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2024-01-06 28:30

YCAM ぐるぐるラジオ Season2 #19

前回(YCAM ぐるぐるラジオ Season2 #18)に引き続き、金川晋吾さん(写真家)をゲストにお招きして「ぐるぐる相談室」のコーナーを実施しています。「モノが減らないことに困っています」や「自分のことを話したいという欲望はありますか」など、いつもより余計にぐるぐるしております。

サマリー

今回のぐるぐる相談室では、ゲストの神奈川さんと一緒に物の量についての悩みや自己語りについて話しています。話し合いながら、「物が減らないことに困っています」とか「自分のことを話したいという欲望はありますか?」などの質問をしました。山岡さんと木野さんは物の整理や自己開示の難しさについて話しています。フィルターが多くなりすぎると壁のように機能することもありますが、フィルターを外すことで本来の自分を表現する可能性があると言います。自己語りについても、次回以降のゲストやリスナーの意見を聞きたいと思っています。

物の量についての悩み
それでは、いつも通り長くもなってまいりましたが、次のコーナーに行きたいと思います。
次のコーナーが、ぐるぐる相談室!
YCAM ぐるぐるラジオ宛に届いた疑問・質問・お悩みを一緒に考えてみるコーナーです。
一緒にっていうところがポイントですね。
今回は、ゲストの神奈川さんと一緒に、過去、他の方からいただいたお悩みについてぐるぐるしたり、
神奈川さんご自身の今考えていること、悩んでいることについて共有してもらいましたので、皆さんで一緒に聞きながらぐるぐるしていければと思います。
聞いてください。
それでは、さっそく聞きましょう。
それでは、どうぞー!
まず、過去の相談内容なんですけど、
はい。
物が減らないことに悩んでいます。というお悩みが、10月21日に公開収録を行った際のゲストの現代美術作家の志村信弘さんから共有していただいております。
なるほど。
ちなみに、神奈川さんは物少ない人と物多い人くらいで分けたときに、どっちかといえばどっち派ですか?
えっとね、どっちかっていうと、ミニマリストですけど、でも言いながら違和感しかないんですけど。
そういうときになりますよね。
そうですね。物がね、なんか若干苦手。それこそどっちかっていうと捨てたくなるところがあって。
おー、へー。
って言っても、もう捨てたくない。本とか全然捨てたくないし、服とかも好きで、もっと欲しいなーとか思ってたりするから、全然。
でも、逆にそれ以外で、これを買って、あれを買ってとか、あんまない気がしていて。
うん。
自分が管理とか保管しないといけないと思うと、苦しいですよね。
苦しいですね。
あー。ちょっと分かるかもな。ちなみに、私は、自分でこれを言ってもなんかちょっと歯がゆいんですけど、どっちかっていうとミニマリスト寄りで、山岡さんは逆というか、割と物たくさん。
めっちゃ物ある。
そうですよね。でもなんか、物に責任が伴うっていう感覚、すごい分かります。あの、私、実家はちゃめちゃなんですよ。
初めてこう、社会人になって一人暮らしをして、
自分にこう、責任とかパーミッションが全部かかってきたら、もう物を少なくする選択にしたくなったっていうタイプで。
私の両親は、私が一人暮らししてるところに来たことがないので、たまに写真的なものを送ると、疑ってるんですよね。
どこかに、なんか、山があるはずだと思ってるみたいで。
押し入れ開けたら、ガシャガシャみたいな。
そうそうそう。
うちは、シェアハウスで。
はい。
これまでこう、なんだろうな。次足し、次足しの秘伝のタレみたいな感じで。
いろんな家財道具があって、それこそコントロールはしきれないのもあるかな。
根本的に、僕は多分物、たくさんあっても、そんなになんか責任感感じず、物がたくさんあった方が音反響しないし、温かい感じがするっていう感覚の持ち主なのかもしれないです。
まじっすか。
そう。
うんざりはしないですか。なんかもう、物いっぱいあったら片付けがむずい。散らかるじゃないですか。
はいはい。
僕って言って散らかってるんですけど。そう。だからもう捨てたくなるんですよね。
そうだな。物がたくさんあっても、自分がこれはここにあるだろうが分かってたら、そんなストレス感じないかも。
なるほど。
じゃあ結構やっぱ自分の中では秩序があるんだ。
一応ある。そう。でもカタカナ見たらぐちゃぐちゃみたいな感じはあり得る。
ぐちゃぐちゃとは思わないけど、でも確かに難しいね。ルールを見出すのはね。
ネクタイ、ぐちゃぐちゃに見えるけどネクタイはここにあるとかが自分が分かってたら、そんなにあれなのかもしれない。
なんかそのぐちゃぐちゃを乗りこなせる自信がないんだよね。なんか疲れちゃうというか。
すごい今僕はそう。そこで自分なりの秩序があるんだっていうのを聞いて。
うん。
こうあったときにね、もうちょっとそれ無理、なんかこれはやっぱどこに置けばいいのかが。
はいはい。
結構むずくなってくる。
多分そもそも最初から全部をコントロールしようっていうのは諦めてるのかもしれないですね。
なるほど。
まあなんかこれは分かんないしモヤモヤする場所だが、まあなんかそれはそれで受け入れるかみたいな気持ちでいるのかもしれない。
なるほど。
かっこいい言い方したね。
いやすごいかっこいいなって思っちゃったよ今。
いい言い方したけど。
そうね。
でもさっき聞いてて面白かったのは。
うん。
ひなちゃん家は実家がなんかいっぱい物あってって話だったが、うちは全然物なくて。
あ、へー。
自己語りとインタラクション
で、一人暮らしっていうか今の暮らしになってから物めっちゃ増えたって感じがしますね。
へー。
え、神奈川さんはどうでした?
もともとそう、そんなになんか物を増やしたいっていうのはないけど。
うん。めっちゃ欲しい、めっちゃこれいいなって思うけど、確実に置き場所に困る物とかってどうするんですか?
え、そんな、だからそれを言われて全然思い浮かばない。
思い浮かばない、今。
あ、そうなんだ。
でもね、一時の仏像とか。
うわ。
極たるものじゃないですか。
いや、だからね、これでも実はすごい現実的な問題で、僕がもうめちゃめちゃメイクマネーしてて、めっちゃ広い家とかに住んでたら、全然違うこと言い出す可能性はあると思います。
2万平米みたいな。
よくこの人が、山岡さんがね、かわいいステッカーとか。
ちょっとした小物を買うんですよ。
買う、買う。
私すごいあれ、たまにもらうと嬉しかったりとかするんだけど、マジでもうどうにも整理つかないじゃないですか、ああいう物って。
僕、ステッカー頂いたりするじゃないですか、もう本当に困るんですよね。
なんでですか。
いや、マジで、はらへんし。
え、そうなんですか。
いや、すごい。
うん。
マジで貼るとこないし。
そうなんですよね。
じゃあどっかにしまっとくって、しまっといてどうするのって、どっかのタイミングで捨てることになるかもみたいな。
そう、さっき山岡さんは置き場に困る物っていうの、大きいサイズの物を想像してそうだったけど、私が恐怖してるのはむしろ結構ちっちゃい物。
ちっちゃい物。
そうなんだ。
ちっちゃい捨てづらい、かわいらしい物というのが、実は一番脳の容量を使って。
だって、片付けている気がする。
もうそれ全然感覚違うんですね。
そうですね。
なんかあります?神奈川さん。
いや、それね、ちょっと考えてたんですけど、自分語り、自分について人に話したいっていうのが自分はあって、問いとしては、一つは他の皆さんはどうなんでしょうみたいな気持ちの、
うん。
この欲望とどう付き合うべきかを、たぶん自分語りをするってことが、果てからどう見えちゃうんだろうみたいなことを、やっぱりちょっと気にしてるところがあるんでしょうね。
神奈川さん自身が自分のことをもっと知ってほしいとか、自分のことを語りたいって思ってるけど、なんかそれがまだ十分にできてないっていう感覚があったりするんですかね。
あるからでしょうね、こんなことを思ってるのは。
もっと語りたいってことですね。
もっと知ってほしいみたいな。
自分語りっていうワードチョイスがかなり気になっていて。
そう、だからね、自分語りって言い方、今ちょっとネガティブなニュアンス含まれてますよね。
そんなことないですか?
嫌がれることみたいな。
ありますよね。
たぶんね、なんか世に自分語りがうざいっていうときの、うざいのはね、本当の意味ではね、自分語りしてない話のような気がするんですよ。
おー。
どうでもいい自分語りをしてる。
自分語りをしてるからで。
なるほど。
自分語りっていうこと自体が、本当はうざいわけではなくない、ちょっとと思ってます。
でも確かに、あ、もうめんどくせえなこいつって思う自分語りも存在はします。
それはある。
なんか、長いなとか、そういうのは嫌だなと感じるときはある。
でもそれはなんか自分語りだからっていうよりかは、その話しようとかが自分とちょっとテンション合わなかったりとか。
そうだね。
うん。
私たぶんやっぱね、止まってくれない自分語りがうざいんだと思うんですよね。
あー。
あの、インタラクションがない。この人は私がここにいてもいなくても同じ話をするんだろうなと思う自分語りは。
あー。
こう、いわゆるしんどいとかつまらない。
うん。
でもなんかこの人は私がいることとか、私がいて発した言葉とか、シグナルみたいなものにこうして自分を語ってるな。
あー。
っていうときは、なんかそんなに。
面白いね。
なるほどなるほど。
うざーとかはならないかもっていう。
そのひとつ確かに要素として。
うん。
それはなんかお互いにさ、自分のこと知ってほしいっていう気持ちがあるからこそ、それはなんか風のままではいられないっていうか。
そう。
生きているし、お互いに目が合って、反応し合いながら話し合いたいっていうのはあるのかもね。
はいはいはい。
今、独り語りのメディアが多いっていう、ゲーム配信とかYouTubeとか。
SNSもそうだよね。
そう。
インスタとかTwitterも。
でもあれって上手な人って、余白の作り方うまい気がしていて、要は会話してるような気持ちになるとか。
なるほど。
それこそコメントを拾ったりとかっていうのもあるんだけど。
ずっこみやすいとかね。
そうそうそうそう。
コメントでみたいな。
なんかその、直接インタラクションがあるわけじゃないけど、なんとなく自分がそこに介在していい雰囲気がある。
だからすごい人気が出るし、うざくないし。
なるほど。
なるほど。
自分がそこにいているっていうことによって、相手もちゃんと変化するっていうことってすごい、そう、面白いことの要素として絶対すげえあるなと思いました。
自己語りのニュアンス
そう。
でも本当には自分のこと話してないなって感じる自分語りがやっぱりちょっとこう、僕なんか日記のことやって、結構やって他人の日記を読んだりして。
うんうんうん。
まあ私的に日記、誰の日、日記ってあらゆる日記が面白いと思ってるんですけど、でもね、あんまり興味ないなと思うものとかもあったりして。
うん。
一個あったのは昔の日記で、多分歴史的な資料としてはもしかしたら価値があるのかもしれないけど、結婚の年齢の男性が多分戦争中のときの、その新聞とかかな、なんかこう、あるやっぱ社会的なことに毎日言及するみたいな。
うん。
ついてる自分なりの思ってることとか
書いてるんですけど
正直そんな面白くなかったんですよ
その時期に
いやでもちょっとね
その人の言葉じゃない
気がするとか
そうかも
ともすると
それはもうその人はそういう言葉しか
持ってないのかもしれない
自分語りって言った時に
まとわりついてるこの
嫌なニュアンス
みたいなものが
物の整理と自己開示の難しさ
むしろなくなった方が
いいのに
って思ってます
多分
本当はしたい
でも何かまとわりつく社会的な難しさとか
驚かせてしまうんじゃないか
みたいなこととか
でもやっぱり語った先に
何かあるんじゃないかと思ってるから
もっと気安くみんなが言う
感じになったら
いいのにな
みたいな
すごい今見方に
うんうん
うんじゃあ
ちょっとこう
問いという形には
なかなかまだ定まってはないですが
この自分語りにまつわる
ちょっとひらいてみようと思うの
そうです
うんちょっと僕も問いとして
これでどうでしょうって後日
life
27
話があった上で
といがこれになりました
ってずいぶん面白いと思うので
ありがとうございます
はいお聞きいただきました
グルグル相談室前半が
物が減らないことに困っています
こちらはもうすでにスポティファイの方で公開している
シーズン2グルグルラジオシャープ15で
志村さんが共有してくれている
お悩みというか考えていることですね
先にこっちからちょっとコメントしていきますか
物が減らないことに困っています
これかなり山岡さんバーサス
バーサスじゃないんだけど
山岡さんに対して私と神奈川さんが結構近い価値観
お互いに結構神奈川さんが山岡さんが言ってることが全然わからなくて
若干ドン引きしてる声が
そうだね俺聞きながら
昨日すればステッカーあげたなと思って
そんななんか俺渡す側の時そんなに意識してなかったなと思って
受け取る側はそれぐらい重たいものとして感じ
してるかもしれないとか思って
嬉しいんで嬉しい基本的には嬉しいし
思いはねもちろん嬉しいけど
じゃあどうやってコントロールしようかなってなった時に
実は小さいものとかの方が
大きいものズドンよりもちょっと大変かもみたいなのがありましたね
確かにねステッカーってどうやったら正解なんだろうね
自分がやるのはステッカーもらってありがとうって言ってすぐ貼るとかかな
そうだねそれが私もそれが一番の
俺タバコの箱に貼ったりする
あーじゃあ
もうすぐ貼って
山岡さんはだいたい1日ぐらいで1箱ぐらい吸うもんね
そう
じゃあもうそのステッカーとは1日のお付き合いだね
そうだね
あーそれはでも健全な新陳代謝かもしれないね
なるほどな
なんか話聞いてて改めて面白い面白いとか興味深いなと思ったのが
私と山岡さんの実家と一人暮らしのステータスが逆
そうだね
私は実家で片付けが全くできないぐちゃぐちゃで
一人暮らしになってからすごい片付けるようになった
で山岡さんがぐちゃぐちゃってわけじゃないけど逆っちゃ逆なんだよね
実家は結構整然
かなり整然と埃一つ落ちていない
あら
母の趣味お掃除
なるほど今あらと言ったのは私が山岡さんが住んでいる家を
埃でできたような家だからさ
知っているのでなるほどそれはかなり違いますね
そうだね
いやゴミ屋敷みたいなことじゃないんだよ
いや違いますそれはあの名誉のために全然違うんですけど
でもやっぱりそのねそれこそこう物が溢れてて楽しい空間って感じをするよね山岡さんの家とか見るとね
落ち着く本当に音が反響しない
いやでもなんでだろうな
これ不思議だなと思った
これあれかな子供の頃ゲームさせてもらえなかった子が
異様にゲームさせてもらえなかった子が
異様にゲームに大人になってから執着するみたいな
揺り戻しが来てるのかもしれない
揺り戻しが来てるのかもしれない
捨てるのが怖いと思ってるのかもしれないなもしかしたら俺は
ほう
タバコに1日で捨て変わるとかって言ってねあれなんですけど
捨てるのが怖い
そうだなできるだけ
死ぬ時さ
怖っ
死ぬ時さ周りにさ物たくさんあってほしいそれともすっごい整然としたところで死にたい
私宇宙人だよ
宇宙層がいい
宇宙層って何
宇宙に打ち上げてもらうやつ
えーそうなんの
わからんでもスペースデブリとかになっちゃうからだめなのかな
キムちゃんが
スペースデブリなんの
なんでそれがいいの
生きてるうちには生きたくないけど宇宙怖いから
でもなんか体だけいったことにしたい
へーめっちゃおもろ
から巻いてほしいからどっちかっていうと物ない系かもしれない
なるほど
もしくはめちゃくちゃ他の人が生きてるのかもしれない
自分のスペースデブリに囲まれたら結果超にぎやかな場所になる可能性もあるけど
それも変化していくんだろうね
そうだね
自分は結構もし自分が最後にはたくさんの物とかたくさんの人にできるだけ囲まれて死にたいっていうのがあるのかもしれない
なるほどね
でもなんかやっぱり出身というかなんか育ち育ち育ちっていうと言葉があれだな
でもなんか子供の頃の生活環境ある気がする
私すごいすっきりしてるのに常に憧れてた気がする
あーそうなんだ
うん
でももともとすっきりしてたらさ憧れもなくない?
そうだね憧れはある
だからそういう憧れがあるのかもしれない
物憧れがあったら面白い
物憧れとかにぎやか憧れがあるのかもしれない
もともとにぎやかだともういいからなんかシュッとしたいみたいな気持ちがあったかもしれない
それが死に死の形にも影響してる
急に死生感みたいな話になっちゃった
とは考えたことなかったけど
いやでも実家でズームとか積むとめっちゃ音反響するんだよ
部屋物ないから
物があるから音が反響しないのは実体験?
そうだね
俺なんでこんなに音反響に気になってんだろうな
謎だねこれはでも
じゃあその次行きますか
場を回す役割と押し留められる欲望
もう一つについてはこれあのラジオの収録のあの事前収録の部分の収録の後に
神奈川さんから改めて問いの形で共有いただいてるテキストがあるのでそれを共有したいと思います
自分のことを話したいという欲望はありますか?
ある場合あったとしてもその欲望は常に無条件に
解放できるものではないと思います
あなたのその欲望を押し留めるものは一体どういうものだと思いますか?
ない場合
ないことについての理由を話すのは難しいと思いますが
自分のことを話したいという欲望はありますか?
という問いについて思うことなど何でもいいので聞かせてもらえると嬉しいです
この問いかけに対して多くの人は時と場合によると答えるのではないかなと思います
ではどういう時と場合なら話したいと思うのか?
みたいなことも聞いてみたいですとのことでした
どうですかね
自分のことを話したいという欲望か
まず山岡さんはある?
あると思う
時と場合によるでもなくある
もちろん時と場合による
それはベースにあるとして
でもなんかそれを押し留めるもの
自分語りしたいなって思うけど
それを止めちゃうものって
自分がささっきさ
何かこう生まれて死にたいみたいな話したけど
それがこう嫌われそうとか
自分のことを知られたら
軽蔑されるんじゃないかとか
そういうところで
ストップかかってるような気もするんだよな
自分のこの側面
なんて言ったらいいんだろう
見せられない側面があるという風に思ってるってことなのかな
思ってると思う
まあ多かれ少なかれあるよな
みんなあるかもね
木野ちゃんはどっち?
私は全然話したい
だからこれはディベートになりません
じゃあ二人ともあるですね
ある場合だねある場合
そうだねだから
押し留めてるのはでもやっぱり本当に
山岡さんの言う通り理性というか
特にさ我々教育普及担当みたいなことで
ファシリテーションとかっていうのをさ
イベントの
司会進行って訳したりするけど
場を回す人みたいなことをよくやるじゃない
そうするとあれさ
場を回す人がいっぱい話すとさ
ダメじゃん
ダメじゃんっていうのもちょっと
簡単な言い方すぎるんだけど
本当はそこに来てくれた人が
どう感じたかとかどう考えたかとか
次にどんなことしたいかみたいなことを
こうより引き出したりする役割のはずなのに
そこで説明役先生役
司会進行役があまりベラベラ話すと
時間を奪ってしまうみたいなのがあったりするじゃない
でも私結構押し留めてるもん
ああ
私は走りたいから
ファシリテーターだから
いっぱい喋っちゃダメだみたいな
いっぱい喋っちゃダメかもしれないけど
そうね
でもこれは確かにそうだね
完全にイコール自分語りの話ではないかもしれないね
いやなんかさ
他のイベントに行ったりとかしたときにさ
あまりにもファシリテーターが
何も喋らないときあって
おいこいつは人間かって思うときがある
あれだよね
あまりにも開示してなくて
この人ずるくないって思うときあるよね
そうそう
その進行役がね
そう同じ人間として
なんか本当になんかマシーンみたいにもなりうるじゃない
なんかそれこそAIとかアキネーターみたいに
それって何々ですか何々ですかみたいな
一部当てはまるみたいな
どれを引き出すかっていう話で
二人の関係
お互いにの関係を引き出すっていう意味だと
なんか自分を
なんかある程度話しすぎると確かにね
あれだけど
話しすぎないのも考えもんだなって
思うときあるね
そうだね
そうだね確かに
なんかこう普通に友達になりたいみたいなことがあったときも
なんかあまりに自分のことを語ってくれない人は
手札を見せてくれない人みたいになるかね
そうね
ちょっとそこどこからこの人と仲良くなるのに
手つけようみたいなのとかもあるから
なんかそのカードの出し引きみたいなのも
すごい意識してるかもな
本当ね
なんか神奈川さんがさ
本当の自己語りとフィルター
すごい印象に残ったのは
本当の自分語り
っていうキーワードがすごい気になって
いわゆる自分語りと言われているものが
じゃあ果たして本当に自分を語っているのか
うんうんうん
さっきさ一番最初の方で
あのフィルターの話とかしたじゃない
あーそうね
写真にかけるフィルター
そうそうそうそう
文章に関しても
フィルターと本来の自分
なんかそういうフィルターが多くなりすぎると
その人の本当の
自分が見えないことあるっていうか
うーん
そうね
フィルターが喋ってるみたいな感じになりうるから
だからそういう
そうだね
いやなんかさ
神奈川さんの本読んですごく
一番いいなって思ったのは
これ読んでて俺かもしれないって
あーそうだよね
あのすごい特殊な状況だけど
山岡さんはこうお父様の近くで
あの本を読んだんだよね
神奈川さんがご自身と
お父様の関係について
こう写真を撮りながら思っていることが書かれている
いなくなっていない父という本を
すごい臨場感がある現場で読もうっていう
そうそうそうそう
いなくなっていない父をずっと
いる父の横で読んでたんだけど
でもそうだね
神奈川さんのそのいなくなっていない父も
そうかもしれないし
それ以外の文章も
なるべくフィルターが外された状態
その人のありようっていうのを
なるべくそのまま写そうって思った時に
なんかこれは自分とも共通するところが
すごいあるじゃないですか
あるんじゃないかっていうか
フィルターってもしかしたら
壁みたいに機能することはあるかもしれないなって
今話してて思った
壁ね
だからその
さっきのさ山岡さんがさ
死ぬ時にたくさんの人に囲まれたいみたいなのをさ
自分を好きになってもらいたい
そうだね
みたいなのもあるじゃない
あると思う
あるあるあります
みんなある私もある
私もあるんだけど
そのために装飾するじゃない
フィルターでもいいし
加工でもいいし
なんでもいいし
でもそれ自体が厚化粧になってくると
だんだん次壁の要素というか
なんて言ったらいいの
守りの要素になってきて
これなしには自分が成立しなくなると
だんだん本来の自分の姿からも乖離していくし
それが結果的に壁を作ってるみたいなことはあるかもしれない
もちろんフィルターにも機能は絶対あって
もちろんもちろん
厚化粧してるからこそ
私にすっぴん見せてくれたっていう嬉しさもあるじゃない
ああそうね
化粧という言葉があるからすっぴんがあるという
うんうんうん
そういう
まあでもそこまでいくともう駆け引きの域っていうか
そうだな
いやーこの自分語りにまつわる
自分語りについて
自分のことを話したいという欲望はありますか
これについてもちょっといろんな人の話を聞いてみたい
次回以降にもゲストにも聞くし
皆さんの思うところ
あるんですかね
あるんですかね
あるんですかね
あるんですかね
あるのかないのか
時と場合はどんな場合なのか
教えてもらえたらなと思ったりしています
山岡さん時間がね10分オーバーしております
わー
そろそろなので締めの方にいきたいなと思ってるんですけれども
ぐるぐる相談室のコーナーでは
このラジオを聞いてくださっている方の
疑問・質問・お悩みを大募集しております
お招きするゲストやワイカムにまつわる疑問・質問はもちろん
日々どうしてなんだろう
他の人はどうしてるんだろう
例えば
自分語りについて
自分のことを話すことについて
どういうふうに思ってるんだろう
そんな素朴なお悩みも大歓迎しております
ラジオの中で出てきた疑問・質問・お悩みに対するアドバイス
こうしたら
こう考えたら
自分はこういうふうにしてるかも
っていう内容も大歓迎です
一緒にぐるぐるしていきましょう
次回のラジオのゲストは
ワイカムで2021年度から取り組んでいる
山口アートコミュニケータープログラム
架空の学校アルスコーレのメンバーである
山口アートコミュニケータープログラム
アーティストの三宅幸太郎さんです
アーティストの方に聞きたいこととか
そういうことじゃなくても
いろんなメールお待ちしておりますので
よろしくお願いします
ぐるぐる相談室へのメッセージは
メールアドレス
information at wicom.jp
メールの件名は
wicomぐるぐるラジオでお願いします
たくさんのメールお待ちしております
今回のぐるぐるラジオいかがだったでしょうか
どうだったんだろうね
ぐるぐるしてたと思うよ
そうだね
でもそれは素晴らしいいい状態なんじゃないか
うざい自分語りだなって思われてないと思ったな
結構リアルタイムフィードバックだなそれは
すごい緊張するねそう考えると
でもなんかこう
なんだろうな結論はないし
答えはないけど
話した先にこそ何かがあるっていう手応えはね
すごい私も分かるんだよね
神奈川さんがおっしゃってくれてたこと
だからこう
こういうなんだろう
情報番組的じゃないラジオ
本当にここが管を巻いて
管じゃないなんて言ったらいいんだよ
すごいこうぐだぐだ話しているだけのラジオだけど
こういうふうに出し合うことで
もう一つ次に進めたり
ぐるぐるの先のぐるぐるのちょっと座標がちょっと前に進んだりとかってことは
あるんじゃないかななんて編集しながらも思ったな
そうだね確かに
一点にいたらぐるぐるもできないもんね
そうだね一点にいたらもう見る景色がちょっと変わるだけだな
まあ360度ぐらい見えるみたいな
でもこう体ごと自分ごとねこう場所を変えながら
お散歩するみたいにはなかなか一歩進めないとできないもんね
そういうのこれからも続けていければななんて思っております
本日の内容スポティファイのポッドキャストでも順次公開予定です
過去の内容も公開しておりますのでぜひアクセスしてみてください
詳しくはワイカムのウェブサイトかいつもお使いのウェブブラウザで
ワイカムぐるぐるラジオと検索してみてください
今日も長くなってしまいましたがここまで聞いてくださった皆様ありがとうございました
また次回のラジオでお会いしましょう
28:30

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