したいとか、ちょっと困っているという方がいらっしゃるので概要欄の方からお問い合わせください。
それでは早速今日の問題に入ります。
完璧主義の影響
今日のテーマは60%で王家を出せるか、そういった勇気の話になりますが、
仕事って任せる勇気を持つというのがすごく大事なんですよ。
仕事をひとつひとつ任せるというのがあった時に、どうしても自分がやった方が早いし、クオリティも高くなる。そうなんです。
でもそれが成長の大きなブレーキになっていることが多いんですよ。
というわけで、まず最初に言いたいことは、ポイントの一つ目、100点満点主義、完璧主義というやつですね。
それはチームの部下の成長を止めちゃいますよということは声を大にして言いたいです。
なぜかというと人って失敗の中でしか成長できないんですよ。
とはいえ、僕も創業したての頃、今から何年前だ?30年以上かになりますけどね、
僕自身もやっぱり人に任せるとイライラしてました。
デザインだったり営業だったり、デザインそんなに得意じゃないんですけど、
経理だったり、あるいは顧客対応、顧客対応は結構僕好きというか得意だったんでね、
そういったことも含めて全部自分でやってたんですよ。
社員に頼んで、これだったらちょっと違うかな、ちょっと頑張ってもらえるみたいなね、
そこでまたコミュニケーションコストが発生するじゃないですか。
となると自分でやった方が早いし、自分でゼロコでやり直すみたいなことをやってたんですよ。
何にしてもそうなんだけど、企画書だったらイメージ出すし、
部下に任せて社員さんに任せて作ってもらったりとかね、
プレゼン資料とかも作ってもらったりしてましたけど、
やっぱり気になっちゃうんですよね。
自分だったらこういう言葉にしないのにな、あるいはもっと見やすい形で仕上げるのにな、
しかもスピードも速いんだよな、みたいなね。
そういったところでモヤモヤしながら、結局ね、昔の僕自身もそうでしたけど、
全部自分で巻き取っちゃって、部下にやらせてなかったんですよ。
一旦はお願いするんだけれども、結局上がってきたものを見たら
自分で全部やり直してしまうというやつですね。
これってね、短期的には正解かもしれないです。
その方がスピードモデルしさ、クオリティも上がるんだから。
でもね、長期的に考えたら完全に伸びないパターンなんですよ。
自分がね、全部やることで、ある意味ね、
社員さんのね、スタッフさんの考えるチャンスを奪ってしまうことにも直結してるわけですよね。
要は経験を積む機会、成長する機会が減ってしまうとさ、
集まれたっても自立できないんで、いつも社長が現場に入らなきゃいけなくなるんですよね。
この点の話ってね、過去にも何度くらいしたのかな。
何か断るためにこのネタ喋ってるような気もしますけど、
過去の配信で、ひょっとしたら削除しちゃってるものもあるかもしれませんが、
もし見つかったらね、概要欄に貼っておきますんで、気になる方はそちらも聞いていただければと思います。
消しちゃってたらごめんなさいっていうところですね。
ちなみに僕の配信は、割とすぐ消すことが多いんですよ。
60%での改善のチャンス
なのでご見逃しなくというところで、チャンネル登録とかフォローいただけると嬉しいです。
話脱線しちゃいましたけど、話を戻すとね、失敗とか経験する機会がないとなると成長なんてやっぱしないわけですよ。
その機会がないんで。
ちっちゃい子はね、自転車を子供に教えようと思って、最初はフラフラして倒れて、自分でバランスとって、
こういう経験ね、それが何より大事だったりしますよね。
でも親がずっと支えてたり、あるいは三輪車の補助ずっと外せない。
これ永遠に乗れるようにならないんですよね。
部下とかチームとかも同じで、失敗を見守る余裕というかゆとりというか、そういったものがないと部下は成長しないです。
そういったゆとりと言いましたけど、ある意味覚悟というか勇気みたいなものですよね。
そういったものがリーダーに必要になったなと思います。
それからそれから、次に大事なポイントとしてね。
部下に任せて自分よりクオリティ低い、スピードも遅い。
スピードも遅い。
じゃあどれくらいをラインにするかといったところですね。
どこの例を許容ラインで線を引くかというところですね。
僕自身もね、コンサルで入った時に特に現場で悪質く働いている社長、
社長の仕事はそこじゃないよ、部下に任せて部下を育てないとダメよという風にね、
それがうまくいってないところ、まず間違いなく社長自身が現場に入ってね、
社長自身がめちゃくちゃ働いてるんですよ。
そんなのやっちゃダメですよ、もう本当に。
話戻しますけど、そういった法人さんの、クライアントさんの悩み事、相談事を受けて、
仕組み化をしたい、飛ぶ化をされたいと言われる方がすごく多いんですけどね。
その時にね、僕自身はいつもこういう風に言ってます。
自分が100点満点、あるいは120点満点の仕事ができると。
スピードも速いしクオリティも高い。
さっきから何度も言ってますけど、
人の人に任せた時にね、100点で、100点を求めちゃダメなんですよ。
肌感からすると60%できたらもうベタボメです。合格です。
この60%っていう数字にはね、僕なりに意味を与えてるんですよね。
それは何かっていうと、お客様が満足できる最低ライン、
お客様の期待値を少なからず超えてくる最低ラインっていう意味で60%なんですよ。
なので、例えばそうだな、カフェを経営してるとしましょうか。
新人スタッフさんが初めてラテアートみたいなのを作るとします。
最初はさ、やっぱり慣れてないから経験も浅いから油が出たりとかさ。
仮に味はしっかりしてたとしてもさ、見た目がカレーってなる。
モヤモヤして口出ししちゃうみたいなことって起こってくると思うんですよね。
でもさ、その一方で味はレシピ通り作ってるからしっかりしてると。
ちょっと模様が歪んじゃったりとか、うまくラテアート作れなかったりとかあったとしてもね、
お客様がね、美味しかったと言ってくれる。
また来ます。また来たいですと言ってくれる。
で、そういう風に笑顔でさ、お客様がお金払って帰って言ってくださったら、
これ60点なんですよ。言ってみれば。
社長基準からすると100点には程遠い。だって半分ちょいしか言ってないから。
でもね、お客様にとってちゃんと価値ある体験っていうのを提供してれば、
それが正解なんですね。
期待値の話も過去に何度かしてるんで、
気になる方はそちらちょっと過去配信探してみたいんですけれども、
そういうものなんですよ。
だってお金のいくら払ってその価値をどれくらいのものとして受け取るかっていうのは、
こっち側じゃなくてお客さん側が決める話なんでね。
で、逆にね、そういった状況の時に社長とかあるいは経験に行った店長だったりが、
泡の高さがあと2ミリとかさ、歪んでるから腕、腕とかさ、
そういう指導を入れがちですよね。
で、模様を見たりっていうのは、そんな赤のお客さんに出してはいけないみたいなね。
で、そうするとね、そういうことを続けてるとね、スタッフさん自信を失っていくんですよ。
どうせ何やってもダメみたいにね、ひどい場落ち込んじゃうわけですよ。
そういうふうに迷い始めるというかね。
で、そうなると人って挑戦したくなっちゃうし、主体性が消えちゃうんです。
しじまち人間になっちゃうんですよ。
みんなさ、しじまち人間じゃなくて自分が主体的に動いてくれるようなそういう人材欲しいってみんな言うじゃないですか。
言うんだけれども、それってね、失敗を経験させてない、ここまで教養できてないっていう、
それね、仕組みというか、経営者とか上司の責任だと僕は完全に思ってます。
だから、そういう人間がどうしても育ってしまうというか、
そういう人間ばかりになってるっていう時は、ここを気をつけた方がいいですね。
だから、そういう時にね、リーダーは得点してね、
なんでうちの子たちはみんな動かないんだっていうふうに怒ったりするわけです。
これ最悪です。
でも、そういったものを作ったのは、そういった人間育ててしまったのは、
環境を作ってしまったのは自分自身の責任だっていうことを深く受け止めないといけないかなというふうに思ってます。
だからこそリーダーっていうのは未完成でもいい。
受け入れる覚悟というか勇気というか、そういったものを持たなきゃダメですよ。
で、そのラインっていうのが60%。
少なからずお客様の期待値をしっかり超えてくる。
ベラボに超える必要はないんですよ。
1ミリでも2ミリでも超えればいいという感覚ですね。
そういったスタッフに信じて任せるっていう覚悟が必要かなと思います。
それがスタッフとかね、従業員を育てることに繋がっていきます。
事実する第一歩ですね。
期待性を育む第一歩だと思うんですね。
そしてそして、ポイントの3つ目になりますかね。
60%で答えを出すとなると改善のチャンスっていうのが生まれるんですよ。
そもそも100%じゃないから足りないっていうのがあるわけじゃないですか。
例えばですけど、新人さんに顧客対応のメールを書いてもらいましたと。
でも最初の文章ってちょっと固いなとかさ、
お客さんは不快には感じてはいないんだけれども、
この表現をもうちょっとこういう風にしたらよくないとか、
次に繋がるんじゃないみたいなね。
そういうものってあるわけじゃないですか。
それって60%だからこそなんですよ。
組織の成長と完璧主義
伸びしろがあるから。100%じゃないからなんですよ。
そこを一緒に寄り添ったり見直していく。
一緒に改善していく。
これがすごく大事かなと思います。
そういったものをしっかり改善したものを記録していく。
テンプル化、テンプレ化っていうのをしっかりしていく。
その意識はめちゃくちゃ大事なんですよ。
そうすると次に入ってきた人は最初からバージョンアップされたもの、
修正されたもの、少しでも改善されているものをベースに
それをマニュアルとして使うことができるんですよ。
つまり失敗を通してマニュアル自体も育っていくっていうところですね。
ここを逆に最初から社長が、
それ違うと。
社長は完璧に最初から全部やっちゃう。
でもやり方社員みんな分からなかったりすると、
そのノウハウって社長の頭のだけにしか残らないんですよ。
社長がいないとこの会社回らない、現場回らないっていう風になっちゃうんですよね。
こういう意味でも俗人化して
誰もが再現できないようなものっていうのを一人で抱え込んじゃダメなんですよ。
そういう意味では60%くらいだったとしても、
相手の期待値を超えるのであれば任せて、
どうやったら少しでも良くなるのかなっていう風に磨いていくっていうんですが、
それが組織の会社全体の資産になっていくんです。
それが仕組み化の第一歩なんです。
仕組み化の話も過去に何度も何度もしてますけど、
すごく大事なポイントですね。
実際僕が関わっているクライアントさん、企業さんでも、
最初は60%でも回せる仕組みっていうのを整えたチームほど、
その先の伸びしろがめちゃくちゃいい。
1年後、2年後の成長率が段違いなんですよ。
これってやっぱり主体的に動こう、少しでも良くしようっていう改善の文化っていうのが根付いていくからなんですよ。
そうするとあれこれ社長とか上司が指示しなくても、
現場の人たちもしっかり動いてくれるようになるわけですね。
というわけで、今日のテーマ、
人に任せるのが怖いっていう時に60%でOKを出せるのか、
そういう覚悟を持ちましょうというテーマでお話しさせていただきましたけれども、
60%での挑戦と改善
これって経営者だけじゃなくてリーダーの立場にある人だったり、
あるいはフリーランスさん、外地を使っているフリーランスさんにも言えますし、
あるいは子育ての親にも通じるテーマなんじゃないかなというふうに思います。
その完璧っていうのを押し付けることなく、
その完璧を手放していく勇気ってすごく大事です。
怖いですよ。僕も怖かった。
怖かったし、自分がやった方が早いと思ってたからついつい手を出してしまいがち。
でも相手を信じるってそういうことじゃないですか。
完璧じゃないけれども失敗やらかすかもしれないけど一旦任せてみようと。
60点かもしれないけれどもお客さんが喜んでくれたらそれでいいんです。
そこから改善していくという考えですね。
失敗は社員たちが育成の土壌というか材料というか、
そういったものに変える視点というのが大事かなと思っています。
これがある人ほど長くビジネスを続けることができるわけですよ。
本当にね、僕も昔は人に任せたらクオリティが下がるって怖くて怖くて仕方なかったんです、正直。
自分がやった方が圧倒的に早いし、
あいつに任せたら半日くらいかかってるのは、
僕だったら1時間でやれるみたいなのもあったわけですよ。
でもね、実際にクライアントはお客さんの期待値を超えるラインっていうので
60%くらいっていうふうに覚悟を決めて任せ始めてから
社員さんがどんどん自立するようになっていったわけです。
会社が安定し始めたんです。
そうすると社長がいつまでも現場に入る必要がないから
次の打ち手を考えて外に行くゆとりが生まれるというか
次の事業を作るゆとりが生まれる
その好循環が会社を成長させていくっていうことを
僕は身をもって経験しましたし
僕自身が今持ってるクライアントさんのその辺をね
今コツコツとではですけれど
一歩一歩前進されてるなっていう実感がありますね。
なのであなた自身もひょっとしたら完璧主義
がっつり自分の手で握りしめて現場全部コントロールしたい
と思ってらっしゃるかもしれないです。
でも一人で動ける時間って限られてるんですよ。
そうすると自分が動ける時間
要は時間系の仕事になっちゃうわけですよね。
そうすると組織を作らないと
仕組みを作らないと会社って成長しないんです。
なぜなら自分が動ける時間っていうところでの売り上げで
青天井ではなく天井が決まっちゃうんですよね。
だから完璧主義をほんの少しだけでもいいんで
手放してみてほしいなというふうに思います。
最初は本当に怖いですよ。不安ですよ。
でも必ず結果がついてくるんですよ。
不思議なことにね。
社員も本当に生き生きしだす。
というわけでね、今日のテーマっていうのは
60%でOKを出せるのかっていう覚悟だったり
勇気だったりっていう話をさせていただきました。
まず一つ目にね、完璧を求めすぎると部下って育たないよと。
二番目に60%でOKを出せる人が組織を伸ばしていくことができるんだよと。
三つ目に60%からの改善の仕組みっていうのが
しっかり会社の資産になっていくんだよといったあたりでございます。
あとはあんた自身のね、スタッフさん、部下さん、部下
あるいはパートナーの方かもしれない
60%のラインで認めることができますでしょうか。
それともまだ自分の中にあるちっぽけなプライドで
100点を押し付けて届いてない社員を
できてない、できてないと叱りつける。どっちを選びますか。
ここで大きな別れ道だと思いますね。
というわけでね、今日のお話少しでも参考になりましたでしょうか。
いいねとかコメントとかチャンネル登録等々いただけると
本当に本当に嬉しいです。
今日のお話に関係なかったとしてもね
ビジネスに悩んでますとかそういった方がいらっしゃいましたらね
概要欄よりお気軽にご相談ください。
それでは今日もあんたにとって素敵な一日となりますように
それではまた次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。